JP6564210B2 - 洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズルヘッダに回転自在に支持された洗浄ノズルを備える洗浄機に関する。
回転する洗浄ノズルから噴射される洗浄水によって食器を洗浄する食器洗浄機が知られている。例えば、特許文献1には、洗浄室の天井部及び床部のそれぞれに設けられるノズルヘッダに、洗浄ノズルが回転自在に支持されている食器洗浄機が開示されている。この洗浄ノズルは、ノズルヘッダに形成された雌ねじ部に螺合するノズルナットによって挟み込まれることによって着脱可能に固定されている。そして、メンテナンス時に洗浄ノズルを取り外したり、取り付けたりする場合には、ノズルナットの外縁部を把持して、ノズルヘッダの軸線方向と一致するように回転させて螺合(以後、「適正に螺合」と称す。)させる必要がある。
特開2013−255645号公報
洗浄ノズルは、洗浄室の天井部及び床部など、ドア部からは視認し難い位置にある。把持した感覚だけで、ノズルヘッダにノズルナットを螺合させる場合には、螺合部に比較的近い位置を把持する方が、適正に螺合させ易い。しかしながら、上記従来のノズルナットは、径方向に張り出す鍔部に水抜き用の小さな孔はあるものの、この孔を把持することはできない。このため、上記従来のノズルナットは、螺合部から比較的遠いノズルナットの外縁部を把持して螺合させている。したがって、軸方向がずれた状態でノズルナットを回転させるなど、ノズルナットを適正に螺合させることができず、ねじ溝などの螺合部を潰してしまうことがあった。また、上記従来のノズルナットは、比較的手が小さな人には、洗浄ノズルを取り外したり、取り付けたりする作業が困難であった。
そこで、本発明の目的は、洗浄ノズルの脱着作業を容易にすることができる洗浄機を提供することにある。
本発明の洗浄機は、水が流通可能な流通管の端部に設けられたノズルヘッダに対して洗浄ノズルが回転自在に取り付けられ、洗浄ノズルを回転自在に支持するノズルナットがノズルヘッダに対して着脱自在に螺合されている洗浄機において、ノズルナットは、軸方向に水が流通可能な流通部と、流通部の軸方向における一端側に形成されるノズルヘッダとの螺合部と、軸方向において螺合部に隣接して形成され、洗浄ノズルを支持する支持部と、軸方向において支持部に隣接して形成され、支持部から軸方向に交差する方向に張り出す鍔部と、を備え、鍔部には、張り出し方向における端部である外縁部と流通部との間に、指を差し込み可能な把持部が形成されている。
この構成の洗浄機では、鍔部には、張り出し方向における端部である外縁部と流通部との間に、指を差し込み可能な把持部が形成されているので、外縁部を把持することと比べてより螺合部に近い部分を把持することができる。したがって、ノズルヘッダに対して螺合部を適正に螺合させることが可能になる。また、外縁部を把持するには小さな手の者でも、外縁部の内側に形成された把持部なら容易に把持することが可能になる。したがって、手の大きさに合わせて、ノズルナットを把持する位置が選択可能になるので、作業性が向上する。この結果、洗浄ノズルの脱着作業を容易になる。
本発明の洗浄機では、把持部は、鍔部を軸方向に貫通する貫通孔、又は、鍔部において軸方向に凹んだ凹部であってもよい。
この構成の洗浄機では、把持部に指を係止し易くなるので、作業性が向上する。
本発明の洗浄機では、把持部の縁部には、鍔部から軸方向に突出するフランジ部が形成されていてもよい。
この構成の洗浄機では、鍔部の軸方向への厚みが比較的薄い場合であっても、把持部に指を十分にかけることができるようになるので、作業性が向上する。
本発明の洗浄機では、把持部は、外縁部に形成された、軸方向に交差する方向へ凹凸する凹凸部であってもよい。
この構成の洗浄機では、把持部の凹凸部に指を係止できるので、作業性が向上する。
本発明の洗浄機では、鍔部は、把持部が形成されない部分が切り欠かれていてもよい。
この構成の洗浄機では、鍔部の一部を切り欠くことによって材料費を抑制することができる共に、ノズルナットを軽量化することができる。
本発明の洗浄機では、鍔部は、流通部の円周方向に沿って連続的に複数の把持部が配置された第1領域と、一の把持部が配置された第2領域と、を有し、螺合部におけるノズルヘッダと螺合させる際の螺合開始部は、軸方向から見た平面視において、第1領域又は第2領域と一致する位置に形成されていてもよい。
この構成の洗浄機では、親指で把持する把持部と、その他の指用で把持する把持部とが区別できるようになる。そして、螺合部において、取り付け作業時に明確に認識できる位置(すなわち、親指を把持する位置又はその他の指用で把持する位置)にノズルヘッダと螺合させる際の螺合開始部が形成されている。そこで、その位置をノズルヘッダにおける螺合開始部に一致させた上で回転を始めることにより、すぐに螺合を開始させることができる。これにより、螺合が開始されないままノズルナットを回し続けることが抑制できるので、洗浄ノズルの取付性が向上する。
