JP6580106B2 - 固定プランジャーを有するインジェクター装置および使用方法 - Google Patents

固定プランジャーを有するインジェクター装置および使用方法 Download PDF

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Description

関連出願に対する参照
本発明は、その開示がそれに対する参照によって本明細書に援用される、2012年2月10日出願の米国特許仮出願第61/597,264号の恩典を主張する。
本発明の背景
ヒトの眼は、高度に発達されており、かつ複雑な感覚器官である。そのいずれかの本質的な構造に対する損傷によって、視覚障害が生じ得る。種々の眼の状態および疾患の処置は、水性の懸濁溶液または軟膏中に適切な用量の医薬を加えることからなる場合が多い。このような処置は、薬剤の1回のみまたは2〜3回の適用しか必要としない条件には満足であるが、特定の状態では、より高頻度の用量を必要として、このような処置は患者に不都合である。対照的に、固体インプラント型の眼科の薬剤によって、投与された容積あたり薬物を高重量にすることが可能になる。これは、1用量あたりに大量の薬物が投与されなければならない場合、または眼内注射のように、容積が制限される場合、特に有利である。さらに、この固体状態はまた、溶液媒介性の化学的分解に対して化合物の感度を低下させる。
眼のような感受性でかつ繊細な構造への直接注入は、特別な課題であって、かつ困難を伴う。眼のような組織へのインプラントの制御された注入のために開発された多数の手順およびデバイスがある。しかし、改善された手順およびデバイスが有益である。
発明の要旨
本明細書に開示されるのは、組織へインプラントを送達するインジェクターデバイスである。特定の実施形態では、このインジェクターデバイスは、取扱いおよび運搬のような事象の間に、このデバイスを固定するための取り外し可能なプロテクターと嵌合される。
本開示では、「近位の」という用語は、注射部位へインプラントを注入するためのデバイスを用いる医師に最も近い構成要素のその部分を指して用いる。「遠位」という用語は、本明細書において、デバイスがインプラントを注入するために利用される場合、医師の手から最も遠く、かつ注入部位に最も近い構成要素のその部分を指して用いられる。「横の、横軸の」という用語は、本明細書において、インジェクターデバイスの長軸に直交する平面を指して用いられる。「インジェクター」という用語は、中空シャフトと格納性の構成要素とを備える全ての種類の分注装置を含むことが広義に意図される。本開示のインジェクターは、医療用途に限定されず、工業的用途または家庭用用途などの適切な非医学的適用に利用可能であり得る。
本発明の第一の態様では、本発明は、中心軸腔を規定している注射筒と中心軸腔を規定しているカニューレニードルとを備え、両方の中心軸腔が連絡している、インジェクターデバイスに関する。標的組織部位に送達されるべきインプラントは、カニューレニードルの中心軸腔に配置される。格納性の構成要素は、カニューレニードルの近位端に対して同軸に連結されており、かつ注射筒へこのカニューレニードルを格納するように適合されている。プランジャーは、この注射筒の中心軸腔に固定して配置されている。このプランジャーは、このプランジャーの近位端付近に配置された1つ以上のアンカー構成要素によって注射筒内の適所に保持され得る。このカニューレニードルが格納性の構成要素を介して引っ込む場合、このプランジャーは、カニューレニードルの中心軸腔を通じ、かつ注射筒の遠位端を通じて延びて、インプラントを標的組織部位へ送達する。
本発明の別の態様では、上記のインジェクターデバイスはさらに、注射筒の外側に位置しており、格納性の構成要素に連結されたラッチを備える。このラッチが医師によって作動されるとき、そのカニューレニードルは引っ込んで、そのインプラントを標的組織部位へ送達する。インジェクターデバイスは、ラッチガードが係合されたままで、ラッチの作動を妨げるようにラッチに連結された解放可能なラッチガードを装備されてもよい。いくつかの実施形態では、このインジェクターデバイスは、運搬および取り扱いの間にカニューレニードルの遠位端をインプラントが出て行かないように妨げる解放可能なブロックなどの、1つ以上のプロテクター構成要素を装備されている。いくつかの実施形態では、このブロックは、かぎ形を有するワイヤであり、そのワイヤの第一の釣鐘状端部が、カニューレニードルの遠位端をキャップし、そのワイヤの第二の端部が、インジェクターデバイスの一部に固定される。
