JP6573584B2 - セキュリティシステム及びプログラムファイル更新方法 - Google Patents

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本発明は、セキュリティシステム及びプログラムファイル更新方法に関する。
従来、立ち入りが制限されるエリアへの入退を管理し、セキュリティを確保する入退管理システムが知られている。この入退管理システムは、入退管理装置の動作を制御するコントローラと、コントローラが使用するプログラムファイルを管理するサーバとで構成される。入退管理装置は、例えば、電気錠とカードリーダが設けられた扉で構成されている。コントローラは、所定のプログラムファイルを実行して電気錠の施錠又は解錠を制御することで、扉の開閉を可能としている。
例えば、エリアに入ろうとするユーザにより、カードリーダにICカードがかざされると、カードリーダがICカードに登録されているユーザIDを読み取って、カード所有者であるユーザの入退権限の有無を照会する。ユーザが入退権限を有していれば、コントローラの制御により、カードリーダに対応付けられた扉(電気錠)が開かれ、ユーザが入退権限を有していなければ、カードリーダに対応付けられた扉(電気錠)が閉じられたままとなる。
特許文献1には、更新された複数の出入管理用設定情報のうち、いずれの出入管理用設定情報を選択するかの判断基準となる選択基準情報を参照して、選択基準情報を満たす出入管理用設定情報を選択する技術が開示されている。この技術では、出入管理用設定情報を時系列上の後発データの通りに上書きすることがなくなる。
特開2009−245355号公報
サーバとコントローラは、同じプログラムファイルを記憶している。このプログラムファイルは、適宜更新され、最新の状態が保たれる。プログラムファイルを更新する方法には以下の2つの方法がある。第1の方法は、サーバがコントローラにプログラムファイルを送信して、コントローラのプログラムファイルを更新する方法である。第1の方法は、例えば、扉の電気錠の追加等により、プログラムファイル数が増加したときに用いられる。第2の方法は、コントローラがサーバにプログラムファイルを送信して、サーバのプログラムファイルを更新する方法である。第2の方法は、例えば、新しいカードリーダの型式追加等により、プログラムファイルのフォーマット拡張が発生したときに用いられる。
上述したように入退管理装置に用いられる電気錠は、コントローラがプログラムファイルを実行することで動作が制御される。このプログラムファイルは、鍵の型式に対応して異なる。ここで、入退管理装置が設置される現地に型式Aの鍵(ICカード等)が届いたとしても、実際に入退管理装置が使用される際には、型式Aの鍵を型式Bの鍵として運用したいという要望がある。この場合、コントローラは、型式Bの鍵に対応するプログラムファイルを実行すれば、入退管理装置を使用できるため、型式Bの鍵を改めて現地に取り寄せなくてよい。しかし、従来のコントローラは、使用される鍵が型式Aであれば、型式Aの鍵に対応するプログラムファイルをサーバに送信してしまう。この結果、コントローラが型式Bに対応するプログラムファイルを使用しているにもかかわらず、サーバは、コントローラが型式Aに対応するプログラムファイルを使用しているように認識してしまう。
ここで、特許文献1に開示された技術では、選択基準情報を参照した上で、サーバとコントローラのプログラムファイルを更新することが可能である。しかし、特許文献1において選択基準情報の内容は明らかにされておらず、プログラムファイルの更新可否を判断することが困難であった。このため、コントローラ側から更新することが望ましくない機能であっても、コントローラから更新することが可能となり、サーバ側から見て望ましくない更新が行われる恐れがある。このようにサーバ又はコントローラの一方で編集されたプログラムファイルが他方のプログラムファイルに更新されることが不適切な場合があった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、プログラムファイルを適切に更新することを目的とする。
本発明に係るセキュリティシステムは、立ち入りが制限されるエリアへの入退を管理するための入退管理装置を管理するサーバと、サーバに接続され、プログラムファイルを実行することにより入退管理装置の動作を制御するコントローラと、を備え
サーバは、プログラムファイルを記憶するサーバ側プログラムファイル記憶部と、サーバ側プログラムファイル記憶部が記憶するプログラムファイルのサーバ側優先度及びサーバ側更新日時と、コントローラから受信したコントローラ側優先度及びコントローラ側更新日時とを管理するサーバ側管理テーブルを記憶するサーバ側管理テーブル記憶部と、同一のプログラムファイルに対するサーバ側更新日時とコントローラ側更新日時を比較し、かつサーバ側優先度とコントローラ側優先度を比較するサーバ側比較部と、更新日時が新しい側であって優先度が高いプログラムファイルによりサーバ側プログラムファイル記憶部に記憶されているプログラムファイルを更新するサーバ側更新部と、を備え、
サーバは、コントローラに記憶されるプログラムファイルを記憶し、サーバが記憶するプログラムファイルの更新日時と、コントローラが記憶するプログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、プログラムファイルの優先度を比較し、更新日時が最新であって、優先度が高いプログラムファイルをサーバが管理するプログラムファイルとして更新し、
コントローラは、サーバが記憶するプログラムファイルの更新日時と、コントローラが記憶するプログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、プログラムファイルの優先度を比較し、更新日時が最新であって、優先度が高いプログラムファイルをコントローラが管理するプログラムファイルとして更新する。
また、本発明に係るセキュリティシステムは、立ち入りが制限されるエリアへの入退を管理するための入退管理装置を管理するサーバと、サーバに接続され、プログラムファイルを実行することにより入退管理装置の動作を制御するコントローラと、を備え、
コントローラは、プログラムファイルを記憶するコントローラ側プログラムファイル記憶部と、コントローラ側プログラムファイル記憶部が記憶するプログラムファイルのコントローラ側優先度及びコントローラ側更新日時と、サーバから受信したサーバ側優先度及びサーバ側更新日時とを管理するコントローラ側管理テーブルを記憶するコントローラ側管理テーブル記憶部と、同一のプログラムファイルに対するサーバ側更新日時とコントローラ側更新日時を比較し、かつサーバ側優先度とコントローラ側優先度を比較するコントローラ側比較部と、更新日時が新しい側であって優先度が高いプログラムファイルによりコントローラ側プログラムファイル記憶部に記憶されているプログラムファイルを更新するコントローラ側更新部と、を備え、
サーバは、コントローラに記憶されるプログラムファイルを記憶し、サーバが記憶するプログラムファイルの更新日時と、コントローラが記憶するプログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、プログラムファイルの優先度を比較し、更新日時が最新であって、優先度が高いプログラムファイルをサーバが管理するプログラムファイルとして更新し、
コントローラは、サーバが記憶するプログラムファイルの更新日時と、コントローラが記憶するプログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、プログラムファイルの優先度を比較し、更新日時が最新であって、優先度が高いプログラムファイルをコントローラが管理するプログラムファイルとして更新する。
