JP6572869B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、待機電力を削減したスリープモードを有する画像形成装置に関し、特に待機電力が異なる複数のスリープモードを有する画像形成装置に関する。
複写機や複合機(MFP:Multifunction Peripheral)等の画像形成装置には、待機電力を削減するスリープモードが設けられている。スリープモードでは、様々な機能を停止させることで待機電力を最小限にとどめ、電気代を削減している。一方、ユーザーとしては、使いたい場合にすぐ使えるよう、スリープモードからの復帰を素早く完了させたいという要求がある(例えば、特許文献1参照)。そこで、スリープモードとして、待機電力は若干高くなるが素早い復帰が可能な復帰優先モードと、待機電力は低いが復帰は遅くなる節電優先モードとを設け、ユーザーの選択や状況に応じて使い分ける技術が提案されている。
特開2016-35649号公報
しかしながら、従来技術では、復帰優先モードと節電優先モードとを適切に使分けることが困難であるという問題点があった。すなわち、電気代の削減を優先して節電優先モードに設定していると、素早い復帰に対応することができず、素早い復帰を優先して復帰優先モードに設定していると、電気代の削減効果が低下してしまう。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電気代の削減効果を低下させることなく、可能な限り素早い復帰に対応することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、スリープモードとして、電源供給先を制限した第1待機電力の第1モードと、前記第1待機電力よりも電源供給先をさらに制限した、前記第1待機電力よりも低い第2待機電力の第2モードとを有する画像形成装置であって、接続された商用電源から供給される電力から電源を生成するAC用電源回路と、接続された太陽電池によって発電される電力から電源を生成するPV用電源回路と、前記太陽電池の発電量を検出する発電量検出部と、受け付けた移行指示や動作状況に応じて前記第1モードもしくは前記第2モードへの移行を指示するモード制御部と、前記モード制御部からの移行指示と前記発電量検出部によって検出される太陽電池の発電量とに基づいて、前記モード制御部からの移行指示が前記第1モードであり、太陽電池の発電量が前記第1待機電力を上回る第1閾電力値以上の場合には、前記第1モードに設定して前記PV用電源回路で生成された電源を前記第1モードの前記電源供給先に供給させ、前記モード制御部からの移行指示が前記第2モードであり、太陽電池の発電量が前記第1待機電力未満で且つ前記第2待機電力を上回る第2閾電力値以上の場合には、前記第2モードに設定して前記PV用電源回路で生成された電源を前記第2モードの前記電源供給先に供給させる電源制御部と、を具備し、前記電源制御部は、前記発電量検出部によって検出される太陽電池の発電量が、前記第1待機電力を上回る第1閾電力値以上の場合、前記モード制御部からの移行指示が前記第2モードであっても、前記第1モードに設定し、前記PV用電源回路で生成された電源を前記第1モードの前記電源供給先に供給させることを特徴とする
らに、本発明の画像形成装置において、前記電源制御部は、前記太陽電池の電力使用中と、前記モード制御部からの移行指示である前記第2モードから前記第1モードへの変更とを報知しても良い。
また、本発明の画像形成装置は、スリープモードとして、電源供給先を制限した第1待機電力の第1モードと、前記第1待機電力よりも電源供給先をさらに制限した、前記第1待機電力よりも低い第2待機電力の第2モードとを有する画像形成装置であって、接続された商用電源から供給される交流電力から電源を生成するAC用電源回路と、接続された太陽電池によって発電された電力を接続された蓄電池に充電すると共に、蓄電池の電力から電源を生成するPV用電源回路と、受け付けた移行指示や動作状況に応じて前記第1モードもしくは前記第2モードへの移行を指示するモード制御部と、前記モード制御部からの移行指示と前記蓄電池の充電量とに基づいて、前記モード制御部からの移行指示が前記第1モードであり、前記蓄電池の充電量が第1閾充電値以上の場合には、前記第1モードに設定して前記PV用電源回路で生成された電源を前記第1モードの前記電源供給先に供給させ、前記モード制御部からの移行指示が前記第2モードであり、前記蓄電池の充電量が前記第1閾充電値よりも小さい第2閾充電値以上の場合には、前記第2モードに設定して前記PV用電源回路で生成された電源を前記第2モードの前記電源供給先に供給させる電源制御部と、を具備し、前記電源制御部は、前記蓄電池の充電量が、予め設定された前記第1閾充電値以上の場合、前記モード制御部からの移行指示が前記第2モードであっても、前記第1モードに設定し、前記PV用電源回路で生成された電源を前記第1モードの前記電源供給先に供給させることを特徴とする。