JP6573544B2 - 剥離方法 - Google Patents

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Description

本発明は、積層体から偏光板を剥離する剥離方法に関する。
従来、画像表示装置の画像表示部に適用されるパネルとして、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等が知られている。これらのパネルとして、硬質ガラス板等により形成された基板と、該基板の一方の面または表裏両面に粘着剤を介して接着された偏光板(偏光フィルム)とを有する積層体が用いられている。
この種の積層体は、基板に偏光板を接着することによって製造され、製造後に検査されるようになっている。このように基板に接着される偏光板は、通常、基板よりも小さく形成されている。上記検査では、接着された偏光板の汚れや破損、該偏光板と基板との間への空気や異物の混入等の不具合が発見される場合がある。この場合、液晶表示パネル等から偏光板を剥離することによって、得られた基板を別の液晶表示パネル等の製造に再利用するようになっている。このように偏光板を剥離することは、一般に、リワークと呼ばれている。
ところで、このように積層体から偏光体を剥離する際、剥離時に偏光板が裂け(破断し)、その一部が基板上に残ってしまう場合がある。ここで、一般的によく知られているように、基板に接着された偏光板は、本来剥離されることが予定されていないものであり、容易に剥離されないように、強固な接着力で基板に接着されている。このため、偏光板を基板から剥離しようとすると、偏光板に多大な力がかかり、この力のかかり方によって偏光板が裂けてしまうことになる。近年、特に偏光板の薄型化が進んでおり、偏光板は一層裂け易くなっている。
そこで、フィルムの破断を抑制しつつ、積層体から該フィルムを剥離する方法が提案されている。
例えば、基板と、該基板に接着された破断し易いフィルムとを備えた積層体から該フィルムを剥離する方法であって、該破断し易いフィルムの全面に粘着シートを貼り付け、該粘着シートと共に該フィルムを剥離する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2014−88256号公報
しかし、特許文献1に記載された剥離方法のように偏光板の全面に粘着シートを接着することは、手間がかかる。
また、偏光板の全面に粘着シートを接着する場合、該粘着シートの位置合わせが難しいため、偏光板に対する粘着シートの位置ずれが生じ、その結果、偏光板から外側にはみ出し、はみ出した部分が基板に不意に接着してしまうおそれがある。このように粘着シートが基板に接着してしまうと、粘着シートは基板から剥がれ難いため、その分、偏光板を剥離する作業が困難となる。
本発明は、上記事情に鑑み、偏光板が裂けること抑制しつつ、該偏光板を基板から簡便に剥離することを可能とする剥離方法を提供することを課題とする。
本発明に係る剥離方法は、
基板と、該基板の一方の面上に接着された偏光板とを備えた矩形状の積層体から前記偏光板を剥離する剥離方法であって、
前記偏光板の一の角部から、前記一の角部を構成する2つの端縁に第1の補強テープが沿い、且つ、前記偏光板を剥離する方向に第2の補強テープが沿うように、前記偏光板の上面に少なくとも前記第1及び第2の補強テープを接着し、
前記一の角部を剥離起点として前記各補強テープと共に前記偏光板を剥離する。
かかる構成によれば、偏光板の一の角部から、該一の角部を構成する2つの端縁に第1の補強テープが沿い、且つ、該偏光板を剥離する方向に第2の補強テープが沿うように、偏光板の上面に少なくとも第1及び第2の補強テープを部分的に接着し、上記一の角部を剥離起点として各補強テープと共に上記偏光板を剥離することができる。
このように、第1及び第2の補強テープによって偏光板を補強することができるため、偏光板が裂けることを抑制しつつ偏光板を剥離することが可能となる。
しかも、偏光板に第1及び第2の補強テープを全面にではなく部分的に接着することによって偏光板が裂けることを抑制し得る。
この際、第1及び第2の補強テープの方が、偏光板の全面に接着される補強シートよりも幅狭であり、面積が小さいため、偏光板に対する接着自体が比較的容易となり、また、偏光板に対する位置合わせも比較的容易となる。これにより、第1及び第2の補強テープの方が、全面に接着される補強シートよりも、偏光板から外側にはみ出すことなく該偏光板に接着することが容易となる。よって、基板に対する第1及び第2の補強テープの不意な接着を抑制することができ、その分、偏光板の剥離作業が簡便となる。
従って、偏光板が裂けること抑制しつつ、該偏光板を基材から簡便に剥離することが可能となる。
本発明に係る剥離方法は、
基板と、該基板の一方の面上に接着された偏光板とを備えた矩形状の積層体から前記偏光板を剥離する剥離方法であって、
前記偏光板の一の角部から、前記一の角部を構成する2つの端縁に第1の補強テープが沿い、且つ、前記一の角部の対角に位置する角部に向かう方向に第2の補強テープが沿うように、前記偏光板の上面に少なくとも前記第1及び第2の補強テープを接着し、
前記一の角部を剥離起点として前記各補強テープと共に前記偏光板を剥離する。
かかる構成によれば、偏光板の一の角部から、該一の角部を構成する2つの端縁に第1の補強テープが沿い、且つ、前記一の角部の対角に位置する角部に向かう方向に第2の補強テープが沿うように、偏光板の上面に少なくとも第1及び第2の補強テープを部分的に接着し、上記一の角部を剥離起点として各補強テープと共に上記偏光板を剥離することができる。
このように、第1及び第2の補強テープによって偏光板を補強することができるため、偏光板が裂けることを抑制しつつ偏光板を剥離することが可能となる。
しかも、偏光板に第1及び第2の補強テープを全面にではなく部分的に接着することによって偏光板が裂けることを抑制し得る。
この際、第1及び第2の補強テープの方が、偏光板の全面に接着される補強シートよりも幅狭であり、面積が小さいため、偏光板に対する接着自体が比較的容易となり、また、偏光板に対する位置合わせも比較的容易となる。これにより、第1及び第2の補強テープの方が、全面に接着される補強シートよりも、偏光板から外側にはみ出すことなく該偏光板に接着することが容易となる。よって、基板に対する第1及び第2の補強テープの不意な接着を抑制することができ、その分、偏光板の剥離作業が簡便となる。
従って、偏光板が裂けること抑制しつつ、該偏光板を基材から簡便に剥離することが可能となる。
