JP6577420B2 - 車両シートの空気圧制御装置及び車両シートの空気圧制御方法 - Google Patents

車両シートの空気圧制御装置及び車両シートの空気圧制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両シートの空気圧制御装置及び車両シートの空気圧制御方法に関するものである。
従来、車両用のシート装置には、シートの内側に設けられた空気袋(ブラダ)を拡張させてシート表面を膨出させることにより、そのシートサポート形状を変更可能なものがある。例えば、特許文献1に記載のシート装置は、シートに着座した乗員の腰部(ランバー)が当接する位置において、そのシートバックの内側に設けられた複数の空気袋を備えている。具体的には、これらの各空気袋は、シートバックの背もたれ面に沿うように上下方向に並んで配置されている。そして、これらの各空気袋を配列方向に沿って順次拡縮させることにより、当該各空気袋がシート表面に形成する膨出形状、即ちランバーサポート形状の位置を上下方向に移動させることが可能になっている。
特開平3−32943号公報
しかしながら、上記のような空気圧式のシート装置の場合、拡張した空気袋がシート表面に形成する膨出形状の突出量が大きくなるほど、その空気袋に圧送する空気量が増加することになる。つまり、収縮状態にある空気袋を拡張させた場合、そのシート表面に形成される膨出形状が要求される突出量に到達するまでの時間が長くなる。そして、これにより、上記のように各空気袋を順次拡縮させて膨出形状の形成位置を移動させる際、その膨出形状の突出量に応じて当該膨出形状の移動にかかる所用時間が変化するという問題があることから、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、より安定的に、シートの内側で拡張した空気袋がシート表面に形成する膨出形状の位置を移動させることのできる車両シートの空気圧制御装置及び車両シートの空気圧制御方法を提供することにある。
上記課題を解決する車両シートの空気圧制御装置は、シートの内側に設けられた空気袋を拡張させることによりシート表面に膨出形状を形成する膨出形状形成部と、前記シート表面に沿う方向に並ぶ複数の前記空気袋を互いに重複するタイミングで配列方向に沿って順次拡縮させることにより該各空気袋がシート表面に形成する前記膨出形状の位置を移動させる膨出形状移動部と、前記膨出形状の形成位置を移動させる際、該膨出形状の突出量が大きいほど、前記各空気袋に空気を送る空気ポンプの圧送能力を増大させる圧送能力調整部と、を備えることが好ましい。
上記構成によれば、各空気袋を配列方向に沿って順次拡縮させることにより当該各空気袋がシート表面に形成する膨出形状の位置を移動させる際、その膨出形状の突出量が大きく、収縮した空気袋を拡張させるために必要な空気量が多い場合であっても、速やかに、その空気袋を拡張させることができる。そして、これにより、より安定的に、各空気袋がシート表面に形成する膨出形状の位置を移動させることができる。
上記課題を解決する車両シートの空気圧制御装置は、前記圧送能力調整部は、前記膨出形状の突出量に依らず、該膨出形状の形成位置を移動させる際の移動速度が一定になるように、前記空気ポンプの圧送能力を調整することが好ましい。
上記構成によれば、より安定的に、膨出形状の形成位置を移動させることができる。
上記課題を解決する車両シートの空気圧制御装置は、前記膨出形状移動部は、前記膨出形状の突出量に応じた前記空気袋の内圧目標値を設定して前記各空気袋に前記空気を圧送するものであって、前記圧送能力調整部は、前記内圧目標値が大きいほど、前記空気ポンプの圧送能力を増大させることが好ましい。
上記構成によれば、各空気袋がシート表面に形成する膨出形状の突出量に応じて、より精度よく、空気ポンプの圧送能力を調整することができる。
上記課題を解決する車両シートの空気圧制御装置は、前記圧送能力調整部は、前記空気ポンプの駆動源となるモータをデューティ制御するものであって、前記膨出形状の突出量が大きいほど、前記モータのデューティ比を高くすることが好ましい。
上記構成によれば、各空気袋がシート表面に形成する膨出形状の突出量に応じて、精度よく、空気ポンプの圧送能力を調整することができる。