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記電源制御部は、前記蓄電池の電力使用中と、前記モード制御部からの移行指示である前記第2モードから前記第1モードへの変更とを報知しても良い。
本発明によれば、第1モードでの第1待機電力や第2モードでの第2待機電力として、可能な限り太陽電池で発電される電力を使用することができる。従って、太陽電池の電力で賄える範囲では、待機電力が高いが、素早い復帰が可能な第1モードを、電気代を気にすることなく選択することができ、電気代の削減効果を低下させることなく、可能な限り素早い復帰に対応することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す電源制御部による電源選択動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の第2の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。 図3に示す電源制御部による電源選択動作を説明するフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態の画像形成装置1は、図1を参照すると、原稿読取部2と、原稿給送部3と、記録部4と、操作部5と、通信部6を備えている。なお、図1において、実線は信号ラインを示し、点線は電源ラインを示している。
原稿読取部2は、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等から構成されたスキャナーを備えている。原稿読取部2はプラテンガラスに載置された原稿や原稿給送部3によって給送される原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを記録部4に出力する。
記録部4は、例えば、感光体ドラムと、帯電部、露光部と、現像部と、転写部と、クリーニング部と、定着部とからなる画像形成部を備え、形成した画像を記録紙に記録する。
操作部5は、画像形成装置1の設定や動作指示を行う各種操作キーやタッチパネル等で構成されている。
通信部6は、LAN等のネットワークを介して、パーソナルコンピュータ等の周辺機器や、他の画造形成装置との間で各種データを送受信する機能を有する。また、通信部6は、ネットワーク及びルーターを介してインターネットに接続可能に構成されている。そして通信部6は、インターネットに接続されている各種通信機器との間で各種データを送受信する機能を有する。
また、図1を参照すると、原稿読取部2、原稿給送部3と、記録部4、操作部5、通信部6は、制御部7に接続され、制御部7によって動作制御される。また、制御部7には、記憶部8と、画像処理回路9と、AC用電源回路10と、PV用電源回路11と、発電量検出部12が接続されている。
記憶部8は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、画像処理用のメモリーや各種設定を記憶するメモリーとして使用される。
画像処理回路9は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の演算処理回路であり、例えば、拡大縮小処理、濃度調整処理、階調調整処理等の画像処理に係る各種ジョブを実行する。
AC用電源回路10は、商用電源ACから供給される交流電力から画像形成装置1の各部に供給する電源を生成する電源回路(インバーター)である。
PV用電源回路11は、太陽電池PVによって発電される直流電力から画像形成装置1の各部に供給する電源を生成する電源回路(コンバーター)である。
発電量検出部12は、太陽電池PVが発電する発電量を検出する。発電量検出部12は、例えば、太陽電池PVから出力される出力電圧を測定する電圧計と、太陽電池PVから出力される出力電流を測定する電流計とを有し、測定した出力電圧と出力電流との積である電力量を発電量として検出する。なお、発電量検出部12は、電圧計と電流計といずれか一方のみを有し、太陽電池PVから出力される出力電圧もしくは出力電流のいずれかを発電量として検出しても良い。
