JP6566955B2 - エノスザールな単一義歯移植 - Google Patents

エノスザールな単一義歯移植 Download PDF

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Description

本願発明は、請求項1の特徴を有する固定された歯科用補綴物のためのエノスザールな単一義歯移植(インプラント)に関する。
ドイツ特許第4028855C2号明細書から公知であり、また、ドイツ特許第19509762号明細書の第9〜32頁の主題からも公知な単一義歯移植では、スペーサスリーブのセンタリングカラー用の前端部上において相補う、基体の環状凹部及びスペーサスリーブ適合要素に基づき、基体適合要素が提供されることにより、回転防止保護部は提供される。この様な適合要素を製造することが相対的に難しい製造期間においては、幾つかの場合には、上記基体に対して上記スペーサスリーブをセンタリング、据え付け、及び固定するために環状シート/センタリングカラーの全深さを利用することができないことは、特に不利益となる。
また、別の義歯移植においても同様に、ドイツ特許第3735378号明細書に開示される様に、本発明においても、基体の適合要素が、上記基体の止まり穴内において、上記基体の冠状の先端から離れた位置にあるという事実に起因して、同様の問題が発生する。
ドイツ特許第4127839A1号明細書に開示の移植基体では、該移植基体の中央の環状凹部は、上記基体の冠状の先端に直接隣接する適合要素を有する。該適合要素は、溝状に形成され、かつ、基体本体内に挿入される保持要素は、上記適合要素に対して相補う形状を有する。移植柱は分離しないことが予測される。
ドイツ特許第19534979C1号明細書に開示の移植基体では、基体の適合要素は、相補う隣接適合要素に対応する配置及び構成を有する、上記基体の冠状の先端に直接接続して配置される。上記基体の環状凹部の全深さを上記隣接部のセンタリング及び誘導(ガイド)のために利用可能であるため、上記適合要素の分類及び設計の種類の観点から、より優れた設計の融通性との関連において、スペーサスリーブ及び基体間の接続安定性は、大幅に改善される。
国際公開第2013/083125号において公知である、固定された歯科用補綴物のためのエノスザールな単一義歯移植では、上記歯科用補綴物は、適合部を有する環状凹部を有する基体、及び該基体の凹部内に挿入可能な隣接部を有する。相補う適合要素は、上記基体及び隣接部上に設けられ、雄部品及び雌部品が接続される形態に設計される。
上記国際公開第2013/083125号において既に公知であるエノスザールな単一義歯移植は、非常に良好な回転防止保護部を提供するものであるが、本願発明は、以下の点において、上記従来技術に係る移植を更に発展させるものである。本願発明は、上記基体内の隣接部の誘導及びセンタリングを同一化して製造工程を簡易化し、特に、移植作業者にとって困難な状況下においても、顎骨内に基体をねじ込んで確実に固定可能とする。
ドイツ特許第4028855C2号明細書 ドイツ特許第19509762号明細書 ドイツ特許第3735378号明細書 ドイツ特許第4127839A1号明細書 ドイツ特許第19534979C1号明細書 国際公開第2013/083125号
本願発明によれば、上記種類のエノスザールな単一義歯移植を更に発展させるというタスクは、請求項1の特徴の組み合わせによって解決される。本願発明に係る実施形態の特別な形態は、従属項の主題である。
そのために、本願発明に係る単一義歯移植は、基体、基体及び該基体を貫通する留めねじ内に挿入可能な隣接部、並びに、上記基体に関して上記隣接部の位置を決定し、かつ、上記基体の先端部に設けられたねじ部内へ螺合される隣接部を有する。
上記基体は、上記隣接部を挿入可能な環状凹部を有する。該環状凹部は、該環状凹部の先端部に有る誘導(ガイド)部、円筒形状または円錐形状を採り得る適合部、及び上記隣接部の対応部分と大きさが相補う様に適合する冠状部を有する。
患者の顎骨内に上記基体をねじ込み固定することができる様に、上記顎骨内における穿孔の直径または角度が正確に一致しない場合であっても、上記基体の3つの部分の内の1つにおいて、適正な回転力(トルク)を上記基体に付与することができる。上記適合部内の適合要素に加えて、以降単にねじ込み式要素として参照される適合ねじ込み式要素が設けられる。上記ねじ込み式要素は、例えば、適合するツールヘッドを有するねじ込み式ビット(ドリルの案内穴)等のねじ込み式工具(ツール)の挿入後において、上記基体上のねじ込み式要素、及び上記ねじ込み式工具上のねじ込み式要素の間に、ぴったり適合する。該適合は、例えば、雄部品と雌部品が連結する形態により実現され、これにより、上記基体を、上記顎骨内に螺合することができる。
上記基体を上記顎骨内に螺合してねじ込み式工具を除去した後、上記隣接部は、上記基体内に挿入及び位置合わせ可能となる。上記基体及び隣接部上の適合要素、並びに、雄部品と雌部品が連結した形態の少なくとも一組は、互いに係合可能となり、その結果、上記基体及び隣接部は、相互に留め付けられる。その後、上記基体及び隣接部は、互いの相対位置において、上記留めねじにより固定される。