なお、上記のセキュリティシステムは本発明の一態様であり、本発明の一側面を反映したプログラムファイル更新方法についても、本発明の一側面を反映したセキュリティシステムと同様の構成を有する。
本発明によれば、サーバとコントローラは、それぞれプログラムファイルの更新日時と優先度を比較し、更新日時が新しく、かつ優先度が高いプログラムファイルだけを安全に更新することができる。このため、コントローラが使用するプログラムファイルの優先度が高ければ、このプログラムファイルがサーバに更新され、優先度が低ければ、このプログラムファイルがサーバに更新されない。逆に、サーバが使用するプログラムファイルの優先度が高ければ、このプログラムファイルがコントローラに更新され、優先度が低ければ、このプログラムファイルがコントローラに更新されない。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例の第1の接続例に係るセキュリティシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例に係る計算機のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例に係るサーバ側管理テーブルのテーブル構成図である。 本発明の一実施の形態例に係るコントローラ側管理テーブルのテーブル構成図である。 本発明の一実施の形態例の第1の接続例に係るセキュリティシステムにおけるプログラムファイル更新方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例に係るサーバ側管理テーブルとコントローラ側管理テーブルの内容の変化を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例に係るサーバ側管理テーブルとコントローラ側管理テーブルの内容の変化を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例に係るサーバ側管理テーブルとコントローラ側管理テーブルの内容の変化を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例に係るサーバ側管理テーブルとコントローラ側管理テーブルの内容の変化を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例の第2の接続例に係るセキュリティシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例の第2の接続例に係るセキュリティシステムにおけるプログラムファイル更新方法の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態例について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[一実施の形態例]
<第1の接続例>
図1は、本発明の一実施の形態例に係るセキュリティシステム10の内部構成例を示すブロック図である。ここでは、サーバ1にプログラムファイル編集装置3が接続された第1の接続例について説明する。
セキュリティシステム10は、サーバ1、コントローラ2、プログラムファイル編集装置3、入退管理装置4を備える。サーバ1とコントローラ2は、インターネット等のネットワークNを介して接続されている。また、サーバ1には、プログラムファイル編集装置3が接続され、コントローラ2には、一又は複数の入退管理装置4が接続される。入退管理装置4は、立ち入りが制限されるエリアへの入退を管理するために用いられる。入退管理装置4として、例えば、エリアを分ける扉があり、この扉には、ICカードに記録されたIDを認証するカードリーダ等が設けられている。
サーバ1は、不図示の設備監視システムや入退管理システムを統括するものであり、不図示の監視センター等に設置されている。このサーバ1は、入退管理装置4を管理しており、コントローラ2に記憶されるプログラムファイルを記憶する。サーバ1には、プログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルが送信される。以下の説明で、プログラムファイルの編集とは、プログラムファイルのバージョンアップ、各種機能の追加又は削除等を含む。
サーバ1とコントローラ2は、それぞれサーバ側とコントローラ側で管理されているプログラムファイルの更新日時と、プログラムファイルの更新可否を判断するための優先度とをプログラムファイルに対応付けて保持している。このため、サーバ1は、サーバ1が記憶するプログラムファイルの更新日時と、コントローラ2が記憶するプログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、プログラムファイルの優先度を比較する。そして、サーバ1は、更新日時が最新であって、優先度が高いプログラムファイルをサーバ1が管理するプログラムファイルとして更新する。
サーバ1は、サーバ側プログラムファイル記憶部11、サーバ側管理テーブル記憶部12、サーバ側比較部13、サーバ側更新部14を備える。
サーバ側プログラムファイル記憶部11は、複数の入退管理装置4の各々に対応したプログラムファイルα〜νを記憶する。プログラムファイルα〜νの編集対象として、例えば、各種のパラメーター、属性情報の設定、鍵の種類の情報等が含まれる。
サーバ側管理テーブル記憶部12は、サーバ側管理テーブル5を備える。サーバ側管理テーブル5は、後述する図3に示すように、サーバ側優先度5B及びサーバ側更新日時5C、コントローラ側優先度5D及びコントローラ側更新日時5Eを管理する。サーバ側優先度5Bは、サーバ側プログラムファイル記憶部11に記憶されるプログラムファイルα〜νに設定される優先度である。サーバ側更新日時5Cは、サーバ1に接続されるプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルによりサーバ側プログラムファイル記憶部11に記憶されたプログラムファイルが更新された更新日時である。コントローラ側優先度5D及びコントローラ側更新日時5Eは、コントローラ2から受信して反映される情報である。
サーバ側比較部13は、サーバ1とコントローラ2が記憶する同一のプログラムファイルに対して、サーバ側優先度5Bとコントローラ側優先度5Dを比較し、かつサーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時5Eを比較する。
サーバ側更新部14は、サーバ側比較部13の比較結果に基づき、更新日時が新しい側であって優先度が高いプログラムファイルにより、サーバ側管理テーブル5の内容と、サーバ側プログラムファイル記憶部11に記憶されているプログラムファイルを更新する。なお、サーバ側更新部14は、同一のプログラムファイルに対するサーバ側更新日時5Cよりコントローラ側更新日時6Eが新しく、サーバ側優先度5Dがコントローラ側優先度6D以上である場合に、サーバ側プログラムファイル記憶部11に記憶されているプログラムファイルを更新しない。そして、サーバ側更新部14は、コントローラ2に対し、コントローラ2のプログラムファイルをサーバ2のプログラムファイルにより更新させる。これにより不適切な編集がされたコントローラ2のプログラムファイルが、編集前のプログラムファイルに戻される。