制御部7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の演算処理回路である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部7は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部5から入力された各種指示情報に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部7は、スリープモードへの移行を制御するモード制御部71として機能すると共に、スリープモードで使用する電源の供給元を選択する電源制御部72として機能する。
モード制御部71は、スリープモードとして、通常モードよりも電源供給先を制限することで、待機電力が低いが、通常モードへの復帰を比較的素早く行うことができる復帰優先モードである第1モードと、第1モードよりも電源供給先をさらに制限することで、第1モードよりも待機電力が低く、通常モードへの復帰に第1モードよりも時間がかかる節電優先モードである第2モードとのいずれかへの移行を制御する。
電源制御部72は、モード制御部71からのスリープモードへの移行指示と、発電量検出部12によって検出される発電量Wpvとに基づいて、スリープモードを第1モードと第2モードといずれかに設定すると共に、スリープモードで使用する電源の供給元を選択する。
次に、電源制御部72による電源供給元選択動作について図2を参照して詳細に説明する。
モード制御部71には、復帰優先モードである第1モードに移行する第1モード移行条件と、第1モードよりも待機電力が低い節電優先モードである第2モードに移行する第2モード移行条件とが予め設定されている。モード制御部71は、操作部5によって第1モードへの移行指示を受け付けたり、動作状況が第1モード移行条件に合致したりすると、第1モードへの移行を電源制御部72に指示する。また、モード制御部71は、操作部5によって第2モードへの移行指示を受け付けたり、動作状況が第2モード移行条件に合致したりすると、第2モードへの移行を電源制御部72に指示する。
電源制御部72は、モード制御部71からスリープモードへの移行指示を受信すると(ステップS1)、指示されたスリープモードが第1モードと第2モードとのいずれであるか判断する(ステップS2)。
電源制御部72には、第1モードでの第1待機電力をW、第2モードでの第2待機電力をWとそれぞれすると、第1待機電力Wを上回る第1閾電力値Wth1と、第1待機電力W未満で且つ第2待機電力Wを上回る第2閾電力値Wth2とが予め設定されている(第1閾電力値Wth1>第1待機電力W>第2閾電力値Wth2>第2待機電力W)。
ステップS2で指示されたスリープモードが第2モードである場合、電源制御部72は、発電量検出部12によって検出される発電量Wpvが第1閾電力値Wth1以上であるか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS3で発電量Wpvが第1閾電力値Wth1以上である場合、電源制御部72は、モード制御部71から第2モードへの移行が指示されたにもかかわらず、電源の供給元を太陽電池PVとした第1モードに設定し(ステップS4)、PV用電源回路11によって第1モード用の各部のみに電源を供給する。そして、電源制御部72は、太陽電池PVの電力を使用中であることと、第2モードへの移行が第1モードに変更されたことを操作部5の表示画面等を用いてユーザーに報知する(ステップS5)。
次に、電源制御部72は、発電量検出部12によって検出される発電量Wpvが第1閾電力値Wth1未満になるか否か判断する(ステップS6)。そして、ステップS6で発電量Wpvが第1閾電力値Wth1未満になると、電源制御部72は、電源の供給元を太陽電池PVとした第2モードに設定し(ステップS7)、PV用電源回路11によって第2モード用の各部のみに電源を供給する。そして、電源制御部72は、太陽電池PVの電力を使用中であることを操作部5の表示画面等を用いてユーザーに報知する(ステップS8)。
次に、電源制御部72は、発電量検出部12によって検出される発電量Wpvが第2閾電力値Wth2未満になるか否か判断する(ステップS9)。そして、ステップS9で発電量Wpvが第2閾電力値Wth2未満になると、電源制御部72は、電源の供給元を商用電源ACとした第2モードに設定し(ステップS10)、AC用電源回路10によって第2モード用の各部のみに電源を供給する。
ステップS3で発電量Wpvが第1閾電力値Wth1未満である場合、電源制御部72は、発電量検出部12によって検出される発電量Wpvが第2閾電力値Wth2以上であるか否かを判断する(ステップS11)。そして、ステップS11で発電量Wpvが第2閾電力値Wth2以上である場合には、ステップS7に、ステップS11で発電量Wpvが第2閾電力値Wth2未満である場合には、ステップS10にそれぞれ至る。
なお、図2には、ステップS10で電源の供給元を商用電源ACとした第2モードに設定した後に、電源供給元選択動作を終了させる例が示されているが、発電量Wpvが第2閾電力値Wth2以上に回復すると、ステップS7で電源の供給元を太陽電池PVとした第2モードに、発電量Wpvが第1閾電力値Wth1以上に回復すると、ステップS4で電源の供給元を太陽電池PVとした第1モードにそれぞれ設定するようにしても良い。
ステップS2で指示されたスリープモードが第1モードである場合、電源制御部72は、発電量検出部12によって検出される発電量Wpvが第1閾電力値Wth1以上であるか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12で発電量Wpvが第1閾電力値Wth1以上である場合、電源制御部72は、電源の供給元を太陽電池PVとした第1モードに設定し(ステップ13)、PV用電源回路11によって第1モード用の各部のみに電源を供給する。そして、電源制御部72は、太陽電池PVの電力を使用中であることを操作部5の表示画面等を用いてユーザーに報知する(ステップS14)。
次に、電源制御部72は、発電量検出部12によって検出される発電量Wpvが第1閾電力値Wth1未満になるか否か判断する(ステップ15)。そして、ステップS15で発電量Wpvが第1閾電力値Wth1未満になると、電源制御部72は、電源の供給元を商用電源ACとした第1モードに設定し(ステップS16)、AC用電源回路10によって第1モード用の各部のみに電源を供給する。
ステップS12で発電量Wpvが第1閾電力値Wth1未満である場合、電源制御部72は、ステップS16に至る。
なお、図2には、ステップS16で電源の供給元を商用電源ACとした第1モードに設定した後に、電源供給元選択動作を終了させる例が示されているが、発電量Wpvが第1閾電力値Wth2以上に回復すると、ステップS16で電源の供給元を太陽電池PVとした第1モードに設定するようにしても良い。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、スリープモードとして、電源供給先を制限した第1待機電力Wの第1モードと、第1待機電力Wよりも電源供給先をさらに制限した、第1待機電力Wよりも低い第2待機電力Wの第2モードとを有する画像形成装置であって、接続された商用電源ACから供給される電力から電源を生成するAC用電源回路10と、接続された太陽電池PVによって発電される電力から電源を生成するPV用電源回路11と、太陽電池PVの発電量Wpvを検出する発電量検出部12と、受け付けた移行指示や動作状況に応じて第1モードもしくは第2モードへの移行を指示するモード制御部71と、モード制御部71からの移行指示と発電量検出部12によって検出される太陽電池PVの発電量Wpvとに基づいて、モード制御部71からの移行指示が第1モードであり、太陽電池PVの発電量Wpvが第1待機電力Wを上回る第1閾電力値Wth1以上の場合には、第1モードに設定してPV用電源回路11で生成された電源を第1モードの電源供給先に供給させ、モード制御部71からの移行指示が第2モードであり、太陽電池PVの発電量Wpvが第1待機電力W未満で且つ第2待機電力Wを上回る第2閾電力値Wth2以上の場合には、第2モードに設定してPV用電源回路11で生成された電源を第2モードの電源供給先に供給させる電源制御部72と、を備えている。
この構成により、第1モードでの第1待機電力Wや第2モードでの第2待機電力Wとして、可能な限り太陽電池PVで発電される電力を使用することができる。従って、太陽電池PVの電力で賄える範囲では、待機電力が高いが、素早い復帰が可能な第1モードを、電気代を気にすることなく選択することができ、電気代の削減効果を低下させることなく、可能な限り素早い復帰に対応することができる。
