JP6572810B2 - 接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法 - Google Patents

接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6572810B2
JP6572810B2 JP2016051047A JP2016051047A JP6572810B2 JP 6572810 B2 JP6572810 B2 JP 6572810B2 JP 2016051047 A JP2016051047 A JP 2016051047A JP 2016051047 A JP2016051047 A JP 2016051047A JP 6572810 B2 JP6572810 B2 JP 6572810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
layer
copper
alloy
ceramic substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016051047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017168568A (ja
Inventor
東洋 大橋
東洋 大橋
長友 義幸
義幸 長友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2016051047A priority Critical patent/JP6572810B2/ja
Publication of JP2017168568A publication Critical patent/JP2017168568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6572810B2 publication Critical patent/JP6572810B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/31Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
    • H01L2224/32Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
    • H01L2224/321Disposition
    • H01L2224/32151Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/32221Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/32225Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/83Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a layer connector
    • H01L2224/831Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a layer connector the layer connector being supplied to the parts to be connected in the bonding apparatus
    • H01L2224/83101Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a layer connector the layer connector being supplied to the parts to be connected in the bonding apparatus as prepeg comprising a layer connector, e.g. provided in an insulating plate member

Description

この発明は、セラミックス部材と、このセラミックス部材に接合されたAl又はAl合金からなるアルミニウム部材と、前記アルミニウム部材に接合されたCu又はCu合金からなる銅部材と、を備えた接合体の製造方法、セラミックス基板とこのセラミックス基板に接合されたアルミニウム層とこのアルミニウム層に接合された銅層とを備えたパワーモジュール用基板の製造方法に関するものである。
LEDやパワーモジュール等の半導体装置においては、導電材料からなる回路層の上に半導体素子が接合された構造とされている。
風力発電、電気自動車、ハイブリッド自動車等を制御するために用いられる大電力制御用のパワー半導体素子においては、発熱量が多いことから、これを搭載する基板としては、例えばAlN(窒化アルミ)、Al(アルミナ)などからなるセラミックス基板と、このセラミックス基板の一方の面に導電性の優れた金属板を接合して形成した回路層と、を備えたパワーモジュール用基板が、従来から広く用いられている。なお、パワージュール用基板としては、セラミックス基板の他方の面に金属板を接合して金属層が形成したものも提供されている。
回路層を構成する金属としては、Al(アルミニウム)やCu(銅)等が用いられている。
例えば、特許文献1には、セラミックス基板の一方の面に、アルミニウム板からなる回路層が接合されたパワーモジュール用基板が提案されている。
また、特許文献2には、セラミックス基板の一方の面に銅板からなる回路層が接合されたパワーモジュール用基板が提案されている。
さらに、特許文献3から特許文献5には、回路層又は金属層を、セラミックス基板に接合されたアルミニウム層とこのアルミニウム層に接合された銅層とからなる2層構造としたパワーモジュール用基板が提案されている。
回路層又は金属層を、アルミニウム層と銅層との2層構造とすることにより、ヒートサイクル負荷時に発生する熱歪をアルミニウム層で吸収してセラミックス基板の割れを抑制できるとともに、銅層によって熱を面方向に広げることにより放熱特性を向上させることが可能となる。
特許第3171234号公報 特許第3211856号公報 特開2013−229545号公報 特開2014−160799号公報 特開2014−177031号公報