コントローラ2は、入退管理装置4が設置されたビルの管理人室等に設置されており、入退管理装置4に対して実際のセキュリティ動作を制御する。コントローラ2は、サーバ1が記憶するプログラムファイルの更新日時と、コントローラ2が記憶するプログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、プログラムファイルの優先度を比較する。そして、コントローラ2は、更新日時が最新であって、優先度が高いプログラムファイルをコントローラ2が管理するプログラムファイルとして更新する。コントローラ2についても、サーバ1と同様に、コントローラ側プログラムファイル記憶部21、コントローラ側管理テーブル記憶部22、コントローラ側比較部23、コントローラ側更新部24を備える。
コントローラ側プログラムファイル記憶部21は、複数の入退管理装置4の各々に対応したプログラムファイルα〜νを記憶する。
コントローラ側管理テーブル記憶部22は、コントローラ側管理テーブル6を備える。コントローラ側管理テーブル6は、後述する図4に示すように、サーバ側優先度6B及びサーバ側更新日時6C、コントローラ側優先度6D及びコントローラ側更新日時6Eを管理する。サーバ側優先度6B及びサーバ側更新日時6Cは、サーバ1から受信して反映される情報である。コントローラ側優先度6Dは、コントローラ側プログラムファイル記憶部21に記憶されるプログラムファイルα〜νに設定される優先度である。コントローラ側更新日時6Eは、後述する図10に示すコントローラ2に接続されるプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルによりコントローラ側プログラムファイル記憶部21に記憶されたプログラムファイルが更新された更新日時である。
コントローラ側比較部23は、サーバ1とコントローラ2が記憶する同一のプログラムファイルに対して、サーバ側優先度6Bとコントローラ側優先度6Dを比較し、かつサーバ側更新日時6Cとコントローラ側更新日時6Eを比較する。
コントローラ側更新部24は、コントローラ側比較部23の比較結果に基づき、更新日時が新しい側であって優先度が同一又は高いプログラムファイルにより、コントローラ側管理テーブル6の内容を更新する。また、コントローラ側更新部24は、このプログラムファイルにより、コントローラ側プログラムファイル記憶部21に記憶されているプログラムファイルを更新する。なお、コントローラ側更新部24は、同一のプログラムファイルに対するコントローラ側更新日時6Eよりサーバ側更新日時5Cが新しく、コントローラ側優先度6Dがサーバ側優先度5B以上である場合に、コントローラ側プログラムファイル記憶部21に記憶されているプログラムファイルを更新させない。そして、コントローラ側更新部24は、サーバ1に対し、サーバ1のプログラムファイルをコントローラ2のプログラムファイルにより更新させる。これにより不適切な編集がされたサーバ1のプログラムファイルが、編集前のプログラムファイルに戻される。
なお、図1では、サーバ1に一つのコントローラ2を接続した例を示しているが、サーバ1に複数のコントローラ2を接続する構成としてもよい。その場合は、各々のコントローラ2に対応して、後述するサーバ側プログラムファイル記憶部11、コントローラ側プログラムファイル記憶部21を設ければよい。
プログラムファイル編集装置3は、編集装置側プログラムファイル記憶部31、プログラムファイル編集部32、プログラムファイル更新部33を備える。
編集装置側プログラムファイル記憶部31は、プログラムファイルα〜νを記憶する。
プログラムファイル編集部32は、プログラムファイルα〜νを編集する。
プログラムファイル更新部33は、プログラムファイル編集装置3が接続されるサーバ1のサーバ側プログラムファイル記憶部11に編集後のプログラムファイルα〜νを書き込む。これにより、サーバ側プログラムファイル記憶部11に記憶されたプログラムファイルα〜νが、編集後のプログラムファイルα〜νによって更新される。なお、後述する図10の第2の接続例に示すように、コントローラ2には、プログラムファイル編集装置3が接続される場合がある、この場合、プログラムファイル更新部33は、コントローラ2のコントローラ側プログラムファイル記憶部21に記憶されたプログラムファイルα〜νを、編集後のプログラムファイルα〜νに更新する。
次に、セキュリティシステム10の各装置を構成する計算機Cのハードウェア構成を説明する。
図2は、計算機Cのハードウェア構成例を示すブロック図である。
計算機Cは、いわゆるコンピュータとして用いられるハードウェアである。計算機Cは、バスC4にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)C1、ROM(Read Only Memory)C2、RAM(Random Access Memory)C3を備える。さらに、計算機Cは、表示部C5、操作部C6、不揮発性ストレージC7、ネットワークインターフェイスC8を備える。
CPU C1は、本実施の形態例に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM C2から読み出して実行する。RAM C3には、演算処理の途中に発生した変数やパラメーター等が一時的に書き込まれる。表示部C5は、例えば、液晶ディスプレイモニタであり、計算機Cで行われる処理の結果等を管理者に表示する。操作部C6には、例えば、キーボード、マウス等が用いられ、管理者が所定の操作入力、指示を行うことが可能である。プログラムファイル編集装置3は、表示部C5、操作部C6を備えるが、サーバ1、コントローラ2は、表示部C5、操作部C6を備えなくてもよい。
不揮発性ストレージC7としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ等が用いられる。この不揮発性ストレージC7には、OS(Operating System)、各種のパラメーターの他に、計算機Cを機能させるためのプログラムが記録されている。ROM C2、不揮発性ストレージC7は、CPU C1が動作するために必要なプログラムやデータ等を記録しており、計算機Cによって実行されるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。このため、ROM C2、不揮発性ストレージC7には、プログラムやデータ等が永続的に格納されうる。
ネットワークインターフェイスC8には、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられ、端子が接続されたLAN(Local Area Network)、専用線等を介して各種のデータを装置間で送受信することが可能である。
次に、サーバ側管理テーブル5と、コントローラ側管理テーブル6の構造を詳細に説明する。
図3は、サーバ側管理テーブル5のテーブル構成図である。
サーバ側管理テーブル5は、プログラムファイル名5Aに加えて、上述したサーバ側優先度5B及びサーバ側更新日時5Cと、コントローラ側優先度5D及びコントローラ側更新日時5Eの各フィールドを有する。プログラムファイル名5Aは、入退管理装置4の各々に対応したプログラムファイル名を格納する。
ここでは、サーバ管理者がプログラムファイル編集装置3を用いて編集したプログラムファイルαをサーバ1に送り、サーバ側プログラムファイル記憶部11のプログラムファイルαが編集されたプログラムファイルαに更新されたとする。サーバ側更新日時5Cが更新されることにより、プログラムファイルαに関するサーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容が相違する。