止め具は、カニューレニードル上に配置されてもよく、この止め具には、カニューレニードルの断面を越えて延びる部分を有する。いくつかの実施形態では、この止め具は、カニューレニードルと同軸に配置された管状カラーを備え、かつこの管状カラーとニードルとの間の正の断面積の相違が、所定の深さを超える組織へのカニューレニードルの穿通を妨げる。
本発明の別の態様では、本発明は、本明細書に記載のインジェクターデバイスを最初に提供すること、インジェクターデバイスのカニューレニードルを組織に挿入すること、ラッチを作動させて、インプラントの周囲から格納性の構成要素がカニューレニードルを引っ込めるようにさせること、およびこのインプラントが組織中に残ったままでこの組織からデバイスを取り出すことによって、インジェクターデバイスを用いてインプラントを注入する方法に関する。さらにこの方法は、組織の表面が、カニューレニードル上に配置された止め具と接触するとき、組織へのカニューレニードルの挿入を停止すること(この止め具は、カニューレニードルの断面を越えて延びる部分を有している)を包含し得る。組織へインジェクターデバイスのカニューレニードルを挿入する前に、この方法は、インジェクターデバイスからブロックを解放することを包含してもよく、ここでこのブロックが、カニューレニードルの遠位端を通ってインプラントが出て行かないように邪魔をする。この方法を用いて、インプラントを眼の組織へ、例えば、目の強膜を通じて、注入してもよい。このカニューレニードルは、25ゲージのニードルであってもよく、斜角先端部を有してもよい。いくつかの実施形態では、インプラントの長軸は、0.1〜0.6センチメートルである。
本発明のインジェクターデバイスの斜視図である。 図2は、インジェクターデバイス構成の一連の長軸方向の断面図であって、ここで図2Aは、その中に連結された1セットの解放可能なプロテクターを装備されたインジェクターデバイスを示しており、図2Bは、その中にインプラントが配置されている、細長い構成におけるインジェクターデバイスを示し、図2Cは、組織部位へこのインプラントを送達した後、インジェクターデバイスを格納された構成で示す。 図3は、図2のインジェクターデバイスの注射筒の斜視図である。 図4は、図2のインジェクターデバイスのラッチの斜視図である。 図5は、図2のインジェクターデバイスの格納性の構成要素の斜視図である。 図6は、2つの解放可能なブロック構成を示しており、ここでは図6Aは、解放可能なブロッキングワイヤの斜視図であり、かつ図6Bは、解放可能なブロッキングキャップの斜視図である。
詳細な説明
本明細書に記載されるデバイスおよび方法は、組織へインプラントを送達することができるインジェクターデバイスを提供する。特定の実施形態では、このインジェクターデバイスは、取り扱いおよび運搬のような事象の間にこのデバイスを固定する解放可能なプロテクターと嵌合される。本明細書に記載されるデバイスおよび方法は、他の適切な適用のために適合されて改変されてもよいこと、ならびにこのような他の追加および改変は、その範囲から逸脱しないことが当業者には理解される。
図1は、本発明のインジェクターデバイスの斜視図である。このインジェクターは、中心軸腔4を有する注射筒2を備える。この中心軸腔4は、この実施形態に示されるように、環状の横断面形状を有してもよいが、この断面形状は、四角でも、三角でも、多角形でも、または任意の他の適切な形状であってもよい。注射筒2と同軸に整列されたのは、カニューレニードルアセンブリ3であって、これはニードルハブカラー6およびカニューレニードル8、およびこのカニューレニードル8の周囲に配置された環状止め具10を備える。かぎ形の解放可能なブロック12は、カニューレニードル8の遠位端およびニードルハブカラー6に固定された第二の末端16をキャップするように配置された第一の末端14を有する。