JP6565558B2 - 線源位置制御装置、放射線源格納容器、補正マップの生成方法、及びコンプトンカメラのコントローラ - Google Patents

線源位置制御装置、放射線源格納容器、補正マップの生成方法、及びコンプトンカメラのコントローラ Download PDF

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本発明は、コンプトンカメラの指示値を補正するための線源位置制御装置、放射線源格納容器、補正マップの生成方法、及びコンプトンカメラのコントローラに関する。
ピクセル型電極によるガス増幅を用いた放射線検出装置(MPGC:Micro Pixel Gas Chamber)の研究が進められている。MPGCを用いた放射線検出装置は、シンチレータとの組み合わせにより、電子飛跡追跡型コンプトンカメラ(ETCC:Electron−Tracking Compton Camera)を構成する。この種のコンプトンカメラには、従来の検出器による放射線検出では不十分であった検出領域の画像イメージングにおいて、大面積かつリアルタイムな画像イメージングができるという特徴がある。
特許文献1には、MPGCを用いた放射線検出装置の構造の例が開示されている。また、特許文献2には、MPGCではなくMSGC(Micro Strip Gas Chamber)により構成したコンプトンカメラの例が開示されている。
特許第3354551号公報 特許第3535045号公報
コンプトンカメラには、入射γ線の入射位置によって空間分解能が変わるという事象が発生する場合がある。この事象が発生すると、放射線源の位置を特定するために必要な再構成画像がぼやけた画像となってしまう。この事象は装置固有のものであり、例えば、ドリフト電極の設置精度、ピクセル電極外縁部でのドリフト電場の一様性の低さなどに起因するものと考えられ、従来、これらを克服して一定の空間分解能を得ることは困難であった。
コンプトンカメラにおける放射線源の位置の特定精度を向上させるためには、コンプトンカメラの指示値を補正するための補正値の3次元マップ(補正マップ)を取得することが有効であると考えられる。しかし、そのためには、小さな固体放射線源を3次元的に移動させながら、コンプトンカメラによる撮影を実施していく必要があり、人の手で放射線源を移動させることは、被爆の危険を伴い、手間もかかるという問題が予想される。
そこで、本発明は、より安全かつ効率的に、コンプトンカメラの指示値を補正するための補正マップを取得できる3次元位置制御装置、放射線源格納容器、補正マップの生成方法、及びコンプトンカメラの制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る線源位置制御装置は、コンプトンカメラの指示値を補正するために使用される放射線源の位置を制御する線源位置制御装置であって、前記コンプトンカメラのコントローラから供給される制御信号に従って前記放射線源を移動させ、前記放射線源の位置を示す位置情報信号を前記コントローラに供給することを特徴とする。
上記線源位置制御装置は、前記放射線源を固定する放射線源固定具を備え、前記放射線源固定具は、前記放射線源の個体情報を読み取るための第1のコネクタを有するように構成されてもよい。
本発明の一実施形態に係る放射線源格納容器は、上記線源位置制御装置に設置するための放射線源格納容器であって、前記放射線源の個体情報を記憶する記憶装置と、前記第1のコネクタと接続可能に構成され、かつ、前記記憶装置に記憶される情報を読み取るための第2のコネクタと、を有することを特徴とする。
上記放射線源格納容器は、鉛を主成分とする材料によって構成されてもよい。勿論、鉛に限らず、放射線に対して遮蔽効果を有する材料であれば如何なる材料を用いてもよい。
本発明の一実施形態に係る補正マップの生成方法は、コンプトンカメラの指示値を補正するための補正マップの生成方法であって、放射線源の位置を制御可能に構成された線源位置制御装置に対し、前記放射線源の位置を特定する制御信号を供給するステップと、前記制御信号を前記線源位置制御装置に供給した後、前記コンプトンカメラの指示値を取得するステップと、前記制御信号により制御された前記放射線源の位置と、該制御信号の供給に応じて取得された前記指示値とに基づき、該指示値の補正値を生成するステップと、複数の前記放射線源の位置のそれぞれについて得られる前記補正値に基づいて前記補正マップを生成するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