また、上記構成の剥離方法においては、
前記一の角部から、第1の補強テープと第2の補強テープとの間の少なくとも一方に第3の補強テープが位置するように、前記偏光板の上面にさらに前記第3の補強テープを接着し、
前記一の角部を剥離起点として前記各補強テープと共に前記偏光板を剥離することが好ましい。
かかる構成によれば、上記一の角部から、第1の補強テープと第2の補強テープとの間の少なくとも一方に第3の補強テープが位置するように、偏光板の上面にさらに第3の補強テープを部分的に接着し、上記一の角部を剥離起点として、各補強テープと共に偏光板を剥離することができる。これにより、第3の補強テープによって、より確実に偏光板を補強できるため、偏光板が裂けることを、より抑制できる。
また、上記構成の剥離方法においては、
前記偏光板における前記第1の補強テープが接着される2つの端縁にそれぞれ対向する2つの端縁の少なくとも一方に第4の補強テープが沿うように、前記偏光板の上面にさらに前記第4の補強テープを接着し、
前記一の角部を剥離起点として前記各補強テープと共に前記偏光板を剥離することが好ましい。
かかる構成によれば、偏光板における第1の補強テープが接着される2つの端縁にそれぞれ対向する2つの端縁の少なくとも一方に第4の補強テープが沿うように、偏光板の上面にさらに第4の補強テープを部分的に接着し、上記一の角部を剥離起点として、各補強テープと共に偏光板を剥離することができる。これにより、第4の補強テープによって、より確実に偏光板を補強できるため、偏光板が裂けることを、より抑制できる。
以上の通り、本発明によれば、偏光板が裂けること抑制しつつ、該偏光板を基板から簡便に剥離することを可能とする剥離方法が提供される。
本実施形態の剥離方法が適用される積層体を示す概略上面図 図1の積層体の層構成の一例を示す概略側面図 図1の積層体のうち偏光板の層構成の一例を示す概略側面図 偏光板に第1及び第2の補強テープを接着した状態を示す概略上面図 偏光板に第1、第2及び第3の補強テープを接着した状態を示す概略上面図 偏光板に第1、第2及び第4の補強テープを接着した状態を示す概略上面図 偏光板に第1、第2、第3及び第4の補強テープを接着した状態を示す概略上面図 本実施形態の剥離方法に用いる剥離装置に、剥離起点から剥離された偏光板が巻き掛けられた状態を示す概略上面図 本実施形態の剥離方法に用いる剥離装置に、剥離起点から剥離された偏光板が巻き掛けられた状態を示す概略側面図 巻き取り部材の回転によって偏光板がさらに剥離されつつ、剥離された偏光板が順次巻き取られる状態を示す概略側面図 巻き取り部材の回転によって偏光板が全て剥離された状態を示す概略側面図 比較例1において偏光板に第2の補強テープを接着した状態を示す概略上面図 比較例2において偏光板に第1及び第4の補強テープを接着した状態を示す概略上面図 比較例3において偏光板に第1及び第3の補強テープを接着した状態を示す概略上面図 比較例4において偏光板に第1及び第3の補強テープを接着した状態を示す概略上面図
以下、本発明の実施形態に係る剥離方法について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態の剥離方法で偏光板が剥離される積層体について説明する。
図1及び図2に示すように、積層体30は、矩形状の基板31と、該基板31の一方の面31a上に接着された矩形状の偏光板33とを有している。
基板31は、偏光板33よりも大きく形成されている。
基板31としては、例えば、硬質ガラス等が挙げられる。
偏光板33は、基板31の上面31aに、第1の接着剤(不図示)によって接着されている。偏光板33は、4つの端縁34a、34b、34c、34dを、この順に隣接して有しており、これら端縁の交点が、4つの角部35a、35b、35c、35dを構成している。
また、図3に示すように、本実施形態では、偏光板33は、具体的には、偏光子41と、偏光子41の両面にそれぞれ形成された第2の接着剤を有する接着剤層43と、これら接着剤層43にそれぞれ積層された保護フィルム45とを備えている。
なお、このように、本実施形態では、偏光板33が、偏光子41と、その両面に積層された保護フィルム45とを有する態様を示すが、その他、本発明では、偏光板33が、偏光子41と、その一方の面のみに積層された保護フィルム45とを有する態様を採用することもできる。
かかる偏光板33の厚みは、特に限定されるものではなく、適宜設定し得る。ただし、例えば、偏光板33の厚みが小さい程、強度が低下して破れ易くなる傾向にあり、一方、厚みが大きい程、強度が増加して破れ難くなる傾向にある。従って、例えば、偏光板33の厚みが、200μm以下、好ましくは90μm以下、さらに好ましくは50μm以下である場合に、本実施形態の剥離方法を好ましく適用できる。このように、厚みが比較的小さい場合であっても、偏光板33を補強して、剥離時に偏光板33を破れ難くすることができるため、本実施形態の剥離方法がより有用となるからである。
また、偏光板33の材質は、特に限定されるものではない。ただし、後述するように、偏光板33、特に、そのうち保護フィルム45の材質が破れ易いものである場合に、本実施形態の剥離方法を好ましく適用し得る。
偏光子41としては、ポリビニルアルコール系フィルムが染色、延伸されることによって形成されたものが挙げられる。
偏光子41の厚みは、通常、2〜30μm程度である。
第1及び第2の接着剤としては、従来公知の接着剤が挙げられる。
保護フィルム45としては、トリアセチルセルロース等のセルロース樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、(メタ)アクリル樹脂、環状ポリオレフィン樹脂(ノルボルネン樹脂)、ポリアリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、及び、これらの混合物等から形成されたフィルムが挙げられる。
上記したような保護フィルム45の厚みは、通常、20〜60μm程度である。
本実施形態の剥離方法で用いられる積層体30では、上記の通り、偏光板33が第1の接着剤によって基板31の上面31a上に接着されており、基板31に対する偏光板33の接着力(すなわち、第1の接着剤の接着力)は、通常、5〜15N/25mmである。かかる接着力であれば、基板31に対して偏光板33が比較的強固に接着され得る。また、このように強固に接着された偏光板33を剥離するときであっても、偏光板33の裂けを抑制し得る。よって、本実施形態の剥離方法は、上記範囲の接着力を有する積層体30に好適である。