ラッチ18は、注射筒2中のスロットに配置され、注射筒2の外側から突出する。取り外し可能なガード20は、注射筒2中で円筒ガード開口部21を通じて延びて、ラッチ18のラッチガード開口部23中へ延びる(図2)。ガード20が、円筒ガード開口部21およびラッチガード開口部23内に配置される時、ラッチ18は、注射筒2へ押し下げられないように妨げられる。注射筒2の外側は、そのインジェクターデバイスが医師の手の中で十分に作動することを可能にするように適合された凹面の把持部分22を備える。この凹面の把持部分22は、示されるとおり、注射筒2と一体化して形成されてもよいし、または注射筒2と機械的に連結されても、化学的に連結されても、それ以外で連結されていてもよい。任意の種々の形状が、インジェクターデバイス取扱いの間に適切な指の置き換えを得るために凹面の把持部分22について選択され得る。多数のアンカー構成要素24、26および28が、注射筒2上に装着されて、中心軸腔4へ延びる。
図2は、インジェクターデバイス構成の長軸方向の一連の斜視図を示す。図2Aは、解放可能なブロック12およびシールド30を含めて、その中に連結された1セットの解放可能なプロテクターをさらに装備した、細長い構成のインジェクターデバイスを示す。シールド30は、カニューレニードルアセンブリ3に対する損傷を防ぐためにインジェクターデバイスの注射筒2にしっかり固定する取り外し可能なキャップである。このラッチ18は、注射筒2のラッチスロット36中に受容される。図3および図4は、それぞれ注射筒2およびラッチ18の斜視図である。ラッチの軸(示さず)は、ピボット開口部5(図3)から注射筒2中で、完全にまたは部分的に、ラッチピボット開口部42を通じて延びて(図2A)、その結果、ラッチ18は、ラッチピボット開口部42に対して旋回可能である。ラッチ18が、ラッチスロット36中に適切に配置されている場合、ラッチ18のラッチタブ7(図4)は、注射筒2中で相補性に形成されたラッチタブノッチ9に位置する(図3)。ラッチバネ38(図2A)は、注射筒2とラッチ18との間のラッチスロット36に装着される。このラッチバネ38は、圧縮コイルバネであって、好ましくは0.05”〜0.15”の高さと、好ましくは約9lbs/inというバネ定数とを有する。このラッチバネ38は、ステンレス鋼、または任意の他の適切なバネ材料からできていてもよい。
図2Bはまた、細長い構成のインジェクターデバイスを示しており、ただし、図2Aに図示される解放可能なプロテクターはない。図2Aおよび図2Bの構成では、ラッチ18のチャネルキャッチ40は、注射筒2の中心軸腔4中に延びて、格納性の構成要素32のチャネル34中に位置する。この格納性の構成要素32は、中心軸腔4中で長軸方向に延びて、その近位端付近でその長さの一部にそって引き戻しバネ44によって囲まれる。引き戻しバネ44の近位端は、格納性の構成要素32の輪郭の近位端に隣接し、引き戻しバネ44の遠位端は、注射筒2の内部周囲表面の肩部47に隣接する。従って、この引き戻しバネ44は、インジェクターデバイスが図2Aおよび図2Bに示される細長い構成である場合、中心軸腔4内で遠位にスライドしないように妨げられる。引き戻しバネ44は、圧縮コイルバネであり、好ましくは0.25”〜0.5”の高さと、好ましくは約lbs/inというバネ定数とを有する。この引き戻しバネ44は、ステンレス鋼または任意の他の適切なバネ材料からできていてもよい。
格納性の構成要素32は、中心軸腔33を規定する。例えば、図5に示す実施形態では、格納性の構成要素32は、中空の円柱状ロッド(好ましくは、ポリカーボネートまたは別のこのような材料からできている)であり、中心軸腔33および機械加工した外径(例えば、チャネル34)を有し、その形状によって、注射筒2の中心軸腔4内にしっかり嵌合することが可能になる。格納性の構成要素32の遠位端35は、カニューレニードルアセンブリ3の近位端でニードルハブカラー6に対して同軸に結合するように構成された、内側部分37および外側部分39を備える。当業者は、化学結合のような、種々の他のまたは追加の連結機構を用いて、カニューレニードルアセンブリ3を格納性の構成要素32に対してしっかり係合してもよいことを理解する。別の実施形態では、カニューレニードルアセンブリ3は、格納性の構成要素32と一体に形成されてもよい。
カニューレニードルアセンブリ3は、中心軸腔を規定するカニューレニードル8を備える。カニューレニードル8は、例えば、約18ケージおよび30ゲージの管(例えば、25ゲージのニードル)から形成されてもよい。カニューレニードル8は、ニードルの中心軸腔の長軸に対して所定の角度関係で配置されたその遠位端で斜角先端部を有してもよい。カニューレニードル8は好ましくは、真っ直ぐな長軸方向の輪郭を有するが、他の適切な長軸方向のニードル形状が用いられてもよい。ニードル8は、金属または金属合金(例えば、ステンレス鋼など)のような任意の適切に剛体の材料からできていてもよい。インプラント45は、図2Bに示されるように、その遠位端からカニューレニードル8の中心軸腔中に嵌合するように適合されている。インプラント45は、例えば、薬物または他の剤を放出するために、任意の固体組成物のものであってもよい。
ニードルハブカラー6の遠位端とカニューレニードル8との間に配置されるのは、止め具10である。止め具10とカニューレニードル8との間の正の横断面積の相違によって、ニードル8が、止め具10から長軸方向にカニューレニードル8の遠位端に延びるその長軸を超えて組織を貫通しないように妨げられる。この長軸は、ニードル8の穿通深さとして規定される。この止め具10は、カニューレニードルアセンブリ3と一体に形成されてもよく、または別の実施形態では、カニューレニードルアセンブリ3にしっかり連結されてもよい。本実施形態では、この止め具10は、ニードルハブカラー6の遠位端とカニューレニードル8の遠位端との間に同軸に位置する管状カラーまたはリングを備える。当業者は、カニューレニードル8の穿通深さを制御するために適切な種々の止め具構成が存在することを認識している。多数の例示的な止め具構成は、その全体が参照によって本明細書に援用される、Nazarroら、米国特許出願公開第2008/0071246号に記載される。いくつかの実施形態では、較正線を必要に応じてカニューレニードル8上に設けて、1つ以上の標的の穿通深度を視覚的に示してもよい。
このインジェクターデバイスはまた、注射筒2によって規定される中心軸腔4中に配置されるプランジャー46を備える。このプランジャー46は、プランジャー基部48を備え、これは遠位端50および近位端52を有している。このプランジャーの横断面形状は、それが格納性の構成要素32の中心軸腔33中に嵌合する限りは変化してもよい。端部小片54は、近位端52で、プランジャー46と一体に形成されてもよいし、またはプランジャー46にしっかり連結されてもよい。この端部小片54は、注射筒2に対して、アンカー構成要素24、26および28によって固定されてもよい。図2に図示されるように、端部小片54は、輪郭が「T」形状であって、3つの固定構成要素24、26および28が中心軸腔4内に配置され、それによって、この端部小片54を固定位置で固定し、端部小片54が注射筒2の中で長軸方向に動かないように妨げる。異なる実施形態では、端部小片54の形状および1つ以上の固定構成要素の配置はプランジャー46が、注射筒2中に固定される限りは、変化されてもよい。プランジャー46は好ましくは、インジェクターデバイスが伸長した構成であるとき、そのデバイスの近位端を越えて伸びないように位置決めされる。
プランジャー46はまた、プランジャーロッド56を備え、これは、プランジャー基部48の遠位端に結合した近位端を有する。このプランジャーロッド56は、カニューレニードル8中に位置決めされ、格納性の構成要素32が注射筒2を格納する場合、包埋されたインプラント45を射出するように適合される。さらに具体的には、このプランジャー46は、格納性の構成要素32が注射筒2中に引っ込む場合、プランジャーロッド56の遠位端が、カニューレニードル8の遠位端に近くにまたはそれを越えるように構成される(図2Cを参照して下に考察されるとおり)。
