JP6576542B2 - 立体形状計測装置、立体形状計測プローブ - Google Patents

立体形状計測装置、立体形状計測プローブ Download PDF

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Description

本発明は、対象物の立体形状を光学的に測定する技術に関する。
微小部の3次元形状を検出するための方法として、距離計測ビームを走査する方法が知られている。例えばOCT(Optical Coherence Tomography)という方法により、ビーム状の光が対象物にあたって反射・散乱された光を検出し、反射・散乱された光の強度と距離を求めることができる。狭隘部に挿入できるようにビーム走査機構を構成し、ビームを旋回させることにより、狭隘部の断面形状を測定するプローブを構成することができる。
下記特許文献1においては、可撓チューブの内側に回転する光ファイバを内部に持つ別の可撓チューブを入れ、内側の可撓チューブを回転させることにより、内側の回転する可撓チューブの先端の反射プリズムを回転させて、測定ビームを旋回させていた。この時、回転チューブのねじれが生じるため反射プリズムが等速度で回転しない場合がある。そこで同文献においては、外側のチューブの先端部の透明部のビームが透過する箇所に形成したマークを測定ビームによって同時に検出し、これによりビームの角度を補正している。
下記特許文献2においては、微小部に挿入するプローブ内に、光ファイバで導いたOCT検出用のビームを横方向に反射するためのミラーを回転させる微小モータを設置している。一般に微細なモータに角度検出エンコーダを組み込むことは困難であるので、同文献においては、OCT検出用とは別の光を別の光ファイバで導き、反射光の強弱からモータの回転角を検出し、測定データの角度を補正している。
特開平11−056786号公報 特開2015−006427号公報
特許文献1においては、計測ビームと同一光路上に角度検出用のマークが形成されているので、このマークによりビームが偏向し角度補正精度が低下する可能性がある。特許文献2においては、回転ミラーの角度検出用に計測処理部からプローブ先端部まで距離計測ビームとは別のビームを導く必要があり、また、反射光の強弱を検知するための検出器と処理部を別個に設ける必要があるので、システムが複雑化する傾向がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、コンパクトで精度の高い立体形状計測装置を提供することを目的とする。
本発明に係る立体形状計測装置は、測定光の一部を対象物に対する方向とは異なる方向へ角度測定光として進行させ、その角度測定光を用いて回転角を検出する。
本発明に係る立体形状計測装置によれば、コンパクトでシンプルな構造により、高精度に立体形状を計測することができる。
実施形態1に係る立体形状計測装置100の構成を示す図である。 測定ビーム300を分岐させずに角度検出マーカ170を検出する従来例を示す図である。 図2の構成により生じる誤差を説明する図である。 射出光学系/検出光学系200と制御装置210の構成を説明する図である。 実施形態2における測定プローブ160の構成例を示す図である。 実施形態2における測定プローブ160の構成例を示す図である。 測定プローブ160の内壁に角度検出マーカ170を形成した例である。 測定プローブ160の外壁に角度検出マーカ170を形成した例である。 図6Bにおいてガラス管の外部に反射膜171を形成した例である。 図6Aにおいてガラス管の外部に反射膜171を形成した例である。 反射膜によって角度検出マーカ170を形成した例である。 反射膜によって角度検出マーカ170を形成した別例である。 図6Eにおいてガラス管の外部に反射膜171を形成した例である。 測定プローブ160の表面形状を凹凸加工することにより角度検出マーカ170を形成した例である。 実施形態4における測定プローブ160の構成例を示す図である。 実施形態4における測定プローブ160の構成例を示す図である。 光路上においてハーフミラー164をモータ162よりもレーザ側に配置した構成例を示す図である。 図7Cの変形例である。 角度検出ディスク175の正面図である。 制御装置210の構成を説明するブロック図である。 距離演算部211が実施する補間処理を説明する図である。 距離演算部211が正六角形の筒の内側1周分を測定することにより得られる距離データの模式図である。 距離演算部211が正六角形の筒の内側1周分を測定することにより得られる距離データの模式図である。 角度抽出器212が実施する投影処理を説明する図である。 図10Cを平滑化したデータを示す図である。 図10Dの各時刻に対応する角度を求めた結果を示す図である。 測定ビーム300の角度を補正しない断面形状データの例である。 測定ビーム300の光路中に角度検出マーカ170を配置した場合における断面形状データの測定例である。 測定ビーム300の角度を補正した断面形状データの例である。 実施形態6における射出光学系/検出光学系200と制御装置210の構成を説明する図である。 実施形態7に係る測定プローブ160の構成例である。 実施形態7に係る測定プローブ160の別構成例である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る立体形状計測装置100の構成を示す図である。立体形状計測装置100は、測定ビーム300を回転させながら、ビームが当たった測定対象301上の点までの距離を測定することにより、測定対象301の立体形状を計測する装置である。立体形状計測装置100は、測定プローブ160、射出光学系/検出光学系200、制御装置210を備える。これらの動作は図4を用いて後述する。
