JP6300958B2 - 受信装置基板 - Google Patents

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Description

本発明は、受信装置基板に係り、特に面実装部品とリード付き部品とを混載した受信装置に関する。
従来、空気調和機においては、無線リモコンなどの遠隔制御部からの操作信号により操作が行われることが多い。このような無線リモコンからの操作信号を受信して、空気調和機本体では操作信号に応じた操作が実行される。このような操作信号の受信に用いられる空気調和機本体の受光部は、無線リモコンから送信される赤外線信号を受信するために、機器の外郭に設置する必要があり、多くは空気調和機本体内で機器の制御を行う基板とは別の基板を使用し、基板間での配線を介して信号を授受している。
特許文献1に開示されている空気調和機では、無線受信部以外に、高電圧放電を利用する殺菌集塵装置、あるいは人を検知する人検知機能を有する機能部の搭載された基板の構成についての技術が開示されている。
特開2004−251545号公報
特許文献1で示されている空気調和装置など、従来の装置における、無線受信部では、全ての部品をリード付き部品で構成することができる。従って、基板に形成されたリード穴に挿通されたリード端子を裏面側ではんだ接続することで実装できる。リード付き部品には、本体の両側にリード端子が導出されたアキシャル部品、本体の片側にリード端子が導出されたラジアル部品があるがいずれも、最も安価な片面基板を使用することが可能である。また、製造工程についても、フローはんだ付け工程のみで作成することが可能である。また、部品の特性上、部品面に全ての部品が並ぶことで、機器の外郭に部品面を向けて設置すれば、使用者が使用する上で不都合は生じなかった。
しかしながら、近年、運転状態を表示する発光ダイオード(LED)あるいは切り替えのためのスイッチなどの機構部品までも面実装化が進み、リード付き部品を入手することが困難となっている。
対策として、全ての構成部品を面実装部品に置き換えれば、回路基板は片面基板で構成でき、製造工程もリフローはんだ付けのみとなる。しかしながら、その一方で、無線受信を行うフォトダイオードなどの受光素子あるいは、受信したことを使用者に通知するためのブザーなどの作動音発生装置は、依然としてリード付き部品の方が安価で、入手が容易である。このため、これらの部品を一方の面に実装するためには、リフローはんだ付けとフローはんだ付けを行い、回路基板についても両面基板を使用する必要があった。
仮に安価な片面基板に、面実装部品とリード付き部品とを配置し、フローはんだ付けにより基板を作成した場合、発光ダイオードなどの表示部と受光素子、ブザーの取り付け面が異なってしまい、機器として組み込んだときに本来の動作を期待できないという課題が発生する。
また、面実装部品とリード付き部品とを混載すると、両面に配線パターンを形成しなければならず、製造作業性が悪く、コストの高騰を招くという問題があった。
なお、上記課題は、空気調和機だけでなく、無線リモコンなどの無線遠隔制御部からの操作信号を受信して、制御装置本体で、操作信号に応じた操作が実行されるような制御装置を備えた各種機能装置においても同様であった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、製造作業性を向上し、製造コストの低減を図ることの可能な受信装置基板を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る受信装置基板は、無線遠隔制御部からの赤外線信号を受信するためのリード付き部品からなる受光素子搭載される第1面と、前記受光素子のリードを挿通するリード挿通穴と、前記リード挿通穴を貫通した前記リードが接続される第1の配線パターンが形成され、前記第1面に対向する第2面とを有する第1の回路基板と、前記受光素子による受信結果に基づき制御装置本体の運転状態を視覚的に表示する面実装部品からなる発光素子と、前記制御装置本体の運転および停止の切替を行う面実装部品からなるスイッチ素子と搭載され、前記発光素子および前記スイッチ素子に接続される第2の配線パターンが形成される第3面と、前記第3面に対向する第4面とを有する第2の回路基板と、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板が設置される筐体とを備え、前記第1の回路基板が、前記第1面に前記第1の配線パターンを形成した片面基板からなり、前記第2の回路基板が、前記第3面に前記第2の配線パターンを形成した片面基板からなり、前記第1面および前記第3面が前記筐体の外側を向くように、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板が前記筐体に配されたことを特徴とする。
本発明によれば、製造作業性を向上し、製造コストの低減を図ることの可能な受信装置基板を得ることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る受信装置基板を用いた制御システムの全体構成を示す外観図 本発明の実施形態1に係る受信装置基板を用いた制御システムの説明図 本発明の実施形態1に係る受信装置基板の正面図 本発明の実施形態1に係る受信装置基板の製造方法を示すフローチャート 本発明の実施形態2に係る受信装置基板を用いた制御システムの概念図 本発明の実施形態2に係る受信装置基板を用いた制御システムの説明図 (a)から(c)は本発明の実施形態2に係る受信装置基板の製造方法を示す工程図 本発明の実施形態2に係る受信装置基板の製造方法を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る受信装置基板を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係る受信装置基板を用いた制御システムの全体構成を示す外観図である。図2は、同制御システムの説明図である。図1および図2に示すように、本実施の形態1の制御システムは、制御装置本体としての空気調和機の室内機本体100と、無線遠隔制御部である無線リモコン200と、無線リモコン200からの信号を受信し、室内機本体100を制御する本体制御基板30へ情報を伝達するためのリモコン受信部100aと、を備える。この制御システムでは、無線リモコン200からの信号をリモコン受信部100aで受信し、室内機本体100を制御する。図3は、リモコン受信部100aを構成する受信装置基板の正面図であり、筐体100bに装着され、この正面が室内を向くように配される。
さらに、リモコン受信部100aを構成する受信装置基板は、図2および図3に示すように、第1の回路基板10と第2の回路基板20とで構成される。第1の回路基板10には、図示しない配線パターンを形成した第1の配線基板11の第1の面すなわち表面11A上にラジアル部品すなわち、一方にリードが導出されたリード付き部品からなるディスクリート素子が搭載されている。一方第2の回路基板20には、図示しない配線パターンを形成した第2の配線基板21の第1の面すなわち表面21A上に面実装部品が搭載されている。第1の回路基板10を構成する第1の配線基板11は、リード付き部品を搭載するため、素子を搭載する表面11Aの対向面側である第2の面すなわち裏面11Bに配線パターンが形成され、図示しないリード穴に挿通されたリード付き部品のリードを裏面11Bの配線パターンに接続する。一方、第2の回路基板20を構成する第2の配線基板21は、面実装部品を搭載するため、素子を搭載する表面21Aに形成された配線パターンに面実装され、回路接続がなされる。つまり第1および第2の回路基板はいずれも片面に配線パターンを形成した片面基板で構成される。
すなわち、第1の回路基板10は、第1の配線基板11と、第1の配線基板11上に搭載され、無線リモコンからの信号を受信するフォトダイオードからなる受光素子12と、無線リモコンから信号が正常に受信されたことを使用者に伝えるための、ブザー素子13と、を備え、端部に本体制御基板30との送受信用の第1のコネクタ16が搭載されている。第2の回路基板20は、第2の配線基板21と、第2の配線基板21上に搭載されたLEDからなる発光素子24と、無線リモコンを紛失もしくはバッテリーが切れた場合の補助として、運転/停止をさせるスイッチ素子25と、を備え、端部に本体制御基板30との送受信用の第2のコネクタ26が搭載されている。ここで第1のコネクタ16はリード付き部品、第2のコネクタ26は、面実装部品で構成される。スイッチ素子25は、無線リモコンなどの無線遠隔制御部以外の制御で空気調和機を運転あるいは停止させる素子である。
なお、無線リモコンからの信号を受信する受光素子12、ブザー素子13、発光素子24およびスイッチ素子25は、全てを同時に使用者が容易に確認できる必要があるため、室内機本体100を構成するユニットの外郭と接している必要がある。
室内機本体を構成する本体制御基板30は、第3の配線基板31上に搭載された電源回路32と制御回路33と、第3のコネクタ34とを具備している。そして第1および第2の回路基板10,20と、本体制御基板30との接続は、本体制御基板30上に搭載された第3のコネクタ34を介してケーブルによって行われ、電源の供給及び受信した情報の処理は全て室内機の本体制御基板30によってなされる。なお、ケーブルは、コネクタによるもののほか、ハウジング一体型でもよい。
ここで、本実施の形態の空気調和機は、室内機本体100を、無線リモコン200によって運転/停止、運転状態の切換、目標温度の設定並びに運転時間/運転開始・停止時間の設定を行うようにしたものである。室内機本体100は、リモコン受信部100aと本体部を収納する筐体100bで構成される。リモコン受信部100aは、運転/停止、運転状態の切換、目標温度の設定並びに運転時間/運転開始・停止時間の設定情報を受信できる受光素子12と、無線リモコンから信号を正常に受信できたことを使用者に伝えるためのブザー素子13並びに発光素子24からなる表示器と、無線リモコン200を紛失した場合に使用者が直接空気調和機を運転/停止可能なスイッチ素子25と、室内機本体100の本体制御基板30と通信を行うための通信線とを備えている。
機器を構成する部品は、リード付きのアキシャル・ラジアル部品であっても、リードの無い面実装部品であってもよいが、最も低コストとなる組み合わせとする。ここでは、受光素子12、ブザー素子13および基板接続用コネクタを構成する第1のコネクタ16をリード付きの部品としている。
次に、本実施の形態のリモコン受信部100aを構成する受信装置基板の製造方法について説明する。本実施の形態では、図4にフローチャートを示すように、複数の電子部品を、リード付き部品からなる第1グループと、面実装部品からなる第2グループに分類し、リード付き部品である第1グループの電子部品を第1の配線基板11上に搭載し、面実装部品である第2グループの電子部品を第2の配線基板21上に搭載し、得られた第1および第2の回路基板10,20を搭載された各電子部品が筐体の外郭を向くように筐体100b内に設置する。
まず、リモコン受信部100aを構成する受信装置基板の機能設計が決まると、必要な機能を有する電子部品が選択される。
次いで、ステップS101で、これらの電子部品をリード付き部品からなる第1グループと、面実装部品からなる第2グループに分類する。
こののち、リード付き部品である第1グループの電子部品を搭載する第1の配線基板11のレイアウトを行い、配線パターンを形成する。このときリード付き部品を搭載する位置に、リード挿通穴と、第1の配線基板11の裏面11B側に、リード付き部品を搭載するための配線パターンを形成する。
また、面実装部品である第2グループの電子部品を搭載する第2の配線基板21のレイアウトを行い、面実装部品を搭載する、表面21A側に配線パターンを形成する。ここで用いる配線基板は、最も低コストである片面基板とするため、面実装部品は、はんだ付けを行うはんだ面に、リード付き部品ははんだ付けを行わない部品面にそれぞれ部品を配置する。
そしてステップS102で、第1の配線基板11の表面11A側から、受光素子12、ブザー素子13および第1のコネクタ16のリードを、リード挿通穴に通し、裏面11Bに形成された配線パターンにはんだを用いてフロー接続する。
そしてステップS103で、第2の配線基板21の表面21A側の配線パターン上に、発光素子24、スイッチ素子25、第2のコネクタ26の端子を載せ、はんだリフローを行い、接続する。
こののち、第1および第2のコネクタ16,26と、本体制御基板30の第3のコネクタ34との間をケーブル接続する。本体制御基板30は、第3の配線基板31上に電源回路32、制御回路33および第3のコネクタ34があらかじめ実装されているものとする。
そしてステップ104で、得られた第1および第2の回路基板10,20を筐体の外郭を向くように筐体100b内に設置する。
かかる方法によれば、受信装置基板が、リード付き部品からなる第1の回路基板10と、面実装部品からなる第2の回路基板20とに分けられているため、汎用の電子部品を用いて、極めて容易に実装可能である。また、2枚の回路基板に分割されているため、外郭を向くように配置するのが容易である。さらにまた安価な片面基板を用いることができるため、配線層を有する基板をパターニングし第1および第2の配線パターンを形成する工程も容易である。さらに第1の回路基板10の形成は、はんだを用いたフロー工程のみで実装できる一方、第2の回路基板20の形成は、はんだリフロー工程のみで実装できるため、実装がきわめて容易である。さらにまた第1および第2の回路基板10,20が分割構造であるため、それぞれ最適な方向に配置することができ、最大限に機能を発揮する構成とすることができる。
なお、前記実施の形態では、第1の回路基板10上に受光素子12、ブザー素子13を搭載するとともに、第2の回路基板20上に発光素子24、スイッチ素子25を搭載したが、これに限定されるものではない。すなわち、第1の回路基板10上にリード付き部品、第2の回路基板20上に面実装部品が配されるというように、基板毎にリード付き部品と面実装部品とが分かれるようにレイアウトすればよく、回路構成に応じて適切な部品を汎用型部品から選択することができる。従って、回路設計が簡単でかつ製造作業性がよく、低コストの受総装置基板を得ることができる。
なお前記実施の形態では、2枚の配線基板を用いて形成したが、V溝を形成した1枚の配線基板を用い、V溝を隔ててリード付き部品、面実装部品を分類して実装した後、配線基板をV溝で分割し、筐体100bに設置してもよい。この場合は、リード付き部品をフロー工程で実装後、フロー温度よりも低温でリフロー工程を実施し、面実装部品を実装するのが望ましい。
実施の形態2.
図5および図6は、本発明の実施の形態2に係る受信装置基板を用いた制御システムの概念図および説明図である。図7(a)から(c)は同受信装置基板の製造方法を示す工程図である。図8は同受信装置基板の製造方法を示すフローチャートである。本実施の形態2の制御システムは、システム自体は図1を用いて前記実施の形態1で説明したのと同様、制御装置本体としての空気調和機の室内機本体100と、無線遠隔制御部である無線リモコン200と、無線リモコン200からの信号を受信し、室内機本体100の本体制御基板30へ情報を伝達するためのリモコン受信部100aと、を備える。本実施の形態においても、リモコン受信部100aを構成する受信装置基板の正面が室内を向くように配される。
さらに、リモコン受信部100aを構成する受信装置基板は、本実施の形態においても図5および図6に示すように、第1の回路基板10Sと第2の回路基板20Sとで構成される。実施の形態1と異なるのは、第1の回路基板10Sにも第2の回路基板20Sにも、リード付き部品と面実装部品とが混載されている点である。そして、第1回路部および第2回路部を構成する第1および第2の配線基板11,21は、あらかじめV溝50を形成した1枚の配線基板Sで構成し、部品実装後にV溝50で分割される。そして第1の回路基板を構成する第1の回路基板10Sを構成する第1の配線基板11および第2の回路基板20Sを構成する第2の配線基板21にはリード付き部品と面実装部品が混載されているため、いずれも両面に配線パターンが形成されている。
すなわち、第1の回路基板10Sは、第1の配線基板11と、第1の配線基板11上に搭載され、リード付き部品である無線リモコンからの信号を受信するフォトダイオードからなる受光素子12と、第1のコネクタ16と、面実装部品である、LEDからなる発光素子14と、無線リモコンを紛失もしくはバッテリーが切れた場合の補助として、運転/停止をさせる面実装部品である、スイッチ素子15とが搭載されている。一方、第2の回路基板20Sは、第2の配線基板21と、第2の配線基板21上に搭載され、無線リモコンから信号が正常に受信されたことを使用者に伝えるための、リード付き部品からなるブザー素子23を備え、端部に本体制御基板30との送受信用の第2のコネクタ26が搭載されている。ここで第1のコネクタ16はリード付き部品、第2のコネクタ26は、面実装部品で構成される。
なお、無線リモコンからの信号を受信する受光素子12、ブザー素子23、発光素子14およびスイッチ素子15は、全てを同時に使用者が容易に確認できる必要があるため、室内機本体100を構成するユニットの外郭と接し、第1および第2の回路基板10S,20Sを所望の方向に向けて設置される。
室内機本体を構成する本体制御基板30は、前記実施の形態1と同様であり、第3の配線基板31上に搭載された電源回路32と制御回路33と、第3のコネクタ34とを具備している。そして第1および第2の回路基板10S,20Sと、本体制御基板30との接続は、本体制御基板30上に搭載された第3のコネクタ34を介してケーブルにより第1および第2のコネクタ16,26との間で行われ、電源の供給及び受信した情報の処理は全て室内機の本体制御基板30によってなされる。なお、本実施の形態においてもケーブルは、コネクタによるもののほか、ハウジング一体型でもよい。
次に、本実施の形態のリモコン受信部100aを構成する受信装置基板の製造方法について説明する。本実施の形態では、図8にフローチャートを示すように、V溝50を有する回路基板を用意し、複数の電子部品を、リード部品からなる第1グループと、面実装部品からなる第2グループに分類し、リード部品である第1グループの電子部品をまず、配線基板S上に搭載し、こののち面実装部品である第2グループの電子部品を配線基板S上に搭載し一括リフロー工程を経て、部品接続を行った後、V溝50に沿って、第1および第2の回路基板10S,20Sに分割するようにしたことを特徴とするものである。こののち、得られた第1および第2の回路基板10S,20Sを筐体の外郭を向くように筐体100b内に設置する。
まず、リモコン受信部100aを構成する受信装置基板の機能設計が決まると、必要な機能を有する電子部品が選択される。まず、図7(a)に示すように、ステップS200でV溝50を備えた配線基板Sを用意する。そしてステップS201で、これらの電子部品をリード部品からなる第1グループと、面実装部品からなる第2グループに分類する。
こののち、第1および第2の配線基板11、21のレイアウトを行い、配線パターンを形成する。このときリード付き部品を搭載する位置に、リード挿通穴と、第1および第2の配線基板11,21の裏面11B,21B側に、リード付き部品を搭載するための配線パターンを形成する。
また、面実装部品である第2グループの電子部品を搭載する位置に、面実装部品を搭載する、表面11A,21A側に配線パターンを形成する。
そして、図7(b)に示すように、ステップS202で、配線基板Sにリード付き部品を搭載する。ここでは第1の配線基板11に相当する領域の表面11A側から、受光素子12,第1のコネクタ16のリードを、第2の配線基板21に相当する領域の表面21A側から、ブザー素子23のリードを、リード挿通穴に通し、裏面11B、21Bに形成された配線パターンにはんだを用いてフロー接続する。
最後に、図7(c)に示すように、ステップS203で、配線基板Sに面実装部品を搭載する。ここでは第1の配線基板11に相当する領域の表面11A側の配線パターン上に、発光素子14、スイッチ素子15、第2の配線基板21に相当する領域の表面21A側の配線パターン上に第2のコネクタ26の端子を載せ、はんだリフローを行い、接続する。
そしてステップS204で、V溝50に沿って切断することにより、V溝50を境界として第1および第2の回路基板10S,20Sに分割する。
こののち、第1および第2のコネクタ16,26と、本体制御基板30の第3のコネクタ34との間をケーブル接続する。本実施の形態においても、本体制御基板30は、第3の配線基板31上に電源回路32、制御回路33および第3のコネクタ34があらかじめ実装されているものとする。
そしてステップ205で、得られた第1および第2の回路基板10S,20Sを筐体の外郭を向くように筐体100b内に設置し、図6に示した、受信装置基板を有する制御システムを得ることができる。
配線基板は、低コスト化のため、面実装部品は、はんだ付けを行うはんだ面に、リード付き部品ははんだ付けを行わない部品面にそれぞれ部品を配置するように配線パターンを形成する。さらに、リード付き部品と面実装部品をエリア分けし、それぞれのエリア毎に通信用コネクタである第1および第2のコネクタ16,26を配置、エリア境界に基板分割用のV溝50を設ける。そして部品実装後にV溝50に沿って基板を分割する。
部品実装・はんだ付け工程において、面実装部品のランドパターン及びリード付き部品のランドパターンに同時にはんだペーストを印刷する。ステップS202においては、挿入機によってリード付き部品を実装する。ステップS203においては、マウンタによって面実装部品を実装する。ステップS203において、リフロー炉に基板を通すことで、リード付き及び面実装部品を同時にはんだ付けする。ステップS204において、V溝50に沿って基板を分割し、各部品のうち、受光素子、発光素子、スイッチ素子、ブザー素子を空気調和機の外郭に向くよう取り付ける。そして最後に、空気調和機本体の本体制御基板30とケーブルで接続し、無線受信機として機能させる。
かかる方法によれば、1枚の回路基板を用いて、リード付き部品を搭載した後、面実装部品を搭載し、最後に分割しているため、実装作業性が良好である。またリフロー工程は2枚分一括で実行でき、2分割基板でありながら1枚基板と同様の実装工程ですむ。さらにまた第1および第2の回路基板10S,20Sが分割構造であるため、それぞれ最適な方向に配置することができ、最大限に機能を発揮する構成とすることができる。また安価な片面基板を用いるわけにはいかないが、1枚の基板で、表面および裏面の配線パターンを形成することができるため、配線パターンを形成する工程も工数の増大なしに、分割基板を得ることができる。また筐体100b内に設置する際にも、2枚の回路基板を筐体100bの外郭を向くように容易に設置することができる。
以上説明してきたように、本実施の形態1,2の制御システムによれば、2枚の回路基板の分割構造で、かつ面実装部品とリード付き部品が分類により一括装着できるようになっており、実装作業性がきわめて良好である。
以上の如く、本発明によれば、全ての電子部品を、面実装部品もしくはリード付きのアキシャル・ラジアル部品に統一しなくても、同一面に部品を揃えることが可能となり、コスト・入手性により最適な部品を使用することが可能となる。
なお、前記実施の形態1,2では空気調和機について説明したが、空気調和機に限定されることなく、無線リモコン付き照明器具など、種々の機能装置に適用可能であることはいうまでもない。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10,10S 第1の回路基板、11 第1の配線基板、11A,21A 表面、11B,21B 裏面、12 受光素子、13,23 ブザー素子、14,24 発光素子、15,25 スイッチ素子、16 第1のコネクタ、20,20S 第2の回路基板、21 第2の配線基板、26 第2のコネクタ、30 本体制御基板、31 第3の配線基板、32 電源回路、33 制御回路、34 第3のコネクタ、50 V溝、100 室内機本体、100a リモコン受信部、100b 筐体、200 無線リモコン。

Claims (6)

  1. 無線遠隔制御部からの赤外線信号を受信するためのリード付き部品からなる受光素子搭載される第1面と、
    前記受光素子のリードを挿通するリード挿通穴と、
    前記リード挿通穴を貫通した前記リードが接続される第1の配線パターンが形成され、前記第1面に対向する第2面と、
    を有する第1の回路基板と、
    前記受光素子による受信結果に基づき制御装置本体の運転状態を視覚的に表示する面実装部品からなる発光素子と、前記制御装置本体の運転および停止の切替を行う面実装部品からなるスイッチ素子と搭載され、前記発光素子および前記スイッチ素子に接続される第2の配線パターンが形成される第3面と、
    前記第3面に対向する第4面と、
    を有する第2の回路基板と、
    前記第1の回路基板および前記第2の回路基板が設置される筐体とを備え、
    前記第1の回路基板が、前記第1面に前記第1の配線パターンを形成した片面基板からなり、
    前記第2の回路基板が、前記第3面に前記第2の配線パターンを形成した片面基板からなり、
    前記第1面および前記第3面が前記筐体の外側を向くように、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板が前記筐体に配されたことを特徴とする受信装置基板。
  2. 前記第1の回路基板の前記第1面に搭載されたすべての部品が、リード付き部品からなり、
    前記第2の回路基板の前記第3面に搭載されたすべての部品が、面実装部品からなること特徴とする請求項1に記載の受信装置基板。
  3. 前記制御装置本体は、空気調和機本体であること特徴とする請求項1または2に記載の受信装置基板。
  4. 前記第1の回路基板および前記第2の回路基板は、前記筐体の前面に取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の受信装置基板。
  5. 前記第1の回路基板の前記第1面には、リード付き部品からなる第1の通信用コネクタが搭載され
    前記第2の回路基板の前記第3面には、面実装部品からなる第2の通信用コネクタが搭載されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の受信装置基板。
  6. 前記第1の回路基板の前記第1面には、前記無線遠隔制御部からの情報を正常に受信したことを示すための、リード付き部品からなるブザー素子がさらに搭載されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の受信装置基板。
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