さらに、第1の実施の形態において、電源制御部72は、発電量検出部12によって検出される太陽電池PVの発電量Wpvが、第1待機電力Wを上回る第1閾電力値Wth1以上の場合、モード制御部71からの移行指示が第2モードであっても、第1モードに設定し、PV用電源回路11で生成された電源を第1モードの電源供給先に供給させる。
この構成により、第1モードの第1待機電力Wを太陽電池PVの電力で賄える場合には、自動的に素早い復帰が可能な第1モードに設定されるため、電気代の削減効果を低下させることなく、可能な限り素早い復帰に対応することができる。
さらに、第1の実施の形態において、電源制御部72は、太陽電池PVの電力使用中と、モード制御部71からの移行指示である第2モードから第1モードへの変更とを報知する。
この構成により、ユーザーに電気代の削減効果を知らせることができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の画像形成装置1aは、図3を参照すると、蓄電池13を備え、PV用電源回路11aは、太陽電池PVで発電された電力を蓄電池13に充電する機能を備え、蓄電池13に充電された電力から画像形成装置1の各部に供給する電源を生成する電源回路(コンバーター)である。また、PV用電源回路11aは、蓄電池13の充電量Bを検出する機能を備えている。なお、PV用電源回路11aにおいて、蓄電池13に充電された電力と、太陽電池PVによって発電される直流電力とを連系させて画像形成装置1の各部に供給する電源を生成するようにしても良い。
電源制御部72aは、モード制御部71からスリープモードへの移行指示を受信すると、PV用電源回路11aによって検出される蓄電池13の充電量Bに応じて、スリープモードで使用する電源の供給元を選択する。また、電源制御部72aは、モード制御部71からのスリープモードへの移行指示と、PV用電源回路11aによって検出される蓄電池13の充電量Bとに基づいて、スリープモードを第1モードと第2モードといずれかに設定する。
電源制御部72aには、第1閾充電値Bth1と、第1閾充電値Bth1よりも低い第2閾充電値Bth2とが予め設定されている(第1閾充電値Bth1>第2閾充電値Bth2)。
図4を参照すると、ステップS2で指示されたスリープモードが第2モードである場合、電源制御部72aは、PV用電源回路11aによって検出される蓄電池13の充電量Bが第1閾充電値Bth1以上であるか否かを判断する(ステップS3’)。
ステップS3’で充電量Bが第1閾充電値Bth1以上である場合、電源制御部72aは、モード制御部71から第2モードへの移行が指示されたにもかかわらず、電源の供給元を蓄電地13とした第1モードに設定し(ステップS4’)、PV用電源回路11によって第1モード用の各部のみに電源を供給する。そして、電源制御部72aは、蓄電地13の電力を使用中であることと、第2モードへの移行が第1モードに変更されたことを操作部5の表示画面等を用いてユーザーに報知する(ステップS5’)。
次に、電源制御部72aは、PV用電源回路11aによって検出される蓄電池13の充電量Bが第1閾充電値Bth1未満になるか否か判断する(ステップS6’)。そして、ステップS6で充電量Bが第1閾充電値Bth1未満になると、電源制御部72aは、電源の供給元を蓄電地13とした第2モードに設定し(ステップS7’)、PV用電源回路11によって第2モード用の各部のみに電源を供給する。そして、電源制御部72aは、蓄電地13の電力を使用中であることを操作部5の表示画面等を用いてユーザーに報知する(ステップS8’)。
次に、電源制御部72aは、PV用電源回路11aによって検出される蓄電池13の充電量Bが第2閾充電値Bth2未満になるか否か判断する(ステップS9’)。そして、ステップS9で充電量Bが第2閾充電値Bth2未満になると、電源制御部72aは、電源の供給元を商用電源ACとした第2モードに設定し(ステップS10)、AC用電源回路10によって第2モード用の各部のみに電源を供給する。
ステップS3’で充電量Bが第1閾充電値Bth1未満である場合、電源制御部72aは、PV用電源回路11aによって検出される蓄電池13の充電量Bが第2閾充電値Bth2以上であるか否かを判断する(ステップS11’)。そして、ステップS11’で充電量Bが第2閾充電値Bth2以上である場合には、ステップS7’に、ステップS11’で充電量Bが第2閾充電値Bth2未満である場合には、ステップS10にそれぞれ至る。