上記課題を解決する車両シートの空気圧制御方法は、シートの内側に設けられた空気袋を拡張させることによりシート表面に膨出形状を形成する工程と、前記シート表面に沿う方向に並ぶ複数の前記空気袋を互いに重複するタイミングで配列方向に沿って順次拡縮させることにより該各空気袋がシート表面に形成する前記膨出形状の位置を移動させる工程と、前記膨出形状の形成位置を移動させる際、該膨出形状の膨出量が大きいほど、前記各空気袋に空気を送る空気ポンプの圧送能力を増大させる工程と、を備えることが好ましい。
本発明によれば、より安定的に、シートの内側で拡張した空気袋がシート表面に形成する膨出形状の位置を移動させることができる。
内側に空気袋が設けられた車両シートの斜視図。 (a)(b)は、シートの内側に設けられた空気袋、及びその空気袋が拡張することによりシート表面に形成される膨出部を示す説明図。 シート装置の概略構成図。 (a)〜(c)は、シートバックの背もたれ面に沿って上下方向に並ぶランバーサポート用の各空気袋を示す説明図。 (a)〜(f)は、ランバーサポート用の各空気袋を配列方向に沿って順次拡縮させることにより当該各空気袋が背もたれ面に形成する膨出形状の位置を移動させる制御の一例を示す説明図。 ランバーサポート用の各空気袋を配列方向に沿って順次拡縮させることにより当該各空気袋が背もたれ面に形成する膨出形状の位置を移動させる制御のタイムチャート。 膨出形状の形成位置を移動させる際、当該膨出形状の突出量に応じて空気ポンプの圧送能力を増大させる制御の説明図。 電源電圧の低下に応じたモータデューティ比調整制御の態様を示すフローチャート。
以下、空気圧式のシートサポート機能を有したシート装置及びその空気圧制御の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に設けられたシートバック3と、を備えている。そして、そのシートバック3の上端には、ヘッドレスト4が設けられている。
本実施形態のシート1において、シートバック3は、その両サイド部3a,3bが、それぞれ、前方に向かって膨出した形状を有している。更に、シートクッション2もまた、両サイド部2a,2bが、それぞれ、上方に向かって膨出した形状を有している。そして、本実施形態のシート1は、これにより、その乗員の良好な着座姿勢を確保し及びその着座姿勢を維持することが可能になっている。
また、このシート1には、そのシートクッション2及びシートバック3の内側に複数の空気袋10(11〜16)が設けられている。具体的には、本実施形態のシート1において、シートバック3の内側には、その背もたれ面3sの肩部(ショルダ)、腰部(ランバー)及び下端部(バックペルビス)、並びに両サイド部3a,3bに対応する位置に、それぞれ、独立した空気袋11(11a,11b),12(12a〜12c),13,14(14a,14b)が設けられている。そして、シートクッション2についてもまた、その着座面2sにおける後端部(クッションペルビス)の内側、及び両サイド部2a,2bの内側に、それぞれ、独立した空気袋15,16(16a,16b)が設けられている。
図2(a)(b)に示すように、本実施形態のシート1において、上記各空気袋10は、シート表皮21の内側に位置するクッションパッド22とシート1の構造体23との間に設けられている。そして、これにより、そのクッションパッド22と一体にシート表皮21を内側から押圧する構成になっている。
即ち、図2(b)に示すように、シート1の内側に設けられた各空気袋10が拡張することにより、そのシート表面1sに膨出形状20が形成される。また、この膨出形状20の突出量Xは、各空気袋10の拡縮状態に応じて変化する。つまり、例えば、シートバック3の背もたれ面3sに形成されるランバーサポート形状の前後位置は、この膨出形状20の突出量Xにより規定される。尚、便宜上、図2(b)中においては、シート表面1sに形成された膨出形状20の頂点位置を当該膨出形状20の形成位置として指し示している。そして、本実施形態のシート1においては、これにより、そのシートサポート形状を変更可能なシート装置30が形成されている。
詳述すると、図3に示すように、本実施形態のシート装置30は、各空気袋10に空気を圧送する空気ポンプ31を備えている。また、各空気袋10に連通する空気の流路Lには、複数の弁装置40(41〜44)が設けられている。更に、本実施形態のシート装置30は、これらの空気ポンプ31及び弁装置40の作動を制御する制御装置50を備えている。そして、本実施形態では、これにより、その各空気袋10に空気を圧送(充填)し、及びその各空気袋10に充填された空気を排出する吸排気装置51が形成されている。
具体的には、本実施形態の流路Lには、空気ポンプ31から圧送された空気の逆流を抑える逆止弁41が設けられている。また、本実施形態の流路Lは、空気ポンプ31側を上流とした場合に、その逆止弁41よりも下流側で、この逆止弁41が設けられた流路Lの本線L0から分岐した複数の支線L1を備えている。そして、本実施形態の各空気袋10は、これらの各支線L1に対し、それぞれ、一つずつ、独立に設けられている。
また、本実施形態のシート装置30は、これらの各支線L1において、各空気袋10の上流となる位置に設けられた複数の吸気バルブ42を備えている。更に、本実施形態の流路Lは、上記各支線L1と同様、逆止弁41の下流となる位置において本線L0から分岐した支線L2,L3を備えている。そして、本実施形態のシート装置30は、その支線L2に設けられた排気バルブ43、及び支線L3に設けられた圧力センサ45を備えている。
即ち、本実施形態の制御装置50は、各空気袋10を拡張させる際には、その対象となる空気袋10に連通する支線L1に設けられた吸気バルブ42を開放するとともに支線L2に設けられた排気バルブ43を閉じた状態で空気ポンプ31を駆動する。また、このとき、上記圧力センサ45が設けられた支線L3を含め、逆止弁41の下流側における流路L内の圧力は、その拡張対象とする空気袋10の内圧Pと等しくなる。そして、本実施形態の制御装置50は、これにより、その圧力センサ45を用いて拡張対象とする空気袋10の内圧Pを監視しつつ、当該空気袋10に空気を圧送する構成になっている。
具体的には、本実施形態の制御装置50は、各空気袋10の内圧Pについて、その目標値(内圧目標値P0)を記憶領域50a内に保持する。尚、本実施形態のシート装置30において、各空気袋10の内圧目標値P0は、その乗員が、シート1(又はその近傍)に設けられた操作スイッチ55を用いて最適なサポート形状を設定することにより更新される(サポート形状調整操作)。そして、本実施形態の制御装置50は、検出される各空気袋10の内圧Pを内圧目標値P0に一致させるべく、その吸排気装置51を構成する空気ポンプ31及び弁装置40の作動を制御する構成になっている。
また、本実施形態の制御装置50は、各空気袋10を収縮させる際には、その対象となる空気袋10に対応する吸気バルブ42を開放した状態で、支線L2に設けられた排気バルブ43を開放する。そして、内部空気の排出後、排気バルブ43を閉じた状態で、その収縮した空気袋10の内圧Pを検出する構成になっている。
ここで、図4(a)〜(c)に示すように、本実施形態のシート装置30は、シートバック3の内側、その背もたれ面3sの腰部に対応する位置(図1参照)に設けられたランバーサポート用の空気袋12(12a〜12c)が、それぞれ、独立に拡縮する構成になっている。そして、これら各空気袋12の拡縮状態を変化させることにより、そのシート表面1sを構成する背もたれ面3sの腰部に形成される膨出形状20の位置を移動させる、つまりはランバーサポート形状を変更することが可能になっている。
具体的には、図4(a)に示すように、ランバーサポート用の3つの空気袋12のうち、下方に位置する腰部下側空気袋12aが拡張し、その上方に位置する2つの空気袋12(12b,12c)が収縮した状態にある場合には、この腰部下側空気袋12aの位置する下側部分が膨出したランバーサポート形状が形成される。また、図4(b)に示すように、真ん中に位置する腰部中間空気袋12bが拡張し、上下2つの空気袋12(12a,12c)が収縮した状態にある場合には、この腰部中間空気袋12bの位置する中間部分が膨出したランバーサポート形状が形成される。そして、図4(c)に示すように、上方に位置する腰部上側空気袋12cが拡張し、その下方に位置する2つの空気袋12(12a,12b)が収縮した状態にある場合には、この腰部上側空気袋12cが位置する上側部分が膨出したランバーサポート形状が形成されるようになっている。
