JP6581725B2 - 動力工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジング内に動力部を備える動力工具に関する。
ハウジング内に動力部を備える動力工具においては、一般に、作業者がハウジングを分解してハウジング内に配置された動力部等のメンテナンスを行えるようになっている。例えば特許文献1には、モータハウジングとリヤカバーとからなるハウジング内に動力部としての整流子モータを備えたグラインダが開示されている。一般に整流子モータは、回転子とともに回転する整流子にカーボンブラシを接触させて回転子に電流を供給するようになっているが、カーボンブラシは回転する整流子との摩擦により徐々に磨耗していくため定期的に交換する必要がある。このグラインダにおいては、リヤカバーをモータハウジングに対して固定している固定ネジを取り外してリヤカバーを取り外してから、カーボンブラシを交換するようになっている。
特開2007−152479号公報
上述の従来のグラインダのようにハウジング内に配置された動力部のメンテナンスを行うためにハウジングの一部を取り外す必要のある動力工具においては、取り外したネジを紛失する虞があるし、また一旦取り外したネジを再度取り付けるには細かい作業が必要となり面倒である。また、ハウジングの一部を取り外してしまうと、ハウジング内に配置されている電子回路や配線などの部品が外部に露出するため、それら部品破損させてしまう虞もある。
本発明は、上記従来技術の問題に鑑みて、ハウジング内に動力部を備える動力工具であって、ハウジング内部へのアクセスをより容易且つ安全に行えるようにすることができる動力工具を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
ハウジング内に動力部を備える動力工具であって、
該ハウジングが、
第1ハウジング部と、
該第1ハウジング部に対して変位可能とされた第2ハウジング部と、
該第2ハウジング部を該第1ハウジング部に対して固定するための固定手段と、
当該ハウジングの内部にアクセスするための内部アクセス開口と、
該固定手段によって固定された該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間に挟着されて、該内部アクセス開口を閉じるようにされたカバーと、
を備え、
該固定手段は、第1方向に回転されると該第1ハウジング部から離れる方向に変位し、該第1方向とは逆向きの第2方向に回転されると該第1ハウジング部に近づく方向に変位するようにされ、
該固定手段が、該第1方向に回転されて該第1ハウジング部から離れる方向に変位したときに、該第2ハウジング部に該離れる方向で係合して該第2ハウジング部を該離れる方向に変位させて該挟着を解除して、該カバーが該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間から取り外し可能となるようにされ、
該固定手段が、該第2方向に回転されて該第1ハウジング部に近づく方向に変位したときに、該第2ハウジング部に該近づく方向で係合して該第2ハウジング部を該近づく方向に変位させ、該カバーが該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間に挟着されるようにされた、動力工具を提供する。
当該動力工具においては、第2ハウジング部を第1ハウジング部に対して固定している固定手段を回転させることにより第2ハウジング部が変位してカバーを取り外すことが可能な状態となるようになっている。このような構成により、固定手段及び第2ハウジング部を第1ハウジング部に対して完全に取り外すことなく、ハウジング内部へのアクセスが可能な状態とすることができる。したがって、ハウジング内の動力部のメンテナンス等のためにハウジング内部にアクセスする際に、固定手段を紛失することを防止するとともに、ハウジング内の動力部やその他部品を外部に過度に露出させて動力部などを破損させる可能性を低減することが可能となる。また、カバーが挟着された元の状態に戻す際には、固定手段や第2ハウジング部を第1ハウジング部に対して再度位置合わせして取り付ける必要が無く、単に固定手段を回転させるだけでよいため、従来のものに比べてその作業を容易にすることが可能となる。
該固定手段が、該第1ハウジング部に対して螺合されていて、該第1方向に回転されると緩められ、該第2方向に回転されると締め付けられるようにされた固定ネジであるようにすることができる。
さらに具体的には、
該固定ネジが、軸部と頭部とを有し、
該第2ハウジング部は、該軸部を挿通する挿通穴と、該挿通穴に連接し該頭部を受け入れる凹部と、該頭部の一部を覆うように配置され該頭部を該凹部内に保持するネジ頭部係合部とを有し、