上述した様に、本願発明に係る設計によれば、上記基体は、従来技術に係る実施形態と比較して増加した回転力を有するねじ込み式要素内に係合するツールを用いて、上記顎骨内において、ねじ込み式要素と螺合可能となる。上記ねじ込み式要素は、上記3つの部分(上記環状凹部の先端部上のセンタリング部/誘導部、上記適合部、及び冠状の端部)の各々に設けることができるが、上記ねじ込み式要素は、好適には、上記適合部内に配置される。該適合部は、先端誘導部及び冠状の端部間において、円筒形状または円錐形状を採ることができる。円筒形状の適合部は、上記誘導部の直径を、上記端部の直径まで増加させる。また、上記円筒形状の適合部は、上記隣接部上の円錐台が対応する中が空洞の円錐台の形態により、上記基体上に形成される。原則として、上記基体の適合部は、中が空洞の円筒形状を採ることができる。この場合、少なくとも1つの適合要素、及び少なくとも1つのねじ込み式要素は、異なる平面上に存在し得る。
上記適合部の領域において、ねじ込み式要素は、上記基体上に円周方向に配置される。上記ねじ込み式要素は、好適には、上記隣接部上の適合要素と係合可能な上記基体上の適合要素間に配置され、好適には交互に配置される。また、上記ねじ込み式要素は、好適には、ねじ込み式工具の利用により、上記基体上のねじ込み式要素及びねじ込み式工具間においてのみぴったり合う様に設計される。このため、上記基体上の適合要素は、上記ねじ込み式工具により損傷を受けることがない。
従って、本実施形態では、上記隣接部上の適合要素、及び上記基体上のねじ込み式要素は、挿入された上記隣接部により、上記隣接部上の適合要素、及び上記基体上のねじ込み式要素間が非接触となる様に、設計される。これにより、上記隣接部上の適合要素に対する損傷を無くすことができる。
上記ねじ込み式要素に関し、上記基体上への雄部品の配置、及び上記ねじ込み式工具上への雌部品の配置、あるいはその反対の配置が可能である。上記ねじ込み式工具上に配置された雄部品、及び上記基体上に配置された雌部品を有する実施形態が好適である。上記ねじ込み式要素の各々は、上記基体上に凹部状に設計することができ、上記ねじ込み式工具上には、上記凹部内に係合する突出部(ノーズ)または突起が形成される。上記基体上の適合部内には、少なくとも1つの凹部、特に2〜6個の凹部が設けられることが好ましい。また、上記凹部は、アレンキー(多角レンチ)の三角形、四角形、または六角形との間で内側外側の組み合わせが可能となる様に、上記基体及びねじ込み式工具上に、多角面として設計することができる。ここで、上記基体上の内側の三角形、及び上記ねじ込み式工具上の相補う外側の三角形を設けることは、内側の三角形の面間の基体上周辺において、上記隣接部上の溝に適合する様に設計された、3つの適合要素が交互に、特にトングバー(舌状連尾)の様に配置可能となるため、特に有益である。
従って、上記適合部の凹部、並びに基体及び隣接部の適合要素において、回転防止保護部としての後者は、上記適合部周辺において、ねじ込み式要素並びに基体及び隣接部の適合要素が、好適にはぴったり適合して具備可能な様に配置することができる。
例えば、上記基体上において、2つから6つ、特に3若しくは4つの凹部または内側多角面は、2つの各ねじ込み式要素の間の1つの基体適合要素と共に、ねじ込み式要素として提供される。適合要素は、好適には、上記隣接部の位置合わせを可能とする数量だけ、上記基体適合要素に対応する隣接部上に設けられる。上記基体上に、2、3または4つの基体適合要素が存在する場合、これに対応して上記隣接部上にも、例えば、ちょうど同数の適合要素、またはその整数倍の適合要素、例えば、2、3、4、6、8、9若しくはそれ以上の適合要素が、設けられるものとしてもよい。
このため、本願発明の実施形態の好適な態様は、上述した様に、基体、隣接部、及び留めねじを有する、固定された歯科用補綴物用の単一義歯移植である。ここで、上記基体及び隣接部の各々は、相互に相補う誘導部、適合部、及び端部を有する。また、上記適合部は、ねじ込み式工具が係合する2つから6つの内側多角面を、上記基体上に有する。好適には、相互に補完する1つのトングバー、及び2つから6つのトングバーが交互に配置され、かつ、上記基体上の適合要素、これとちょうど同数の溝またはその整数倍の溝、及び上記隣接部上の適合要素が、設けられる。上記適合部においては、上記ねじ込み式要素及び上記トングバーは、上記適合部内の1つの平面上または2つ以上の平面内に、交互に設けられるものとしてもよい。
本願発明に従い、上記基体の適合部及び上記隣接部の適合部は、その形状において互いに合致する。このため、上記隣接部は、関連性のある適合要素が互いに係合可能となり、その結果、円周方向への運動が抑制される様に、上記基体内に挿入可能となる。上記適合部の各々は、上記環状凹部または穿孔の、中が空洞の円錐台状または中が空洞の円筒形状の部分として、設計することができる。上記環状凹部または穿孔は、直径の異なる部分を上記基体内に含み、上記隣接部の外側の円筒形状部分またはその複数の部分に対応する。本願発明に係る上記要素に関する以下の記載は、特に明記しない限り、本実施形態の全ての態様に適用される。
上記基体内の誘導部は、上記基体の先端部内の留めねじ用のねじ部に接触する。少なくとも1つ、特に2〜6つ、特に3または4つのねじ込み式要素、及び少なくとも2、3または4つの基体及び隣接部の適合要素が内部に設けられた適合部は、上記誘導部に対して冠状方向に配置される。密閉要素を上記基体及び上記隣接部間に設けることのできる端部は、冠状方向に更に配置される。上記密閉要素は、上記基体及び上記隣接部の溝内に配置された弾性シールの形態に設計することができる。
上記誘導部、適合部、及び端部の軸長は、誘導及び適合が確保され、かつ、例えば、円錐または密封剤により上記基体及び隣接部が相互に密閉し合う様に、決定される。上記誘導部及び端部の双方は、上記適合部よりも長くてもよい。上記誘導部及び上記適合部の軸長の合計は、好適には、上記端部の長さよりも長い。上記誘導部の軸長は、上記端部の軸長より短くても、等しくても、長くてもよい。上記誘導部が上記端部よりも長い場合には、上記誘導部は、最初の誘導機能を有する。