かかる接着力は、オートグラフ(精密万能試験機、島津製作所製)によって、基板31から偏光板33を、引張速度300mm/minで90°方向に引き剥がして測定される値である。
本実施形態の剥離方法は、
基板31と、該基板31の一方の面(上面)31a上に接着された偏光板33とを備えた矩形状の積層体30から前記偏光板33を剥離する剥離方法であって、
前記偏光板33の一の角部35aから、前記一の角部35aを構成する2つの端縁34a、34bに第1の補強テープ51が沿い、且つ、前記偏光板33を剥離する方向に第2の補強テープ53が沿うように、前記偏光板33の上面33aに少なくとも前記第1及び第2の補強テープ51、53をそれぞれ接着し、
前記一の角部35aを剥離起点Pとして少なくとも前記各補強テープ51、53と共に前記偏光板33を剥離する。
また、本実施形態では、偏光板33の剥離方向と、前記偏光板33の一の角部35aから、前記一の角部35aの対角に位置する角部35cに向かう方向とが一致する態様を採用している。
すなわち、本実施形態の剥離方法は、
基板31と、該基板31の一方の面(上面)31a上に接着された偏光板33とを備えた矩形状の積層体30から前記偏光板33を剥離する剥離方法であって、
前記偏光板33の一の角部35aから、前記一の角部35aを構成する2つの端縁34a、34bに第1の補強テープ51が沿い、且つ、前記一の角部35aの対角に位置する角部35cに向かう方向に第2の補強テープ53が沿うように、前記偏光板33の上面33aに少なくとも前記第1及び第2の補強テープ51、53をそれぞれ接着し、
前記一の角部35aを剥離起点Pとして少なくとも前記各補強テープ51、53と共に前記偏光板33を剥離する方法でもある。
本実施形態では、偏光板33の上面33aに、少なくとも第1及び第2の補強テープ51、53を接着し、前記一の角部35aを剥離起点Pとして、少なくともこれら第1及び第2の補強テープ51、53と共に、第2の補強テープ53に沿って偏光板33を基板31から剥離すればよく、その接着態様及び剥離態様は、特に限定されない。
例えば、偏光板33の上面33aに第1及び第2の補強テープ51、53のみを接着してこれら第1及び第2の補強テープ51、53と共に偏光板33を基板31から剥離する態様の他、これら第1及び第2の補強テープ51、53に加えてさらなる補強テープを接着し、これら補強テープと共に偏光板33を基板31から剥離してもよい。
このような態様として、例えば、下記のように第1〜第4の態様が挙げられる。
例えば、図4に、本実施形態の第1の態様を示す。図4において、剥離方向を白抜き矢印で示す。図4に示すように、第1の態様では、偏光板33の上面33aに、第1及び第2の補強テープ51、53のみを接着し、第1及び第2の補強テープ51、53と共に偏光板33を基板31から剥離してもよい。
この態様では、具体的には、偏光板33の一の角部35aから、該一の角部35aを構成する2つの端縁34a、34bに2つの帯状の第1の補強テープ51がそれぞれ沿うように、且つ、前記偏光板33を剥離する方向(ここでは、前記一の角部35aの対角に位置する角部35cに向かう方向)に帯状の第2の補強テープ53が沿うように、偏光板33の上面33aに第1及び第2の補強テープ51、53を接着する。
そして、上記一の角部35aを剥離起点Pとして第1及び第2の補強テープ51、53と共に偏光板33を基板31から剥離する。
この態様においては、上記一の角部35aにおいて、第1及び第2の補強テープ51、53が、互いに重なり合うように接着されても、互いに重なり合わないように接着されてもよい。
例えば、図5に、本実施形態の第2の態様を示す。図5において、剥離方向を白抜き矢印で示す。図5に示すように、第2の態様では、偏光板33の上面33aに、図4に示すような第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、さらに第3の補強テープ55を接着し、第1、第2及び第3の補強テープ51、53、55と共に偏光板33を基板31から剥離してもよい。
この態様では、具体的には、偏光板33の上面33aに、上記した第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、偏光板33の上記一の角部33aから、第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との間の少なくとも一方に位置するように、さらに少なくとも1つの帯状の第3の補強テープ55を接着する。
そして、上記一の角部35aを剥離起点Pとして第1、第2及び第3の補強テープ51、53、55と共に偏光板33を剥離する。
この態様においては、第3の補強テープ55と第1及び第2の補強テープ51、53との間隔が等しくなるように第3の補強テープを接着することが好ましい。すなわち、第3の補強テープ55が、第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との中間に位置するように第3の補強テープ55を接着することが好ましい。
このように、第3の補強テープを接着することによって、一層バランス良く偏光板33を補強できるため、偏光板33が裂けることを、一層抑制できる。
この態様においては、上記一の角部35aにおいて、第1、第2及び第3の補強テープ51、53、55が、互いに重なり合うように接着されても、互いに重なり合わないように接着されてもよい。
なお、図5には、第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との2つの間のうち、双方に位置するように第3の補強テープ55を接着する態様を示す。この態様によれば、上記2つの間の一方に第3の補強テープ55を接着する場合よりも、偏光板33をより補強できる。しかし、本態様では、これら2つの間の一方に沿うように、第3の補強テープ55を接着してもよい。
例えば、図6に、本実施形態の第3の態様を示す。図6において、剥離方向を白抜き矢印で示す。図6に示すように、第3の態様では、偏光板33の上面33aに、図4に示すような第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、さらに帯状の第4の補強テープ57を接着し、第1、第2及び第4の補強テープ51、53、57と共に偏光板33を基板31から剥離してもよい。
