JP6584061B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
解決手段1:本解決手段の遊技機は、枠体の内部に遊技球が取り込まれる取込口と、前記枠体の前面側に配置され、前記取込口に向かう下り傾斜を有した案内面上にて遊技球を貯留しつつ、前記傾斜に沿って遊技球を案内する球皿と、前記枠体の前面側で前記球皿の周縁を区画して前記案内面からの遊技球の落下を防止しつつ、前記案内面上に貯留される遊技球の容量を周縁の外方向に拡張させる拡張壁とを備える。なお、前記枠体の前面側にて遊技球が払い出される払出口を備えてもよく、前記案内面は前記払出口から前記取込口に向かう下り傾斜を有してもよい。
すなわち、球皿の前面側に操作部材(例えば、演出上で操作入力を受け付けるボタン、ハンドル、レバー、ダイヤル、グリップ、その他の部材)が設置されている場合、遊技機を遊技場に設置して稼働させる際、枠体の前面側には球皿に加えて操作部材が突出した形態となるため、それだけスペース上の制約がさらに厳しくなる。さらに、操作部材の周囲には操作を問題なく可能とするための操作空間が必要であり、限られたスペース内に球皿の貯留空間や操作空間をまとめて収めることは相当に困難を極める。この点、本解決手段では、遊技球の貯留容量よりも整列を優先させた整列領域に対応した球皿の前面側に配置することにより、貯留容量の圧迫(削減)を生じることなく操作部材を設置し、機能性(例えば、演出に関連した操作入力の多様性)を向上することができる。また、操作部材が貯留領域に対応した球皿の前面側に位置していても、拡張壁によって操作部材と球皿との間に操作空間を確保するとともに、球皿としての貯留空間を拡張することができる点でも極めて優位である。
すなわち、拡張壁が内壁面及び外壁面を含む構成とし、内壁面が外壁面の内側に配置される構造としているため、球皿としての容量を外方向に拡張しない整列領域では、基本的に案内面の外縁が外壁面の頂部(上下方向でみた最も高い位置。これ以降も同様。)より内側に位置することになる。これを枠体の前後方向でみれば、最も外側に外壁面が位置し、その内側に内壁面が位置することになる。このとき、内壁面は案内面の外縁に連なって立ち上がっているので、外壁面の内側に内壁面が位置するのであれば、当然に案内面の外縁は外壁面の頂部より内側に位置することになる。
パチンコ機1は、その本体(枠体)として主に外枠ユニット2、一体扉ユニット4及び内枠アセンブリ7(プラ枠、遊技機枠)を備えている。遊技者に相対する正面からみて、その最も前面側には一体扉ユニット4が位置している。一体扉ユニット4の背面側(奥側)には内枠アセンブリ7が位置しており、内枠アセンブリ7の外側を囲むようにして外枠ユニット2が配置されている。
受け皿ユニット6は、全体的に一体扉ユニット4から前面側へ突出した形状をなしており、その上面に上皿6b(球皿)が形成されている。この上皿6bには、遊技者に貸し出された遊技球(貸球)や入賞により獲得した遊技球(賞球)を貯留することができる。また、受け皿ユニット6には、上皿6bの下段位置に下皿6cが形成されている。この下皿6cには、上皿6bが満杯の状態でさらに払い出された遊技球が貯留される。なお、本実施形態のパチンコ機1はいわゆるCR機(CRユニットに接続する機種)であり、遊技者が借り受けた遊技球は、賞球とは別に裏側の払出装置ユニットから受け皿ユニット6(上皿6b又は下皿6c)に払い出される。
一体扉ユニット4には、演出用の構成要素として左トップレンズユニット47及び右上電飾ユニット49が設置されている。このうち左トップレンズユニット47には、ガラス枠トップランプ46及び左側のガラス枠装飾ランプ48が組み込まれており、右上電飾ユニット49にはガラス枠右側電飾ユニット50が組み込まれている。その他にも一体扉ユニット4には、ガラス枠装飾ランプ48及び右上電飾ユニット49の下方にそれぞれ連なるようにして左右のガラス枠装飾ランプ52が設置されており、これらガラス枠装飾ランプ52は、一体扉ユニット4の左右縁部に沿って延びている。一体扉ユニット4において、ガラス枠トップランプ46や左右のガラス枠装飾ランプ48,52等は、ガラスユニットを取り巻くようにして配置されている。また、ガラス枠右側電飾ユニット50は、一体扉ユニット4の右側縁部を仕切るようにして縦長に配置されている。
また、受け皿ユニット6の中央には、上皿6bの前面側に突出するようにしてステアリングユニット60が設置されている。ステアリングユニット60は、例えば自動車のステアリングホイールを模した形態の演出ハンドル62を有しており、演出ハンドル62の中央にはホーンスイッチを模した形態のプッシュボタン64が設けられている。また、プッシュボタン64の周囲には、リング状の操作ダイヤル(図中参照符号なし)が回転可能に設けられている。
上記のように上皿6b(球皿)には、図示しない払出装置ユニットから払い出された遊技球(貸し球、賞球)が貯留されるものとなっており、そのため受け皿ユニット6には払出口6fが形成されている。払出口6fは、受け皿ユニット6の左上位置で前面側に開口しており、その奥(内枠アセンブリ7の内部)では図示しない賞球通路及びオーバーフロー通路に通じている。図示しない払出装置ユニットから払い出された遊技球は賞球通路を通じて流下し、上皿6bが満杯でなければ、遊技球はそのまま払出口6fから上皿6b内に流入する。なお、上皿6bが満杯の状態であれば、賞球通路を流下してきた遊技球はオーバーフロー通路に流入し、下皿6cに払い出される。