測定プローブ160は、光ファイバコリメータ161を収容している。光ファイバコリメータ161は、射出光学系/検出光学系200が射出する検出光を光ファイバ経由で受信し、絞った測定ビーム300を生成する。光ファイバコリメータ161が生成した光は、モータ162/ハーフミラー164/ミラー163の順に進行し、ミラー163によって測定対象301へ向かって測定ビーム300として反射される。モータ162は中空になっており、その穴を介して光が通過する。モータ162は制御線150から受信する制御信号に応じてハーフミラー164とミラー163を回転させるので、これにより測定ビーム300が回転する。測定ビーム300は、測定プローブ160の透明部165を透過して測定対象301に達する。測定対象301によって反射あるいは散乱した光は、同じ光路を戻って、光ファイバコリメータ161から光ファイバ151に入る。射出光学系/検出光学系200は戻ってきた光を電気信号に変換し、制御装置210はその電気信号を処理することにより測定対象301までの距離を算出する。
ハーフミラー164(角度検出光生成部)は、測定ビーム300の一部を分岐して角度検出マーカ170(角度検出部)に向かわせる。角度検出マーカ170は、反射率が測定プローブ160とは異なる材質によって形成され、あるいは表面の凹凸として刻まれたマークである。角度検出マーカ170によって反射散乱された光は、ハーフミラー164を介して測定ビーム300と再び結合し、光ファイバコリメータ161を介して射出光学系/検出光学系200に戻る。これにより、測定対象301までの距離と同時に、角度検出マーカ170の反射率または距離を取得できる。この情報を用いることにより、角度検出や正確な制御のできない微細なモータを用いる場合であっても、制御装置210が回転角を補正することにより、測定対象301の正確な3D形状を取得することができる。
図2は、測定ビーム300を分岐させずに角度検出マーカ170を検出する従来例を示す図である。図2において、光ファイバコリメータ161から出射したビームは、ミラー163によって測定ビーム300として反射され、測定プローブ160の透明部165を透過して測定対象301に到達する。透明部165の測定ビーム300が透過する位置に角度検出マーカ170を形成しておく。
図3は、図2の構成により生じる誤差を説明する図である。角度検出マーカ170の凹凸を測定ビーム300が通過するとき、測定ビーム300が点線から実線のように屈折する。測定対象301が傾いている場合、測定対象301上のビーム照射位置がずれることにより照射点までの距離が変動し、距離データが符号302に対応する誤差を持つこととなる。
これに対して、図1に示すように測定ビーム300を分岐して角度検出マーカ170を照射することにより、角度検出マーカ170が測定光路上に介入することに起因する誤差を回避することができる。また、角度検出のために距離検出とは別の光を準備して測定プローブ160に対して送出する接続が不要になる。さらには、距離検出とは別に角度検出光を検出するための検出器を用意する必要がなくなる。
図4は、射出光学系/検出光学系200と制御装置210の構成を説明する図である。測定対象301までの距離を計測する方法として、FMCW(Frequency Modulated Continuous Waves)やSS−OCT(Swept−Source Optical Coherence Tomography)と呼ばれる方式が知られている。これらは、前者が可干渉距離の長い光源を用いる長距離の計測に主に用いられ、後者が可干渉距離の短い光源を用いる微細構造の観測に主に用いられることを除けば、同じ原理である。図4は、FMCWあるいはSS−OCTを用いた構成例である。
レーザ光源101に対して発振器102から三角波電流を注入し、駆動電流を変調すると、一定の変調速度で時間的に周波数掃引されたFM光が発生する。あるいは、レーザ光源101を外部共振器つき半導体レーザとして構成し、その共振波長を発振器102からの3角波状の制御信号により変化させると、時間的に周波数掃引されたFM光が発生する。そのFM光をファイバカプラ111により分割し、出力光の一部を測定光として測定対象301に照射し、一部を参照光として参照ミラー112により反射させる。測定対象301から戻った測定光と参照光を干渉させた光を受光器109によって検出し、検出されるビート信号を解析する。参照光401と測定光402が受光器109に到着する時間は差Δtがあり、この間に光源の周波数が変化しているので、これによる周波数差に等しいビート周波数fbのビート信号が検出される。周波数掃引幅をΔνとし、Δνだけ変調するのに要する時間をTとすると、下記式1の関係がある。
Figure 0006576542
測定対象までの距離Lは、Δtの間に光が進む距離の半分なので、大気中の光速度cを用いて、下記式2のように算出できる。
Figure 0006576542