例えば、扉“1”のセキュリティ動作を制御するプログラムファイルαに対する、サーバ側優先度5Bとコントローラ側優先度5Dがいずれも“0”で同じである。しかし、サーバ側更新日時5Cが“2016年7月10日18時00分”であるのに対し、コントローラ側更新日時5Eが“2016年6月1日10時00分”である。このため、プログラムファイルαは、サーバ1に接続されたプログラムファイル編集装置3により更新された状態であるが、コントローラ2のプログラムファイルαは未更新の状態であることが示される。
図4は、コントローラ側管理テーブル6のテーブル構成図である。
コントローラ側管理テーブル6は、プログラムファイル名6Aに加えて、上述したサーバ側優先度6B及びサーバ側更新日時6Cと、コントローラ側優先度6D及びコントローラ側更新日時6Eの各フィールドを有する。プログラムファイル名6Aは、入退管理装置4の各々に対応したプログラムファイル名を格納する。
ここでは、コントローラ管理者がプログラムファイル編集装置3を用いて編集したプログラムファイルνをコントローラ2に送り、コントローラ側プログラムファイル記憶部21のプログラムファイルνが編集されたプログラムファイルνに更新されたとする。コントローラ側更新日時6Eが更新されることにより、プログラムファイルνに関するサーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容が相違する。
例えば、扉“3”のセキュリティ動作を制御するプログラムファイルνに対する、サーバ側優先度6Bが“1”であるのに対し、コントローラ側優先度6Dが“0”で異なる。また、サーバ側更新日時6Cが“2016年6月1日10時00分”であるのに対し、コントローラ側更新日時6Eが“2016年8月15日13時00分”である。このため、プログラムファイルνは、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3により更新された状態であるが、サーバ1のプログラムファイルνは未更新の状態であることが示される。なお、図4に示す例では、プログラムファイルνに対応するサーバ側優先度6Bがコントローラ側優先度6Dより高いので、編集されたプログラムファイルνは、サーバ側プログラムファイル記憶部11に更新されない。
次に、プログラムファイル編集装置3により編集され、サーバ1に送信されたプログラムファイルが、プログラムファイル編集装置3からサーバ1に送信され、さらに、この編集されたプログラムファイルがコントローラ2に反映されるまでの処理を説明する。
図5は、セキュリティシステム10におけるプログラムファイル更新方法の一例を示すフローチャートである。図5における説明において、図6と図7を参照して、コントローラ2、サーバ1の順に編集されたプログラムファイルを、コントローラ2とサーバ1が同期する例を合わせて説明する。
図6と図7は、サーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容の変化を示す説明図である。図6と図7には、図5における各ステップの処理の概要とステップ番号とを付している。
始めに、サーバ1がコントローラ2から編集されたプログラムファイルを取得する処理の例について説明する。この説明では、図5と図6を参照する。
サーバ1は、コントローラ2に対してコントローラ側管理テーブル6の送信を指示する。コントローラ2は、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルνに対応するコントローラ側優先度6Dとコントローラ側更新日時6Eをサーバ1に送信する。そして、サーバ1は、コントローラ2からコントローラ側優先度6Dとコントローラ側更新日時6Eとを取得し、サーバ側管理テーブル5のコントローラ側優先度5Dとコントローラ側更新日時5Eとを更新する。(S1)。
次に、サーバ側比較部13は、サーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時5Eとを比較する(S2)。サーバ側更新日時5Cがコントローラ側更新日時5Eと等しいか、新しい場合、ステップS5に移る。一方、サーバ側更新日時5Cがコントローラ側更新日時5Eより古い場合、サーバ側比較部13は、サーバ側更新日時5Cよりコントローラ側更新日時5Eが新しいプログラムファイルを抽出する。本例では、プログラムファイルνを含む不図示の複数のプログラムファイルが抽出されるものとする。
続けて、サーバ側比較部13は、ステップS2にて抽出したプログラムファイルに対応する、サーバ側優先度5Bとコントローラ側優先度5Dとを比較する(S3)。サーバ側優先度5Bがコントローラ側優先度5Dより高い場合、ステップS5に移る。一方、サーバ側優先度5Bがコントローラ側優先度5Dと等しいか、コントローラ側優先度5Dより低い場合、サーバ側比較部13は、サーバ側優先度5Bと等しいか、高いコントローラ側優先度5Dが設定されたプログラムファイルを抽出する。本例では、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3により、コントローラ側優先度6Dが“0”から“1”に更新されたことにより、サーバ側優先度5Bがコントローラ側優先度5Dと等しくなるため、プログラムファイルνが抽出される。
次に、サーバ1は、コントローラ2に対して、サーバ側比較部13が抽出したプログラムファイルνと、プログラムファイルνに対応するコントローラ側更新日時6Eの送信を指示する。この指示により、コントローラ2は、プログラムファイルνと、プログラムファイルνに対応するコントローラ側更新日時6Eをサーバ1に送信する。そして、サーバ1のサーバ側更新部14は、コントローラ2から受信したプログラムファイルνによりサーバ側プログラムファイル記憶部11を更新する。また、サーバ側更新部14は、コントローラ側更新日時6Eによりサーバ側更新日時5Cを更新する(S4)。
次に、サーバ1が、サーバ1に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルにより、コントローラ2のプログラムファイルを更新する処理の例について説明する。この説明では、図5と図7を参照する。
始めに、サーバ1は、サーバ1に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルをプログラムファイル編集装置3から受信し、サーバ側プログラムファイル記憶部11を編集されたプログラムファイルで更新する(S5)。本例では、プログラムファイル編集装置3によりプログラムファイルαが編集され、サーバ側優先度5Bが“0”から“1”に更新されたものとする。編集されたプログラムファイルαに対応するサーバ側更新日時5Cは、プログラムファイル編集装置3がプログラムファイルαを編集した日時に更新される。
次に、サーバ側比較部13は、サーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時5Eとを比較する(S6)。サーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時5Eが等しい場合、本処理を終了する。一方、サーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時5Eが異なる場合、サーバ側比較部13は、サーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時5Eが異なるプログラムファイルを抽出する。本例では、プログラムファイルαを含む不図示の複数のプログラムファイルが抽出されるものとする。
