JP6567231B1 - 炭素繊維強化プラスチック製補強板、補強板付き部材、ホーム柵、及び炭素繊維強化プラスチック製補強板の製造方法 - Google Patents

炭素繊維強化プラスチック製補強板、補強板付き部材、ホーム柵、及び炭素繊維強化プラスチック製補強板の製造方法 Download PDF

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Abstract

炭素繊維強化プラスチック製補強板は、補強板本体を有している。補強板本体には、炭素繊維と樹脂との両方を分断する複数のスリットが設けられている。複数のスリットは、複数の第1のスリットと、複数の第2のスリットとを含んでいる。各第1のスリットは、補強板本体の幅方向の第1の端部から幅方向の中央部までの範囲に設けられている。各第2のスリットは、第1のスリットに対して間隔をおいて、補強板本体の幅方向の第2の端部から幅方向の中央部までの範囲に設けられている。

Description

この発明は、炭素繊維強化プラスチック製補強板、その補強板を有する補強板付き部材、その補強板付き部材を用いたホーム柵、及び炭素繊維強化プラスチック製補強板の製造方法に関するものである。
炭素繊維強化プラスチック、即ちCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)は、軽量で剛性が高い材料である。このため、CFRP製の補強板を、被補強部材の剛性を高めるために、被補強部材に貼り付けることがある。被補強部材としては、例えば金属製の梁又は金属製の柱が挙げられる。
しかし、高剛性となるように調整されたCFRP製の補強板は、金属製の被補強部材に比べて、繊維方向の線膨張率が低い。このため、温度変化を受けた場合に、熱応力により補強板が損傷することが問題となる。
これに対して、熱可塑性樹脂成形体の成形前の中間体であるプリプレグに切り込みを入れ、強化繊維を切断することで、熱応力を逃がす方法が提案されている。また、その切り込みのパターンも、いくつか挙げられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−144567号公報
特許文献1に示された従来の熱可塑性樹脂成形体では、プリプレグの状態のときに切り込みを入れるため、プリプレグを用いない成形方法、例えば、大量生産性に優れた引き抜き成形法には適用できないという課題がある。
また、特許文献1のようなスリットを、成形後のCFRPに機械加工で設けると、補強板が分割され、被補強部材への貼り付け工程が増加するため、生産性が低い。
また、補強板を分割しないように、補強板の縁部以外の内部のみにスリットの始点と終点とを設けると、三次元加工機等の複雑な機構の加工装置が必要となり、生産性が低い。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、生産性の低下を抑制しつつ、熱応力による損傷を抑制することができる炭素繊維強化プラスチック製補強板及びその製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係る炭素繊維強化プラスチック製補強板は、複数の炭素繊維と樹脂とを含み、少なくとも一部の炭素繊維が長手方向に沿って配置されている補強板本体を備え、補強板本体には、炭素繊維と樹脂との両方を分断する複数のスリットが設けられており、複数のスリットは、補強板本体の幅方向の第1の端部から幅方向の中央部までの範囲に設けられている複数の第1のスリットと、第1のスリットに対して間隔をおいて、補強板本体の幅方向の第2の端部から幅方向の中央部までの範囲に設けられている複数の第2のスリットとを含んでおり、複数の第1のスリットは、補強板本体の長手方向に対して、同じ方向へ傾斜しており、複数の第2のスリットは、補強板本体の長手方向に対して、第1のスリットとは反対側へ傾斜している
この発明の炭素繊維強化プラスチック製補強板及びその製造方法によれば、生産性の低下を抑制しつつ、熱応力による損傷を抑制することができる。