この態様では、具体的には、偏光板33の上面33aに、上記した第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、偏光板33における第1の補強テープ51が接着される2の端縁34a、34bにそれぞれ対向する2つの端縁34c、34dの少なくとも一方に沿うように、さらに第4の補強テープ57を接着する。
そして、上記一の角部35aを剥離起点Pとして第1、第2及び第4の補強テープ51、53、57と共に偏光板33を剥離する。
この態様においては、上記一の角部35a、及び、他の角部35b、35c、35dにおいて、第1、第2及び第4の補強テープ51、53、57が、互いに重なり合うように接着されても、互いに重なり合わないように接着されてもよい。
なお、図6には、2つの端縁34c、34dの双方に沿うように2つの第4の補強テープ57を接着する態様を示すが、本態様では、これら端縁34c、34dの一方に沿うように、1つの第4の補強テープ57を接着してもよい。
例えば、図7に、本実施形態の第4の態様を示す。図7において、剥離方向を白抜き矢印で示す。図7に示すように、第4の態様では、偏光板33の上面33aに、図4に示すような第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、さらに上記した第3及び第4の補強テープ55、57を接着し、第1、第2、第3及び第4の補強テープ51、53、55、57と共に偏光板33を基板31から剥離してもよい。
この態様では、具体的には、偏光板33の上面33aに、上記した第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、偏光板33の上記一の角部33aから、第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との間の少なくとも一方に第3の補強テープ55が位置するように該第3の補強テープ55を接着しつつ、偏光板33における第1の補強テープ51が接着される2の端縁34a、34bにそれぞれ対向する2つの端縁34c、34dの少なくとも一方に第4の補強テープ57が沿うように該第4の補強テープ57を接着する。
そして、上記一の角部35aを剥離起点Pとして第1、第2、第3及び第4の補強テープ51、53、55、57と共に偏光板33を剥離する。
この態様においては、上記一の角部35a、及び、他の角部35b、35c、35dにおいて、第1、第2、第3及び第4の補強テープ51、53、55、57が、互いに重なり合うように接着されても、互いに重なり合わないように接着されてもよい。
なお、図7には、第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との2つの間のうち、双方に位置するように2つの第3の補強テープ55を接着する態様を示すが、上記の通り、これら2つの間の一方に沿うように、1つの第3の補強テープ55を接着してもよい。
また、図7には、2つの端縁34c、34dの双方に沿うように2つの第4の補強テープ57を接着する態様を示すが、上記の通り、これら端縁34c、34dの一方に沿うように、1つの第4の補強テープ57を接着してもよい。
第1、第2、第3及び第4の補強テープ51、53、55、57(第1〜第4の補強テープ51〜57)としては、例えば、一面側に粘着剤(不図示)を有している粘着テープが用いられ得る。
また、これら第1〜第4の補強テープ51〜57として、両面側に上記粘着剤を有している粘着テープ、すなわち、両面テープも用いられ得る。かかる両面テープの一面側の粘着剤は露出しており、他面側の粘着剤には剥離ライナー(不図示)が貼着されている。このように両面テープの一面側に剥離ライナーが貼着されてなるものが(剥離ライナーを剥離することなく)用いられ得る。
第1〜第4の補強テープ51〜57の接着力は、特に限定されるものではない。かかる接着力は、例えば、剥離される際に第1〜第4の補強テープ51〜57が偏光板33と接着されている状態が維持されるように、適宜設定され得る。
なお、第1〜第4の補強テープ51〜57としては、上記粘着テープの他、粘着剤を有しないテープを採用してもよい。かかるテープを採用する場合には、該テープ及び偏光板33の少なくとも一方に、上記と同様な粘着剤を塗布し、該テープを偏光板33に接着すればよい。
第1〜第4の補強テープ51〜57の表面(偏光板33に接着される側とは反対の側の面)は、偏光板33よりも滑り性が高いことが好ましい。具体的には、第1〜第4の補強テープ51〜57の表面の摩擦係数が、偏光板33の上面33aの摩擦係数よりも小さいことが好ましい。
第1〜第4の補強テープ51〜57の幅は、特に限定されるものではなく、適宜設定し得る。例えば、第1〜第4の補強テープ51〜57の幅が大きくなれば、偏光板33との接触面積が大きくなるため、その分、より補強し得る傾向にある一方、コストが高くなる傾向にある。従って、例えば、かかる観点を考慮して、第1〜第4の補強テープ51〜57の幅は、10〜50mmであることが好ましい。
なお、第1〜第4の補強テープ51〜57は、互いに同じものを用いても、異なるものを用いてもよい。
本実施形態では、偏光板33の第1の補強テープ51が沿うように接着される各端縁34a、34bと、各端縁34a、34bに対応する第1の補強テープ51の外側の端縁とが面一に位置される(すなわち、偏光板33の各端縁34a、34bと、各第1の補強テープ51の外側の端縁とが一致する)ように、または、偏光板33の第1の補強テープ51が沿うように接着される各端縁34a、34bから、該各端縁34a、34bに対応する第1の補強テープ51の外側の端縁が偏光板33の厚み未満の長さで突出するように、偏光板33の上面33aに第1の補強テープ51を接着することが好ましい。
ここで、図1に示すように、通常、基板31は偏光板33よりも大きく形成されているため、第1の補強テープ51の外側の端縁が偏光板33の端縁よりも外側にはみ出していると、該第1の補強テープ51が基板31と接着し、基板31からの偏光板33の剥離を妨げるという不具合が発生するおそれがある。また、通常、偏光板33は所定の形状となるように切断されて形成されており、微視的にはその端縁に一直線となっていない部分(例えばギザギザになっている部分)があるため、第1の補強テープ51の外側の端縁が偏光板33の端縁よりも内側に引っ込んでいると、この一直線となっていない部分を起点として裂けが生じるという不具合が発生するおそれがある。
