JP6583852B2 - 締結装置および可動構造体 - Google Patents
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Description
また、歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面を有して歯部が形成されることで、歯部同士の噛合強度を高めることができる。
また、歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面を有して歯部が形成されることで、歯部同士の噛合強度を高めることができる。
〔第一実施形態〕
図1は、本発明の第一実施形態に係る締結装置を用いた可動構造体の正面図および側面図である。
可動構造体1は、図1に示すように、壁面Wなどの固定対象部に固定される第一部材としてのベース2と、第二部材としての座部3と、第三部材としての足部4と、を備えた可動ベンチであって、ベース2、座部3、および足部4が左右一対の締結装置10によって相対回転可能に連結されるとともに相対回転不能に締結されるようになっている。
締結装置10は、ベース2に対して座部3を、この座部3に対して足部4を、それぞれ相対回転可能に連結するとともに、座部3および足部4の適宜な回動位置において、ベース2、座部3、および足部4を互いに相対回転不能に締結して固定するものであり、この締結状態と締結解除状態とが操作部材15の操作によって切り替え可能に構成されている。
締結装置10は、図4に示すように、レバー部15Bが下方に向くように操作部材15を回動させることで締結状態となる。具体的には締結状態において、操作部材15の押圧面部15Dによって当接面14Dを介して第三係合部材14が第二係合部材13に押圧され、さらに第二係合部材13が第一係合部材12に押圧される。さらに、第三係合部材14の歯部14Cと第二係合部材13の歯部13Eとが互いに噛合し、第二係合部材13の歯部13Dと第一係合部材12の歯部12Cとが互いに噛合し、これによって第一係合部材12、第二係合部材13および第三係合部材14が互いに回動不能に締結されている。
締結装置10は、図5に示すように、レバー部15Bが側方(軸部材11の軸方向Xに沿った向き)に向くように操作部材15を回動させることで締結解除状態となる。具体的には締結解除状態において、操作部材15の押圧面部15Dが当接面14Dから外れて非押圧となり、第三係合部材14が操作部材15側に移動して第二係合部材13から離隔され、さらに第二係合部材13が第三係合部材14側に移動して第一係合部材12から離隔される。従って、第三係合部材14の歯部14Cと第二係合部材13の歯部13Eとの噛合が解除され、第二係合部材13の歯部13Dと第一係合部材12の歯部12Cとの噛合が解除され、これによって第一係合部材12、第二係合部材13および第三係合部材14が互いに回動可能となる。
歯部12C,13D,13E,14Cは、各対向面12B,13B,13C,14Bと平行な面(軸部材11の軸方向Xに直交する平面)に沿った歯先面16Aと、この歯先面16Aと所定の傾斜角度θで交差する噛合面16Bと、を有して形成されている。ここで、傾斜角度θは、40度以上50度以下であればよいが、ここでは略45度に設定されている。
(1)締結装置10の操作部材15の操作によって、第一係合部材12と第二係合部材13と第三係合部材14とを互いに押圧した締結状態と、非押圧として互いに離隔させた締結解除状態と、が容易に切り替えることができる。従って、可動構造体(可動ベンチ)1において、ベース2に対して座部3および足部4を所定角度に固定した使用状態と、座部3および足部4を壁面Wに沿って収納した収納状態と、の両方の状態を良好に維持することができる。
次に、図7〜図10に基づいて本発明の第二実施形態を説明する。
図7は、本発明の第二実施形態に係る締結装置を用いた可動構造体の正面図である。
本実施形態の可動構造体5は、図7に示すように、第一部材6と、第二部材7と、を備え、第一部材6および第二部材7が左右一対の締結装置20によって相対回転可能に連結されるとともに相対回転不能に締結されている。第二部材7は、第一部材6を挟んで対向する一対のアーム部7Aと、これら一対のアーム部7A同士を連結する連結部7Bと、を有して形成されている。
締結装置20は、第一部材6および第二部材7に亘って挿通される軸部材21と、第一部材6に固定される第一係合部材22と、第二部材7のアーム部7Aに固定される第二係合部材23と、軸部材21の外端部に係止され操作部材24と、を備えて構成されている。
締結装置20は、図9に示すように、レバー部24Bが下方に向くように操作部材24を回動させることで締結状態となり、操作部材24の押圧面部24Dによって当接面23Dを介して第二係合部材23が第一係合部材22に押圧され、第二係合部材23の歯部23Cと第一係合部材22の歯部22Cとが互いに噛合し、これによって第一係合部材22および第二係合部材23が互いに回動不能に締結される。
締結装置20は、図10に示すように、操作部材24を回動させることで締結解除状態となり、操作部材24の押圧面部24Dが当接面23Dから外れて非押圧となり、第二係合部材23が操作部材24側に移動して第一係合部材22から離隔され、第二係合部材23の歯部23Cと第一係合部材22の歯部22Cとの噛合が解除され、これによって第一係合部材22および第二係合部材13が互いに回動可能となる。
(5)締結装置20の操作部材24の操作によって、第一係合部材22と第二係合部材23とを互いに押圧した締結状態と、非押圧として互いに離隔させた締結解除状態と、が容易に切り替えることができる。従って、可動構造体5において、第一部材6と第二部材7とが所定角度に固定された固定状態を良好に維持することができるとともに、第一部材6と第二部材7とを相対回転可能に連結して互いの角度を変更することができる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記第一実施形態では、可動構造体1として壁面Wに固定される可動ベンチを例示したが、可動構造体としては、ベンチに限らず、任意の物品に適用可能である。また、可動構造体は、壁面Wなどの固定対象部に固定されたものに限らず、単体で取り扱い可能な物品であってもよいし、自転車や自動二輪車、自動車等の移動体であってもよい。
