JP6566620B2 - シート搬送機構及びこれを備えた後処理装置 - Google Patents
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Description
搬送経路9に配置されたセンサ(入口センサSe1または排紙センサSe2)の構造について図3に従って説明する。同図には搬送経路9を通過するシートを過ぎるように発光部15と受光部16が対向配置された透過型ホトセンサ構造を示している。そして、発光部15と受光部16を搬送経路9のシートを挟んで対向する位置に配置し、発光部15からの光を受光部16で感知し、その光をシートが過ぎったときシートを検出する。そして受光部16からの光を検出部17(制御手段;制御回路、制御CPU)で検出する。
図4(a)は反射型ホトセンサ構造を示し、同図(b)は回帰反射型ホトセンサ構造を示している。同図(a)のセンサ構造は、搬送経路9を構成する上部ペーパーガイド13aと下部ペーパーガイド13bのいずれか一方に発光部18と受光部19が配置され、発光部18から照射した光を受光部19で検出する。そしてペーパーガイドの反対側(図示の場合には下部ペーパガイド13b)にはリフレクター20が配置してある。そして、経路中にシートが存在しないときには、発光部18からの光はリフレクター20で反射され受光部19に入光する。
図3(b)に搬送経路9に配置した発光部15(18,21)と受光部16(19,22)でシートの通過を検出する回路構成(概念)を示す。発光素子41(上述の15a、18aなど)に所定電圧を印加して電力を供給する。この制御は制御部40(CPUなど)でコントロールする。発光素子41の光は受光素子42(上述の16a、19aなど)で受光して光電変換した電気量として、アナログ出力される。受光素子42からの出力値は、増幅器43で増幅され、コンパレータ44(比較器;以下第1コンパレータという)で比較される。この比較は、「比較基準」をシートの有無を判別する閾値(Vs)に設定すると、その出力からシートの有無を判別する。
所定時間経過した出力値の少なくとも2つ(Vout1、Vout2)を比較することによって上記要因を推定することができる。そしてその要因を改善に向ける「インターバル時間延長」「検出部冷却」「検出面ワイプ」などの処置が可能となる。そこで第1、第2出力値(Vout1、Vout2)の取得タイミングについて図7及び図8に従って説明する。搬送経路9の検出ポジションSpを通過するシートに対して「シート通過後に2点検出する場合(ケース1;図7(a))」と「シートが通過する前後で2点検出する場合(ケース2;図7(b))」及び「シートが通過する前に2点検出する場合(ケース3;図8)」について説明する。
前述の制御手段(制御部)40は「第1第2出力値Vout1、Vout2の比較で回復可能か否か判断する」。「ケース1」又は「ケース3」において[Vout1<Vout2(先の出力値より後の出力値が高い)]のときには、光減衰の原因が改善されていると判断する。その要因は発光/受光面に曇りが発生したとき或いは静電気による塵埃が付着したときでありその程度は時間経過とともに低減している。
この処置は、発光部または受光部を冷却するか、発光/受光面を払拭(Wiping)する。図5(a)は、搬送経路9に冷却手段30を配置する。同図の冷却手段30は冷却ファン31で構成してあり、ファンモータMfを備えた回転ファン32が上部ペーパーガイド13a(装置ハウジング内に配置されていれば良い)に配置されている。
図9に図1の装置の制御構成を示す。後処理装置Bの上流側には画像形成装置Aが配置され、画像形成装置Aの制御部50は、中央処理装置(CPU)で構成されシート上に画像を形成する動作を司る。この制御部50は画像形成制御部51と給紙制御部52と、入力部53で構成されている。入力部53にはコントロールパネルが設けられ画像形成条件及び、後処理装置の処理方法モードを設定する。
制御手段40は、搬送手段14を作動させて経路内にシートを搬送する。そしてセンサ(Se1、Se2)でシート搬送を監視する。この監視動作を、入口センサSe1について説明する。
制御手段40は、搬送経路9を移動するシートを受光素子で監視する。制御手段40は例えば排紙指示信号を基準にタイマーを作動し(St19)、第1タイマアップでその時の受光素子16aの出力値を第1出力値Vout1として取得する(St20,St21)。この第1タイマアップ時間は、シート先端が搬送経路9の検出点Spに到達する前に設定されている。
制御手段40は、搬送手段14を作動させて経路内にシートを搬送する。そしてセンサ(Se1、Se2)を監視する。
制御手段40は、上記ケース1、ケース2 、ケース3においてセンサ出力値が回復可能と判断したときには、前述した「搬送経路の光減衰要因を解消する処置」を施す。
9 搬送経路
13a 上部ペーパーガイド
13b 下部ペーパーガイド
14 搬送手段
15 発光部
15a 発光素子
16 受光部
16a 受光素子
18 発光部(異なる実施例)
18a 発光素子
19 受光部(異なる実施例)
19a 受光素子
20 リフレクター
21 発光部(異なる実施例)
21a 発光素子
22 受光部(異なる実施例)
22a 受光素子
24 光偏向部材
30 冷却手段
34 冷却手段
35 エアブロー機構
38 ワイパー機構
Claims (8)
- シートを案内する搬送経路と、
光を照射する発光部と、
前記搬送経路を挟んで前記発光部と対向して設けられ、前記発光部から照射された光を受ける受光部と、
前記受光部により受けた光を光電変換し、電気量または電圧として出力値を示す変換部と、
前記変換部の基準出力値を予め記憶する記憶手段と、
前記変換部により示される前記出力値の変化により前記搬送路に案内される前記シートの後端を検出する検出部と、
前記シートの後端検出後の所定のタイミングで前記発光部が照射して前記受光部が受けた光を前記変換部が光電変換した第1出力値が前記記憶手段に記憶された前記基準出力値よりも小さく且つ前記所定のタイミングから所定時間後に前記発光部が照射して前記受光部が受けた光を前記変換部が光電変換した第2出力値が前記第1出力値よりも大きい場合、前記第2出力値が示された後に前記変換部により示される出力値を前記基準出力値に近づけるための回復処理を実施する回復処理手段と、を備えたシート搬送機構。 - 前記発光部または前記受光部を冷却する冷却手段を更に備え、
前記回復処理手段は、前記発光部または前記受光部を冷却して前記回復処理を実施すべく、前記冷却手段を制御する制御部を有する請求項1記載のシート搬送装置。 - 前記発光部または前記受光部から付着物を払拭する払拭手段を更に備え、
前記回復処理手段は、前記発光部または前記受光部から付着物を払拭して前記回復処理を実施すべく、前記払拭手段を制御する制御部を有する請求項1記載のシート搬送装置。 - 前記回復処理手段は、前記回復処理を実施すべく、後続シートの搬送を待機させる請求項1記載のシート搬送装置。
- 前記記憶手段は、前記第1出力値を記憶しており、
前記回復処理手段は、前記変換部が光電変換した前記第2出力値と前記記憶手段から読み出した前記第1出力値とを比較するコンパレータと、
を有する、請求項1に記載のシート搬送機構。 - 前記回復処理手段は、前記第1出力値から前記第2出力値に第1の出力値差分増えた場合より、前記第1出力値から前記第2出力値に前記第1の出力値差を超えた第二の出力値差分増えた場合の方が、後続シートの搬送を待機させる時間を短くする、請求項4に記載のシート搬送機構。
- 前記冷却手段は、冷却ファン、冷却フィン、ペルチェ素子、エアブロー機構の一つで構成される請求項2に記載のシート搬送機構。
- 前記払拭手段は、前記シートが通過する前記発光部若しくは前記受光部の表面のワイパー機構で構成される請求項3に記載のシート搬送機構。
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