制御装置210は、AD/DA変換器201を介して、発振器102に対して掃引波形信号を送信する。発振器102が出力する信号にしたがって、レーザ光源101の発振周波数が掃引される。レーザ光源101からの射出光の一部は、ファイバカプラ103によって参照光学系に導光される。参照光学系において、レーザ光はファイバカプラ104によってさらに2分岐され、光ファイバ105によって一定の光路差を設けた後、再びファイバカプラ106によって合波され、受光器107によって受光される。これはマッハツェンダー干渉計に相当する。受光器107は、光路差に比例した一定のビート信号を検出する。
参照光学系に導かれなかった光は、サーキュレータ108を通過し、ファイバカプラ111によって分岐され、一部は参照ミラー112によって反射され参照光となり、残りの大部分は光ファイバコリメータ161を介して測定対象301に照射される。測定対象301から反射した光は、再び光ファイバコリメータ161を通過して、参照ミラー112からの参照光とファイバカプラ111において合流した後、光スイッチ110を通過し、サーキュレータ108により受光器109まで導光される。参照光と測定光の干渉によりビート信号が発生する。AD/DA変換器201は、受光器107が受光された参照ビート信号をサンプリングクロックとして、受光器109が受光した測定ビート信号をA/D変換する。あるいは、受光器109が受光した測定ビート信号と受光器107が受光した参照ビート信号を一定のサンプリングクロックでサンプリングしてもよい。
ファイバカプラ111と光ファイバコリメータ161の間には、光スイッチ110と110’が配置されている。これらスイッチの役割について説明する。干渉ビートが得られるのは、ファイバカプラ111から参照ミラー112までの光路長とファイバカプラ111から測定対象301までの光路長の差が、レーザ光源101の可干渉距離以下であるときであり、これを越えると測定ができなくなる。そこで、測定対象301までの距離に応じて光スイッチ110と110’を同時に切り替えて、光スイッチ110と110’の間の光ファイバ(第1および第2測定光ファイバ)の長さを切り替えることができる。
一方、可干渉距離が長い場合、参照ミラー112までと測定対象301までの光路長差が長すぎると、ビート周波数が高くなりすぎて受光器109が検出できなくなる。そこでビート周波数が検出可能周波数に収まるように、光スイッチ110と110’を同時に切り替えて、光スイッチ110と110’の間の光ファイバの長さを切り替えることができる。
図4においては切り替え可能な光ファイバ光路は2本だけであるが、カバーしたい測定範囲に応じて3本以上の光ファイバを用意して切り替えてもよい。測定対象301までの距離に応じて光スイッチ110と110’を適宜切り替えてもよいし、例えばミラー163の回転に同期して一回転ごとに光スイッチ110と110’を切り替えてもよい。
図4においては、光ファイバを切り替えることにより光路を切り替えているが、これに代えていったん光ファイバコリメータなどにより自由空間を伝播伝搬する光に変換してからこれをミラーにより切り替えることもできるし、可動ミラーを移動させることにより光路長を変化させることもできる。光スイッチ110と110’の切替は、AD/DA変換器201を介して制御装置210からの信号により制御される。
ファイバカプラ111と参照ミラー112の間の光路に光スイッチ110/110’と同様のスイッチを配置し、同様にこれらの間の光ファイバ(第1および第2参照光ファイバ)の長さを切り替えることもできる。これにより、同様に測定範囲を切り替えることができる。
制御装置210は、受光器109と107がそれぞれ検出し、AD/DA変換器201がA/D変換した測定ビート信号と参照ビート信号を、後述するように解析する。表示装置220は、その処理結果を表示する。制御装置210は、測定プローブ160を搭載したプローブ送り機構230を制御しながら測定プローブ160からのデータを処理して断面形状データを取得し、これにより測定対象301の3D形状を得ることができる。
<実施の形態2>
本発明の実施形態2では、測定プローブ160の複数の構成例について説明する。その他構成は実施形態1と同様であるので、以下では主に測定プローブ160に関する差異点について説明する。
図5Aは、本実施形態2における測定プローブ160の構成例を示す図である。図5Aに示す構成は図1とほぼ同じだが、光路上のハーフミラー164の後にレンズ167が形成されている点が異なる。レンズ167は、角度検出マーカ170にあたる角度検出光を絞ることができる。角度検出マーカ170のピッチをビーム幅より狭めると信号が弱くなってしまうが、レンズ167が角度検出光を絞ることにより、角度検出マーカ170をより細かいピッチで配置することができる。これにより、角度補正精度を向上させることができる。
図5Bは、本実施形態2における測定プローブ160の構成例を示す図である。図5Bにおいては、モータ162は光が通過しない位置(測定プローブ160の先端)に配置されている。光ファイバコリメータ161から出射したビームは、モータ162の中空部を通過することなく、ハーフミラー164とミラー163に到達する。この構成においてはモータ162が中空部を有していなくとも、ミラー163とハーフミラー164を回転させることができる。その代わり、モータ162を駆動するための配線は透明部165を横切ることになる。そこで、配線をできる限り細くして測定ビーム300が受ける影響を受けにくくするか、あるいは、ITO(Indium Tin Oxide:スズドープ酸化インジウム)などの材質による透明電極を透明部165上に形成して、測定ビーム300をさえぎらないようにすればよい。