該固定ネジが螺回されて緩められたときに、該固定ネジの頭部が該ネジ頭部係合部に係合して、該第2ハウジング部を該離れる方向に変位させるようにすることができる。またこの場合には、該ネジ頭部係合部が、中央開口を有するリング状とされ、該中央開口を通して工具を挿入して該固定ネジの螺回操作ができるようにすることができる。
また、該第1ハウジング部が、該固定ネジが螺合される樹脂製の内部延在部を有し、該固定ネジが該内部延在部にねじ込まれるタッピンネジであるあるようにすることができる。
このような構成により、第1ハウジング部の製造工程において固定ネジが螺合される雌ネジ部を作製する必要がなくなり、部品製造コストを低減することが可能となる。
さらには、該第1ハウジング部が第1係止部を有し、該第2ハウジング部が該第1係止部と係合する第2係止部を有し、
該第1係止部と該第2係止部とが係合することにより、該第1ハウジング部に対する該第2ハウジング部の該離れる方向での変位範囲が制限され、該変位範囲内においては該固定手段が該第1ハウジング部から完全には外れないようにすることができる。
具体的には、該第2係止部が、該第2ハウジング部に螺合された係止用ネジであり、該第1ハウジング部が該係止用ネジの先端部を受け入れる長穴を有し、該長穴の端部が該第1係止部とされているようにすることができる。
このような構成により、必要以上に第2ハウジング部を変位させることがなくなる。また固定ネジは第1ハウジング部から外れないようになっているので、固定ネジを紛失してしまうことをより確実に防止することが可能となる。
具体的には、該動力部がブラシを有する整流子モータであり、該ブラシが該内部アクセス開口を通して交換可能な位置に配置されているようにすることができる。
以下、本発明に係る動力工具の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の一実施形態に係る動力工具の側面図である。 図1の動力工具の平面図である。 図2のIII-III線に沿った側面断面図である。 図3のIV-IV線に沿った平面断面図である。 カバーの取り外し動作を示す第1の要部断面図である。 カバーの取り外し動作を示す第2の要部断面図である。 カバーの取り外し動作を示す第3の要部断面図である。 カバーの取り外し動作を示す第4の要部断面図である。 第2ハウジング部が図7の位置にまで変位した状態における、図3のIV-IV線に沿った平面断面図である。
本発明の一実施形態に係る動力工具10は、図1乃至図3に示すように、ハウジング12内に動力部としての整流子モータ14を備える電動工具である。整流子モータ14の回転出力軸16に傘歯歯車18を介して駆動連結されている工具出力軸20には、用途に合わせて円板状の研磨パッドなどの所要の部材が取り付けられる。
整流子モータ14は、図3に示すように、ハウジング12に対して回転可能に取り付けられた回転子22と、回転子22の周囲に配置されハウジング12に固定されている固定子24と、回転子22に取り付けられた整流子23に接触するように配置された2つブラシ26と、を備える。ハウジング12にはスイッチ28が取り付けられており、このスイッチ28を操作することにより整流子モータ14の駆動をON/OFFする。ブラシ26は、高速で回転する整流子23と摺動するため、徐々に磨耗していく。そのため、当該動力工具10をある程度の時間使用したら新しいブラシ26に交換する必要がある。
ハウジング12は、整流子モータ14を保持する第1ハウジング部30と、第1ハウジング部30の後方に取り付けられた第2ハウジング部32と、第2ハウジング部32を第1ハウジング部30に対して固定するタッピンネジ(固定手段、固定ネジ)34と、第1ハウジング部30と第2ハウジング部32との間に挟着されて保持された2つのカバー36とを有する。第2ハウジング部32は、その前端部分32aが第1ハウジング部30の後端部分の外周面30aを覆うようにして第1ハウジング部30に取り付けられ、第1ハウジング部30に対して長手軸線Lの方向で摺動して変位可能となっている。第1ハウジング部30の後端凹部30bと第2ハウジング部32の前端凹部32bとの間には、ハウジング12の内部にアクセスするための内部アクセス開口37が形成されている。この内部アクセス開口37は、当該動力工具10の使用状態においては、カバー36によって閉じられている。第1ハウジング部30は、第2ハウジング部32内にまで延びる内部延在部38を有し、内部延在部38にはタッピンネジ34がねじ込まれる穴40が形成されている。タッピンネジ34は内部延在部38の穴40の側壁にネジ溝を形成しながらこの穴40の中にねじ込まれて固定される。第1ハウジング部30は、その全体が樹脂により形成されており、内部延在部38においてタッピンネジ34のねじ込みがしやすいようにしてある。
第2ハウジング部32には、タッピンネジ34の軸部42を挿通する挿通穴46と、挿通穴46に連接しタッピンネジ34の頭部44を受け入れるようにされた凹部48と、タッピンネジ34の頭部44の周辺部を長手軸線Lの方向で覆うように凹部48に圧入されて固定された金属製の係合リング(ネジ頭部係合部)50とを有する。タッピンネジ34の頭部44は、係合リング50によって凹部48内に保持されている。したがって、タッピンネジ34は第2ハウジング部32からは取れないようになっている。タッピンネジ34を第1ハウジング部30に対して締め付けたり緩めたりする際には、係合リング50の中央開口52からドライバなどの工具を挿入して、タッピンネジ34を螺回する。なお、凹部48に係合リング50を圧入する構成に代えて、凹部48の内周面に溝を設けて、その溝に止め輪を嵌め込むことにより、ネジ頭部係合部を構成することもできる。
第1ハウジング部30の内部延在部38上には、第2ハウジング部32に覆われるようにして、回路基板60が配置されている。回路基板60には、当該動力工具10の状態を表示するためのLED62が搭載されている。この回路基板60は、樹脂製のケースに入れられており、第1ハウジング部30の後方(図で見て右側)から第1ハウジング部30の内部延長部38に対してスライドして取り付けられる。第2ハウジング部32におけるLED62と整合する位置には、LED62の光を拡散するための光拡散部材64が配置されている。これにより、LED62が発した光は光拡散部材64によって拡散されて、光拡散部材64の外表面が略均一な明るさで光るようになり、LED62の発光が視認しやすいようになっている。
図4に示すように、第2ハウジング部32にはさらに、長手軸線Lに対して直交する方向に延びる係止用ネジ(第2係止部)54が螺合されている。また内部延在部38には、長手軸線Lの方向に延びる長穴56が形成されていて、この長穴56が係止用ネジ54の先端部58を受け入れるようになっている。
上述のように整流子モータ14のブラシ26は整流子23との間の摩擦により磨耗していくため定期的な交換が必要になる。当該動力工具10においては、ブラシ26の交換を以下のような手順で行なうことができるようになっている。
まず、図5に示すようにタッピンネジ34によって第2ハウジング部32が第1ハウジング部30に対して固定されている状態から、タッピンネジ34を左回り(第1方向)に螺回して緩める。そうするとタッピンネジ34は第1ハウジング部30から長手軸線Lに沿って離れる方向(図で見て右方)に変位し、図6に示すように頭部44が係合リング50に係合する。さらにタッピンネジ34を緩めると、係合リング50がタッピンネジ34の頭部44に押され、第2ハウジング部32はタッピンネジ34とともに第1ハウジング部30から離れる方向に変位する。第2ハウジング部32が図7の位置にまで変位すると、第1ハウジング部30と第2ハウジング部32とによるカバー36の挟着が解除される。これにより、カバー36は図8に示すように、第1ハウジング部30と第2ハウジング部32との間から取り外すことが可能となる。
なお、第2ハウジング部32が図7の位置となると、図9に示すように、係止用ネジ54の先端部58が長穴56の端部(第1係止部)66に係合して、第2ハウジング部32がそれ以上第1ハウジング部30から離れる方向に変位できないようになる。すなわち、係止用ネジ54と長穴56の端部66とによって第1ハウジング部30に対する第2ハウジング部32の変位範囲が制限されるようになっている。タッピンネジ34は、この変位範囲内において第1ハウジング部30から外れない長さを有している。
図8のようにカバー36が取り外されると、カバー36によって覆われて閉じられていた内部アクセス開口37が表れる。ブラシホルダ70からの古いブラシ26の取り外し、及びブラシホルダ70への新しいブラシ26の取り付けは、この内部アクセス開口37を通して行うことができる。新しいブラシ26をブラシホルダ70に取り付けたら、再びカバー36を取り付けてタッピンネジ34を右回り(第2方向)に螺回して締め付ける。そうするとタッピンネジ34は、第1ハウジング部30に近づく方向に変位し第2ハウジング部32に係合して第2ハウジング部32を該近づく方向に変位させる。第2ハウジング部32が第1ハウジング部30に固定される図5の状態にまで戻るとカバー36は再び第1ハウジング部30と第2ハウジング部32とによって挟着された状態となる。これでブラシ26の交換作業は完了となる。
