JP6574592B2 - ベルト探傷装置 - Google Patents
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Description
また、一つだけのマークがベルトに設けられているので、損傷部位の位置を特定するために複雑な計算を要していた。
を備える。
このベルト探傷装置10は、地盤の掘削時に発生するずり(被搬送物)を搬送するベルトコンベア20の運転中にベルト29の損傷(傷や亀裂等)を探知するものである。ここでは、このベルト探傷装置10はシールド工法に採用されている。シールド工法では、シールドマシン1によって切羽2を掘削しつつ、シールドマシン1を逐次前進させ、シールドマシン1の後方にセグメントを組み立てることによってシールドトンネル3を構築する。切羽2の掘削により発生したずりをベルトコンベア20によってシールドトンネル3の坑口4まで搬送する。坑口4では、ベルトコンベア20によって搬送したずりをベルトコンベア9に載せ換え、そのずりをベルトコンベア9によって立坑等を通って地上まで搬出する。なお、ベルトコンベア20によって搬送する被搬送物がずりである場合、ベルト探傷装置10がシールド工法以外の地盤掘削工法に採用されてもよい。
ベルトコンベア20は、プーリー21〜26、ベルトストッカー27、モーター28及びベルト29を有する。プーリー23が切羽2近傍に設けられ、プーリー24が坑口4に設けられ、プーリー25がプーリー24よりも切羽2寄りに設けられ、プーリー22がプーリー25よりも切羽2寄りに設けられ、プーリー26がプーリー25の下方に設けられ、プーリー21がプーリー22の下方に設けられている。ベルトストッカー27がシールドトンネル3の外(例えば、立坑の上部)に設けられている。ベルトストッカー27から引き出されたベルト29は、プーリー21,22によって切羽2近傍まで案内され、更にプーリー23によって坑口4側へ折り返され、プーリー24によってプーリー25側へ折り返され、プーリー26,27によってベルトストッカー27に案内されている。モーター28はプーリー24を回転させる。モーター28はモータードライバ28a(図3参照)によって駆動される。なお、他のプーリー21〜23,25,26がモーター28によって駆動されてもよい。
撮像装置30は、プーリー24よりも下流側且つベルトストッカー27よりも上流側において、ベルト29のずり搭載面に対向配置されている。この撮像装置30は、ベルト29の所定箇所を連続的に撮像し、ベルト29の撮像画像(静止画)を順次コントロールユニット50に出力する。ここで、撮像装置30は、エリア型の固体撮像素子と、ベルト29の一部の像を固体撮像素子に結像する光学レンズと、固体撮像素子によって撮像(光電変換)されたベルト29の一部の像をデジタルの撮像画像に変換する画像処理部と、を備える。撮像装置30による撮像のインターバル(フレームレート)は、或る撮像タイミングの撮像範囲と次の撮像タイミングの撮像範囲が部分的に重なるように設定されているか、それらの撮像範囲が途切れずに連なるように設定されていることが好ましい。
照明装置40は、プーリー24よりも下流側且つベルトストッカー27よりも上流側において、ベルト29のずり搭載面に向けて斜めに光を照射することによって、撮像装置30による撮像範囲を照明する。撮像装置30の光軸と照明装置40の光軸はベルト29のずり搭載面において交差することが好ましい。照明装置40の光源は、発光ダイオード、有機EL素子、放電管、蛍光管又はフィラメントである。
ベルト29には、複数のRFタグ85がベルト29の搬送方向に沿って一定間隔で配列されている。好ましくは、これらRFタグ85がベルト29の縁部に設けられている。
図1に示すように、リーダー80は、プーリー24よりも下流側且つベルトストッカー27よりも上流側に設けられており、より好ましくは撮像装置30の上流側に配置されている。
警報器70は、坑口4の近傍(例えば、立坑)やシールドトンネル3内に設けられている。警報器70は、警告灯、警告表示器又は警告スピーカーである。
図3は、ベルト探傷装置10の構成を示したブロック図である。
コントロールユニット50は、CPU、GPU、ROM、RAM及びハードウェアインタフェース等を有するコンピューターである。このコントロールユニット50には、撮像装置30、警報器70、リーダー80及びモータードライバ28aのほか、操作部51、記憶部52及び表示部53が接続されている。
記憶部52は、半導体メモリー又はハードディスクドライブ等からなる記憶装置である。記憶部52は、コントロールユニット50にとって読み書き可能なものである。記憶部52はコントロールユニット50の筐体に内蔵されてもよいし、外付けであってもよい。
表示部53は、画面表示を行うディスプレイである。表示部53はコントロールユニット50と一体型であってもよいし、別体型であってもよい。なお、ディスプレイ以外の出力装置(例えば、プリンター)がコントロールユニット50に接続されてもよい。
ベルトコンベア20の運転中に、つまりモーター28がモータードライバ28aによって駆動されている時にコントロールユニット50がプログラム52aに基づいて実行する処理について以下に具体的に説明する。
この損傷領域判定処理は、コントロールユニット50によって画像取得処理が実行されるたびに実行される。
なお、コントロールユニット50は、撮像画像、処理画像及び識別子を対応付けした状態でこれらの出力(印刷)をプリンターに行わせてもよい。
Claims (4)
- ベルトコンベアの運転時に前記ベルトコンベアのベルトの損傷を探知するベルトコンベア探傷装置であって、
被搬送物を搬送する前記ベルトと、
前記ベルトの搬送方向に沿って間隔をおいて前記ベルトに設けられ、個別の識別子を格納した複数のRFタグと、
前記運転時及びその後の検査時において前記ベルトを駆動する駆動部と、
前記運転時において前記ベルトの所定箇所を連続的に撮像し、それら撮像画像を順次出力する撮像部と、
前記運転時に前記撮像部によって出力された撮像画像中のベルト損傷領域の有無を判定する損傷領域判定部と、
前記運転時及び前記検査時において前記ベルトの搬送により前記所定箇所を順次通過するRFタグの識別子を読み取るリーダーと、
前記運転時において、前記損傷領域判定部によってベルト損傷領域の存在が判定された場合に、前記リーダーによって読み取られた最新の識別子を記憶部に記録する記録部と、
前記検査時において前記リーダーによって読み取られた識別子と前記記憶部に記録された識別子とを対比して、これら識別子が一致するか否かを判定する対比部と、
前記検査時において前記対比部によって識別子の一致が判定された場合に、前記駆動部による前記ベルトの駆動速度を低速にするようよう前記駆動部を制御し、前記検査時において前記対比部によって識別子の一致が判定されなかった場合に、前記駆動部による前記ベルトの駆動速度を高速にするよう前記駆動部を制御する速度制御部と、
を備えることを特徴とするベルト探傷装置。 - 前記記録部は前記損傷領域判定部によってベルト損傷領域の存在が判定された撮像画像を前記最新の識別子に対応づけて前記記憶部に記録することを特徴とする請求項1に記載のベルト探傷装置。
- 警報器と、
前記運転時において前記損傷領域判定部によって存在が判定されたベルト損傷領域の面積を所定閾値と比較する比較部と、
前記運転時において前記損傷領域判定部によって存在が判定されたベルト損傷領域の面積が前記所定閾値以上であると前記比較部によって判定された場合に、前記警報器を作動させる警告処理部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト探傷装置。 - 前記運転時において前記損傷領域判定部によって存在が判定されたベルト損傷領域の面積を所定閾値と比較する比較部と、
前記運転時において前記損傷領域判定部によって存在が判定されたベルト損傷領域の面積が前記所定閾値以上であると前記比較部によって判定された場合に、前記駆動部を停止させる緊急停止部と、を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のベルト探傷装置。
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