また、本実施形態のシート装置30は、サポート形状調整操作において、乗員が、そのランバーサポート形状の前後位置、即ち背もたれ面3sの腰部に形成される膨出形状20の突出量Xを決定することにより、上記各空気袋12(12a〜12c)のうち、膨出形状20の形成位置に対応した空気袋12の内圧目標値が設定されるようになっている。尚、この突出量Xの決定操作は、乗員が、その操作スイッチ55の前後位置設定部55a(図3参照)を所謂「長押し」することにより行われる。そして、本実施形態の制御装置50は、これにより設定された内圧目標値(腰部拡張空気袋内圧目標値)Pxに基づいて、その膨出形状20を形成する空気袋12の内圧Pを制御する構成になっている。
更に、本実施形態の制御装置50は、シート表面1sを構成する背もたれ面3sに沿って上下方向に並んで設けられたランバーサポート用の各空気袋12(12a〜12c)について、これらの各空気袋12を、その配列方向に沿って順次拡縮させることにより、当該各空気袋12が形成する膨出形状20の位置を上下方向に移動させる。
例えば、シートバック3の腰部における下側部分に膨出形状20が形成されている場合において、その膨出形状20を上方に移動させる場合、本実施形態の制御装置50は、拡張状態にある腰部下側空気袋12aを収縮させて、その上方に位置する腰部中間空気袋12bを拡張させる。更に、制御装置50は、この拡張状態にある腰部中間空気袋12bを収縮させて、その上方に位置する腰部上側空気袋12cを拡張させる。そして、本実施形態のシート装置30は、これにより、そのランバーサポート形状を決定する膨出形状20がシートバック3の腰部における下側部分から上側部分に移動する構成になっている。
尚、本実施形態のシート装置30において、このランバーサポート形状を決定する膨出形状20の移動操作は、乗員が、その操作スイッチ55の上下位置調整部55b(図3参照)を長押し操作することにより行われる。そして、本実施形態のシート装置30は、この乗員による長押し操作が終了することで、その膨出形状20の移動が停止する構成になっている。
さらに詳述すると、図3に示すように、本実施形態のシート装置30において、ランバーサポート用の各空気袋12(12a〜12c)に連通する流路Lの支線L1´には、それぞれ、その吸気バルブ42の下流となる位置に、これら各空気袋12に専用の排気バルブ44が設けられている。そして、本実施形態の制御装置50は、これらの排気バルブ44を用いることにより、ランバーサポート用の各空気袋12が背もたれ面3sの腰部に形成する膨出形状20を上下方向に移動させる際、その拡張した空気袋12を収縮させる工程と、この空気袋12の隣に配置された空気袋12を拡張させる工程とをオーバーラップさせる構成になっている。
例えば、本実施形態の制御装置50は、図5(a)に示すように、腰部下側空気袋12aが拡張状態にある場合において、その背もたれ面3sに形成された膨出形状20を上方移動させる場合、図5(b)に示すように、先ず、その上方に位置する腰部中間空気袋12bを拡張させる。また、図5(c)に示すように、制御装置50は、続いて、この腰部中間空気袋12bが拡張している途中で、腰部下側空気袋12aを収縮させる。更に、図5(d)に示すように、本実施形態の制御装置50は、腰部中間空気袋12bが拡張状態となった場合に、その上方に位置する腰部上側空気袋12cを拡張させるとともに、図5(e)に示すように、当該腰部上側空気袋12cが拡張している途中で、腰部中間空気袋12bを収縮させる。そして、図5(f)に示すように、本実施形態の制御装置50は、これにより、腰部上側空気袋12cが拡張状態となり、その下方に位置する2つの空気袋12(12a,12b)が収縮状態となるように、その吸排気装置51を構成する空気ポンプ31及び弁装置40の作動を制御する構成になっている。
具体的には、図6に示すように、本実施形態の制御装置50は、ランバーサポート用の各空気袋12がシートバック3の腰部における下側部分に膨出形状20を形成している場合、その膨出形状20の上方移動を要求する操作入力の発生と同時に、腰部中間空気袋12bに対応した吸気バルブ42を開放する(時間T1:操作スイッチON)。そして、その後、空気ポンプ31の駆動を開始して、この腰部中間空気袋12bに空気を圧送することにより、当該腰部中間空気袋12bを拡張させる(時間T2)。