<実施の形態3>
本発明の実施形態3では、角度検出マーカ170を形成する複数の例を説明する。その他構成は実施形態1と同様であるので、以下では主に角度検出マーカ170に関する差異点について説明する。
図6Aは、測定プローブ160の内壁に角度検出マーカ170を形成した例である。ガラス管を用意して、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)レーザなどの高強度光を収束してガラスに照射することによりアブレーション加工を施すことにより、角度検出マーカ170形成することができる。
図6Bは、測定プローブ160の外壁に角度検出マーカ170を形成した例である。図6Aと同様の手法を用いるとともに加工レーザのフォーカス位置を調整することにより、ガラス管外部に角度検出マーカ170を形成することができる。
図6Cは、図6Bにおいてガラス管の外部に反射膜171を形成した例である。反射膜171により、角度検出信号の強度を向上させたり、角度検出光が外部に漏れることを防いだりすることができる。
図6Dは、図6Aにおいてガラス管の外部に反射膜171を形成した例である。測定プローブ160の内部に角度検出マーカ170を形成した場合においても、同様に反射膜171をガラス管外部に形成することができる。
図6Eは、反射膜によって角度検出マーカ170を形成した例である。あらかじめ反射膜を形成しておいてこれをレーザで除去することにより、角度検出マーカ170を形成することができる。
図6Fは、反射膜によって角度検出マーカ170を形成した別例である。あらかじめ反射膜を形成してその上にレジストを塗布した後、レーザによりレジストを露光し、このレジストをマスクとして反射膜をエッチングすることで、角度検出マーカ170を形成することができる。
図6Gは、図6Eにおいてガラス管の外部に反射膜171を形成した例である。ガラス管内部に図6Eのように角度検出マーカ170を形成した後、ガラス管の外部に反射膜171を形成することにより、角度検出光が外部に漏れることを防止することができる。
図6Hは、測定プローブ160の表面形状を凹凸加工することにより角度検出マーカ170を形成した例である。ガラス管の外部にレジストを塗布し、これをレーザで露光して形成したレジストパターンをマスクとしてガラスをエッチングすることにより、表面形状が正弦波上に変化する角度検出マーカ170を形成することができる。さらに、角度検出マーカ170の上に反射膜171を形成することにより、角度検出精度の高い角度検出マーカ170を実現することができる。
<実施の形態4>
本発明の実施形態4では、測定プローブ160の複数の構成例について説明する。その他構成は実施形態1と同様であるので、以下では主に測定プローブ160に関する差異点について説明する。
図7Aは、本実施形態4における測定プローブ160の構成例を示す図である。ハーフミラー164により測定ビーム300から分岐した角度検出光は、円環状ミラー168により反射され、測定プローブ160に固定された角度検出ディスク175(角度検出部)に到達する。角度検出ディスク175は測定プローブ160に固定されている。角度検出ディスク175は角度検出光を反射し、反射された角度検出光は円環状ミラー168を介して同じ光路を経由して戻る。これを測定ビーム300と一緒に検出することにより、回転角を検出することができる。
図7Bは、本実施形態4における測定プローブ160の構成例を示す図である。図7Bにおいては、ミラー169が測定ビーム300と角度検出光をともに生成する。ミラー169は、モータ162を通過した光を反射することにより測定ビーム300を生成する。さらにミラー169の反射面には回折格子が形成されており、測定ビーム300の一部が角度検出光として角度検出ディスク175に当たる。角度検出ディスク175は測定プローブ160に固定されている。角度検出ディスク175は角度検出光を反射し、反射された角度検出光はミラー169を介して同じ光路を経由して戻る。これを測定ビーム300と一緒に検出することにより、回転角を検出することができる。
図7Cは、光路上においてハーフミラー164をモータ162よりもレーザ側に配置した構成例を示す図である。光ファイバコリメータ161から出射した測定ビーム300は、モータ162に入る前に、ハーフミラー164によってその一部が角度検出用光として分岐され、円環状ミラー168で反射されて、角度検出ディスク175に照射される。角度検出ディスク175はモータ162によって回転する。角度検出ディスク175は角度検出光を反射し、反射された角度検出光は円環状ミラー168を介して同じ光路を経由して戻る。これを測定ビーム300と一緒に検出することにより、回転角を検出することができる。
図7Cにおいて、フォーカス機構190は、測定光がハーフミラー164を透過した直後に配置されている。フォーカス機構190により、測定対象301までの距離に応じて測定光のフォーカスを制御することができる。フォーカス機構190としては、複数のレンズ間の距離を制御する機構を用いることもできるし、レンズの曲率を電気的に変化させることが可能な液体レンズを用いることもできる。液体レンズを用いる場合は、フォーカス位置によって測定光の光路長が変化するのでこの分距離検出結果を補正することが必要である。したがって、そのための機能を制御装置210に具備させる。フォーカス機構190を用いる場合は、図示していないフォーカス機構190の焦点位置を制御するための制御線をフォーカス機構190と制御装置210の間に設ける必要がある。