しかし、上記のように、偏光板33の第1の補強テープ51が沿うように接着される各端縁34a、34bと、各端縁34a、34bに対応する第1の補強テープ51の外側の端縁とが面一に位置するように、または、偏光板33の第1の補強テープ51が沿うように接着される各端縁34a、34bから、該各端縁34a、34bに対応する第1の補強テープ51の外側の端縁が偏光板33の厚み未満の長さで突出するように、偏光板33の上面33aに第1の補強テープ51を接着することによって、上記したような第1の補強テープ51のはみ出しによる不具合や、引っ込みによる不具合の発生を抑制し得るため、より確実に、偏光板33が裂けることを抑制しつつ、偏光板33を基板31から剥離することが可能となる。
なお、第1の補強テープ51の外側の端縁が偏光板33の端縁34a、34bよりも外側に、該偏光板33の厚み未満の長さで突出している場合には、第1の補強テープ51が基材31に接着することなく、上記と同様に、より確実に、偏光板33が裂けることを抑制しつつ、偏光板33を基板31から剥離することが可能となる。
また、これらと同様の理由により、偏光板33の第4の補強テープ57が沿うように接着される各端縁34c、34dと、各端縁34c、34dに対応する第4の補強テープ57の外側の端縁とが面一に位置される(すなわち、偏光板33の各端縁34c、34dと、各第4の補強テープ57の外側の端縁とが一致する)ように、または、偏光板33の第4の補強テープ57が沿うように接着される各端縁34c、34dから、該各端縁34c、34dに対応する第4の補強テープ57の外側の端縁が偏光板33の厚み未満の長さで突出するように、偏光板33の上面33aに第4の補強テープ57を接着することが好ましい。
引き続き、剥離装置1を用いて、第1及び第2の補強テープ51、53と共に前記偏光板33を、偏光板33の角部35aを剥離起点Pとして順次剥離する。
本実施形態の剥離方法に用いる好ましい剥離装置1について図8〜図11を参照しつつ説明する。なお、図8、図9には、上記図4に示すように第1及び第2の補強テープ51、53が接着された偏光板33を基板31から剥離する態様を示す。
図8、図9に示すように、本実施形態の剥離装置1は、積層体30が載置されるステージ部材3と、ローラ状の剥離用部材7と、積層体30から剥離され且つ剥離用部材7によって剥離された偏光板33の角部35aを、これと重なる第1及び第2の補強テープ51、53と共に保持して、偏光板33をさらに順次剥離する剥離部材5とを備えている。
より具体的には、本実施形態の剥離装置1は、剥離部材5として、積層体30から剥離され且つ剥離用部材7によって湾曲された偏光板33の角部35aが、これと重なっている第1及び第2の補強テープ51、53と共に巻き架けられて、回転することにより偏光板33をさらに剥離しながら順次巻き取る剥離部材5を備えている。
ステージ部材3は、積層体30から全ての偏光板33が剥離されるまでの間、積層体30が載置される台である。
剥離用部材7は、偏光板33を基板31から剥離させると共に、剥離された偏光板33を第1及び第2の補強テープ51、53と共に湾曲させながら後端側へと案内するものである。かかる剥離用部材7として、ローラ体が挙げられる。
剥離部材5は、剥離された偏光板33の角部35aが、これと重なっている第1及び第2の補強テープ51、53と共に巻き架けられ、この状態で回転することによって、偏光板33を、第1及び第2の補強テープ51、53と共に、さらに剥離しつつ順次巻き取るものである。
このような剥離部材5としては、例えば、モーター等の駆動装置17による駆動を受けて回転するローラ等が挙げられる。
また、剥離部材5には、上記剥離された偏光板33の角部35aが、これと重なっている第1及び第2の補強テープ51、53と共に、接着テープ(不図示)等によって固定されるようになっている。
なお、図8では、偏光板33は、上記第1の接着剤(不図示)と共に基板31から剥離される。
本実施形態では、上記剥離装置1を用い、積層体30から偏光板33の角部35aを、第1及び第2の補強テープ51、53と共に剥離して、この剥離した部分を、剥離用部材7で湾曲させながら後端側に案内し、剥離部材5に巻き架ける。この状態で、剥離部材5を回転させることによって、偏光板33を、第1及び第2の補強テープ51、53と共に基板31から順次剥離し、巻き取る。
積層体30から偏光板33の角部35aを剥離することは、例えば以下のようにして行う。すなわち、先端に刃部を有する剥離用ナイフ(不図示)等を作業者の手指で掴み、積層体30の基板31と偏光板33の角部35aとの間に上記剥離用ナイフを挿入することによって偏光板33の角部35aを剥離する。より具体的には、偏光板33の基板31側の面33bに接着された上記第1の接着剤(不図示)と、基板31との間に上記剥離用ナイフを挿入し、上記第1の接着剤と共に偏光板33を剥離する。
また、剥離された偏光板33の角部35aを、第1及び第2の補強テープ51、53と共に剥離部材5に巻き掛けることを、例えば以下のようにして行う。すなわち、剥離された偏光板33の角部35aを、剥離部材5の周面に巻き架けるようにして該周面に接着テープ(不図示)等で固定することによって行う。
そして、図9に示す状態から、剥離部材5によって、偏光板33をさらに剥離しつつ順次巻き取ると、偏光板33の剥離が進むにつれて、図10、図11に示すように、積層体30が剥離方向Xとは反対の側(図10、図11の白抜き矢印参照)に順次移動する。すなわち、ステージ部材3に対して積層体30が相対的に移動する。より具体的には、積層体30がステージ部材3上を摺動する。図11に示すように、最終的に全ての偏光板33が剥離されて基板31が完全に露出すると、積層体30は移動を停止する。
このようにして、積層体30から偏光板33を、第1及び第2の補強テープ51、53と共に剥離する。
このように、図9〜図11には、図4で示すような第1及び第2の補強テープ51、53のみが接着された偏光板33を基板31から剥離する態様を示すが、他の図5〜図7に示すような第3及び/または第4の補強テープ55、57がさらに接着された偏光板33も、同様にして、基板31から剥離し得る。
具体的には、図5に示すような第3の補強テープ55がさらに接着された偏光板33を剥離する際には、積層体30から偏光板33の角部35aを、第1、第2及び第3の補強テープ51、53、55と共に剥離して、この剥離した部分を、剥離用部材7で湾曲させながら後端側に案内し、剥離部材5に巻き架ける。この状態で、剥離部材5を回転させることによって、偏光板33を、第1、第2及び第3の補強テープ51、53、55と共に基板31から順次剥離し、巻き取る。