本願発明に従い、上記隣接部及び基体は、上記誘導部及び端部を介して、パイプインパイプの実装方式により組み立てられるため、上記適合部の両側上の軸方向に設けられた、好適には円筒形状の部分(誘導部及び端部)は、留めねじを用いて、上記隣接部を上記基体内に、確実かつ安定的に固定可能とする。上記基体内の上記誘導部及び端部の半径方向の内径、及びこれに応じた上記隣接部内の外径は、上記顎骨内に移植が行われる時に、咀嚼工程を経由して移植の圧力が側方または角度方向から加わる場合に、上記基体内の壁の厚さが該基体の壁の変形を防ぐのに十分である様に、選択される。上記環状凹部の領域内における上記基体の壁の厚さは、上記誘導部内の上記内径の30%〜50%であり、かつ、上記端部内の上記内径の10%〜20%であってもよい。
本願発明に係る実施形態の一態様では、上記基体の適合部は、中が空洞の円錐台として設計することができる。本態様においては、上記隣接部の適合部は、上記中が空洞の円錐台に対応する円錐台として、構成される。
本実施形態の上記態様では、上記基体の適合部は、径の小さい球状面(覆い面)及び径の大きい球状面(底面)を有する、中が空洞の円錐台状である。該中が空洞の円錐台の縦軸は、上記基体の縦軸と同軸上に配置される。上記球状面は、上記中が空洞の円錐台を規定し、径の大きい球状面は、上記基体の冠状の端部に面する。
上記ねじ込み式要素を有する上記基体の発明に係る設計に起因して、該基体は、従来技術と比較して増加された回転力によりねじ要素内に係合する工具(ツール)を用いて、上記顎骨内に螺合可能である。上記基体内への挿入後は、上記隣接部は、回転しない様に確実に固定される。
本願発明に従い、上記基体及び隣接部上で相補う適合要素の各々は、雄部品と雌部品が連結する形態により構成される。1つまたは複数の上記雄部品は、好適には、上記基体上に配置される。上述した様に選択された配置の結果として、上記基体の壁の厚さの減少が回避されるため、セラミック材料を用いる場合でも、精度の高い力伝達が可能となる。このため、周知の金属や合金材料に加えて、全体または部分的にセラミックを用いて、基体及び/または隣接部を構成することができる。しかしながら、雄部品は、上記隣接部の適合部、及び上記基体上の対応する雌部品上に、配置されることも可能である。
本願発明によれば、上記雄型適合要素は、上記基体の縦軸に平行に延在すると共に、回転しない様に固定された他の構成要素上の対応する雌型要素に係合するトングバーの形態を有するものとしてもよい。上記適合要素は、基体及び隣接部の部品から、例えば、フライス加工、穴開け(ドリル)加工等の機械的な加工により、製造することができる。
上記適合部は、円筒形状に、または好適には円錐形状に、設計することができる。円筒形状の実施形態では、上記隣接部上の適合部は、長さ及び径において、上記基体上の中が空洞の円筒形状の穿孔に適合する外径を有する、円筒形状の部分状に構成される。
上記基体上の中が空洞の円錐台、及び上記隣接部上の円錐台としての上記適合部の実施形態では、上記基体または隣接部上の配置に依存して、上記トングバーが、上記基体または隣接部の縦軸周辺に半径方向に起こされ、かつ、上記円錐台または中が空洞の円錐台の長径方向に向かってくさび状に、軸方向に延在し、かつ、上記円錐台を閉じる大きな球状面の直径を増加させない様に、少なくとも1つのトングバーが設計可能である。このため、上記トングバーの半径方向の高さは、上記円錐台または中が空洞の円錐台を閉じる球状面の半径間における差に対し、少ない隙間で最大限に対応する。
本願発明によれば、この様なトングバーは、止まり穴(保持穿孔)内に保持されるピンの形状であってもよい。上記止まり穴は、上記ねじ部に平行な領域に合致する上記基体内または上記隣接部内において、上記雄部品及び雌部品の相対的な長さに依存して、上記中が空洞の円錐台または円錐台の円錐形状の領域内の上記基体の長手方向の中間軸と同軸上に形成される。上記中が空洞の円錐/円錐台上の円錐形状の表面に起因して、各々のピンは、上記保持穿孔の反対側の端部に向かって減少する横断面を有する溝内において、少なくとも部分的に誘導され、これにより、上記トングバーは、一種のくさび形状となる。上記適合部内の壁の厚さを可能な限り厚くするために、上記ピンまたは溝を収容するための止まり穴は、上記基体内または上記隣接部内の上記雄部品及び雌部品の相対的な長さに依存して、上記穿孔の円周方向線が、上記先端部において上記球状面の円周方向線に対し、接線方向に接する様に、または、上記穿孔が、上記先端部において上記球状面内に部分的に配置される様に、配置される。
上記ピンの各々は、好適には、円形または正多角形若しくは非正多角形の断面を有するものとしてもよい。上記断面に関し、横断面の部分は、上記雄部品及び雌部品の相対的な長さに依存して、上記円錐形状の壁内の溝から、上記基体または隣接部の長手方向の中間軸の方向へ向かって、半径方向に突出する。また、上記ピンは、上記適合部の最大軸長を越えて上記トングバーを形成するものとしてもよい。最も簡易な態様では、ピンは、管状の形状を有し、伸線機により製造することができる。上記ピンは、上記隣接部または基体の素材よりも高い強度の素材から、製造することもできる。
上記ピンを軸方向に固定するために、各々のピンは、圧入により、上記止まり穴内に適合/挿入することができる。
本願発明に従い、本実施形態は、例えば、フライス加工等の機械的な加工を施した上記基体、並びに、内側の多角面、及び上述の方法により製造されるトングバーから、上記ねじ込み式要素及び適合要素を製造することができるという、特別な効果を奏する。