ところで、特許文献3及び特許文献4においては、セラミックス基板とアルミニウム層となるアルミニウム板を接合した後に、アルミニウム層の上に銅層となる銅板を積層し、アルミニウム層と銅板とを固相拡散接合している。このため、接合工程が2回となり、製造工程が煩雑となるといった問題があった。また、2回の接合工程においてセラミックス基板がそれぞれ高温に加熱されることになり、セラミックス基板が劣化してしまうおそれがあった。
また、特許文献5においては、セラミックス基板とアルミニウム層となるアルミニウム板とをろう材を介して積層するとともに、アルミニウム板と銅層となる銅板とをTi箔を介して積層し、積層方向に加圧した状態で640℃程度に加熱することにより、セラミックス基板とアルミニウム板をろう材によって接合するとともに、アルミニウム板とTi箔及びTi箔と銅板を固相拡散接合している。これにより、セラミックス基板とアルミニウム板と銅板とを一括で接合している。
しかしながら、特許文献5においては、Ti箔の挿入作業や位置決め作業が必要となり、作業効率が大幅に低下するといった問題があった。また、アルミニウム層と銅層との間にTi層が形成され、このTi層によって積層方向の熱抵抗が大きくなり、放熱特性が低下するおそれがあった。
さらに、セラミックス基板とアルミニウム板とを、ろう材を用いて接合しているが、セラミックス基板とアルミニウム板との接合界面に多量の液相が生じた場合には、ろう染みやろうこぶが発生するといった問題があった。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、セラミックス部材、アルミニウム部材及び銅部材を、比較的簡単な作業によって一括で接合することができる接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法を提供することを目的とする。
このような課題を解決して前記目的を達成するために、本発明の接合体の製造方法は、セラミックス部材と、このセラミックス部材に接合されたAl又はAl合金からなるアルミニウム部材と、前記アルミニウム部材に接合されたCu又はCu合金からなる銅部材と、を備えた接合体の製造方法であって、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材とを、ろう材箔を介して積層するとともに、前記アルミニウム部材と前記銅部材とを直接積層する積層工程と、積層された前記セラミックス部材、前記アルミニウム部材及び前記銅部材を積層方向に加圧した状態で加熱し、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材、及び、前記アルミニウム部材と前記銅部材を接合する接合工程と、を有し、前記ろう材箔は、Cuの含有量が3mass%以上10mass%以下、Mgの含有量が1mass%以上5mass%以下、残部がAlと不可避不純物からなる組成のアルミニウム合金からなり、前記接合工程では、積層方向への加圧の荷重を0.3MPa以上3MPa以下の範囲内、接合温度を前記ろう材箔を構成する前記アルミニウム合金の固相線温度以上548℃未満の範囲内とし、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材との接合界面に固液共存領域を形成し、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材とを接合するとともに、前記アルミニウム部材と前記銅部材とを固相拡散接合することを特徴としている。
この構成の接合体の製造方法によれば、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材との間に、Cuの含有量が3mass%以上10mass%以下、Mgの含有量が1mass%以上5mass%以下、残部がAlと不可避不純物からなる組成のアルミニウム合金からなるろう材箔を配設しているので、接合工程で、接合温度を前記アルミニウム合金の固相線温度以上548℃未満としても、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材との接合界面に固液共存領域を形成することができ、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材とを接合することができる。よって、セラミックス部材とアルミニウム部材との接合と、アルミニウム部材と銅部材との固相拡散接合と、一括で行うことができる。また、アルミニウム部材と銅部材とを直接積層しているので、作業効率を大幅に向上させることができる。
さらに、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材との接合界面に固液共存領域を形成しているので、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材との接合界面に液相が多量に生成することがなく、液相がアルミニウム部材と銅部材との固相拡散接合に悪影響を与えることがない。また、ろう染みやろうこぶの発生を抑制することができる。
また、積層方向への加圧の荷重を0.3MPa以上3MPa以下の範囲内にしているので、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材との接合界面に固液共存領域した場合に、液相を前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材との接合界面に均一に存在させることができ、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材とを良好に接合することができる。
ここで、本発明の接合体の製造方法においては、前記ろう材箔を構成する前記アルミニウム合金は、固相線温度が490℃以上とされていることが好ましい。
この場合、前記ろう材箔を構成する前記アルミニウム合金の固相線温度が490℃以上とされているので、接合工程における接合温度を比較的高く設定することができ、得られた接合体を比較的高い温度領域で使用することができる。
本発明のパワーモジュール用基板の製造方法は、セラミックス基板の一方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる回路層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、前記セラミックス基板と前記アルミニウム層、前記アルミニウム層と銅層とを、上述の接合体の製造方法によって接合することを特徴としている。
また、本発明のパワーモジュール用基板の製造方法は、セラミックス基板の一方の面に回路層が形成され、前記セラミックス基板の他方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる金属層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、前記セラミックス基板と前記アルミニウム層、前記アルミニウム層と銅層とを、上述の接合体の製造方法によって接合することを特徴としている。
さらに、本発明のパワーモジュール用基板の製造方法は、セラミックス基板の一方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる回路層が形成され、前記セラミックス基板の他方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる金属層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、前記セラミックス基板と前記アルミニウム層、前記アルミニウム層と銅層とを、上述の接合体の製造方法によって接合することを特徴としている。
これらの構成のパワーモジュール用基板の製造方法によれば、セラミックス基板とアルミニウム層、アルミニウム層と銅層とを、一括で接合することができ、セラミックス基板の一方の面に形成された回路層又はセラミックス基板の他方の面に形成された金属層が、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層された構造とされたパワーモジュール用基板を効率良く製造することが可能となる。
本発明によれば、セラミックス部材、アルミニウム部材及び銅部材を、比較的簡単な作業によって一括で接合することができる接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板の製造方法によって製造されたパワーモジュール用基板を用いたパワーモジュールの概略説明図である。 本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板の製造方法を示すフロー図である。 本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板の製造方法を示す説明図である。 本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板とヒートシンク及び半導体素子との接合方法を示す説明図である。
以下に、本発明の実施形態について添付した図面を参照して説明する。
本実施形態において製造対象となる接合体は、セラミックス部材としてセラミックス基板11、アルミニウム部材としてアルミニウム板22A及び銅部材として銅板22Bが接合されてなる回路層12、アルミニウム部材としてアルミニウム板23A及び銅部材として銅板23Bが接合されてなる金属層13を備えたパワーモジュール用基板10とされている。
図1に、本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板10を用いたパワーモジュール1を示す。
このパワーモジュール1は、回路層12及び金属層13が配設されたパワーモジュール用基板10と、回路層12の一方の面(図1において上面)にはんだ層2を介して接合された半導体素子3と、金属層13の他方の面(図1において下面)に接合されたヒートシンク40と、を備えている。
ここで、はんだ層2は、例えばSn−Ag系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材とされている。なお、本実施形態では、回路層12とはんだ層2との間、Niめっき層(図示なし)が設けられている。
パワーモジュール用基板10は、セラミックス基板11と、このセラミックス基板11の一方の面(図1において上面)に配設された回路層12と、セラミックス基板11の他方の面(図1において下面)に配設された金属層13とを備えている。
セラミックス基板11は、回路層12と金属層13との間の電気的接続を防止するものであって、本実施形態では、絶縁性の高いAlN(窒化アルミ)で構成されている。また、セラミックス基板11の厚さは、0.2〜1.5mmの範囲内に設定されており、本実施形態では、0.635mmに設定されている。
回路層12は、図1で示すように、セラミックス基板11の一方の面に配設されたアルミニウム層12Aと、このアルミニウム層12Aの一方側(図1において上側)に積層された銅層12Bと、を有している。
この回路層12には、回路パターンが形成されており、その一方の面(図1において上面)が、半導体素子3が搭載される搭載面されている。
アルミニウム層12Aは、図3に示すように、アルミニウム板22Aがセラミックス基板11の一方の面に接合されることにより形成されている。
本実施形態においては、アルミニウム層12Aは、純度が99.99mass%以上のアルミニウム(いわゆる4Nアルミニウム)の圧延板からなるアルミニウム板22Aがセラミックス基板11に接合されることにより形成されている。ここで、接合されるアルミニウム板22Aの厚さは0.1mm以上1mm以下の範囲内に設定されていることが好ましい。
銅層12Bは、図3に示すように、銅板22Bがアルミニウム層12Aの一方側(図1において上側)に接合されることにより形成されている。
本実施形態においては、銅層12Bは、無酸素銅の圧延板からなる銅板22Bがアルミニウム層12Aに固相拡散接合されることにより形成されている。ここで、接合される銅板22Bの厚さは0.1mm以上1mm以下の範囲内に設定されていることが好ましい。
金属層13は、図1で示すように、セラミックス基板11の他方の面に配設されたアルミニウム層13Aと、このアルミニウム層13Aの他方側(図1において下側)に積層された銅層13Bと、を有している。
アルミニウム層13Aは、図3に示すように、アルミニウム板23Aがセラミックス基板11の一方の面に接合されることにより形成されている。