るコンプトンカメラのコントローラは、放射線源の位置を制御可能に構成された線源位置制御装置に対し、前記放射線源の位置を特定する制御信号を供給する制御信号供給部と、前記制御信号を前記線源位置制御装置に供給した後、前記コンプトンカメラの指示値を取得する指示値取得部と、前記制御信号により制御された前記放射線源の位置と、該制御信号の供給に応じて取得された前記指示値とに基づき、該指示値の補正値を生成する補正値生成部と、複数の前記放射線源の位置のそれぞれについて得られる前記補正値に基づき、前記コンプトンカメラの指示値を補正するための補正マップを生成する補正マップ生成部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、より安全かつ効率的に、コンプトンカメラの指示値を補正するための補正マップを取得することが可能になる。
画像イメージング装置300の構成を示すブロック図である。 コンプトンカメラ200の概略構成図である。 放射線検出装置100の概略構成図である。 画像イメージング装置300及びその周辺装置、並びに3次元位置制御装置400を示す模式図である。 実施形態1における3次元位置制御装置400の構造を示す模式図である。 コントローラ310の機能ブロックを示す略ブロック図である。 補正マップ生成部356によって特定される複数のP〜Pを示す図である。 コントローラ310の処理フローを示すフロー図である。 実施形態2における放射線源格納容器500及びシャフト406を示す図である。 放射線検出装置100の具体的な構造の一例を示す断面斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の画像イメージング装置について詳細に説明する。なお、本発明の画像イメージング装置は以下の実施形態に限定されることはなく、種々の変形を行ない実施することが可能である。全ての実施形態においては、同じ構成要素には同一符号を付して説明する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上、実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
本実施形態にかかる画像イメージング装置300の構成を図1に示す。画像イメージング装置300は、コンプトンカメラ200、コントローラ310(コンプトンカメラ200の制御装置)、入力デバイス312及び出力デバイス314を備える。画像イメージング装置300は、例えば医療の現場において、患者の体内に投与した放射線源の位置を特定するために使用される。
コンプトンカメラ200はETCCであり、MPGCを用いた放射線検出装置100及び検出モジュール202を含む。検出モジュール202には、散乱γ線の入射により発光するシンチレータと、そのシンチレータに入射して生じた発光を電気信号に変換する複数の光電子増倍管とを含む。これにより、複数の光電増倍管で発光位置を特定することができ、散乱γ線の入射位置を検出することが可能となる。
図2にコンプトンカメラ200の概略構成図を示す。図2(a)に示すように、検出モジュール202は放射線検出装置100を5方向から取り囲むように設けられている。図2(a)においては、5箇所の検出モジュールにそれぞれ符号202a〜202eを付している。なお、本実施形態では、5方向に検出モジュール202を設けた例を示したが、少なくとも1方向(例えば、ピクセル電極部101の下方向)に設けてあればよい。放射線検出装置100の具体的な構造については後述する。
コントローラ310は、コンプトンカメラ200から出力される検出信号S1,S2に基づいた演算を行うことにより3次元画像を再構成し、放射線源の位置を特定する。オペレータによるコントローラ310への指示は、入力デバイス312を用いて行うことができる。また、コントローラ310によって再構成された3次元画像は、出力デバイス314を介してオペレータに提示される。
図2(a)に示すように、放射線検出装置100はチャンバー111を有する。チャンバー111の内部には、アルゴンやキセノンなどの希ガスと、エタン、メタンなどの常温でガスのアルカンもしくは二酸化炭素を含む消光作用を有するガス(クエンチングガス)との混合ガスが封入されている。なお、これに限らず、どちらか単体のガスを用いてもよく、二種以上の混合ガスを用いてもよい。チャンバー111の底面には、複数のピクセルが二次元的にレイアウトされたピクセル電極部101が設けられている。チャンバー111の上面には、ドリフト電極110が設けられている。チャンバー111の側面には、ドリフトケージ112が設けられている。ドリフトケージ112は、ドリフト電極110とピクセル電極部101との間の電界分布を均一化するために設けられている。