上記適合要素は、その周辺の異なる位置に上記隣接部を挿入可能とするために、上記隣接部及び基体の円周を角度により分割するものとしてもよい。これにより、例えば、15、30、45、60、90、120、または180度等の角度分割により、上記基体内の様々な位置に、上記隣接部を挿入することが可能となる。加えて、雌型適合要素の数は、再分割の数に応じて、雄型適合要素の数と同一であってもよいし、またはより大きい数、例えば、2倍若しくは3倍等であってもよい。上記基体上の例えばピンの様な1つの適合要素を、上記隣接部上の例えば溝の様な1つ〜6つの適合要素と組み合わせることが好ましい。あるいは、これに対応して、上記基体上の2つの適合要素、及び上記隣接部上の2つ、4つ若しくは6つの適合要素の組み合わせ、上記基体上の3つの適合要素、及び上記隣接部上の3つ若しくは6つの適合要素の組み合わせ、または、上記基体上の4つの適合要素、及び上記隣接部上の4つ若しくは8つの適合要素の組み合わせが好ましい。上記適合要素の各々は、上記円周の周辺に、規則的な間隔により配置される。
本願発明の一実施形態に係る適合部では、上記隣接部は、上記基体のピンのための支持カラー(襟部)を有するものとしてもよい。上記隣接部を上記基体内に挿入する際、上記ピンは、その冠状端部と共に、少なくとも部分的に上記支持カラーの上に載置されるものとしてもよい。上記支持カラーの幅は、上記ピンの直径に最大限に対応するものとしてもよいが、特に、上記ピンの半径に近似的に対応するものとしてもよい。また、半径方向の位置合わせのために上記隣接部を回転させる際、上記移植作業者により規定される上記隣接部は、上記適合部の溝に係合するものとしてもよい。
上述した様に、上記隣接部側において、異物及び流体が上記移植義歯の空洞内へ侵入するのを防止するために、例えばOリングの様な密閉手段は、上記患者への移植義歯の挿入後に、上記端部内の円周に沿った溝の中に順々に設けられるものとしてもよい。必要に応じて、例えばOリングの様な密閉手段は、追加的または代替的に、上記基体側の溝の中にも配置することができる。但し、後者(代替)はあまり好ましくない。
内側のねじ山は、上記移植柱/留めねじのために、上記基体の適合部及びセンタリング部の先端方向の上記止まり穴内に設けられるものとしてもよい。また、上記留めねじは、上記隣接部を完全に横断するものとしてもよい。
また、本願発明は、本願発明に係る移植技術の個々の構成要素としての基体及び隣接部にも関連し、これらの基体及び隣接部は、全般的に、上記移植のための詳細な上記実施形態に従って、設計されるものである。
また、上記要素、上記移植においてねじ込むための要素、並びに、上記基体及び隣接部の位置を相互に固定するための適合要素が、機能として互いに分離し、かつ、上記適合要素が、上記基体を上記顎骨内にねじ込むための構成を採らないことも、本願発明の本質的な側面である。更に、本願発明は、上記構成要素の機械的な加工を簡易化することに加えて、従来技術において周知の方式とは異なり、上記基体及び隣接部の各々が、センタリング部及び誘導部において上述の溝及びトングが接続された形態で、対応する適合要素と共に製造されることにより、上記移植義歯を顎骨内に挿入する時、かつ、咀嚼工程における上記顎骨の使用中に、均衡のとれた機械的安定性を実現することを可能とする。同時に、従来技術において周知の解決手段と比較して、基体及び隣接部の空洞化処理は、非常に簡易化され、費用効率がより向上する。
以下に、本願発明の実施形態に係る単一義歯移植の実施例及びその構成要素について、概略的な図面を参照しながら、詳細に説明する。これらの図面において:
図1〜図5は、基体及び隣接部を有する、本願発明に係る単一義歯移植の実施形態の第1の態様を示す;
図6〜図10は、内側が多角形状の基体、及び隣接部を有する、本願発明に係る単一義歯移植の実施形態の第2の特に好適な態様を示す;
図11は、本願発明に係る単一義歯移植における基体を上記顎骨内にねじ込むためのねじ込み式工具の実施形態の一例を示す。より詳細には:
図1は、その左上部分において、本願発明に係るエノスザールな単一義歯移植における好適な基体の実施形態の一例を示すと共に、右上に示す平面に沿った長軸方向の基体断面を示し、その下方部分において、上方から見た上記基体を示す図である; 図2は、図1の上記基体に適合する上記単一義歯移植における隣接部の実施形態の一例を上方向から示す、図1に対応する図、並びに、上記隣接部を上方から見た図(下の図)及び下方から見た図(上の図)に加えて、前の図に対して直角の平面における長手方向の断面図である; 図3は、上記単一義歯移植における隣接部の図2に示す実施形態の一例の変形態様を示す、図1に対応する図、並びに、上記隣接部を環状に上方から見た図(下の図)及び先端方向に下方から見た図(上の図)に加えて、前の図に対して直角の平面における長手方向の断面図である; 図4は、上記単一義歯移植における隣接部の図2に示す実施形態の一例の更なる変形態様を示す、図1に対応する図、並びに、上記隣接部を上方から見た平面図(下の図)及び下方から見た平面図(上の図)に加えて、前の図に対して直角の平面における長手方向の断面図である; 図5は、本願発明に係るエノスザールな単一義歯移植の実施形態の一例を示す、右側の図に示す平面に沿った長軸方向の断面図である; 図6は、その左上部分の図は、本願発明に係る上記エノスザールな単一義歯移植の好適な基体の実施形態の一例を示す、右側の図に示す平面に沿った長軸方向の断面図であり、その下方部分の図は、上方から見た上記基体の平面図である; 図7は、図6の上記基体に適合する上記単一義歯移植における隣接部の実施形態の一例を上方向から示す、図6に対応する図、並びに、上記隣接部を上方から見た図(下の図)及び下方から見た図(上の図)に加えて、前の図に対して直角の平面における長手方向の断面図である; 図8は、上記単一義歯移植における隣接部の図7に示す実施形態の一例の変形態様を示す、図6に対応する図、並びに、上記隣接部を上方から見た平面図(下の図)及び下方から見た平面図(上の図)に加えて、前の図に対して直角の平面における長手方向の断面図である; 図9は、本願発明に係るエノスザールな単一義歯移植の実施形態の好適な一例を示す、右側の図に示す平面に沿った長軸方向の断面図である; 図10は、本願発明に係るエノスザールな単一義歯移植の実施形態の好適な他の一例を示す、右側の図に示す平面に沿った長軸方向の断面図である; 図11は、ねじ込み式工具の実施形態の一例を示す、右側の図に示す平面に沿った長軸方向の断面図であり、上方部分の図は、上記ねじ込み式工具を下方から見た平面図である。
図1に示す様に、図1に示す実施形態の一例における単一義歯移植は、図1の下側の図に示す様に先端部が閉じられ、かつ、図1の上側の図に示す様に冠状の端部に向かって開くと共に、止まり穴12の先端部近傍に内側のねじ山14を有する止まり穴12を有する基体10を有する。留めねじ70は、図示しないが、上記内側のねじ山内に螺合することができる。内側のねじ山14よりも内径の大きい中が空洞の円筒形状の環状凹部16は、基体10の内側のねじ山14と冠状方向に隣接する。図示された態様では、環状凹部16は、3つの部分(18;20;22)を有する。
環状凹部16は、内側のねじ山14に冠状方向に接触する誘導部18を有する。適合部20は、環状凹部16の誘導部18と冠状方向に隣接する。適合部20は、図1に示す実施形態の態様において、半径方向に内側へ向かう3つのトングバー26と共に、誘導部18及び円錐形状の内側壁に対して冠状方向に増加する内径を有する。トングバー26は、溝及びトングが接続した状態で、隣接部50上の適合溝52に合致する様に構成され、トングバー26が適合部20の軸の全長に渡って延在する様に、その大きさが決定されるものとしてもよい。トングバー26は、機械加工により、上記基体の外部に形成されるものとしてもよい。しかしながら、適合部20において、ピン24が、上記円周の周りに均等に分布する様に、軸方向の保持用溝穿孔内に保持されるという点において、トングバー26を効果的に形成することも可能である。このため、保持用溝穿孔は、誘導部18の壁32内に止まり穴を有し、かつ、適合部20内に保持用溝を有する。ピン24の各々は、例えば円筒形状のピンとして、上記保持用溝穿孔に合致する横断面と共に、誘導部19の壁32内の上記保持用溝穿孔の止まり穴内へ挿入可能である。また、ピン24の各々は、隣接部50の適合溝52に対応する内側に向けられたトングバー26が形成される様に、保持用溝により半径方向に部分的に囲まれる適合部20内に保持可能である。ピンの深さは、好適には、端部22及び誘導部18の半径間における差またはその半分に対し、少ない隙間で対応する。このため、隣接部50を基体10内へ挿入する時であっても、好適には上記円周の周りに均等に分布する3つまたは4つのピン24間の誘導部18による誘導が可能である。
端部22は、冠状の先端28を有する適合部20と、冠状方向に接触する。端部22は、隣接部50の端部58の外径に対応する内側の壁を有する。端部22では、適合部20に面する領域上に、上記隣接部上に設けられたカラー(襟部)が接触可能なバンド(ひも)が設けられるものとしてもよい。また、上記隣接部を停止する高さとして、上記隣接部の密閉カラー60のために、先端28が予想可能である。
図1では、適合部20において、3つの凹部30がねじ込み式要素として設けられており、該ねじ込み式要素においては、図6に示すねじ込み式工具80の対応するねじ込み式要素82は、基体10を上記顎骨内にねじ込む際に係合可能となる。
基体10は、空洞の機械的な加工により簡易に製造可能である。このため、トングバーは、基体10の適合部20において保持用溝穿孔内にそれぞれ配置される円筒形状のピン24として設計することが効果的である。上記適合部を製造する前に、穿孔は、基体10の誘導部18内の壁32の位置まで、止まり穴12と同軸上に開けることができる。また、上記穿孔は、勾配付きのカッターを用いた適合部20のフライス加工により、適合部20及び壁32内に、保持用溝穿孔として形成することができる。
製造工程では、円筒形状のピンを用いることが有益であるが、正多角形または非正多角形の横断面を有するピン、並びに該ピンに適合する横断面及び適合溝52を有する保持用溝穿孔を用いることもできる。
図2に示す隣接部50は、固定ヘッド66を介して、不図示の固定された歯科用補綴物を固定するために用いる。隣接部50の使用位置は、基体10の先端28上に取り付け可能な密閉カラー60の下であり、頂点位においては、隣接部50は、端部58、適合部56、及び誘導部54内に、例えばOリングの様な不図示の密閉手段を収容するための不図示の円周に沿った溝を形成可能な端部58を有する。適合部56には、軸方向に延在する適合溝52が、上記基体の適合部20内のトングバー26に対応する形状及び配置により、多数設けられる。但し、適合溝52の数については、必ずしもトングバー26に対応する必要はない。
その内径が、図2に不図示の留めねじ[図5の(70)]の外径に略一致する、長軸方向の穿孔を有する隣接部50を基体10内に挿入する際、誘導部54は、環状凹部16の誘導部18内に係合する。誘導部54の滑らかな円筒形状の外装面は、基体10の誘導部18の内側の円筒形状の外装面に接触する。
隣接部50の端部58は、基体10の端部22内にぴったり合う様に配置することができる。トングバー26は適合溝52内に係合する一方、密閉カラー60は先端28に接触する。この様にして、隣接部50は、回転しない様に、確実にかつぴったりと基体10に固定される。
隣接部50は、隣接部50を横断すると共に、基体10の内側のねじ山14内に螺合可能な留めねじ70を用いて、基体10に確実に接続することができる。隣接部50を基体10から容易に取り外し可能とするために、上記隣接部を横断する穿孔内に、図2に不図示の内側のねじ山が設けられるものとしてもよい。該ねじ山は、上記留めねじの取り外し後に、外側のねじ山を有する不図示のインプレッションポストを螺合可能である。該インプレッションポストは、上記基体の内側のねじ山14上の先端部により支持される。上記インプレッションポスト内に内側のねじ山をねじ込むと、隣接部50は、基体10から外へ冠状方向に抜け出し、取り外し可能となる。
基体10及び隣接部50の分割または分割比に依存して、隣接部50は、異なる回転位置において、基体10内に挿入することができる。上記異なる回転位置は、例えば、30°、45°、60°、90°、120°、または180°毎に分割された角度であり、これらの角度により、施術医師は、利用可能な構成の選択肢を多数もつことができる。隣接適合要素52の数は、好適には、基体適合要素26の数よりも多くてもよい。このため、本願発明によれば、基体10内のピンとして2つのトングバー26を有し、かつ、隣接部50上に2、4、6、8、10若しくは12個の適合溝52を有する実施形態、または、特別に、基体19内のピン24として3つのトングバー26を有し、かつ、隣接部50上に3、6、9若しくは12個の適合溝52を有する実施形態が効果的である。
適合部56において、図3に示す実施形態の態様は、図2に示す隣接部50の態様に対して追加的に、図3の実施形態の例に従い、ピン24として示される、基体10のトングバー26のための支持カラー62を有する。隣接部50を基体10内に挿入する際、本実施形態ではピン24としてのトングバー26は、冠状の端部を用いて、少なくとも部分的に支持カラー62上に載るものとしてもよい。支持カラー62の幅は、ピン24の半径に略一致するものとしてもよい。トングバー26は、移植作業者の行う上記隣接部の半径方向への位置合わせ用の適合溝52内に、回転により係合する。このため、本実施形態の態様では、隣接部50上の適合溝52は、基体10上のトングバーよりも短くてもよい。
図2に示すカラー(60)の代わりに、図4に示す実施形態の態様に係る隣接部は、隣接部50上に、円錐形状のバンド64を有する。本実施形態の態様では、基体10の端部22の先端28において相補う円錐形状の構成を有する隣接部50は、基体10及び隣接部50間が密閉状態で接触する様に、円錐形状の領域内に配置することができる。図4に示す実施形態の態様、並びに図2及び図3に示す隣接部の実施形態の双方においては、上記基体及び隣接部の適合部(22、56)内の円錐形状の面が接触する前に上記密閉部が接触し、これにより、適合要素は相互に係合するが上記円錐形状の面は依然として接触していない状態となる様に、上記適合部内に少ない隙間が存在することが好ましい。
図5の平面図は、右側において、上記隣接部の穿孔内に挿入されるが上記基体内には依然螺合されない留めねじ70を用いて、基体10内に挿入される隣接部50を示す。また、図5の左側の図は、本願発明に係るエノスザールな単一義歯移植の実施形態の一例を、基体10のねじ山14内に螺合可能な基体10、隣接部50、及び留めねじ72と共に示す、右側の平面図内に示す平面に沿った長軸方向の断面図である。上記基体または円錐形状のバンド64の密閉カラー60の領域においては、上記隣接部及び/または上記基体の外側上に、少なくとも1つの印/指標(マーク/インデックス)を設けることができる。該印/指標は、上記移植作業者による上記構成要素の位置合わせを、より容易にすると共に、上記適合要素の位置を示す。
図6に示す様に、図6に示す実施形態の一例に係る単一義歯移植は、図1に示す先端部において閉じられる基体10を有し、底部において、図1の冠状端部に向かって開く止まり穴12を有し、頂部において、止まり穴12の先端部に近接する内側のねじ山14を有する。図1には不図示の留めねじ70は、上記内側のねじ山内に螺合することができる。内側のねじ山14よりも内径の大きい中が空洞の円筒形状の環状凹部16は、基体10の内側のねじ山14と、冠状方向に接触する。図6に示す態様の環状凹部16は、3つの部分(18;20;22)を有する。
環状凹部16は、内側のねじ山14に冠状方向に接触する誘導部18を有する。適合部20は、環状凹部16の誘導部18と冠状方向に隣接する。適合部20は、図1に示す実施形態の態様において、半径方向に内側へ向かう3つのトングバー26と共に、誘導部18及び円錐形状の内側壁に対して冠状方向に増加する内径を有する。トングバー26は、溝及びトングが接続した状態で、隣接部50上の適合溝52に合致する様に構成され、トングバー26が適合部20の軸の全長に渡って延在する様に、その大きさが決定されるものとしてもよい。トングバー26は、機械加工または電気化学加工により、上記基体の外部に形成されるものとしてもよい。
図6では、適合部20において、3つの内部エッジ面30がねじ込み式要素として設けられており、該ねじ込み式要素においては、対応する外部エッジ面82は、図6に示すねじ込み式工具80上のねじ込み式要素として、基体10を上記顎骨内にねじ込む際に係合可能となる。機械的かつ幾何学的な理由により、基体10上の3つの内部エッジ面を用いることは有益であるが、4つまたは6つの内部エッジ面を設けるものとしてもよい。該内部エッジ面上において、上記基体10及び隣接部上の適合要素が、隣接部50の挿入時に、確実に係合可能な限りは、上記外部エッジ面は、ねじ込み式工具80のねじ込み式要素82として係合する。
図2と同様に、図7に示す隣接部50は、固定ヘッド66を介して、不図示の固定された歯科用補綴物を固定するために用いる。隣接部50の使用位置は、基体10の先端上に取り付け可能な密閉カラー60の下であり、頂点位においては、隣接部50は、端部58、適合部56、及び誘導部54内に、例えばOリングの様な不図示の密閉手段を収容するための不図示の円周に沿った溝を形成可能な端部58を有する。適合部56には、軸方向に延在する適合溝52が、基体10の適合部20内のトングバー26に対応する形状及び配置により、多数設けられる。但し、適合溝52の数については、必ずしもトングバー26に対応する必要はない。上記挿入状態では、適合溝52は、トングバー26と係合しているのに対し、基体10上のねじ込み式要素30は、隣接部50と接触していない。
その内径が、図2に不図示の留めねじ[図5または図9の(70)]の外径に略一致する、長軸方向の穿孔を有する隣接部50を基体10内に挿入する際、誘導部54は、環状凹部16の誘導部18内に係合する。誘導部54の滑らかな円筒形状の外装面は、基体10の誘導部18の内側の円筒形状の外装面に接触する。
隣接部50の端部58は、基体10の端部22内にぴったり適合することができる。トングバー26は適合溝52内に係合する一方、密閉カラー60は先端28に接触する。この様にして、隣接部50は、回転しない様に、確実にかつぴったりと基体10に固定される。
隣接部50は、隣接部50を横断すると共に、基体10の内側のねじ山14内に螺合可能な留めねじ70を用いて、基体10に確実に接続することができる。隣接部50を基体10から容易に取り外し可能とするために、上記隣接部を横断する穿孔内に、図2に不図示の内側のねじ山が設けられるものとしてもよい。該ねじ山は、上記留めねじの取り外し後に、外側のねじ山を有する不図示のインプレッションポストを螺合可能である。該インプレッションポストは、上記基体の内側のねじ山14上の先端部により支持される。上記インプレッションポスト内に内側のねじ山をねじ込むと、隣接部50は、基体10から外へ冠状方向に抜け出し、取り外し可能となる。
図7に示すカラー60の代わりに図8に示す固定ヘッド56を有する隣接部50の実施形態の態様は、隣接部50上の適合部56及び端部58間を移動する円錐形状のバンド68を有する。本実施形態の態様では、隣接部50は、図7の実施形態の態様の様に、基体10の先端28上のカラー60によっては保持されないが、図10に示す様な基体10の対応する円錐形状部分上の円錐形状のバンド68により支持される。本実施形態では、好適には、端部58内に、例えば、不図示のOリング等の密閉手段を収容するための、不図示の円周に沿った溝が形成されるものとしてもよい。基体10の先端28または隣接部50の密閉カラー60の領域においては、個々の構成要素の図に示す様に、各構成要素の外側上に、少なくとも1つの印/指標が設けられるものとしてもよい。該印/指標は、上記移植作業者による上記構成要素の位置合わせを、より容易にすると共に、上記適合要素の位置を示す。
図9の平面図は、右側において、上記隣接部の穿孔内に挿入されるが上記基体内には依然螺合されない留めねじ70を用いて、基体10内に挿入されると共に、図7に示す様に固定ヘッド56及び密閉カラー60を有する隣接部50を示す。また、図9の左側の図は、本願発明に係るエノスザールな単一義歯移植の実施形態の一例を、基体10のねじ山14内に螺合可能な基体10、隣接部50、及び留めねじ72と共に示す、右側の平面図内に示す平面に沿った長軸方向の断面図である。基体10の先端28または隣接部50の密閉カラー60の領域においては、個々の構成要素の図に示す様に、各構成要素の外側上に、少なくとも1つの印/指標が設けられるものとしてもよい。該印/指標は、上記移植作業者による上記構成要素の位置合わせを、より容易にすると共に、上記適合要素の位置を示す。
図9と同様に、図10の平面図は、右側において、上記隣接部の穿孔内に挿入されるが上記基体内には依然螺合されない留めねじ70を用いて、基体10内に挿入されると共に、図8に示す様に密閉カラー60を有さない隣接部50を示す。また、図10の左側の図は、本願発明に係るエノスザールな単一義歯移植の実施形態の一例を、基体10のねじ山14内に螺合可能な基体10、隣接部50、及び留めねじ72と共に示す、右側の平面図内に示す平面に沿った長軸方向の断面図である。基体10の先端28または隣接部50の円錐形状の部分65の領域においては、各構成要素の外側上に、少なくとも1つの印/指標が設けられるものとしてもよい。該印/指標は、上記移植作業者による上記構成要素の位置合わせを、より容易にすると共に、上記適合要素の位置を示す。本実施形態の態様では、隣接部50は、基体10の対応する部分上の円錐形状のバンド68により支持される。本願発明に係る全ての本体においては、上記基体の外側上に、ひだ飾り(フルート)34を設けることができる。ひだ飾り34は、上記基体の先端部分を越えて延在し、かつ、上記隣接部を上記顎骨内にねじ込む際に発生し得る骨質の一部及び組織片の収集及び除去に用いられる。