次に、本実施形態の制御装置50は、この拡張途中にある腰部中間空気袋12bの内圧Pが所定の切替圧力Pcに到達したタイミングで、既に拡張した状態にある腰部下側空気袋12aに対応した排気バルブ44を開放することにより、当該腰部下側空気袋12aの内部空気を排出する(時間T3)。尚、本実施形態では、この切替圧力Pcは、ランバーサポート用の各空気袋12に設定された内圧目標値Pxの「1/2」に設定される(Pc=Px×0.5)。そして、制御装置50は、腰部中間空気袋12bの内圧Pが、その設定された内圧目標値Pxに到達したタイミングで、当該腰部中間空気袋12bに対応した吸気バルブ42を閉塞することにより、その腰部中間空気袋12bを拡張状態に保持する(時間T4)。
また、本実施形態の制御装置50は、この腰部中間空気袋12bに対応した吸気バルブ42の閉塞と同じタイミングで、腰部上側空気袋12cに対応した吸気バルブ42を開放することにより、当該腰部上側空気袋12cに対する空気の充填を開始する(時間T4)。そして、制御装置50は、この拡張途中にある腰部上側空気袋12cの内圧Pが所定の切替圧力Pcに到達したタイミングで、既に拡張した状態にある腰部中間空気袋12bに対応した排気バルブ44を開放することにより、当該腰部中間空気袋12bの内部空気を排出する(時間T5)。
更に、本実施形態の制御装置50は、腰部上側空気袋12cの内圧Pが、その設定された内圧目標値Pxに到達したタイミングで、空気ポンプ31の駆動を停止し(時間T6)、その後、その腰部上側空気袋12cに対応した吸気バルブ42を閉塞することにより、当該腰部上側空気袋12cを拡張状態で保持する(時間T7)。そして、乗員による膨出形状20の上方移動を要求する操作入力が途絶したタイミングで、腰部下側空気袋12a及び腰部中間空気袋12bに対応した各排気バルブ44を閉塞する構成になっている(時間T8:操作スイッチOFF)。
本実施形態のシート装置30は、このように、ランバーサポート用の各空気袋12が互いに重複するタイミングで順次拡縮することで、その背もたれ面3sに形成された膨出形状20が連続的に上下移動する構成になっている。そして、これにより、そのシート1に着座する乗員の使用感を向上させることが可能になっている。
また、図3に示すように、本実施形態の空気ポンプ31には、モータ60を駆動源とした電動ポンプが用いられている。即ち、本実施形態の制御装置50は、車載電源(バッテリー)61の電源電圧Vbに基づいた駆動電力の供給を通じて空気ポンプ31の作動を制御する。具体的には、本実施形態の制御装置50は、PWM制御の実行により、その空気ポンプ31のモータ60をデューティ制御する。そして、これにより、その空気ポンプ31の圧送能力を自在に制御することが可能になっている。
詳述すると、本実施形態の制御装置50は、上記のように各空気袋12を配列方向に沿って順次拡縮させて、その膨出形状20を上下方向に移動させる際、当該膨出形状20の突出量Xが大きいほど、空気ポンプ31の圧送能力を増大させる。
具体的には、図7に示すように、本実施形態の制御装置50は、ランバーサポート用の各空気袋12に設定された拡張時の内圧目標値Pxに基づいて、これらの各空気袋12が背もたれ面3s(シート表面1s)に形成する膨出形状20の突出量Xを認識する。そして、これらの各空気袋12に設定された拡張時の内圧目標値Pxが高いほど、その空気ポンプ31について、駆動源であるモータ60のデューティ比Dを高くする構成になっている。
さらに詳述すると、本実施形態のシート装置30において、ランバーサポート用の各空気袋12がシートバック3の背もたれ面3sに形成する膨出形状20の突出量X、即ちシート1の乗員が調整可能なランバーサポート形状の前後位置には、複数の段階値X1〜X6が設定されている。そして、本実施形態の制御装置50は、そのランバーサポート用の各空気袋12が拡張する際の内圧目標値Pxについて、これら膨出形状20の突出量Xに関する各段階値X1〜X6に対応した複数の圧力値P1〜P6を記憶領域50aに保持する。
即ち、本実施形態のシート装置30は、ランバーサポート用の空気袋12が拡張する際の内圧目標値Pxが第2の圧力値P2であるとき、その拡張した空気袋12の内圧Pが第2の圧力値P2に到達、つまり完全に拡張した状態における膨出形状20の突出量Xが、この第2の圧力値P2に対応する第2の段階値X2となるように構成されている。
また、本実施形態の制御装置50は、これらランバーサポート用の各空気袋12が拡張する際の内圧目標値Pxに関する上記各圧力値P1〜P6に対応して設定された複数のデューティ比D1〜D6を記憶領域50aに保持する。そして、これら内圧目標値Pxに関する各圧力値P1〜P6及び各デューティ比D1〜D6を直交座標系にプロットし、線形補完することで、その図7に示すような各空気袋12が拡張する際の内圧目標値Pxに基づいたデューティ比Dの制御マップを形成する構成になっている。
具体的には、本実施形態の制御装置50が保持する各デューティ比D1〜D6は、ランバーサポート用の各空気袋12がシートバック3の背もたれ面3sに形成する膨出形状20の突出量X(各段階値X1〜X6)に依らず、その膨出形状20の移動速度が一定になるように、空気ポンプ31の圧送能力を調整可能な値に設定されている。そして、本実施形態のシート装置30は、これにより、より安定的に、これらランバーサポート用の各空気袋12が形成する膨出形状20の位置を上下方向に移動させることが可能になっている。
更に、図8のフローチャートに示すように、本実施形態の制御装置50は、車載電源61の電源電圧Vbを検出し(ステップ101)、その検出された電源電圧Vbが所定の閾値Vth以下であるか否かを判定する(ステップ102)。そして、検出された電源電圧Vbが所定の閾値Vth以下である場合(ステップ102:YES)には、その電源電圧Vbの低下に応じてモータ60のデューティ比Dを補正する、即ち検出される電源電圧Vbが低いほど、そのデューティ比Dが高くなるように補正する構成になっている(ステップ103)。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)膨出形状形成部としての制御装置50は、吸排気装置51を構成する空気ポンプ31及び弁装置40の作動を制御してシート1の内側に設けられた空気袋10を拡張させることによりシート表面1sに膨出形状20を形成する。また、膨出形状移動部としての制御装置50は、シートバック3の背もたれ面3sに沿う方向に並ぶランバーサポート用の各空気袋12を配列方向に沿って順次拡縮させることにより当該各空気袋12がシート表面1sに形成する膨出形状20の位置を上下方向に移動させる。そして、圧送能力調整部としての制御装置50は、その膨出形状20の形成位置を移動させる際、当該膨出形状20の突出量Xが大きいほど、空気ポンプ31の圧送能力を増大させる。
上記構成によれば、各空気袋12を配列方向に沿って順次拡縮させることにより当該各空気袋12がシート表面1s(背もたれ面3s)に形成する膨出形状20の位置を移動させる際、膨出形状20の突出量Xが大きく、収縮した空気袋12を拡張させるために必要な空気量が多い場合であっても、速やかに、その空気袋12を拡張させることができる。そして、これにより、より安定的に、各空気袋12がシート表面1sに形成する膨出形状20の位置を上下方向に移動させることができる。
(2)制御装置50は、膨出形状20の突出量Xに依らず、当該膨出形状20の形成位置を移動させる際の移動速度が一定になるように、空気ポンプ31の圧送能力を調整する。これにより、より安定的に、膨出形状20の形成位置を移動させることができる。
(3)制御装置50は、膨出形状20の突出量Xに応じた内圧目標値Pxを設定して各空気袋12に空気を圧送する。そして、制御装置50は、その内圧目標値Pxが高いほど、空気ポンプ31の圧送能力を増大させる。これにより、各空気袋12がシート表面1sに形成する膨出形状20の突出量Xに応じて、より精度よく、空気ポンプ31の圧送能力を調整することができる。
(4)制御装置50は、空気ポンプ31のモータ60をデューティ制御する。そして、シート表面1sに形成された膨出形状20の位置を移動させる際には、その膨出形状20の突出量Xが大きいほど、モータ60のデューティ比を高くする。これにより、各空気袋12がシート表面1sに形成する膨出形状20の突出量Xに応じて、精度よく、空気ポンプ31の圧送能力を調整することができる。
