JP6583852B2 - 締結装置および可動構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも一対の部材を相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する締結装置、およびこの締結装置を備えた可動構造体に関する。
従来、被締結部材に対してワンタッチで締結と締結解除とを行うことが可能な締結装置が知られている(例えば、特許文献1等参照)。この締結装置は、被締結部材としてのボルトを挿通させる締結孔を有したケースと、ボルトの軸方向に直交してケース内に進退自在に設けられた一対のロック駒と、ケース内に回転可能に設けられた操作部材と、を備えている。一対のロック駒は、ボルトと係止する係止歯を有するとともに、操作部材の回転操作によってボルトに向かって進退移動するように構成されている。従って、操作部材を一方向に回転させてロック駒をボルトに向かって移動させることにより、互いの係止歯が係止して締結状態となり、操作部材を反対方向に回転させてロック駒をボルトから離隔させることにより、係止歯同士の係止が外れて締結解除状態となる。
特開2011−117568号公報
しかしながら、従来の締結装置では、締結状態において、ボルトおよびロック駒の互いの係止歯が係止することによって、ケースに対してボルトが軸方向に移動不能に固定されるものの、ロック駒はナットとして機能するに過ぎないことから、ボルトの軸回りの回転を拘束することができない。このため、従来の締結装置を用いて一対の部材を連結する場合、一対の部材のうち一方の部材をボルト側に固定し、他方の部材をケース側に固定したとしても、締結状態において一対の部材が相対回転してしまうこととなり、一対の部材を所定の回転位置にて固定することができない。
本発明の目的は、一対の部材を相対回転不能に締結してその回転位置を維持させることができる締結装置および可動構造体を提供することである。
本発明の締結装置は、第一部材と第二部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する締結装置であって、前記第一部材と前記第二部材とに亘って挿通される軸部材と、前記第一部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第一係合部材と、前記第二部材に固定されるとともに前記軸部材の軸方向に進退自在かつ該軸部材の軸回りに回転不能に支持される第二係合部材と、前記軸部材に係止されて前記第二係合部材を前記第一係合部材に向かって押圧または非押圧とする操作部材と、を備え、前記第一係合部材と前記第二係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有するとともに、前記操作部材によって互いに押圧されることで前記歯部同士が噛合する締結状態と、前記操作部材を非押圧として互いに離隔することで前記歯部同士の噛合が解除される締結解除状態と、が切り換え可能に構成され、歯部は、軸部材の軸方向に直交する平面に沿った歯先面と、この歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面と、を有して形成され、傾斜角度は、第一部材に対して第二部材を回転させるように力を加えることによって、第一係合部材および第二係合部材が互いに隔離して締結解除状態となる角度に設定されていることを特徴とする。
このような本発明によれば、操作部材によって互いに押圧されることで第一係合部材および第二係合部材の歯部同士が噛合する締結状態と、操作部材を非押圧として互いに離隔することで歯部同士の噛合が解除される締結解除状態と、が切り換えられることで、締結状態において、第一係合部材が固定された第一部材と第二係合部材が固定された第二部材とが相対回転不能に締結され、締結解除状態において、第一部材と第二部材とが相対回転可能となる。従って、操作部材の操作によって第一係合部材と第二係合部材とを押圧または非押圧とするだけで、第一部材と第二部材との連結状態を容易に切り替えることができる。また、第一係合部材および第二係合部材の歯部同士が噛合して締結状態となることで、操作部材を締結解除操作しても、第一係合部材と第二係合部材とが互いに離隔する方向に力を加えて歯部同士の噛合が解除されるまでは、第一および第二の部材の相対回転不能な状態が維持され、締結解除の操作途中における第一および第二の部材の相対回転を防止して、締結解除の操作を安定して実施することができる。
また、歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面を有して歯部が形成されることで、歯部同士の噛合強度を高めることができる。
