JP6571617B2 - プリント板 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント板に関し、詳細には劣化検出手段を備えたプリント板に関する。
プリント板に形成された配線パターンが腐蝕や電食によって劣化すると、このプリント板を適用した電気機器ないし電子機器の故障を招く。このような故障を予防するために、プリント板の劣化を検出する手法が種々提案されている。
一つの手法として、プリント板の本来の目的のために機能する導体部と、この導体部に比して幅を狭くしたり絶縁間隙を狭しくて劣化が促進されるようにした劣化検出用の導体部とを同一のプリント板上に設けるという提案がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された提案では、劣化検出用の導体部の劣化度合いを検出することにより、本来の利用目的のために機能する導体部の劣化の進行を早期に予測して対応策を打てるようにしようとするものである。
また、同種の他の手法として、電子回路を構成する導体部と、この導体とは独立した位置に劣化検出用導体部とを、同一のプリント板上に印刷しておくに際し、特に、劣化検出用導体部を通常より薄いソルダレジストを施して形成するという提案がある(例えば、特許文献2参照)。
更には、上述のような同一プリント板上の劣化検出用導体部の導体は大気に露出するように(ソルダレジストを設けないように)するという提案もある(例えば、特許文献3参照)。
特許第3952660号公報 特開2001−358429号公報 特開平10−62476号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、本来の目的のために機能する導体部と、これよりも幅を狭くしたり絶縁間隙を狭しくた劣化検出用の導体部とを同一のプリント板上に形成すると、プリント板製造工程における歩留りが低下してコストが嵩む。
また、特許文献2に開示された技術のように、同一のプリント板上の一部のソルダレジストを薄く形成する場合には、製造工程の複雑化が避けられない。この点は、特許文献3に開示された技術でも同様である。
特許文献1から特許文献3における何れの提案についても、劣化検出用導体部の劣化が進むと劣化の検出のためには機能し得なくなる。このような状態に到った場合においても、劣化検出用導体部が、商品として機能する本来の回路の導体部と同じプリント板上に形成されていると、劣化検出用導体部のみを交換することは難しい。
本発明は、上記のような状況に鑑みてなされたものであり、劣化検出用導体部のみを容易に交換することができ、コストを低減することができるプリント板を提供することを目的とする。
本発明のプリント板(例えば、後述するプリント板1)は、絶縁基板に配線パターンが形成された主プリント板(例えば、後述する主プリント板10)と、前記主プリント板とは別体の絶縁基板に前記配線パターンに比し劣化が促進される形態を有する配線である劣化検出配線(例えば、後述する劣化検出配線パターン25)が形成され、前記主プリント板に対し、これの近傍に可交換接続部(例えば、後述する可交換接続部30)により交換可能に接続される劣化検出配線板(例えば、後述する劣化検出配線板20)と、を備える。
本発明のプリント板は、その一態様において、前記可交換接続部は、はんだによって構成される接続部(例えば、後述するはんだ接合部31)である。
本発明のプリント板は、その一態様において、前記可交換接続部は、導電性接着剤によって構成される接続部(例えば、後述する導電性接着剤接続部32)である。
本発明のプリント板は、その一態様において、前記可交換接続部は、ケーブルによって構成される接続部(例えば、後述するケーブル33)である。
本発明のプリント板は、その一態様において、前記可交換接続部は、コネクタなどのラッチ式嵌合部品によって構成される接続部である。
本発明によれば、劣化検出用導体部のみを容易に交換することができ、コストを低減することができるプリント板を具現することができる。
本発明の一実施形態としてのプリント板を示す平面図である。 図1のプリント板における主プリント板と劣化検出配線板との接続の一態様を示す側断面図である。 図1のプリント板における主プリント板と劣化検出配線板との接続の他の態様を示す側断面図である。 図1のプリント板における主プリント板と劣化検出配線板との接続の更に他の態様を示す概念図である。 図1のプリント板における劣化検出配線板の一例を示す図である。 図1のプリント板における劣化検出配線板の他の例を示す図である。 図1のプリント板における劣化検出配線板の更に他の例を示す図である。 図1のプリント板における劣化検出配線板の更に他の例を示す図である。 図1のプリント板における劣化検出配線板の更に他の例を示す図である。 図1のプリント板における劣化検出配線板の更に他の例を示す図である。 図1のプリント板に係る変形例を示す図である。 図1から図10の劣化検出配線板に適用される第1の劣化促進パターンを示す断面図である。。 図1から図10の劣化検出配線板に適用される第2の劣化促進パターンを示す断面図である。。 図1から図10の劣化検出配線板に適用される第3の劣化促進パターンを示す断面図である。。 図1から図10の劣化検出配線板に適用される第4の劣化促進パターンを示す断面図である。。 図1から図10の劣化検出配線板に適用される第5の劣化促進パターンを示す断面図である。。 図1から図10の劣化検出配線板に適用される第6の劣化促進パターンを示す断面図である。。 プリント板における耐用年数の特性を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態としてのプリント板を示す概略構成図である。
このプリント板1は、絶縁基板11に配線パターン(不図示)が形成された主プリント板10と、プリント板10の近傍に可交換接続部(図1では下側に隠れて見えない)により交換可能に接続される劣化検出配線板20とを備える。
劣化検出配線板20は、主プリント板10とは別体の絶縁基板21に、主プリント板10における配線パターンに比し劣化が促進される形態を有する配線である劣化検出配線パターンが形成されている。劣化検出配線板20については、後に図面を参照して説明する。
図2は、図1のプリント板における主プリント板と劣化検出配線板との接続の一態様を示す側断面図である。
図2の接続態様では、主プリント板10の絶縁基板11に形成された導体のパッド部12と、劣化検出配線板20の絶縁基板21に形成された劣化検出配線パターンとの間に、可交換接続部30としてのはんだ接合部31が設けられている。
はんだ接合部31は、主プリント板10の絶縁基板11に形成されたパッド部12と、劣化検出配線板20とを、導体間を剥離可能に接続するというはんだの特性を生かして接続する。
即ち、はんだ接合部31は、劣化検出配線板20を、主プリント板10に対し、これの近傍に交換可能に接続する可交換接続部30を構成している。
従って、劣化検出配線板20の劣化が進んだ場合には、可交換接続部30であるはんだ接合部31の部位で主プリント板10から劣化検出配線板20を切り離して、容易に新しい劣化検出配線板20に交換することができる。
図3は、図1のプリント板における主プリント板と劣化検出配線板との接続の他の態様を示す側断面図である。
図3の接続態様では、主プリント板10の絶縁基板11に形成された導体部(不図示)と、劣化検出配線板20の絶縁基板21に形成された劣化検出配線との間に、可交換接続部30としての導電性接着剤接続部32が設けられている。
即ち、導電性接着剤接続部32は、主プリント板10に形成された導体部と劣化検出配線板20に形成された劣化検出配線とを、剥離剤を用いれば剥離可能であるという特性を有する導電性接着剤により接着する可交換接続部30を成している。
従って、劣化検出配線板20の劣化が進んだ場合には、可交換接続部30である導電性接着剤接続部32の部位で主プリント板10から劣化検出配線板20を切り離して、容易に新しい劣化検出配線板20に交換することができる。
図4は、図1のプリント板における主プリント板と劣化検出配線板との接続の更に他の態様を示す側断面図である。
図4の接続態様では、主プリント板10の絶縁基板11に形成された導体部と、劣化検出配線板20の絶縁基板21に形成された劣化検出配線と導通するように形成された導体部との間に、可交換接続部30としてのケーブル33が設けられている。
即ち、ケーブル33は、主プリント板10に形成された導体部と劣化検出配線板20の劣化検出配線とを、適宜の部位で切断して付け替えることが可能なケーブルにより接続する可交換接続部30を成している。
従って、劣化検出配線板20の劣化が進んだ場合には、可交換接続部30であるケーブル33の部位で主プリント板10から劣化検出配線板20を切り離して、容易に新しい劣化検出配線板20に交換することができる。
以上、図2から図4を参照して、劣化検出配線板20を主プリント板10に交換可能に接続する可交換接続部30の3つの例について説明した。即ち、可交換接続部30を、はんだによって構成する場合(図2)、導電性接着剤によって構成する場合(図3)、及び、ケーブルによって構成する場合(図4)である。しかしながら、可交換接続部30の構成例はこれらには限られない。即ち、可交換接続部30を、コネクタ(不図示)によって構成するようにしてもよい。
次に、図5から図8を参照して、図1のプリント板における劣化検出配線板のうち、断線検出に用いるものの例について順次説明する。
図5は、図1のプリント板における劣化検出配線板の一例を示す図である。
図1を参照して既述の劣化検出配線板20について、図5の例におけるものは、主プリント板10のパターン界面での断線発生の推測に適用されるものであり、これに符号250を附している。
劣化検出配線板250は、絶縁基板21の一方の主面(本例では図1における主プリント板10への対応面である下面)に劣化検出配線パターン25が形成されている。図示のように、劣化検出配線パターン25は、その一端側が第1パッド部251に連なり、他端側が第2パッド部252に連なっている。劣化検出配線パターン25は第1パッド部251から第2パッド部252に到る導体の部分がソルダレジスト26で覆われるが、途中の複数個所(図示の例では4箇所)で、ソルダレジスト26が途切れて気中に露呈した劣化促進部253を成している。即ち、劣化促進部253は、図1の主プリント板10にいてソルダレジストによって覆われた配線パターンのパッド部等に比し、気中に露呈しているため、相対的に劣化が早まる。従って、劣化検出配線板250においてこの劣化を早期に検出することにより、主プリント板10における配線パターンの劣化度合い(この場合はパターン界面の断線が生じるに至る時期)を推測可能になる。
図5の劣化検出配線板250には、図示のように検出用の直流電圧Vccが第1パッド部251に印加され、第2パッド部252側が接地される(0V)。第2パッド部252と接地間に電圧検出用の抵抗Rが挿入されている。抵抗Rの第2パッド部252側の端子から検出される電圧V5によって、劣化検出配線パターン25の断線が検出される。即ち、劣化検出配線パターン25における劣化促進部253が優先的に劣化して断線を生じると、これが生じる直前まで電圧V5が略Vccであったところ、接地電位(0V)に転じる。図5の劣化検出配線板250では、このようにして、主プリント板10の回路に比し時期的に先行して劣化検出配線パターン25の断線が検出されるため、これに依拠して主プリント板10のパターン界面での断線時期が推測される。
図6は、図1のプリント板における劣化検出配線板の他の例を示す図である。
図6において、既述の図5との対応部には同一の符号を附して示し、それら各部の説明は適宜省略する。
図6の劣化検出配線板は、図5の例におけるものと同様に、主プリント板10のパターン界面の断線の推測に適用されるものであり、これに符号250aを附している。
図6の劣化検出配線板250aは、多くの部分で図5の劣化検出配線板250と共通している。一方、両者の相違点は、図5の例における劣化検出配線パターン25が第1パッド部251から第2パッド部252に到る導体部が、途中の複数個所で、ソルダレジスト26が途切れて気中に露呈した形態のものであったのに比し、図6の例における劣化検出配線パターン25aでは、途中で幅広になった部分の一か所で、比較的大面積に亘って気中に露呈した形態を成している。このため、図6の劣化検出配線板250aでは、図5の劣化検出配線板250に比し、劣化が一層促進され、早期の劣化検出ができる。尚、図6の劣化検出配線板250aにおいても、断線の検出は、抵抗Rの第2パッド部252側の端子から検出される電圧V6による。検出の原理は図5の電圧V5について既述のとおりである。
図7は、図1のプリント板における劣化検出配線板の更に他の例を示す図である。
図7において、既述の図5との対応部には同一の符号を附して示し、それら各部の説明は適宜省略する。
図7の劣化検出配線板は、図5の例におけるものが主プリント板10のパターン界面での断線の推測に適用されるものであったのに対し、図7の例はビアの断線の推測に適用されるものであり、これに符号250bを附している。
図7の劣化検出配線板250bは、多くの部分で図5の劣化検出配線板250と共通している。一方、両者の相違点は、図5の例における劣化検出配線パターン25が第1パッド部251から第2パッド部252に到る導体部の途中の複数個所で、ソルダレジスト26が途切れて気中に露呈した形態のものであったのに比し、図7の例における劣化検出配線パターン25bでは、途中でビアに差し掛かった部分253bの一か所で、ビアを囲む環状を呈する部分が比較的大面積で気中に露呈した形態を成している。このため、図7の劣化検出配線板250bでは、図5の劣化検出配線板250に比し、ビアの周囲の環状部分で劣化が一層促進され、早期の劣化検出ができる。尚、図7の劣化検出配線板250bにおいても、断線の検出は、抵抗Rの第2パッド部252側の端子から検出される電圧V7による。検出の原理は図5の電圧V5について既述のとおりである。
図8は、、図1のプリント板における劣化検出配線板の更に他の例を示す図である。
図8において、既述の図5との対応部には同一の符号を附して示し、それら各部の説明は適宜省略する。
図8の劣化検出配線板は、図5の例におけるものが主プリント板10のパターン界面での断線の推測に適用されるものであったのに対し、図8のものはソルダレジスト被覆部パターンの肩口の部位での断線の推測に適用されるものであり、これに符号250cを附している。
図8の劣化検出配線板250bは、多くの部分で図5の劣化検出配線板250と共通している。一方、両者の相違点は、図5の例における劣化検出配線パターン25が第1パッド部251から第2パッド部252に到る導体部の途中の複数個所で、ソルダレジスト26が途切れて気中に露呈した形態のものであったのに比し、図8の例における劣化検出配線パターン25cでは、途中でソルダレジスト被覆部が途切れず、一端から他端まで全て被覆された形態を成している点である。
図8の劣化検出配線板250cでは、図5の劣化検出配線板250に比し、図1の主プリント板10におけるソルダレジスト被覆部パターンの肩口の部位と相似的で、配線幅が相対的に狭い導体部を成している。このため、主プリント板10に比し、上記相似的な形状部について早期の劣化検出ができる。尚、図8の劣化検出配線板250cにおいても、断線の検出は、抵抗Rの第2パッド部252側の端子から検出される電圧V8による。検出の原理は図5の電圧V5について既述のとおりである。
次に、図9を参照して、図1のプリント板における劣化検出配線板のうち、リーク検出に用いるものの例について順次説明する。
図9は、図1のプリント板における劣化検出配線板の更に他の例を示す図である。
図1を参照して既述の劣化検出配線板20について、図9の例におけるものは、主プリント板10でのリーク(絶縁劣化)の推測に適用されるものであり、これに符号250dを附している。
劣化検出配線板250dは、絶縁基板21の一方の主面(本例では図1における主プリント板10への対応面である下面)に劣化検出配線パターン25dが形成されている。図示のように、劣化検出配線パターン25dは、図9にて横に平行な2本の導体部である第1導体部255と第2導体部256を含む。第1導体部255の一端側が第1パッド部251に連なり、他端側が第2パッド部252に連なっている。同様に、第2導体部256の一端側が第3パッド部353に連なり、他端側が第4パッド部354に連なっている。
第1導体部255の中間位置における幅広になった部分の一か所には、比較的大面積に亘ってソルダレジストが途切れて導体が気中に露呈した形態の第1絶縁劣化促進部257が形成されている。
同様に、第2導体部256の中間位置における幅広になった部分の一か所には、比較的大面積に亘ってソルダレジストが途切れて導体が気中に露呈した形態の第2絶縁劣化促進部258が形成されている。
上述のように形成されている第1絶縁劣化促進部257と第2絶縁劣化促進部258との間は気中に露呈して、両者間の絶縁劣化がリーク検出(絶縁劣化検出)上の回路におけるよりも相対的に早まる。従って、劣化検出配線板250dにおいてこの絶縁劣化を早期に検出することにより、主プリント板10における配線パターンの絶縁劣化度合い(この場合は導体間の絶縁が劣化してリーク電流が生じるに至る時期)を推定可能になる。
図9の劣化検出配線板250には、図示のように検出用の直流電圧Vccが第1パッド部251に印加され、第4パッド部354側が接地される(0V)。第4パッド部354と接地間に電圧検出用の抵抗Rが挿入されている。抵抗Rの第4パッド部354側の端子から検出される電圧V9によって、劣化検出配線パターン25の断線が検出される。即ち、劣化検出配線パターン25dにおける第1絶縁劣化促進部257と第2絶縁劣化促進部258との間の絶縁が優先的に劣化して電流のリークを生じると、これが生じる直前まで電圧V9が略0Vであったところ、Vccに転じる。図9の劣化検出配線板250dでは、このようにして、主プリント板10に比し時期的に先行して劣化検出配線パターン25dでの電流のリーク(絶縁劣化)が検出されるため、これに依拠して主プリント板10でのリーク検出(絶縁劣化検出)が推測される。
次に、図10を参照して、図1のプリント板における劣化検出配線板のうち、断線検出に用いるものの他の例について説明する。
図10は、図1のプリント板における劣化検出配線板の更に他の例を示す図であり、図10(a)は劣化検出配線板のプリント板10への対向面とは反対側の一方の主面(上面)における配線パターンを表し、図10(b)は他方の主面(下面)における配線パターンを表している。
図1を参照して既述の劣化検出配線板20について、図10の例におけるものは、主プリント板10での断線の推測に適用される他の態様のものであり、これに符号250eを附している。
図示の通り、図10(a)における配線パターンは既述の図6のものと相似的である。
劣化検出配線板250eの一方の主面(上面)に劣化検出配線パターン25eが形成されている。図示のように、劣化検出配線パターン25eは、その一端側が第1パッド部251aに連なり、他端側が第2パッド部252aに連なっている。
図10(a)及び図10(b)を対照して容易に理解される通り、図10(a)の上面における第1パッド部251a及び第2パッド部252aはパッドオン貫通ビア(パッドオン貫通ビアではなく、パッド近傍に貫通ビアを配置し、パッドと貫通ビアを接続するということでも構わない)で、劣化検出配線板250eを裏返すと、図10(b)の下面の如くに、離隔した導体部として第1パッド部251a及び第2パッド部252aが位置する。
図10(a)において、劣化検出配線パターン25eは第1パッド部251aから第2パッド部252aに到る導体の途中で幅広になった部分の一か所で、比較的大面積に亘って気中に露呈した形態を成しており、この部分が劣化促進部263eであり、ここで劣化が促進される。従って、劣化検出配線板250eにおいてこの劣化を早期に検出することにより、主プリント板10における配線パターンの劣化度合い(この場合はパターン界面の断線が生じるに至る時期)を推測可能になる。
図10の劣化検出配線板250eには、図10(b)の下面において、検出用の直流電圧Vccが第1パッド部251aに印加され、第2パッド部252a側が接地される(0V)。第2パッド部252aと接地間に電圧検出用の抵抗Rが挿入されている。抵抗Rの第2パッド部252a側の端子から検出される電圧V10によって、劣化検出配線パターン25eの断線が検出される。即ち、劣化検出配線パターン25eにおける劣化促進部263eが優先的に劣化して断線を生じると、これが生じる直前まで電圧V10が略Vccであったところ、接地電位(0V)に転じる。図10の劣化検出配線板250eでは、このようにして、主プリント板10の回路に比し時期的に先行して劣化検出配線パターン25の断線が検出されるため、これに依拠して主プリント板10のパターン界面での断線時期が推測される。
図11は、図1のプリント板に係る変形例を示す図である。図11(a)は平面図であり、図11(b)は一部の部品に着目した正面図である。
既述の実施形態としてのプリント板が、主プリント板10上に劣化検出配線板20を搭載したものであったのに対して、図11の主プリント板10aでは、部品実装領域(一方の主面及び/又は他方の主面)に、本来の目的のために配される機能素子の他に、劣化推定用のダミー部品を搭載する。
図11の例では、特に、プリント板10a上でのダミー部品D1〜D17を、劣化が進み易い領域に配する。即ち、ダミー部品D1〜D14については、プリント板10aの加工工程における切削液が付着して残りやすい周縁部の領域に配する。また、ダミー部品D15〜D17については、図11(b)を併せ参照して容易に理解される通りファン15の気流の流路に当たるファン15の前方側の領域に配する。
このように配置されたダミー部品D1〜D17は、主プリント板10上に本来の目的のために実装される機能素子に比し劣化が進み易い。従って、ダミー部品D1〜D17に関する劣化を検知することによって、主プリント板10上に本来の目的のために実装される機能素子についての劣化の度合いが推測される。
次に、図12から図17を順次参照して、図1から図10の劣化検出配線板に適用される第1から第6の劣化促進パターンについてそれぞれ説明する。
図12は、既述の劣化検出配線板に適用される第1の劣化促進パターンを示す断面図である。
図12において、プリント板における絶縁基板を構成する絶縁基材M12上に形成された配線パターンである導体パターンP12は、ソルダレジストS12で被覆される。
このような導体パターンP12について、特に、劣化が促進されるように、ソルダレジストS12が部分的に剥離され、或いは、当初から、部分的に導体パターンP12が部分的に露呈するようにソルダレジストS12が局所的に設けられる。
上述のようにソルダレジストS12が導体パターンP12表面の部分的領域から後退したレジスト界面Z12では、ソルダレジストS12の縁部の導体パターンP12表面との間の隙間ができた領域を含んで、導体パターンP12の腐蝕や電食等の劣化が促進される。即ち、劣化検出の機能について良好な特性を呈することになる。
次に、図13は、既述の劣化検出配線板に適用される第2の劣化促進パターンを示す断面図である。
図13において、絶縁基材M13上に形成された配線パターンである導体パターンP13は、ソルダレジストS13で被覆される。この場合特に、導体パターンP13の肩部近傍領域Z13では、相対的にソルダレジストS13の厚みが薄くなり、腐蝕や電食等の劣化が特に促進される。従って、劣化検出の機能について良好な特性を呈することになる。
次に、図14は、既述の劣化検出配線板に適用される第3の劣化促進パターンを示す断面図である。
図14において、絶縁基材M14上の特定の配線パターンである導体パターンP14は、ソルダレジストS14で被覆されず露呈する。このような導体パターンP14については特に劣化が促進され、劣化検出の機能について良好な特性を呈することになる。
次に、図15は、既述の劣化検出配線板に適用される第4の劣化促進パターンを示す断面図である。
図15において、絶縁基材M15上に形成された配線パターンであり代表的に2つが表された導体パターンP15、P15は、両者の間隔d1が、既述の主プリント板10の配線パターンにおける標準的な間隔dに比し、小さくなるように形成されている。従って、両導体パターンP15、P15間では、主プリント板10の配線パターンにおけるよりも絶縁劣化が促進される。即ち、劣化検出の機能について良好な特性を呈することになる。
次に、図16は、既述の劣化検出配線板に適用される第5の劣化促進パターンを示す断面図である。
図16において、絶縁基材M16上に形成された配線パターンであり代表的に2つが表された導体パターンP16、P16は、それら自体の幅w1が、既述の主プリント板10の配線パターンにおける標準的な幅wに比し、小さくなるように形成されている。従って、導体パターンP16、P16では、主プリント板10の配線パターンにおけるよりも腐蝕や電食等の劣化が促進される。即ち、劣化検出の機能について良好な特性を呈することになる。
次に、図17は、既述の劣化検出配線板に適用される第6の劣化促進パターンを示す断面図である。
図17において、絶縁基材M17上に形成された配線パターンであり代表的に2つが表された導体パターンP17、P17は、それら自体の厚み寸法h1が、既述の主プリント板10の配線パターンにおける標準的な厚み寸法hに比し、小さくなるように形成されている。従って、導体パターンP1、P1では、主プリント板10の配線パターンにおけるよりも腐蝕や電食等の劣化が促進される。即ち、劣化検出の機能について良好な特性を呈することになる。
以上、図12から図17を順次参照して説明した劣化検出配線板に適用される第1から第6の劣化促進パターンは、これらの劣化促進パターンを劣化検出配線板に個々に適用可能であると共に、2つ以上のものを適宜組み合わせて適用可能である。
例えば、図13の第2のパターン又は図14の第3のパターンと、図15から図17の第4から第6のパターンの何れか一又は二、或いは、全て(三つとも)を適宜に組み合わせて劣化検出配線板に適用してもよい。但し、図12の第1のパターンと図13の第2のパターンとの組合せ、及び、図13の第2のパターンと図14の第3のパターンとの組合せは矛盾が生じるため不可能である。
図18は、プリント板における耐用年数の特性を示す図である。詳細には、本発明により、プリント板の延命がはかられる様子を概念的に示す図であり、横軸は耐用期間(時間)を表し、縦軸は劣化の度合いを表している。また、実線図示の曲線は劣化検出配線板20(その劣化検出配線パターン25)の劣化度合いを表し、破線図示の曲線は別段のメンテナンスを施さない場合のプリント板の劣化度合いを表し、一点鎖線図示の曲線は本発明のプリント板において推測される劣化に応じたメンテナンスを施した場合のプリント板の劣化度合いを表している。
経年劣化によって主プリント板10の劣化が一点鎖線図示の如く進行するが、これに先行して、劣化検出配線板20の劣化が実線図示の曲線の如く進行している。劣化検出配線板20の劣化が先行して進み、その劣化検出配線パターン25に断線等の不良が発生するに至ると(図中、最初に「断線」が発生する時点t1)、主プリント板10の劣化がメンテナンスを要する程度まで進行したことが推測される。
この時点で主プリント板10に対して洗浄を行う等のリフレッシュを実施すると共に、不良が発生した劣化検出配線板20を新しいものに交換するというメンテナンスを施す。
本発明の実施形態では、図2、図3、図4に例示したように、劣化検出配線板20の交換は極めて容易である。
上述のメンテナンスを行わない従来の場合は、破線の曲線の如くに主プリント板10の劣化が進行して、時点tsで回路に断線を生じるに到り、寿命が尽きる。
これに対し、本発明の場合は、時点t1で既述のメンテナンスを施すことができるため、主プリント板10は一旦リフレッシュされて、劣化の進行は、一点鎖線図示の如く大幅に抑制される。
一方、時点t1でのメンテナンスにおいて、新品に交換された劣化検出配線板20の劣化は、時間の起算点から時点t1に到るまでの期間と相似的に進行する。更に上記期間と同程度の時間が経過して時点t2に到ると、劣化検出配線板20の劣化検出配線パターン25に既述の断線等の不良が発生するに至る。この時点t2で、時点t1におけると同様のメンテナンスを施す。即ち、主プリント板10を洗浄してリフレッシュし、劣化検出配線板20を交換する。これにより主プリント板10の劣化は抑制傾向を呈するに至る。
時間の起算点から時点t1に到るまでの期間、及び、時点t2に到るまでの期間と同様に劣化が進行して時点t3に到った時には、ここで初めて主プリント板10の寿命が尽きたものと判定される。即ち、本例の場合は、劣化検出配線板20を経年劣化に応じて逐次交換し、3枚目のものについて劣化検出配線板20に断線等の不良が生じた時点t3で主プリント板10の耐用期間が満了したものと判定する。
この結果、本発明によれば、主プリント板10の実効的な耐用期間が、従来の場合(ts)に比し大幅に延長され、コストを低減することができるプリント板を具現することができる。
以上、図面を参照して説明した本発明の実施形態としてのプリント板の作用効果について次に要約する。
(1)本発明の一実施形態としてのプリント板1は、絶縁基板11に配線パターンが形成された主プリント板10と、主プリント板10とは別体の絶縁基板21に絶縁基板11の配線パターンに比し劣化が促進される形態を有する配線である劣化検出配線パターン25が形成され、主プリント板10に対し、これの近傍に可交換接続部30により交換可能に接続される劣化検出配線板20と、を備える。
上記(1)のプリント板1では、主プリント板10におけるよりも劣化の進行が早い劣化検出配線板20に生じる断線や絶権不良等の不具合よって、主プリント板10に生じる断線や絶権不良等の不具合を推測する。この推測に依拠して、主プリント板10に対し洗浄などのリフレッシュ処置を実施すると共に劣化検出配線板20を交換するといった適切なメンテナンスを施してその劣化を低減させることができる。
(2)上記のプリント板1は、その一態様において、可交換接続部30は、はんだによって構成されるはんだ接合部31である。
上記(2)のプリント板1では、可交換接続部30が、はんだによって構成されるはんだ接合部31であるため、劣化検出配線板20を極めて容易に交換することができる。
(3)上記のプリント板1は、その一態様において、可交換接続部30は、導電性接着剤によって構成される導電性接着剤接続部32である。
上記(3)のプリント板1では、可交換接続部30が、導電性接着剤によって構成される導電性接着剤接続部32であるため、劣化検出配線板20を極めて容易に交換することができる。
(4)上記のプリント板1は、その一態様において、可交換接続部30は、ケーブル33によって構成される。
上記(4)のプリント板1では、可交換接続部30が、ケーブル33によって構成されるため、劣化検出配線板20を極めて容易に交換することができる。
(5)上記プリント板1は、その一態様において、可交換接続部30は、コネクタなどのラッチ式嵌合部品によって構成され。
上記(5)のプリント板1では、可交換接続部30が、コネクタなどのラッチ式嵌合部品によって構成されるため、劣化検出配線板20の交換の容易性において特段に優れる。
以上を総じて、本発明のプリント板1では劣化検出配線板20のみを容易に交換することができ、コストを低減することができるプリント板1を具現することができる。
尚、本発明は既述の実施形態には限定されるものではなく、種々、変形変更して実施可能である。例えば、劣化検出配線板を、上述のような交換接続部によって主プリント板に近接した近傍位置に配した例を挙げたが、劣化検出配線板の配置はこれに限られない。即ち、主プリント板の筐体やファン15(図11)等、配線パターンに対する劣化作用が及ぶ適所に取付けてもよい。
また、上述の図5、図6、図7、図8、及び、図9の実施形態では、劣化検出配線パターン25を劣化検出配線板20におけるプリント板1への対向面側の主面に設けたが、これを、上記対向面側とは反対側の主面に設けてもよく、更には、両主面に設けるようにしてもよい。劣化検出配線パターン25をプリント板1へ対向しない側の主面に設ける場合には、パッドオン貫通ビアを適用して、劣化検出配線板20の劣化検出配線パターン25とプリント板1上の導体との接続を容易にし小型化がはかれるようにしてもよい。
その他、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良も本発明に包摂される。
1 プリント板
10 主プリント板
11 絶縁基板
20 劣化検出配線板
30 可交換接続部
31 はんだ接合部
32 導電性接着剤接続部
33 ケーブル

Claims (8)

  1. 絶縁基板に配線パターンが形成された主プリント板と、
    前記主プリント板とは別体の絶縁基板に前記配線パターンに比し劣化が促進される形態を有する配線である劣化検出配線が形成され、前記主プリント板に対し、これの近傍に可交換接続部により交換可能に接続される劣化検出配線板とを備え、
    前記劣化検出配線板は、前記主プリント板の主面に面した絶縁基板の対応面に、劣化検出配線パターンと、離隔して形成されソルダレジストで覆われた複数のパッド部とを有し、
    前記劣化検出配線パターンは、前記パッド部間を結んで部分的にソルダレジストで覆われるように形成され、一方端側の前記パッド部から他方端側の前記パッド部に到る途中の複数個所で、自己を覆う前記ソルダレジストが途切れて気中に露呈している
    プリント板。
  2. 絶縁基板に配線パターンが形成された主プリント板と、
    前記主プリント板とは別体の絶縁基板に前記配線パターンに比し劣化が促進される形態を有する配線である劣化検出配線が形成され、前記主プリント板に対し、これの近傍に可交換接続部により交換可能に接続される劣化検出配線板とを備え、
    前記劣化検出配線は、前記絶縁基板の前記主プリント板の主面に面した対応面に劣化検出用導体パターンを有し、
    前記劣化検出用導体パターンは、ソルダレジストで覆われず、且つ、並行する前記導体パターンの相互の間隔が当該配線パターンの標準間隔より小さい
    プリント板。
  3. 絶縁基板に配線パターンが形成された主プリント板と、
    前記主プリント板とは別体の絶縁基板に前記配線パターンに比し劣化が促進される形態を有する配線である劣化検出配線が形成され、前記主プリント板に対し、これの近傍に可交換接続部により交換可能に接続される劣化検出配線板とを備え、
    前記劣化検出配線は、前記絶縁基板の前記主プリント板の主面に面した対応面に劣化検出用導体パターンを有し、
    前記劣化検出用導体パターンは、ソルダレジストで覆われず、且つ、前記配線の導体パターンの幅寸法が当該配線パターンの標準幅寸法より小さい
    プリント板。
  4. 絶縁基板に配線パターンが形成された主プリント板と、
    前記主プリント板とは別体の絶縁基板に前記配線パターンに比し劣化が促進される形態を有する配線である劣化検出配線が形成され、前記主プリント板に対し、これの近傍に可交換接続部により交換可能に接続される劣化検出配線板とを備え、
    前記劣化検出配線は、前記絶縁基板の前記主プリント板の主面に面した対応面に劣化検出用導体パターンを有し、
    前記劣化検出用導体パターンは、ソルダレジストで覆われず、且つ、前記配線の導体パターンの厚み寸法が当該配線パターンの標準厚み寸法より小さい
    プリント板。
  5. 前記可交換接続部は、はんだによって構成される接続部である、請求項1から4の何れか一項に記載のプリント板。
  6. 前記可交換接続部は、導電性接着剤によって構成される接続部である、請求項1から4の何れか一項に記載のプリント板。
  7. 前記可交換接続部は、ケーブルによって構成される接続部である、請求項1から4の何れか一項に記載のプリント板。
  8. 前記可交換接続部は、コネクタによって構成される接続部である、請求項1から4の何れか一項に記載のプリント板。
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