JP6582474B2 - 衝突余裕時間算出装置及び衝突回避システム - Google Patents
衝突余裕時間算出装置及び衝突回避システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6582474B2 JP6582474B2 JP2015058114A JP2015058114A JP6582474B2 JP 6582474 B2 JP6582474 B2 JP 6582474B2 JP 2015058114 A JP2015058114 A JP 2015058114A JP 2015058114 A JP2015058114 A JP 2015058114A JP 6582474 B2 JP6582474 B2 JP 6582474B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- time
- unit
- collision
- series data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
- G08G1/16—Anti-collision systems
Description
本発明の第1の衝突回避システムは、本発明の第1の衝突余裕時間算出装置と、衝突余裕時間が所定の条件を充足する場合、衝突回避処理を実行する衝突回避装置と、を備える衝突回避システムであって、衝突余裕時間算出装置は、前記条件を設定する条件設定ユニットを備える。
本発明の第2の衝突回避システムは、本発明の第2の衝突余裕時間算出装置と、衝突余裕時間が所定の条件を充足する場合、衝突回避処理を実行する衝突回避装置とを備える衝突回避システムであって、衝突余裕時間算出装置は、前記条件を設定する条件設定ユニットを備える。
<第1の実施形態>
1.衝突回避システム1の構成
衝突回避システム1の構成を図1に基づき説明する。衝突回避システム1は車両に搭載される車載システムである。以下では、衝突回避システム1を搭載する車両を自車両とする。衝突回避システム1は、画像センサ3、制御ECU5、及びブレーキECU7を備える。
2.衝突回避システム1が実行する処理
衝突回避システム1(特に制御ECU5)が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図2〜図5Bに基づき説明する。
ステップ2では、物標認識ユニット11が、前記ステップ1で取得した画像において、全身辞書を用いて物標を認識する。この処理は、周知の画像認識処理である。
ステップ3では、物標認識ユニット11が、前記ステップ1で取得した画像において、半身辞書を用いて物標を認識する。
ステップ8では、条件設定ユニット23が、条件Cとして、第1の条件C1を設定する。第1の条件C1とは、過去10回のステップ9の処理(後述)において取得されたTTCのうち、値が予め決められた閾値未満であるTTCの数が、N1以上であるという条件である。ここで、N1は、1以上9以下の自然数であって、後述するN2より小さい値である。
(1A)半身辞書は全身辞書に比べて特徴量が少ないので、半身辞書を用いて認識した物標から算出した大きさSは精度が低い。そのため、半身辞書を用いて認識した物標について作成された時系列データでは、大きさSのばらつき(短周期の変動成分)が著しくなる。仮に、短周期の変動成分が多く残ったままで、時系列データから拡大率を算出すると、拡大率の算出精度が低くなり、TTCの算出精度も低くなる。
(1B)制御ECU5は、TTCを算出した物標が、半身辞書を用いて認識した物標である場合は、全身辞書を用いて認識した物標である場合よりも、条件Cを厳しく(条件Cを充足し難くなるように)設定する。そのことにより、仮に、半身辞書を用いて認識した物標について算出したTTCの精度が低くても、不必要なブレーキ動作を抑制することができる。
<第2の実施形態>
1.衝突回避システム101の構成
衝突回避システム101の構成を図6に基づき説明する。衝突回避システム101の構成は、基本的には前記第1の実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
衝突回避システム101(特に制御ECU105)が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図7に基づき説明する。なお、以下の処理のうち、図2に示す処理と同様の部分は、説明を一部簡略化している。
ステップ22では、物標認識ユニット11が、前記ステップ1で取得した画像において、辞書を用いて物標を認識する。使用する辞書は全身辞書であってもよいし、半身辞書であってもよい。
ステップ24では、大きさS取得ユニット13が、前記ステップ22で認識した物標の大きさSを取得する。
ステップ28では、条件設定ユニット23が、条件Cとして、第1の条件C1を設定する。
一方、前記ステップ26で否定判断した場合はステップ31に進み、フィルタリングユニット17が、前記ステップ25で作成した時系列データに対し、第2のローパスフィルタを用いてフィルタリングを行う。
3.衝突回避システム101が奏する効果
(2A)自車両の周囲が暗い場合、認識した物標から算出した大きさSは精度が低い。そのため、自車両の周囲が暗い場合に作成された時系列データでは、大きさSのばらつき(短周期の変動成分)が著しくなる。仮に、短周期の変動成分が多く残ったままで、時系列データから拡大率を算出すると、拡大率の算出精度が低くなり、TTCの算出精度も低くなる。
(2B)制御ECU105は、自車両の周囲が暗い場合は、自車両の周囲が明るい場合よりも、条件Cを厳しく(条件Cを充足し難くなるように)設定する。そのことにより、仮に、自車両の周囲が暗い場合に算出したTTCの精度が低くても、不必要なブレーキ動作を抑制することができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
条件C1:TTCの値がL1以下であること。
ここで、L1、L2は正の数であり、L1>L2である。
(2)前記第2の実施形態において、明るさ取得ユニット25は、照度計を用いて、自車両の周囲の明るさを測定してもよい。照度計は、自車両における任意の場所に設置することができる。
