JP6569998B2 - 引戸装置 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、ドア本体の上部の吊車が走行するガイドレール部を、中心部に設けられた回動軸部で水平方向上方に概略くの字に折り曲げられた形状とした半自動ドアが開示されている。この半自動ドアにおいては、回動軸部を中心にガイドレール部を揺動させて斜めに傾けることでドア本体が自重によって傾斜の下方へ移動する構成とされている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る引戸装置を施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
また、この開口3の下側は、床面によって区画するようにしてもよく、下枠によって区画するようにしてもよい。また、このような開口枠を備えた引戸装置1として把握するようにしてもよい。なお、このような開口枠を設けずに、開口3を、無枠状にクロス仕上された内側面によって区画するようにしてもよい。
この下端ガイド部材6は、図1及び図2に示すように、閉鎖位置と全開位置との間を移動する戸体10の移動軌跡の直下に位置するように設けられる。この下端ガイド部材6は、閉鎖位置と全開位置との間を移動する戸体10の直下に少なくとも一つが存在するように設けるようにしてもよい。図例では、下端ガイド部材6を一箇所のみに設けた例を示しているが、戸体10の移動軌跡に沿って間隔を空けて複数箇所に設けた態様としてもよい。また、この下端ガイド部材6を、磁石を設けたガイドピンを上下方向に出没自在に収容し、床に埋め込まれるように配設されるマグネットガイドとしてもよい。この場合は、戸体10の凹溝11に、この下端ガイド部材6に対応させて磁石や磁性体等を設けてもよい。なお、閉鎖位置と全開位置との間を移動する戸体10と常時、重なる位置に設けられる下端ガイド部材6を、上下方向に出没不能とされたガイド部(ガイドピン)を備えた固定ガイド部材としてもよい。
本実施形態では、図1に示すように、戸体10の上下寸法及び戸幅寸法を、開口3の開口幅寸法及び開口高寸法よりも大としている。図例では、戸体10の上下寸法を、閉鎖位置において、戸厚方向一方側から見て上枠4の下方側部位を覆い得る寸法としている。また、戸体10の戸幅寸法を、閉鎖位置において、戸厚方向一方側から見て両側の縦枠5,5の略全体を覆い得る寸法としている。また、図例では、閉鎖位置とされた戸体10を戸厚方向に見た状態における壁体2との重なり幅(戸幅方向に沿う幅)が、戸先側端部よりも戸尻側端部において大となるように戸体10を配した例を示しているが、このような態様に限られない。
また、この戸体10の下端側には、上記した下端ガイド部材6にガイドされる被ガイド部としての凹溝11が設けられている。この凹溝11は、戸体10の下端面において開口するように戸体10の戸幅方向の全幅に亘って設けられている。
本実施形態では、戸体10の戸幅方向両側端部のそれぞれに走行体12,14を設けた構成としている。つまり、戸体10の上端部の戸幅方向一側端部に戸先側端部の走行体としての戸先側走行体12を設け、戸体10の上端部の戸幅方向他側端部に戸尻側端部の走行体としての戸尻側走行体14を設けた構成としている。
また、これら戸幅方向両側の走行体12,14は、互いに同様の構成とされている。
本実施形態では、図3〜図5に示すように、走行体12,14を、戸厚方向に沿う軸13a,15a回りに回転する転動体(ローラー)13,15を備えた構成としている。また、これら走行体12,14のそれぞれに、単一の転動体13,15を設けた構成としているが、それぞれに複数の転動体13,15を設けた構成としてもよい。また、これら転動体13,15の外周面に、周方向に延びるように全周に亘って係合溝を設けた構成としている(図3参照)。図例では、これら転動体13,15の係合溝を、周方向に見て、略U字溝状または略半円溝状とした例を示している。
また、本実施形態では、図3〜図5に示すように、上レール20を、固定対象としての壁体2に固定され、第1レール部21及び第2レール部29を支持するレールベース30を備えた構成としている。
このレールベース30は、固定対象2に沿うように固定される固定片部31と第1レール部21及び第2レール部29を支持する支持片部32とを略直交状に設けた構成とされ、長手方向に見て略L字状とされている。