続けて、サーバ側比較部13は、ステップS6にて抽出したプログラムファイルに対応する、サーバ側優先度5Bとコントローラ側優先度5Dとを比較する(S7)。サーバ側優先度5Bがコントローラ側優先度5Dより低い場合、本処理を終了する。一方、サーバ側優先度5Bがコントローラ側優先度5Dと等しいか、高い場合、サーバ側比較部13は、コントローラ側優先度5Dと等しいか、高いサーバ側優先度5Bが設定されたプログラムファイルを抽出する。本例では、プログラムファイルαが抽出される。
次に、サーバ1は、コントローラ2に対して、サーバ側比較部13が抽出したプログラムファイルαと、プログラムファイルαに対応するサーバ側優先度5B、サーバ側更新日時5Cを送信する。コントローラ2のコントローラ側更新部24は、サーバ1から受信したプログラムファイルαによりコントローラ側プログラムファイル記憶部21を更新する。また、コントローラ側更新部24は、サーバ1から受信したサーバ側優先度5B、サーバ側更新日時5Cにより、サーバ側優先度6B、サーバ側更新日時6Cを更新する(S8)。
図6と図7に示したように、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルと、このプログラムファイルに対応する優先度、更新日時により、サーバ1のプログラムファイルと、優先度、更新日時が同期される。また、サーバ1に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルと、このプログラムファイルに対応する優先度、更新日時により、コントローラ2のプログラムファイルと、優先度、更新日時が同期される。
セキュリティシステム10では、コントローラ2によりプログラムファイルに対して不適切な編集がなされた場合には、サーバ1がプログラムファイルを元に戻す機能を有している。この処理について、図5、図8、図9を参照して説明する。
図8と図9は、サーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容の変化を示す説明図である。図8と図9には、図5における各ステップの処理の概要とステップ番号とを付している。
始めに、サーバ1が、コントローラ2に対して不適切な編集が行われたプログラムファイルを編集前の状態に戻す処理の例について説明する。この説明では、図5と図8を参照する。
サーバ1は、コントローラ2に対してコントローラ側管理テーブル6の送信を指示する。コントローラ2は、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルνに対応するコントローラ側優先度6Dとコントローラ側更新日時6Eをサーバ1に送信する。本例では、コントローラ側優先度6Dが“1”から“0”に変更され、コントローラ側更新日時6Eが“2016年6月1日10時00分”から“2016年8月15日13時00分”に更新されている。そして、サーバ1は、コントローラ2からコントローラ側優先度6Dとコントローラ側更新日時6Eとを取得する(S1)。ただし、サーバ1で持つコントローラ側優先度5Dの“1”よりコントローラ2で持つコントローラ側優先度6Dの“0”が低いため、コントローラ側優先度5Dの更新は行われず、“1”のままとする。この場合、コントローラ側更新日時5Eの更新も行われない。そして、サーバ1は、コントローラ2から送信されたコントローラ側優先度6Dとコントローラ側更新日時6EをRAM C3に保存しておく。
次に、サーバ側比較部13は、サーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時5Eとを比較する(S2)。上述したように、サーバ側更新日時5Cより新しいコントローラ側更新日時5Eである複数のプログラムファイルが抽出されるが、プログラムファイルνについては、サーバ側更新日時5Cがコントローラ側更新日時5Eと等しいため、ステップS5に移る。ステップS3、S4について処理の詳細は省略する。このように、サーバ側管理テーブル5において、コントローラ側優先度5Dとコントローラ側更新日時5Eの更新は行われない。このため、サーバ側プログラムファイル記憶部11におけるプログラムファイルνについても、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルνに更新されない。
次に、サーバ1が、サーバ側プログラムファイル記憶部11に記憶される編集前のプログラムファイルにより、コントローラ2のプログラムファイルを更新する処理の例について説明する。この説明では、図5と図9を参照する。
図8に示したように、サーバ側プログラムファイル記憶部11のプログラムファイルνは更新されていないため、図5のステップS5におけるプログラムファイルνの更新処理は行われない。
次に、サーバ側比較部13は、サーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時5Eとを比較する(S6)。ただし、図8に示したようにコントローラ側更新日時5Eが更新されていないため、サーバ側比較部13は、サーバ側更新日時5Cと、ステップS1にて保存したコントローラ側更新日時6Eとを比較する。本例では、サーバ側更新日時5Cとコントローラ側更新日時6Eが異なるため、ステップS7に移る。
次に、サーバ側比較部13は、サーバ側優先度5Bとコントローラ側優先度5Dとを比較する(S7)。ただし、図8に示したようにサーバ側優先度5Bが更新されていないため、サーバ側比較部13は、サーバ側優先度5Bと、ステップS1にて取得したコントローラ側優先度6Dとを比較する。本例では、サーバ側優先度5Bより、コントローラ側優先度6Dの方が低い。
このため、サーバ1は、コントローラ2に対して、サーバ側比較部13が抽出した編集前のプログラムファイルνと、プログラムファイルνに対応するコントローラ側優先度5D、コントローラ側更新日時5Eを送信する。コントローラ2は、サーバ1から受信した編集前のプログラムファイルνにより、コントローラ側プログラムファイル記憶部21を更新する。また、コントローラ2は、サーバ1から受信したコントローラ側優先度5D、コントローラ側更新日時5Eにより、コントローラ側優先度6D、コントローラ側更新日時6Eを更新する(S8)。
図8と図9に示したように、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3により不適切な編集が行われたプログラムファイルによりコントローラ側プログラムファイル記憶部21が更新されても、サーバ1がプログラムファイルの更新を防ぐ。さらに、サーバ1は、編集前のプログラムファイルをコントローラ2に送信し、不適切な編集が行われたプログラムファイルを編集前の状態に戻すことができる。
以上説明した第1の接続例に係るセキュリティシステム10では、サーバ1とコントローラ2がそれぞれ持つサーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の一方のテーブルの内容が変更された場合には、他方のテーブルの内容が同期する。ここで、コントローラ2が記憶するプログラムファイルが変更された場合、サーバ1は、プログラムファイルの更新日時と優先度を考慮して、サーバ1が記憶するプログラムファイルの更新可否を判断する。そして、プログラムファイルの更新可である場合には、コントローラ2から送信された編集されたプログラムファイルと更新日時をサーバ1が記憶する。これにより、サーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容が同期される。このため、サーバ1とコントローラ2との間で、プログラムファイルと、優先度、更新日時の整合性を保つことができる。