また、図6に示すような第4の補強テープ57がさらに接着された偏光板33を剥離する際には、積層体30から偏光板33の角部35aを、第1及び第2の補強テープ51、53と共に剥離して、この剥離した部分を、剥離用部材7で湾曲させながら後端側に案内し、剥離部材5に巻き架ける。この状態で、剥離部材5を回転させることによって、偏光板33を、第1及び第2の補強テープ51、53と共に、途中からはさらに第4の補強テープ57と共に基板31から順次剥離し、巻き取る。
また、図7に示すような第3及び第4の補強テープ55、57がさらに接着された偏光板33を剥離する際には、積層体30から偏光板33の角部35aを、第1、第2及び第3の補強テープ51、53、55と共に剥離して、この剥離した部分を、剥離用部材7で湾曲させながら後端側に案内し、剥離部材5に巻き架ける。この状態で、剥離部材5を回転させることによって、偏光板33を、第1、第2及び第3の補強テープ51、53、55と共に、途中からはさらに第4の補強テープ57と共に基板31から順次剥離し、巻き取る。
本実施形態の剥離方法においては、上記一の角度35aから偏光板33を剥離する方向は、偏光板33を剥離できる方向であれば、特に限定されるものではなく、適宜設定し得る。
例えば、偏光板33の剥離し易さの観点を考慮するとき、図8に示すように、上記一の角部35aから、上記対角に位置する角部35cに向かって偏光板33を剥離することが好ましい。
このように、上記一の角部35aから、上記対角に位置する角部35cに向かって偏光板33を剥離することによって、第1〜第4の補強テープ51〜57の補強効果をより発揮させながら、偏光板33を剥離することが可能となる。
上記の通り、本実施形態の剥離方法によれば、偏光板33の一の角部35aから、該一の角部35aを構成する2つの端縁34a、34bに第1の補強テープ51が沿うように、且つ、前記偏光板33を剥離する方向に第2の補強テープ53が沿うように、偏光板33の上面33aに少なくとも第1及び第2の補強テープ51、53をそれぞれ部分的に接着し、上記一の角部35aを剥離起点Pとして各補強テープと共に偏光板33を剥離することができる。
このように、第1及び第2の補強テープ51、53によって偏光板33を補強することができるため、偏光板33が裂けることを抑制しつつ偏光板33を剥離することが可能となる。
しかも、偏光板33に第1及び第2の補強テープ51、53を全面にではなく部分的に接着することによって偏光板33が裂けることを抑制し得る。
この際、第1及び第2の補強テープ51、53の方が、偏光板33の全面に接着される補強シートよりも幅狭であり、面積が小さいため、偏光板33に対する接着自体が比較的容易となり、また、偏光板33に対する位置合わせも比較的容易となる。これにより、第1及び第2の補強テープ51、53の方が、全面に接着される補強シートよりも、偏光板33から外側にはみ出すことなく該偏光板33に接着することが容易となる。よって、基板31に対する第1及び第2の補強テープ51、53の不意な接着を抑制することができ、その分、偏光板33の剥離作業が簡便となる。
従って、偏光板33が裂けること抑制しつつ、該偏光板33を基材31から簡便に剥離することが可能となる。
また、本実施形態の剥離方法によれば、偏光板33の一の角部35aから、該一の角部35aを構成する2つの端縁34a、34bに第1の補強テープ51が沿うように、且つ、前記一の角部35aの対角に位置する角部35cに向かう方向に第2の補強テープ53が沿うように、偏光板33の上面33aに少なくとも第1及び第2の補強テープ51、53をそれぞれ部分的に接着し、上記一の角部35aを剥離起点Pとして各補強テープと共に偏光板33を剥離することができる。
このように、第1及び第2の補強テープ51、53によって偏光板33を補強することができるため、偏光板33が裂けることを抑制しつつ偏光板33を剥離することが可能となる。
しかも、偏光板33に第1及び第2の補強テープ51、53を全面にではなく部分的に接着することによって偏光板33が裂けることを抑制し得る。
この際、第1及び第2の補強テープ51、53の方が、偏光板33の全面に接着される補強シートよりも幅狭であり、面積が小さいため、偏光板33に対する接着自体が比較的容易となり、また、偏光板33に対する位置合わせも比較的容易となる。これにより、第1及び第2の補強テープ51、53の方が、全面に接着される補強シートよりも、偏光板33から外側にはみ出すことなく該偏光板33に接着することが容易となる。よって、基板31に対する第1及び第2の補強テープ51、53の不意な接着を抑制することができ、その分、偏光板33の剥離作業が簡便となる。
従って、偏光板33が裂けること抑制しつつ、該偏光板33を基材31から簡便に剥離することが可能となる。
加えて、前記一の角部35aの対角に位置する角部35cに向かう方向に第2の補強テープ53を接着することによって、よりバランス良く第1及び第2の補強テープ51、53を接着できる。この点からも、偏光板33が裂けることを確実に抑制しつつ、該偏光板33を基材31から簡便に剥離することが可能となる。
また、本実施形態の剥離方法においては、
前記一の角部35aから、前記第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との間の少なくとも一方に第3の補強テープ55が位置するように、さらに第3の補強テープ55を接着し、
前記一の角部35aを剥離起点Pとして前記各補強テープと共に前記偏光板33を剥離することが好ましい。
かかる構成によれば、上記一の角部35aから、第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との間の少なくとも一方に第3の補強テープ55が位置するように、偏光板33の上面33aにさらに第3の補強テープ55を部分的に接着し、上記一の角部35aを剥離起点Pとして各補強テープと共に偏光板33を剥離することができる。これにより、第3の補強テープ55によって、より確実に偏光板33を補強できるため、偏光板33が裂けることを、より抑制できる。
また、本実施形態の剥離方法においては、
前記偏光板33における前記第1の補強テープ51が接着される2つの端縁34a、34bにそれぞれ対向する2つの端縁34c、34dの少なくとも一方に第4の補強テープ57が沿うように、偏光板33の上面33aにさらに第4の補強テープ57を接着し、
前記一の角部35aを剥離起点Pとして前記各補強テープと共に前記偏光板33を剥離することが好ましい。
