JP6568731B2 - ブレーキバルブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダンプトラック等のブレーキに用いられるブレーキバルブ装置に関するものである。
本発明のブレーキバルブ装置は、サービスブレーキ(主ブレーキ或いは常用ブレーキとも言われ、被制動体の運転中に液圧を作動させて制動するブレーキ)とリターダとに併用される液圧を末端ブレーキに供給するものである。
リターダは、長い下り坂などで車両が加速していくことを阻止するために運転者がレバーなどのリターダ操作部材を操作することによって減速させるものである。その出力液圧制御は、運転者が操作したリターダ操作部材からの電気信号(電圧)に応じてコントローラが比例減圧弁に所定の液圧を出力するように指令することによって行われる。
従来のダンプトラック用ブレーキの油圧回路を図11に示す。この技術は特開2002-87224号公報(特許文献1)により知られている。図11は二系統方式のもので、エンジン回転に連動するポンプ101が作った油圧はアキュムレータ102に蓄えられ、この油圧はフットペダルにて操作されるサービスブレーキバルブ103により制御されて、シャトル弁104を介して前綸側末端ブレーキ105及び後輪側末端ブレーキ106に供給される。フットペダルの踏込が解除されると、油圧は油タンク107に解放される。
リターダ操作部材により電磁比例減圧弁108が動作すると、アキュムレータ102の油圧は操作量に比例した油圧に減圧されて、シャトル弁104を介して前綸側末端ブレーキ105及び後輪側末端ブレーキ106に供給される。サービスブレーキバルブ103と電磁比例減圧弁108の両方から油圧が出力される場合には、シャトル弁104により高い方の油圧が選択される。
特開2002−87224号公報
図11に示される従来技術においては、サービスブレーキバルブ103の出力ポートがシャトル弁104を介して末端ブレーキ105、106に配管接続されると共に、電磁比例減圧弁108の出力ポートもシャトル弁104を介して末端ブレーキ105、106に配管接続されている。したがって、出力ポート側の配管接続が二重となり、また、シャトル弁104も不可欠となる。
(発明の目的)
本発明の目的は、サービスブレーキ側の出力とリターダ側の出力の配管接続を一本化することができ、しかもシャトル弁を廃止することができるブレーキバルブ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のブレーキバルブ装置は、サービスブレーキ制御入力手段からの制御入力に応じて前進し、該前進により圧力発生手段の圧力を制御して、末端ブレーキに供給する主スプールと、リターダ用の比例減圧弁からの圧力を受けるリターダブロックと、前記リターダブロックに設けられ、前記サービスブレーキ制御入力手段からの制御入力を前記主スプールに伝えるリターダスプールと、前記リターダブロックに設けられ、前記比例減圧弁からの圧力を受けないときには前記リターダスプールと共に前記主スプールを推し進め、前記比例減圧弁からの圧力を受けたときには前記リターダスプールに対して相対的に前進して、前記主スプールを押し進めるリターダプランジャとを有し、前記リターダスプールが、前記比例減圧弁からの圧力を受けたときに前記リターダスプールの後退を阻止するストッパを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、サービスブレーキ側の出力とリターダ側の出力の配管接続を一本化することができる。また、シャトル弁を廃止することができる。これにより、コストダウンを図ることができる。
本発明の実施例1を示す断面図である。 実施例1におけるリターダブロックを示す断面図である。 実施例1におけるプライマリハウジング、セコンダリハウジングを示す断面図である。 実施例1におけるサービスブレーキ用の油圧を出力する時の動作状態を示す断面図である。 実施例1におけるリターダ用の油圧を出力する時の動作状態を示す断面図である。 実施例1における電磁比例減圧弁を示す断面図である。 実施例1においてリターダの使用中にフットペダルが踏まれた時の状態を示す断面図である。 本発明の実施例2を示す断面図である。 実施例2の異なる動作状態を示す断面図である。 本発明の実施例3を示す断面図である。 ブレーキバルブ装置の従来技術を示す油圧回路図である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例1ないし3に記載される通りである。
図1は、本発明の実施例1を示す断面図である。この実施例1は、二系統リターダ式のもので、リターダ用の電磁比例減圧弁がブレーキバルブに機械的に一体に設けられている。図1(a)と図1(b)とは垂直方向の断面を90度異にするものである。
図1において、ブレーキバルブ装置1は、取付部材2にペダルピン3により回動可能に取り付けられたフットペダル4と、取付部材2に取り付けられたフランジ5と、リターダブロック6と、プライマリハウジング7と、セコンダリハウジング8と、リターダ用の電磁比例減圧弁9とを有する。電磁比例制御弁9は、本発明のブレーキブルブ装置に含まれないものであってもよい。フットペダル4は他のサービスブレーキ制御入力手段であってもよい。電磁比例減圧弁9は電磁式に限らず、油圧式、永久磁石式であってもよい。本実施例1では、リターダブロック6は、フランジ5とプライマリハウジング7との間に、つまりプライマリハウジング7とセコンダリハウジング8の後ろ側(図1では上側)に、設置されている。
まず、運転者がサービスブレーキ制御入力手段としてのフットペダル4を踏み込んだ場合、サービスブレーキ用の油圧のみが出力される時の動作について説明する。運転者がフットペダル4を踏み込むと、フットペダル4側のローラ10、フランジ5側のシート11を介してプッシュロッド12が押し込まれる。図2にフランジ5とリターダブロック6の詳細を示す。プッシュロッド12の前端にはリテーナA13とリテーナB14が組み付けられ、プッシュロッド12が押し込まれると、リターンスプリング15と制御スプリング16が圧縮される。リテーナA13とリテーナB14は一体に形成されているものである。制御スプリング16は、ロッド17を案内にしてホルダ18に着座しており、プッシュロッド12の前方への押し込みにより発生したバネ荷重をリターダスプール19に伝達する。ホルダ18とリターダスプール19の間にはガイド20が介在している。リターンスプリング15の前端はリターダブロック6の凹部21に着座しているので、制御スプリング16のようにリターダスプール19にバネ荷重を伝達することはない。リターンスプリング15は、運転者のペダル操作力(制御入力)が適度になるように調整するためのものである。
リターダスプール19にはリターダプランジャ22が相対的移動可能に内在している。リターダプランジャ22の後端はリターダスプール19の後内壁に当接し、前端はプライマリスプール23に当接しており、フットペダル4が踏み込まれると、制御スプリング16を介してバネ荷重がプライマリスプール23に伝達される。実施例1ではプライマリスプール23が主スプールを構成する。
図3によりプライマリハウジング7とセコンダリハウジング8の詳細を説明する。入力ポート24はアキュムレータ(圧力発生手段)に接続され、ランド25は出力ポート26(図1(b))を介して前綸側末端ブレーキに接続される。さらに、ドレン室27、28、29は不図示の連絡路を通して図1(b)に示されるタンクポート30に接続される。プライマリスプール23が前進(図3の下方)すると、図3(b)の連通路S1が遮断され、ランド25とドレン室28の連通が断たれる。さらに、プライマリスプール23が前進し、図3(c)の連通路S2が開くと、アキュムレータに接続されている入力ポート24とランド25が連通する。この連通によって、前輪側末端ブレーキにアキュムレータに蓄えられた油圧が伝わる。この時、図3(c)に示されるオリフィス31を通して反力室32にも前輪側末端ブレーキにかかる油圧が伝えられることになる。プライマリスプール23の前方への推力よりも反力室32の油圧が高い場合には、プライマリスプール23の後方への推力が勝り、連通路S1が開く。プライマリスプール23の前方への推力が反力室32の油圧よりも高い場合には、プライマリスプール23の前方への推力が勝り、連通路S2が開く。最終的には、図4に示される通り、連通路S1、S2のいずれもが閉じた状態になり、運転者のフットペダル4の踏込量に釣り合った推力でブレーキ力が保持される。
