JP6570410B2 - 空調システム - Google Patents
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室外空間から取り込んだ室外空気を室内空間へ供給する給気通路と、
室内空間から取り出した室内空気を室外空間へ排気する排気通路と、
通過する調湿用空気の水分を吸着又は通過する再生用空気に水分を脱着する調湿部及び通過する冷却用空気にて前記調湿部の水分の吸着に伴う吸着熱を吸収する冷却部を夫々有する一対の調湿素子と、
一対の前記調湿素子のうちの何れか一方の前記調湿素子を、前記給気通路を通流する室外空気が前記調湿用空気として前記調湿部を通過し、かつ、前記冷却用空気が前記冷却部を通過する給気側素子とし、他方の前記調湿素子を、前記再生用空気が前記調湿部を通過する再生側素子とする第1空調状態と、前記他方の調湿素子を前記給気側素子とし、前記一方の調湿素子を前記再生側素子とする第2空調状態とを切り換えるように、一対の前記調湿素子の夫々を、前記給気側素子と前記再生側素子とに切り換える切換機構と、
動作を制御する制御部とを備えた空調システムであって、
室外空間から取り込んだ室外空気を前記再生用空気として前記再生側素子の前記調湿部を通過させて室外空間へ排出する室外空気循環通路と、
前記室外空気循環通路に設けられた加熱部と、
前記第2空調状態において、前記再生側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の湿度を検出し、前記第1空調状態において、前記給気側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の湿度を検出する第1湿度検出部と、
前記第1空調状態において、前記再生側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の湿度を検出し、前記第2空調状態において、前記給気側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の湿度を検出する第2湿度検出部と、を備え、
前記制御部は、
前記調湿用空気を前記給気側素子の前記調湿部に通過させるとともに、前記冷却用空気を前記給気側素子の前記冷却部に通過させる除湿冷却処理と、
前記第1又は第2湿度検出部により検出した前記調湿用空気の湿度に基づいて、前記切換機構により、一対の前記調湿素子の夫々を、前記給気側素子と前記再生側素子とに切り換える切換処理と、
前記加熱部により加熱された前記再生用空気を前記再生側素子の前記調湿部に通過させる再生処理と、
前記再生処理の実施中に、前記第1又は第2湿度検出部により検出した前記再生用空気の湿度が設定湿度未満となった場合に、前記再生処理を停止する停止処理と、を実施し、
前記停止処理を実施した後、前記切換処理を実施して前記第1空調状態と前記第2空調状態とが切り換わるまで、前記再生処理を停止する状態を継続し、前記切換処理を実施して前記第1空調状態と前記第2空調状態とが切り換わってから、切り換え後の前記再生側素子に対して前記再生処理を実施し、且つ、切り換え後の前記給気側素子に対して前記除湿冷却処理を実施するように構成されている点にある。
また、第1又は第2湿度検出部により検出した湿度が設定湿度未満となった場合に再生処理を停止する停止処理を実施する。従って、この設定湿度を、再生側素子の調湿部に残留する水分量が、次に給気側素子として用いられたとき、調湿用空気に含まれる水分を充分に吸着できる状態となっているときに各湿度検出部により検出される湿度に対応させておくことで、適切な時期に停止処理が実施されることになる。
室外空間から取り込んだ室外空気を室内空間へ供給する給気通路と、
室内空間から取り出した室内空気を室外空間へ排気する排気通路と、
通過する調湿用空気の水分を吸着又は通過する再生用空気に水分を脱着する調湿部及び通過する冷却用空気にて前記調湿部の水分の吸着に伴う吸着熱を吸収する冷却部を夫々有する一対の調湿素子と、
一対の前記調湿素子のうちの何れか一方の前記調湿素子を、前記給気通路を通流する室外空気が前記調湿用空気として前記調湿部を通過し、かつ、前記冷却用空気が前記冷却部を通過する給気側素子とし、他方の前記調湿素子を、前記再生用空気が前記調湿部を通過する再生側素子とする第1空調状態と、前記他方の調湿素子を前記給気側素子とし、前記一方の調湿素子を前記再生側素子とする第2空調状態とを切り換えるように、一対の前記調湿素子の夫々を、前記給気側素子と前記再生側素子とに切り換える切換機構と、
動作を制御する制御部とを備えた空調システムであって、
室外空間から取り込んだ室外空気を前記再生用空気として前記再生側素子の前記調湿部を通過させて室外空間へ排出する室外空気循環通路と、