図11の平面図は、右側において、3つのねじ込み式要素を有する基体内に挿入可能なねじ込み式工具80を示す。上記3つのねじ込み式要素は、例えば、外側の多角面またはノーズ/カム82、基体10を上記顎骨内にねじ込む際に基体19の端部22内において誘導されるツール誘導部84、及びソケットレンチまたはアングルピースを適用可能な六角形86である。また、ねじ込み式工具の上、例えば、ツール誘導部84の上端には、外側部分に、少なくとも1つの印/指標を設けることができる。該印/指標は、上記移植作業者によるねじ込み式工具80の上記基体への位置合わせを、より容易にすると共に、外側の多角面82の位置に加えて、基体10内のトングバー26の位置を示す。基体10からのツール80の取り外しを容易にするため、ツール80が万一傾斜している場合には、ねじ込み式工具80を横断する穿孔88内に、図10には不図示の内側ねじ山が、設けられるものとしてもよい。該内側ねじ山は、上記留めねじを取り外した後に、外側のねじ山を有する不図示のインプレッションポストを螺合可能である。該インプレッションポストは、上記基体の内側のねじ山14上の先端部により支持される。上記インプレッションポスト内に内側のねじ山をねじ込むと、ツール80は、基体10から外へ冠状方向に抜け出し、取り外し可能となる。
10 基体
12 止まり穴
14 内側のねじ山
16 環状凹部
18 誘導部
20 適合部
22 端部
24 ピン
26 トングバー
28 先端
30 ねじ込み式要素/凹部/内部エッジ面
32 壁
34 ひだ飾り
50 隣接部
52 適合溝
54 誘導部
56 適合部
58 端部
60 密閉カラー
62 支持カラー
64 円錐状のバンド
65 円錐形状の部分
66 固定ヘッド
68 円錐状のバンド
70 留めねじ
72 ねじ山
80 ねじ込み後部
82 ねじ込み式要素/多角面
84 ツール誘導部
86 六角形
88 穿孔

Claims (8)

  1. 固定された歯科用補綴物のための骨内単一義歯インプラントであって、
    a.顎骨内の穿孔内に挿入可能であり、環状凹部(16)及び穿孔(12)を有し、冠状の端部に向かって開き、環状凹部(16)へ先端方向に配置され、留めねじを固定するために基体内の先端部に配置されるねじ部(14)を有する、実質的に円筒形状の基体(10)であり、前記環状凹部(16)は、誘導部(18)、前記誘導部(18)に冠状方向に配置される適合部(20)、及び前記適合部(20)に冠状方向に配置される端部(22)を有する前記基体(10)、
    b.前記基体の凹部(16)内に挿入可能な隣接部(50)は、適合部(56)、誘導部(54)、端部(58)、前記留めねじを収容するための穿孔、及び前記歯科用補綴物のための固定ヘッド(66)を有し、並びに
    c.前記基体(10)の前記穿孔内に挿入可能であり、かつ、前記隣接部を横断する留めねじ(70)を有し、
    前記基体(10)の適合部(20)及び前記隣接部(50)の適合部(56)は、形状において、互いに相補い、
    前記基体(10)の適合部(20)は、円周方向に作動する少なくとも1つの基体適合要素(26)を有し、前記隣接部(50)の適合部(56)は、前記基体適合要素(26)の形状と相補う少なくとも1つの隣接適合要素(52)を有し、
    前記隣接部(50)は、各適合要素(26;52)が相互に係合する様に、前記基体(10)の環状凹部(16)内に挿入可能であり、
    互いに相補う前記適合要素(26;52)は、溝及びトングが接続した前記隣接部(50)の適合溝(52)に構成されるのを補う、半径方向に内側に向かう2〜6個のトングバー(26)の形態により構成され、
    前記相補う適合要素(26;52)に加えて、円周方向に作動する2〜6個のねじ込み式要素(30)は、前記基体(10)の適合部(20)の内側の多角面状におけるねじ込み式工具の係合のために、設けられる、骨内単一義歯インプラント
  2. 3つまたは4つの円周方向に作動する前記ねじ込み式要素(30)の各々は、前記基体(10)内の内側の多角面状に設計される、請求項1に記載の骨内単一義歯インプラント
  3. 円周方向に作動する前記ねじ込み式要素(30)の各々は、前記基体(10)内の適合要素と交互に円周方向に配置される、請求項1または2に記載の骨内単一義歯インプラント
  4. 前記基体(10)の前記適合部(20)は、中が空洞の円錐台状に形成され、前記中が空洞の円錐台の縦軸は、前記基体の縦軸と同軸であり、かつ、前記隣接部(50)は、前記中が空洞の円錐台に対応する円錐台を有する、または、前記基体(10)の前記適合部(20)は、中が空洞の円筒形状に形成され、前記中が空洞の円筒形状の縦軸は、前記基体の縦軸と同軸であり、かつ、前記隣接部(50)は、前記中が空洞の円筒形状に対応する外側の円筒形状部分を有する、請求項1〜3の何れか一項に記載の骨内単一義歯インプラント
  5. 前記トングバー(26)は、前記基体の空洞から機械的または電気化学的に切除された棒の形態を有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の骨内単一義歯インプラント
  6. 前記トングバー(26)は、穿孔内または溝内に保持されたピン(24)の形態を有する、請求項に記載の骨内単一義歯インプラント
  7. 前記基体及び前記隣接部の前記円周に関して互いに相補う前記適合要素は、調整された角度の間隔を有する、請求項1〜6の何れか一項に記載の骨内単一義歯インプラント
  8. 雌型適合要素の数は、雄型適合要素の数よりも多い、請求項1〜7の何れか一項に記載の骨内単一義歯インプラント
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