図7Dは、図7Cの変形例である。測定光は光ファイバコリメータ161を通過する前に光ファイバカプラ191(角度検出光生成部)によって一部が別の光ファイバ(分岐光ファイバ)に分岐する。分岐した光ファイバの先端にはレンズ(例えばボールレンズ)192が配置されている。あるいは、光ファイバの先端にレンズ192を直接形成してもよい。レンズ192から出射した光は角度検出ディスク175に当たる。角度検出ディスク175はモータ162によって回転する。角度検出ディスク175は角度検出光を反射し、反射された角度検出光は光ファイバカプラ191を介して同じ光路を経由して戻る。これを測定ビーム300と一緒に検出することにより、回転角を検出することができる。
図7Eは、角度検出ディスク175の正面図である。角度検出ディスク175の表面には放射状の角度検出マークが形成されている。角度検出マークは、図6を用いて説明したのと同様のプロセスにより形成することができる。
<実施の形態5>
本発明の実施形態5では、制御装置210による信号処理の例について説明する。その他構成は以上の実施形態と同様であるため、以下では制御装置210による信号処理について主に説明する。
図8は、制御装置210の構成を説明するブロック図である。距離演算部211は、受光器109と107によってそれぞれ検出された測定ビート信号と参照ビート信号を処理する。参照ビート信号をヒルベルト変換することにより、90度位相のずれた信号を作り出すことができる。ヒルベルト変換前後の参照信号から信号の局所位相を求めることができるので、この位相を補間することにより、参照信号が一定の位相となるタイミングを求めることができる。このタイミングにあわせて測定ビート信号を補間サンプリングすることにより、参照信号を基準として測定信号をリサンプリングすることができる。あるいはAD/DA変換器201において参照ビート信号をサンプリングクロックとして測定信号をサンプリングしてA/D変換することによって、同様の結果を得られる。
距離演算部211は、上記のように得られた測定信号をFFT(Fast Fourie Transformation:高速フーリエ変換)して、これのピーク位置と大きさを求める。これは、測定対象301の反射位置と反射光量にそれぞれ対応する。通常のOCTにおいては半透明体(例えば生体)の散乱位置と散乱大きさを可視化したいので、このFFTの振幅スペクトルをそのまま用いるが、本発明では測定対象301の表面の位置を正確に求めたいので、後述の図9に示すような補間処理を実施することにより距離検出分解能を高める。
モータドライバ216は、モータ162を駆動制御する。送り制御装置215は、プローブ送り機構230を駆動制御する。制御装置210が備えるその他機能部の動作については後述する。
図9は、距離演算部211が実施する補間処理を説明する図である。図9の横軸はFFTの周波数、縦軸は反射強度に対応する。反射強度ピーク付近は、図9に示すように測定結果が離散的になっている。点の間隔すなわち距離分解能はc/(2 Δν)である。SS−OCTとして一般的な波長1300nm、掃引幅100nmの場合、Δν=17.8THzなので、距離分解能c/(2 Δν)=8.4μmとなる。FMCWとして一般的な波長1500nm、掃引幅2nmの場合、Δν=267GHzなので、距離分解能c/(2 Δν)=0.56mmとなる。これに対して、図9に示すように頂点付近の3点以上の点を2次関数やガウス関数などによって補間し、補間後の関数のピークを用いることにより、分解能を1/10程度に高めることができる。
図10Aは、距離演算部211が正六角形の筒の内側1周分を測定することにより得られる距離データの模式図である。角度検出マーカ170または角度検出ディスク175が例えば図6A、図6B、図6E、図6Fのように、反射率の高いマークが所定角度ごとに配置されるように構成されている場合は、図10Aのような距離データが得られる。
距離演算部211は、上記のようなFFTを各波長掃引ごとに実施する。得られた距離分布を縦軸に、横軸を各波長掃引に対応する測定ビーム300の角度(ただし、モータ162の角度が正確にはわからないので名目角度)を横軸としてプロットすると、図10Aのように6個の1/cosθを連ねた波状のデータが得られる。これを図9で説明したように補間すると各角度に対応する距離データが得られる。距離演算部211は、得られた距離データを角度補正器213に渡す。
角度抽出器212は、距離演算部211が使用したFFTデータを用いて、各名目角度の実際の角度を抽出する。具体的には、図10Aの下の方に観測される信号を用いて角度を抽出する。これら信号は、角度検出マーカ170または角度検出ディスク175から反射された角度測定光に対応する。
図10Bは、距離演算部211が正六角形の筒の内側1周分を測定することにより得られる距離データの模式図である。角度検出マーカ170または角度検出ディスク175が例えば図6C、図6D、図6Gのように、マークまでの距離が周期的に切り替わるように構成されている場合は、図10Bのような距離データが得られる。図6Hのように構成されている場合は概ね図10Bと同様だが、角度検出結果がより滑らかに正弦波状に変化する。