インジェクターデバイスが、図2Bに図示される伸長した構成である場合、ラッチバネ38は、圧力下であり、ラッチ18の遠位端に上向きの地からを発揮する。ラッチ18は、ラッチピボット開口部42について注射筒2に対して枢動可能に結合されるので、この上向きの力は、格納性の構成要素32のチャネル34中へキャネルキャッチ40を押圧する。同時に、この引き戻しバネ44は、加圧下であり、格納性の構成要素32に対して左向きの力を加える。チャネルキャッチ40が、チャネル34中に固定されたままで、この格納性の構成要素は、注射筒2に対して移動できない。しかし、ガード20(図2)が取り外され、十分な下向きの力がラッチ18の遠位端に加えられる場合(例えば、図4に図示される触知性リッジ59で)、ラッチバネ38によって発揮される上向きの力は克服される。結果として、チャネルキャッチ40は、チャネル34から解放されて、格納性の構成要素32が、引き戻しバネ44の拡張によって左向きに引っ張られる。格納性の構成要素32は左向きに動くので、カニューレニードルアセンブリ3は、図2Cに示されるように、注射筒2の中心軸腔4内に部分的に後退する。プランジャー46は、格納性の構成要素32およびカニューレニードルアセンブリ3が近位に後退するにつれて、注射筒2に対して固定位置に残り、プランジャーロッド56の遠位端およびインプラント45を組織部位に残している。
注射筒2、凹面の把持部分22、プランジャー基部48、プランジャーロッド56、格納性の構成要素32およびラッチ18は、硬質プラスチック、ガラス、ステンレス鋼また他の適切に耐久性の材料(透明であっても、半透明であっても、不透明であってもまたは放射線非透過性であってもよい)から調製され得る。上述の全ての小片が、同じまたは異なる材料の組成物を有してもよい。例えば、凹面の把持部分22は、注射筒2と同じ材料からできていても、そうでなくてもよく、プランジャー基部48は、プランジャーロッド56と同じ材料の組成物を有しても、有さなくてもよい。プランジャーロッド56は、適切に剛直な材料、例えば、ステンレス鋼または硬質プラスチックからできており、その結果、この格納性の構成要素32が後退するとき、カニューレニードル8からインプラント45を射出し得る。ラッチ18および注射筒2は、好ましくはABSプラスチックからできている。上記の小片の全ては、再使用のための熱安定性もしくは照射安定性の材料から調製されてもよいし、または単回使用の適用のための消耗品として調製されてもよい。
プランジャー46は、格納性の構成要素32の中心軸腔33内にしっかり嵌合することを可能にする形状をとる。液体の注入のためのシリンジで利用されるプランジャーとは対照的に、本発明のプランジャー46は、格納性の構成要素32の内側周囲面と気密性のシールを形成する必要はなく、実際に、使用中の空気の自由な動きを可能にする通路を規定し得る。同様に、格納性の構成要素32は、注射筒2の内側周囲面と気密性のシールを形成する必要はない。
特定の実施形態では、解放可能なブロック12(ステンレス鋼、硬質プラスチックなどのような適切に剛直な材料からできていてもよい)は、図2Aに示されるように、カニューレニードル8がその遠位端から出ないようにインプラント45を可逆性に妨害するために利用され得る。図6は、2つの解放可能なブロック構成を示しており、ここでは、図6Aは、解放可能なブロッキングワイヤ62の斜視図であり、図6Bは、解放可能なブロッキングキャップ68の斜視図である。この解放可能なブロッキングワイヤ62は、かぎ形の構成要素であり、これはブロッキングワイヤ62がインジェクターデバイスと係合されたとき、インジェクターデバイスの一部に固定された第一の端部64と、カニューレニードル8の遠位端に穿通するように構成された第二の端部66とを有する。この第一の端部64は、ニードルハブカラー6の周囲のように、インジェクターデバイスの一部の末梢の周囲に位置する、環状リングのような、例えば、固定部材によってインジェクターデバイスに固定される。この解放可能なブロッキングキャップ68はまた、かぎ形構成要素であって、インジェクターデバイスの一部に固定された第一の端部70を有し、ただしブロッキングキャップ68がインジェクターデバイスと係合されるとき、カニューレニードル8の遠位端を囲み保護するためのベル形または円錐型または同様の形状に構成された第二の端部72を有する。この解放可能なブロックは、ゴム、合成ゴム、軟質プラスチック、金属などのような任意の展性の材料からできていてもよい。本発明で用いられ得る解放可能なブロックの追加の例は、その全体が本明細書において参照によって援用されるNazarroら、米国特許出願公開第2008/0071246号に記載されている。
上記のインジェクターデバイスは、任意の適切な方法、および任意の適切な順序で組み立てられた種々のパーツによって調製され得る。好ましいアセンブリ法としては、図2に示されるようなラッチスロット36内にラッチバネ38を装着することと、このラッチ18を、ラッチスロット36へラッチ18を置くこと、およびこのラッチ軸をラッチピボット42中で係合することによって、ラッチ18を注射筒2へ連結することとを包含する。このラッチバネ38は、図2に示されるようにラッチ18のノッチ中に位置する。次に、引き戻し/バネのサブアセンブリは、格納性の構成要素32の遠位端を、引き戻しバネ44の軸腔へ挿入することと、この格納性の構成要素32の近位端へ向かって引き戻しバネ44をスライドすることによって組み立てられる。次いで、引き戻し/スプリングのサブアセンブリの遠位端が、注射筒2の中心軸腔4の近位端に挿入される。右向きの力を格納性の構成要素32の近位端に与えて、ラッチ18のチャネルキャッチ40が、格納性の構成要素32のチャネル34におさまるまで、引き戻しバネ44を押圧する。この位置では、格納性の構成要素32は、適所で掛け金を掛けられ(latched)、ラッチガード20(図1)が、円筒ガード開口部21(図1)中に、それがラッチ18のラッチガード開口部23(図2)を通じて延びるまで挿入される。ラッチガード20が適所であるならば、ラッチ18は、残りのアセンブリプロセスの間に偶発的に作動することはできない。
次に、固定構成要素26および28は、中心軸腔4中に装着されて、プランジャー46の遠位端が注射筒2中へ挿入される。プランジャー46は、固定構成要素26と28との間であって、格納性の構成要素32の中心軸腔33内に配置される。残りの固定構成要素24は、注射筒2に装着されて、プランジャー46の端部小片54を、中心軸腔33内の適所にロックする。次に、インジェクターデバイスの遠位端で、プランジャーロッド56の遠位端が、カニューレニードルアセンブリ3の近位端に固定されて、カニューレニードル8へガイドされる。次いで、このカニューレニードルアセンブリ3は、図2に示されるように、格納性の構成要素32に連結され、続いて、カニューレニードル8中にインプラント45が配置される。止め具10は、カニューレニードルアセンブリ3が格納性の構成要素32に連結された後に、またはカニューレニードルアセンブリプロセスの一部としてカニューレニードル8に連結されてもよい。必要に応じて、上記の方法は、解放可能なブロック12およびシールド30のような保護構成要素を嵌合することと、必要に応じて、かぎ形のブロック12の一端をカニューレニードル8の遠位端に嵌合することと、ブロック12の第二の端部を、カニューレニードルアセンブリ3のニードルハブカラー6に固定することとを包含し得る。
このインジェクターデバイスは、最初に、シールド30、ブロック12およびラッチガード20を、それらが存在する場合は取り外すことと、カニューレニードル8を、組織中へ、止め具10がその組織の表面と接触する深さまで挿入することと、次いで、ラッチ18を注射筒2の中へ押し下げて、格納性の構成要素32が注射筒2の中へ後退するようにさせて、インプラント45をこの組織部位へ残すこととによって使用されてもよい。
インジェクターデバイスの一実施形態では、薬物を眼58に送達す得るデバイスを設計する(図2)。具体的には、インジェクターデバイスのカニューレニードル8は、眼58の強膜に浸透するように適合される。カニューレニードル8は、真っ直ぐな25ゲージのカニューレニードルであってもよく、例えば、そのニードルの中心軸腔の長軸に対して、約10〜13度、好ましくは約11.5度の角度で位置する、例えば、斜角先端部をその遠位端で有する。この描写されたデバイスの止め具10は、カニューレニードルアセンブリ3に対して同軸に結合されている管状カラーを備え、ここでカニューレニードル8は、その穿通深度507が約0.25〜0.35cmであるような方式で配置されて位置決めされる。インプラント45は、約0.1〜0.9cmという長軸方向の長さを有してもよい。