図6は、受け皿ユニット6の平面図(上面視図)である。図6では、受け皿ユニット6以外の構成(外枠ユニット2、内枠アセンブリ7等)については図示を省略している。
本実施形態では、払出口6fに対応する案内面106の左端からステアリングユニット60の中心軸線の位置までを貯留領域SAとすることができる。図6に示されているように、貯留領域SAには、多数の遊技球を案内面106上にて貯留することができる。なお、貯留される遊技球は全てが案内面106上に着地しているとは限らず、隣り合う遊技球同士の上に積み重なって貯留されていることもある。
また、本実施形態では、ステアリングユニット60の中心軸線の位置から取込口6gに対応する案内面106の終端(溝状に屈曲された部分の末端)までを整列領域LAとすることができる。図6に示されているように、整列領域LAには、貯留領域SAから流れてきた遊技球を溝内にて1列に整列させながら取込口6gに向けて案内することができる。
図7は、整列領域LAの下流位置でみた受け皿ユニット6の縦断面図(図6中のVII-VII線に沿う断面図)である。受け皿ユニット6において、前後方向でみた上皿6bの最奥には当板112が設けられており、この当板112が内壁108と対向して奥側の壁を構成する。なお、以下では主に、案内面106、内壁108及び外壁110の位置関係について説明する。
次に、図8は、貯留領域SAと整列領域LAとの間の境界位置でみた受け皿ユニット6の縦断面図(図6中のVIII−VIII線に沿う断面図)である。なお、図8ではステアリングユニット60については図示を省略している。
図9は、貯留領域SAの中央位置でみた受け皿ユニット6の縦断面図(図6中のIX−IX線に沿う断面図)である。図9には、上皿6bの下方に位置する下皿6cの断面も示されている。
上皿6bの構成に関して、外壁110及び内壁108は、これらが一体となって上皿6bの壁(拡張壁)を構成している。したがって、基本的には上面視で案内面106の外縁は外壁110及び内壁108を一体とした壁の頂部よりも内側に位置する構成であり(図7,図8)、本来なら構造上は自ずと貯留容量に限りがある。
ここで、案内面106の外縁が外壁110の頂部を超えて外側に拡張される拡張幅(図中のオーバラップVP)は、上皿6bの上面視で遊技球の直径より小さく設定されている。より好ましくは、拡張幅(オーバラップVP)は遊技球の直径の2分の1以下に設定されるものとする。これにより、案内面106の外縁ぎりぎりの位置に貯留されている遊技球についても、上面視でその存在を容易に視認可能とすることができる。したがって、遊技者は自己が上皿6b内に保有している遊技球の残量を容易に確認することができる。
また、貯留領域SA内では、上皿6bの最奥に位置する当板112の一部がさらに一段奥まるようにして窪んでおり、この窪み内に付加的な拡張部112aが形成されている。本来ならば、当板112は平坦な板材(上皿6bの奥壁)として鉛直に配置されているものであるが、本実施形態では当板112の一部を拡張部112aとして形成することにより、内壁108及び外壁110の構造に基づく貯留容量の拡張にさらなる拡張要素を付加している。
図10は、貯留領域SAの末端近傍の位置でみた受け皿ユニット6の縦断面図(図6中のX−X線に沿う断面図)である。なお、ここでは外壁110及び内壁108の断面を主として示すため、これまでの図(図7〜図9)とは断面をとる方向が異なっている。
(1)前面側で上皿6bの周縁を区画する壁(外壁110及び内壁108)を有する構造において、本来なら遊技球の貯留をなし得ないはずの領域(壁の厚み部分)にまで貯留領域SAを拡張することにより、構造上の制限を超えて本源的に貯留容量を拡張することができる。
6 受け皿ユニット
6a 上皿(球皿)
6f 払出口
6g 取込口
60 ステアリングユニット
62 演出ハンドル
106 案内面
108 内壁
110 外壁
112 当板
112a 拡張部
Claims (1)
- 枠体の内部に遊技球が取り込まれる取込口と、
前記枠体の前面側に配置され、前記取込口に向かう下り傾斜を有した案内面上にて遊技球を貯留しつつ、前記傾斜に沿って遊技球を案内する球皿と、
前記枠体の前面側で前記球皿の周縁を区画して前記案内面から頂部までの間で遊技球の落下を防止しつつ、前記球皿内に貯留可能な遊技球の範囲を高さ方向にわたって前記頂部から遊技球の半径の長さまで外方向に拡張させる拡張壁と
を備えた遊技機。
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Family Applications (1)
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JP2014215089A Active JP6584061B2 (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | 遊技機 |
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- 2014-10-22 JP JP2014215089A patent/JP6584061B2/ja active Active
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