JP6569300B2 - 車両消費エネルギー提示装置及び車両消費エネルギー提示方法 - Google Patents

車両消費エネルギー提示装置及び車両消費エネルギー提示方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが設定した出発地点から到着地点まで車両で走行した場合の消費エネルギーをプローブデータから検索してユーザに提示する車両消費エネルギー提示装置及びその方法に関する。
従来では、車両の消費電力を予測するための装置として、必要電力予測装置が特許文献1に開示されている。この必要電力予測装置では、基準車両が道路を実走して区間毎に基準消費電力を設定し、この基準消費電力と車両毎に設定された補正量とを用いて、目的地に到達するまでの車両の消費電力量を推定していた。
特許5158183号公報
しかしながら、上述した従来の必要電力予測装置では、消費電力を推定する際に、ユーザの運転の仕方や車両のバッテリ劣化度のようなユーザ及び車両の特性を考慮せずに消費電力を推定していた。そのため、穏やかな運転をするユーザと激しい運転をするユーザでは消費電力が異なるにも関わらず、特性を考慮せずにプローブデータから消費電力を推定していたので、推定された消費電力の信頼性が低いという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、ユーザ及び車両の特性を考慮することによって、ユーザに提示する車両の消費エネルギーの信頼性を向上させることのできる車両消費エネルギー提示装置及びその方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る車両消費エネルギー提示装置及びその方法は、ユーザのユーザ情報を取得してユーザとユーザによって登録されたユーザ車両とを特定し、特定されたユーザ及びユーザ車両の特性を表す特性情報をプローブデータから取得する。そして、特性情報に近似した特性を有するユーザ及び車両を検索対象として選定し、選定されたユーザ及び車両のプローブデータを検索して出発地点から到着地点まで走行した場合の消費エネルギーを取得し、ユーザに提示する。
本発明によれば、ユーザ及び車両の特性を考慮して消費エネルギーを求めるので、ユーザに提示する消費エネルギーの信頼性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両消費エネルギー提示システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置による車両消費エネルギー提示処理の処理手順を示すフローチャートである。 図3は、本発明の一実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置による検索対象の選定方法を説明するための図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置による検索対象の選定方法を説明するための図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置による情報の提示方法の一例を示す図である。
以下、本発明を適用した一実施形態について図面を参照して説明する。尚、本実施形態では、車両が電気自動車の場合について説明するが、ガソリン車のような電気自動車以外の車両についても、本発明は適用可能である。したがって、本実施形態では、消費エネルギーを消費電力、エネルギー補給施設を充電施設として説明するが、電気自動車以外では消費燃料、給油施設と読み替えればよい。
[車両消費エネルギー提示システムの構成]
図1は、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置を備えた車両消費エネルギー提示システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示システム1は、サーバ3と、プローブ情報データベース5と、エネルギー補給施設データベース6と、車両消費エネルギー提示装置7と、端末9と、車両11とから構成されている。
車両消費エネルギー提示システム1は、多くの車両からプローブデータを収集してサービスを提供するプローブカーシステムを利用したシステムである。
サーバ3は、プローブカーシステムのデータセンターに設置されたプローブサーバであり、多くの車両からプローブデータを収集してプローブ情報データベース5に蓄積する。
プローブ情報データベース5は、サーバ3によって収集されたプローブデータを蓄積するとともに、車両消費エネルギー提示装置7による処理で必要となる情報についても格納している。例えば、ユーザ情報や特性情報、道路環境に関する情報、登録されているユーザ車両の情報等を格納している。
エネルギー補給施設データベース6は、充電施設やガソリンスタンド等のエネルギー補給施設の位置情報を格納している。