本発明の洗浄機では、流通部を中心に互いに対称となる位置に配置されている2個の把持部が形成されていてもよい。
この構成の洗浄機では、ノズルヘッダに取り付ける際の方向性を定めることができる。
本発明によれば、洗浄ノズルの脱着作業を容易にすることができる。
一実施形態に係る食器洗浄機の斜視図である。 図1に示される上側配管ユニット及び上側ノズルユニットの斜視図である。 図2に示される上側ノズルユニットの分解斜視図である。 図2に示されるノズルナットの上面図及び下面図である。 図2に示されるノズルナットを軸方向に切断した断面図である。 図1に示される下側配管ユニット及び下側ノズルユニットの斜視図である。 図2に示されるノズルナットの把持方法を示す図面である。 変形例1に係るノズルナットの上面図及び下面図である。 図8に示されるノズルナットの把持方法を示す図面である。 変形例2に係るノズルナットの上面図である。 変形例3に係るノズルナットの下面図及び断面図である。 図11に示されるノズルナットの把持方法を示す図面である。 変形例4に係るノズルナットの上面図及び下面図である。 図13に示されるノズルナット断面図である。 図13に示されるノズルナットの把持方法を示す図面である。 変形例5に係るノズルナットの上面図である。
以下、図面を参照して一実施形態に係る食器洗浄機(洗浄機)について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。なお、説明の便宜のため、図1において、前後方向、左右方向、及び上下方向をそれぞれ設定した。
図1に示されるように、一実施形態に係る食器洗浄機1は、洗浄室3の前面にドア部5が設けられたアンダーカウンタ式の洗浄機である。食器洗浄機1は、ステンレス製のパネルで覆われた本体部2を有している。本体部2は、食器(被洗浄物)をセットしたラックを出し入れする開口部3Bが前方に向かって開口している洗浄室3と、図示しない洗浄水ポンプ及びブースターなどが設けられている機械室7と、に区画されている。本体部2の底面の四隅には、脚部9が取り付けられている。
洗浄室3内には、ラックレール3Cが配置されており、このラックレール3C上に、飲食後の皿や茶碗などの食器が並べられた格子状の食器ラックが載置される。図2に示されるように、洗浄室3の上部には、上側配管ユニット6Aが固定されており、上側配管ユニット6Aには上側ノズルユニット11Aが取り付けられている。同様に、図6に示されるように、洗浄室3の下部には、下側配管ユニット6Bが固定されており、下側配管ユニット6Bには下側ノズルユニット11Bが取り付けられている。食器ラックに並べられた食器は、上側及び下側洗浄ノズル12A,12Bによって上下から洗浄水が噴射され、すすぎノズル13A,13Bによって上下からすすぎ水が噴射される。
図1に戻り、洗浄室3の底部3Aには、機械室7内に突出するように洗浄水タンク15が設けられている。洗浄水タンク15には、洗浄水吸込口を介して洗浄水ポンプが接続されている。洗浄水ポンプの吐出口は、洗浄水吐出管を介して上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bにそれぞれ接続されている。
機械室7内には、上側すすぎノズル13A及び下側すすぎノズル13Bにすすぎ水を供給するブースター(図示せず)が配置されている。ブースターの吐出口は、すすぎ水吐出管を介して上側すすぎノズル13A及び下側すすぎノズル13Bにそれぞれ接続されている。また、機械室7内には、食器洗浄機1の動作全般を制御するマイクロコンピュータ(図示せず)が内蔵された電装ボックス(図示せず)などが収容されている。
図2及び図3を参照して、上側配管ユニット6A及び上側ノズルユニット11Aについて説明する。上側配管ユニット6Aは、洗浄水及びすすぎ水を供給する上側供給管21と、上側供給管21に接続された上側ノズルヘッダ22とを有する。上側ノズルユニット11Aは、上側ノズルヘッダ22に回転自在に取り付けられた上側洗浄ノズル12Aと、上側洗浄ノズル12Aを挟み込むように上側ノズルヘッダ22に取り付けられた上側ノズルナット40と、上側ノズルナット40に回転自在に取り付けられた上側すすぎノズル13Aと、を有する。
上側供給管21は、二重管であり、洗浄室3(図1参照)の天井部に沿って敷設されている。上側ノズルヘッダ22は、台座部23を有し、台座部23は、上側供給管21の内管21aに接続された内筒部23bと、外管21bに接続された外筒部23cと、を有する。外筒部23cの下部には、上側洗浄ノズル12Aを回転自在に支持するための環状の軸部23dが設けられている。内筒部23bは、軸部23dに沿って延在しており、下部には、雌ねじ部23fが形成されている。
上側洗浄ノズル12Aは、上側ノズルヘッダ22で回転自在に支持されるホルダ部31と、ホルダ部31から放射状に延在する複数(3本)のアーム部33と、を有する。ホルダ部31の上部には円形の上部中央口31aが形成され、下部には円形の下部中央口31bが形成されている。下部中央口31bには、上側ノズルナット40が装着される。
図4(A)及び図4(B)及び図5に示されるように、上側ノズルナット40は、流通部41と、雄ねじ形成部(螺合部)47と、支持部45と、鍔部43と、を備えている。上側ノズルナット40は、雄ねじ形成部47が上側ノズルヘッダ22の内筒部23bの雌ねじ部23fに螺合されることにより、鍔部43と上側ノズルヘッダ22の台座部23との間で上側洗浄ノズル12Aを回転自在に挟み込む。以下、上側ノズルナット40について詳細に説明する。
流通部41は、上側ノズルヘッダ22に螺合される上端(一端)41aから上側すすぎノズル13Aが接続される下端(他端)41bまですすぎ水を流通させる。流通部41は、上側ノズルナット40における孔部である。流通部41は、上側供給管21の内管21aから供給されるすすぎ水を流通させて、上側すすぎノズル13Aに水を供給する。
雄ねじ形成部47は、流通部41の軸方向における一端41a側に形成され、上側ノズルヘッダ22における内筒部23bの雌ねじ部23fに螺合される。
支持部45は、雄ねじ形成部47の軸方向における他端41b側に隣接して形成されており、上側洗浄ノズル12Aを下面から支持する。支持部45は、上側ノズルヘッダ22の内部空間に臨む周面を有し、その周面には、凹状に湾曲した支持部面45aが形成されている。支持部面45aは、上側供給管21の外管21b及び上側ノズルヘッダ22を通って供給された水を上側洗浄ノズル12Aのアーム部33に向けて横方向に誘導する。支持部面45aによって上側洗浄ノズル12Aのアーム部33内に導かれた洗浄水は、アーム部33の噴射口33aから噴射される。洗浄水の噴射によって推進力を得た上側洗浄ノズル12Aは回転する。
鍔部43は、アーム部33の軸方向における他端41b側に隣接して形成されると共に、支持部45から軸方向に直交(交差)する方向(径方向)に張り出している。鍔部43には、張り出し方向における端部である外縁部49と流通部41との間に、指T(図7(A)及び(B)参照)を差し込み可能な把持部51,55が形成されている。把持部51,55は、鍔部43を軸方向に貫通する貫通孔である。貫通孔は、指Tを挿入可能なサイズに形成されており、例えば、図4(A)に示されるように、周方向L1が20mm〜25mmであり、径方向L2が15mm〜18mmである。貫通孔のサイズは、把持部51と把持部55とで同じであっても異なっていてもよい。また、把持部51,55ごとにサイズが異なっていてもよい。
鍔部43の外縁部49は、軸方向から見た平面視において、波状に形成されている。鍔部43は、把持部51,55が形成されない部分が切り欠かれている。具体的には、図4(A)及び図4(B)において二点鎖線で示される部分が、切り欠かれている部分に該当する。
図2に示されるように、鍔部43は、流通部41の円周方向(図5(A)及び図5(B)に示される矢印)に沿って連続的に複数の把持部55が配置された第1領域A1と、一の把持部51が配置された第2領域A2と、を有している。雄ねじ形成部47において、上側ノズルヘッダ22の雌ねじ部23fに螺合させる際の螺合開始部47aは、軸方向から見た平面視において、第2領域A2と一致する位置に形成されている。
上側すすぎノズル13Aは、上側ノズルナット40の流通部41に挿入される本体部71と、本体部71から軸方向と直交する方向に延在する2本のアーム部72と、本体部71を上側ノズルナット40の下面(鍔部43の下面)43bとの間で挟み付けて回転自在に支持するねじ付キャップ73と、有している。すすぎ水は、上側供給管21の内管21a、上側ノズルナット40の流通部41を通って上側すすぎノズル13Aに供給される。すすぎ水は、上側すすぎノズル13Aの噴射口72aから噴射される。
次に、図6を参照して、下側配管ユニット6B及び下側ノズルユニット11Bについて説明する。下側配管ユニット6Bは、洗浄水及びすすぎ水を供給する下側供給管25と、下側供給管25に接続された下側ノズルヘッダ26とを有する。下側ノズルユニット11Bは、下側ノズルヘッダ26に回転自在に取り付けられた下側洗浄ノズル12Bと、下側洗浄ノズル12Bを挟み込むように下側ノズルヘッダ26に取り付けられた下側ノズルナット80と、下側ノズルナット80に回転自在に取り付けられた下側すすぎノズル13Bと、を有している。