次に、後輪側末端ブレーキに油圧を供給するセコンダリハウジング8について説明する。プライマリスプール23が前進すると、初めは反力室32に圧力が発生しないために反力室32の油圧によるプライマリプランジャ33の前進方向の推力は発生しないが、スプリング34により、セコンダリスプール35は連通路S2の解放までプライマリスプール23とほぼ同時に前進する。これにより、アキュムレータに接続されている入力ポート36とランド37が連通する。この連通によって、出力ポート38(図1(b))から後輪側末端ブレーキにアキュムレータに蓄えられた油圧が伝わる。この時、図4(a)に示されるオリフィス39を通して反力室40にも後輪側末端ブレーキにかかる油圧が伝わることになる。反力室40はセコンダリスプール35の後内壁とセコンダリプランジャ41の間に形成されている。プライマリスプール23がリターダプランジャ22の推力に釣り合ったブレーキ力を保持するのと同様に、セコンダリスプール35がプライマリプランジャ33の推力に釣り合ったブレーキ力を保持する。リターンスプリング42はプライマリスプール23を初期位置に戻し、リターンスプリング43はセコンダリスプール35を初期位置に戻す機能を持つ。
次に、リターダ用の電磁比例減圧弁9が動作している時に同時に運転者がフットペダル4を踏み込んだ場合について図5により説明する。電磁比例減圧弁9は、主に、比例ソレノイド44と、比例ソレノイド44の推力に比例して油圧を出力するバルブ構成体45により構成される。また、電磁比例減圧弁9はボルトなどによりプライマリハウジング7に機械的に一体に取り付けられ、アキュムレータに接続されている入力ポート24からプライマリハウジング7の内部を経由して油圧が入力されている。電磁比例減圧弁9の出力油圧は、出力ポート46、プライマリハウジング7の連絡通路47及びリターダブロック6の連絡通路48を介してリターダスプール23内に供給される。
続いて、図6により電磁比例減圧弁9のバルブ構成体45について説明する。入力ポート49はプライマリハウジング7の入力ポート24を経由してアキュムレータに接続されている。運転者がリターダ操作部材を操作し、比例ソレノイド44に電流が流れると、減圧弁スプール50に対して前方(図6(a)では下方)への推力が発生する。ランド51は不図示の連絡通路によりドレン室52、53に接続されており、さらにプライマリハウジング7及びリターダブロック6の内部を通り、タンクポート30(図1(b))に接続されている。減圧弁スプール50がリターンスプリング54に抗して前進すると、図6(b)に示される連通路S3が遮断され、リターダスプール23に繋がっている出力ポート46とタンクポート30に接続されているランド51の間が遮断される。さらに減圧弁スプール50が前進すると、図6(c)に示される連通路S4が開き、リターダスプール23に繋がっている出力ポート46とアキュムレータに接続されている入力ポート49が連通する。
これにより、アキュムレータからの油圧は反力室55にオリフィス56を通じて供給される。反力室55に油圧が生じることによって減圧弁スプール50には後方への推力が発生し、比例ソレノイド44の前方への推力よりも反力室55の油圧が強い場合には、連通路S3が開く。比例ソレノイド44の前方への推力が反力室55の油圧よりも強い場合には、連通路S4が開く。最終的には、連通路S3、S4のいずれもが閉じた状態で、比例ソレノイド44の推力に釣り合った油圧を出力する。電磁比例減圧弁9の出力油圧はリターダプランジャ22(図5)を押し、リターダ圧を出力することになる。
図7はリターダの使用中にフットペダル4が踏まれた時の状態を示す。リターダ使用中では、電磁比例減圧弁9からの出力油圧がオリフィス57を経て圧力室58に供給され、リターダプランジャ22により図7(b)のようにプライマリスプール23を押し、末端ブレーキに作用を及ぼす。この時、リターダスプール19は圧力室58の油圧により後方への推力を受けるが、ストッパ59がリターダブロック6の係止部60に係止されて、後方への移動を抑止されている。ここで、運転者がフットペダル4を踏むと、制御スプリング16を介しリターダスプール19に前方への推力が発生する。しかし、フットペダル4の踏力よりも電磁比例減圧弁9からの油圧が高いと、図7(b)に示されるようにリターダスプール19は動かず、リターダプランジャ22のみが相対的に前進する。運転者が得るフットペダル4の操作感は、踏み込むことによって発生するスプリング反力である。ストッパ59によって後方への制御スプリング16への影響をなくしているので、運転者はリターンスプリング15と制御スプリング16のバネ荷重が得られ、サービスブレーキを使用している時の操作感と変わらないものが得られる。
さらに、運転者の踏込量が増えると、図7(c)のようにリターダスプール19が前進し、リターダブレーキ力以上のブレーキ力が得られる。このようにして、従来のシャトル弁104(図11)を使った場合と同じ効果が得られ、シャトル弁104を廃止することができ、また、シャトル弁104までの配管接続を一本化することができる。
そして、リターダ制御とサービスブレーキ制御が同時に行われる場合に、フットペダル4の操作感を損なうことなく、ブレーキ制御を行うことができる。
この実施例2は、一系統(後輪側)のみにリターダブレーキ力を作用させる一系統リターダ式のブレーキバルブ装置61である。図8により実施例2を説明する。実施例1と異なる点は、リターダブロック6がプライマリハウジング7とセコンダリハウジング8の間に、つまりセコンダリハウジング8のみの後方に、設置されている点、リターダ用の電磁比例減圧弁9がセコンダリハウジング8に取り付けられている点、出力ポート26が前輪側末端ブレーキにサービスブレーキ圧のみを出力する点である。フットペダル4、フランジ5、プライマリハウジング7、リターダブロック6、セコンダリハウジング8、電磁比例減圧弁9などの構造は実施例1と同様であるので、同一符号を付してある。なお、62はアキュムレータに接続されている入力ポートである。リターダスプール19は、実施例1におけるガイド20(図2)を取り除くことによりそのまま使用される。実施例2ではセコンダリスプール35が主スプールを構成する。
実施例2の動作は実施例1の動作と同様な点が多いが、異なる点についてのみ図9により説明する。図9(a)はフットペダル4を踏み込んでいない状態を示し、図9(b)はフットペダル4を踏み込んだ状態を示す。制御スプリング16のバネ荷重により前輪側末端ブレーキ圧を制御するプライマリスプール23を前方に押し込み、スプリング34のバネ荷重及びプライマリスプール23の反力室32で発生した油圧によってプライマリプランジャ33が、リターダスプール19及びリターダプランジャ22を介してセコンダリスプール35を前方に押し込んでいる。図9(c)は電磁比例減圧弁9が油圧を出力している状態を示す。リターダプランジャ22がセコンダリスプール35のみを押して、後輪側のみにリターダブレーキ圧が作用している。この時、リターダスプール19は後方への押し力を抑止するストッパ59により動かないため、運転者はサービスブレーキ操作をすると、制御スプリング16やスプリング34を撓ませながらプライマリスプール23を動かすことができる。つまり、後輪リターダを使いながらも前輪サービスブレーキ制御が可能である。さらに、運転者のペダル踏込量が増加し、圧力室58の油圧による後方へのリターダスプール19の推力に反し、図9(b)のようにセコンダリスプール35にも伝わり、後輪側末端ブレーキにリターダブレーキ力以上のブレーキ力を与えることができる。
実施例2によっても、従来のシャトル弁を使った場合と同じ効果が得られ、シャトル弁を廃止することができ、また、シャトル弁までの配管接続を一本化することができる。
実施例1及び実施例2では電磁比例減圧弁9がプライマリハウジング7又はセコンダリハウジング8に機械的に一体に取り付けられているが、図11の108のような別体として分離された電磁比例制御弁の出力をリターダブロックに配管接続するようにしてもよい。このように実施例3を図10によりを説明する。図10(a)は二系統リターダ式のブレーキバルブ装置71を示し、図10(b)は一系統リターダ式のブレーキバルブ装置81を示す。フットペダル4(図10では不図示)、フランジ5、プライマリハウジング7、セコンダリハウジング8などの構造は実施例1と同様であるので、同一符号を付してある。
二系統リターダ式のブレーキバルブ装置71においては、フランジ5とプライマリハウジング7との間にリターダブロック6を介在させ、前輪側及び後輪側の末端ブレーキにリターダブレーキ圧を供給可能にしている。一系統リターダ式のブレーキバルブ装置81においては、プライマリハウジング7とセコンダリハウジング8との間にリターダブロック6を介在させている。電磁比例減圧弁からの出力油圧は入力ポート72に供給される。また、アキュムレータからの油圧は、入力ポート73、74に伝えられる。実施例3では、従来の図11の103のようなサービスブレーキバルブにリターダブロック6を挟み込むことにより、リターダブレーキ力を機能させることができる。そして、従来技術であるフランジ5、プライマリハウジング7、セコンダリハウジング8をそのまま使用することができる。
(変形例)
本発明のブレーキブルブ装置の内部構造は、実施例1ないし3に限定されるものではない。リターダ制御入力手段により一次圧を減圧し、コントロールされた減圧弁からの出力を受けるものに適用可能である。
また、一系統のみのブレーキしかないブレーキバルブ装置であっても、プライマリハウジングをなくし、リターダブロックをセコンダリハウジングに取り付けることもできる。
本発明によるブレーキブルブ装置の用途として、比例減圧弁の制御のみによってブレーキ力の制御が可能であるから、悪環境で走行する無人車両用にも有効である。また、同様に運転者のブレーキ操作を自動的にサポートするブレーキとしても有効である。
1、61、71、81 ブレーキブルブ装置
4 フットペダル
6 リターダブロック
9 電磁比例減圧弁
19 リターダスプール
22 リターダプランジャ
23 プライマリスプール
35 セコンダリスプール
58 圧力室
59 ストッパ
60 係止部

Claims (4)

  1. サービスブレーキ制御入力手段からの制御入力に応じて前進し、該前進により圧力発生手段の圧力を制御して、末端ブレーキに供給する主スプールと、
    リターダ用の比例減圧弁からの圧力を受けるリターダブロックと、
    前記リターダブロックに設けられ、前記サービスブレーキ制御入力手段からの制御入力を前記主スプールに伝えるリターダスプールと、
    前記リターダブロックに設けられ、前記比例減圧弁からの圧力を受けないときには前記リターダスプールと共に前記主スプールを推し進め、前記比例減圧弁からの圧力を受けたときには前記リターダスプールに対して相対的に前進して、前記主スプールを押し進めるリターダプランジャとを有し、
    前記リターダスプールは、前記比例減圧弁からの圧力を受けたときに前記リターダスプールの後退を阻止するストッパを備えたことを特徴とするブレーキバルブ装置。
  2. 前記リターダプランジャは、前記リターダスプールに相対的移動可能に内在し、
    前記リターダスプールと前記リターダプランジャと間に形成された圧力室に、前記比例減圧弁からの圧力が伝えられることを特徴とする請求項1に記載のブレーキバルブ装置。
  3. 前記比例減圧弁が、前記主スプールのハウジングに機械的に一体に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキバルブ装置。
  4. 別体として分離された前記比例減圧弁の出力が配管接続により前記リターダブロックに供給されることを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキバルブ装置。
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