また、サーバ1が記憶するプログラムファイルが変更された場合、サーバ1は、プログラムファイルの更新日時と優先度を考慮して、変更されたプログラムファイルと更新日時をコントローラ2に送信する。このため、コントローラ2は、サーバ1から受信したプログラムファイルと更新日時を記憶する。このようにサーバ1からコントローラ2に対して、編集されたプログラムファイルが送信された場合においても、サーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容が同期される。
また、サーバ1のプログラムファイルの優先度より、コントローラ2のプログラムファイルの優先度が低ければ、コントローラ2からサーバ1に対してプログラムファイルを更新することはできない。そして、サーバ1からコントローラ2に対して、編集前のプログラムファイルが送信され、コントローラ2のプログラムファイルは元に戻る。これにより、サーバ1は、コントローラ2から受信した低い優先度のプログラムファイルにより、サーバ1が記憶するプログラムファイルを上書きしてしまう事態を避けられる。
例えば、サーバ1では型式Aの鍵に対応するプログラムファイルを管理していた場合に、実際に使用される入退管理装置4が型式Bの鍵に対応するプログラムファイルで動作する場合には、コントローラ2が型式Bの鍵に対応するプログラムファイルを管理する。このプログラムファイルに対する優先度がサーバ1よりコントローラ2の方が高ければ、コントローラ2からサーバ1に型式Bの鍵に対応するプログラムファイルを送信して、サーバ1が管理するプログラムファイルを型式Aから型式Bに更新することが可能となる。一方、このプログラムファイルに対する優先度がサーバ1よりコントローラ2の方が低ければ、コントローラ2からサーバ1に型式Bの鍵に対応するプログラムファイルを送信してサーバ1が管理するプログラムファイルを更新することはできない。このようにサーバ1とコントローラ2との間でプログラムファイルの整合性を保つことができる。
また、コントローラ2からサーバ1へのプログラムファイルの送信が失敗した際には、サーバ1には古いプログラムファイルが残り、コントローラ2には新しいプログラムファイルが残る。このため、サーバ1とコントローラ2の間で同期できていなかったプログラムファイルの消失を避けることができる。この場合、コントローラ2は、サーバ1に対してプログラムファイルの再送信を行ってもよいし、一定時間以上プログラムファイルの送信ができない場合には、サーバ1から古いプログラムファイルを受信してプログラムファイルを元に戻してもよい。
<第2の接続例>
図10は、第2の接続例に係るセキュリティシステム10の構成例を示すブロック図である。ここでは、コントローラ2にプログラムファイル編集装置3が接続された第2の接続例について説明する。
第2の接続例に係るセキュリティシステム10と、第1の接続例に係るセキュリティシステム10とは、プログラムファイル編集装置3がコントローラ2に接続されている点が異なる。そして、コントローラ2にはプログラムファイル編集装置3から編集されたプログラムファイルが送信される。
図11は、セキュリティシステム10におけるプログラムファイル更新方法の一例を示すフローチャートである。第2の接続例では、上述した第1の接続例と同様に各部が動作するため、図6〜図9に相当する説明図の記載は省略する。また、図11において、図5のフローチャートと同様の処理については適宜説明を省略する。
コントローラ2は、サーバ1に対してサーバ側管理テーブル5の送信を指示する。サーバ1は、サーバ1に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルに対応するサーバ側優先度5Bとサーバ側更新日時5Cをコントローラ2に送信する。そして、コントローラ2は、サーバ1からサーバ側優先度5Bとサーバ側更新日時5Cとを取得し、コントローラ側管理テーブル6のサーバ側優先度6Bとサーバ側更新日時6Cとを更新する。(S11)。
次に、コントローラ側比較部23は、コントローラ側更新日時6Eとサーバ側更新日時6Cとを比較する(S12)。コントローラ側更新日時6Eがサーバ側更新日時6Cと等しいか、新しい場合、ステップS15に移る。一方、コントローラ側更新日時6Eがサーバ側更新日時6Cより古い場合、コントローラ側比較部23は、コントローラ側更新日時6Eよりサーバ側更新日時6Cが新しいプログラムファイルを抽出する。
続けて、コントローラ側比較部23は、ステップS12にて抽出したプログラムファイルに対応する、コントローラ側優先度6Dとサーバ側優先度6Bとを比較する(S13)。コントローラ側優先度6Dよりサーバ側優先度6Bが低い場合、ステップS15に移る。一方、コントローラ側優先度6Dがサーバ側優先度6Bと等しいか、サーバ側優先度6Bが高い場合、コントローラ側比較部23は、コントローラ側優先度6Dと等しいか、高いサーバ側優先度6Bが設定されたプログラムファイルを抽出する。
次に、コントローラ2は、サーバ1に対して、コントローラ側比較部23が抽出したプログラムファイルと、プログラムファイルに対応するコントローラ側更新日時5Eの送信を指示する。この指示により、サーバ1は、プログラムファイルと、プログラムファイルに対応するコントローラ側更新日時5Eをコントローラ2に送信する。そして、コントローラ2のコントローラ側更新部24は、サーバ1から受信したプログラムファイルによりコントローラ側プログラムファイル記憶部21を更新する。また、コントローラ側更新部24は、サーバ側更新日時5Cによりコントローラ側更新日時6Eを更新する(S14)。
次に、コントローラ2が、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルにより、サーバ1のプログラムファイルを更新する処理の例について説明する。
始めに、コントローラ2は、コントローラ2に接続されたプログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルをプログラムファイル編集装置3から受信する。そして、コントローラ2は、コントローラ側プログラムファイル記憶部21を編集されたプログラムファイルで更新する(S15)。編集されたプログラムファイルに対応するコントローラ側更新日時6Eは、プログラムファイル編集装置3がプログラムファイルを編集した日時に更新される。
次に、コントローラ側比較部23は、コントローラ側更新日時6Eとサーバ側更新日時6Cとを比較する(S16)。コントローラ側更新日時6Eとサーバ側更新日時6Cが等しい場合、本処理を終了する。一方、コントローラ側更新日時6Eとサーバ側更新日時6Cが異なる場合、コントローラ側比較部23は、コントローラ側更新日時6Eとサーバ側更新日時6Cが異なるプログラムファイルを抽出する。
続けて、コントローラ側比較部23は、ステップS16にて抽出したプログラムファイルに対応する、コントローラ側優先度6Dとサーバ側優先度6Bとを比較する(S17)。コントローラ側優先度6Dがサーバ側優先度6Bより低い場合、本処理を終了する。一方、コントローラ側優先度6Dがサーバ側優先度6Bと等しいか、高い場合、コントローラ側比較部23は、サーバ側優先度6Bと等しいか、高いコントローラ側優先度6Dが設定されたプログラムファイルを抽出する。
