JP6566848B2 - シフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シフト体が移動されてシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のセレクトレバー装置では、被覆カバーが解除レバーを被覆しており、被覆カバーのロック解除キー穴が解除レバーを開放している。このため、ロック解除キー穴にイグニッションキーが挿入されて、イグニッションキーによって解除レバーが操作されることで、シフトロック機構によるセレクトレバーの移動ロックが解除される。
ここで、このセレクトレバー装置では、ロック解除キー穴に侵入された異物(例えば液体)が被覆カバーと解除レバーとの間から漏出されることを抑制できるのが好ましい。
特開2005−67546号公報
本発明は、上記事実を考慮し、開放孔に侵入された異物が被覆体と解除体との間から漏出されることを抑制できるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフト装置は、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、所定の機会に前記シフト体の移動を規制する規制機構と、筒状の通過筒が設けられ、操作されることで前記規制機構による前記シフト体の移動規制が解除される解除体と、前記解除体を被覆する共に、前記解除体を開放する開放孔が設けられ、前記開放孔を介して前記解除体を操作可能にされると共に、前記開放孔に侵入された異物が前記通過筒内を通過される被覆体と、を備えている。
請求項2に記載のシフト装置は、請求項1に記載のシフト装置において、前記通過筒内に設けられ、前記開放孔を介して操作されることで前記解除体が操作されると共に、前記通過筒の周壁との間に異物が通過される通過孔が設けられる操作部を備えている。
請求項3に記載のシフト装置は、請求項2に記載のシフト装置において、前記開放孔に前記操作部が対向される。
請求項4に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置において、前記被覆体に設けられると共に、前記開放孔を形成し、前記通過筒内に挿入される挿入部を備えている。
請求項5に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシフト装置において、前記解除体に設けられ、前記通過筒から突出される突出部と、前記規制機構に設けられ、前記解除体が操作されることで前記突出部が操作して前記規制機構による前記シフト体の移動規制が解除される解除部と、を備えている。
請求項6に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のシフト装置において、前記規制機構に設けられ、電気的に作動されると共に、異物の前記通過筒内からの排出経路から離間される作動機構を備えている。
請求項1に記載のシフト装置では、シフト体が移動されてシフト位置が変更される。また、所定の機会に規制機構がシフト体の移動を規制する。
さらに、被覆体が解除体を被覆する共に、被覆体の開放孔が解除体を開放しており、開放孔を介して解除体を操作可能にされている。このため、解除体が操作されることで、規制機構によるシフト体の移動規制が解除される。
ここで、解除体に通過筒が設けられており、開放孔に侵入された異物が通過筒内を通過される。このため、異物が被覆体と解除体との間から漏出されることを抑制できる。
請求項2に記載のシフト装置では、通過筒内に操作部が設けられると共に、通過筒の周壁と操作部との間に通過孔が設けられており、通過筒内を通過される異物が通過孔を通過される。
ここで、開放孔を介して通過筒内の操作部が操作されることで、解除体が操作される。このため、通過筒内の開放孔との対向面積を大きくでき、異物が被覆体と解除体との間から漏出されることを効果的に抑制できる。
請求項3に記載のシフト装置では、開放孔に操作部が対向される。このため、開放孔を介して操作部を容易に操作できる。
請求項4に記載のシフト装置では、被覆体の挿入部が開放孔を形成しており、挿入部が通過筒内に挿入される。このため、開放孔に侵入された異物が容易に通過筒内に侵入でき、異物が被覆体と解除体との間から漏出されることを効果的に抑制できる。
請求項5に記載のシフト装置では、解除体の突出部が通過筒から突出されると共に、解除部が規制機構に連絡可能にされており、解除体が操作されることで、突出部が解除部を操作して、規制機構によるシフト体の移動規制が解除される。このため、解除体が通過筒の外側において解除部を操作できる。
請求項6に記載のシフト装置では、規制機構の作動機構が電気的に作動される。
ここで、異物の通過筒内からの排出経路から作動機構が離間される。このため、異物が作動機構に到達することを抑制できる。
本発明の実施形態に係るシフトレバー装置を示す左方から見た側面図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置を示す前方から見た正面図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の主要部を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の主要部の詳細を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の主要部の詳細を示す左方から見た断面図(図4の5−5線断面図)である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の主要部の詳細を示す後方から見た断面図(図4の6−6線断面図)である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の主要部を示す左斜め後方から見た分解斜視図である。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置としてのシフトレバー装置10が左方から見た側面図にて示されており、図2には、シフトレバー装置10が前方から見た正面図にて示されている。なお、図面では、シフトレバー装置10の前方を矢印FRで示し、シフトレバー装置10の右方を矢印RHで示し、シフトレバー装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフトレバー装置10は、フロア式のものにされて、車両(自動車)の運転席(図示省略)の車両右側(車幅方向内側)における車室の床部(車体側)に設置されており、シフトレバー装置10の前方、右方及び上方は、それぞれ車両の前方、右方及び上方に向けられている。
図1及び図2に示す如く、シフトレバー装置10には、配置体としての略直方体形箱状のハウジング12(ハウジングプレート)が設けられており、ハウジング12が車室の床部に固定されて、シフトレバー装置10が車室の床部に設置されている。
ハウジング12内の下端部には、シフト体としての略長尺棒状のシフトレバー14の下端部(基端部)が支持されており、シフトレバー14は、下端部を中心として、前後方向及び左右方向に回動(移動)可能にされている。シフトレバー14は、ハウジング12の上壁を回動可能に貫通されており、シフトレバー14は、ハウジング12から上側に延出されている。
ハウジング12の上側は、被覆部材としての板状のカバー(図示省略)によって被覆されており、カバーは、車室内に露出されている。カバーには、シフトレバー14が回動可能に貫通されており、シフトレバー14は、カバーから上側に延出されている。カバーには、ハウジング12の左側(車幅方向外側)において、長尺矩形状の露出孔(図示省略)が貫通形成されており、露出孔は、前後方向に長尺にされている。
シフトレバー14は、上端部(先端部)において、車両の乗員(特に運転手)によって回動操作可能にされており、シフトレバー14は、シフト位置としての「P」位置(パーキング位置、所定シフト位置)、「R」位置(リバース位置)、「N」位置(ニュートラル位置)、「D」位置(ドライブ位置)、「S」位置(シーケンス位置)、「+」位置(プラス位置)及び「−」位置(マイナス位置)に回動可能にされている(図7参照)。
ハウジング12内の右側部分には、規制機構としてのシフトロック機構(図示省略)が設けられており、シフトロック機構には、作動機構としてのソレノイド(図示省略)が設けられている。ソレノイドは、車両の制御装置(図示省略)に電気的に接続されており、ソレノイドは、制御装置の制御により、電気的に作動可能にされている。制御装置には、車両の制動手段としてのブレーキ(図示省略)が電気的に接続されており、ブレーキは、乗員によって操作されることで、車両が制動される。
シフトレバー14が「P」位置に配置される際に、ブレーキが操作されない場合(所定の機会)には、ソレノイドが作動されずに、シフトロック機構がシフトレバー14の回動操作をロック(規制)することで、シフトレバー14の「P」位置から「R」位置への回動操作がロックされる。一方、シフトレバー14が「P」位置に配置される際に、ブレーキが操作された場合には、ソレノイドが作動されて、シフトロック機構がシフトレバー14の回動操作のロックを解除することで、シフトレバー14の「P」位置から「R」位置への回動操作のロックが解除される。
ハウジング12には、解除機構16(シフトロックリリース機構)が設けられている。解除機構16には、解除部としての略柱状のリリースレバー18が設けられており、リリースレバー18は、ハウジング12の前部上端の左側に配置されている。リリースレバー18の前端部(基端部)は、ハウジング12に支持されており、リリースレバー18は、前端部を中心として上下方向へ回動可能にされると共に、後端部18A(先端部)が左側(ハウジング12とは反対側)に突出されている。リリースレバー18は、解除付勢手段としての復帰スプリング(図示省略)によって上側に付勢されており、リリースレバー18は、復帰スプリングの付勢力による上側への回動を係止されて、長手方向が前後方向に平行に配置されている。解除機構16(リリースレバー18)は、シフトロック機構に連絡可能にされており、例えばソレノイドが作動不能である場合において、シフトレバー14が「P」位置に配置される際に、リリースレバー18が復帰スプリングの付勢力に抗して下側に回動されることで、解除機構16がシフトロック機構を機械的に操作して、シフトロック機構がシフトレバー14の回動操作のロックを解除する。このため、シフトレバー14の「P」位置から「R」位置への回動操作のロックが解除される。
ハウジング12の左側かつ上側には、インジケータ20(図3〜図7参照)が設置されている。
インジケータ20には、略直方体形箱状のケース22が設けられており、ケース22は、カバーの露出孔の下側に設置されると共に、内部が上側に開放されている。ケース22内の前部には、平板状の仕切板22Aが一体に設けられており、仕切板22Aは、ケース22内を前後方向において仕切っている。
ケース22内には、仕切板22Aの前側において、略矩形状の案内孔24が形成されており、案内孔24は、下側に開放されている。ケース22の前壁には、矩形状の支持孔26が形成されており、支持孔26は、案内孔24に連通されると共に、上下方向に延伸されて上側に開放されている。
仕切板22Aには、挿入孔28が貫通形成されており、挿入孔28は、上下方向に延伸されて、仕切板22Aを左右方向において分割している。ケース22の下壁下側には、挿入孔28の後側において、断面U字状の挿入壁30が一体に設けられており、挿入壁30内は、前側に開放されると共に、上側に開放されて挿入孔28に連通されている。
ケース22の案内孔24、支持孔26、挿入孔28及び挿入壁30内には、解除体としてのリリースリンク32(解除ボタン)が挿入されている。
リリースリンク32には、案内筒としての略矩形筒状の通過筒34が設けられており、通過筒34は、ケース22の案内孔24に嵌入されて、ケース22の下側に突出されている。このため、リリースリンク32は、通過筒34が案内孔24に案内されて、上下方向に移動可能にされている。通過筒34の上部近傍内には、操作部としての矩形板状の操作板34Aが設けられており、操作板34Aは、通過筒34の周壁と一体にされると共に、水平に配置されている。通過筒34の周壁と操作板34Aとの間には、操作板34Aの前側、後側及び左側において、それぞれ通過孔としての前通過孔36、後通過孔38及び横通過孔40が形成されており、前通過孔36及び後通過孔38は、矩形状にされると共に、横通過孔40は、T字状にされている。
リリースリンク32には、前端部において、断面L字形板状の支持板42が設けられており、支持板42は、通過筒34と一体にされると共に、通過筒34から前側に突出されている。支持板42は、ケース22の支持孔26に挿入されており、支持板42は、支持孔26に沿って上下方向に移動可能にされている。支持板42の下壁には、円柱状の支持軸44が一体に設けられており、支持軸44は、支持板42から下方に延出されて、ケース22の下壁(支持孔26の下壁)を貫通されている。支持軸44は、付勢手段としての圧縮コイルスプリング46内に挿入されており、圧縮コイルスプリング46は、支持板42の下壁とケース22の下壁との間に掛渡されている。圧縮コイルスプリング46は、リリースリンク32を上側に付勢しており、リリースリンク32は、圧縮コイルスプリング46の付勢力による上側への移動を係止されている。
リリースリンク32には、後部において、突出部としての略矩形板状の突出板48が設けられており、突出板48は、通過筒34と一体にされると共に、通過筒34から後側に突出されている。突出板48は、左右方向に垂直に配置されて、ケース22の挿入孔28及び挿入壁30内に挿入されており、突出板48は、挿入孔28及び挿入壁30内に沿って上下方向に移動可能にされている。突出板48の後端部は、リリースレバー18の後端部18Aの上側に配置されており、リリースリンク32が圧縮コイルスプリング46の付勢力に抗して下方に移動されることで、突出板48の後端部がリリースレバー18の後端部18Aを下側に押圧して、リリースレバー18が下側に回動される。
ケース22内には、仕切板22Aの後側において、電気部品としての略矩形板状のPCボード50(印刷回路基板)が固定されており、PCボード50の上面には、発光素子50Aが複数設置されている。PCボード50は、制御装置に電気的に接続されており、発光素子50Aは、制御装置の制御により、発光される。
ケース22内には、PCボード50の上側において、区画部材としての略矩形筒状のランプシェード52が固定されており、ランプシェード52内には、複数の区画板52Aが設けられている。ランプシェード52内には、複数の区画板52Aによって平面視矩形状の区画室54が複数形成されており、各区画室54は、PCボード50の発光素子50Aを上側に開放している。
ケース22の上側には、被覆体を構成する矩形板状のインジケータプレート56が固定されており、インジケータプレート56は、ケース22の上側を被覆すると共に、上面がカバーの露出孔から車室内に露出されている。インジケータプレート56には、複数のシフト表示56Aが設けられており、複数のシフト表示56Aは、シフトレバー14のシフト位置の配置を表示すると共に、それぞれ光を透過可能にされている。各シフト表示56Aの下側には、ランプシェード52の区画室54が配置されており、シフト表示56Aは、PCボード50の発光素子50Aからの光が区画室54を介して照射されて、照明される。
インジケータプレート56の前部には、下側において、挿入部としての略矩形筒状のダミー筒58が一体に設けられており、ダミー筒58は、リリースリンク32の通過筒34の上部内に挿入されている。ダミー筒58内は、上側に開放されており、ダミー筒58内には、開放孔としての略矩形状のダミー孔58Aが形成されている。
ダミー孔58Aには、被覆体を構成する挿入部としての略矩形筒状のダミーカバー60が装着されており、ダミーカバー60は、ダミー孔58Aの周面に嵌合されると共に、通過筒34の上部内に挿入されている。ダミーカバー60内には、開放孔としての矩形状のカバー孔60Aが形成されており、カバー孔60Aは、全体が通過筒34内の操作板34Aに上下方向において対向されて、操作板34Aを上側に開放させている。また、ダミーカバー60は、ダミー孔58Aから離脱可能にされている。
図1及び図2に示す如く、シフトレバー装置10の電気機構(上記ソレノイド及びPCボード50を含む)は、制御装置とワイヤハーネス62によって電気的に接続されており、ワイヤハーネス62は、ハウジング12下部の左側を通過されて、インジケータ20の下側(特にリリースリンク32の通過筒34の下側)に配置されている。ワイヤハーネス62は、筒状のプロテクタ64によって被覆されており、プロテクタ64は、ワイヤハーネス62への異物の侵入を制限している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフトレバー装置10では、インジケータ20において、インジケータプレート56のダミー孔58A(ダミー筒58内)にダミーカバー60が装着されており、ダミーカバー60内のカバー孔60Aがケース22内のリリースリンク32の操作板34Aを上側に開放させている。
このため、例えばシフトロック機構のソレノイドが作動不能である場合において、シフトレバー14が「P」位置に配置される際に、細棒等の操作部材(図示省略)が、カバー孔60Aに上側から挿入されて、操作板34Aを下側に押圧することで、リリースリンク32が、下方に移動されて、解除機構16のリリースレバー18を下側に押圧する。これにより、リリースレバー18が下側に回動されて、解除機構16がシフトロック機構を機械的に操作することで、シフトロック機構がシフトレバー14の回動操作のロックを解除して、シフトレバー14の「P」位置から「R」位置への回動操作のロックが手動で解除される。
ここで、リリースリンク32に通過筒34が設けられており、カバー孔60Aに上側から侵入された異物(ジュースや水等の液体、及び、粉塵や砂等の固体)が、通過筒34内(前通過孔36、後通過孔38及び横通過孔40を含む)を通過されて、ケース22の下側に排出される。このため、異物がダミーカバー60とリリースリンク32との間から漏出されることを抑制でき、異物がリリースリンク32の外周に移動されてリリースリンク32の移動機能が低下することを抑制できると共に、異物がケース22の挿入孔28を介してPCボード50に到達することを抑制できる。
さらに、シフトロック機構のソレノイドが、ハウジング12内に配置されて、異物の通過筒34内からの排出経路(通過筒34の下側)から離間されている。このため、異物がソレノイドに到達することを抑制できる。
しかも、ワイヤハーネス62が異物の通過筒34内からの排出経路に配置される一方、ワイヤハーネス62がプロテクタ64によって被覆されている。このため、通過筒34内から排出された異物がプロテクタ64に到達しても、プロテクタ64がワイヤハーネス62への異物の侵入を制限することで、異物がワイヤハーネス62に到達することを抑制できる。
また、操作部材がカバー孔60Aを介して通過筒34内の操作板34Aを下方に移動させることで、リリースリンク32が下方に移動される。このため、通過筒34内のカバー孔60Aとの上下方向における対向面積を大きくでき、異物がダミーカバー60とリリースリンク32との間から漏出されることを効果的に抑制できる。
さらに、カバー孔60Aを形成するダミーカバー60が通過筒34内に挿入されている。このため、カバー孔60Aに侵入された異物が容易に通過筒34内に侵入でき、異物がダミーカバー60とリリースリンク32との間から漏出されることを一層効果的に抑制できる。
また、カバー孔60Aの全体に操作板34Aが上下方向において対向されている。このため、操作部材がカバー孔60Aを介して通過筒34内の前通過孔36、後通過孔38及び横通過孔40に挿入されることを抑制でき、操作部材がカバー孔60Aを介して操作板34Aを容易に下方に移動させることができる。
