JP6582890B2 - 挟み込み防止構造 - Google Patents
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Description
また、コンソールボックスを前後移動させると共に高さを変えることができる支持構造も検討されている。例えば、特許文献2に開示されているコンソールの支持構造は、模式的に表すと図7のようになる。図7に示す支持構造101は、車両の前後方向Pに対して高さ方向に傾斜して延びるレール111を備え、コンソールボックス103には、レール111にスライド移動可能に支持する支持部117を設けてなる。これによれば、シートへの着座者の体格等に応じて、コンソールボックス103を傾斜方向にスライド移動させて、前後の位置調整に加えて高さの調整を行うことができる。
第2発明は、第1発明において、前記刺激部として、前記第1構造物の前記隙間側に形成された第1刺激部と、前記第1刺激部と対向して前記第2構造物の前記隙間側に形成された第2刺激部とを備えることを要旨とする。
第3発明は、第1発明又は第2発明において、前記刺激部は、前記移動方向に凹凸又は硬軟が繰り返して形成されていることを要旨とする。
第4発明は、第1乃至3のいずれかの発明において、前記刺激部は、可撓性を有することを要旨とする。
第5発明は、第1乃至4のいずれかの発明において、前記隙間は前記第1構造物と前記第2構造物とが略平行に対向する部位に形成され、前記第2構造物が前記第1構造物に対して斜め方向に移動することにより前記隙間の間隔が変化することを要旨とする。
第6発明は、第1乃至5のいずれかの発明において、前記第2構造物は、乗物の座席の側方に備えられ、前後方向の移動に伴って高さが変化するコンソールボックス、及び前記コンソールボックス上に設けられたアームレストであり、前記第1構造物は、前記座席側の前記コンソールボックス側面を覆うシールドであり、前記隙間は前記アームレストの下面と前記シールドの上端との間の隙間であることを要旨とする。
前記刺激部は、前記移動方向に凹凸又は硬軟が繰り返して形成されている場合、人に与える触感が繰り返し変化する刺激部が形成することができ、効果的に挟み込みを防止することができる。
前記刺激部は、可撓性を有する場合は、人体と接触したときに刺激部が凹む等、人体に対する圧迫を抑制することができる。
前記隙間は前記第1構造物と前記第2構造物とが略平行に対向する部位に形成され、前記第2構造物が前記第1構造物に対して斜め方向に移動することにより前記隙間の間隔が変化する場合は、隙間の距離が変化すると共に刺激部が基準となる第1構造物に対して斜め方向に移動するため、人に対して第2構造物の移動を分かりやすく気付かせることができる。
その他、第2構造物(3)は、ドリンクホルダ等の上方が開口する容器、各種操作をするためのスイッチが配設されるスイッチボックス、上方に荷物を載置することができるトレイ及びテーブル等とすることができる。それらの上面はそのまま、又は蓋部によって覆うことにより、アームレストとして使用することができる。
尚、実施形態に記載する各符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
刺激部(5)として、第2構造物(3)の隙間(7)側に第2刺激部(51)を設け、第1構造物(2)の隙間(7)側に第1刺激部(52)を設けることもできる(図6参照)。
また、刺激部(5)の形状や構造は、第2構造物(3)の移動方向に触感が繰り返し変化するようにされる限り、特に限定されない。例えば、刺激部(5)は、隙間(7)側に突出又は延出された壁状、板状、ブラシ状等の形状とすることができる。それらの手指が触れる面又は手指が挟まれる面に、前記移動方向に凹凸形状や硬軟が繰り返して形成されているようにすることができる。
挟み込み防止構造1の具体例を図1〜5に示す。本例は、乗用車の2つの前部座席9の間に配設され、前後方向Pに移動可能なコンソールボックス3を第2構造物として示す。図1に示すように、コンソールボックス3は、車室の床面に立設されている第1構造物であるシールド2によって可動部分が覆われている。通常、乗員はその体格等に合わせるように座席9を移動させ、体格が大きい場合には座席9を後方に移動させる。その場合、コンソールボックス3も後方に移動させることで使い勝手を向上させることができるが、体格が大きいためコンソールボックス3の位置を低くすることが好ましい。このため、本例においては、コンソールボックス3を前方(位置3’)から後方(位置3)に移動させるに伴い、その高さが低くなるようにされている。
Claims (6)
- 基準となる第1構造物と前記第1構造物と沿うように移動可能な第2構造物との移動方向に沿った隙間に人体が挟み込まれることを防止する挟み込み防止構造であって、
前記第2構造物の移動に伴って前記隙間の間隔は変化し、
少なくとも前記第2構造物の前記隙間側の手指が触れる面又は手指が挟まれる面に、前記移動方向に触感が繰り返し変化する刺激部が形成されていることを特徴とする挟み込み防止構造。 - 前記刺激部として、前記第1構造物の前記隙間側に形成された第1刺激部と、前記第1刺激部と対向して前記第2構造物の前記隙間側に形成された第2刺激部とを備える請求項1記載の挟み込み防止構造。
- 前記刺激部は、前記移動方向に凹凸又は硬軟が繰り返して形成されている請求項1又は2に記載の挟み込み防止構造。
- 前記刺激部は、可撓性を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の挟み込み防止構造。
- 前記隙間は前記第1構造物と前記第2構造物とが略平行に対向する部位に形成され、
前記第2構造物が前記第1構造物に対して斜め方向に移動することにより前記隙間の間隔が変化する請求項1乃至4のいずれかに記載の挟み込み防止構造。 - 前記第2構造物は、乗り物の座席の側方に備えられ、前後方向の移動に伴って高さが変化するコンソールボックス、及び前記コンソールボックス上に設けられたアームレストであり、
前記第1構造物は、前記座席側の前記コンソールボックス側面を覆うシールドであり、
前記隙間は前記アームレストの下面と前記シールドの上端との間の隙間である請求項1乃至5のいずれかに記載の挟み込み防止構造。
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JP2512540Y2 (ja) * | 1992-09-11 | 1996-10-02 | しげる工業株式会社 | ア―ムレスト付きコンソ―ルボックス |
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2015
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