次に、コントローラ2は、サーバ1に対して、コントローラ側比較部23が抽出したプログラムファイルと、プログラムファイルに対応するコントローラ側優先度6D、コントローラ側更新日時6Eを送信する。サーバ1のサーバ側更新部14は、コントローラ2から受信した編集前のプログラムファイルにより、サーバ側プログラムファイル記憶部11を更新する。また、サーバ側更新部14は、コントローラ2から受信したコントローラ側優先度6D、コントローラ側更新日時6Eにより、コントローラ側優先度5D、コントローラ側更新日時5Eを更新する(S18)。
以上説明した第2の接続例に係るセキュリティシステム10においても、第1の接続例に係るセキュリティシステム10と同様に、更新日時と優先度を考慮してプログラムファイルの更新を管理することができる。そして、サーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容が同期される。ここで、サーバ1が記憶するプログラムファイルが変更された場合、コントローラ2は、プログラムファイルの更新日時と優先度を考慮して、コントローラ2が記憶するプログラムファイルの更新可否を判断する。そして、プログラムファイルの更新可である場合には、サーバ1から送信された編集されたプログラムファイルと更新日時をコントローラ2が記憶する。これにより、サーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容が同期される。このため、サーバ1とコントローラ2との間で、プログラムファイルと、優先度、更新日時の整合性を保つことができる。
また、コントローラ2が記憶するプログラムファイルが変更された場合、コントローラ2は、プログラムファイルの更新日時と優先度を考慮して、変更されたプログラムファイルと更新日時をサーバ1に送信する。このため、サーバ1は、コントローラ2から受信したプログラムファイルと更新日時を記憶する。このようにコントローラ2からサーバ1に対して、編集されたプログラムファイルが送信された場合においても、サーバ側管理テーブル5とコントローラ側管理テーブル6の内容が同期される。
また、コントローラ2のプログラムファイルの優先度より、サーバ1のプログラムファイルの優先度が低ければ、サーバ1からコントローラ2に対して、編集前のプログラムファイルを更新することはできない。そして、コントローラ2からサーバ1に対して、編集前のプログラムファイルが送信され、サーバ1のプログラムファイルは元に戻る。これにより、コントローラ2は、サーバ1から受信した低い優先度のプログラムファイルにより、コントローラ2が記憶するプログラムファイルを上書きしてしまう事態を避けられる。
また、サーバ1からコントローラ2へのプログラムファイルの送信が失敗した際には、コントローラ2には古いプログラムファイルが残り、サーバ1には新しいプログラムファイルが残る。このため、サーバ1とコントローラ2の間で同期できていなかったプログラムファイルの消失を避けることができる。
[変形例]
なお、上述した実施の形態例において、コントローラ2に接続したプログラムファイル編集装置3を用いてコントローラ側優先度6Dを変更する操作は特定の管理者に限定することが望ましい。このため、ある管理者がコントローラ側優先度6Dを変更しようとすると、特定の管理者だけが知っている認証コードの入力を促す画面をプログラムファイル編集装置3に表示し、正しい認証コードが入力された場合に、コントローラ側優先度6Dを変更可能とする。また、コントローラ側優先度6Dの変更を確認するための画面をプログラムファイル編集装置3に表示することで、管理者が意図せず優先度を変更することを防いでもよい。
また、サーバ1又はコントローラ2にプログラムファイル編集装置3が接続されていなくてもよい。この場合、プログラムファイル編集装置3が編集したプログラムファイルを外部記憶媒体に記憶し、この記憶媒体をサーバ1又はコントローラ2に接続してプログラムファイルを読込ませてもよい。
また、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…サーバ、2…コントローラ、3…プログラムファイル編集装置、4…入退管理装置、5…サーバ側管理テーブル、6…コントローラ側管理テーブル、10…セキュリティシステム、11…サーバ側プログラムファイル記憶部、12…サーバ側管理テーブル記憶部、13…サーバ側比較部、14…サーバ側更新部、21…コントローラ側プログラムファイル記憶部、22…コントローラ側管理テーブル記憶部、23…コントローラ側比較部、24…コントローラ側更新部

Claims (9)

  1. 立ち入りが制限されるエリアへの入退を管理するための入退管理装置を管理するサーバと、前記サーバに接続され、プログラムファイルを実行することにより前記入退管理装置の動作を制御するコントローラと、を備えたセキュリティシステムにおいて、
    前記サーバは、
    前記プログラムファイルを記憶するサーバ側プログラムファイル記憶部と、
    前記サーバ側プログラムファイル記憶部が記憶する前記プログラムファイルのサーバ側優先度及びサーバ側更新日時と、前記コントローラから受信したコントローラ側優先度及びコントローラ側更新日時とを管理するサーバ側管理テーブルを記憶するサーバ側管理テーブル記憶部と、
    同一の前記プログラムファイルに対する前記サーバ側更新日時と前記コントローラ側更新日時を比較し、かつ前記サーバ側優先度と前記コントローラ側優先度を比較するサーバ側比較部と、
    更新日時が新しい側であって優先度が高い前記プログラムファイルにより前記サーバ側プログラムファイル記憶部に記憶されている前記プログラムファイルを更新するサーバ側更新部と、を備え、
    前記サーバは、前記コントローラに記憶される前記プログラムファイルを記憶し、前記サーバが記憶する前記プログラムファイルの更新日時と、前記コントローラが記憶する前記プログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、前記プログラムファイルの優先度を比較し、前記更新日時が最新であって、前記優先度が高い前記プログラムファイルを前記サーバが管理する前記プログラムファイルとして更新し、
    前記コントローラは、前記サーバが記憶する前記プログラムファイルの更新日時と、前記コントローラが記憶する前記プログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、前記プログラムファイルの優先度を比較し、前記更新日時が最新であって、前記優先度が高い前記プログラムファイルを前記コントローラが管理する前記プログラムファイルとして更新する
    セキュリティシステム。
  2. 前記サーバ側更新部は、同一の前記プログラムファイルに対する前記サーバ側更新日時より前記コントローラ側更新日時が新しく、前記サーバ側優先度が前記コントローラ側優先度以上である場合に、前記サーバ側プログラムファイル記憶部に記憶されている前記サーバの前記プログラムファイルを更新せず、前記コントローラに対し、前記コントローラの前記プログラムファイルを前記サーバの前記プログラムファイルにより更新させる
    請求項に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記サーバは、前記サーバに接続される編集装置が編集した前記プログラムファイルにより前記サーバ側プログラムファイル記憶部に記憶された前記プログラムファイルが更新された場合に、前記プログラムファイルの更新日時を前記サーバ側更新日時に反映する
    請求項1又は2に記載のセキュリティシステム。
  4. 立ち入りが制限されるエリアへの入退を管理するための入退管理装置を管理するサーバと、前記サーバに接続され、プログラムファイルを実行することにより前記入退管理装置の動作を制御するコントローラと、を備えたセキュリティシステムにおいて、