さらに、リリースリンク32では、突出板48が通過筒34から後側に突出されており、リリースリンク32が下方に移動されることで、突出板48が、リリースレバー18を下側に押圧して、リリースレバー18を下側に回動させる。このため、リリースリンク32が通過筒34の外側の突出板48においてリリースレバー18を下側に回動させることができ、リリースリンク32の下方への移動量に対するリリースレバー18の下側への回動量を容易に調整できる。これにより、本実施形態の如く、突出板48の後端部がリリースレバー18の後端部18Aを下側に押圧することで、リリースリンク32の下方への移動量に対するリリースレバー18の下側への回動量を小さくでき、リリースリンク32の下方への移動量が小さくてもリリースレバー18が下側に大きく回動されてシフトロック機構がシフトレバー14の回動操作のロックを不要に解除することを抑制できる。
また、シフトレバー装置10において、インジケータプレート56のダミー孔58Aからダミーカバー60が離脱された構成にされると、ダミー孔58Aがリリースリンク32の通過筒34内の操作板34Aを上側に開放させる。
この構成では、例えばシフトロック機構のソレノイドが作動不能である場合において、シフトレバー14が「P」位置に配置される際に、イグニッションキー等の操作部材(図示省略)が、ダミー孔58Aに上側から挿入されて、操作板34Aを下側に押圧することで、リリースリンク32が下方に移動されて、シフトレバー14の「P」位置から「R」位置への回動操作のロックが手動で解除される。
さらに、ダミー孔58Aを形成するダミー筒58が通過筒34内に挿入されると共に、ダミー孔58Aに操作板34Aが上下方向において対向されており、ダミー孔58Aに上側から侵入された異物が、通過筒34内を通過されて、ケース22の下側に排出される。
このため、この構成においても、ダミー孔58Aにダミーカバー60が装着された場合と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、ダミーカバー60にカバー孔60Aを設けた。しかしながら、ダミーカバー60にカバー孔60Aを設けなくてもよい。
また、本実施形態では、シフトレバー装置10をフロア式のものにして車室の床部に設置した。しかしながら、シフトレバー装置10を車室のコラムカバーやインストルメントパネルに設置してもよい。
10 シフトレバー装置(シフト装置)
14 シフトレバー(シフト体)
18 リリースレバー(解除部)
32 リリースリンク(解除体)
34 通過筒
34A 操作板(操作部)
36 前通過孔(通過孔)
38 後通過孔(通過孔)
40 横通過孔(通過孔)
48 突出板(突出部)
56 インジケータプレート(被覆体)
58 ダミー筒(挿入部)
58A ダミー孔(開放孔)
60 ダミーカバー(被覆体、挿入部)
60A カバー孔(開放孔)

Claims (6)

  1. 移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    所定の機会に前記シフト体の移動を規制する規制機構と、
    筒状の通過筒が設けられ、操作されることで前記規制機構による前記シフト体の移動規制が解除される解除体と、
    前記解除体を移動可能に支持するケースと、
    前記解除体を被覆する共に、前記解除体を開放する開放孔が設けられ、かつ、前記開放孔が前記通過筒内に連通され、前記開放孔を介して前記解除体を操作可能にされると共に、前記開放孔に侵入された異物が前記通過筒内を通過される被覆体と、
    を備えたシフト装置。
  2. 前記通過筒内に設けられ、前記開放孔を介して操作されることで前記解除体が操作されると共に、前記通過筒の周壁との間に異物が通過される通過孔が設けられる操作部を備えた請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記開放孔に前記操作部が対向される請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記被覆体に設けられると共に、前記開放孔を形成し、前記通過筒内に挿入される挿入部を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記解除体に設けられ、前記通過筒から突出される突出部と、
    前記規制機構に連絡可能にされ、前記解除体が操作されることで前記突出部が操作して前記規制機構による前記シフト体の移動規制が解除される解除部と、
    を備えた請求項1〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
  6. 前記規制機構に設けられ、電気的に作動されると共に、異物の前記通過筒内からの排出経路から離間される作動機構を備えた請求項1〜請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
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