コンプトンカメラ200の原理は次の通りである。まず、外部から放射線検出装置100にγ線が入射すると、ある確率で入射γ線がチャンバー111内の気体と衝突し、γ線の散乱が発生する。図2(a)に示す符号Aは、衝突位置である。衝突により進行方向が変化した散乱γ線は、放射線検出装置100を透過して検出モジュール202に入射する。検出モジュール202に散乱γ線が入射すると発光が生じ、この発光が光電子増倍管によって電気信号に変換される。このようにして得られた電気信号は、図1に示す検出信号S1に相当し、散乱γ線の入射した位置及びその時刻を示す情報がコントローラ310に提供される。このとき、散乱γ線のエネルギーを取得してもよい。散乱γ線のエネルギーを取得すると、所定の線源からのγ線がチャンバー内で1回のみ散乱したときに想定されるエネルギー範囲に限定して検出するように構成することにより、複数回散乱したγ線による影響(ノイズ)を除去することが可能となる。
一方、入射γ線と衝突したチャンバー111内の気体は、符号Aの位置から所定の方向に反跳電子e(荷電粒子)を放出する。すると、反跳電子の飛跡に沿って電子雲が発生する。電子雲を構成する電子は、ドリフト電極110とピクセル電極部101との間の電場によって、ピクセル電極部101へ引き寄せられる。このとき、ピクセル電極部101の近傍まで引き寄せられた電子は気体と衝突し、気体を電離させる。さらに電離によって生じた電子は雪崩的に増殖し、ピクセル電極部101にて検出される。このようにして得られた電気信号は、図1に示す検出信号S2に相当し、コントローラ310に提供される。検出信号S2は、電子が検出されたピクセルの位置及び当該ピクセルにおいて電子を検出した時刻を特定可能な信号である。
なお、散乱γ線が検出モジュール202に入射してからピクセル電極部101で電子が検出されるまでの時間によって、そのピクセル電極部101から電子雲が生じた位置までの距離(z方向の位置)が算出できる。
ここで、図10は、放射線検出装置100の具体的な構造の一例を示す断面斜視図を示している。図10に示すように、放射線検出装置100は、筐体としてのチャンバー111の内部に、ドリフト電極110及びドリフトケージ112によってピクセル電極部101を覆うような構造となっている。ドリフトケージ112は、異なる電位を与えることが可能な複数の電極がドリフト電極110に対して平行に設けられた構造を有する。ドリフト電極110とピクセル電極部101との間に形成された電場は、ドリフトケージ112によって電界分布が均一になるように制御される。このような構造の放射線検出装置は、容器モジュールともいう。
コントローラ310は、検出信号S1の活性化(散乱γ線の検出モジュール202への入射)をトリガとして検出信号S2を時系列的に解析し、電子が検出されたピクセルの位置及び当該ピクセルにおいて電子を検出した時刻(以下、検出時刻という場合がある)を用いて、反跳電子の飛跡を算出する。検出時刻は、トリガからピクセル電極部101での電子の検出までの時間(以下、ドリフト時間という場合がある)に対応する。そして、図2(b)に示す角度αを算出すれば、入射γ線が入射した方向を特定することができる。
コントローラ310は、こうして特定したγ線の入射方向から、放射線源の位置を示す3次元座標(3次元の位置座標)を取得する。また、コントローラ310は、検出信号S1,S2に加えて、放射線源の強さを示すカウントレートを取得してもよい。こうして取得された3次元座標(または、3次元座標及びカウントレート)を含むデータがコンプトンカメラ200の指示値となる。
図3に示すように、ピクセル電極部101は、絶縁部材102、カソード電極104、カソード端子部104a、アノード電極106、アノード電極パターン108、ビア126、及びアノード端子部120を有している。
カソード電極104は、絶縁部材102の上面においてy方向に複数延在する。カソード電極104には複数の開口部105が設けられており、開口部105において絶縁部材102の上面が露出している。カソード電極104は、絶縁部材102の端部においてカソード端子部104aに接続され、このカソード端子部104aから信号が取り出される。