図10Cは、角度抽出器212が実施する投影処理を説明する図である。角度抽出器212は、図10Aの距離データのうち角度検出マーカ170または角度検出ディスク175から反射された信号が存在する範囲のものを抽出し、距離方向のFFT振幅すなわち反射強度を足し合わせる。これにより、横軸を時間(名目角度)、縦軸を反射強度として図10Cのようなデータが得られる。
図10Dは、図10Cを平滑化したデータを示す図である。角度抽出器212は、図10Cのデータを時間方向に移動平均などの手法によって平滑化する。これにより図10Dに示すような滑らかな正弦波状のデータが得られる。角度抽出器212は、波形の各ピークを求めることにより、マークの位置を特定することができる。
図10Eは、図10Dの各時刻に対応する角度を求めた結果を示す図である。角度抽出器212は、図10Dにおいて求めたピーク位置を直線補間やスプライン補間などの手法によって補間することにより、各時刻に対応する実際の角度を求めることができる。その結果、図10Eに示すように名目角度と補正角度の対応関係を示すデータが得られる。
距離データとして図10Bのようなデータが得られた場合は、マーカから反射された信号の上半分または下半分について、図10Aに対して実施するのと同様の投影処理を実施することにより、図10Cと同様のデータが得られる。あるいは、マーカから反射された信号の上半分と下半分それぞれについて同様の投影処理を実施し、上半分の投影データと下半分の投影データとの間の差分を計算することにより、図10Cに相当する投影データを得ると、ピークが強調されるのでS/N比が向上する。さらに別の方法として、マーカから反射された信号波形に対して、図9と同様の補間処理を実施することにより、図10Cに相当するマーカまでの距離データを得ることができる。ただし、この場合のグラフ縦軸は反射強度ではなくマーカまでの距離である。この場合であっても、図10Dと図10Eで説明した処理は、グラフ縦軸が反射強度である場合と同様に実施できる。
角度補正器213は、距離演算部211が求めた各測定点の距離データと、角度抽出器212が求めた各測定点の補正角度を用いて、角度を補正した断面形状データを求める。形状算出器214は、角度補正器213が求めた断面形状データと、送り制御装置215からのプローブ位置データを用いて、測定対象301の3D形状を得ることができる。表示装置220は、得られた断面形状や3D形状を表示する。
図11Aは、測定ビーム300の角度を補正しない断面形状データの例である。ここでは図10A〜図10Eと同様に正六角形の筒の内側を測定した場合における断面形状データを例示した。
図11Bは、測定ビーム300の光路中に角度検出マーカ170を配置した場合における断面形状データの測定例である。この場合、角度検出マーカ170によって角度が補正されているが、一方で図2に示すように角度検出マーカ170によって測定ビーム300が乱されるので、測定ビーム300がマークを横切る箇所において断面形状が乱れてしまう。
図11Cは、測定ビーム300の角度を補正した断面形状データの例である。図11Aに対して角度補正がなされるとともに、測定ビーム300がマークを横切ることがないので断面形状の乱れは抑制されている。
<実施の形態6>
実施形態1においては、測定対象301までの距離を計測する方法としてFMCWやSS−OCTを用いる方法を説明した。その他の距離計測手法としてFD−OCT(Fourier−Domain OCT)や白色共焦点検出と呼ばれる方法も存在する。これら方法を用いる場合であっても、実施形態1〜5と同様の効果を発揮することができる。本発明の実施形態6では、その構成例について説明する。
図12は、本実施形態6における射出光学系/検出光学系200と制御装置210の構成を説明する図である。以下では主に射出光学系/検出光学系200について実施形態1〜5とは異なる点を説明する。
FD−OCTにおいては、レーザ光源101として波長掃引レーザではなく、広帯域光源を用いる。図12においては、光をファイバカプラ103で分岐して受光器107により検出する参照ビート検出系はない。光はサーキュレータ108を通過し、ファイバカプラ111によって分岐され、その一部は参照ミラー112によって反射され参照光となり、残りの大部分は光ファイバコリメータ161により測定対象301に対して照射される。測定対象301から反射した光は再び光ファイバコリメータ161を通過し、参照ミラー112からの参照光とファイバカプラ111において合流した後、サーキュレータ108により分光器109’まで導光される。分光器109’において、参照光と測定光の干渉によって振動するスペクトルデータが発生する。AD/DA変換器201は、分光器109’が出力するスペクトルデータをA/D変換する。以後の処理は実施形態5と同様である。
白色共焦点検出においては、図12のうち、ファイバカプラ111で分岐される参照光路用の光ファイバと参照ミラー112は不要である。また、射出光学系/検出光学系200は検出範囲の切替ができないので、光路長を切り替えるための光スイッチ110、110’も不要である。白色共焦点検出を実施するため、光ファイバコリメータ161として、色収差が故意に大きくなるように設計したレンズを用いる。これにより、光ファイバコリメータ161のフォーカス位置が波長によって変化するので、測定対象301上で集光した光だけが再び光ファイバコリメータ161に戻る。これを分光器109’により検出すると、測定対象301上の反射・散乱距離に相当する波長についてのみ信号が得られる。したがって距離演算部211はFFTを実施する必要はなく、検出されたスペクトルデータそのものが図9、図10A、図10Bなどのデータに相当する。以後の処理は実施形態5と同様である。