この発明の実施の形態1による補強板付き部材を示す平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1の補強板本体のIII部を拡大して示す平面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 実施の形態1のCFRP製補強板を製造する装置の一部を示す側面図である。 図5の切断機により切断された中間体を示す平面図である。 図6の中間体に第1及び第2のスリットを形成するための加工開始時の状態を示す平面図である。 図7の回転砥石を中間体の幅方向の中間部まで前進させた状態を示す平面図である。 図8の回転砥石を中間体の外まで後退させた状態を示す平面図である。 実施の形態1の補強板付き部材の第1の適用例であるホーム柵を示す斜視図である。 図10の上部パイプの長手方向に直交する断面を示す断面図である。 図11のXII−XII線に沿う断面図である。 実施の形態1の補強板付き部材の第2の適用例であるホーム柵を示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による補強板付き部材を示す平面図である。また、図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。実施の形態1の補強板付き部材は、炭素繊維強化プラスチック製補強板1、被補強部材2、及び接着剤3を有している。
炭素繊維強化プラスチック製補強板1、即ちCFRP製補強板1は、短冊状の補強板本体4を有している。この例では、CFRP製補強板1は、補強板本体4のみにより構成されている。補強板本体4は、接着剤3により、被補強部材2に貼り付けられている。
図1及び図2において、X軸方向は、補強板本体4及び被補強部材2の幅方向である。また、Y軸方向は、補強板本体4及び被補強部材2の長手方向である。また、Z軸方向は、補強板本体4及び被補強部材2の厚さ方向である。補強板本体4の厚さは、補強板本体4の全体で同じである。また、補強板本体4の幅も、補強板本体4の全体で同じである。
補強板本体4には、直線状の複数のスリット4a,4bが設けられている。複数のスリット4a,4bは、複数の第1のスリット4aと、複数の第2のスリット4bとを含んでいる。
各第1のスリット4aは、補強板本体4の幅方向の第1の端部4cから幅方向の中央部までの範囲に連続して設けられている。各第2のスリット4bは、補強板本体4の幅方向の第2の端部4dから幅方向の中央部までの範囲に連続して設けられている。
この例では、第1及び第2のスリット4a,4bは、補強板本体4の幅方向の中心まで設けられている。このため、補強板本体4の幅方向の中心のYZ面に平行な断面には、第1及び第2のスリット4a,4bの両方が存在している。
また、各第2のスリット4bは、第1のスリット4aに対して間隔をおいて配置されている。また、複数の第1のスリット4a及び複数の第2のスリット4bは、補強板本体4の長手方向の第1の端部から第2の端部へ向けて、交互に、かつ等ピッチで配置されている。
被補強部材2の長手方向に直交する断面形状は、矩形である。また、被補強部材2は、中空の角パイプである。また、被補強部材2は、アルミニウム合金により構成されている。補強板本体4は、被補強部材2の4つの外面のうちの1面である被接着面2aに、被接着面2a全体を覆うように貼り付けられている。
図3は、図1の補強板本体4のIII部を拡大して示す平面図である。また、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。補強板本体4は、複数の炭素繊維5と、マトリックス樹脂としての樹脂6とを含んでいる。少なくとも一部の炭素繊維5は、補強板本体4の長手方向に沿って配置されている。複数のスリット4a,4bは、炭素繊維5と樹脂6との両方を分断している。
複数の第1のスリット4aは、補強板本体4の長手方向に対して、同じ方向へ同じ角度だけ傾斜している。図3では、各第1のスリット4aは、補強板本体4の長手方向から、反時計回りを正方向とした角度θだけ傾斜している。
複数の第2のスリット4bは、補強板本体4の長手方向に対して、第1のスリット4aとは反対側へ、第1のスリット4aと同じ角度だけ傾斜している。図3では、各第2のスリット4bは、補強板本体4の長手方向から、反時計回りを正方向とした角度−θだけ傾斜している。
角度θは、0度よりも大きく、90度よりも小さい角度である。また、角度θは、次式を満たしている。なお、wは補強板本体4の幅、tは各第1及び第2のスリット4a,4bの幅、lは補強板本体4の長手方向の第1及び第2のスリット4a,4bのピッチである。
(w−t×cosθ)/l≦tanθ≦(w+t×cosθ)/l ・・・(1)
この場合、図4に示すように、長手方向に直交する断面では、長手方向のいずれの位置においても、第1及び第2のスリット4a,4bのうちのどちらかが1つ含まれる。
スリット幅tを十分に小さくした場合、次式の関係となり最も良い。
tanθ=w/l ・・・(2)
このようなCFRP製補強板1では、全ての第1及び第2のスリット4a,4bが、補強板本体4の幅方向の中央部で止まっている。即ち、補強板本体4は、複数に分断されることなく、繋がっている。このため、被補強部材2に貼り付ける工程は、1回でよく、複数に分断される場合に比べて生産性に優れている。
また、第1及び第2のスリット4a,4bが炭素繊維5を分断しているので、CFRP製補強板1と被補強部材2との熱膨張率差による熱応力を低減できる。
また、第1及び第2のスリット4a,4bが樹脂6も分断しているので、補強板本体4の成形後に第1及び第2のスリット4a,4bを設けることができ、生産性に優れている。
一方、被補強部材2にスリットを設け、CFRP製補強板1にスリットを設けない場合でも、同様に熱応力を低減できる。しかし、この場合、補強板付き部材の熱膨張がCFRP製補強板1に近くなる。このため、被補強部材2を他の金属部材に取り付けると、熱応力が発生してしまう。
これに対して、第1及び第2のスリット4a,4bを補強板本体4に設ける場合、補強板付き部材の熱膨張が、金属製の被補強部材2の熱膨張に近くなる。このため、被補強部材2を他の金属部材に取り付けても、熱応力が低減される。
また、実施の形態1のCFRP製補強板1では、プリプレグを用いない成形方法、例えば大量生産性に優れた引き抜き成形法で成形された補強板本体4を用いることができる。
また、第1及び第2のスリット4a,4bは、補強板本体4の幅方向の端部から形成されている。このため、三次元加工機を必要とせず、第1及び第2のスリット4a,4bを、二次元の加工方法で設けることができ、生産性に優れている。
このように、実施の形態1のCFRP製補強板1及び補強板付き部材によれば、生産性の低下を抑制しつつ、熱応力による損傷を抑制することができる。
また、一般に、補強板にスリットを設けると、スリットの部分では補強効果が得られず、スリットを引き裂く方向の剛性が低くなる。このため、スリットを長手方向に対して一定の角度で傾けると、補強板付き部材が外力を受けたときにねじり変形が起こってしまう。
これに対して、実施の形態1では、全ての第1のスリット4aが同じ方向へ傾斜しており、全ての第2のスリット4bが第1のスリット4aとは反対側へ傾斜している。このため、ねじり変形が打ち消され、補強板付き部材の対称性を維持することができる。
また、各第1のスリット4aの傾斜角度がθであり、各第2のスリット4bの傾斜角度が−θである。このため、補強板付き部材のねじり変形をより確実に打ち消すことができる。
また、θは、上記の式(1)を満たしているため、CFRP製補強板1の長手方向の全体で、被補強部材2を均等に補強することができ、局所的な変形の発生を抑制することができる。
一方、tanθが(w−t×cosθ)/lよりも小さいと、第1のスリット4aと第2のスリット4bとが同一断面に含まれることになる。このため、補強板付き部材の剛性が損なわれる。
また、tanθが(w+t×cosθ)/lよりも大きいと、第1及び第2のスリット4a,4bのどちらも含まない断面が存在することになる。このため、変形が均等ではなくなり、破壊の起点となる箇所が生じる。
また、スリット幅tを加味した式(2)を満たすことで、高い加工精度は不要となり、生産性がさらに向上する。
また、全ての第1及び第2のスリット4a,4bは、補強板本体4の幅方向の端部から直線状に形成されている。このため、第1及び第2のスリット4a,4bを、機械加工で容易に形成することができる。また、工具の大きさを第1及び第2のスリット4a,4bの長さ以下に制限する必要がなく、生産性に優れている。
また、第1及び第2のスリット4a,4bを形成する際、始点及び終点で工具を多軸方向に動かす必要がなく、生産性に優れている。
また、補強板本体4の厚さは、補強板本体4の全体で同じである。このため、補強板本体4は、断面を変化させることのできない成形方法で成形することができる。
また、補強板本体4の幅も補強板本体4の全体で同じであり、補強板本体4の長手方向に直交する断面の形状は、補強板本体4の全体で同じである。このため、引き抜き成形法を適用することができ、生産性に優れている。
また、補強板本体4の外形が短冊形状であるため、梁、リブ、柱等の被補強部材2の剛性を、より長い距離で向上させることができる。
なお、各炭素繊維5は、必要な機械特性に応じて選定すればよいが、ここではピッチ系炭素繊維が用いられている。
また、各炭素繊維5の縦弾性率は、600GPaである。縦弾性率が900GPaよりも大きいピッチ系炭素繊維では、引き抜き成形の工程で繊維折れが発生することがあり、生産性が低くなる。
また、縦弾性率を400GPa未満とした場合、一方向CFRP板としたときの弾性率が鉄の弾性率を下回り始める。このため、被補強部材自体の厚さを増大させた場合に比べて、生産性が低く、CFRP製補強板を使用する利点が損なわれる。
また、縦弾性率を200GPa未満とした場合、一方向CFRP板としたときの比剛性が鉄の比剛性を下回り始めるため、さらに好ましくない。
従って、各炭素繊維5の縦弾性率は、400GPa以上、900GPa以下とすることが好適である。これにより、一方向CFRPとしたときに、鉄よりも高い剛性が得られる。
また、樹脂6としては、エポキシ、ビニルエステル、不飽和ポリエステル、フラン、ポリウレタン、ポリイミド、ポリアミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、アクリロニトリル、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリカーボネイト、アクリロニトリルタジエンスチレン、アクリロニトリルスチレン、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエチレン、ポリアセタール等が挙げられる。
樹脂6として、これらの樹脂のいずれかを用いることによって、炭素繊維5と樹脂6とを良好に密着させることができる。
また、樹脂6としては、機械特性に優れる熱硬化性樹脂が適している。特に、ガラス転移温度Tgが130℃のエポキシ樹脂を用いた場合、十分な剛性を確保でき、かつクリープ変形を小さく抑えることができる。また、ビニルエステル、及び不飽和ポリエステルも、同様の理由で好ましい。また、樹脂6にフィラーを含有させて、弾性率、熱膨張率、及び難燃性の少なくともいずれか1つを調整してもよい。
また、補強板本体4は、一方向材で構成することが好ましい。一方向材は、全ての炭素繊維5が補強板本体4の長手方向に沿って配置されているため、機械特性に優れており、高い剛性を実現できる。
また、一方向材は、引き抜き成形法で製造できるため、生産性にも優れている。なお、一方向材における各炭素繊維5の方向には、±5度程度の加工誤差が含まれてもよい。
また、補強板本体4は、一方向材以外の例えば直交積層材、斜交積層材、又は疑似等方積層材により構成してもよい。この場合の成形方法としては、オートクレーブ法、RTM(Resin Transfer Molding)法、VaRTM(Vacuum assisted Resin Transfer Molding)法、プレス成形法等が挙げられる。
接着剤3としては、アクリル系接着剤が最も良く、次いでエポキシ系接着剤が良い。アクリル系接着剤又はエポキシ系接着剤を用いた場合、被補強部材2と補強板本体4との間で十分なせん断力を伝達できる。
シアネート樹脂は、温度変化に対して剥離を生じ易く、接着剤3としては適さない。シリコーン樹脂及び変性シリコーン樹脂は、荷重伝達が悪く、接着剤3としては適さない。
また、補強板本体4の被補強部材2に接着する面の全体に接着剤3が付着していることが好ましく、補強板本体4と被補強部材2との間の荷重伝達を良好にすることができる。
接着剤3としてアクリル系接着剤を用いる場合、ピッチlを200mmとすると、荷重伝達が良好で、温度変化に対しても剥離が生じず、最も良い。
ピッチlを100mm未満とした場合、補強効果が損なわれる。また、ピッチlを250mmよりも大きくした場合、温度変化により剥離が生じ易くなる。なお、ここでは−30℃から+60℃までの温度変化を想定している。
従って、ピッチlは、100mm以上、250mm以下とすることが好ましい。これにより、屋外の大気環境での温度変化に対して、熱膨張差による剥離の発生を抑制することができる。
また、スリット幅tは、目的の剛性と生産性とを考慮して設定すればよいが、0.6mm以上、2.0mm以下が望ましく、ここでは1.0mmである。
また、補強板本体4の幅wは、目的に応じて設定すればよいが、ここでは30mmである。
次に、CFRP製補強板1の製造方法について説明する。図5は、実施の形態1のCFRP製補強板1を製造する装置の一部を示す側面図である。
図5の装置は、レジンバス21、成形型22、引き取り装置23、及び切断機24を有している。レジンバス21には、未硬化の樹脂6が溜められている。成形型22は、キャビティ及び加熱機構を有している。キャビティの断面形状は、目的の補強板本体4の長手方向に直交する断面形状と同じである。
引き取り装置23は、補強板本体4の中間体13を掴んで成形型22から引き取る。切断機24は、中間体13を目的の長さに切断する。
複数のボビン11は、図示しないラックに配置されている。各ボビン11には、炭素繊維束12が巻き取られている。各炭素繊維束12は、目的の断面形状と炭素繊維含有率とを満足するように、複数本の炭素繊維5で構成されている。
ボビン11から引き出された炭素繊維束12は、レジンバス21に送られる。レジンバス21では、炭素繊維束12に未硬化の樹脂6が含浸される。この後、炭素繊維束12は、成形型22のキャビティに引き込まれる。成形型22では、加熱機構により未硬化の樹脂6が加熱され硬化される。これにより、中間体13が成形される。
中間体13は、引き取り装置23により引き取られる。中間体13の成形は、引き取り装置23により中間体13を一定速度で連続的に引き取りながら行うことができる。また、中間体13の成形は、引き取り装置23による引き取りと停止とを繰り返して、間欠的に行ってもよい。いずれの場合も、樹脂6が成形型22の中で適正に硬化される時間を確保する必要がある。
ここまでの工程を、ここでは成形工程と呼ぶ。中間体13の断面形状は、目的に応じた形状にすればよいが、ここでは長方形断面である。また、成形された中間体13は帯状であり、全ての炭素繊維5は、中間体13の長手方向に沿って引き揃えられている。
この後、中間体13は切断機24に送られ、目的の長さに切断される。図6は、図5の切断機24により切断された中間体13を示す平面図である。
図7は、図6の中間体13に第1及び第2のスリット4a,4bを形成するための加工開始時の状態を示す平面図である。第1及び第2のスリット4a,4bは、中間体13に対して、円板状の回転砥石25を相対的に移動させることにより形成される。
一定速度で回転している回転砥石25を、中間体13の幅方向の端部から、前述した角度で直線的に前進させる。そして、図8に示すように、回転砥石25の先端が中間体13の幅方向の中間部まで進むと、図9に示すように、回転砥石25をそのまま後退させる。これにより、複数の炭素繊維5と樹脂6との両方が同時に研削され、図9では第2のスリット4bが形成されている。
このような工程を、中間体13を長手方向に送りながら、又は中間体13の長手方向の回転砥石25の位置を変えながら、繰り返し行うことで、全ての第2のスリット4bを形成することができる。
また、同様の工程を、中間体13を裏返して行うか、又は中間体13の幅方向の反対側へ回転砥石25を移動させて行うことにより、図1に示すように、全ての第1のスリット4aを形成することができる。
また、中間体13の幅方向の両側に一対の回転砥石25を配置しておくことで、複数の第1のスリット4aを形成する工程と、複数の第2のスリット4bを形成する工程とを同時に実施することもできる。
回転砥石25の砥石幅は、目的のスリット幅に応じて選定すればよいが、砥石幅を小さくした方が、優れた補強効果が得られる。但し、砥石幅が小さ過ぎると、回転砥石25の耐久性に問題が生じる。
従って、砥石幅は0.5mm以上、1.8mm以下が好ましい。目的のスリット幅が1.0mmである場合、砥石幅は0.9mmが最も良い。
ここでは、成形工程、切断工程、スリット形成工程の順で説明したが、成形工程、スリット形成工程、切断工程の順で行ってもよい。
このように、実施の形態1のCFRP製補強板1の製造方法は、中間体13を成形する成形工程と、第1及び第2のスリット4a,4bを形成するスリット形成工程と、中間体13を目的の長さに切断する切断工程とを含んでいる。
このような製造方法によれば、成形後のCFRPからなる中間体13に第1及び第2のスリット4a,4bを形成するため、プリプレグを用いない引き抜き成形であっても、生産性高くCFRP製補強板1を製造できる。
また、未硬化の樹脂6を含浸させた炭素繊維束12を、成形型22に引き込み、未硬化の樹脂6を加熱硬化させるので、連続で大量のCFRP製補強板1を生産することができる。
また、第1及び第2のスリット4a,4bは、中間体13に対して回転砥石25を相対的に移動させて形成される。このため、マシニングセンタ等の多軸加工機を必要とせず、生産性が高い。
次に、図10は、実施の形態1の補強板付き部材の第1の適用例であるホーム柵を示す斜視図である。第1の適用例のホーム柵は、フレーム31とホームドア32とを有している。フレーム31は、プラットホーム上に立てて設置されている。フレーム31内には、戸袋が形成されている。
ホームドア32は、フレーム31に対して水平方向へ移動可能である。ホームドア32が戸袋に収容されることで、ホーム柵の開口部が開放され、駅に停車した列車への乗降が可能となる。また、ホームドア32により開口部を閉鎖することで、プラットホーム上の人の軌道への転落、及びプラットホーム上の人の列車との接触が防止される。
ホームドア32は、フレーム31により片持ちで支持されている。また、ホームドア32は、上部パイプ33、下部パイプ34、及び平板状のドアパネル35を有している。上部パイプ33及び下部パイプ34は、ホームドア32の構造部材である。
下部パイプ34は、上部パイプ33の真下に配置されている。上部パイプ33及び下部パイプ34は、互いに平行、かつ水平に配置されている。ドアパネル35は、上部パイプ33と下部パイプ34との間に固定されている。
図11は、図10の上部パイプ33の長手方向に直交する断面を示す断面図である。また、図12は、図11のXII−XII線に沿う断面図である。上部パイプ33及び下部パイプ34としては、それぞれアルミニウム合金製の角パイプが用いられている。
上部パイプ33の内面には、図1に示したCFRP製補強板1が貼り付けられている。即ち、第1の適用例では、上部パイプ33が被補強部材である。また、上部パイプ33とCFRP製補強板1とを組み合わせることで、第1の適用例における補強板付き部材が構成されている。
上部パイプ33の下面には、ホームドア32の開閉動作を案内するガイドレール36が固定されている。
このようなホーム柵では、上部パイプ33にCFRP製補強板1が固定されているので、ホームドア32の軽量化を図りつつ、ホームドア32の強度を向上させることができる。
また、上部パイプ33の自重による変形を抑制しつつ、広い開口部を開閉するホームドア32を実現することができる。
また、CFRP製補強板1を上部パイプ33の内面に貼り付けたので、上部パイプ33の外面にガイドレール36等の金属部材を直接取り付けることができる。
次に、図13は、実施の形態1の補強板付き部材の第2の適用例であるホーム柵を示す正面図である。第2の適用例のホーム柵は、フレーム41とホームドア42とを有している。
フレーム41は、第1の縦パイプ43、第2の縦パイプ44、第1の横パイプ46、及び第2の横パイプ47を有している。第1及び第2の縦パイプ43,44は、互いに間隔をおいて、プラットホーム上に立てて設置されている。
第1の横パイプ46は、第1の縦パイプ43の上端部と第2の縦パイプ44の上端部との間に水平に固定されている。第2の横パイプ47は、第1の縦パイプ43の中間部と第2の縦パイプ44の中間部との間に水平に固定されている。
ホームドア42の外形は、U字形である。ホームドア42の第1の端部は、第1の横パイプ46に挿入されている。ホームドア42の第2の端部は、第2の横パイプ47に挿入されている。ホームドア42は、フレーム41に対して水平方向へ移動可能である。
第1の縦パイプ43、第2の縦パイプ44、第1の横パイプ46、及び第2の横パイプ47としては、それぞれアルミニウム合金製の角パイプが用いられている。図示は省略するが、第1の縦パイプ43、第2の縦パイプ44、第1の横パイプ46、及び第2の横パイプ47の内面には、それぞれ図1と同様のCFRP製補強板1が貼り付けられている。
即ち、第2の適用例では、第1の縦パイプ43、第2の縦パイプ44、第1の横パイプ46、及び第2の横パイプ47のそれぞれが被補強部材である。
このようなホーム柵では、フレーム41の軽量化及び高強度化を図ることができる。
なお、図10のフレーム31及び下部パイプ34の少なくともいずれか一方を被補強部材としてもよい。また、図13のホームドア42を被補強部材としてもよい。また、第1の縦パイプ43、第2の縦パイプ44、第1の横パイプ46、及び第2の横パイプ47の全てではなく、一部のみを被補強部材としてもよい。即ち、ホーム柵において、フレーム及びホームドアの少なくとも一部に、補強板付き部材を適用することで、ホーム柵の軽量化及び高強度化を図ることができる。
また、補強板本体の厚さ及び幅は、効率的に材料を使用するために、設計に応じて適宜変化させてもよい。
また、補強板本体の外形は、被補強部材の形状に応じて適宜変更可能である。
また、補強板本体は、炭素繊維以外の繊維、例えばガラス繊維を含んでもよい。
また、必ずしも全ての第1のスリットの傾斜角度を同じにしなくてもよい。同様に、必ずしも全ての第2のスリットの傾斜角度を同じにしなくてもよい。
また、第1のスリット及び第2のスリットは、補強板本体の長手方向の第1の端部から第2の端部へ向けて、2つ以上ずつ交互に配置してもよい。また、第1のスリット及び第2のスリットは、必ずしも同数ずつ交互に配置しなくてもよい。
また、被補強部材は、パイプではなく、中空部を持たない部材であってもよい。
また、被補強部材は、梁及び柱以外の部材、例えばリブであってもよい。
また、被補強部材の材料は、アルミニウム合金に限定されない。
また、実施の形態1では、回転砥石を用いた研削加工により第1及び第2のスリットを形成したが、加工方法はこれに限定されない。例えば、切削加工、又はウォータージェット加工でも、第1及び第2のスリットを生産性高く形成することができる。
また、被補強部材は、ホーム柵の部材に限定されず、この発明の炭素繊維強化プラスチック製補強板は、あらゆる用途に適用できる。
1 炭素繊維強化プラスチック製補強板、2 被補強部材、3 接着剤、4 補強板本体、4a 第1のスリット、4b 第2のスリット、5 炭素繊維、6 樹脂、13 中間体、25 回転砥石、31,41 フレーム、32,42 ホームドア。

Claims (10)

  1. 複数の炭素繊維と樹脂とを含み、少なくとも一部の前記炭素繊維が長手方向に沿って配置されている補強板本体
    を備え、
    前記補強板本体には、前記炭素繊維と前記樹脂との両方を分断する複数のスリットが設けられており、
    前記複数のスリットは、
    前記補強板本体の幅方向の第1の端部から幅方向の中央部までの範囲に設けられている複数の第1のスリットと、
    前記第1のスリットに対して間隔をおいて、前記補強板本体の幅方向の第2の端部から幅方向の中央部までの範囲に設けられている複数の第2のスリットと
    を含んでおり、
    前記複数の第1のスリットは、前記補強板本体の長手方向に対して、同じ方向へ傾斜しており、
    前記複数の第2のスリットは、前記補強板本体の長手方向に対して、前記第1のスリットとは反対側へ傾斜している炭素繊維強化プラスチック製補強板。
  2. 前記第1のスリット及び前記第2のスリットは、前記補強板本体の長手方向の第1の端部から第2の端部へ向けて、交互に配置されている請求項1記載の炭素繊維強化プラスチック製補強板。
  3. 前記複数の第2のスリットは、前記補強板本体の長手方向に対して、前記複数の第1のスリットと同じ角度だけ前記複数の第1のスリットとは反対側へ傾斜しており、
    前記複数の第1のスリット及び前記複数の第2のスリットは、前記補強板本体の長手方向に等ピッチで配置されている請求項1又は請求項2に記載の炭素繊維強化プラスチック製補強板。
  4. 前記補強板本体の幅をw、前記補強板本体の長手方向に対する各前記第1のスリットの傾斜角度をθ、各前記第1及び第2のスリットの幅をt、前記補強板本体の長手方向の前記第1及び第2のスリットのピッチをlとしたとき、
    (w−t×cosθ)/l≦tanθ≦(w+t×cosθ)/l
    を満たしている請求項記載の炭素繊維強化プラスチック製補強板。
  5. 前記補強板本体の長手方向の前記第1及び第2のスリットのピッチは、100mm以上、250mm以下である請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の炭素繊維強化プラスチック製補強板。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の炭素繊維強化プラスチック製補強板、
    被補強部材、及び
    前記炭素繊維強化プラスチック製補強板を前記被補強部材に接着している接着剤
    を備えている補強板付き部材。
  7. 前記接着剤は、アクリル系接着剤又はエポキシ系接着剤であり、
    前記炭素繊維は、ピッチ系炭素繊維であり、
    前記炭素繊維の縦弾性率は、400GPa以上、900GPa以下である請求項記載の補強板付き部材。
  8. フレーム、及び
    前記フレームに対して移動可能なホームドア
    を備え、
    前記フレーム及び前記ホームドアの少なくとも一部に、請求項又は請求項に記載の補強板付き部材が用いられているホーム柵。
  9. 複数の炭素繊維と樹脂とを含み、少なくとも一部の前記炭素繊維が長手方向に沿って配置されている中間体を成形する工程と、
    前記中間体の幅方向の第1の端部から幅方向の中央部までの範囲に複数の第1のスリットを設けるとともに、前記第1のスリットに対して間隔をおいて、前記中間体の幅方向の第2の端部から幅方向の中央部までの範囲に、複数の第2のスリットを設ける工程と
    を含む
    請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の炭素繊維強化プラスチック製補強板の製造方法。
  10. 前記中間体に対して回転砥石を相対的に移動させることにより、前記中間体に前記第1及び第2のスリットを設ける請求項記載の炭素繊維強化プラスチック製補強板の製造方法。
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