なお、図4には、ステップS10で電源の供給元を商用電源ACとした第2モードに設定した後に、電源供給元選択動作を終了させる例が示されているが、充電量Bが第2閾充電値Bth2以上に回復すると、ステップS7’で電源の供給元を蓄電地13とした第2モードに、充電量Bが第1閾充電値Bth1以上に回復すると、ステップS4’で電源の供給元を蓄電地13とした第1モードにそれぞれ設定するようにしても良い。
ステップS2で指示されたスリープモードが第1モードである場合、電源制御部72aは、PV用電源回路11aによって検出される蓄電池13の充電量Bが第1閾充電値Bth1以上であるか否かを判断する(ステップS12’)。
ステップS12’で充電量Bが第1閾充電値Bth1以上である場合、電源制御部72aは、電源の供給元を蓄電地13とした第1モードに設定し(ステップ13’)、PV用電源回路11によって第1モード用の各部のみに電源を供給する。そして、電源制御部72aは、蓄電地13の電力を使用中であることを操作部5の表示画面等を用いてユーザーに報知する(ステップS14’)。
次に、電源制御部72aは、PV用電源回路11aによって検出される蓄電池13の充電量Bが第1閾充電値Bth1未満になるか否か判断する(ステップ15’)。そして、ステップS15’で充電量Bが第1閾充電値Bth1未満になると、電源制御部72aは、電源の供給元を商用電源ACとした第1モードに設定し(ステップS16)、AC用電源回路10によって第1モード用の各部のみに電源を供給する。
ステップS12’で充電量Bが第1閾充電値Bth1未満である場合、電源制御部72aは、ステップS16に至る。
なお、図2には、ステップS16で電源の供給元を商用電源ACとした第1モードに設定した後に、電源供給元選択動作を終了させる例が示されているが、充電量Bが第1閾充電値Bth2以上に回復すると、ステップS13’で電源の供給元を蓄電地13とした第1モードに設定するようにしても良い。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、スリープモードとして、電源供給先を制限した第1待機電力Wの第1モードと、第1待機電力Wよりも電源供給先をさらに制限した、第1待機電力Wよりも低い第2待機電力Wの第2モードとを有する画像形成装置であって、接続された商用電源ACから供給される交流電力から電源を生成するAC用電源回路10と、接続された太陽電池PVによって発電された電力を接続された蓄電池13に充電すると共に、蓄電池13の電力から電源を生成するPV用電源回路11aと、受け付けた移行指示や動作状況に応じて第1モードもしくは第2モードへの移行を指示するモード制御部71と、モード制御部71からの移行指示と蓄電池13の充電量Bとに基づいて、モード制御部71からの移行指示が第1モードであり、蓄電池13の充電量Bが第1閾充電値Bth1以上の場合には、第1モードに設定してPV用電源回路11aで生成された電源を第1モードの電源供給先に供給させ、モード制御部71からの移行指示が第2モードであり、蓄電池13の充電量Bが第1閾充電値Bth1よりも小さい第2閾充電値Bth2以上の場合には、第2モードに設定してPV用電源回路11aで生成された電源を前記第2モードの前記電源供給先に供給させる電源制御部72と、を備えている。
この構成により、第1モードでの第1待機電力Wや第2モードでの第2待機電力Wとして、可能な限り蓄電池13に充電された電力を使用することができる。従って、蓄電池13の電力で賄える範囲では、待機電力が高いが、素早い復帰が可能な第1モードを、電気代を気にすることなく選択することができ、電気代の削減効果を低下させることなく、可能な限り素早い復帰に対応することができる。
さらに、第2の実施の形態において、電源制御部72は、蓄電池13の充電量Bが、予め設定された第1閾充電値Bth1以上の場合、モード制御部71からの移行指示が第2モードであっても、第1モードに設定し、PV用電源回路11で生成された電源を第1モードの電源供給先に供給させる。
この構成により、蓄電池13の充電量Bが十分に場合には、自動的に素早い復帰が可能な第1モードに設定されるため、電気代の削減効果を低下させることなく、可能な限り素早い復帰に対応することができる。
さらに、第2の実施の形態において、電源制御部72は、蓄電池13の電力使用中と、モード制御部71からの移行指示である第2モードから第1モードへの変更とを報知する。