本実施形態においては、アルミニウム層13Aは、純度が99.99mass%以上のアルミニウム(いわゆる4Nアルミニウム)の圧延板からなるアルミニウム板23Aがセラミックス基板11に接合されることにより形成されている。ここで、接合されるアルミニウム板23Aの厚さは0.1mm以上1mm以下の範囲内に設定されていることが好ましい。
銅層13Bは、図3に示すように、銅板23Bがアルミニウム層13Aの他方側(図1において下側)に接合されることにより形成されている。
本実施形態においては、銅層13Bは、無酸素銅の圧延板からなる銅板23Bがアルミニウム層13Aに固相拡散接合されることにより形成されている。ここで、接合される銅板23Bの厚さは0.1mm以上1mm以下の範囲内に設定されていることが好ましい。
ヒートシンク40は、パワーモジュール用基板10側の熱を放散するためのものである。本実施形態では、ヒートシンク40は、銅又は銅合金で構成されており、具体的には無酸素銅で構成されている。また、このヒートシンク40には、冷却用の流体が流れるための流路41が設けられている。
本実施形態においては、ヒートシンク40と金属層13の銅層13Bとが、はんだ層32を介して接合されている。このはんだ層32は、例えばSn−Sb系、Sn−Ag系、Sn−Cu系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材(いわゆる鉛フリーはんだ材)とされている。
次に、上述した本実施形態であるパワーモジュール用基板10の製造方法及びパワーモジュール1の製造方法について、図2から図4を参照して説明する。
(積層工程S01)
まず、図3に示すように、セラミックス基板11の一方の面に、アルミニウム層12Aとなるアルミニウム板22Aを積層し、このアルミニウム板22Aの一方の面にCu層12Bとなる銅板22Bを積層する。さらに、セラミックス基板11の他方の面に、アルミニウム層13Aとなるアルミニウム板23Aを積層し、このアルミニウム板23Aの他方の面にCu層13Bとなる銅板23Bを積層する。
ここで、この積層工程S01においては、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bは、それぞれ直接積層されている。なお、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bの接合されるそれぞれの面は、予め当該面の傷が除去されて平滑にされている。
また、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとの間には、ろう材箔26,27が配設される。なお、ろう材箔26,27の厚さは、5μm以上30μm以下の範囲内とすることが好ましい。
そして、これらのろう材箔26,27は、Cuの含有量が3mass%以上10mass%以下、Mgの含有量が1mass%以上5mass%以下、残部がAlと不可避不純物からなる組成のアルミニウム合金で構成されている。なお、このろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の固相線温度は490℃以上であることが好ましい。
以下に、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の組成を上述のように規定した理由について説明する。
Cuの含有量が3mass%未満、及び、Mgの含有量が1mass%未満の場合には、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の固相線温度が十分に低くならず、後述する接合工程において接合温度の範囲が狭くなり、セラミックス基板11とアルミニウム板22A,23A、及び、アルミニウム板22A、23Aと銅板22B、23Bとの接合が不十分となるおそれがある。
また、Cuの含有量が10mass%を超える場合には、硬くなりすぎて、圧延によってろう材箔を形成することが困難となるおそれがある。さらに、Mgの含有量が5mass%を超える場合には、液相線温度が低く、後述する接合工程S02において液相が多量に生成し、ろう染みやろうこぶが発生するおそれがある。
以上のことから、本実施形態では、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の組成をCuの含有量が3mass%以上10mass%以下、Mgの含有量が1mass%以上5mass%以下、残部がAlと不可避不純物としている。
なお、Cuの含有量の下限は3.5mass%以上とすることが好ましく、4mass%以上とすることがさらに好ましい。また、Cuの含有量の上限は、8mass%以下とすることが好ましく、6mass%以下とすることがさらに好ましい。
さらに、Mgの含有量の下限は1.5mass%以上とすることが好ましく、2mass%以上とすることがさらに好ましい。また、Mgの含有量の上限は、4mass%以下とすることが好ましく、3mass%以下とすることがさらに好ましい。
なお、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金に含まれる不可避不純物としては、Ag、B、Ca、Sr、Ba、Sc、Y、希土類元素、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、Ru、Os、Co、Se、Te、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Au、Zn、Cd,Hg、Ga、In、Ge、Sn、As、Sb、Tl、Pb、Bi、Be、N、C、Si、Li、H、O、S、P等が挙げられる。これらの不可避不純物は、総量で0.15mass%以下とすることが好ましい。
特に、上述の不可避不純物の中でも、Si,Ge,Fe,Cr,Mnといった元素については、それぞれ0.05mass%未満に制限することが好ましい。
(接合工程S02)
次に、積層された銅板22B、アルミニウム板22A、セラミックス基板11、アルミニウム板23A、銅板23Bを、積層方向に加圧した状態で真空加熱炉(真空度10−3Pa以上10−5Pa以下)内に配置して加熱し、セラミックス基板11とアルミニウム板22A,23Aとの接合界面に固液共存領域を形成し、セラミックス基板11とアルミニウム板22A,23Bとを接合するとともに、アルミニウム板22Aと銅板22B、及び、アルミニウム板23Aと銅板23Bをそれぞれ固相拡散接合する。