当該動力工具10においては、ハウジング12内に配置されたブラシ26などの部品の交換を行なうのに際して、ハウジング12の一部である第2ハウジング部32及びタッピンネジ34を取り外す必要がない。したがって、ハウジング12の内部に配置されている回路基板60やLED62などの部品が外部に露出せず、これら部品を誤って破損させてしまう虞が少ない。また、タッピンネジ34を紛失することも防止できる。タッピンネジは相手材の穴の内周面にネジ溝を形成しながらねじ込まれるが、一度取り付けたタッピンネジを取り外して再度同じ穴に取り付けると、前回とは違う位置にネジ溝が形成されてしまうことがある。そうすると、穴の内周面の強度が落ち、何度もそのような事を繰り返すと内周面が破壊されて最終的にはタッピンネジが保持されなくなってしまうことがある。当該動力工具10では上述のようにタッピンネジ34を取り外すことなくハウジング12の内部のブラシ26などにアクセスすることが可能であるので、タッピンネジ34によるネジ穴の損傷を防止することができる。また、係止用ネジ54と長穴56とによって第2ハウジング部32の変位範囲を制限することによってタッピンネジ34を取り外すことができないようにすることにより、誤ってタッピンネジ34が取り外されることがなくなり、上記問題をより確実に防止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る動力工具10について説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、第1ハウジング部30はタッピンネジ34がねじ込まれる内部延在部38が樹脂によって形成されていればよく、第1ハウジング部30の全体が樹脂である必要は必ずしもない。また、第2ハウジング部32を第1ハウジング部30に対して固定するための固定ネジとして、タッピンネジ34に代えて通常のネジを使用することもできる。ただしこの場合には、内部延在部38に予め雌ネジを形成しておく必要がある。さらには、固定ネジとして、ワッシャが一体とされたネジを使用し、第2ハウジング部32がネジの頭部44ではなくワッシャを保持するように構成することもできる。また、第2ハウジング部32と第1ハウジング部30との固定手段はネジ以外のものとすることもできる。例えば、軸部に径方向外側に突出した突起部を有する部材を固定手段とし、第1ハウジング部に内周面に傾斜溝(または螺旋状溝)が形成された穴を形成しておき、固定手段の突起部を傾斜溝に係合するように取り付け、固定手段を回転させることにより第1ハウジング部に対して離れる方向及び近づく方向に変位するようにした構成とすることもできる。本発明は、整流子モータを備える電動工具に限定されるものではなく、ブラシレスモータ、エアモータ、エンジンなどの他の動力部を備える動力工具においても同様に適用可能である。また、動力工具としては、可搬型又は据置き型のドリル装置やボール盤などの工作機械も含まれる。
動力工具10;ハウジング12;整流子モータ(動力部)14;回転出力軸16;傘歯歯車18;工具出力軸20;回転子22;整流子23;固定子24;ブラシ26;スイッチ28;第1ハウジング部30;外周面30a:後端凹部30b;第2ハウジング部32;前端部分32a;前端凹部32b;タッピンネジ(固定ネジ)34;カバー36;内部アクセス開口37;内部延在部38;穴40;軸部42;頭部44;挿通穴46;凹部48;係合リング(ネジ頭部係合部)50;開口52;係止用ネジ(第2係止部)54;長穴56;先端部58;回路基板60;LED62;光拡散部材64;端部(第1係止部)66;ブラシホルダ70;
長手軸線L

Claims (7)

  1. ハウジング内に動力部を備える動力工具であって、
    該ハウジングが、
    第1ハウジング部と、
    該第1ハウジング部に対して変位可能とされた第2ハウジング部と、
    該第2ハウジング部を該第1ハウジング部に対して固定するための固定手段と、
    当該ハウジングの内部にアクセスするための内部アクセス開口と、
    該固定手段によって固定された該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間に挟着されて、該内部アクセス開口を閉じるようにされたカバーと、
    を備え、
    該固定手段は、第1方向に回転されると該第1ハウジング部から離れる方向に変位し、該第1方向とは逆向きの第2方向に回転されると該第1ハウジング部に近づく方向に変位するようにされ、
    該固定手段が、該第1方向に回転されて該第1ハウジング部から離れる方向に変位したときに、該第2ハウジング部に該離れる方向で係合して該第2ハウジング部を該離れる方向に変位させて該挟着を解除して、該カバーが該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間から取り外し可能となるようにされ、