この構成により、ユーザーに電気代の削減効果を知らせることができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1、1a 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 記録部
5 操作部
6 通信部
7 制御部
8 記憶部
9 画像処理回路
10 AC用電源回路
11、11a PV用電源回路
12 発電量検出部
13 蓄電池
71 モード制御部
72、72a 電源制御部

Claims (4)

  1. スリープモードとして、電源供給先を制限した第1待機電力の第1モードと、前記第1待機電力よりも電源供給先をさらに制限した、前記第1待機電力よりも低い第2待機電力の第2モードとを有する画像形成装置であって、
    接続された商用電源から供給される電力から電源を生成するAC用電源回路と、
    接続された太陽電池によって発電される電力から電源を生成するPV用電源回路と、
    前記太陽電池の発電量を検出する発電量検出部と、
    受け付けた移行指示や動作状況に応じて前記第1モードもしくは前記第2モードへの移行を指示するモード制御部と、
    前記モード制御部からの移行指示と前記発電量検出部によって検出される太陽電池の発電量とに基づいて、前記モード制御部からの移行指示が前記第1モードであり、太陽電池の発電量が前記第1待機電力を上回る第1閾電力値以上の場合には、前記第1モードに設定して前記PV用電源回路で生成された電源を前記第1モードの前記電源供給先に供給させ、前記モード制御部からの移行指示が前記第2モードであり、太陽電池の発電量が前記第1待機電力未満で且つ前記第2待機電力を上回る第2閾電力値以上の場合には、前記第2モードに設定して前記PV用電源回路で生成された電源を前記第2モードの前記電源供給先に供給させる電源制御部と、を具備し、
    前記電源制御部は、前記発電量検出部によって検出される太陽電池の発電量が、前記第1待機電力を上回る第1閾電力値以上の場合、前記モード制御部からの移行指示が前記第2モードであっても、前記第1モードに設定し、前記PV用電源回路で生成された電源を前記第1モードの前記電源供給先に供給させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電源制御部は、前記太陽電池の電力使用中と、前記モード制御部からの移行指示である前記第2モードから前記第1モードへの変更とを報知することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. スリープモードとして、電源供給先を制限した第1待機電力の第1モードと、前記第1待機電力よりも電源供給先をさらに制限した、前記第1待機電力よりも低い第2待機電力の第2モードとを有する画像形成装置であって、
    接続された商用電源から供給される交流電力から電源を生成するAC用電源回路と、
    接続された太陽電池によって発電された電力を接続された蓄電池に充電すると共に、蓄電池の電力から電源を生成するPV用電源回路と、
    受け付けた移行指示や動作状況に応じて前記第1モードもしくは前記第2モードへの移行を指示するモード制御部と、
    前記モード制御部からの移行指示と前記蓄電池の充電量とに基づいて、前記モード制御部からの移行指示が前記第1モードであり、前記蓄電池の充電量が第1閾充電値以上の場合には、前記第1モードに設定して前記PV用電源回路で生成された電源を前記第1モードの前記電源供給先に供給させ、前記モード制御部からの移行指示が前記第2モードであり、前記蓄電池の充電量が前記第1閾充電値よりも小さい第2閾充電値以上の場合には、前記第2モードに設定して前記PV用電源回路で生成された電源を前記第2モードの前記電源供給先に供給させる電源制御部と、を具備し、
    前記電源制御部は、前記蓄電池の充電量が、予め設定された前記第1閾充電値以上の場合、前記モード制御部からの移行指示が前記第2モードであっても、前記第1モードに設定し、前記PV用電源回路で生成された電源を前記第1モードの前記電源供給先に供給させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記電源制御部は、前記蓄電池の電力使用中と、前記モード制御部からの移行指示である前記第2モードから前記第1モードへの変更とを報知することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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