かかる構成によれば、偏光板33における第1の補強テープ51が接着される2つの端縁34a、34bにそれぞれ対向する2つの端縁34c、34dの少なくとも一方に第4の補強テープ57が沿うように、偏光板33の上面33aにさらに第4の補強テープ57を部分的に接着し、上記一の角部35aを剥離起点Pとして、各補強テープと共に偏光板33を剥離することができる。これにより、第4の補強テープ57によって、より確実に偏光板33を補強できるため、偏光板33が裂けることを、より抑制できる。
以上の通り、本実施形態によれば、偏光板33が裂けること抑制しつつ、該偏光板33を基板31から簡便に剥離することを可能とする剥離方法が提供される。
本実施形態の剥離方法は上記の通りであるが、本発明の剥離方法は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、偏光板33の剥離方向に沿うように第2の補強テープ53を接着する態様(第1の態様)として、図4に示すように、上記一の角部35aの対角に位置する角部35cに向かう方向に第2の補強テープ53が沿うように第2の補強テープ53を接着する態様を示した。しかし、第1の態様としては、偏光板33の剥離方向に沿うように第2の接着テープ53を接着する、具体的には、2つの第1の補強テープ51の間において上記一の角部35aから離れる方向に沿うように第2の補強テープ53を接着すればよく、第2の補強テープ53の接着方向(延在方向)は特に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、上記一の角部35aの対角に位置する角部35cに向かう方向に第2の補強テープ51が沿うように第2の補強テープ53を接着して偏光板33を剥離する態様(第1の態様)として、図4に示すように、第2の補強テープ53に沿って偏光板33を剥離する態様を示した。しかし、第2の態様としては、上記一の角部35aを剥離起点Pとして偏光板33を剥離すればよく、偏光板33を剥離する方向は特に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、基板31の方が偏光板33よりも大きく形成されている態様を採用したが、本発明では、これらの大きさは、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1〜第4補強テープ51〜57同士の接着順序は、特に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、第1〜第4の補強テープ51〜57として複数の補強テープを用い、各所定の位置に各補強テープを接着したが、その他、予め、所定の複数の位置に配されるように形成された1つの補強テープを用い、これを偏光板33に接着してもよい。
例えば、上記実施形態では、偏光板33上に表面保護フィルム等が貼着されていない態様を示したが、その他、偏光板33上に表面保護フィルム等が貼着されている場合には、該表面保護フィルムを全て剥離して偏光板33の上面33aを露出させ、この上面33aに少なくとも第1及び第2の補強テープ51、53を接着すればよい。
次に、実施例を示しつつ、本発明をさらに詳細に説明する。
具体的には、偏光板33として、偏光子41の両面に、第2の接着剤を有する接着剤層43を介して保護フィルム45が積層されて形成された偏光板33(厚み:約100μm)を用いた。積層体30として、かかる偏光板33の一方の保護フィルム45に第1の接着剤を介して基板31が積層されて形成された積層体30を用いた。
より具体的には、偏光子41の両面に第2の接着剤を有する接着剤層43を介して保護フィルム45が積層され、該保護フィルム45のうち一方の保護フィルム45に第1の接着剤を介してセパレータ(不図示)が積層され、他方の保護フィルム45に第3の接着剤を介して表面保護フィルム(不図示)が積層されて形成された市販品(TEG1465DU、日東電工社製)から、セパレータを剥離して基材31に積層し、その後、表面保護フィルムを剥離することによって、積層体30を形成した。
また、第1〜第4の補強テープ51〜57として、一面側に剥離ライナーが貼着されている両面テープ(No.500、日東電工社製)を用いた。
(実施例1)
上記図6に示すように、偏光板33の上面33aに、偏光板33の一の角部35aから、前記一の角部35aを構成する2つの端縁34a、34bに2つの第1の補強テープ51が沿うように、且つ、一の角部35aの対角に位置する角部35cに向かう方向に帯状の第2の補強テープ53が沿うように、偏光板33の上面33aに、剥離ライナーが貼着されている第1及び第2の補強テープ51、53としての両面テープをそれぞれ接着した。また、偏光板33における第1の補強テープ51が接着される2つの端縁34a、34bに対向する端縁34c、34dの双方に沿うように、さらに第4の補強テープ57としての両面テープをそれぞれ接着した。なお、この各剥離ライナーは剥離しなかった。
そして、図8、図9に示す剥離装置1を用いて、偏光板33の角部35aを剥離起点Pとして、偏光板33を、第1、第2及び第4の補強テープ51、53、57と共に、上記一の角部35aと対向する角部35cに向かう方向(白抜き矢印方向)に剥離した。このときの、偏光板33の裂けの状況を、目視によって観察した。
これを50回繰り返し、偏光板33が裂けなかった場合を剥離が成功であるとし、剥離成功率を算出した。結果を表1に示す。
(実施例2)
偏光板33に第4の補強テープ57を接着しなかったこと以外は実施例1と同様にして(すなわち、上記図4に示す態様で)、剥離装置1を用いて、偏光板33を、第1及び第2の補強テープ51、53と共に剥離し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
(実施例3)
第1及び第2の補強テープ51、53の接着に加えて、偏光板33の上記一の角部33aから、第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との間の双方に位置するように、さらに第3の補強テープ55としての両面テープを接着したこと以外は実施例2と同様にして(すなわち、上記図5に示す態様で)、剥離装置1を用いて、偏光板33を、第1、第2及び第3の補強テープ51、53、55と共に剥離し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
なお、第3の補強テープ55は、第1の補強テープ51と第2の補強テープ53との中間に位置するように偏光板33に接着した。また、第3の補強テープ55としての両面テープから剥離シートを剥離しなかった。
(実施例4)