従って、本発明は一般には、組織部位へインプラントを送達するための格納性の構成要素を有するインジェクターデバイスを提供する。上記の説明および実施例の目的は、本発明のいくつかの非限定的な実施形態を例示することである。種々の改変および変化が、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく本発明のデバイスおよび方法に対してなされ得ることが当業者には明らかとなる。本明細書に引用される全ての刊行物および特許は、その全体が参照によって本明細書に援用される。

Claims (10)

  1. インジェクターデバイスであって、
    中心軸腔を規定しており、かつ遠位端および近位端を有している注射筒と、
    遠位端および近位端を有しており、かつ前記注射筒の中心軸腔と連絡している中心軸腔を規定し、かつ眼の強膜に穿通するように適合された斜角先端部を有するカニューレニードルと、
    前記注射筒へ前記カニューレニードルを格納するように適合された前記カニューレニードルの近位端に同軸結合された格納性の構成要素と、
    遠位端および近位端を有するプランジャーロッドを含んだプランジャーであって、その中の固定位置で前記注射筒の中心軸腔に配置されており、かつ前記カニューレニードルが後退する場合、前記カニューレニードルの中心軸腔を通じて、かつ前記注射筒の遠位端を超えて延びているプランジャーと、
    前記プランジャーロッドと前記ニードルの遠位端との間で前記カニューレニードルの前記中心軸腔に配置されたインプラントとを備える、インジェクターデバイス。
  2. 前記デバイスが、前記カニューレニードルの遠位端を出ないように前記インプラントを妨害する離脱可能なブロックをさらに備える、請求項1に記載のインジェクター。
  3. 前記注射筒の外側上に位置しており、かつ前記格納性の構成要素に連結されたラッチをさらに備えており、その結果前記ラッチが作動された場合、前記カニューレニードルが格納される、請求項1または請求項2に記載のインジェクター。
  4. 前記カニューレニードル上に配置され、かつ前記カニューレニードルの断面を越えて延びる部分を有している止め具をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインジェクター。
  5. 前記止め具が、前記カニューレニードルと同軸に配置された管状カラーを備え、かつ前記管状カラーと前記ニードルとの間の正の断面積の相違が、所定の深さを超える組織への前記カニューレニードルの穿通を妨げる、請求項4に記載のインジェクター。
  6. 前記プランジャーを適所に保持するために前記プランジャーの近位端で1つ以上のアンカー構成要素をさらに備えている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のインジェクター。
  7. ッチガードが係合されたとき、前記ラッチの作用を妨げるように、前記ラッチに結合された解放可能なラッチガードをさらに備えている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のインジェクター。
  8. 前記ブロックが、かぎ形を有するワイヤであり、前記ワイヤの第一の釣鐘状端部が、前記カニューレニードルの遠位端をキャップして、前記ワイヤの第二の端部が、前記インジェクターデバイスの一部に固定されている、請求項2に記載のインジェクター。
  9. 前記カニューレニードルが25ゲージのニードルである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインジェクター
  10. 前記インプラントの長軸方向の長さが0.1〜0.6センチメートルである、請求項1〜9のいずれか一項に記載のインジェクター
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