また、本発明の締結装置は、第一部材と第二部材と第三部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する締結装置であって、前記第一部材と前記第二部材と前記第三部材とに亘って挿通される軸部材と、前記第一部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第一係合部材と、前記第二部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第二係合部材と、前記第三部材に固定されるとともに前記軸部材の軸方向に進退自在かつ該軸部材の軸回りに回転不能に支持される第三係合部材と、前記軸部材に係止されて前記第三係合部材を前記第二係合部材および前記第一係合部材に向かって押圧または非押圧とする操作部材と、を備え、前記第一係合部材と前記第二係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有し、前記第二係合部材と前記第三係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有し、前記第一係合部材、前記第二係合部材および前記第三係合部材は、前記操作部材によって互いに押圧されることで前記歯部同士が噛合する締結状態と、前記操作部材を非押圧として互いに離隔することで前記歯部同士の噛合が解除される締結解除状態と、が切り換え可能に構成され、歯部は、軸部材の軸方向に直交する平面に沿った歯先面と、この歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面と、を有して形成され、傾斜角度は、第一部材に対して第二部材を、この第二部材に対して第三部材を回転させるように力を加えることによって、第一係合部材、第二係合部材、および第三係合部材が互いに隔離して締結解除状態となる角度に設定されていることを特徴とする。
このような構成によれば、前述と同様に、操作部材の操作によって第一係合部材と第二係合部材と第三係合部材とを押圧または非押圧とするだけで、第一部材と第二部材と第三部材との連結状態を容易に切り替えることができる。また、第一係合部材および第二係合部材の歯部同士が噛合し、第二係合部材および第三係合部材の歯部同士が噛合して締結状態となることで、操作部材を締結解除操作しても、第一係合部材と第二係合部材と第三係合部材とが互いに離隔する方向に力を加えて歯部同士の噛合が解除されるまでは、第一〜第三の部材の相対回転不能な状態が維持され、締結解除の操作途中における第一〜第三の部材の相対回転を防止して、締結解除の操作を安定して実施することができる。
また、歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面を有して歯部が形成されることで、歯部同士の噛合強度を高めることができる。
本発明では、前記傾斜角度は、40度以上50度以下に設定されていることが好ましい。
このような構成によれば、傾斜角度が40度以上50度以下に設定されていることで、歯部同士を噛合させる締結操作の際の抵抗を低減させつつ、締結解除操作の際に歯部同士の噛合を適宜に維持させて操作の安定性を高めることができる。
本発明の可動構造体は、第一部材と、第二部材と、これらの第一部材と第二部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する前記締結装置と、を備えた可動構造体であって、前記第二部材は、前記第一部材を挟んで対向する一対のアーム部と、該一対のアーム部同士を連結する連結部と、を有して形成され、前記第一係合部材は、前記第一部材における一方側に設けられる一方側の第一係合部材と、他方側に設けられる他方側の第一係合部材と、を有し、前記第二係合部材は、前記第二部材における一方のアーム部に設けられる一方側の第二係合部材と、他方のアーム部に設けられる他方側の第二係合部材と、を有し、前記操作部材は、前記一方のアーム部に隣接する一方側の操作部材と、前記他方のアーム部に隣接する他方側の操作部材と、を有して構成され、前記一方側の第一係合部材と前記一方側の第二係合部材とは、前記一方側の操作部材の操作によって締結位置と締結解除状態とが切り換え可能に構成され、前記他方側の第一係合部材と前記他方側の第二係合部材とは、前記他方側の操作部材の操作によって締結状態と締結解除状態とが切り換え可能に構成されていることを特徴とする。
このような本発明によれば、第一部材の一方側および他方側の2箇所において、それぞれ第一係合部材と第二係合部材とが互いの歯部の噛合によって締結状態となるので、第一部材と第二部材との締結強度を高めることができる。また、第一部材を挟んで対向する一対のアーム部と、該一対のアーム部同士を連結する連結部と、を有して第二部材が形成されることで、第一部材に対して第二部材を安定して相対回転させることができる。また、第二部材の連結部で荷重を支持するような物品として可動構造体を利用する場合に、連結部から一対のアーム部を介して第一部材にトルクが作用することとなるが、一方側および他方側の2箇所の締結装置によって大きな荷重を支持することができる。
本発明の第一実施形態に係る締結装置を用いた可動構造体の正面図および側面図 第一実施形態の締結装置を示す分解斜視図 前記締結装置の締結状態を示す斜視図 前記締結装置の締結状態を示す正面図 前記締結装置の締結解除状態を示す正面図 前記締結装置の歯部を拡大して示す断面図 本発明の第二実施形態に係る締結装置を用いた可動構造体の正面図 第二実施形態の締結装置を示す分解斜視図 前記締結装置の締結状態を示す正面図および部分拡大図 前記締結装置の締結解除状態を示す正面図および部分拡大図 本発明の変形例に係る締結装置を用いた可動構造体の側面図
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第一実施形態〕
図1は、本発明の第一実施形態に係る締結装置を用いた可動構造体の正面図および側面図である。
可動構造体1は、図1に示すように、壁面Wなどの固定対象部に固定される第一部材としてのベース2と、第二部材としての座部3と、第三部材としての足部4と、を備えた可動ベンチであって、ベース2、座部3、および足部4が左右一対の締結装置10によって相対回転可能に連結されるとともに相対回転不能に締結されるようになっている。
座部3は、ベース2を挟んで対向する一対のアーム部3Aと、これら一対のアーム部3A同士を連結する連結部としての座面部3Bと、を有して全体略コ字型に形成されている。この座部3は、図1(A)に示すように、座面部3Bが下方に向いた収納位置と、図1(B)に示すように、座面部3Bが壁面Wから略水平に延びる使用位置と、の間を回動し、使用位置にて利用者が座面部3Bに座ることができるようになっている。
足部4は、座部3を挟んで対向する一対のアーム部4Aと、これら一対のアーム部4A同士を連結する連結部としての足置き部4Bと、を有して全体略コ字型に形成されている。この足部4は、足置き部4Bが下方に向いて壁面Wに沿った収納位置と、図1(B)に示すように、足置き部4Bが壁面Wから離れて座面部3Bの下方に位置する使用位置と、の間を回動し、使用位置にて座面部3Bに座った利用者が足置き部4Bに足を載せることができるようになっている。
左右一対の締結装置10は、それぞれベース2、座部3、および足部4に亘って挿通される軸部材11と、ベース2に固定される第一係合部材12と、座部3のアーム部3Aに固定される第二係合部材13と、足部4のアーム部4Aに固定される第三係合部材14と、軸部材11の外端部に設けられる操作部材15と、を備えて構成されている。
図2は、第一実施形態の締結装置を示す分解斜視図であり、図3は、締結装置の締結状態を示す斜視図である。
締結装置10は、ベース2に対して座部3を、この座部3に対して足部4を、それぞれ相対回転可能に連結するとともに、座部3および足部4の適宜な回動位置において、ベース2、座部3、および足部4を互いに相対回転不能に締結して固定するものであり、この締結状態と締結解除状態とが操作部材15の操作によって切り替え可能に構成されている。
締結装置10において、軸部材11は、円柱状に形成されて壁面Wと平行な水平方向に延びる軸本体11Aと、この軸本体11Aの軸方向Xに沿った中間部にて周方向の3箇所から突出したキー11Bと、軸本体11Aの外端寄りの位置にて壁面Wと垂直に軸本体11Aを貫通する係止ピン11Cと、を有して構成されている。
キー11Bは、軸本体11Aの長手方向に延びる直方体状に形成され、その長手方向に沿って第三係合部材14をスライド案内するとともに、軸本体11Aの軸回りに第三係合部材14を回転不能に支持するものである。係止ピン11Cは、円柱状に形成されて軸本体11Aの径方向両側に突出して設けられ、操作部材15を回動自在に支持するものである。
第一係合部材12は、軸本体11Aの軸回りに全体円筒状に形成されて軸本体11Aの内端側(図2、3の左側)に設けられるとともに、ベース2に固定されている。この第一係合部材12は、軸本体11Aを挿通する挿通孔12Aと、軸本体11Aの軸方向Xに沿った外端側(図2、3の右側)に向いた対向面12Bと、この対向面12Bに形成された歯部12Cと、を有して形成されている。
第一係合部材12は、その挿通孔12Aに軸本体11Aを挿通することで軸部材11の軸回りに回転自在に支持されている。さらに、第一係合部材12は、図示しない規制具によって軸本体11Aの内端部に係止されて軸方向Xへの移動が規制されており、これにより第一係合部材12に対して軸部材11が軸本体11Aの長手方向外端側に向かって抜け出さないようになっている。