(5)電圧補償部としての制御装置50は、モータ60の電源電圧Vbを監視する。そして、電源電圧Vbの低下に応じて、そのモータ60のデューティ比Dを高くする。これにより、モータ60の電源電圧Vbが低下した場合であっても、安定的に、膨出形状20の形成位置を移動させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ランバーサポート用の空気袋12として、シートバック3の上下方向に並んで設けられた腰部下側空気袋12a、腰部中間空気袋12b、及び腰部上側空気袋12cが設けられる構成とした。しかし、これに限らず、これらの各空気袋12の数は、2つでも4つ以上であってもよい。
・上記実施形態では、シート1に着座した乗員の腰部(ランバー)に対応する位置において、そのシートバック3の内側に設けられたランバーサポート用の各空気袋12(12a〜12c)が背もたれ面3sに形成する膨出形状20を上下方向に移動させる場合に、当該膨出形状20の突出量Xに応じて空気ポンプ31の圧送能力を調整することとした。
しかし、これに限らず、シート表面1sに沿う方向に並ぶ複数の空気袋10を配列方向に沿って順次拡縮させることにより当該各空気袋10がシート表面1sに形成する膨出形状の位置を移動させるものであれば、その膨出形状20の突出量Xに応じて空気ポンプ31の圧送能力を調整する各空気袋10は、ランバーサポート用でなくともよい。例えば、背もたれ面3sにおける腰部以外の部分に膨出形状20を形成するもの、或いは、シートクッション2の着座面2sに膨出形状20を形成するものについて、その並んで配置された複数の空気袋10に膨出形状20の突出量Xに応じて空気ポンプ31の圧送能力を調整する構成を適用してもよい。更に、膨出形状20の移動方向となる各空気袋10の配列方向についてもまた、シート前後方向でもよく、シート幅方向であってもよい。そして、シートサポート用の空気袋10に限らず、シート表面1sに沿う方向に並ぶマッサージ用(リフレッシュ用)の各空気袋がシート表面1sに形成する膨出形状を移動させる場合において、その膨出形状の突出量に応じて空気ポンプ31の圧送能力を調整する構成としてもよい。
・上記実施形態では、各空気袋12が背もたれ面3sに形成する膨出形状20を上下移動させるべく、これらの各空気袋12を配列方向に沿って順次拡縮させる際、その拡張した空気袋12を収縮させる工程と、この空気袋12の隣に配置された空気袋12を拡張させる工程と、をオーバーラップさせることとした。しかし、これに限らず、拡張した空気袋12を収縮させた後、その空気袋12の隣に配置された空気袋12を拡張させる工程を繰り返すことにより、シート表面1sに沿う方向に並ぶ各空気袋12を順次拡縮させる構成に適用してもよい。
・また、上記実施形態では、既に拡張した状態にある空気袋12に対応する排気バルブ44を開放するタイミングとして設定された所定の切替圧力Pcは、その各空気袋12を拡張させる際の内圧目標値Pxの「1/2」に設定されることとしたが(Pc=Px×0.5)、この切替圧力Pcについては、任意に変更してもよい。
・上記実施形態では、空気ポンプ31には、モータ60を駆動源とした電動ポンプが用いられる。そして、制御装置50は、そのモータ60をデューティ制御することにより、空気ポンプ31の圧送能力を調整することとした。しかし、これに限らず、空気ポンプ31は、必ずしも電動ポンプでなくともよい。そして、空気ポンプ31の圧送能力についてもまた、モータ60のデューティ制御に限らず、例えば、圧力制御弁や流量制御弁を用いる等により行う構成としてもよい。
・上記実施形態では、各空気袋12に設定された拡張時の内圧目標値Pxが高いほど、空気ポンプ31の圧送能力を増大させることとした。しかし、これに限らず、例えば、乗員が操作スイッチ55の前後位置設定部55aを長押することにより設定される突出量Xの段階値X1〜X6に基づいて、その空気ポンプ31の圧送能力を調整する構成としてもよい。
・シート1の内側に設けられる各空気袋10の数、及び配置は任意に変更してもよい。そして、空気ポンプ31及び弁装置の数及び配置、並びに、その種類については、任意に変更してもよい。