<実施の形態7>
図13Aは、本発明の実施形態7に係る測定プローブ160の構成例である。図13Aにおいては、図1と比較すると角度検出マーカ170がミラー163の周囲に配置されている点が異なる。したがって、角度検出光はミラー163によって生成され、測定ビーム300はハーフミラー164によって生成される。図13Aの構成においても図1と同様の効果を発揮することができる。ただし測定対象301までの距離によっては、角度検出マーカ170から反射された光と測定対象301から反射された光が干渉する可能性がある。
図13Bは、本実施形態7に係る測定プローブ160の別構成例である。図13Bにおいては、図5Bと比較するとミラー163の位置とハーフミラー164の位置が入れ替わり、これにともなって角度検出マーカ170の位置とレンズ167の位置も変更されている。図13Bの構成においても図5Bと同様の効果を発揮することができる。ただし図13Aと同様に、測定対象301までの距離によっては、角度検出マーカ170から反射された光と測定対象301から反射された光が干渉する可能性がある。
<本発明のまとめ>
本発明に係る立体形状計測装置は、測定ビーム300を分岐して角度検出光として角度検出マーカ170(あるいは角度検出ディスク175)に当て、これを測定光とともに検出する。これにより、角度検出のために新たに光ファイバ/信号配線/検出器を増やすことなく、測定ビーム300の角度誤差を補正した上で立体形状を測定することができる。また測定ビーム300が角度検出を兼ねることによる誤差も抑制することができる。
<本発明の変形例について>
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
ハーフミラー164はビームスプリッタでもよい。ミラー163は反射プリズムでもよい。すなわちこれらと同等の機能を有する任意の光学素子を用いることができる。以上の実施形態においては、射出光学系/検出光学系200は往復光路を有する一体の光学系として構成されているが、測定光を射出する光学系と検出光を受信する光学系の2つに分けて構成することもできる。光ファイバ151は、測定光を伝搬するファイバ(射出光ファイバ)と検出光を受信するファイバ(検出光ファイバ)の2つに分けて構成することもできる。
図7Cにおいて、角度検出光を測定光から分岐させた後にフォーカス機構190を配置しているのは、角度検出光をフォーカスさせると角度検出光のスポットサイズが小さくなるので、照射位置のずれの影響が大きくなるからである。かかる影響を無視できる環境であれば、角度検出光をフォーカスさせてもよい。
角度抽出器212は、モータドライバ216が取得する角度誤差データが小さくなるように、モータドライバ216の指令信号に対して補正を加えてもよい。これによって等間隔に近い角度で距離を計測することができる。さらには、モータ162の角度を正確に検出することができるように、例えば検出点が少ない領域についてはモータ162の回転速度を遅くしてより多くの測定結果が得られるようにしてもよい。
角度検出ディスク175に形成するマークは、角度検出光を適切に反射できるのであればその態様は任意でよい。例えば平面状のマークでもよいし、立体形状のマークでもよいし、幾何学模様によってマークを形成してもよい。その他適当な態様でもよい。
101:レーザ光源
102:発振器
103:ファイバカプラ
104:ファイバカプラ
105:光ファイバ
106:ファイバカプラ
107:受光器
108:サーキュレータ
109:受光器
109’:分光器
110:光スイッチ
111:ファイバカプラ
112:参照ミラー
150:制御線
151:光ファイバ
160:測定プローブ
161:光ファイバコリメータ
162:モータ
163:ミラー
164:ハーフミラー
165:透明部
167:レンズ
168:円環状ミラー
169:ミラー
170:角度検出マーカ
171:反射膜
175:角度検出ディスク
190:フォーカス機構
191:光ファイバカプラ
192:レンズ
200:射出光学系/検出光学系
201:AD/DA変換器
210:制御装置
220:表示装置
230:プローブ送り機構
300:測定ビーム
301:測定対象

Claims (13)

  1. 射出光ファイバを介して測定光を射出する射出光学系、
    検出光ファイバを介して検出光を検出する検出光学系、
    前記射出光学系が射出した前記測定光を対象物に対して照射するとともに前記対象物から戻ってきた光を前記検出光ファイバに対して前記検出光として戻す光学素子、
    前記光学素子を回転させることにより前記測定光の進行方向を回転させる回転装置、
    前記射出光学系が射出した前記測定光の一部を前記対象物に対して向かう方向とは異なる方向に進行させることにより前記回転装置の回転角を測定するための角度測定光を生成する角度検出光生成部、
    前記回転装置の回転角を表す角度検出光として前記角度測定光を前記検出光ファイバに対して戻す角度検出部、
    前記光学素子、前記回転装置、および前記角度検出光生成部を収容するプローブ筐体、
    を備え
    前記回転装置は、前記検出光学系と前記光学素子との間に配置され、前記測定光と前記検出光を通す穴を有する中空モータとして構成されている