また、半身辞書を使用し、周囲の明るさが閾値以下である場合は、フィルタリングにより減衰させる周波数領域を最も広くし、条件Cを最も厳しくすることができる。
(4)前記第1、第2の実施形態において、ブレーキECU7に代えて、あるいは、ブレーキECU7に加えて、他の衝突回避処理(例えば、自動操舵、ドライバへの警告等)を実行するECUを備えていてもよい。
Claims (5)
- 車両前方の画像を取得する画像取得ユニット(9)と、
前記画像において全身辞書及び半身辞書を用いて物標を認識する物標認識ユニット(11)と、
前記物標の前記画像上での大きさSを取得する大きさS取得ユニット(13)と、
前記大きさSに関する時系列データを作成する時系列データ作成ユニット(15)と、
前記時系列データに対しローパスフィルタを用いてフィルタリングを行うフィルタリングユニット(17)と、
前記フィルタリングの後の前記時系列データを用いて前記大きさSにおける拡大率を算出する拡大率算出ユニット(19)と、
前記拡大率に基づき前記物標の衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出ユニット(21)と、
を備え、
前記フィルタリングユニットは、前記半身辞書を用いて認識した前記物標について前記時系列データが作成された場合は、前記全身辞書を用いて認識した前記物標について前記時系列データが作成された場合よりも、前記フィルタリングにより減衰させる周波数の領域を、低周波数側に広げることを特徴とする衝突余裕時間算出装置(5)。 - 請求項1に記載の衝突余裕時間算出装置と、
前記衝突余裕時間が所定の条件を充足する場合、衝突回避処理を実行する衝突回避装置(7)と、
を備える衝突回避システム(1)であって、
前記衝突余裕時間算出装置は、前記条件を設定する条件設定ユニット(23)を備え、
前記条件設定ユニットは、前記衝突余裕時間を算出した前記物標が、前記半身辞書を用いて認識した物標である場合は、前記全身辞書を用いて認識した物標である場合よりも、前記条件を厳しく設定することを特徴とする衝突回避システム。 - 車両前方の画像を取得する画像取得ユニット(9)と、
前記画像において物標を認識する物標認識ユニット(11)と、
前記物標の前記画像上での大きさSを取得する大きさS取得ユニット(13)と、
前記大きさSに関する時系列データを作成する時系列データ作成ユニット(15)と、
前記時系列データに対しローパスフィルタを用いてフィルタリングを行うフィルタリングユニット(17)と、
前記フィルタリングの後の前記時系列データを用いて前記大きさSにおける拡大率を算出する拡大率算出ユニット(19)と、
前記拡大率に基づき前記物標の衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出ユニット(21)と、
周囲の明るさを取得する明るさ取得ユニット(25)と、
を備え、
前記フィルタリングユニットは、前記明るさが所定の閾値以下である場合は、前記明るさが前記閾値を超える場合よりも、前記フィルタリングにより減衰させる周波数の領域を、低周波数側に広げることを特徴とする衝突余裕時間算出装置(101)。 - 請求項3に記載の衝突余裕時間算出装置と、
前記衝突余裕時間が所定の条件を充足する場合、衝突回避処理を実行する衝突回避装置(7)と、
を備える衝突回避システム(101)であって、
前記衝突余裕時間算出装置は、前記条件を設定する条件設定ユニット(23)を備え、
前記条件設定ユニットは、前記明るさが前記閾値以下である場合は、前記明るさが前記閾値を超える場合よりも、前記条件を厳しく設定することを特徴とする衝突回避システム。 - 衝突余裕時間算出装置(5)と、
物標の衝突余裕時間が所定の条件を充足する場合、衝突回避処理を実行する衝突回避装置(7)と、
を備える衝突回避システム(1)であって、
前記衝突余裕時間算出装置は、
車両前方の画像を取得する画像取得ユニット(9)と、
前記画像において全身辞書及び半身辞書を用いて前記物標を認識する物標認識ユニット(11)と、
前記物標の前記画像上での大きさSを取得する大きさS取得ユニット(13)と、
前記大きさSに関する時系列データを作成する時系列データ作成ユニット(15)と、
前記時系列データに対しローパスフィルタを用いてフィルタリングを行うフィルタリングユニット(17)と、
前記フィルタリングの後の前記時系列データを用いて前記大きさSにおける拡大率を算出する拡大率算出ユニット(19)と、
前記拡大率に基づき前記物標の衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出ユニット(21)と、
前記条件を設定する条件設定ユニット(23)と、
を備え、
前記条件設定ユニットは、前記衝突余裕時間を算出した前記物標が、前記半身辞書を用いて認識した物標である場合は、前記全身辞書を用いて認識した物標である場合よりも、前記条件を厳しく設定することを特徴とする衝突回避システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015058114A JP6582474B2 (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 衝突余裕時間算出装置及び衝突回避システム |
PCT/JP2016/058793 WO2016152807A1 (ja) | 2015-03-20 | 2016-03-18 | 衝突余裕時間算出装置及び衝突回避システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015058114A JP6582474B2 (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 衝突余裕時間算出装置及び衝突回避システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016177623A JP2016177623A (ja) | 2016-10-06 |
JP6582474B2 true JP6582474B2 (ja) | 2019-10-02 |
Family
ID=56978900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015058114A Active JP6582474B2 (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 衝突余裕時間算出装置及び衝突回避システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6582474B2 (ja) |
WO (1) | WO2016152807A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7309630B2 (ja) * | 2020-02-12 | 2023-07-18 | 日立Astemo株式会社 | 画像処理装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4471881B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-06-02 | ダイハツ工業株式会社 | 障害物認識装置及び障害物認識方法 |
JP5717416B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2015-05-13 | ダイハツ工業株式会社 | 運転支援制御装置 |
JP2012203649A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Toyota Motor Corp | 運転支援装置 |
JP6100635B2 (ja) * | 2012-12-13 | 2017-03-22 | 株式会社デンソー | 移動体検出装置 |
JP5794255B2 (ja) * | 2013-05-21 | 2015-10-14 | 株式会社デンソー | 物体検出装置 |
-
2015
- 2015-03-20 JP JP2015058114A patent/JP6582474B2/ja active Active
-
2016
- 2016-03-18 WO PCT/JP2016/058793 patent/WO2016152807A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2016152807A1 (ja) | 2016-09-29 |
JP2016177623A (ja) | 2016-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6372228B2 (ja) | 衝突予想時間算出装置 | |
JP5794255B2 (ja) | 物体検出装置 | |
DE112012006868B4 (de) | Kollisionsbestimmungsvorrichtung und Kollisionsbestimmungsverfahren | |
JP6158779B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP6245140B2 (ja) | 対象物識別装置、運転支援システム、車両および対象物識別方法 | |
US10192444B2 (en) | Forward collision warning system and method | |
JP2017016403A5 (ja) | ||
US9950700B2 (en) | Road surface condition detection with multi-scale fusion | |
DE102014105696A1 (de) | Kollisionsabschwächungsvorrichtung für Fahrzeuge | |
JP2013537661A (ja) | ステレオビジョン技術を使用することによる移動物体の自動検出 | |
JP6413898B2 (ja) | 歩行者判定装置 | |
CN105549013B (zh) | 用于汽车雷达成像的物体边界检测 | |
DE102014103577A1 (de) | Fahrzeugvorrichtung | |
US10032084B2 (en) | Image processing apparatus | |
JP2017111632A (ja) | 情報演算装置 | |
JP6582474B2 (ja) | 衝突余裕時間算出装置及び衝突回避システム | |
JP5039013B2 (ja) | 車両走行支援装置、車両、車両走行支援プログラム | |
CN111216723A (zh) | 车辆的行驶控制方法、装置和存储介质 | |
JP2018124641A (ja) | 運転支援装置 | |
EP3701281B1 (en) | Using data from a radar sensor for machine learning based perception | |
KR20150111611A (ko) | 차량 후보 검출 장치 및 그 방법 | |
JP2008071143A (ja) | 画像処理装置 | |
US10846840B2 (en) | Image recognition device | |
JPWO2018101055A1 (ja) | 画像補正装置および画像補正方法 | |
KR102063454B1 (ko) | 차량들 간의 거리를 결정하는 방법 및 그 방법을 수행하는 전자 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20151214 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190819 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6582474 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |