JP6571409B2 - 太陽電池素子およびその製造方法 - Google Patents
太陽電池素子およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6571409B2 JP6571409B2 JP2015128965A JP2015128965A JP6571409B2 JP 6571409 B2 JP6571409 B2 JP 6571409B2 JP 2015128965 A JP2015128965 A JP 2015128965A JP 2015128965 A JP2015128965 A JP 2015128965A JP 6571409 B2 JP6571409 B2 JP 6571409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon substrate
- solar cell
- passivation film
- cell element
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/546—Polycrystalline silicon PV cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/547—Monocrystalline silicon PV cells
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
本実施形態に係る太陽電池素子10を図1乃至図3に示す。太陽電池素子10は、図3に示すように、主に光が入射する受光面である第1主面10aと、この第1主面10aの反対側に位置する主面(裏面)である第2主面10bと、側面10cとを有する。また、太陽電池素子10は、半導体基板としてシリコン基板1を備えており、シリコン基板1においても第1主面1aと、この第1主面1aの反対側に位置する第2主面1bと、側面1cとを有する。シリコン基板1は、一導電型(例えばp型)半導体領域である第1半導体層2と、第1半導体層2における第1主面10a側に設けられた逆導電型(例えばn型)半導体領域である第2半導体層3とを有する。さらに、太陽電池素子10は、半導体基板1に形成されたBSF(Back Surface Field)層4、反射防止膜5、第1電極6、第2電極7、第3電極8、コンタクト部8a、パッシベーション膜9および第1保護膜11を備えている。ここで、コンタクト部8aはパッシベーション膜9および第1保護膜11のそれぞれを貫通していて、シリコン基板1に接続している導体である。
面視で略四角形状であれば太陽電池素子10から太陽電池モジュールを製造する際、素子間の隙間を小さくできるのでよい。多結晶のシリコン基板1からなる第1半導体層2をp型にする場合、ドーパント元素として、ボロン、ガリウム等の不純物を含有させる。
はいえないものとする。酸化シリコンは、正の固定電荷を有するため、酸化アルミニウムを含むパッシベーション膜9上に酸化シリコン膜のみが配置された場合、酸化アルミニウムの負の固定電荷を弱めてパッシベーション膜9のパッシベーション効果を低減させる。これに対して、本実施形態では、第1保護膜11が、酸化シリコンおよび酸化アルミニウムを有する混合物を有することによって、第1保護膜11に負の固定電荷を有する酸化アルミニウムが酸化シリコンの正の固定電荷を弱めることができて、パッシベーション膜9のパッシベーション効果を高めることができる。 さらに、第1保護膜11が酸化アルミ
ニウムを含むので、第1保護膜11の熱膨張係数を、シリコン基板1の熱膨張係数に近づけることができる。これにより、パッシベーション膜9と第1保護膜11との密着性を向上させることができる。なお、酸化アルミニウムの熱膨張係数は7〜8×10−6/℃程度、シリコンの熱膨張係数は3.9×10−6/℃程度、酸化シリコンの熱膨張係数は0.3〜0.6×10−6/℃程度である。
て第1保護膜11が形成できる。コンタクト部8aの周辺部に、少なくとも酸化アルミニウムおよび酸化シリコンを有する混合物が堆積しやすくなる。そして、図5に示すように隣接する2つのコンタクト部8aの間において、第1保護膜11を2つのコンタクト部8aの周囲にある第1領域14がコンタクト部8a同士の間の中央に位置する第2領域15よりも厚くすることができる。例えば、第1領域14は第2領域15よりも最大で1〜2μm程度高い。なお、第1領域14の長さはスルーホール12の直径の約10%(3〜15μm)程度である。この構造によれば、アルミニウムを主成分とする金属ペーストをスクリーン印刷によってスルーホール12内にコンタクト部8aを形成するときに、金属ペーストがスルーホール12内に充填しやすくなる。この点について詳細に述べる。スルーホール12の周辺部を厚くすることによって、スルーホール12の上部とスルーホール12との形状が漏斗状になる。第3電極8を形成する際に、アルミニウムを主成分とする金属ペーストをスクリーン印刷する。この場合に、スクリーン製版を介してプリントスキージなどで金属ペーストに対して圧力をかけてシリコン基板1に押しつけていく。スルーホール12の上部とスルーホール12との形状が漏斗状であるので、スルーホール12の上部の金属ペーストに加えられた圧力がスルーホール12部分で増幅して、金属ペーストがスルーホール12内に充填しやすくなる。このため、スルーホール12内に空隙部が残存しにくくなって、コンタクト部8aの電気抵抗が増大しにくい。ひいては、太陽電池素子10の光電変換効率への悪影響を低減できる。
次に、太陽電池素子10の製造方法の各工程について説明する。
2主面1b側のパッシベーション膜9上に堆積して、少なくとも酸化アルミニウムおよび酸化シリコンの混合物を有する第1保護膜11が形成される。
次に、他の実施形態について説明する。上述の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
1a :第1主面
1b :第2主面
1c :側面
2 :第1半導体層(p型半導体領域)
3 :第2半導体層(n型半導体領域)
4 :BSF層
5 :反射防止膜
6 :第1電極
6a :第1出力取出電極
6b :第1集電電極
7 :第2電極
8 :第3電極
8a :コンタクト部
9 :パッシベーション膜
10 :太陽電池素子
10a:第1主面
10b:第2主面
10c:側面
11 :第1保護膜
12 :スルーホール
14 :周囲部
15 :中央部
17 :第1ペースト
18 :第2ペースト
19 :第3ペースト
20 :第2保護膜
Claims (8)
- 一方主面にp型半導体領域を有するシリコン基板と、前記p型半導体領域の上に配置された、酸化アルミニウムを含んでいるパッシベーション膜と、該パッシベーション膜の上に配置された、酸化シリコンおよび酸化アルミニウムの混合物を有する第1保護膜と、前記パッシベーション膜および前記第1保護膜のそれぞれを貫通して、前記シリコン基板に接続する複数の導体のコンタクト部と、を備えており、前記第1保護膜は酸化シリコンの母相中に酸化アルミニウムが一様に存在している太陽電池素子。
- 前記コンタクト部の一端部が前記シリコン基板に設けた凹状部に配置されている、請求項1に記載の太陽電池素子。
- 前記パッシベーション膜と前記第1保護膜との間に第2保護膜が配置されている、請求項1または2に記載の太陽電池素子。
- 前記第2保護膜は窒化シリコンおよび酸化シリコンの少なくとも一方を含んでいる、請求項3に記載の太陽電池素子。
- 前記第1保護膜は、隣接する2つの前記コンタクト部の間において、各コンタクト部の周囲に位置する第1領域が隣接する2つの前記コンタクト部間の中央に位置する第2領域よりも厚い、請求項1乃至4のいずれかに記載の太陽電池素子。
- 一方主面にp型半導体領域を有するシリコン基板を備えている太陽電池素子の製造方法であって、前記シリコン基板の前記p型半導体領域の上に、酸化アルミニウムを含んでいるパッシベーション膜を配置する工程と、酸素を含む雰囲気中で、前記シリコン基板の表面に到達するレーザービームを前記パッシベーション膜の複数箇所に照射して、前記パッシベーション膜に複数の孔部を形成し、前記パッシベーション膜の上に、酸化シリコンおよび酸化アルミニウムの混合物を有する第1保護膜を配置する工程と、前記パッシベーション膜の前記孔部内および前記レーザービームの照射で露出した前記シリコン基板の前記表面の上に導体のコンタクト部を配置する工程と、を備えている太陽電池素子の製造方法。
- 前記第1保護膜を形成する工程は、前記レーザービームの照射によって、前記シリコン基板に複数の凹状部を形成する、請求項6に記載の太陽電池素子の製造方法。
- 前記コンタクト部を配置する工程は、前記シリコン基板の前記凹状部に前記コンタクト部の一端部を配置する、請求項7に記載の太陽電池素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128965A JP6571409B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 太陽電池素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128965A JP6571409B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 太陽電池素子およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017017064A JP2017017064A (ja) | 2017-01-19 |
JP6571409B2 true JP6571409B2 (ja) | 2019-09-04 |
Family
ID=57831000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015128965A Active JP6571409B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 太陽電池素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6571409B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111052401B (zh) | 2017-12-14 | 2023-03-21 | 株式会社钟化 | 光电转换元件和光电转换装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110119970A (ko) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 삼성전자주식회사 | 태양 전지 및 이의 제조 방법 |
NL2008592C2 (en) * | 2012-04-03 | 2013-10-07 | Solaytec B V | Method for producing a photocell. |
US20140000686A1 (en) * | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Applied Materials, Inc. | Film stack and process design for back passivated solar cells and laser opening of contact |
KR20140022515A (ko) * | 2012-08-13 | 2014-02-25 | 엘지전자 주식회사 | 태양 전지 |
US20140256068A1 (en) * | 2013-03-08 | 2014-09-11 | Jeffrey L. Franklin | Adjustable laser patterning process to form through-holes in a passivation layer for solar cell fabrication |
JP6232993B2 (ja) * | 2013-12-12 | 2017-11-22 | 日立化成株式会社 | 半導体基板の製造方法、半導体基板、太陽電池素子の製造方法及び太陽電池素子 |
-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015128965A patent/JP6571409B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017017064A (ja) | 2017-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6285545B2 (ja) | 太陽電池素子および太陽電池モジュール | |
JP5172480B2 (ja) | 光電変換装置およびその製造方法 | |
JP5490231B2 (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法ならびに太陽電池モジュール | |
JP6430090B1 (ja) | 太陽電池素子および太陽電池素子の製造方法 | |
US9171975B2 (en) | Solar cell element and process for production thereof | |
JP2017033970A (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法 | |
WO2016047564A1 (ja) | 太陽電池素子 | |
JP2013161847A (ja) | 太陽電池 | |
WO2016068237A1 (ja) | 太陽電池モジュール | |
JP6555984B2 (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法 | |
US20180102441A1 (en) | Solar cell element and method of manufacturing solar cell element | |
JP6426486B2 (ja) | 太陽電池素子の製造方法 | |
JP2016051767A (ja) | 太陽電池素子の製造方法 | |
JP2016164969A (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法 | |
JP5806395B2 (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法 | |
JP6571409B2 (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法 | |
CN109041583B (zh) | 太阳能电池元件以及太阳能电池模块 | |
JP2014146553A (ja) | 太陽電池の電極用導電性ペーストおよびその製造方法 | |
JP6430842B2 (ja) | 太陽電池素子の製造方法および太陽電池モジュールの製造方法 | |
JP6495713B2 (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法 | |
JP6224513B2 (ja) | 太陽電池素子の製造方法 | |
JP6336139B2 (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法 | |
JP2016189439A (ja) | 太陽電池素子およびその製造方法 | |
JP2013135155A (ja) | 太陽電池の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190808 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6571409 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |