JP2013517076A - 歯科インプラント、歯科インプラント用支台部、およびそれらの組合せ、ならびにインプラントセット - Google Patents

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Abstract

この発明は、支台部(110)を受けるよう機能するインプラント(10)に関する。インプラント(10)は、支台部(110)の接続領域(115)が挿入可能な受け開口部(15)を有する。受け開口部(15)および接続領域(115)は、円錐部(17)または(117)と、割出し部(18)または(118)とを有する。総円錐角は6〜20°に等しく、インプラント(10)の割出し長さfまたは支台部(110)の割出し長さFは、インプラント(10)の円錐部長さkまたは支台部(110)の円錐部長さKの少なくとも90%に等しく、通常、1.6mmよりも大きい。

Description

この発明は、独立請求項の前提部の特徴を有する、歯科インプラント、歯科インプラント用支台部、そのようなインプラントと支台部との組合せ、ならびに移植セットに関する。
歯科インプラントおよび関連する支台部は、多くの異なる設計で公知である。歯科インプラントは通常、実質的に円筒状の本体によって形成される。本体は、その歯冠端に、いわゆる支台部を挿入可能な受け開口部を有する。ここでは、および以下の文章では、歯冠とは、装着されるクラウンまたは歯に向かう方向を示す。この文脈では、歯頸とは、歯根に向かう方向を示す。
受け開口部に挿入可能な支台部は、換歯を直接的にまたは間接的に受けるために、本質的に公知の態様で使用される。インプラントの受け開口部および対応する接合面が円錐形状を与えられる、ということは既に公知である。これは、液体または細菌が溜まり得る間隙の形成を避けるように、支台部とインプラントとの間の実現し得る最良の機械的接続および封止を達成するために行なわれる。しかしながら、この種の円錐構成は、さまざまな欠点と関連している。たとえば、次に歯型を取る場合、円錐の角度および直径における公差のために高さのずれが生じる。同時に、円錐であるため、より低い区域における支台部の外径は、非円錐部を有する同等の支台部に比べて小さい。この区域には通常、支台部とインプラントとの間の回転固定または回転位置付けのための割出し区域がある。そのような割出し区域は通常、周方向において、丸くない輪郭を用いて、たとえば多角形によりまたは溝およびカムにより、形状整合を作り出す。より薄い壁厚のため、割出し区域の設計についての可能性は減少する。特に、強度に関する問題も生じ得る。これは、特にインプラントの割出し区域が、インプラントにねじ込むために使用されるねじ込み式ツールとの接触用にも機能する場合、困難をもたらすおそれがある。
対応する円錐部を有する支台部およびインプラントは、たとえば、AT 400 804 B、EP 1 396 236 A1、EP 1 203 567、DE 102 31 743 A1、EP 1 728 486 A1、またはDE 10 2005 001 792 A1から公知である。しかしながら、このような解決策はすべて、上述の欠点および他の欠点にも関連している。
したがって、この発明の目的は、公知の解決策の欠点を回避すること、特に、インプラントと支台部との信頼性のあるしっかりした接続を確実にし、インプラントと支台部との間の間隙に細菌が溜まることをできるだけ防止し、インプラントのねじ込み中のねじ込み式ツールとインプラントとの間の力の良好な伝達を可能にし、また、口の中のインプラント位置の信頼性のある歯型も可能にする、歯科インプラントおよび支台部、ならびに移植セットを使用可能にすることである。
この発明によれば、これらのおよび他の目的は、独立請求項の特徴部の特徴に従った歯科インプラント、支台部、および移植セットによって達成される。
この発明に従った歯科インプラントは、顎骨に挿入するために本質的に公知の態様で機能する。インプラントは、歯冠端に、支台部用の受け開口部を有する。受け開口部は、歯冠端から見ると、規定された円錐長さを有する円錐部と、規定された割出し長さを有する割出し部とを有している。この発明によれば、円錐部は、6〜20°、好ましくは10°〜18°の範囲の、特に好ましくは15°の総円錐角を有する。支台部上の対応して成形された円錐との相互作用で、支台部がインプラントに挿入されると自己ロック接続が得られる。それにより、接続のさらなる安定性が達成される。また、割出し長さは、円錐長さの少なくとも90%であり、または、インプラント直径に依存して、好ましくは円錐長さの約95%〜125%である。このように、円錐のために支台部の外径が小さくなっていても、支台部とインプラントとの接続には十分な安定性がある。また、ねじ込み式ツール用に、十分に大きい係合面が使用可能となっている。割出し部は、支台部とインプラントとの間の回転位置付けおよび回転固定用に機能し、同時に、ねじ込み式ツール用の係合面としても機能する。軸方向から見ると、割出し部は好ましくは、長さが少なくとも1.6mmである。原則としては、割出し部を多角形または他の丸くない輪郭を用いて本質的に公知の態様で設計することが考えられる。しかしながら、以下に説明するように、溝/カム接続を用いて設計される割出し部が好まれる。
この発明の好ましい一実施例によれば、割出し部は、規定された溝長さを有する少なくとも1つの径方向外側に延在する溝が配置される表面を有する。溝は、支台部のカムと係合可能である。通常、表面は少なくとも部分的に円筒状である。同時にそれは、正しく挿入された支台部用の誘導面を形成するように寸法決めされ、公差を有する。
また、溝長さは、実質的に割出し部の長さ全体にわたって、特に少なくとも70%にわたって延在していることが好ましい。このように、塑性変形なくねじ込み力またはねじ込みモーメントが伝達され得るように、また、単位面積当たり導入される力が最小限となり得るように、溝の係合面とねじ込み式ツールまたは支台部のカム上の対応する係合面との接触を最大にすることが可能である。この変形は、歯型の精度および支台部の位置付けに影響を与えるであろう。インプラントの下端に向けられた溝の底は、好ましくは斜面になっている。この斜面の角度は、特に好ましくは、支台部のカム上の対応する面取り部の角度に対応している。
好ましくは、歯頸方向において、インプラントの割出し部に、支台部ねじを受けるためのねじ山部が直接隣接している。言い換えれば、これは、インプラントの形状整合端に、支台部を受けるようまたは誘導するよう機能するさらなる区域が隣接しない、ということを意味する。
特に好ましくは、割出し部の表面は、溝の外径の80%よりも大きい外径を有する。このように、支台部の対応する割出し部の外径はできるだけ大きくなり得る。しかしながら、同時に、十分に大きい溝深さが依然として確実になるように、割出し部の外径は溝の外径と近過ぎてはならない。
また、溝は、0.22mm2よりも大きい、径方向に延在する溝表面(または両側の径方向に延在する溝表面)を有することが好ましい。
同時に、溝長さは好ましくは、溝深さの500%よりも大きい。溝深さとは、割出し部の表面と溝の外径との間の距離として理解される。
別の好ましい実施例によれば、小さい円錐直径(すなわち、円錐部の歯頸端の直径)は、溝の外径以上である。このように、支台部の挿入中の中間位置を規定するプラットフォームが形成される。
また、インプラントの円錐部と割出し部との間に周方向のプラットフォーム面が形成されることが好ましい。この場合の溝は、このプラットフォーム面のところまで軸方向に延在している。そのようなプラットフォーム面は、中間位置を規定することを可能にする。支台部は、支台部の対応するカムの下側がプラットフォーム面に当たるまで、インプラント内に挿入可能である。支台部上のカムがインプラントの溝と整列される位置まで支台部を回すことにより、支台部は次に所望の端位置まで動かされ得る。「軸方向に挿入する」ステップ、「周方向に回す」ステップ、および「端位置まで軸方向に動かす」ステップを含む挿入手順は、ユーザにとって特に直感で理解できるものである。こうして、望ましくない中間位置での挿入が防止される。
この発明のさらなる局面は、歯科インプラント用の、特に上述のインプラント用の支台部に関する。支台部は、換歯を直接的にまたは間接的に受けるための表面を有する。支台部はまた、インプラントへの接続用の接続区域を有する。接続区域は通常、インプラントの前述の受け開口部へと挿入可能である。支台部は、本質的に公知の態様で、支台部ねじによってインプラント内に固定可能である。支台部の接続区域は、規定された円錐長さを有する円錐部を有する。接続区域に、規定された割出し長さを有する割出し区域が歯頸方向に隣接している。支台部の円錐部は、6〜20°、好ましくは10°〜18°、特に好ましくは15°の総円錐角を有する。支台部の割出し長さは、支台部の円錐長さの少なくとも90%、好ましくは95〜125%である。上述のような支台部との相互作用で、特に安定した接続がこうして得られる。割出し長さは好ましくは、少なくとも1.6mmである。歯頸端に向けて、割出し部は、形状整合要素の端によって範囲を定められる。歯冠端に向けて、割出し部は、形状整合要素が搭載される実質的に円筒状の部分の端によって範囲を定められる。
支台部は好ましくは、割出し部に表面を有し、そこから、少なくとも1つのカムが径方向外側に延在する。カムは、インプラントの対応する溝と係合可能である。特に好ましくは、支台部のこの表面は少なくとも部分的に円筒状である。それはまた、支台部がインプラントに正しく挿入されると、インプラントの割出し部の表面用の誘導面を形成するように寸法決めされ、公差を有する。このため、支台部は、たとえばEP 1 728 486に開示された支台部よりも短くなり得る。なぜなら、さらなる歯頸誘導部なしで済ませることができるためである。また、誘導部は比較的大きい直径を有して設計可能であり、それは製造公差に対する感度を低くする。最後に、このように設計された誘導部は、挿入中に支台部がインプラントの非常に初期の段階で誘導される、ということを確実にする。
通常、直径が約2〜3mmである場合、対応する支台部上の誘導面およびインプラント上の誘導面は、これらの表面間の最大遊びが0.06mm未満であるような公差を有して生成される。
カムは好ましくは、実質的に割出し部の区域全体にわたって延在している。実質的に割出し区域全体とは、少なくとも70%の長さとして理解される。このように、溝とカムとの間の接触面が最大化され、より良好な力の分布とより安定した接続とをもたらす。しかしながら、支台部上のカムはまた、若干より長くても、通常、割出し区域の少なくとも75%であってもよい。その上端で、すなわち円錐部に向けて、カム間の円筒状表面は、軸に直交する平面に対して斜面になった端面を有し得る。斜面は好ましくは40°〜50°、特に約45°である。また、円錐部の方向において、この端面に、周方向の円筒状表面が隣接することが好ましい。この円筒状表面の外径は、一定の円筒半径を有する表面が円周の周りに得られるように、支台部上のカムの外径に特に対応している。
別の好ましい実施例によれば、支台部は、歯頸端で割出し部に歯頸方向に隣接する、開口部を有する前面を有する。この開口部を通って、支台部ねじのねじ山部が誘導可能である。言い換えれば、これは、歯頸方向における支台部の最後の要素を割出し部が形成している、ということを意味する(支台部本体と一体的に形成されていない支台部ねじを除く)。特に、歯頸方向では、割出し部に、さらなる誘導部または誘導要素が続いていない。
また、支台部の割出し部の表面の外径は、カムの外径の80%よりも大きいことが好ましい。これは、上述のように同時に誘導面を形成する割出し部の表面ができるだけ大きくなり得ることを確実にする。加えて、より大きい寸法では、同一の製造公差が遊びに与える影響は、より小さい。
また、カムは、0.22mm2よりも大きい、径方向に延在するカム表面を有することが好ましい。カム長さは、好ましくは、カム深さよりも少なくとも500%大きい。カム深さとは、カムの外径と支台部の割出し部の表面との間の距離として理解される。十分な長さを有するカムを設計することにより、カム深さが小さくても、インプラントの溝用の接触面を形成するカム表面が、インプラントの挿入中にねじ込みモーメントを伝達するのに十分大きく作られることが可能である。
また、円錐の直径が、その歯頸端で、カムの直径以上のサイズであることが好ましい。
また、カムは好ましくは、その歯頸端に面取り部を有する。そのような面取り部により、インプラントの溝へのカムの挿入がより容易になる。面取り部は、挿入補助物を形成する。
支台部はまた、好ましくは、規定された構成を有する出現プロファイルを有する。インプラントから出現する支台部の円錐部に、短い円筒部が隣接し、次に、支台部の軸を通る切断面で見ると、凹状区域が、その後、自然の歯の形状を真似した凸状区域が隣接する。
また、支台部の割出し部の表面は完全に円筒状ではないことが好ましい。カムのカム表面と誘導面として機能する表面との間に、好ましくは下切りが存在する。そのような下切りは、支台部上の割出し部および誘導面の特に精密な生成を可能にする。
軸方向の穴が設けられた支台部には、穴の区域にさらなるねじ山が設けられてもよい。このねじ山は、分解ツールを受けるよう機能する。支台部が挿入された状態で、支台部およびインプラントの円錐面間に自己ロックが得られるように、円錐角が選択されているため、支台部が容易に取外せないということが時おり起こり得る。このねじ山により、支台部は、分解ツールが支台部に固定されることによって切り離され得る。
さらに別の局面によれば、この発明は、上述のようなインプラントと、上述のような支台部との組合せに関する。インプラントおよび支台部の割出し部、ならびにインプラントおよび支台部の円錐部は、支台部がインプラントに挿入されると、円錐部が互いに少なくとも部分的に接触し、割出し部が互いに係合するように、寸法決めされ、成形される。このため、円錐部が互いに接触する表面は、公差の範囲内でできるだけ最大化される。
特に好ましくは、支台部およびインプラントの円錐部は、インプラントと関連する支台部との考えられるどの対でも、インプラントの円錐部の歯冠縁で円錐部間の接触が起こるように、公差の範囲内で公差を有する。円錐角における公差のため、支台部とインプラントとの間の間隙を実際に除外することは不可能であるが、間隙はどのような場合でも、歯冠端ではなく、代わりにそこから内側にずれたところに生じるであろう。これは、液体が対応する間隙に集まることを回避する。
また、歯冠縁の区域における円錐部間の接触は、インプラントにおける支台部の特に安定した締結を提供する。一方では上方歯冠縁で、他方では溝とカムとの間の誘導面の区域で、いわば二点支持が存在する。
また、支台部のカム間およびインプラントの溝間の割出し部の表面は、支台部がインプラントにおいて割出し部の表面間の接触を通して誘導されるように寸法決めされることことが好ましい。表面は通常、直径が2〜3mm、典型的には2.1mmである誘導面の場合、誘導面間の最大遊びが0.06mmとなるように、寸法決めされる。
さらに別の好ましい実施例によれば、支台部は支台部ねじを有し、そのねじ山の長さ、特に配置は、支台部が歯頸端のそのカムの端面でインプラントのプラットフォームに当たっている限り、支台部ねじがインプラントのねじ山部と係合できないように、寸法決めされている。これは、支台部が正しい位置に到達する前に、支台部ねじの締付けによって支台部が誤ってインプラントに固定される、という状況を回避する。
さらに別の局面によれば、この発明は移植セットに関する。移植セットは、少なくとも1つのインプラントと、少なくとも1つの支台部とを有する。インプラントは、その歯冠端に、支台部用の受け開口部を有して設計される。受け開口部は、歯冠端に隣接するインプラント円錐部を有している。インプラントおよび支台部は、好ましくは、上述のように設計される。支台部は、インプラントの受け開口部に挿入可能であり、インプラント円錐部と係合可能な支台部円錐部を有している。
移植セットはまた、少なくとも1つの補助要素を有する。移植の状況におけるさまざまな作業のために、補助要素、典型的には咬合ねじ、歯肉形成物、仮支台部、および歯型要素が使用される。そのような要素は、当業者には本質的に公知である。この発明によれば、補助要素は、インプラントに挿入された状態で、インプラント円錐面に接触しないように、また、インプラントの前縁に接触面で当たるように設計される。補助要素のこの設計は、さまざまな利点を与える。第1に、インプラントの円錐面は、補助要素によって実質的に影響されないままである。したがって、補助要素による円錐面への損傷が実質的に排除される。第2に、円錐面間に自己ロックがないため、補助部品はより容易に切離され得る。同時に、歯型を取る際に、垂直のずれが確実に回避される。なぜなら、歯型要素の垂直位置を規定するのは、円錐面ではなく、インプラントの前面であるためである。
特に好ましくは、補助要素は、接触面の区域において、この区域における支台部の外径よりも大きい外径を有する。このように、特に歯肉形成物、咬合ねじ、または仮支台部の場合、骨または歯茎は、最終支台部の挿入が損なわれない程度に成形され得る。
また、歯肉形成物として設計された補助要素の場合、接触面の区域における外径は、歯型要素として設計された補助要素の対応する外径よりも大きい。これは、歯茎が歯型採取を邪魔しないようにする。
この発明を、例示的な実施例に基づき、図面を参照して、以下により詳細に説明する。
この発明に従ったインプラントの側面図である。 長手方向中心軸に沿った、図1に従ったインプラントを通る断面図である。 受け開口部の区域における図1からのインプラントの断面における拡大図である。 受け開口部の区域における図1からのインプラントの断面における拡大図である。 この発明に従った支台部の斜視図である。 接続区域における図4aからの支台部の拡大図である。 長手方向中心軸に沿った、図4aに従った支台部を通る断面図である。 軸に直交する平面に沿った、割出し区域におけるこの発明に従ったインプラントおよびこの発明に従った支台部を通る断面図である。 長手方向中心平面に沿った、この発明に従った支台部およびこの発明に従ったインプラントを通る断面図である。 接続区域の長手方向中心平面に沿った断面における、この発明に従ったインプラント内のこの発明に従った支台部の拡大図である。 長手方向中心平面に沿った、歯肉形成物を有するこの発明に従ったインプラントを通る断面図である。 長手方向中心平面に沿った、歯型要素を有するこの発明に従ったインプラントを通る断面図である。 インプラントの円錐部の区域における図10からの歯型要素およびインプラントの拡大図である。 長手方向中心平面に沿った、仮支台部を有するこの発明に従ったインプラントを通る断面図である。
図1はインプラント10を示す。インプラント10は、本質的に公知の態様でねじ山8と切刃7とを有する本体9を有する。インプラント10は、状況により、端面14を有するインプラント10の歯冠端16が骨から若干突出するように、または若干低めに位置するように、本体9を用いて患者の顎に挿入される。
図2は、図1に従ったインプラントの中心軸を通る断面を示す。歯冠端16に隣接して、インプラント10は、支台部(図4a参照)を受けるための受け開口部15を有する。歯冠端16に直接隣接して、受け開口部15は円錐部17を有する。円錐部17には、短い円筒部23が直接隣接する。円筒部23には、割出し部18が隣接する。割出し部18は実質的に円筒状の表面19によって形成され、そこに、円周の周りに均一に分布された3つの溝20が配置される。溝20は、表面19から径方向外側に延在している。溝は側方溝表面21を有し、それは、支台部(図4a参照)、ねじ込み式器具、または他の補助要素の対応するカム表面と係合可能であり、このため、回転固定手段を形成してねじ込みトルクの伝達を可能にすることができる。
円筒部23と割出し部18との間に、プラットフォーム22が形成される。支台部(図4a参照)は、支台部のカムがインプラント10の溝20とちょうど同一平面になっていない場合、そのカムの歯頸下側でこのプラットフォーム面22に載る。それにより、中間位置が規定される。インプラント10に対して支台部を回すことにより、カムおよび溝20は、支台部が端位置へと軸方向に動かされるように配向され得る。インプラント10はまた、ねじ山部11を有する。支台部は、支台部ねじ(図7も参照)により、インプラント10に固定可能である。支台部ねじは、支台部が中間位置でプラットフォーム面22に載っている場合に支台部ねじがねじ山部11と係合しないように、インプラント10のねじ山部11に対して設計されている。
図3aおよび図3bは、円錐部17および割出し部18の区域におけるインプラント10の拡大断面図を示す。同じ参照符号は、図1および図2と同じ部品を示している。円錐部17は、約15°の総円錐角αで延在している。
インプラント直径が3.8mmの場合の、インプラントおよび関連する支台部の典型的な直径を以下に示す。円錐部17は、1.9mmの円錐長さkを有する。円筒部23の長さzは、0.4mmである。
円錐部17と比べると、割出し部18は、軸方向において比較的長く作られている。割出し長さfは、1.8mmである。
割出し部18に形成された溝20は、少なくとも0.18mmの溝深さtと、軸方向において少なくとも1.35mmの溝長さnとを有する。溝20はしたがって、割出し長さfの少なくとも75%にわたって軸方向に延在している。1.8mmという割出し長さfは、円錐長さkとほぼ同じ長さである。比較的長い溝を特に選択することにより、溝深さtが若干であるにもかかわらず、溝表面21が比較的大きく作られる。それにより、たとえばねじ込み式ツールとの接触による溝表面21の変形が回避される。
図3bに示すように、溝20の底24に斜面が設けられる。底24にある斜面のため、溝深さnは、溝の径方向内側の縁に比べて、径方向外側で若干短くなっている。溝の斜面(図8も参照)は、インプラントのカムの下縁での斜面(面取り部125)とほぼ対応している。
図4aは、この発明に従った支台部110の斜視図を示す。支台部110は表面112を有し、それは人工の歯を直接的にまたは間接的に受けるよう機能する。この目的のために、表面112が特定の下地において加工されることも考えられる。支台部110は接続区域115を有し、それを用いて支台部はインプラント10の受け区域15(図2参照)内へと挿入可能である。接続区域115は円錐部117を有しており、それには、支台部110の歯頸端116に向けて、割出し部118が隣接している。割出し部118は実質的に円筒状の表面119から構成されており、そこから、円周の周りに均一に分布された3つのカム120が、径方向外側に延在している。カム120は側方カム表面121を規定し、それはインプラントの溝表面21(図3aおよび図3bを参照)と係合可能である。
歯頸端116では、支台部110はその前面122に開口部113を有し、その開口部113は、連続する穴109(図5参照)の端を形成する。開口部113を通して、支台部ねじ(図7参照)が誘導され得る。
図4bは、支台部110の割出し部118の拡大図を示す。軸方向において、カム120は、1.55mmのカム長さNを有する。支台部110の歯頸端116に向けて、カム120は面取り部125を有する。カム120と表面119との間には、下切り126が表面119に形成される。下切り126は主として生産技術に関連しており、表面119の特に精密な仕上げを可能にして、後者(表面119)が誘導面として機能するよう十分精密に仕上げられ得るようにする。カム120は、0.15mmのカム深さTを有する。
カム120間の円筒状表面119は、支台部110の下端から割出し部118上を延在しているが、その高さ全体までは延在していない。軸方向に見ると、円筒状部分119は、端面128によって円錐部117に向けて閉ざされている。端面128は、軸に直交する平面に関して若干斜面になっている(図5も参照)。また、円錐部117に向けて、支台部110は、周方向の円筒状表面129を有する。軸に対して直交して延在するリング面129aにより、円筒状部分129は円錐部117と一体化する。
図5は、長手方向中心軸に沿った、図4aおよび図4bからの支台部110を通る断面を示す。支台部110は、軸方向に延在する穴109を有する。穴109には、分解ツールを受けるよう機能する雌ねじ108が設けられている。
円錐部117は、15°の総円錐角βを有する。円錐部117は、1.9mmの円錐長さKを有する。割出し部118は、1.95mmの割出し長さFを有する。カムは1.55mmのカム長さNを有し、それは割出し部118の長さに実質的に対応する。円錐部117と割出し部118との間には短い円筒部123が配置されており、それは生産技術に関連しており、さらなる機能を持たない。
図6は、軸に直交する平面に沿った、インプラント10に挿入された支台部110を通る断面を示す。
カム120は、カム表面121が溝表面21と接触するように、溝20と係合している。支台部110の表面119の外径D2は、インプラント10の接触面19の内径d2と実質的に同じ寸法である。このように、カム120間の支台部の表面119は、溝20間のインプラント10の表面19上で誘導される。直径D2およびd2は双方とも2.1mmであり、誘導面間の最大遊びが0.06mm以下となるように公差を有する。加えて、最小遊びは、支台部がインプラントの受け開口部内へと誘導され得るように選択される。
カムの外径D1および溝の外径d1も、同様に実質的に同じである。しかしながら、ここでは、誘導機能は必須ではなく、したがって間隙30が存在し得る。直径D1およびd1は通常、それぞれ2.4mmおよび2.45mmである。カム深さTおよび溝深さtはそれぞれ、直径D1とD2との差、および直径d1とd2との差から生じる。支台部110の表面119と溝120との間にも、下切り126が形成される。下切り126は、カム深さTを規定する際に考慮されない。
支台部の表面119の外径およびインプラント10の表面19の内径が各々2.1mmである場合、カム120および溝20は、円周方向に見ると、およそ0.7mmのカム幅および溝幅をそれぞれ有する。
図7は、インプラント10に挿入され、インプラント10のねじ山部11に支台部ねじ111を用いて固定された支台部110を通る断面を示す。インプラント10および支台部110の割出し部18、118は、回転固定が生成されるように互いに係合している。表面19、119の公差が小さいため、支台部110はインプラント10内に誘導され、それによりその歯頸端116で精密に保持される。支台部110の円錐面117およびインプラント10の円錐面17は、どんな場合でも円錐面17、117間の接触がインプラントの歯冠端16の区域でなされるように、公差を有している。このように、支台部110はインプラント10内で、互いにできるだけ軸方向に間隔をおいた2つの区域において支持され得る。これらの支持区域は最大間隔にあり、特に高度の安定性をもたらす。同時に、歯冠端16の区域における支台部110とインプラント10との間の間隙が回避される。
支台部110がインプラント10から出現する区域では、支台部は外径D11を有し、それは、インプラントのその歯冠端16での受け開口部15の内径に実質的に対応している(図8も参照)。図8も示すように、インプラント10の前縁14は支台部110によって覆われていない。
図9は、歯肉形成物310として設計された補助要素が挿入された、図1からのインプラント10を示す。歯肉形成物は、当業者には本質的に公知である。歯肉形成物310は、インプラントの受け開口部15において、特に円錐部17において、円錐部17と歯肉形成物310との接触がないように設計される。代わりに、歯肉形成物310は、接触面311で、インプラント10の前縁14に載っている。インプラントの円錐面17と歯肉形成物との間の円錐間隙312により、円錐面17への損傷が回避される。歯肉形成物がインプラント10から出現する区域、すなわち前縁14に隣接する区域における、歯肉形成物の外径D31は、3.5mmである。それはしたがって、対応する場所における支台部の外径D11(図7および図8を参照)である3.05mmよりも大きい。
図10および図11は、歯型要素410として設計された補助要素が挿入された、図1からのインプラント10を示す。
歯型要素410は接触面411を有し、それは、挿入された状態では、インプラントの前縁14に載っている(図11も参照)。歯型要素410は、挿入された状態で、円錐間隙412が歯型要素とインプラント10の円錐部17との間に形成されるように設計される。このように、インプラント10に対する歯型要素410の軸方向位置または垂直位置が、接触面411と前縁14との接触によって精密に規定される。円錐角および直径の交差により、垂直のずれはない。
歯型要素410はまた、割出し部418(詳細には図示せず)を有し、それは、支台部の割出し部118(図4a、図4bを参照)と実質的に同様に設計されている。
歯型要素がインプラント10から出現する区域における歯型要素の直径D41は、同じ場所における支台部の直径D11(図7および図8を参照)よりも大きく、対応する場所における歯肉形成物の外径D31(図9参照)と実質的に同じであるかそれより若干小さい。
図7に示すようなインプラント10および支台部110の代わりに、インプラント10の円錐面に接触せず、インプラント10の前縁14に当接する仮支台部510(図12参照)を、インプラント10に一時的に設けることも可能である。
インプラント10および支台部110は、本質的に公知の態様で生成され、設計される。それらは通常、チタンまたはセラミックなどの生体適合性材料で作られる。交換すべき歯に依存して、インプラントおよび支台部は異なる寸法を有しており、したがって、上述の測定値は例として考えられるべきである。より大きい、またはより小さいインプラントについては、個々の長さおよび寸法間の関係が実質的に変わらないままとなるように、対応する寸法が均一に増減される。
総円錐角は、インプラントのサイズとは独立して常に同じままであるが、円錐長さは、直径が異なると変わり得る。
一例として、直径が3.3mm、3.8mm(上述の説明も参照)、4.3mm、および5mmのインプラントについての個々の測定値(単位:mmまたはmm2)を、以下の表に示す。

Claims (27)

  1. 顎骨に挿入するための歯科インプラント(10)であって、インプラントの歯冠端(16)に配置され、支台部(110)用に設けられた受け開口部(15)を有し、受け開口部(15)は、歯冠端(16)から見ると、円錐長さ(k)を有する円錐部(17)と、割出し長さ(f)を有する割出し部(18)とを有しており、
    円錐部(17)は、6〜20°、好ましくは10°〜18°、特に好ましくは15°の総円錐角(α)を有し、割出し長さ(f)は、円錐長さ(k)の少なくとも90%であり、特に1.6mmを上回ることを特徴とする、歯科インプラント。
  2. 割出し部(18)は、溝長さ(n)を有する少なくとも1つの径方向外側に延在する溝(20)が配置される表面(19)を有し、その溝(20)は、支台部(110)のカム(120)と係合可能であることを特徴とする、請求項1に記載の歯科インプラント。
  3. 表面(19)は少なくとも部分的に円筒状であり、正しく挿入された支台部(110)用の誘導面を形成するように寸法決めされ、公差を有することを特徴とする、請求項2に記載の歯科インプラント。
  4. 溝長さ(n)は、実質的に割出し長さ(f)全体にわたって延在していることを特徴とする、請求項2および3のいずれかに記載の歯科インプラント。
  5. 歯頸方向に見ると、割出し部(18)に、支台部ねじ(111)を受けるためのねじ山部(11)が直接隣接していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の歯科インプラント。
  6. 割出し部(18)の表面(19)は、溝の外径(d1)の80%よりも大きい外径(d2)を有することを特徴とする、請求項2〜5のいずれかに記載の歯科インプラント。
  7. 溝(20)は、0.22mm2よりも大きい、径方向に延在する溝表面(21)を有することを特徴とする、請求項2〜6のいずれかに記載の歯科インプラント。
  8. 溝長さ(n)は、溝深さ(t)の500%よりも大きいことを特徴とする、請求項2〜7のいずれかに記載の歯科インプラント。
  9. 溝(20)は、円錐部(17)の最小直径以下である外径(d1)を有することを特徴とする、請求項2〜7のいずれかに記載の歯科インプラント。
  10. 円錐部(17)と割出し部(18)との間に周方向のプラットフォーム面(22)が配置され、溝(20)はプラットフォーム面(22)のところまで軸方向に延在しており、好ましくは割出し部(18)と円錐部(17)との間に円筒部(23)が配置されることを特徴とする、請求項2〜9のいずれかに記載の歯科インプラント。
  11. 歯科インプラント(10)用の支台部(110)であって、換歯を直接的にまたは間接的に受けるための表面(112)と、インプラント(10)への接続用の接続区域(115)とを有し、接続区域(115)は、円錐長さ(K)を有する円錐部(117)を有し、それに、割出し長さ(F)を有する割出し部(118)が歯頸方向に隣接し、
    円錐部(117)は、6〜20°、好ましくは10°〜18°、特に好ましくは15°の総円錐角(β)を有し、割出し長さ(F)は、円錐長さ(K)の少なくとも70%であり、特に1.6mmを上回ることを特徴とする、支台部。
  12. 支台部(110)は、割出し部(118)に表面(119)を有し、そこから、カム長さ(N)を有する少なくとも1つのカム(120)が径方向外側に延在し、そのカム(120)は、インプラント(10)の対応する溝(20)と係合可能であることを特徴とする、請求項11に記載の支台部。
  13. 表面(119)は少なくとも部分的に円筒状であり、支台部(110)がインプラント(10)に正しく挿入されると、インプラント(10)の割出し部(18)の表面(19)用の誘導面を形成するように寸法決めされ、公差を有することを特徴とする、請求項12に記載の支台部。
  14. カム長さ(N)は、実質的に割出し長さ(F)全体にわたって延在していることを特徴とする、請求項12および13のいずれかに記載の支台部(110)。
  15. 支台部(110)は、歯頸端(116)で割出し部(118)に歯頸方向に隣接する、開口部(113)を有する前面(122)を有し、その開口部を通って支台部ねじ(111)のねじ山部が誘導可能であることを特徴とする、請求項11〜14のいずれかに記載の支台部。
  16. 割出し部(118)の表面(119)は、カムの外径(D1)の80%以上の外径(D2)を有することを特徴とする、請求項12〜15のいずれかに記載の支台部。
  17. カム(120)は、0.22mm2よりも大きい、実質的に径方向に延在するカム表面(121)を有することを特徴とする、請求項12〜16のいずれかに記載の支台部。
  18. カム長さ(N)は、カム深さ(T)の500%よりも大きいことを特徴とする、請求項12〜17のいずれかに記載の支台部。
  19. カム(120)は、円錐部(117)の最小直径以下である外径(D1)を有することを特徴とする、請求項12〜18のいずれかに記載の支台部。
  20. カム(120)は、その歯頸端に面取り部(125)を有することを特徴とする、請求項12〜19のいずれかに記載の支台部。
  21. 請求項1〜10のいずれかに記載のインプラント(10)と、請求項11〜20のいずれかに記載の支台部(110)との組合せであって、
    インプラント(10)および支台部(110)の割出し部(18、118)および円錐部(17、117)は、支台部(110)が挿入されると、円錐部(17、117)が互いに少なくとも部分的に接触し、割出し部(18、118)が互いに係合するように、寸法決めされ、成形されることを特徴とする、組合せ。
  22. インプラント(10)と関連する支台部(110)とのどの対でも、インプラント(10)の歯冠前縁(14)に隣接して円錐部(17、117)間の接触が起こるように、円錐部(17、117)が公差を有することを特徴とする、請求項21に記載の組合せ。
  23. 請求項13〜20のいずれかに記載の支台部と、請求項3〜10のいずれかに記載のインプラントとを有し、
    支台部(110)のカム(120)間およびインプラント(10)の溝(20)間の割出し部(18、118)の表面(19、119)は、支台部(110)がインプラント(10)の表面(19)上で表面(119)によって誘導されるように寸法決めされることを特徴とする、請求項21または22に記載の組合せ。
  24. 請求項9および10のいずれかに記載のインプラントと、支台部ねじ(111)を有する請求項15〜20のいずれかに記載の支台部とを有し、
    中間位置において、支台部(110)がカム(120)の端面でインプラント(10)のプラットフォーム面(22)に当たっている場合に、支台部ねじ(111)がインプラント(10)のねじ山部(11)と係合できないように、支台部ねじ(111)の長さが寸法決めされていることを特徴とする、請求項21〜23のいずれかに記載の組合せ。
  25. 移植セットであって、
    特に請求項1〜10のいずれかに記載の少なくとも1つのインプラントを有し、前記インプラントは、インプラント(10)の歯冠端(16)に配置され、支台部(110)用に設けられた受け開口部を有し、受け開口部(15)は、歯冠端(16)に隣接するインプラント円錐部(17)を有しており、前記移植セットはさらに、
    特に請求項11〜20のいずれかに記載の少なくとも1つの支台部(110)を有し、前記支台部は、インプラント(10)の受け開口部(15)に挿入可能であり、インプラント円錐部(17)と係合可能な支台部円錐部(117)を有しており、前記移植セットはさらに、
    特に咬合ねじ、歯肉形成物(310)、仮支台部(510)、および歯型要素(410)を含む群から選択される少なくとも1つの補助要素を有し、
    補助要素(310、410、510)は、挿入された状態で、インプラント円錐面(17)に接触しないように、また、インプラント(10)の前縁(14)に当たる接触面(311、411、511)を有するように設計されることを特徴とする、移植セット。
  26. 補助要素は、その接触面(311、411)の区域において、挿入された状態ではインプラント(10)の前縁(14)に隣接して位置する支台部(110)の区域における外径(D11)よりも大きい外径(D31、D41)を有することを特徴とする、請求項25に記載の移植セット。
  27. 歯肉形成物(310)として設計された補助要素の前縁(14)の区域における外径(D31)は、歯型要素(410)として設計された補助要素の前縁(14)の区域における外径(D41)よりも大きいことを特徴とする、請求項26に記載の移植セット。
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