ここで、接合工程S02における積層方向への加圧荷重を、0.3MPa以上3MPa以下の範囲内に設定している。
また、接合工程S02における接合温度は、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の固相線温度以上548℃未満の範囲内に設定している。なお、上述の接合温度での保持時間は10min以上240min以下の範囲内とすることが好ましい。
以下に、接合工程S02における加圧荷重及び接合温度を上述のように規定した理由について説明する。
接合工程S02における積層方向への加圧荷重が0.3MPa未満の場合には、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとの接合界面において液相が均一に存在せずに、接合が不十分となるおそれがある。また、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bとが十分に接触せず、これらの固相拡散接合が不十分となるおそれがある。
一方、接合工程S02における積層方向への加圧荷重が3MPaを超える場合には、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとの接合界面から液相が外部へと排出されてしまい、接合が不十分となるおそれがある。また、加熱時において、アルミニウム板22A、23Aの形状が維持できないおそれがある。
以上のことから、本実施形態においては、接合工程S02における積層方向への加圧荷重を0.3MPa以上3MPa以下の範囲内に設定している。
なお、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23A、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bを確実に接合するためには、積層方向への加圧荷重の下限値を0.5MPa以上とすることが好ましく、0.7MPa以上とすることがさらに好ましい。
また、加熱時において、アルミニウム板22A、23Aの形状を確実に維持するためには、積層方向への加圧荷重の上限値を2.5MPa以下とすることが好ましく、2MPa以下とすることがさらに好ましい。
接合工程S02における接合温度が、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の固相線温度未満の場合には、液相が生じず、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとを接合することができない。
一方、接合工程S02における接合温度が548℃以上の場合には、アルミニウムと銅の共晶温度以上となり、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bの界面に液相が生じ、これらを固相拡散接合することができない。
以上のことから、本実施形態においては、接合工程S02における接合温度を、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の固相線温度以上548℃未満の範囲内に設定している。
なお、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23A、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23B、を確実に接合するためには、接合温度の下限値を、固相線温度+20℃以上とすることが好ましく、固相線温度+30℃以上とすることがさらに好ましい。
また、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bの界面に液相が生じることを確実に抑制するためには、接合温度の上限値を、545℃以下とすることが好ましく、540℃以下とすることがさらに好ましい。
(ヒートシンク接合工程S03)
次に、図4に示すように、パワーモジュール用基板10の他方側(図4において下側)に、はんだ材32を介してヒートシンク40を積層し、還元炉内において、パワーモジュール用基板10とヒートシンク40とを接合する。
(半導体素子接合工程S04)
次に、図4に示すように、パワーモジュール用基板10の回路層12(銅層12B)の一方の面に、はんだ材2を介して半導体素子3を積層し、還元炉内において、パワーモジュール用基板10の回路層12(銅層12B)と半導体素子3とを接合する。
以上のようにして、図1に示すパワーモジュール1が製造される。
以上のような構成とされた本実施形態であるパワーモジュール用基板10の製造方法によれば、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとの間に、Cuの含有量が3mass%以上10mass%以下、Mgの含有量が1mass%以上5mass%以下、残部がAlと不可避不純物からなる組成のアルミニウム合金からなるろう材箔26,27を配設しているので、接合工程S02において、接合温度を、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の固相線温度以上548℃未満とすることで、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとの接合界面に固液共存領域を形成することができ、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとを接合することが可能となる。
また、アルミニウム板22Aに銅板22Bを、アルミニウム板23Aに銅板23Bを直接積層し、積層方向に加圧した状態でろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の固相線温度以上548℃未満に加熱しているので、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bとを、それぞれ固相拡散接合することができる。
よって、セラミックス基板11とアルミニウム板22A,23Aとの接合と、アルミニウム板22A、23Aと銅板22B、23Bとの固相拡散接合とを、一括で行うことが可能となり、パワーモジュール用基板10の製造効率を大幅に向上させることができる。
さらに、接合工程S02において、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとの接合界面に固液共存領域を形成しているので、セラミックス基板11とアルミニウム板22A、23Aとの接合界面に液相が多量に生成することがなく、液相がアルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bとの固相拡散接合に悪影響を与えることがない。また、ろう染みやろうこぶの発生を抑制することができる。
また、接合工程S02において、積層方向への加圧の荷重を0.3MPa以上としているので、セラミックス基板11とアルミニウム板22A,23Aとの接合界面に固液共存領域させた際に、セラミックス基板11とアルミニウム板22A,23Aとの接合界面に液相を均一に存在させることができ、セラミックス基板11とアルミニウム板22A,23Aとを良好に接合することができる。また、積層方向への加圧の荷重を3MPa以下としているので、接合工程S02の加熱時においても、アルミニウム板22A,23Aの形状を維持することができる。
さらに、本実施形態では、ろう材箔26,27を構成するアルミニウム合金の固相線温度が490℃以上とされているので、接合工程S02における接合温度を比較的高く設定することができ、得られたパワーモジュール用基板10を比較的高い温度領域で使用することができる。さらに、接合工程S02における接合温度が高くなることで、アルミニウム板22Aと銅板22B、アルミニウム板23Aと銅板23Bとを確実に固相拡散接合することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、パワーモジュール用基板を例に挙げて説明したが、これに限定されることはなく、セラミックス部材と、Al又はAl合金からなるアルミニウム部材と、Cu又はCu合金からなる銅部材とを接合した構造の接合体であればよい。
また、本実施形態では、回路層及び金属層を、それぞれアルミニウム層と銅層との2層構造を有するものとして説明したが、回路層又は金属層の少なくとも一方が、アルミニウム層と銅層との2層構造を有するものとされていればよい。
また、本実施形態では、セラミックス基板11として、窒化アルミ(AlN)を例に挙げて説明したが、これに限定されることはなく、アルミナ(Al)、窒化珪素(Si)等の他のセラミックスで構成されたものであってもよい。
また、ヒートシンクは、本実施形態で例示してものに限定されることはなく、ヒートシンクの構造に特に限定はない。
本発明の有効性を確認するために行った確認実験について説明する
表1に示すセラミックス基板(50mm×60mm×厚さ0.635mm)と、表1に示す組成のアルミニウムの圧延板(46mm×56mm×厚さ0.4mm)、表1に示す組成の銅の圧延板(46mm×56mm×厚さ0.4mm)を準備した。
次に、セラミックス基板の一方の面及び他方の面に、表1に示す組成のろう材箔(厚さ17μm)を介してアルミニウム板を積層し、このアルミニウム板の上に銅板を積層した。
そして、積層されたセラミックス基板、アルミニウム板、銅板を、真空炉(10−4Pa)内に装入し、表2に示す荷重で積層方向に加圧し、表2に示す接合温度及び保持時間で加熱して、セラミックス基板、アルミニウム板、銅板を接合し、接合体(評価用試料)を作成した。
(初期接合率)
得られた接合体(評価用試料)を用いて、セラミックス基板とアルミニウム板、アルミニウム板と銅板との接合率をそれぞれ評価した。なお、接合率は、セラミックス基板の一方の面側と他方の面側の両方で行い、その平均値を算出した。
具体的には、超音波探傷装置(日立パワーソリューションズ社製FINESAT)を用いて評価し、以下の式から算出した。ここで、初期接合面積とは、接合前における接合すべき面積、すなわち回路層の面積(46mm×56mm)とした。超音波探傷像を二値化処理した画像において剥離は接合部内の白色部で示されることから、この白色部の面積を剥離面積とした。評価結果を表2に示す。
(接合率)={(初期接合面積)−(非接合部面積)}/(初期接合面積)×100
(ろう染み面積率)
ろう染み面積率の測定は、上述の接合体(評価用試料)を回路層側(一方の面側)から平面視して撮影して画像を取得し、該画像を2値化処理してろう染みに相当する範囲の面積を画像上にて測定することによって行った。なお、ろうしみ面積にはろうこぶも含まれている。
Figure 0006572810
Figure 0006572810
ろう材箔のCu濃度を3mass%未満とした比較例1、ろう材箔のMg濃度を1mass%未満とした比較例2では、ろう材箔の固相線温度が548℃未満とならないため、接合温度540℃では液相が生成せず、セラミックス基板とアルミニウム板との接合を行うことができず、接合体(評価用試料)を形成することができなかった。このため、アルミニウム板と銅板との接合率についても評価しなかった。
荷重を0.3MPa以下とした比較例3ではセラミック基板とアルミニウム板との接合率やアルミニウム板と銅板との接合率が低下した。
接合温度を固相線温度未満とした比較例4では、液相が生成せず、セラミックス基板とアルミニウム板を接合することができず、接合体(評価用試料)を形成することができなかった。このため、アルミニウム板と銅板との接合率についても評価しなかった。
ろう材箔のCu濃度が10massを超えた比較例5では、ろう材箔を製造することができなかった。
ろう材箔のMg濃度が5mass%を超えた比較例6、荷重が3MPaを超えた比較例7では、ろう染み面積率が上昇した。
接合温度が548℃以上とされた比較例8では、アルミニウム板と銅板の間に液相が生じ、アルミニウム板と銅板とを固相拡散接合することができず、接合体(評価用試料)を形成することができなかった。このため、セラミックス基板とアルミニウム板との接合率についても評価しなかった。
これに対して、本発明例の接合体(評価用試料)は、接合率が高く、ろう染み面積率の低くかった。以上から、セラミックス部材、アルミニウム部材及び銅部材を、一括で接合し、セラミックス部材、アルミニウム部材及び銅部材の接合率高く、ろう染みやろうこぶの少ないパワーモジュール用基板が得られることが分かった。
10 パワーモジュール用基板(接合体)
11 セラミックス基板(セラミックス部材)
12 回路層
13 金属層
22A アルミニウム板(アルミニウム部材)
23A アルミニウム板(アルミニウム部材)
22B 銅板(銅部材)
23B 銅板(銅部材)