    ことを特徴とする立体形状計測装置。
  2. 記角度検出部は、前記プローブ筐体に複数形成され前記角度測定光を反射するマークとして構成されており、
    前記角度検出光生成部は、前記光学素子とともに回転するビームスプリッタとして構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の立体形状計測装置。
  3. 前記立体形状計測装置は、前記ビームスプリッタとともに回転し前記ビームスプリッタが生成した前記角度測定光を前記マークに対して集束させる集束レンズを備える
    ことを特徴とする請求項2記載の立体形状計測装置。
  4. 記角度検出部は、前記角度測定光を反射するマークが形成された角度検出板として構成されており、
    前記角度検出光生成部は、前記光学素子とともに回転するビームスプリッタとして構成されており、
    前記プローブ筐体の表面には、前記ビームスプリッタが生成した前記角度検出光を前記角度検出板に向けて反射させるミラーが配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の立体形状計測装置。
  5. 前記角度検出部は、前記角度測定光を反射するマークが表面に形成された角度検出板として構成されており、
    前記角度検出光生成部は、前記光学素子内に形成され前記測定光の一部を前記角度検出板へ向かって回折させる回折格子として構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の立体形状計測装置。
  6. 前記立体形状計測装置は、前記測定光をフォーカスさせるフォーカス機構を備え、
    前記フォーカス機構は、前記対象物と前記角度検出光生成部との間に配置されている
    ことを特徴とする請求項記載の立体形状計測装置。
  7. 前記角度検出部は、前記角度測定光を反射するマークが形成された角度検出板として構成されており、
    前記角度検出光生成部は、前記測定光を分岐することにより前記角度測定光を生成するカプラ、前記カプラが分岐した前記測定光を前記角度検出板に向かって伝搬させる分岐光ファイバ、および前記分岐光ファイバの先端に配置され前記角度検出板に向かって前記角度測定光を照射するレンズ、によって構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の立体形状計測装置。
  8. 前記射出光学系は、
    前記測定光を伝搬し互いに長さが異なる第1および第2測定光ファイバ、
    前記測定光の伝搬経路を前記第1および第2測定光ファイバの間で切り替える測定光スイッチ、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の立体形状計測装置。
  9. 前記検出光学系は、
    前記測定光を生成するレーザ、
    前記測定光の一部を参照光として分岐させるカプラ、
    前記参照光を伝搬し互いに長さが異なる第1および第2参照光ファイバ、
    前記参照光の伝搬経路を前記第1および第2参照光ファイバの間で切り替える参照光スイッチ、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の立体形状計測装置。
  10. 前記立体形状計測装置は、前記検出光学系が検出した前記検出光に基づき前記対象物の立体形状を測定する演算部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の立体形状計測装置。
  11. 前記演算部は、
    前記検出光に基づき前記対象物までの距離を算出することにより前記対象物の立体形状を測定し、
    前記演算部は、
    前記検出光のうち、前記角度検出部から反射された成分を、前記検出光に基づき算出した距離に応じて前記対象物から反射された成分から分離することにより、前記回転角を検出する
    ことを特徴とする請求項10記載の立体形状計測装置。
  12. 前記射出光学系と前記検出光学系は、一体の光学系として構成されており、
    前記射出光ファイバと前記検出光ファイバは、同一の光ファイバである
    ことを特徴とする請求項1記載の立体形状計測装置。
  13. 立体形状計測プローブであって、
    測定光を対象物に対して照射するとともに前記対象物から戻ってきた光を検出光ファイバに対して検出光として戻す光学素子、
    前記光学素子を回転させることにより前記測定光の進行方向を回転させる回転装置、
    前記測定光の一部を前記対象物に対して向かう方向とは異なる方向に進行させることにより前記回転装置の回転角を測定するための角度測定光を生成する角度検出光生成部、
    前記回転装置の回転角を表す角度検出光として前記角度測定光を前記検出光ファイバに対して戻す角度検出部、
    前記光学素子、前記回転装置、および前記角度検出光生成部を収容するプローブ筐体、
    を備え
    前記回転装置は、前記立体形状計測プローブに対して前記測定光が入射する入射端と前記光学素子との間に配置され、前記測定光と前記検出光を通す穴を有する中空モータとして構成されている
    ことを特徴とする立体形状計測プローブ。
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