固定片部31は、壁厚方向に厚さ方向を沿わせて配される略薄板状とされている。この固定片部31をねじやビス等の止具によって壁体2に対して固定し、レールベース30が壁体2に固定される。なお、固定片部31の長手方向に間隔を空けて複数箇所に止具の挿通孔を設けたり、固定片部31の表面(反壁体側に向く面)に、止具止着箇所の目印溝等を設けた構成としてもよい。
また、この支持片部32における第1レール部21の水平レール部22が配される部位には、厚さ方向(上下方向)に貫通するように係合孔32a,32aが設けられている。図例では、長手方向に沿って間隔を空けて二箇所に係合孔32a,32aを設けた例を示している。また、これら係合孔32a,32aを、水平レール部22の長手方向中央部から互いに略等間隔を空けた位置となるように設けた構成としてもよい。また、図例では、これら係合孔32a,32aを、支持片部32の上面から上方側に向けてボス状に突出するように設けられた円筒部を貫通するように設けた例を示している。
これら第1レール部21及び第2レール部29の戸幅方向に沿う寸法は、互いに概ね同寸法とされている。図例では、第2レール部29の戸幅方向に沿う寸法を、第1レール部21の戸幅方向に沿う寸法よりも僅かに大とした例を示している。
本実施形態では、第1レール部21の水平レール部22、第1傾斜レール部24及び第2傾斜レール部26並びに第2レール部29の長手方向に見た形状を、同寸同形状とし、かつ全長に亘って一様な形状としている。
各レール部22,24,26,29は、レールベース30の固定片部31に沿うように配される垂直片部22a,24a,26a,29aを備えている。また、各レール部22,24,26,29は、各垂直片部22a,24a,26a,29aの下端部から反壁体側に向けて突出するように設けられ、戸体10の走行体12,14をガイドするガイド片部22b,24b,26b,29bを備えている。また、各レール部22,24,26,29は、各垂直片部22a,24a,26a,29aと各ガイド片部22b,24b,26b,29bとを略直交状に設けた構成とされ、長手方向に見て略L字状とされている(図3参照)。
また、各垂直片部22a,24a,26a,29aには、厚さ方向に貫通し、ねじやビス等の止具が挿通される止具挿通孔が長手方向に間隔(図例では、略等間隔)を空けて複数箇所に設けられている。図例では、これら止具挿通孔を、各垂直片部22a,24a,26a,29aの幅方向に長径な長孔状とした例を示している。なお、一部の図では、止具挿通孔の図示を省略している。
各レール部22,24,26,29は、各垂直片部22a,24a,26a,29aの止具挿通孔を介して挿通された止具によってレールベース30または壁体2に固定されるものとしてもよい。
また、各ガイド片部22b,24b,26b,29bには、走行体12,14の転動体13,15が係合して走行自在にガイドされ、転動体13,15の走行面を構成する係合部22c,24c,26c,29cが設けられている。下り坂状に傾斜するように配される各傾斜レール部24,26は、それぞれの走行面が下り坂状に傾斜するように配される構成とされ、水平状に配される水平レール部22及び第2レール部29は、それぞれの走行面が水平状に配される。
本実施形態では、各係合部22c,24c,26c,29cを、各ガイド片部22b,24b,26b,29bの突出方向先端部から上方側となる厚さ方向一方側に向けて突出し、長手方向に延びるように全長に亘って設けられた係合突条としている。
また、上記した走行体12,14の支持部には、各係合突条22c,24c,26c,29cに転動体13,15が係合した状態で、ガイド片部22b,24b,26b,29bの下面側に近接するように配される落下防止片が設けられている(図3参照)。
また、水平レール部22のガイド片部22bには、図3及び図4に示すように、上記したレールベース30の支持片部32に支持された状態で、係合孔32a,32aに整合する位置となるようにボルト挿通孔22e,22eが設けられている。図例では、水平レール部22のガイド片部22bに、係合孔32a,32aに対応させて長手方向に沿って間隔を空けて二箇所にボルト挿通孔22e,22eを設けた例を示している。また、これらボルト挿通孔22e,22eを皿孔状とした例を示している。また、これらボルト挿通孔22e,22eを凹溝22dの溝底を貫通するように設けた例を示している。
また、本実施形態では、第1レール部21の水平レール部22を、上下に変位自在としている。また、第1傾斜レール部24及び第2傾斜レール部26の長手方向における水平レール部22側の各端部と水平レール部22の長手方向の各端部とを、戸厚方向に沿う軸23a,25a回りに回転自在に連結した構成としている。また、水平レール部22を上下に変位させて第1傾斜レール部24及び第2傾斜レール部26の水平面に対する傾斜角度θ1,θ2(図6(a)参照)の変更を可能とした構成としている。
また、水平レール部22の垂直片部22aは、図3に示すように、上記したレールベース30の受入凹所31aに挿入される構成とされている。この受入凹所31aの戸厚方向に沿う幅寸法は、垂直片部22aの厚さ寸法に応じた寸法とされている。また、受入凹所31aの上下方向に沿う深さ寸法は、上下に変位される水平レール部22の垂直片部22aの受け入れが可能なように適宜の寸法とされている。
この上下ガイド部27は、水平レール部22のボルト挿通孔22eに挿通されるボルト27aと、ボルト27aを水平レール部22に対して固定する固定部材27b,27cと、を備えている。図例では、固定部材27b,27cを、ボルト挿通孔22eに挿通されたボルト27aが挿通される円筒部材27bと、円筒部材27bの下端から露出するボルト27aの下端部にねじ合わされるナット27cと、を備えた構成としている。円筒部材27bは、その上端が水平レール部22の下面に当接規制され、下端側がレールベース30の支持片部32の係合孔32aに挿通される構成とされている。また、この円筒部材27の外径は、係合孔32aの孔径に応じた径とされている。ナット27cは、支持片部32の下方側に位置するように配され、係合孔32aに挿通された円筒部材27bの下端に当接される構成とされている。
また、本実施形態では、ばね部材28,28を、上下ガイド部27,27の各円筒部材27b,27bに外装された圧縮コイルばねとしている。つまり、上下ガイド部27,27の各円筒部材27b,27bを、ばね部材28,28の案内シャフトとしている。
これらばね部材28,28は、上端が水平レール部22の下面に当接され、下端が支持片部32の上面に当接されて支持片部32に対して水平レール部22を上方側に付勢する構成とされている。
また、本実施形態では、第1傾斜レール部24の戸幅方向に沿う寸法(第1傾斜レール部24の傾斜角度θ1の余弦(cosθ1)に長さ寸法L1を乗じた値に相当する寸法)を、水平レール部22の戸幅方向に沿う寸法(長さ寸法)よりも大としている。また、第2傾斜レール部26の戸幅方向に沿う寸法(第2傾斜レール部26の傾斜角度θ2の余弦(cosθ2)に長さ寸法L2を乗じた値に相当する寸法)を、水平レール部22の戸幅方向に沿う寸法(長さ寸法)よりも小としている。
また、緩衝機構16を、戸厚方向に沿う軸17a回りに回転するピニオン(歯車)17を備えた構成とし、上レール20側に設けられる作用部33,34を、ピニオン17に噛み合うラック33,34としている。このような緩衝機構16としては、適宜、公知の緩衝機構16の採用が可能であるが、例えば、ピニオン17の回転を制動する(回転の作動抵抗となる)制動部(ダンパー)を備えたものとしてもよい。このような制動部としては、オイル等の作動流体の粘性抵抗やばねの付勢力を利用したものでもよい。
また、この緩衝機構16のピニオン17は、戸先側走行体12の転動体13と戸厚方向でずれた位置となるように、戸厚方向で転動体13よりも壁体2側に位置するように設けられている。
閉鎖側ラック33は、第1傾斜レール部24の反水平レール部側の端部側に位置するように設けられている。図例では、閉鎖側ラック33を、第1傾斜レール部24の長手方向中央よりも反水平レール部側の端部側に位置するように設けた例を示している。
全開側ラック34は、第2傾斜レール部26の反水平レール部側の端部側に位置するように設けられている。図例では、全開側ラック34を、第2傾斜レール部26の長手方向中央よりも反水平レール部側の端部側に位置するように設けた例を示している。
図7に示すように、戸体10を、戸先側走行体12が第1傾斜レール部24に係合し、戸尻側走行体14が第2レール部29に係合するように位置させれば、戸体10の自重によって戸先側走行体12が第1傾斜レール部24を下るように走行する。これにより、戸尻側走行体14も従動するように第2レール部29を閉鎖側に向けて走行し、戸体10が閉鎖側に助勢されて言わば自走する。また、この状態では、戸体10の戸尻側端部よりも戸先側端部が上方側に位置するように、戸体10が戸厚方向に沿う軸回りに僅かに傾いた状態となる。そして、緩衝機構16のピニオン17が閉鎖側ラック33に噛み合えば、緩衝機構16が作動し、閉鎖側に移動する戸体10が減速されながら閉鎖位置となる。
また、図8に示すように、戸体10を、戸先側走行体12が水平レール部22に係合し、戸尻側走行体14が第2レール部29に係合するように位置させれば、両側の走行体12,14の走行を停止させることができ、戸体10が半開き位置で保持される。この状態でも上記と略同様、戸体10の戸尻側端部よりも戸先側端部が上方側に位置するように、戸体10が戸厚方向に沿う軸回りに僅かに傾いた状態となる。
このように、戸体10が全開位置では、図2に示すように、戸先側走行体12が第2傾斜レール部26の反水平レール部側端部に位置し、戸尻側走行体14が第2レール部29の反第1レール部側の端部に位置する。この状態では、閉鎖位置と同様、戸体10の上下端面が水平面状、つまり、戸体10が高さ方向を上下方向に沿わせた略直立状態となる。
つまり、上レール20に、戸体10を半開き位置で保持可能な水平レール部22と、戸体10を全開側及び閉鎖側のうちの一方側(閉鎖側)に助勢する第1傾斜レール部24と、戸体10を他方側(全開側)に助勢する第2傾斜レール部26と、を設けている。従って、上述のように、戸体10の走行体12を第1傾斜レール部24に位置させれば、第1傾斜レール部24を下るように走行体12が走行し、戸体10が閉鎖側に自走するように助勢されて開口3を閉鎖することができる。また、例えば、この第1傾斜レール部24に走行体12が係合した状態で半開き状となる開口3を介して、間仕切られた個室等の空間の様子等を確認することができる。また、このような確認が終われば、戸体10を離すことで閉鎖側への操作を要することなく閉鎖することもできる。また、例えば、第1傾斜レール部24に走行体12が係合した状態で半開き状となる開口3の幅寸法を、操作者の通過可能な寸法とすれば、閉鎖側への操作を要することなく閉鎖可能でありながらも開口3を通過するようなこともできる。
また、上述のように、戸体10の走行体12を第2傾斜レール部26に位置させれば、第2傾斜レール部26を下るように走行体12が走行し、戸体10が全開側に自走するように助勢されて開口3を全開させることができる。つまり、戸体10を全開側及び閉鎖側の途中位置まで移動させれば、戸体10を全開側及び閉鎖側の両方側に助勢することができるので、操作者の負担を軽減することができ、言わば半自動引戸とすることができる。また、配線や電源を要する自動ドアと比べて、設置する際の作業性やメンテナンス性を向上させることができる。また、ガイドレール部を回動軸部回りに回転させて傾ける必要があるようなものと比べて、構造の簡略化を図ることができ、また、操作者の負担を軽減することができる。
また、上レール20に、戸幅方向一側端部の走行体12をガイドする第1レール部21と、戸幅方向他側端部の走行体14をガイドし、長手方向を水平方向に沿わせて配される第2レール部29と、を設けた構成としている。従って、例えば、戸幅方向他側端部の走行体14をガイドする第2レール部29に、第1レール部21と同様の第1傾斜レール部24、水平レール部22及び第2傾斜レール部26を設けたようなものと比べて、構造の簡略化を図ることができる。つまり、上レール20の戸幅方向に沿う方向の略半部を占める、戸幅方向他側端部の走行体14を走行自在にガイドする第2レール部29の構造の簡略化を図ることができる。
また、本実施形態では、戸体10の戸先側端部に緩衝機構16を設け、第1レール部21の長手方向両端部に、この緩衝機構16を作動させる作用部(ラック)33,34をそれぞれに設けた構成としている。従って、例えば、戸体10を収納する戸袋が設けられるような場合にも、緩衝機構16や両ラック33,34を開口3側に位置させることができ、これらのメンテナンス性を向上させることができる。
また、本実施形態では、緩衝機構16を戸体10側に設け、この緩衝機構16を作動させる作用部33,34を上レール20側に設けた例を示しているが、これらを逆側に設けるようにしてもよい。つまり、緩衝機構16を上レール20側に設け、この緩衝機構16を作動させる作用部33,34を戸体10側に設けた態様としてもよい。
また、本実施形態では、引戸装置1の戸体10を、アウトセット納め状に配設されるものとした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、引戸装置1の戸体10を、壁体の一部に設けられた袖壁に納められる袖壁納め状や壁体に設けられた戸袋に納められる戸袋納め状に配設されるものとしてもよい。この場合は、戸体10の走行体12(14)や、上レール20を適宜、必要に応じて変形するようにしてもよい。
10,10A 戸体
12 戸先側走行体(戸幅方向一側端部(戸先側端部)の走行体)
14 戸尻側走行体(戸幅方向他側端部(戸尻側端部)の走行体)
16 緩衝機構
20 上レール
21 第1レール部
22 水平レール部
23a 連結軸(戸厚方向に沿う軸)
24 第1傾斜レール部
25a 連結軸(戸厚方向に沿う軸)
26 第2傾斜レール部
29 第2レール部
3 開口
L1 第1傾斜レール部の長さ寸法
L2 第2傾斜レール部の長さ寸法
θ1,θ1A 第1傾斜レール部の水平面に対する傾斜角度
θ2,θ2A 第2傾斜レール部の水平面に対する傾斜角度
Claims (7)
- 開口を開閉する戸体と、この戸体の上端部に設けられた走行体を走行自在にガイドし、該戸体を吊下支持する上レールと、を備えており、
前記上レールは、長手方向を水平方向に沿わせて配され、前記戸体を半開き位置で保持可能な水平レール部と、この水平レール部の長手方向一端部から下り坂状に傾斜するように設けられ前記戸体を全開側及び閉鎖側のうちの一方側に助勢する第1傾斜レール部と、前記水平レール部の長手方向他端部から下り坂状に傾斜するように設けられ前記戸体を全開側及び閉鎖側のうちの他方側に助勢する第2傾斜レール部と、を備えていることを特徴とする引戸装置。 - 請求項1において、
前記戸体の走行体は、戸幅方向両側端部のそれぞれに設けられており、
前記上レールは、戸幅方向一側端部の走行体をガイドし、前記第1傾斜レール部、前記水平レール部及び前記第2傾斜レール部を有した第1レール部と、戸幅方向他側端部の走行体をガイドし、長手方向を水平方向に沿わせて配される第2レール部と、を備えていることを特徴とする引戸装置。 - 請求項2において、
前記上レールは、前記戸体が全開位置及び閉鎖位置において戸幅方向両側端部の走行体が同高さ位置となるように、前記第1傾斜レール部及び前記第2傾斜レール部の長手方向における反水平レール部側の各端部と前記第2レール部とが同高さに位置するように配される構成とされていることを特徴とする引戸装置。 - 請求項2または3において、
前記上レールは、前記第1レール部が戸先側端部の走行体をガイドする一方、前記第2レール部が戸尻側端部の走行体をガイドするように配される構成とされていることを特徴とする引戸装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記上レールは、前記第1傾斜レール部の長手方向における反水平レール部側端部と前記第2傾斜レール部の長手方向における反水平レール部側端部とが同高さに位置するように配される構成とされ、かつ、前記第1傾斜レール部の長さ寸法が前記第2傾斜レール部の長さ寸法よりも大とされていることを特徴とする引戸装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項において、
前記水平レール部は、上下に変位自在とされており、
前記第1傾斜レール部及び前記第2傾斜レール部の長手方向における水平レール部側の各端部と前記水平レール部の長手方向の各端部とは、戸厚方向に沿う軸回りに回転自在に連結され、前記水平レール部を上下に変位させて前記第1傾斜レール部及び前記第2傾斜レール部の水平面に対する傾斜角度の変更が可能とされていることを特徴とする引戸装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項において、
全開側及び閉鎖側のそれぞれに助勢されて移動する前記戸体を減速させる緩衝機構を備えていることを特徴とする引戸装置。
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