車両消費エネルギー提示装置7は、サーバ3に設置された装置であり、プローブ情報データベース5に蓄積されたプローブデータを検索して、ユーザが設定した出発地点から到着地点まで車両で走行した場合の消費エネルギーをユーザに提示する。
端末9は、インターネット等の通信網を介してサーバ3にアクセスすることができる装置であり、例えばユーザの自宅に設置されたパソコンやユーザのスマートフォン等である。端末9には必要なアプリケーションがインストールされているので、端末9から車両消費エネルギー提示装置7に対して必要な情報を入力したり、車両消費エネルギー提示装置7から提示された情報を端末9に表示したりすることができる。
車両11は、無線通信によって通信網を介してサーバ3にアクセスすることができ、ナビゲーション装置の表示パネル等から車両消費エネルギー提示装置7に対して必要な情報を入力することができる。また、車両消費エネルギー提示装置7から提示された情報は表示パネル等に表示される。
ここで、車両消費エネルギー提示装置7は、ユーザ特定部21と、検索対象選定部23と、消費エネルギー検索部25と、情報提示部27とを備えている。
ユーザ特定部21は、ユーザから入力されたユーザ情報を取得して、ユーザを特定するとともに、ユーザによって登録されたユーザ車両を特定する。端末9や車両11からユーザ情報としてユーザIDや氏名、メールアドレス等のユーザを特定するための情報が入力されると、ユーザ特定部21は、入力されたユーザ情報を取得してユーザを特定する。さらに、各ユーザは自らの車両を予めユーザ車両として登録しているので、ユーザ特定部21は、ユーザ情報に基づいてプローブ情報データベース5を検索してユーザ車両を特定する。
検索対象選定部23は、ユーザ特定部21で特定されたユーザ及びユーザ車両の特性を表す特性情報をプローブデータから取得し、取得した特性情報に近似した特性を有するユーザ及び車両を検索対象として選定する。具体的に、検索対象選定部23は、特性情報として、ユーザ及びユーザ車両の電費(電気の消費率、ガソリン車の燃費に相当)、回生率、バッテリ劣化度等をプローブデータから取得し、これらの値が近似しているユーザ及び車両を検索対象として選定する。また、検索対象選定部23は、特性情報に複数の特徴がある場合には、複数の特徴毎に検索対象を選定する。例えば、電費に複数の特徴がある場合には、それぞれの特徴を表す電費毎に検索対象を選定する。
消費エネルギー検索部25は、検索対象選定部23で検索対象として選定されたユーザ及び車両のプローブデータを検索し、ユーザが設定した出発地点から到着地点まで走行した場合の消費エネルギーを取得する。具体的に、消費エネルギー検索部25は、検索対象として選定されたユーザ及び車両のプローブデータの中で、今回ユーザが設定した出発地点から到着地点まで走行したトリップのプローブデータがあるか検索する。そして、合致するプローブデータがあれば、そのトリップで消費された電力を消費電力として取得する。
情報提示部27は、消費エネルギー検索部25で取得した消費エネルギーだけではなく、その他必要な情報を、端末9または車両11の表示パネル等に表示してユーザに提示する。このとき、情報提示部27は、消費エネルギーの最小値、最大値及び平均値を提示する。また、情報提示部27は、消費エネルギーに付加して道路環境に関する情報をユーザに提示する。さらに、ユーザ車両がエネルギーの補給を必要としている場合には、充電施設やガソリンスタンド等のエネルギー補給施設の位置情報をユーザに提示する。
尚、車両消費エネルギー提示装置7は、マイクロコンピュータ、マイクロプロセッサ、CPUを含む汎用の電子回路とメモリ等の周辺機器から構成されている。そして、特定のプログラムを実行することにより、ユーザ特定部21、検索対象選定部23、消費エネルギー検索部25、情報提示部27として動作する。
[車両消費エネルギー提示処理の手順]
次に、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7による車両消費エネルギー提示処理の手順を図2のフローチャートを参照して説明する。
図2に示すように、ステップS10において、ユーザが端末9あるいは車両11からユーザ情報としてユーザIDを入力すると、ユーザ特定部21は、入力されたユーザIDを取得してユーザを特定する。ユーザが特定されると、ユーザ特定部21は、ユーザIDに基づいてプローブ情報データベース5を検索して、ユーザによって登録されているユーザ車両を特定する。
次に、ステップS20において、検索対象選定部23は、ステップS10で特定されたユーザ及びユーザ車両の特性を表す特性情報をプローブデータから取得する。具体的に、検索対象選定部23は、ユーザの特性情報として、電費と回生率を取得し、ユーザ車両の特性情報としてバッテリ劣化度を取得する。電費は、穏やかな運転をするユーザと激しい運転をするユーザでは大きく変化するので、ユーザの運転特性を表す特性情報として利用することができる。同様に、回生率についても、ブレーキをかけて止まるユーザとブレーキをあまりかけずに惰性で止まるユーザでは変化するので、ユーザの運転特性を表す特性情報として利用することができる。また、バッテリは劣化すると、満充電したときの容量が低下するので、バッテリ劣化度は車両の状態を表す特性情報として利用することができる。これらの情報のうち、電費と回生率は、予めトリップ毎に算出されてプローブデータとして蓄積されているので、プローブ情報データベース5から取得すればよい。また、バッテリ劣化度は、例えば車両のバッテリコントローラからの情報をプローブデータとして蓄積しておき、その値から求めればよい。
ステップS30において、検索対象選定部23は、ステップS20で取得した特性情報に近似した特性を有するユーザ及び車両を検索対象として選定する。例えば、検索対象選定部23は、電費、回生率、バッテリ劣化度が、それぞれステップS20で取得した電費、回生率、バッテリ劣化度の±10%の範囲内にあるユーザ及び車両を検索対象として選定する。あるいは、電費、回生率、バッテリ劣化度のそれぞれを平均値付近のレベルと平均値より高いレベル、平均値より低いレベルの3段階に分けて、同じレベルにあるユーザ及び車両を検索対象として選定してもよい。また、図3に示すように、電費、回生率、バッテリ劣化度のうちの2つ、例えば電費とバッテリ劣化度を3段階のレベルに分け、これらの組み合わせで判断してもよい。図3では、電費が平均より高いレベルでバッテリ劣化度が平均値付近のレベルのユーザ及び車両を検索対象として選定する。このようにして、検索対象選定部23は、検索しているユーザ及びユーザ車両の特性に近い特性を有するユーザと車両を検索対象として選定する。
また、検索対象選定部23は、特性情報に複数の特徴がある場合には、複数の特徴毎に検索対象を選定する。例えば、電費はトリップ単位での電費が蓄積されているので、図4に示すように、電費の出現頻度をグラフにすると、複数の特徴を有する場合がある。これは、通勤に車両を使っている場合に、朝は渋滞しているために電費が低下して電費=aとなり、夜は残業して遅くなるので道路がすいているために電費が向上して電費=bとなることが考えられる。また、一台の車両を家族で共有している場合には、運転する人によって電費が異なる場合も考えられる。このように走行環境や複数のユーザによって、特性情報に複数の特徴がある場合には、電費aに対して検索対象を選定するとともに、電費bに対しても検索対象を選定する。
ステップS40において、消費エネルギー検索部25は、ユーザが出発地点と到着地点を端末9または車両11から入力して設定すると、ステップS30で検索対象として選定されたユーザ及び車両のプローブデータを検索する。そして、設定された出発地点から到着地点まで走行した場合の消費電力を取得する。具体的に、消費エネルギー検索部25は、検索対象として選定されたユーザ及び車両のプローブデータの中で、今回ユーザが設定した出発地点から到着地点まで走行したトリップのプローブデータがあるか検索し、合致したプローブデータがあれば取得する。合致したプローブデータが複数ある場合には、すべてのプローブデータを取得する。そして、消費エネルギー検索部25は、取得したすべてのプローブデータからトリップで消費された電力を消費電力として取得する。
ステップS50において、情報提示部27は、ステップS40で取得した消費電力と、その他必要な情報を、端末9の表示画面または車両11の表示パネルに表示してユーザに提示する。例えば、情報提示部27は、図5に示すような表示画面において、消費電力の最小値、最大値及び平均値を提示するとともに、出発地S及び到着地Gと、そのルートRを地図上に提示する。消費電力の最小値、最大値は、それぞれ取得したプローブデータの中で消費電力が最小、最大となったものを表示する。消費電力の平均値については、取得したプローブデータの消費電力から算出すればよい。
また、情報提示部27は、表示した消費電力に付加して道路環境に関する情報についても提示する。道路環境に関する情報としては、例えば、走行経路、平均速度、日付、時間帯、天候、気温、標高、高速道路の利用の有無、渋滞情報等である。これらの情報は、プローブデータから取得すればよいが、プローブデータにない情報についてはインターネット上から取得してもよい。
また、上述した道路環境に関する情報は、表示されている消費電力に付加して表示する。例えば、消費電力の最大値及び最小値が表示されている場合には、最大値と最小値のそれぞれについて上記した道路環境に関する情報を付加して表示する。このように道路環境に関する情報を消費電力に付加して表示すれば、ユーザの理解を向上させることができる。例えば、消費電力の最大値に付加して、時間帯が通勤時間帯で平均速度が低いという道路環境に関する情報を提示すれば、ユーザは渋滞によって消費電力が大きくなったと理解することができる。また、気温が高いという情報を提示すれば、ユーザはエアコンの利用によって消費電力が大きくなったと理解することができる。
また、情報提示部27は、ユーザが車両11からアクセスしている場合には、ユーザ車両である車両11の充電状態を把握する。そして、ユーザ車両が充電を必要としている場合には、エネルギー補給施設データベース6を検索して充電施設の位置情報をユーザに提示する。このとき、情報提示部27は、出発地点を出発してから所定時間経過後、例えば休憩するために1時間経過後の走行経路沿いにある充電施設の位置情報を提示する。また、出発地点から所定距離走行後、例えば満充電で走行可能な距離として150kmを走行した後の走行経路沿いにある充電施設の位置情報を提示してもよい。さらに、ユーザ車両がエネルギーの補給を必要とする地点、例えばSOC(State of Charge)が30%となる地点の走行経路沿いにある充電施設の位置情報を提示してもよい。尚、充電施設がない場合には、情報提示部27は、検索同心円の半径を広げて充電施設を検索する。また、充電施設の検索位置を出発地点側に移動させて検索してもよい。この場合、走行経路沿いに検索位置を移動させてもよいし、出発地点の方向へ直線的に移動させてもよい。
このようにして、端末9の表示画面または車両11の表示パネルに上述したような情報が表示されてユーザに提示されると、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示処理を終了する。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7では、ユーザ及びユーザ車両の特性を表す特性情報をプローブデータから取得し、特性情報に近似した特性を有するユーザ及び車両を検索対象として選定する。そして、検索対象として選定されたユーザ及び車両のプローブデータを検索して消費エネルギーを取得し、ユーザに提示する。これにより、ユーザ及び車両の特性を考慮して消費エネルギーを求めることができるので、ユーザに提示する消費エネルギーの信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7によれば、消費エネルギーの最小値、最大値及び平均値を提示するので、ユーザは、目的地に到達するために必要となる消費エネルギーの範囲を把握することができる。
さらに、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7によれば、消費エネルギーに付加して道路環境に関する情報を提示するので、ユーザは、提示された消費エネルギーがどのような道路環境を走行したときのデータであるのか理解することができる。
また、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7によれば、ユーザ車両がエネルギーの補給を必要としている場合にエネルギー補給施設の位置情報を提示するので、ユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7では、出発地点を出発してから所定時間経過後の走行経路沿いにあるエネルギー補給施設の位置情報を提示する。これにより、エネルギーの補給が必要となるときのエネルギー補給施設の位置情報を提示できるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7では、出発地点から所定距離走行後の走行経路沿いにあるエネルギー補給施設の位置情報を提示する。これにより、エネルギーの補給が必要となる地点のエネルギー補給施設の位置情報を提示できるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7によれば、ユーザ車両がエネルギーの補給を必要とする地点の走行経路沿いにあるエネルギー補給施設の位置情報を提示するので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7によれば、エネルギー補給施設がない場合には、検索同心円の半径を広げてエネルギー補給施設を検索するので、エネルギー補給施設を効率的に検索することができる。
さらに、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7によれば、エネルギー補給施設がない場合には、エネルギー補給施設の検索位置を出発地点側に移動させて検索するので、エネルギー補給施設を効率的に検索することができる。
また、本実施形態に係る車両消費エネルギー提示装置7では、特性情報に複数の特徴がある場合には、複数の特徴毎に検索対象を選定する。これにより、ユーザや走行環境が変化しても適切な検索対象を選定することができるので、ユーザの特性に合った消費エネルギーを提示することができる。
なお、上述の実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計などに応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1 車両消費エネルギー提示システム
3 サーバ
5 プローブ情報データベース
6 エネルギー補給施設データベース
7 車両消費エネルギー提示装置
9 端末
11 車両
21 ユーザ特定部
23 検索対象選定部
25 消費エネルギー検索部
27 情報提示部

Claims (12)

  1. ユーザが設定した出発地点から到着地点まで車両で走行した場合の消費エネルギーをプローブデータから検索して前記ユーザに提示する車両消費エネルギー提示装置であって、
    前記ユーザのユーザ情報を取得して、前記ユーザと前記ユーザによって登録されたユーザ車両とを特定するユーザ特定部と、
    前記ユーザ特定部によって特定された前記ユーザ車両の特性を表す特性情報としてバッテリ劣化度を前記プローブデータから取得し、前記特性情報に近似した特性を有する車両を検索対象として選定する検索対象選定部と、
    前記検索対象選定部で検索対象として選定された車両のプローブデータを検索し、前記出発地点から前記到着地点まで走行した場合の消費エネルギーを取得する消費エネルギー検索部と、
    前記消費エネルギー検索部で取得された消費エネルギーを含む情報を前記ユーザに提示する情報提示部と
    を備えたことを特徴とする車両消費エネルギー提示装置。
  2. 前記検索対象選定部は、前記ユーザ特定部によって特定された前記ユーザの特性を表す特性情報として電費または回生率を前記プローブデータから取得し、前記特性情報に近似した特性を有するユーザを検索対象として選定し、
    消費エネルギー検索部は、前記検索対象選定部で検索対象として選定されたユーザのプローブデータを検索し、前記出発地点から前記到着地点まで走行した場合の消費エネルギーを取得することを特徴とする請求項1に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  3. 前記情報提示部は、前記消費エネルギー検索部で取得された消費エネルギーの最小値、最大値及び平均値を提示することを特徴とする請求項1または2に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  4. 前記情報提示部は、前記消費エネルギーに付加して道路環境に関する情報を提示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  5. 前記情報提示部は、前記ユーザ車両がエネルギーの補給を必要としている場合にはエネルギー補給施設の位置情報を提示することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  6. 前記情報提示部は、前記出発地点を出発してから所定時間経過後の走行経路沿いにあるエネルギー補給施設の位置情報を提示することを特徴とする請求項に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  7. 前記情報提示部は、前記出発地点から所定距離走行後の走行経路沿いにあるエネルギー補給施設の位置情報を提示することを特徴とする請求項またはに記載の車両消費エネルギー提示装置。
  8. 前記情報提示部は、前記ユーザ車両がエネルギーの補給を必要とする地点の走行経路沿いにあるエネルギー補給施設の位置情報を提示することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  9. 前記情報提示部は、前記エネルギー補給施設がない場合には、検索同心円の半径を広げて前記エネルギー補給施設を検索することを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  10. 前記情報提示部は、前記エネルギー補給施設がない場合には、前記エネルギー補給施設の検索位置を出発地点側に移動させて検索することを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  11. 前記検索対象選定部は、前記特性情報に複数の特徴がある場合には、前記複数の特徴毎に検索対象を選定することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の車両消費エネルギー提示装置。
  12. ユーザが設定した出発地点から到着地点まで車両で走行した場合の消費エネルギーをプローブデータから検索して前記ユーザに提示する車両消費エネルギー提示装置の車両消費エネルギー提示方法であって、
    前記車両消費エネルギー提示装置は、
    前記ユーザのユーザ情報を取得して、前記ユーザと前記ユーザによって登録されたユーザ車両とを特定し、
    特定された前記ユーザ車両の特性を表す特性情報としてバッテリ劣化度を前記プローブデータから取得して、前記特性情報に近似した特性を有する車両を検索対象として選定し、
    検索対象として選定された車両のプローブデータを検索して前記出発地点から前記到着地点まで走行した場合の消費エネルギーを取得し、
    取得された前記消費エネルギーを含む情報を前記ユーザに提示する
    ことを特徴とする車両消費エネルギー提示方法。
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