第二係合部材13は、軸本体11Aの軸回りに全体円筒状に形成されて軸本体11Aの中間部に設けられるとともに、座部3のアーム部3Aに固定されている。この第二係合部材13は、軸本体11Aを挿通する挿通孔13Aと、一方側(図2、3の左側であり、軸部材11の軸方向Xに沿った内端側)に向いた対向面13Bと、他方側(図2、3の右側であり、軸部材11の軸方向Xに沿った外端側)に向いた対向面13Cと、各対向面13B,13Cにそれぞれ形成された歯部13D(図4、5参照),13Eと、を有して形成されている。
第二係合部材13は、その挿通孔13Aに軸本体11Aを挿通することで軸部材11の軸回りに回転自在に支持されている。さらに、第二係合部材13は、軸部材11の軸方向Xに沿って移動自在に支持されるとともに、第一係合部材12に当接することで、軸部材11の軸方向Xに沿った内端側に向かう移動が規制されるようになっている。
第三係合部材14は、軸本体11Aの軸回りに全体略円筒状に形成されて軸本体11Aの外端側に設けられるとともに、足部4のアーム部4Aに固定されている。この第三係合部材14は、軸本体11Aを挿通する挿通孔14Aと、一方側に向いた対向面14Bと、この対向面14Bに形成された歯部14C(図4、5参照)と、他方側(軸部材11の軸方向Xに沿った外端側)の当接面14Dと、を有して形成されている。挿通孔14Aの内周面には、軸部材11の長手方向に沿った3本の溝部14Eが形成されている。
第三係合部材14は、その挿通孔14Aに軸本体11Aを挿通するとともに、3本の溝部14Eの各々に軸部材11のキー11Bを挿通させることで、軸部材11の軸方向Xに進退自在かつ軸部材11の軸回りに回転不能に支持されている。さらに、第三係合部材14は、第二係合部材13に当接することで、軸部材11の軸方向Xに沿った内端側に向かう移動が規制されるとともに、操作部材15に当接することで、軸部材11の軸方向Xに沿った外端側に向かう移動が規制されるようになっている。
操作部材15は、軸本体11Aの外端部の前後に設けられる一対の基端部15Aと、一対の基端部15Aに連続して延びるレバー部15Bと、を有して形成されている。一対の基端部15Aには、それぞれ軸部材11の係止ピン11Cに係止される係止孔15Cと、第三係合部材14の当接面14Dに当接して押圧する押圧面部15Dと、が形成されている。操作部材15は、係止孔15Cを介して軸部材11の係止ピン11Cに回動自在に支持されている。
押圧面部15Dは、レバー部15Bの延びる方向と交差する方向(図2、3の左側)に突出した外面に設けられ、この押圧面部15Dの係止孔15Cからの距離は、レバー部15Bの延びる方向に沿った基端部15Aの基端側(図2、3の上側)の外面よりも大きく形成されている。すなわち、基端部15Aは、係止孔15Cを中心としたカムとなっており、押圧面部15Dを当接面14Dに当接させることで、第三係合部材14を第二係合部材13および第一係合部材12に向かって押圧するように構成されている。
図4は、締結装置の締結状態を示す正面図である。
締結装置10は、図4に示すように、レバー部15Bが下方に向くように操作部材15を回動させることで締結状態となる。具体的には締結状態において、操作部材15の押圧面部15Dによって当接面14Dを介して第三係合部材14が第二係合部材13に押圧され、さらに第二係合部材13が第一係合部材12に押圧される。さらに、第三係合部材14の歯部14Cと第二係合部材13の歯部13Eとが互いに噛合し、第二係合部材13の歯部13Dと第一係合部材12の歯部12Cとが互いに噛合し、これによって第一係合部材12、第二係合部材13および第三係合部材14が互いに回動不能に締結されている。
図5は、締結装置の締結解除状態を示す正面図である。
締結装置10は、図5に示すように、レバー部15Bが側方(軸部材11の軸方向Xに沿った向き)に向くように操作部材15を回動させることで締結解除状態となる。具体的には締結解除状態において、操作部材15の押圧面部15Dが当接面14Dから外れて非押圧となり、第三係合部材14が操作部材15側に移動して第二係合部材13から離隔され、さらに第二係合部材13が第三係合部材14側に移動して第一係合部材12から離隔される。従って、第三係合部材14の歯部14Cと第二係合部材13の歯部13Eとの噛合が解除され、第二係合部材13の歯部13Dと第一係合部材12の歯部12Cとの噛合が解除され、これによって第一係合部材12、第二係合部材13および第三係合部材14が互いに回動可能となる。
図6は、締結装置の歯部を拡大して示す断面図である。
歯部12C,13D,13E,14Cは、各対向面12B,13B,13C,14Bと平行な面(軸部材11の軸方向Xに直交する平面)に沿った歯先面16Aと、この歯先面16Aと所定の傾斜角度θで交差する噛合面16Bと、を有して形成されている。ここで、傾斜角度θは、40度以上50度以下であればよいが、ここでは略45度に設定されている。