アノード電極106は、絶縁部材102に対してz方向に設けられた貫通孔に配置され、カソード電極104の複数の開口部105のそれぞれにおいてアノード電極106の先端が露出している。本実施形態においては、アノード電極106は、開口部105のそれぞれにおいて先端が露出している形状を有しているが、開口部105のそれぞれにおいて先端が露出しないような形状(先端が絶縁部材102の上面(貫通孔の上面)と概略一致する形状、又は先端が絶縁部材102の貫通孔の内部に位置する形状を含む。)としてもよい。アノード電極104は、絶縁部材102の端部においてアノード端子部106aにビア126を介して接続され、このアノード端子部106aから信号が取り出される。
y方向に配列された複数のアノード電極106は、それぞれ異なるアノード電極パターン108に接続されている。アノード電極パターン108は、絶縁部材102の裏面においてx方向に複数延在する。カソード電極104が延在するy方向とアノード電極パターン108が延在するx方向とは、概略垂直である。なお、本実施形態においては、アノード電極106とアノード電極パターン108とは別に設けられ、それぞれが電気的に接続されている形態について説明しているが、これに限定されるわけではなく、アノード電極106とアノード電極パターン108が一体であっても構わない。
カソード電極104とアノード電極106との間には電圧が印加され、電場が形成される。これにより、ピクセル電極部101へ引き寄せられた電子は、アノード電極106に捕捉される。これによって、このピクセルにおいて電子が検出されることになる。
ドリフト電極110はxy平面を有し、ピクセル電極部101を構成するxy平面からz方向に所定の距離だけ離れて設けられている。ドリフト電極110とカソード電極104及びアノード電極106との間には電圧が印加され、電場が形成される。
本実施形態に係る本発明の放射線検出装置100は、上述したような構成を採ることにより、ピクセル電極部101において、アノード電極106がマトリクス状に配置された構成を有することになる。絶縁部材102の上面に露出するアノード電極106が1個のピクセルを構成する。したがって、複数のカソード電極104及び複数のアノード電極パターン108に現れる電気信号の電圧の変化を時系列的に解析すれば、電子が検出されたピクセルの位置及び検出時刻が特定でき、そのピクセルにおける電子の検出結果が得られるため、既に説明したとおり、反跳電子の飛跡を算出することが可能となる。
(実施形態1)
以下、コンプトンカメラ200の指示値を補正するための構成について、詳しく説明する。
図4は、図1に示した画像イメージング装置300及びその周辺装置、並びに放射線源の位置を制御する線源位置制御装置400を示す模式図である。初めに同図を参照しながら本実施形態による画像イメージング装置300の構成について説明すると、まず、図1に示したコントローラ310、入力デバイス312、出力デバイス314は、1つのコンピュータによって構成される。コントローラ310は、このコンピュータに備えられるCPUによって構成される。また、入力デバイス312は、このコンピュータに備えられるキーボード、マウスなどの入力装置によって構成され、出力デバイス314は、このコンピュータに備えられるディスプレイなどの表示装置によって構成される。
コンプトンカメラ200には、圧力計204、温度計206、質量分析器208、及び放射線センサー信号検出器210が付加される。これらは、ハブ322を介してコントローラ310に接続されている。圧力計204は、図2に示したチャンバー111内の圧力を測定し、その結果を示す信号をコントローラ310に供給するよう構成される。温度計206は、チャンバー111内の温度を測定し、その結果を示す信号をコントローラ310に供給するよう構成される。質量分析器208は、チャンバー111内のガスの質量を分析し、その結果を示す信号をコントローラ310に供給するよう構成される。検出信号生成器210は、上述した検出信号S1,S2を生成し、コントローラ310に供給するよう構成される。
また、コンプトンカメラ200には、電磁弁212も設けられる。電磁弁212は、電磁弁レギュレータ分岐弁328を介してガスボンベ326及び真空ポンプ324に接続されている。ガスボンベ326には、所定の希ガスと添加ガスとで構成される混合ガス(例えばアルゴンとエタンを9:1の割合で含む混合ガス)が充填されている。電磁弁212及び電磁弁レギュレータ分岐弁328はそれぞれハブ322を介してコントローラ310に接続されており、コントローラ310からの制御に応じて開閉可能に構成される。コントローラ310は、圧力計204、温度計206、及び質量分析器208のそれぞれから供給される信号により示される圧力、温度、質量分析結果に応じて、電磁弁212及び電磁弁レギュレータ分岐弁328を制御するよう構成される。これにより、チャンバー111の圧力、温度、及びガス混合比が所望の値に制御ないし維持される。
コンプトンカメラ200にはさらに、高圧電源320も付加される。高圧電源320は、コントローラ310からの制御に応じて高圧の電源を生成し、動作電源としてコンプトンカメラ200に供給する役割を果たす。
線源位置制御装置400は、図4に示すように、コンプトンカメラ200の上面(図2に示したドリフト電極110側の表面)近傍に設置され、コンプトンカメラ200の指示値を補正するために使用される放射線源450の位置を3次元的に制御可能に構成された装置である。なお、放射線源450は、人体に投与する放射性薬剤とは異なるものであってもよく、例えば個体密封線源(薬剤でないもの)を用いることができる。線源位置制御装置400は、コントローラ310から供給される制御信号Cに従って放射線源450を3次元の方向に移動させ、放射線源450の位置を示す位置情報信号Jをコントローラ310に供給するよう構成される。
図5は、線源位置制御装置400の構造を示す模式図である。同図に示すように、線源位置制御装置400は、X方向に延在するレール402を有する架台401と、レール402に跨ってY方向に延在するレール404とを有し、レール402上をX方向に移動可能に構成されたステージ403と、レール404上をY方向に移動可能に構成されたステージ405と、ステージ405に対してZ方向に移動可能に構成されたシャフト406とを備えて構成される。放射線源450は、シャフト406の一端に取り付けられる。つまり、シャフト406は、放射線源450を固定する放射線源固定具としての役割も担っている。
線源位置制御装置400は、コントローラ310から送信される制御信号Cに従ってステージ403,405及びシャフト406の位置を制御することにより、放射線源450を3次元方向に移動させるよう構成される。また、ステージ403,405及びシャフト406の現在位置から放射線源450の位置を特定し、特定した位置を示す位置情報信号Jをコントローラ310に供給するよう構成される。
ここで、線源位置制御装置400による放射線源450の可動範囲は、用途に応じて適宜変更することができる。例えば、コンプトンカメラ200を医療の現場で使用する際には、診断台の上部の空間で人体が占めると予測される空間を網羅するように設定されていればよい。具体的には、X方向を体軸方向とし、原点を体の中心と考えると、X方向には−100cm〜+100cm、Y方向には−50cm〜+50cm、Z方向には−30cm〜+30cmとすればよい。
また、線源位置制御装置400とコンプトンカメラ200とは、容易に分離可能で、かつ、分離後に再設置する際には容易に位置合わせ可能な構造とすることが好ましい。具体的には、線源位置制御装置400及びコンプトンカメラ200それぞれの表面に位置合わせ用の凹凸を設けておき、この凹凸を嵌合させることによって位置合わせできるように構成したり、位置合わせ用のマーカーを設けることによって位置合わせできるように構成したりすることが好ましい。
また、線源位置制御装置400は、放射線源450とコンプトンカメラ200の間で発生し得る、構造物による放射線の減弱を最大限に抑えるように設計することが好ましい。この点、図5に示した構成であれば、放射線源450の下側にコンプトンカメラ200を設置することで、放射線源450とコンプトンカメラ200の間に何ら構造物がない構造とすることができるので、上記のような減弱を最大限に抑えることが可能になる。また、線源位置制御装置400は、放射線の減弱効果の低い材質(放射線に対して透過率の高い材質)、例えばアクリルによって構成することが好ましい。
図6は、コントローラ310におけるコンプトンカメラ200の指示値の補正に関する機能ブロックを示すブロック図である。同図に示すように、コントローラ310は機能的に、制御信号供給部350、補正値生成部354、指示値取得部352、補正マップ生成部356を備えて構成される。
制御信号供給部350は、線源位置制御装置400に対し、放射線源450の位置を特定する制御信号Cを供給する機能部である。制御信号Cは、具体的には3次元の位置座標を示す信号である。この制御信号Cを受けた線源位置制御装置400は、上述したように、制御信号Cに従って放射線源450を移動させる。これにより、放射線源450は、制御信号Cにより示される座標に対応する位置に移動する。
指示値取得部352は、制御信号供給部350により制御信号Cが線源位置制御装置400に供給された後、コンプトンカメラ200の指示値を取得する機能部である。つまり、指示値取得部352は、制御信号Cにより示される座標に移動した放射線源450からのγ線に応じてコンプトンカメラ200が生成した検出信号S1,S2に基づき、コンプトンカメラ200の指示値を取得するよう構成される。こうして取得される指示値は、上述したように、3次元の位置座標(または、位置座標及びカウントレート)を含むデータとなる。本実施形態では、コンプトンカメラ200の指示値として、位置座標及びカウントレートを含むデータを取得する例を示す。
補正値生成部354は、制御信号Cにより制御された放射線源450の位置座標及び既知のカウントレートと、該制御信号Cの供給に応じて指示値取得部352が取得した指示値に含まれる位置座標及びカウントレートとに基づき、該指示値の補正値を生成する機能部である。なお、補正値生成部354は、線源位置制御装置400から供給される位置情報信号Jにより放射線源450の位置を取得することが好ましいが、制御信号供給部350から放射線源450の位置を取得することもできる。また、放射線源450の既知のカウントレートについては、放射線源450の種類等に応じて予めコントローラ310に設定しておけばよい。
補正値は、制御信号Cにより制御された放射線源450の位置座標及びコントローラ310に設定した既知のカウントレートに指示値を合わせるために必要となる値である。具体的には、位置座標については、制御信号Cにより制御された放射線源450の位置座標から指示値に含まれる位置座標を減算することによって補正値を算出することが好ましい。この場合、指示値に含まれる位置座標に対して補正値を加算することによって放射線源450の正確な位置座標を求めることができる。また、カウントレートについては、コントローラ310に設定した既知のカウントレートを指示値に含まれるカウントレートで除算することによって補正値を算出することが好ましい。この場合、指示値に含まれるカウントレートに対して補正値を乗算することによって放射線源450の正確なカウントレートを求めることができる。
表1に、補正値の具体的な例を示す。表1に示すように、この例では、制御信号Cにより制御された放射線源450の位置座標及びカウントレートが(1,1,1,1)であり、コンプトンカメラ200の指示値に含まれる位置座標及びカウントレートが(1.5,0.5,1,0.8)である。この場合の補正値は、X座標について1−1.5=−0.5、Y座標について1−0.5=+0.5、Z座標について1−1=±0、カウントレートについて1/0.8=1.25となる。
補正マップ生成部356は、複数の放射線源450の位置のそれぞれについて得られる上記補正値に基づき、コンプトンカメラ200の指示値を補正するための補正マップを生成する機能部である。具体的に説明すると、補正マップ生成部356は、まず初めに補正の対象とする複数の位置(補正対象位置)を特定する。図7には、こうして特定される複数の補正対象位置の一例を示している。この例では、6表面のうちの1つがXY平面内に位置し、長手方向がX方向に平行である直方体の辺又は頂点に配置される12個の位置P〜Pが補正マップ生成部356によって特定される。この例に示すように、補正マップ生成部356が特定する複数の補正対象位置は離散的であってもよい。
次に補正マップ生成部356は、特定した複数の位置をそれぞれ示す複数の制御信号Cを順次線源位置制御装置400に供給するよう、制御信号供給部350に対して指示する。これにより、特定した複数の位置ごとの補正値が補正値生成部354によって順次生成されるので、補正マップ生成部356は、こうして生成された補正値を順次取得する。そして、補正マップ生成部356は、こうして取得した複数の補正値を上述した複数の補正対象位置に関連付けることにより補正マップを生成する。なお、補正値は、離散的に取得しておき、必要に応じて、例えば線形補間することにより、連続的な補正値を求めるようにしてもよい。また、予め連続的な補正値を求めておき、それらを補正対象位置ごとに関連付けた補正マップを生成しておくことも可能である。
補正マップの生成は例えば画像イメージング装置300の出荷時に実施されてもよい。この場合、生成した補正マップは出荷時点でコントローラ310内に予め格納される。これにより、コントローラ310は、画像イメージング装置300を例えば医療の現場において実際に使用するとき、格納している補正マップにより、コンプトンカメラ200から取得した指示値を補正することができる。表1の例で言えば、コントローラ310は、(1.5,0.5,1,0.8)という指示値を得た場合、補正値(−0.5,+0.5,±0,×1.25)を用いてこれを補正する。こうして得られる補正指示値(1,1,1,1)は、正しい値を示すこととなる。このように、本実施形態による指示値の補正を行うことにより、正しい値を示す補正指示値を得ることが可能になる。
以上のようなコントローラ310の動作について、処理フローを示すフロー図を参照しながら、再度より詳しく説明する。
図8は、コントローラ310の処理フローを示すフロー図である。コントローラ310は、まず複数の補正対象位置(例えば図7に示した位置P〜P)を特定し、そのすべてについて、ステップS2〜S4の処理を繰り返すよう構成される(ステップS1)。
ステップS2では、コントローラ310は、線源位置制御装置400に対し、放射線源450の位置を特定する制御信号Cを供給する。この制御信号Cを受けた線源位置制御装置400は、制御信号Cによって特定された位置に放射線源450を移動させる。
ステップS3では、コントローラ310は、コンプトンカメラ200の指示値を取得する。具体的には、上述したように、コンプトンカメラ200の検出信号S1,S2から位置座標及びカウントレートを含むデータである指示値を取得する。
ステップS4では、コントローラ310は、制御信号Cにより制御された放射線源450の位置座標及び既知のカウントレートと、該制御信号Cの供給に応じて取得された指示値に含まれる位置座標及びカウントレートとに基づき、該指示値の補正値を生成する。具体的には、上述したように、位置座標については放射線源450の位置座標から指示値に含まれる位置座標を減算してなる値を補正値とし、カウントレートについては放射線源450のカウントレートを指示値に含まれるカウントレートで除算してなる値を補正値とする。
ステップS1が完了すると、すなわち、すべての補正対象位置についてステップS2〜S4の処理が終了すると、コントローラ310は、生成した一連の補正値に基づいて、コンプトンカメラ200の指示値を補正するための補正マップを生成する(ステップS5)。このとき、離散的な補正対象位置の間の位置については、線形補間などによって補正値を決定してもよい。
このように、本実施形態では、コントローラ310から供給される制御信号Cに従って放射線源450を移動させるとともに、放射線源450の位置を示す位置情報信号Jをコントローラ310に供給する線源位置制御装置400を用いて、コンプトンカメラ200の指示値を補正するための補正マップを生成する。したがって、人の手で放射線源450を移動させる場合に比べて安全かつ効率的に、コンプトンカメラ200の指示値を補正するための補正マップを取得することが可能になる。
(実施形態2)
図9に示すように、実施形態2においては放射線源格納容器500をシャフト406に固定する。図5に示した放射線源450は、放射線源格納容器500の中に格納される。また、放射線源格納容器500には、内部に格納している放射線源450の個体情報(核種、線量、製造年月日など)を記憶する記憶装置501と、この記憶装置501に記憶される情報を読み取るためのコネクタ502(第2のコネクタ)とが設けられる。シャフト406には、ケーブルなどによってコネクタ502と接続されるコネクタ407(第1のコネクタ)が設けられる。コネクタ407は図4に示したコントローラ310に接続されており、したがってコントローラ310は、放射線源450の個体情報を読み取ることが可能とされている。
本実施形態によれば、コントローラ310の操作者が出力デバイス314(図2参照)上で放射線源450の個体情報を確認することができる。したがって、放射線源450のカウントレートを設定する際などの作業ミスを減らすことかできる。また、放射線源450を放射線源格納容器500から容易に取り出せないように構成することで、予定していた放射線源450と異なるタイプの放射線源を使用して補正マップを生成してしまうリスクを減ずることが可能になる。
(実施形態3)
実施形態3においては、図9に示した放射線源格納容器500を鉛を主成分とする材料によって構成するとともに、放射線源格納容器500の下部に、コントローラ310から開閉可能に構成された蓋(図示せず)を設ける。これによれば、放射線源格納容器500が放射線を遮蔽することから、放射線源450を設置する際の被爆の危険性を低減することができる。また、放射線源格納容器500の下部にコントローラ310から開閉可能に構成された蓋を設けるので、補正マップの生成も問題なく実施することができる。