    前記コントローラは、
    前記プログラムファイルを記憶するコントローラ側プログラムファイル記憶部と、
    前記コントローラ側プログラムファイル記憶部が記憶する前記プログラムファイルのコントローラ側優先度及びコントローラ側更新日時と、前記サーバから受信したサーバ側優先度及びサーバ側更新日時とを管理するコントローラ側管理テーブルを記憶するコントローラ側管理テーブル記憶部と、
    同一の前記プログラムファイルに対する前記サーバ側更新日時と前記コントローラ側更新日時を比較し、かつ前記サーバ側優先度と前記コントローラ側優先度を比較するコントローラ側比較部と、
    更新日時が新しい側であって優先度が高い前記プログラムファイルにより前記コントローラ側プログラムファイル記憶部に記憶されている前記プログラムファイルを更新するコントローラ側更新部と、を備え
    前記サーバは、前記コントローラに記憶される前記プログラムファイルを記憶し、前記サーバが記憶する前記プログラムファイルの更新日時と、前記コントローラが記憶する前記プログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、前記プログラムファイルの優先度を比較し、前記更新日時が最新であって、前記優先度が高い前記プログラムファイルを前記サーバが管理する前記プログラムファイルとして更新し、
    前記コントローラは、前記サーバが記憶する前記プログラムファイルの更新日時と、前記コントローラが記憶する前記プログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、前記プログラムファイルの優先度を比較し、前記更新日時が最新であって、前記優先度が高い前記プログラムファイルを前記コントローラが管理する前記プログラムファイルとして更新する
    キュリティシステム。
  5. 前記コントローラ側更新部は、同一の前記プログラムファイルに対する前記コントローラ側更新日時より前記サーバ側更新日時が新しく、前記コントローラ側優先度が前記サーバ側優先度以上である場合に、前記コントローラ側プログラムファイル記憶部に記憶されている前記コントローラの前記プログラムファイルを更新せず、前記サーバに対し、前記サーバの前記プログラムファイルを前記コントローラの前記プログラムファイルにより更新させる
    請求項に記載のセキュリティシステム。
  6. 前記コントローラは、前記コントローラに接続される編集装置が編集した前記プログラムファイルにより前記コントローラ側プログラムファイル記憶部に記憶された前記プログラムファイルが更新された場合に、前記プログラムファイルの更新日時を前記コントローラ側更新日時に反映する
    請求項4又は5に記載のセキュリティシステム。
  7. 前記編集装置は、
    前記プログラムファイルを記憶する編集装置側プログラムファイル記憶部と、
    前記プログラムファイルを編集するプログラムファイル編集部と、
    前記サーバ又は前記コントローラに記憶される前記プログラムファイルを更新するプログラムファイル更新部と、を備える
    請求項又はに記載のセキュリティシステム。
  8. 立ち入りが制限されるエリアへの入退を管理するための入退管理装置を管理するサーバと、前記サーバに接続され、プログラムファイルを実行することにより前記入退管理装置の動作を制御するコントローラと、を備えるセキュリティシステムであって、前記サーバが、前記プログラムファイルを記憶するサーバ側プログラムファイル記憶部と、前記サーバ側プログラムファイル記憶部が記憶する前記プログラムファイルのサーバ側優先度及びサーバ側更新日時と、前記コントローラから受信したコントローラ側優先度及びコントローラ側更新日時とを管理するサーバ側管理テーブルを記憶するサーバ側管理テーブル記憶部と、同一の前記プログラムファイルに対する前記サーバ側更新日時と前記コントローラ側更新日時を比較し、かつ前記サーバ側優先度と前記コントローラ側優先度を比較するサーバ側比較部と、更新日時が新しい側であって優先度が高い前記プログラムファイルにより前記サーバ側プログラムファイル記憶部に記憶されている前記プログラムファイルを更新するサーバ側更新部と、を備える前記セキュリティシステムにより実行されるプログラムファイル更新方法において、
    前記サーバは、前記コントローラに記憶される前記プログラムファイルを記憶し、前記サーバが記憶する前記プログラムファイルの更新日時と、前記コントローラが記憶する前記プログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、前記プログラムファイルの優先度を比較し、前記更新日時が最新であって、前記優先度が高い前記プログラムファイルを前記サーバが管理する前記プログラムファイルとして更新するステップを実行し
    前記コントローラは、前記サーバが記憶する前記プログラムファイルの更新日時と、前記コントローラが記憶する前記プログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、前記プログラムファイルの優先度を比較し、前記更新日時が最新であって、前記優先度が高い前記プログラムファイルを前記コントローラが管理する前記プログラムファイルとして更新するステップを実行する
    プログラムファイル更新方法。
  9. 立ち入りが制限されるエリアへの入退を管理するための入退管理装置を管理するサーバと、前記サーバに接続され、プログラムファイルを実行することにより前記入退管理装置の動作を制御するコントローラと、を備えるセキュリティシステムであって、前記コントローラが、前記プログラムファイルを記憶するコントローラ側プログラムファイル記憶部と、前記コントローラ側プログラムファイル記憶部が記憶する前記プログラムファイルのコントローラ側優先度及びコントローラ側更新日時と、前記サーバから受信したサーバ側優先度及びサーバ側更新日時とを管理するコントローラ側管理テーブルを記憶するコントローラ側管理テーブル記憶部と、同一の前記プログラムファイルに対する前記サーバ側更新日時と前記コントローラ側更新日時を比較し、かつ前記サーバ側優先度と前記コントローラ側優先度を比較するコントローラ側比較部と、更新日時が新しい側であって優先度が高い前記プログラムファイルにより前記コントローラ側プログラムファイル記憶部に記憶されている前記プログラムファイルを更新するコントローラ側更新部と、を備える前記セキュリティシステムにより実行されるプログラムファイル更新方法において、
    前記サーバは、前記コントローラに記憶される前記プログラムファイルを記憶し、前記サーバが記憶する前記プログラムファイルの更新日時と、前記コントローラが記憶する前記プログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、前記プログラムファイルの優先度を比較し、前記更新日時が最新であって、前記優先度が高い前記プログラムファイルを前記サーバが管理する前記プログラムファイルとして更新するステップを実行し、
    前記コントローラは、前記サーバが記憶する前記プログラムファイルの更新日時と、前記コントローラが記憶する前記プログラムファイルの更新日時とを比較すると共に、前記プログラムファイルの優先度を比較し、前記更新日時が最新であって、前記優先度が高い前記プログラムファイルを前記コントローラが管理する前記プログラムファイルとして更新するステップを実行する
    プログラムファイル更新方法。
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