締結装置10の締結解除状態において、図6(A)に示すように、第一係合部材12の歯部12Cと第二係合部材13の歯部13Dとは、互いの歯先面16Aが軸方向Xに離隔し、第二係合部材13の歯部13Eと第三係合部材14の歯部14Cとは、互いの歯先面16Aが軸方向Xに離隔する。ここで、傾斜角度θは、前述したように、40度以上50度以下に設定されているので、ベース2に対して座部3を、この座部3に対して足部4を回転させるように力を加えることによって、第一係合部材12と第二係合部材13と第三係合部材14とが互いに離隔する方向に力を加えることができる。これによって、締結装置10は、容易に締結解除状態とすることができ、この締結解除状態において、第一係合部材12、第二係合部材13および第三係合部材14を互いに回動可能とすることができる。
締結装置10の締結状態において、図6(B)に示すように、第一係合部材12の歯部12Cと第二係合部材13の歯部13Dとは、互いの噛合面16Bが当接し、第二係合部材13の歯部13Eと第三係合部材14の歯部14Cとは、互いの噛合面16Bが当接する。これによって、締結状態において、第一係合部材12、第二係合部材13および第三係合部材14が互いに回動不能に締結される。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)締結装置10の操作部材15の操作によって、第一係合部材12と第二係合部材13と第三係合部材14とを互いに押圧した締結状態と、非押圧として互いに離隔させた締結解除状態と、が容易に切り替えることができる。従って、可動構造体(可動ベンチ)1において、ベース2に対して座部3および足部4を所定角度に固定した使用状態と、座部3および足部4を壁面Wに沿って収納した収納状態と、の両方の状態を良好に維持することができる。
(2)第一係合部材12および第二係合部材13の歯部12C,13D同士が噛合し、第二係合部材13および第三係合部材14の歯部13E,14C同士が噛合して締結状態となることで、操作部材15を締結解除操作しても、第一係合部材12と第二係合部材13と第三係合部材14とが互いに離隔する方向に力を加えて歯部12C,13D,13E,14C同士の噛合が解除されるまでは、第一〜第三係合部材12,13,14の相対回転不能な状態が維持され、締結解除の操作途中における座部3および足部4の回転を防止して、締結解除の操作を安定して実施することができる。
(3)ベース2の左右2箇所に締結装置10が設けられ、それぞれの第一〜第三係合部材12,13,14を締結状態とすることで、座部3および足部4から作用するトルクを2箇所の締結装置10によってベース2に伝達することができ、座部3および足部4の固定強度を高めて使用状態を安定させることができる。また、座部3が一対のアーム部3Aと座面部(連結部)3Bとを有し、足部4が一対のアーム部4Aと足置き部(連結部)4Bとを有してそれぞれ形成されることで、ベース2に対して座部3および足部4を安定して相対回転させることができる。
(4)第一〜第三係合部材12,13,14における歯部12C,13D,13E,14Cが、歯先面16Aに略45度の傾斜角度θで交差する噛合面16Bを有して形成されることで、歯部12C,13D,13E,14C同士の噛合強度を高めることができる。さらに、傾斜角度θを略45度としたことで、傾斜角度θが50度よりも大きい場合と比較して、歯部12C,13D,13E,14C同士を噛合させる締結操作の際の抵抗を低減させることができる。また、傾斜角度θが40度よりも小さい場合と比較して、締結解除操作の際に歯部12C,13D,13E,14C同士の噛合を適宜に維持させて操作の安定性を高めることができる。すなわち、歯先面16Aに対する噛合面16Bの傾斜角度θとしては、40度以上50度以下の範囲が好ましい。
(5)傾斜角度θは、40度以上50度以下に設定されているので、ベース2に対して座部3を、この座部3に対して足部4を回転させるように力を加えることによって、第一係合部材12と第二係合部材13と第三係合部材14とが互いに離隔する方向に力を加えることができる。これによって、締結装置10は、容易に締結解除状態とすることができ、この締結解除状態において、第一係合部材12、第二係合部材13および第三係合部材14を互いに回動可能とすることができる。
〔第二実施形態〕
次に、図7〜図10に基づいて本発明の第二実施形態を説明する。
図7は、本発明の第二実施形態に係る締結装置を用いた可動構造体の正面図である。
本実施形態の可動構造体5は、図7に示すように、第一部材6と、第二部材7と、を備え、第一部材6および第二部材7が左右一対の締結装置20によって相対回転可能に連結されるとともに相対回転不能に締結されている。第二部材7は、第一部材6を挟んで対向する一対のアーム部7Aと、これら一対のアーム部7A同士を連結する連結部7Bと、を有して形成されている。
図8は、第二実施形態の締結装置を示す分解斜視図である。
締結装置20は、第一部材6および第二部材7に亘って挿通される軸部材21と、第一部材6に固定される第一係合部材22と、第二部材7のアーム部7Aに固定される第二係合部材23と、軸部材21の外端部に係止され操作部材24と、を備えて構成されている。
軸部材21は、左右の締結装置20に渡って連続する1本の軸本体21Aと、この軸本体21Aの両端部寄りに形成されるキー21Bと、各キー21Bよりも軸本体21Aの両端部側に設けられる係止ピン21Cと、を有して形成されている。
第一係合部材22は、前記第一実施形態の第一係合部材12と略同様の構成を備えており、挿通孔22Aと、対向面22Bと、歯部22Cと、を有して形成されている。この第一係合部材22は、挿通孔22Aに軸本体21Aが挿通されることで、軸部材21の軸回りに回転自在に支持されている。
第二係合部材23は、前記第一実施形態の第三係合部材14と略同様の構成を備えており、挿通孔23Aと、一方側の対向面23Bと、歯部23C(図9、10参照)と、他方側の当接面23Dと、溝部23Eと、を有して形成されている。この第二係合部材23は、挿通孔23Aに軸本体21Aが挿通されるとともに、溝部23Eにキー21Bが挿通されることで、軸部材21の軸方向Xに沿って進退自在かつ軸部材21の軸回りに回転不能に支持されている。
操作部材24は、前記第一実施形態の操作部材15と略同様の構成を備えており、一対の基端部24Aと、レバー部24Bと、を有し、基端部24Aには、軸部材21の係止ピン21Cに係止される係止孔24Cと、第二係合部材23の当接面23Dに当接する押圧面部24Dと、が形成されている。この操作部材24は、押圧面部24Dを当接面23Dに当接させることで、第二係合部材23を第一係合部材22に向かって押圧するように構成されている。
図9は、締結装置の締結状態を示す正面図であり、図9(B)は部分拡大図である。
締結装置20は、図9に示すように、レバー部24Bが下方に向くように操作部材24を回動させることで締結状態となり、操作部材24の押圧面部24Dによって当接面23Dを介して第二係合部材23が第一係合部材22に押圧され、第二係合部材23の歯部23Cと第一係合部材22の歯部22Cとが互いに噛合し、これによって第一係合部材22および第二係合部材23が互いに回動不能に締結される。
図10は、締結装置の締結解除状態を示す正面図であり、図10(B)は部分拡大図である。
締結装置20は、図10に示すように、操作部材24を回動させることで締結解除状態となり、操作部材24の押圧面部24Dが当接面23Dから外れて非押圧となり、第二係合部材23が操作部材24側に移動して第一係合部材22から離隔され、第二係合部材23の歯部23Cと第一係合部材22の歯部22Cとの噛合が解除され、これによって第一係合部材22および第二係合部材13が互いに回動可能となる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(5)締結装置20の操作部材24の操作によって、第一係合部材22と第二係合部材23とを互いに押圧した締結状態と、非押圧として互いに離隔させた締結解除状態と、が容易に切り替えることができる。従って、可動構造体5において、第一部材6と第二部材7とが所定角度に固定された固定状態を良好に維持することができるとともに、第一部材6と第二部材7とを相対回転可能に連結して互いの角度を変更することができる。
(6)第一係合部材22および第二係合部材23の歯部22C,23C同士が噛合して締結状態となることで、操作部材24を締結解除操作しても、第一係合部材22と第二係合部材23とが互いに離隔する方向に力を加えて歯部22C,23C同士の噛合が解除されるまでは、第一、第二係合部材22,23の相対回転不能な状態が維持され、締結解除の操作途中における第一部材6と第二部材7との回転を防止して、締結解除の操作を安定して実施することができる。
(7)第一部材6の左右2箇所に締結装置20が設けられ、それぞれの第一、第二係合部材22,23を締結状態とすることで、第一部材6および第二部材7から作用するトルクを2箇所の締結装置20によって互いに伝達することができ、第一部材6と第二部材7との固定強度を高めることができる。また、第二部材7が一対のアーム部7Aと連結部7Bとを有して形成されることで、第一部材6に対して第二部材7を安定して相対回転させることができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記第一実施形態では、可動構造体1として壁面Wに固定される可動ベンチを例示したが、可動構造体としては、ベンチに限らず、任意の物品に適用可能である。また、可動構造体は、壁面Wなどの固定対象部に固定されたものに限らず、単体で取り扱い可能な物品であってもよいし、自転車や自動二輪車、自動車等の移動体であってもよい。