下側供給管25は、二重管であり、洗浄室3(図1参照)の底部に沿って敷設されている。下側ノズルヘッダ26は、環状の台座部26aと、下側洗浄ノズル12Bを回転自在にする環状の軸部26bと、を有している。下側供給管25の内管25aは、下側ノズルヘッダ26の中央の孔を通り、軸部26bより上方に突き出している。内管25aの上端には、雄ねじが形成された支軸部27が設けられている。
下側洗浄ノズル12Bは、下側ノズルヘッダ26で回転自在に支持されるホルダ部36と、ホルダ部36から放射状に延在する複数(3本)のアーム部37と、を有する。ホルダ部31の下部には円形の下部中央口36aが形成され、上部には円形の上部中央口36bが形成されている。下部中央口36aは、下側ノズルヘッダ26の軸部26bに摺動可能に嵌め込まれる。
下側ノズルナット80は、下側洗浄ノズル12Bの上部中央口36bを塞ぐようにして上部中央口36bに挿入されるナット部81と、ナット部81の上部から外側に張り出した環状の鍔部82とを有する。下側ノズルナット80のナット部81が、支軸部27に螺合することにより、下側ノズルナット80と台座部26aとの間で下側洗浄ノズル12Bが回転自在に挟み込まれる。
ナット部81の下端は、下側ノズルヘッダ26の内部空間を臨むように露出しており、その下端の表面上には、凹状に湾曲した環状のガイド面(図示せず)が形成されている。ガイド面は、下側供給管25の外管25b及び下側ノズルヘッダ26を通って供給された洗浄水をアーム部37に向けて横方向に誘導する。ガイド面によってアーム部37内に導かれた洗浄水は、アーム部37の噴射口37aから噴射される。洗浄水の噴射によって推進力を得た下側洗浄ノズル12Bは回転する。
なお、下側ノズルナット80の鍔部82の形状は、上側ノズルナット40の鍔部43と同様の形状である。また、鍔部82に形成される把持部87,88の鍔部82における位置、機能、及び形状も、上側ノズルナット40と同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
下側すすぎノズル13Bは、下側ノズルナット80の流通部85に挿入される本体部76と、本体部76から軸方向と直交する方向に延在する2本のアーム部77と、本体部76を下側ノズルナット80の上面との間で挟み付けて回転自在に支持するねじ付キャップ78と、有している。すすぎ水は、下側供給管25の内管25a、下側ノズルナット80の流通部41を通って下側すすぎノズル13Bに供給される。すすぎ水は、下側すすぎノズル13Bの噴射口77aから噴射される。
次に、上側配管ユニット6Aから上側ノズルユニット11Aを取り外して分解し、内部に詰まったゴミなどを清掃する際の作業手順について、図3、図7(A)及び図7(B)を用いて説明する。
上側ノズルユニット11Aの上側洗浄ノズル12Aを上側ノズルヘッダ22から取り外す際には、図7(A)に示されるように、例えば、上側ノズルナット40の把持部51に第1指を入れ、把持部55にその他の指(例えば、第2指、第3指、第4指など)を入れた状態で鍔部43を回転させて緩める。鍔部43を回転させて緩めると、上側ノズルナット40は、内筒部23bから外れる。更に、図3に示されるように、上側ノズルナット40を内筒部23bから取り外すと、上側洗浄ノズル12Aも上側ノズルヘッダ22から抜ける。従って、上側ノズルユニット11Aは、上側配管ユニット6Aから簡単に取り外すことができ、さらに、簡単に分解できる。
上記実施形態の上側ノズルナット40は、更に以下のような取り外し方も可能である。すなわち、図7(B)に示されるように、上側ノズルユニット11Aの上側洗浄ノズル12Aを上側ノズルヘッダ22から取り外す際には、上側ノズルナット40の鍔部43を手で握り、鍔部43を回転させて緩める。鍔部43には、波状の外縁部49が形成されているため、手で握り易く、滑り難い構造になっている。外縁部49を回転させて緩めると、上側ノズルナット40は、内筒部23bから外れる。更に、図3に示されるように、上側ノズルナット40を内筒部23bから取り外すと、上側洗浄ノズル12Aも上側ノズルヘッダ22から抜ける。従って、上側ノズルユニット11Aは、上側配管ユニット6Aから簡単に取り外すことができ、さらに、簡単に分解できる。
上側洗浄ノズル12Aを上側ノズルナット40及び上側ノズルヘッダ22から取り外すと、上部中央口31a及び下部中央口31bが露出し、上部中央口31a及び下部中央口31bを介して上側洗浄ノズル12Aの内部を簡単に清掃できる。また、上側ノズルナット40には、支持部面45aが設けられているため、上側ノズルナット40を取り外すことで支持部面45aも簡単に清掃できる。なお、上側すすぎノズル13Aもねじ付キャップ73(図2参照)を取り外すことで簡単に分解でき、上側すすぎノズル13Aを簡単に清掃できる。
次に、上側配管ユニット6Aに上側ノズルユニット11Aを取り付ける作業について説明する。例えば、図7(A)に示されるように、例えば、鍔部43の把持部51に第1指を入れ、把持部55にその他の指(例えば、第2指、第3指、第4指など)を入れた状態で上側ノズルナット40を持つ。次に、支持部45に上側洗浄ノズル12Aを載置した状態で、上側ノズルヘッダ22の内筒部23bに上側ノズルナット40の雄ねじ形成部47を螺合させる。このとき、第1指を入れる把持部51がドア部5の前側になるように持つことで、上側ノズルナット40の上側ノズルヘッダ22への螺合開始が早くなる。上記実施形態では、上側ノズルヘッダ22の内筒部23bに形成される雌ねじ部の螺合開始部47aが内筒部23bの前に形成されているからである。鍔部43を回転させることで、上側ノズルナット40は、雄ねじ形成部47が上側ノズルヘッダ22の内筒部23bの雌ねじ部23fに螺合され、鍔部43と上側ノズルヘッダ22の台座部23との間で上側洗浄ノズル12Aを回転自在に挟み込む。
次に、上側すすぎノズル13A(図2参照)の本体部71を、ねじ付キャップ73(図2参照)によって上側ノズルナット40の下面(鍔部43の下面)43bとの間で挟み付けて回転自在に支持する。これにより、上側配管ユニット6Aに上側ノズルユニット11を取り付ける作業が完了する。
次に、上記実施形態の食器洗浄機1の作用効果について説明する。上記実施形態の食器洗浄機1では、鍔部43には、張り出し方向における端部である外縁部49と流通部41との間に、指Tを差し込み可能な把持部51,55が形成されているので、外縁部49を把持することと比べて雄ねじ形成部47に近い部分を把持することができる。したがって、上側ノズルヘッダ22に対して雄ねじ形成部47を適正に螺合させることが可能になる。また、外縁部49を把持するには小さな手の者でも、鍔部43の外縁部49よりも内側に形成された把持部51,55なら容易に把持することが可能になる。したがって、手の大きさに合わせて、上側ノズルナット40を把持する位置が選択可能になるので、作業性が向上する。この結果、上側洗浄ノズル12Aの脱着作業を容易になる。
上記実施形態の把持部51,55は、鍔部43を軸方向に貫通する貫通孔であるので、把持部51,55に指Tを係止し易い。
上記実施形態の鍔部43は、把持部51,55が形成されない部分が切り欠かれているので、材料費を抑制することができる共に、上側ノズルナット40を軽量化することができる。
上記実施形態の鍔部43は、流通部41の円周方向に沿って連続的に複数の把持部55が配置された第1領域A1と、一の把持部51が配置された第2領域A2と、を有し、雄ねじ形成部47における上側ノズルヘッダ22と螺合させる際の螺合開始部47aは、軸方向から見た平面視において、第2領域A2と一致する位置に形成されている。このため、第1指で把持する把持部51と、その他の指で把持する把持部55とが区別できるようになる。そして、取り付け作業時に明確に認識できる位置(雄ねじ形成部47において、第1指で把持する位置又はその他の指で把持する位置)に上側ノズルヘッダ22と螺合させる際の螺合開始部47aが形成されているので、すぐに螺合を開始させることができる。これにより、螺合が開始されないまま上側ノズルナット40を回し続けることが抑制できるので、上側洗浄ノズル12Aの取付性が向上する。
以上、上側ノズルナット40を上側ノズルヘッダ22から取り外す際、又は上側ノズルヘッダ22に取り付ける際の作用効果について説明したが、下側ノズルナット80を下側ノズルヘッダ26から取り外す際、又は下側ノズルヘッダ26に取り付ける際も、上側ノズルナット40と同様の作用効果を得ることができる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
<変形例1>
上記実施形態の上側ノズルナット40の形状は、様々に変更が可能である。まず、変形例1に係る上側ノズルナット140について、図8(A)、図8(B)、図9(A)及び図9(B)を用いて詳細に説明する。
図8(A)及び図8(B)に示されるように、流通部141は、上側ノズルヘッダ22に螺合される上端(一端)141aから上側すすぎノズル13Aが接続される下端(他端)141bまですすぎ水を流通させる。流通部141は、上側ノズルナット140における孔部である。流通部141は、上側供給管21の内管21aから供給されるすすぎ水を流通させて、上側すすぎノズル13Aに水を供給する。
雄ねじ形成部147は、流通部41の軸方向における他端141b側に形成され、上側ノズルヘッダ22における内筒部23bの雌ねじ部23fに螺合される。
支持部145は、雄ねじ形成部147の軸方向における他端141b側に隣接して形成されており、上側洗浄ノズル12Aを下面から支持する。支持部145は、上側ノズルヘッダ22の内部空間に臨む周面を有し、その周面には、凹状に湾曲した支持部面145aが形成されている。
鍔部143は、アーム部33の軸方向における一端141a側に隣接して形成されると共に、支持部145から軸方向に直交(交差)する方向(径方向)に張り出している。上記実施形態の鍔部43と異なるのは、鍔部143の把持部155は、外縁部149の径方向(鍔部143の張り出し方向)への凹凸によって、外縁部149と流通部141との間に、指T(図9(A)及び図9(B)参照)を係止可能な把持部155が形成されている点である。また、鍔部143には、張り出し方向における端部である外縁部149と流通部141との間に、指T(図9(A)及び図9(B)参照)を差し込み可能な把持部151が形成されている。把持部151は、鍔部143を軸方向に貫通する貫通孔である。貫通孔のサイズは、上記実施形態と同様である。
鍔部143の外縁部149は、軸方向から見た平面視において、波状に形成されている。鍔部143は、把持部151,155が形成されない部分が切り欠かれている。また、鍔部143は、流通部141の円周方向に沿って連続的に複数の把持部155が配置された第1領域A1と、一の把持部151が配置された第2領域A2と、を有している。雄ねじ形成部147において、上側ノズルヘッダ22の雌ねじ部23fに螺合させる際の螺合開始部147aは、軸方向から見た平面視において、第2領域A2と一致する位置に形成されている。
上記鍔部143には、張り出し方向における端部である外縁部149と流通部141との間に、指Tを差し込み可能な把持部151及び指Tを係止可能な把持部155が形成されているので、図9(A)に示されるように、外縁部149を把持することと比べて雄ねじ形成部147に近い部分を把持することができる。したがって、上側ノズルヘッダ22に対して雄ねじ形成部147を適正に螺合させることが可能になる。また、外縁部149を把持するには小さな手の者でも、把持部151,155なら容易に把持することが可能になる。
また、上側ノズルナット140では、図9(B)に示されるように、鍔部143の外縁部149を把持することも可能である。このため、手の大きさに合わせて、上側ノズルナット140を把持する位置が選択可能になるので、作業性が向上する。この結果、上側洗浄ノズル12Aの脱着作業を容易になる。
鍔部143に形成された把持部155において、指を係止する部分155aが力を加える方向(回転方向)に凹状かつ円弧状に形成されているので、上側ノズルナット140を回転させ易い。
上側ノズルナット140は、鍔部143において把持部151,155が形成される部分を除いて切り欠かれているので、材料費を抑制することができる共に、上側ノズルナット40を軽量化することができる。
また、上側ノズルナット140では、親指で把持部151を把持し、その他の指で把持部155を把持するようになるので、上側ノズルナット140を把持する際の方向性が定まり、取付性が向上する。また、上側ノズルナット140を把持する際に、左手又は右手で把持することを問わないので、利便性に優れる。
<変形例2>
次に、変形例2に係る上側ノズルナット240について、図10を用いて詳細に説明する。なお、流通部241、雄ねじ形成部247及び支持部245については、上記変形例1の流通部141、雄ねじ形成部147及び支持部145と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図10に示されるように、鍔部243は、支持部245の軸方向における一端241a側とは反対側の他端側に隣接して形成されると共に、支持部245から軸方向に直交(交差)する方向(径方向)に張り出している。上記変形例の鍔部143と異なるのは、鍔部243の外縁部249及び把持部251,255の外周面251a,255aが全体的に凸となるように円弧状に形成されている点である。
このような鍔部243では、変形例1に係る上側ノズルナット140が奏する作用効果に加え以下の効果を奏する。すなわち、鍔部243に形成された把持部251,255において、指を係止する部分251a,255aが力を加える方向(回転方向)に凸状かつ円弧状に形成されているので、上側ノズルナット240を回転させ易い。
<変形例3>
次に、変形例3に係る上側ノズルナット340について、図11(A)、図11(B)及び図12を用いて詳細に説明する。なお、流通部341、雄ねじ形成部347及び支持部345については、上記実施形態の流通部41、雄ねじ形成部47及び支持部45と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図11(A)、図11(B)に示されるように、鍔部343は、支持部345の軸方向における一端341a側とは反対側の他端341b側に隣接して形成されると共に、支持部345から軸方向に直交(交差)する方向(径方向)に張り出している。上記実施形態の鍔部43と異なるのは、外縁部349と流通部341との間に、指T(図12参照)を係止可能な複数の把持部343aが、流通部341の円周方向(図11(A)に示す矢印方向)に等間隔に形成されている点である。本実施形態では、8個の把持部343aが形成されている。
把持部343aは、鍔部343を軸方向に貫通する貫通孔である。把持部343aは、指Tを挿入可能な大きさに形成されており、軸方向から見た平面視において円形状に形成されている。当該円の直径φ3は、17mm〜18mmとすることができる。把持部343aの縁部には、軸方向に突出するフランジ部343bが形成されている。フランジ部343bの高さhは、2mm〜3mmとすることができる。鍔部343の外縁部349は、軸方向から見た平面視において、波状に形成されている。
鍔部343には、張り出し方向における端部である外縁部349と流通部341との間に、指Tを差し込み可能な把持部343aが形成されているので、図12に示されるように、外縁部349を把持することと比べて雄ねじ形成部347に近い部分を把持することができる。したがって、上側ノズルヘッダ22に対して雄ねじ形成部347を適正に螺合させることが可能になる。
上側ノズルナット340では、図11(A)に示されるように、外縁部349を把持する場合の距離φ2と比べ、把持部343aを把持する場合の距離φ1が短い。したがって、外縁部349を把持するには小さな手の者でも、把持部343aなら容易に把持することが可能になる。
また、上側ノズルナット340では、鍔部343の外縁部349を把持することも可能である。このため、手の大きさに合わせて、上側ノズルナット140を把持する位置が選択可能になるので、作業性が向上する。この結果、上側洗浄ノズル12Aの脱着作業を容易になる。
また、上側ノズルナット340では、把持部343aの縁部には、鍔部343から軸方向に突出するフランジ部343bが形成されているので、鍔部343の軸方向への厚みが比較的薄い場合であっても、指Tを十分に係止することができるようになるので、作業性が向上する。
<変形例4>
次に、変形例4に係る上側ノズルナット440について、図13(A)、図13(B)、図14及び図15を用いて詳細に説明する。なお、流通部441、雄ねじ形成部447及び支持部445については、上記実施形態の流通部41、雄ねじ形成部47及び支持部45と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図13(A)、図13(B)に示されるように、鍔部443は、支持部445の軸方向における一端441a側とは反対側の他端側に隣接して形成されると共に、支持部445から軸方向に直交(交差)する方向(径方向)に張り出している。上記実施形態の鍔部43と異なるのは、図14に示されるように、外縁部449と流通部441との間に、指T(図15参照)を係止可能な把持部451,455が、軸方向に凹んだ凹部として形成されている点である。
図13(A)、図13(B)に示されるように、本変形例では、1つの把持部451と、2つの把持部455とが形成されている。なお、鍔部443に形成される把持部451,455の数は、これに限定されない。把持部451、455は、指Tを挿入可能な大きさに形成されており、軸方向から見た平面視において円形状に形成されている。把持部451は、把持部455よりも大きな円形を有している。なお、把持部451は、把持部455の形状は、互いに同じであってもよい。
また、図14に示されるように、断面視において、凹部の内周面は、円弧状に形成されている。把持部451,455の縁部には、軸方向に突出するフランジ部451a,455aが形成されている。フランジ部451a,455aの高さhは、2mm〜3mmとすることができる。また、本変形例の鍔部443は、把持部451,455が形成されている部分が支持部445の方向に凸状に形成されている。この凸状部とフランジ部451a,455aにより、把持部451,455の深さh6を、鍔部443の厚みh5よりも大きくすることができる。例えば、鍔部443の厚みh5を9mmとしたとき、把持部451,455の深さh6を13mm〜17mmとすることができる。