Claims (5)

  1. セラミックス部材と、このセラミックス部材に接合されたAl又はAl合金からなるアルミニウム部材と、前記アルミニウム部材に接合されたCu又はCu合金からなる銅部材と、を備えた接合体の製造方法であって、
    前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材とを、ろう材箔を介して積層するとともに、前記アルミニウム部材と前記銅部材とを直接積層する積層工程と、
    積層された前記セラミックス部材、前記アルミニウム部材及び前記銅部材を積層方向に加圧した状態で加熱し、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材、及び、前記アルミニウム部材と前記銅部材を接合する接合工程と、を有し、
    前記ろう材箔は、Cuの含有量が3mass%以上10mass%以下、Mgの含有量が1mass%以上5mass%以下、残部がAlと不可避不純物からなる組成のアルミニウム合金からなり、
    前記接合工程では、積層方向への加圧の荷重を0.3MPa以上3MPa以下の範囲内、接合温度を前記ろう材箔を構成する前記アルミニウム合金の固相線温度以上548℃未満の範囲内とし、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材との接合界面に固液共存領域を形成し、前記セラミックス部材と前記アルミニウム部材とを接合するとともに、前記アルミニウム部材と前記銅部材とを固相拡散接合することを特徴とする接合体の製造方法。
  2. 前記ろう材箔を構成する前記アルミニウム合金は、固相線温度が490℃以上とされていることを特徴とする請求項1に記載の接合体の製造方法。
  3. セラミックス基板の一方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる回路層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、
    前記セラミックス基板と前記アルミニウム層、前記アルミニウム層と銅層とを、請求項1又は請求項2に記載の接合体の製造方法によって接合することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。
  4. セラミックス基板の一方の面に回路層が配設され、前記セラミックス基板の他方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる金属層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、
    前記セラミックス基板と前記アルミニウム層、前記アルミニウム層と銅層とを、請求項1又は請求項2に記載の接合体の製造方法によって接合することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。
  5. セラミックス基板の一方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる回路層が形成され、前記セラミックス基板の他方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる金属層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、
    前記セラミックス基板と前記アルミニウム層、前記アルミニウム層と銅層とを、請求項1又は請求項2に記載の接合体の製造方法によって接合することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。
JP2016051047A 2016-03-15 2016-03-15 接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法 Active JP6572810B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016051047A JP6572810B2 (ja) 2016-03-15 2016-03-15 接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016051047A JP6572810B2 (ja) 2016-03-15 2016-03-15 接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017168568A JP2017168568A (ja) 2017-09-21
JP6572810B2 true JP6572810B2 (ja) 2019-09-11

Family

ID=59913605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016051047A Active JP6572810B2 (ja) 2016-03-15 2016-03-15 接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6572810B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020044594A1 (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 三菱マテリアル株式会社 銅/セラミックス接合体、絶縁回路基板、及び、銅/セラミックス接合体の製造方法、及び、絶縁回路基板の製造方法
CN113195146A (zh) * 2018-12-21 2021-07-30 日本发条株式会社 接合方法及接合体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05228686A (ja) * 1992-02-17 1993-09-07 Ngk Insulators Ltd 耐ナトリウム腐食性に優れたアルミニウム合金ろう材
JP4104253B2 (ja) * 1999-07-27 2008-06-18 電気化学工業株式会社 基板一体型構造体
JP3932744B2 (ja) * 1999-11-16 2007-06-20 三菱マテリアル株式会社 半導体実装用絶縁回路基板の製造方法