前記第一実施形態では、第一部材(ベース2)、第二部材(座部3)および第三部材(足部4)からなる三部材を一対の締結装置10で相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結した可動構造体1を例示し、前記第二実施形態では、第一部材6および第二部材7からなる二部材を一対の締結装置20で相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結した可動構造体5を例示したが、本発明の可動構造体は、二部材または三部材に限らず、四部材以上を締結装置によって相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結するものであってもよい。
前記第一実施形態の可動構造体1では、壁面Wに第一部材(ベース2)が固定されるとともに、この壁面Wに平行な軸方向Xに沿って軸部材11が設けられ、この軸部材11の軸回りに第二部材(座部3)および第三部材(足部4)が回転可能に支持されていたが、このような構成に限定されず、次の図11に示すような構成であってもよい。
図11は、本発明の変形例に係る締結装置を用いた可動構造体の側面図である。
変形例の可動構造体8は、図11に示すように、第一部材8Aと、第二部材8Bと、を備え、締結装置30によって、第一部材8Aが壁面Wに対して相対回転可能に連結されるとともに相対回転不能に締結され、第二部材8Bが第一部材8Aに対して相対回転可能に連結されるとともに相対回転不能に締結されている。
締結装置30は、壁面Wから第一部材8Aおよび第二部材8Bに亘って挿通される軸部材31と、壁面Wに固定される第一係合部材32と、第一部材8Aに固定される第二係合部材33と、第二部材8Bに固定される第三係合部材34と、軸部材31の外端部に設けられる操作部材35と、を備えて構成されている。この締結装置30における軸部材31、第一係合部材32、第二係合部材33、第三係合部材34および操作部材35は、前記第一実施形態の締結装置10における軸部材11、第一係合部材12、第二係合部材13、第三係合部材14および操作部材15と同様である。
締結装置30では、軸部材31の軸方向Xが壁面Wと直交して設けられ、この軸部材31の軸回りであり壁面Wと平行な平面内に沿って第一部材8Aおよび第二部材8Bが回転可能に支持されている。そして、図11に示すように、操作部材35を回動させ、第三係合部材34を第二係合部材33に押圧し、第二係合部材33を第一係合部材32に押圧し、各々の図示しない歯部同士を噛合させることで、第一係合部材32、第二係合部材33および第三係合部材34が互いに回動不能に締結される締結状態となる。また、図示を省略するが、操作部材35を回動させて締結解除操作することで、第一係合部材32、第二係合部材33および第三係合部材34が互いに離隔され、締結解除状態となって相対回転可能になる。
以上のように、本発明は、少なくとも第一部材と第二部材とを備えた可動構造体において、第一部材と第二部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する締結装置に好適に利用できる。
1 可動構造体
2 ベース(第一部材)
3 座部(第二部材)
3A アーム部
3B 座面部(連結部)
4 足部(第三部材)
4A アーム部
4B 足置き部(連結部)
5 可動構造体
6 第一部材
7 第二部材
7A アーム部
7B 連結部
8 可動構造体
8A 第一部材
8B 第二部材
10,20,30 締結装置
11,21,31 軸部材
12,22,32 第一係合部材
12B,22B 対向面
12C,22C 歯部
13,23,33 第二係合部材
13B,13C,23B 対向面
13D,13E,23C 歯部
14,34 第三係合部材
14B 対向面
14C 歯部
15,35 操作部材
16A 歯先面
16B 噛合面

Claims (4)

  1. 第一部材と第二部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する締結装置であって、
    前記第一部材と前記第二部材とに亘って挿通される軸部材と、
    前記第一部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第一係合部材と、
    前記第二部材に固定されるとともに前記軸部材の軸方向に進退自在かつ該軸部材の軸回りに回転不能に支持される第二係合部材と、