変形例の可動構造体8は、図11に示すように、第一部材8Aと、第二部材8Bと、を備え、締結装置30によって、第一部材8Aが壁面Wに対して相対回転可能に連結されるとともに相対回転不能に締結され、第二部材8Bが第一部材8Aに対して相対回転可能に連結されるとともに相対回転不能に締結されている。
2 ベース(第一部材)
3 座部(第二部材)
3A アーム部
3B 座面部(連結部)
4 足部(第三部材)
4A アーム部
4B 足置き部(連結部)
5 可動構造体
6 第一部材
7 第二部材
7A アーム部
7B 連結部
8 可動構造体
8A 第一部材
8B 第二部材
10,20,30 締結装置
11,21,31 軸部材
12,22,32 第一係合部材
12B,22B 対向面
12C,22C 歯部
13,23,33 第二係合部材
13B,13C,23B 対向面
13D,13E,23C 歯部
14,34 第三係合部材
14B 対向面
14C 歯部
15,35 操作部材
16A 歯先面
16B 噛合面
Claims (4)
- 第一部材と第二部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する締結装置であって、
前記第一部材と前記第二部材とに亘って挿通される軸部材と、
前記第一部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第一係合部材と、
前記第二部材に固定されるとともに前記軸部材の軸方向に進退自在かつ該軸部材の軸回りに回転不能に支持される第二係合部材と、
前記軸部材に係止されて前記第二係合部材を前記第一係合部材に向かって押圧または非押圧とする操作部材と、を備え、
前記第一係合部材と前記第二係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有するとともに、前記操作部材によって互いに押圧されることで前記歯部同士が噛合する締結状態と、前記操作部材を非押圧として互いに離隔することで前記歯部同士の噛合が解除される締結解除状態と、が切り換え可能に構成され、
前記歯部は、前記軸部材の軸方向に直交する平面に沿った歯先面と、この歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面と、を有して形成され、前記傾斜角度は、前記第一部材に対して前記第二部材を回転させるように力を加えることによって、前記第一係合部材および前記第二係合部材が互いに隔離して前記締結解除状態となる角度に設定されていることを特徴とする締結装置。 - 第一部材と第二部材と第三部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する締結装置であって、
前記第一部材と前記第二部材と前記第三部材とに亘って挿通される軸部材と、
前記第一部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第一係合部材と、
前記第二部材に固定されるとともに前記軸部材の軸回りに回転自在に支持される第二係合部材と、
前記第三部材に固定されるとともに前記軸部材の軸方向に進退自在かつ該軸部材の軸回りに回転不能に支持される第三係合部材と、
前記軸部材に係止されて前記第三係合部材を前記第二係合部材および前記第一係合部材に向かって押圧または非押圧とする操作部材と、を備え、
前記第一係合部材と前記第二係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有し、前記第二係合部材と前記第三係合部材とは、互いの対向面に形成されて噛合可能な歯部をそれぞれ有し、前記第一係合部材、前記第二係合部材および前記第三係合部材は、前記操作部材によって互いに押圧されることで前記歯部同士が噛合する締結状態と、前記操作部材を非押圧として互いに離隔することで前記歯部同士の噛合が解除される締結解除状態と、が切り換え可能に構成され、
前記歯部は、前記軸部材の軸方向に直交する平面に沿った歯先面と、この歯先面に所定の傾斜角度で交差する噛合面と、を有して形成され、前記傾斜角度は、前記第一部材に対して前記第二部材を、当該第二部材に対して前記第三部材を回転させるように力を加えることによって、前記第一係合部材、前記第二係合部材、および前記第三係合部材が互いに隔離して前記締結解除状態となる角度に設定されていることを特徴とする締結装置。 - 請求項1または請求項2に記載された締結装置において、
前記傾斜角度は、40度以上50度以下に設定されていることを特徴とする締結装置。 - 第一部材と、第二部材と、これらの第一部材と第二部材とを相対回転可能に連結するとともに相対回転不能に締結する請求項1に記載された締結装置と、を備えた可動構造体であって、
前記第二部材は、前記第一部材を挟んで対向する一対のアーム部と、該一対のアーム部同士を連結する連結部と、を有して形成され、
前記第一係合部材は、前記第一部材における一方側に設けられる一方側の第一係合部材と、他方側に設けられる他方側の第一係合部材と、を有し、
前記第二係合部材は、前記第二部材における一方のアーム部に設けられる一方側の第二係合部材と、他方のアーム部に設けられる他方側の第二係合部材と、を有し、
前記操作部材は、前記一方のアーム部に隣接する一方側の操作部材と、前記他方のアーム部に隣接する他方側の操作部材と、を有して構成され、
前記一方側の第一係合部材と前記一方側の第二係合部材とは、前記一方側の操作部材の操作によって締結位置と締結解除状態とが切り換え可能に構成され、
前記他方側の第一係合部材と前記他方側の第二係合部材とは、前記他方側の操作部材の操作によって締結状態と締結解除状態とが切り換え可能に構成されていることを特徴とする可動構造体。
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