前記室外空気循環通路に設けられた加熱部と、
前記第2空調状態において、前記再生側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の湿度を検出し、前記第1空調状態において、前記給気側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の湿度を検出する第1湿度検出部と、
前記第1空調状態において、前記再生側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の湿度を検出し、前記第2空調状態において、前記給気側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の湿度を検出する第2湿度検出部と、
前記第2空調状態において、前記再生側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の温度を検出し、前記第1空調状態において、前記給気側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の温度を検出する第1温度検出部と、
前記第1空調状態において、前記再生側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の温度を検出し、前記第2空調状態において、前記給気側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の温度を検出する第2温度検出部と、を備え、
前記制御部は、
前記調湿用空気を前記給気側素子の前記調湿部に通過させるとともに、前記冷却用空気を前記給気側素子の前記冷却部に通過させる除湿冷却処理と、
前記第1又は第2温度検出部によって検出された前記調湿用空気の温度、或いは、前記第1又は第2湿度検出部によって検出された前記調湿用空気の湿度に基づいて、前記切換機構により、一対の前記調湿素子の夫々を、前記給気側素子と前記再生側素子とに切り換える切換処理と、
前記加熱部により加熱された前記再生用空気を前記再生側素子の前記調湿部に通過させる再生処理と、
前記再生処理の実施中に、前記第1又は第2温度検出部によって検出された前記再生用空気の温度が設定温度以上となった場合、或いは、前記第1又は第2湿度検出部によって検出された前記再生用空気の湿度が設定湿度未満となった場合に、前記再生処理を停止する停止処理と、を実施し、
前記停止処理を実施した後、前記切換処理を実施して前記第1空調状態と前記第2空調状態とが切り換わるまで、前記再生処理を停止する状態を継続し、前記切換処理を実施して前記第1空調状態と前記第2空調状態とが切り換わってから、切り換え後の前記再生側素子に対して前記再生処理を実施し、且つ、切り換え後の前記給気側素子に対して前記除湿冷却処理を実施するように構成されている点にある。
また、第1又は第2湿度検出部により検出した湿度が設定湿度未満となった場合に再生処理を停止する停止処理を実施する。従って、この設定湿度を、再生側素子の調湿部に残留する水分量が、次に給気側素子として用いられたとき、調湿用空気に含まれる水分を充分に吸着できる状態となっているときに各湿度検出部により検出される湿度に対応させておくことで、適切な時期に停止処理が実施されることになる。
また、第1又は第2温度検出部により検出した温度が設定温度以上となった場合に停止処理を実施する。従って、この設定温度を、再生側素子の調湿部に残留する水分量が、次に給気側素子として用いられたときに、調湿用空気に含まれる水分を充分に吸着できる状態となっているときに、各温度検出部により検出される温度に対応させておくことで、適切な時期に停止処理が実施されることになる。
前記排気通路を通流する室内空気が、前記冷却用空気として前記給気側素子の冷却部を通過するように構成されている点にある。
本発明の第1実施形態に係る空調システム100を、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、当該空調システム100は、主要な機器構成として、一対の調湿素子E(E1、E2)と、当該一対の調湿素子Eを、給気側素子Eaと再生側素子Ebとに交互に切り換える切換機構VとしてのダンパV1〜V10と、通過する空気を加熱する加熱部21とを備えるものである。
図3及び図4に示すように、一対の調湿素子Eの夫々は、略六角形状に形成された複数の平板部材1が、当該平板部材1同士の間の夫々に冷却部C又は調湿部Wを形成する状態で積層され、平板部材1の積層方向において、冷却部Cと調湿部Wとが交互に配設されて構成されている。複数の平板部材1の外周縁部には、平板部材1の外周縁部同士を接続する側壁板2が設けられている。なお、本実施形態では、6枚の平板部材1によって、3層の冷却部Cと2層の調湿部Wが形成された場合について説明するが、実用レベルでは、100枚以上の平板部材1を積層して、50層以上の冷却部Cと調湿部Wとを夫々形成することが想定される。