    該固定手段が、該第2方向に回転されて該第1ハウジング部に近づく方向に変位したときに、該第2ハウジング部に該近づく方向で係合して該第2ハウジング部を該近づく方向に変位させ、該カバーが該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間に挟着されるようにされ
    該固定手段が、該第1ハウジング部に対して螺合されていて、該第1方向に回転されると緩められ、該第2方向に回転されると締め付けられるようにされた固定ネジであり、
    該第2ハウジング部は、該固定ネジの頭部の一部を覆うように配置されたネジ頭部係合部を有し、該固定ネジが螺回されて緩められたときに、該固定ネジの頭部が該ネジ頭部係合部に係合して該第2ハウジング部を該離れる方向に変位させるようにされ、
    該ネジ頭部係合部が中央開口を有するリング状とされ、該中央開口を通して工具を挿入して該固定ネジの螺回操作ができるようにされた、動力工具。
  2. 該第2ハウジング部は、該固定ネジの軸部を挿通する挿通穴と、該挿通穴に連接し該頭部を受け入れる凹部とを有し該ネジ頭部係合部が該頭部を該凹部内に保持するように配置されている、請求項に記載の動力工具。
  3. 該第1ハウジング部が、該固定ネジが螺合される樹脂製の内部延在部を有し、該固定ネジが該内部延在部にねじ込まれるタッピンネジである、請求項1又は2に記載の動力工具。
  4. 該第1ハウジング部が第1係止部を有し、該第2ハウジング部が該第1係止部と係合する第2係止部を有し、
    該第1係止部と該第2係止部とが係合することにより、該第1ハウジング部に対する該第2ハウジング部の該離れる方向での変位範囲が制限され、該変位範囲内においては該固定手段が該第1ハウジング部から完全には外れないようにされている、請求項1乃至の何れか一項に記載の動力工具。
  5. 該第2係止部が、該第2ハウジング部に螺合された係止用ネジであり、該第1ハウジング部が該係止用ネジの先端部を受け入れる長穴を有し、該長穴の端部が該第1係止部とされている、請求項に記載の動力工具。
  6. 該動力部がブラシを有する整流子モータであり、該ブラシが該内部アクセス開口を通して交換可能な位置に配置されている、請求項1乃至の何れか一項に記載の動力工具。
  7. ハウジング内に動力部を備える動力工具であって、
    該ハウジングが、
    第1ハウジング部と、
    該第1ハウジング部に対して変位可能とされた第2ハウジング部と、
    該第2ハウジング部を該第1ハウジング部に対して固定するための固定手段と、
    当該ハウジングの内部にアクセスするための内部アクセス開口と、
    該固定手段によって固定された該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間に挟着されて、該内部アクセス開口を閉じるようにされたカバーと、
    を備え、
    該固定手段は、第1方向に回転されると該第1ハウジング部から離れる方向に変位し、該第1方向とは逆向きの第2方向に回転されると該第1ハウジング部に近づく方向に変位するようにされ、
    該固定手段が、該第1方向に回転されて該第1ハウジング部から離れる方向に変位したときに、該第2ハウジング部に該離れる方向で係合して該第2ハウジング部を該離れる方向に変位させて該挟着を解除して、該カバーが該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間から取り外し可能となるようにされ、
    該固定手段が、該第2方向に回転されて該第1ハウジング部に近づく方向に変位したときに、該第2ハウジング部に該近づく方向で係合して該第2ハウジング部を該近づく方向に変位させ、該カバーが該第1ハウジング部と該第2ハウジング部との間に挟着されるようにされ、
    該第1ハウジング部が第1係止部を有し、該第2ハウジング部が該第1係止部と係合する第2係止部を有し、
    該第1係止部と該第2係止部とが係合することにより、該第1ハウジング部に対する該第2ハウジング部の該離れる方向での変位範囲が制限され、該変位範囲内においては該固定手段が該第1ハウジング部から完全には外れないようにされ、
    該第2係止部が、該第2ハウジング部に螺合された係止用ネジであり、該第1ハウジング部が該係止用ネジの先端部を受け入れる長穴を有し、該長穴の端部が該第1係止部とされている、動力工具。
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