・上記実施形態及び別例では、制御装置50が、空気ポンプ31及び弁装置40の作動を制御することにより、膨出形状形成部、膨出形状移動部、圧送能力調整部、及び電圧補償部を構成することとした。しかし、これに限らず、これらの各機能制御部が複数の制御装置により構成されるものであってもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を効果とともに記載する。
(イ)前記モータの電源電圧を監視することにより該電源電圧の低下に応じて前記デューティ比を高くする電圧補償部を備えること、を特徴とする車両シートの空気圧制御装置。これにより、モータの電源電圧が低下した場合であっても、安定的に、膨出形状の形成位置を移動させることができる。
1…シート、1s…シート表面、2…シートクッション、2s…着座面、3…シートバック、3s…背もたれ面、4…ヘッドレスト、10(11〜16)…空気袋、12…ランバーサポート用の空気袋、12a…腰部下側空気袋、12b…腰部中間空気袋、12c…腰部上側空気袋、20…膨出形状、21…シート表皮、22…クッションパッド、23…構造体、30…シート装置、31…空気ポンプ、40…弁装置、41…逆止弁、42…吸気バルブ、43,44…排気バルブ、45…圧力センサ、50…制御装置(膨出形状形成部、膨出形状移動部、圧送能力調整部、及び電圧補償部)、50a…記憶領域、51…吸排気装置、55…操作スイッチ、55a…前後位置設定部、55b…上下位置調整部、60…モータ、61…車載電源、L…流路、L0…本線、L1〜L3…支線、X…突出量、X1〜X6…段階値、P…内圧、P0,Px…内圧目標値、P1〜P6…圧力値、P2…第2の圧力値、Pc…切替圧力、X2…第2の段階値、D,D1〜D6…デューティ比、Vb…電源電圧。

Claims (5)

  1. シートの内側に設けられた空気袋を拡張させることによりシート表面に膨出形状を形成する膨出形状形成部と、
    前記シート表面に沿う方向に並ぶ複数の前記空気袋を互いに重複するタイミングで配列方向に沿って順次拡縮させることにより該各空気袋がシート表面に形成する前記膨出形状の位置を移動させる膨出形状移動部と、
    前記膨出形状の形成位置を移動させる際、該膨出形状の突出量が大きいほど、前記各空気袋に空気を送る空気ポンプの圧送能力を増大させる圧送能力調整部と、
    を備える車両シートの空気圧制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両シートの空気圧制御装置において、
    前記圧送能力調整部は、前記膨出形状の突出量に依らず、該膨出形状の形成位置を移動させる際の移動速度が一定になるように、前記空気ポンプの圧送能力を調整すること、
    を特徴とする車両シートの空気圧制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両シートの空気圧制御装置において、
    前記膨出形状移動部は、前記膨出形状の突出量に応じた前記空気袋の内圧目標値を設定して前記各空気袋に前記空気を圧送するものであって、
    前記圧送能力調整部は、前記内圧目標値が大きいほど、前記空気ポンプの圧送能力を増大させること、を特徴とする車両シートの空気圧制御装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の車両シートの空気圧制御装置において、
    前記圧送能力調整部は、前記空気ポンプの駆動源となるモータをデューティ制御するものであって、前記膨出形状の突出量が大きいほど、前記モータのデューティ比を高くすること、を特徴とする車両シートの空気圧制御装置。
  5. シートの内側に設けられた空気袋を拡張させることによりシート表面に膨出形状を形成する工程と、
    前記シート表面に沿う方向に並ぶ複数の前記空気袋を互いに重複するタイミングで配列方向に沿って順次拡縮させることにより該各空気袋がシート表面に形成する前記膨出形状の位置を移動させる工程と、
    前記膨出形状の形成位置を移動させる際、該膨出形状の膨出量が大きいほど、前記各空気袋に空気を送る空気ポンプの圧送能力を増大させる工程と、
    を備える車両シートの空気圧制御方法。
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