第1、第2及び第4の補強テープの接着に加えて、さらに、上記実施例3と同様の第3の補強テープ55を接着したこと以外は実施例1と同様にして(すなわち、上記図7に示す態様で)、剥離装置1を用いて、偏光板33を、第1、第2、第3及び第4の補強テープ51、53、55、57と共に剥離し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
(比較例1)
図12に示すように、第1の補強テープ51を接着しなかったこと以外は実施例2と同様にして(すなわち、第2の補強テープ53のみを接着して)、剥離装置1を用いて、偏光板33を、第2の補強テープ53と共に剥離し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
(比較例2)
図13に示すように、第2の補強テープ53を接着しなかったこと以外は実施例1と同様にして(すなわち、第1及び第4の補強テープ51、57のみを接着して)、剥離装置1を用いて、偏光板33を、第1及び第4の補強テープ51、57と共に剥離し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
(比較例3)
図14に示すように、第2の補強テープ53を接着せず、第3の補強テープ55を1つ接着したこと以外は実施例3と同様にして(すなわち、第1の補強テープ51と1つの第3の補強テープ55を接着して)、剥離装置1を用いて、偏光板33を、第1及び第3の補強テープ51、55と共に剥離し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
(比較例4)
図15に示すように、第3の補強テープ55を2つ接着したこと以外は比較例3と同様にして(すなわち、第1の補強テープ51と2つの第3の補強テープ55を接着して)、剥離装置1を用いて、偏光板33を、第1及び第3の補強テープ51、55と共に剥離し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
Figure 0006573544
表1に示すように、偏光板33の上面33aに、少なくとも第1及び第2の補強テープ51、53を接着することによって、偏光板33の裂けを抑制しつつ、基板31から偏光板33を良好に剥離し得ることがわかった。
偏光板33に、第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、第3及び第4の補強テープ55、57をさらに接着した場合(実施例1、3、4)の方が、第1及び第2の補強テープ51、53のみを接着した場合(実施例2)よりも、基板31から偏光板33をより良好に剥離し得ることがわかった。
偏光板33に、第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、第3の補強テープ55のみをさらに接着した場合(実施例3)の方が、第4の補強テープ57のみをさらに接着した場合(実施例1)よりも、基板31から偏光板33をより良好に剥離し得ることがわかった。
偏光板33に、第1及び第2の補強テープ51、53に加えて、第3の補強テープ55をさらに接着した場合(実施例3)は、第3及び第4の補強テープ55、57をさらに接着した場合(実施例4)と同程度に、基板31から偏光板33をより良好に剥離し得ることがわかった。
なお、より作業上の手間が省けることを考慮すれば、第3の補強テープ55のみをさらに接着する方が、第3及び第4の補強テープ55、57をさらに接着する場合よりも好ましいことがわかった。
比較例1では、偏光板33の端縁が補強できなかったので、裂けが生じた。
偏光板33に第1及び第4の補強テープ51、57を接着した比較例2では、偏光板33の上面33aの中央領域が十分に補強できていなかったため、該中央領域において偏光板33の裂けが生じた。
偏光板33に第1の補強テープ51と1つの第3の補強テープ55とを接着した比較例3では、偏光板33の上面33aの中央領域が十分に補強できていなかったため、該中央領域において偏光板33の裂けが生じた。また、該中央領域から第3の補強テープ55を接着していない側の端縁34dにかけて偏光板33にかかる張力が偏り、この端縁34dにおいて偏光板33の裂けが生じた。
偏光板33に第1の補強テープ51と、2つの第3の補強テープ55とを接着した比較例4では、偏光板33の上面33aの中央領域が十分に補強できていなかったため、該中央領域において偏光板33の裂けが生じた。
1:剥離装置、3:ステージ部材、5:剥離部材、7:剥離用部材、30:積層体、31:基板、31a:一方の面、33:偏光板、33a:上面、34a〜34d:端縁、35a〜35d:角部、51:第1の補強テープ、53:第2の補強テープ、55:第3の補強テープ、57:第4の補強テープ

Claims (4)

  1. 基板と、該基板の一方の面上に接着された偏光板とを備えた矩形状の積層体から前記偏光板を剥離する剥離方法であって、
    前記偏光板の一の角部から、前記一の角部を構成する2つの端縁に第1の補強テープが沿い、且つ、前記偏光板を剥離する方向に第2の補強テープが沿うように、前記偏光板の上面に少なくとも前記第1及び第2の補強テープを接着し、
    前記一の角部を剥離起点として前記各補強テープと共に前記偏光板を剥離する、剥離方法。
  2. 基板と、該基板の一方の面上に接着された偏光板とを備えた矩形状の積層体から前記偏光板を剥離する剥離方法であって、
    前記偏光板の一の角部から、前記一の角部を構成する2つの端縁に第1の補強テープが沿い、且つ、前記一の角部の対角に位置する角部に向かう方向に第2の補強テープが沿うように、前記偏光板の上面に少なくとも前記第1及び第2の補強テープを接着し、
    前記一の角部を剥離起点として前記各補強テープと共に前記偏光板を剥離する、剥離方法。
  3. 前記一の角部から、前記第1の補強テープと第2の補強テープとの間の少なくとも一方に第3の補強テープが位置するように、前記偏光板の上面にさらに前記第3の補強テープを接着し、
    前記一の角部を剥離起点として前記各補強テープと共に前記偏光板を剥離する、請求項1または2に記載の剥離方法。
  4. 前記偏光板における前記第1の補強テープが接着される2つの端縁にそれぞれ対向する2つの端縁の少なくとも一方に第4の補強テープが沿うように、前記偏光板の上面にさらに前記第4の補強テープを接着し、
    前記一の角部を剥離起点として前記各補強テープと共に前記偏光板を剥離する、請求項1〜3のいずれかに記載の剥離方法。
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