(変形例)
上記各実施形態では、指示値として位置座標及びカウントレートを含むデータを利用したが、3次元の位置座標のみを含む指示値を利用することとしてもよい。この場合、補正値も3次元のデータによって表されることとなる。
また、上記各実施形態では1つの補正マップを生成する例を説明したが、必要な補正値は画像イメージング装置300による撮影の対象となる物体によって異なる場合があることから、予め想定される撮影対象ごとに異なる補正マップを生成しておき、撮影対象に応じて補正マップを切り替えながら画像イメージング装置300を使用することとしてもよい。こうすることで、撮影対象によらず、適切な撮影結果を得ることが可能になる。
100 放射線検出装置
101 ピクセル電極部
102 絶縁部材
104 カソード電極
104a カソード端子部
105 開口部
106 アノード電極
106a アノード端子部
108 アノード電極パターン
110 ドリフト電極
111 チャンバー
112 ドリフトケージ
126 ビア
200 コンプトンカメラ
202(202a〜202e) 検出モジュール
204 圧力計
206 温度計
208 質量分析器
210 検出信号生成器
212 電磁弁
300 画像イメージング装置
310 コントローラ
312 入力デバイス
314 出力デバイス
320 高圧電源
322 ハブ
324 真空ポンプ
326 ガスボンベ
328 電磁弁レギュレータ分岐弁
350 制御信号供給部
352 指示値取得部
354 補正値生成部
356 補正マップ生成部
400 線源位置制御装置
401 架台
402,404 レール
403,405 ステージ
406 シャフト
407,502 コネクタ
450 放射線源
500 放射線源格納容器
501 記憶装置
〜P 位置座標
C 制御信号
J 位置情報信号
S1,S2 検出信号

Claims (5)

  1. コンプトンカメラの指示値を補正するために使用される放射線源の位置を制御する線源位置制御装置であって、
    前記放射線源を固定する放射線源固定具を備え、
    前記放射線源固定具は、前記放射線源の個体情報を読み取るための第1のコネクタを有し、
    前記コンプトンカメラのコントローラから供給される制御信号に従って前記放射線源を移動させ、
    前記放射線源の位置を示す位置情報信号を前記コントローラに供給する
    ことを特徴とする線源位置制御装置。
  2. 請求項に記載の線源位置制御装置に設置するための放射線源格納容器であって、
    前記放射線源の個体情報を記憶する記憶装置と、
    前記第1のコネクタと接続可能に構成され、かつ、前記記憶装置に記憶される情報を読み取るための第2のコネクタと、
    を有することを特徴とする放射線源格納容器。
  3. 鉛を主成分とする材料によって構成されることを特徴とする請求項に記載の放射線源格納容器。
  4. コンプトンカメラの指示値を補正するための補正マップの生成方法であって、
    放射線源の位置を制御可能に構成された線源位置制御装置に対し、前記放射線源の位置を特定する制御信号を供給するステップと、
    前記制御信号を前記線源位置制御装置に供給した後、前記コンプトンカメラの指示値を取得するステップと、
    前記制御信号により制御された前記放射線源の位置と、該制御信号の供給に応じて取得された前記指示値とに基づき、該指示値の補正値を生成するステップと、
    複数の前記放射線源の位置のそれぞれについて得られる前記補正値に基づいて前記補正マップを生成するステップと、
    を備えることを特徴とする補正マップの生成方法。
  5. 放射線源の位置を制御可能に構成された線源位置制御装置に対し、前記放射線源の位置を特定する制御信号を供給する制御信号供給部と、
    前記制御信号を前記線源位置制御装置に供給した後、コンプトンカメラの指示値を取得する指示値取得部と、
    前記制御信号により制御された前記放射線源の位置と、該制御信号の供給に応じて取得された前記指示値とに基づき、該指示値の補正値を生成する補正値生成部と、
    複数の前記放射線源の位置のそれぞれについて得られる前記補正値に基づき、前記コンプトンカメラの指示値を補正するための補正マップを生成する補正マップ生成部と、
    を備えることを特徴とするコンプトンカメラのコントローラ。

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