    前記軸部材に係止されて前記第二係合部材を前記第一係合部材に向かって押圧または非押圧とする操作部材と、を備え、
    前記第一係合部材と前記第二係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有するとともに、前記操作部材によって互いに押圧されることで前記歯部同士が噛合する締結状態と、前記操作部材を非押圧として互いに離隔することで前記歯部同士の噛合が解除される締結解除状態と、が切り換え可能に構成され
    前記歯部は、前記軸部材の軸方向に直交する平面に沿った歯先面と、この歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面と、を有して形成され、前記傾斜角度は、前記第一部材に対して前記第二部材を回転させるように力を加えることによって、前記第一係合部材および前記第二係合部材が互いに隔離して前記締結解除状態となる角度に設定されていることを特徴とする締結装置。
  2. 第一部材と第二部材と第三部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する締結装置であって、
    前記第一部材と前記第二部材と前記第三部材とに亘って挿通される軸部材と、
    前記第一部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第一係合部材と、
    前記第二部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第二係合部材と、
    前記第三部材に固定されるとともに前記軸部材の軸方向に進退自在かつ該軸部材の軸回りに回転不能に支持される第三係合部材と、
    前記軸部材に係止されて前記第三係合部材を前記第二係合部材および前記第一係合部材に向かって押圧または非押圧とする操作部材と、を備え、
    前記第一係合部材と前記第二係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有し、前記第二係合部材と前記第三係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有し、前記第一係合部材、前記第二係合部材および前記第三係合部材は、前記操作部材によって互いに押圧されることで前記歯部同士が噛合する締結状態と、前記操作部材を非押圧として互いに離隔することで前記歯部同士の噛合が解除される締結解除状態と、が切り換え可能に構成され
    前記歯部は、前記軸部材の軸方向に直交する平面に沿った歯先面と、この歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面と、を有して形成され、前記傾斜角度は、前記第一部材に対して前記第二部材を、当該第二部材に対して前記第三部材を回転させるように力を加えることによって、前記第一係合部材、前記第二係合部材、および前記第三係合部材が互いに隔離して前記締結解除状態となる角度に設定されていることを特徴とする締結装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された締結装置において、
    前記傾斜角度は、40度以上50度以下に設定されていることを特徴とする締結装置。
  4. 第一部材と、第二部材と、これらの第一部材と第二部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する請求項1に記載された締結装置と、を備えた可動構造体であって、
    前記第二部材は、前記第一部材を挟んで対向する一対のアーム部と、該一対のアーム部同士を連結する連結部と、を有して形成され、
    前記第一係合部材は、前記第一部材における一方側に設けられる一方側の第一係合部材と、他方側に設けられる他方側の第一係合部材と、を有し、
    前記第二係合部材は、前記第二部材における一方のアーム部に設けられる一方側の第二係合部材と、他方のアーム部に設けられる他方側の第二係合部材と、を有し、
    前記操作部材は、前記一方のアーム部に隣接する一方側の操作部材と、前記他方のアーム部に隣接する他方側の操作部材と、を有して構成され、
    前記一方側の第一係合部材と前記一方側の第二係合部材とは、前記一方側の操作部材の操作によって締結位置と締結解除状態とが切り換え可能に構成され、
    前記他方側の第一係合部材と前記他方側の第二係合部材とは、前記他方側の操作部材の操作によって締結状態と締結解除状態とが切り換え可能に構成されていることを特徴とする可動構造体。
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