図3及び図4に示すように、調湿部Wには、調湿素子Eの上面視で、六角形状の平板部材1の長手方向の両端部に、流入口側の流入領域8と、流出口側の流出領域10とが設けられ、流入領域8と流出領域10との間に誘導部分9が設けられている。また、冷却部Cには、調湿素子Eの上面視で、六角形状の平板部材1の長手方向の両端部に、流入口側の流入領域11と、流出口側の流出領域13とが設けられ、流入領域11と流出領域13との間に誘導部分12が設けられている。
また、図5に示すように、調湿部Wに設けられた第1誘導部材3は、第1波板部材5aと後述する吸湿剤6とにより構成され、冷却部Cに設けられた第2誘導部材4は、第2波板部材5bと後述する吸湿剤6とにより構成されている。
そして、ポリアクリル酸ナトリウムと水性ウレタン樹脂等の材料で構成されたバインダーとを含む混合液を、第1面1a及び第1波板部材5aの表面に塗布することにより、アクリル酸ナトリウムを第1面1a及び第1波板部材5aの表面に保持させることができる。
図1に示した空調システム100の状態は、一対の調湿素子Eのうちの第1調湿素子E1が室内空間に供給する室外空気OAを除湿する給気側素子Eaに、第2調湿素子E2が室外空気OAの除湿により吸着した水分を脱着する再生側素子Ebに切り換えられた第1空調状態である。
本実施形態に係る空調システム100では、一対の調湿素子Eのうちの一方の調湿素子Eを、室外空気OAが調湿用空気WAとして調湿部Wを通過し、かつ、冷却用空気CAが冷却部Cを通過する給気側素子Eaとし、他方の調湿素子Eを、再生用空気Rが調湿部Wを通過する再生側素子Ebとする状態で、一対の調湿素子Eの夫々を、給気側素子Eaと再生側素子Ebとに切り換える切換処理を、制御部Sにより切換機構VとしてのダンパV1〜V10を開閉制御することにより実施されるように構成されている。
各通路を通流する空気の流量調整は、各通路に通流させる空気の目標流量(単位時間あたりの流量)を決定し、その決定した目標流量となるように給気ファンF1、排気ファンF2の送風能力及びダンパV1〜V10の開度を調節することによって行う。
例えば、第1空調状態においては、第1給気通路L1aにより室内空間へ供給する室外空気OAの目標流量、第1排気通路L2aにより室内空間から取り出す室内空気RAの目標流量、及び、第1室外空気循環通路L3aにより再生側素子Ebの調湿部Wを通過させる室外空気OAの目標流量を決定する。
つまり、切換処理の開始時T0においては、冷却部Cにより冷却されているので、室外空気OAの温度である室外温度TEOAよりも低い温度となっている。そして、切換処理の開始後においては、給気側素子Eaの調湿部Wの水分の吸着性能が高いため、給気側素子Eaの調湿部Wへの水分の吸着量が多くなるので、水分の吸着により調湿部Wから発生する吸着熱の発生量が増加して、調湿用空気WAの温度が上昇する。その後、切換後吸着時間Taが経過することにより、調湿部Wに吸着した水分が増加すると、調湿部Wの吸着性能が低下して、調湿部Wに新たに吸着する水分が少なくなるため、吸着熱の発生量が減少する。そして、上述の如く、給気側素子Eaの調湿部Wは、常に冷却用空気CAが通流する冷却部Cにより冷却されているので、調湿用空気WAの温度は、室外空気OAよりも低い温度に低下する。
制御部Sは、加熱部21により加熱された再生用空気Rを再生側素子Ebの調湿部Wに通過させる再生処理を実施するように構成されている。つまり、上述した第1空調状態では、制御部Sは、加熱部21に設けられた熱媒流通路20の熱媒の通流を開始して、再生用空気Rの目標流量に基づいて、給気ファンF1、排気ファンF2の送風能力及び第1給気通路L1aに設けられたダンパV1、V2、第1排気通路L2aに設けられたダンパV3、第1室外空気循環通路L3aに設けられたダンパV4、V5の開度を調節し、第1室外空気循環通路L3aを通流する再生用空気Rの流量を調整して、第1室外空気循環通路L3aに接続された再生側素子Ebの調湿部Wに通流させる再生処理を実施する。この再生処理は、設定温度に加熱された室外空気OAである再生用空気Rを再生側素子Ebの調湿部Wに通過させて、再生側素子Ebの調湿部Wに吸着されている水分を再生用空気R中に脱着させる処理である。
なお、再生用空気Rの温度は、制御部Sにより、上述の如く、熱媒流通路20の熱媒の流量を調整することにより設定温度に設定されている。
次に、第2実施形態を説明するが、この第2実施形態は、再生側素子Ebの調湿部Wを通過した再生用空気Rの温度を検出する第1温度検出部35A及び第2温度検出部34Aを備え、制御部Sが、第1温度検出部35A及び第2温度検出部34Aによって検出された再生用空気Rの温度が再生用設定温度TEs以上となった場合、又は、第1湿度検出部35B及び第2湿度検出部34Bによって検出された再生用空気Rの湿度が再生用設定湿度Hs未満となった場合に、停止処理を実施するように構成されている点において第1実施形態と異なるものであって、その他の構成は第1実施形態と同様であるので、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明して、第1実施形態と同様な構成については、詳細な説明を省略する。
なお、再生処理の実施中における再生用空気Rの絶対湿度Hの変化については、第1実施形態において説明した通りであり、図7に示した再生用空気Rの絶対湿度Hと同様である。
(1)上記実施形態では、第1湿度検出部35Bにより絶対湿度が検出されたが、これに限らず、第1湿度検出部35Bにて検出される湿度を相対湿度として、第1湿度検出部35Bにて検出された相対湿度と、第1温度検出部35Aにて検出された温度により絶対湿度を求めてもよい。また、第2湿度検出部34Bにて検出する湿度を相対湿度として、第2湿度検出部34Bにて検出された相対湿度と、第2温度検出部34Aにて検出された温度により絶対湿度を求めてもよい。
34B 第2湿度検出部(湿度検出部)
35A 第1温度検出部(温度検出部)
35B 第1湿度検出部(湿度検出部)
20 加熱部
100 空調システム
C 冷却部
CA 冷却用空気
E 調湿素子
Ea 給気側素子
Eb 再生側素子
Hs 再生用設定湿度(設定湿度)
L1a 第1給気通路(給気通路)
L1b 第2給気通路(給気通路)
L2a 第1排気通路(排気通路)
L2b 第2排気通路(排気通路)
L3a 第1室外空気循環通路(室外空気循環通路)
L3b 第2室外空気循環通路(室外空気循環通路)
OA 室外空気
R 再生用空気
RA 室内空気
S 制御部
TEs 再生用設定温度(設定温度)
V 切換機構
W 調湿部
WA 調湿用空気
Claims (3)
- 室外空間から取り込んだ室外空気を室内空間へ供給する給気通路と、
室内空間から取り出した室内空気を室外空間へ排気する排気通路と、
通過する調湿用空気の水分を吸着又は通過する再生用空気に水分を脱着する調湿部及び通過する冷却用空気にて前記調湿部の水分の吸着に伴う吸着熱を吸収する冷却部を夫々有する一対の調湿素子と、
一対の前記調湿素子のうちの何れか一方の前記調湿素子を、前記給気通路を通流する室外空気が前記調湿用空気として前記調湿部を通過し、かつ、前記冷却用空気が前記冷却部を通過する給気側素子とし、他方の前記調湿素子を、前記再生用空気が前記調湿部を通過する再生側素子とする第1空調状態と、前記他方の調湿素子を前記給気側素子とし、前記一方の調湿素子を前記再生側素子とする第2空調状態とを切り換えるように、一対の前記調湿素子の夫々を、前記給気側素子と前記再生側素子とに切り換える切換機構と、
動作を制御する制御部とを備えた空調システムであって、
室外空間から取り込んだ室外空気を前記再生用空気として前記再生側素子の前記調湿部を通過させて室外空間へ排出する室外空気循環通路と、
前記室外空気循環通路に設けられた加熱部と、
前記第2空調状態において、前記再生側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の湿度を検出し、前記第1空調状態において、前記給気側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の湿度を検出する第1湿度検出部と、
前記第1空調状態において、前記再生側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の湿度を検出し、前記第2空調状態において、前記給気側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の湿度を検出する第2湿度検出部と、を備え、
前記制御部は、
前記調湿用空気を前記給気側素子の前記調湿部に通過させるとともに、前記冷却用空気を前記給気側素子の前記冷却部に通過させる除湿冷却処理と、
前記第1又は第2湿度検出部により検出した前記調湿用空気の湿度に基づいて、前記切換機構により、一対の前記調湿素子の夫々を、前記給気側素子と前記再生側素子とに切り換える切換処理と、
前記加熱部により加熱された前記再生用空気を前記再生側素子の前記調湿部に通過させる再生処理と、
前記再生処理の実施中に、前記第1又は第2湿度検出部により検出した前記再生用空気の湿度が設定湿度未満となった場合に、前記再生処理を停止する停止処理と、を実施し、
前記停止処理を実施した後、前記切換処理を実施して前記第1空調状態と前記第2空調状態とが切り換わるまで、前記再生処理を停止する状態を継続し、前記切換処理を実施して前記第1空調状態と前記第2空調状態とが切り換わってから、切り換え後の前記再生側素子に対して前記再生処理を実施し、且つ、切り換え後の前記給気側素子に対して前記除湿冷却処理を実施するように構成されている空調システム。 - 室外空間から取り込んだ室外空気を室内空間へ供給する給気通路と、
室内空間から取り出した室内空気を室外空間へ排気する排気通路と、
通過する調湿用空気の水分を吸着又は通過する再生用空気に水分を脱着する調湿部及び通過する冷却用空気にて前記調湿部の水分の吸着に伴う吸着熱を吸収する冷却部を夫々有する一対の調湿素子と、
一対の前記調湿素子のうちの何れか一方の前記調湿素子を、前記給気通路を通流する室外空気が前記調湿用空気として前記調湿部を通過し、かつ、前記冷却用空気が前記冷却部を通過する給気側素子とし、他方の前記調湿素子を、前記再生用空気が前記調湿部を通過する再生側素子とする第1空調状態と、前記他方の調湿素子を前記給気側素子とし、前記一方の調湿素子を前記再生側素子とする第2空調状態とを切り換えるように、一対の前記調湿素子の夫々を、前記給気側素子と前記再生側素子とに切り換える切換機構と、
動作を制御する制御部とを備えた空調システムであって、
室外空間から取り込んだ室外空気を前記再生用空気として前記再生側素子の前記調湿部を通過させて室外空間へ排出する室外空気循環通路と、
前記室外空気循環通路に設けられた加熱部と、
前記第2空調状態において、前記再生側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の湿度を検出し、前記第1空調状態において、前記給気側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の湿度を検出する第1湿度検出部と、
前記第1空調状態において、前記再生側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の湿度を検出し、前記第2空調状態において、前記給気側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の湿度を検出する第2湿度検出部と、
前記第2空調状態において、前記再生側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の温度を検出し、前記第1空調状態において、前記給気側素子たる前記一方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の温度を検出する第1温度検出部と、
前記第1空調状態において、前記再生側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記再生用空気の温度を検出し、前記第2空調状態において、前記給気側素子たる前記他方の調湿素子の前記調湿部を通過した前記調湿用空気の温度を検出する第2温度検出部と、を備え、
前記制御部は、
前記調湿用空気を前記給気側素子の前記調湿部に通過させるとともに、前記冷却用空気を前記給気側素子の前記冷却部に通過させる除湿冷却処理と、
前記第1又は第2温度検出部によって検出された前記調湿用空気の温度、或いは、前記第1又は第2湿度検出部によって検出された前記調湿用空気の湿度に基づいて、前記切換機構により、一対の前記調湿素子の夫々を、前記給気側素子と前記再生側素子とに切り換える切換処理と、
前記加熱部により加熱された前記再生用空気を前記再生側素子の前記調湿部に通過させる再生処理と、
前記再生処理の実施中に、前記第1又は第2温度検出部によって検出された前記再生用空気の温度が設定温度以上となった場合、或いは、前記第1又は第2湿度検出部によって検出された前記再生用空気の湿度が設定湿度未満となった場合に、前記再生処理を停止する停止処理と、を実施し、
前記停止処理を実施した後、前記切換処理を実施して前記第1空調状態と前記第2空調状態とが切り換わるまで、前記再生処理を停止する状態を継続し、前記切換処理を実施して前記第1空調状態と前記第2空調状態とが切り換わってから、切り換え後の前記再生側素子に対して前記再生処理を実施し、且つ、切り換え後の前記給気側素子に対して前記除湿冷却処理を実施するように構成されている空調システム。 - 前記排気通路を通流する室内空気が、前記冷却用空気として前記給気側素子の冷却部を通過するように構成されている請求項1又は2に記載の空調システム。
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