JP2003258167A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Denki Kagaku Kogyo Kk 構造物
TWI345285B (en) * 2006-10-06 2011-07-11 Ngk Insulators Ltd Substrate supporting member
KR102051697B1 (ko) * 2012-09-21 2019-12-03 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 알루미늄 부재와 구리 부재의 접합 구조
JP5725061B2 (ja) * 2013-03-14 2015-05-27 三菱マテリアル株式会社 パワーモジュール用基板、及びヒートシンク付パワーモジュール用基板
JP5725060B2 (ja) * 2013-03-14 2015-05-27 三菱マテリアル株式会社 接合体、パワーモジュール用基板、及びヒートシンク付パワーモジュール用基板
KR102300972B1 (ko) * 2014-07-04 2021-09-09 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 파워 모듈용 기판 유닛 및 파워 모듈

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017168568A (ja) 2017-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5403129B2 (ja) パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、パワーモジュール、及びパワーモジュール用基板の製造方法
KR102422607B1 (ko) 접합체, 히트 싱크가 부착된 파워 모듈용 기판, 히트 싱크, 및 접합체의 제조 방법, 히트 싱크가 부착된 파워 모듈용 기판의 제조 방법, 히트 싱크의 제조 방법
JP5672324B2 (ja) 接合体の製造方法及びパワーモジュール用基板の製造方法
JP6432466B2 (ja) 接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク、接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、及び、ヒートシンクの製造方法
JP5725060B2 (ja) 接合体、パワーモジュール用基板、及びヒートシンク付パワーモジュール用基板
JP6079505B2 (ja) 接合体及びパワーモジュール用基板
JP5720839B2 (ja) 接合体及びパワーモジュール用基板
JP6432465B2 (ja) 接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク、接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、及び、ヒートシンクの製造方法
JP5991103B2 (ja) ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール、及びヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法
JP5938390B2 (ja) パワーモジュール
JP6256176B2 (ja) 接合体の製造方法、パワーモジュール用基板の製造方法
JP5725061B2 (ja) パワーモジュール用基板、及びヒートシンク付パワーモジュール用基板
CN107431051A (zh) 带有散热片的功率模块用基板的制造方法
JP6432208B2 (ja) パワーモジュール用基板の製造方法、及び、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法
JP6572810B2 (ja) 接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法
JP6645368B2 (ja) 接合体、パワーモジュール用基板、接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法
JP5640569B2 (ja) パワーモジュール用基板の製造方法
JP2014039062A (ja) パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、パワーモジュール、及びパワーモジュール用基板の製造方法
JP5904257B2 (ja) パワーモジュール用基板の製造方法
JP6327058B2 (ja) ヒートシンク付パワーモジュール用基板、接合体の製造方法、パワーモジュール用基板の製造方法、及び、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法
JP6299442B2 (ja) パワーモジュール
KR102590640B1 (ko) 접합체, 히트 싱크가 부착된 절연 회로 기판, 및, 히트 싱크
JP6673635B2 (ja) 接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、ヒートシンクの製造方法、及び、接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク
JP6645281B2 (ja) セラミックス/アルミニウム接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法
JP2019087608A (ja) 接合体、絶縁回路基板、ヒートシンク付絶縁回路基板、ヒートシンク、及び、接合体の製造方法、絶縁回路基板の製造方法、ヒートシンク付絶縁回路基板の製造方法、ヒートシンクの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180926

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6572810

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150