上記鍔部443には、張り出し方向における端部である外縁部449と流通部441との間に、指Tを差し込み可能な把持部451,455が形成されているので、図15に示されるように、外縁部449を把持することと比べて雄ねじ形成部447に近い部分を把持することができる。したがって、上側ノズルヘッダ22に対して雄ねじ形成部447を適正に螺合させることが可能になる。また、外縁部449を把持するには小さな手の者でも、外縁部449の内側に形成された把持部451,455なら容易に把持することが可能になる。
また、上記上側ノズルナット440では、鍔部443の外縁部449を把持することも可能である。このため、手の大きさに合わせて、上側ノズルナット440を把持する位置が選択可能になるので、作業性が向上する。この結果、上側洗浄ノズル12Aの脱着作業を容易になる。
また、図13(B)に示されるように、鍔部443の上面に貫通孔などが形成されることがなく、平滑とすることができるので、食器洗浄中にゴミなどが付着することを抑制することができる。
また、鍔部443に把持部451,455を形成することで、鍔部443を形成する厚肉を落とすことができるので、ヒケ、ボイドの発生を抑制することができ、上側ノズルナット440の品質を安定させることができる。
また、上記上側ノズルナット440において、把持部451を他の把持部455よりも大きく形成して親指用とすれば、上記上側ノズルナット440を把持する際の方向性が定まり、取付性が向上する。また、上記上側ノズルナット440を把持する際に、左手又は右手で把持することを問わないので、利便性に優れる。
<変形例5>
次に、変形例5に係る上側ノズルナット540について、図16を用いて詳細に説明する。なお、流通部541、雄ねじ形成部547及び支持部545については、上記変形例3の流通部341、雄ねじ形成部347及び支持部345と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図16に示されるように、鍔部543は、支持部545の軸方向における一端541a側とは反対側の他端側に隣接して形成されると共に、支持部545から軸方向に直交(交差)する方向に張り出している。上記実施形態の鍔部343と異なるのは、図16に示されるように、流通部541を中心に互いに対称となる位置に配置されている2個の把持部551,555を残して、他の部分は切り欠かれていることである。そして、把持部551,555が形成された鍔部543の外縁部549は、全体的に凸となるように円弧状に形成されている。
把持部551,555は、鍔部543を貫通する貫通孔である。貫通孔は、指Tを挿入可能なサイズに形成されている。貫通孔のサイズは、把持部551と把持部555とで同じであっても異なっていてもよい。把持部551,555の縁部には、軸方向に突出するフランジ部551a,555aが形成されている。フランジ部551a,555aの高さhは、2mm〜3mmとすることができる。
上記鍔部543には、張り出し方向における端部である外縁部549と流通部541との間に、指Tを差し込み可能な把持部551,555が形成されているので、外縁部549を把持することと比べて雄ねじ形成部547に近い部分を把持することができる。したがって、上側ノズルヘッダ22に対して雄ねじ形成部547を適正に螺合させることが可能になる。また、外縁部549を把持するには小さな手の者でも、把持部551,555なら容易に把持することが可能になる。また、2つの指だけで把持して、上側ノズルナット540を容易に回転させることができる。
また、上記上側ノズルナット540では、鍔部543の外縁部549を把持することも可能である。このため、手の大きさに合わせて、上側ノズルナット540を把持する位置が選択可能になるので、作業性が向上する。この結果、上側洗浄ノズル12Aの脱着作業を容易になる。
上記上側ノズルナット540は、鍔部543において把持部551,555が形成される部分を除いて切り欠かれているので、材料費を抑制することができる共に、上側ノズルナット540を軽量化することができる。
また、図16に示されるように、鍔部543に上面に貫通孔などが形成されることがなく、平滑とすることができるので、食器洗浄中のゴミなどが付着することを抑制することができる。
<その他の変形例>
本発明の洗浄機は、上記実施形態及び変形例のような、本体部2の前面側にドア部5が設けられたアンダーカウンタ式の食器洗浄機1だけでなく、ドア部が上下に開閉するタイプの食器洗浄機、食器を収容するためのラックを搬送しながら洗浄を行うコンベアタイプの食器洗浄機などにも適用することができる。
上記実施形態及び変形例では、例えば、第1指で把持する部分などに螺合開始部を設けるなどして、螺合開始部が形成されている箇所を明示的に示す例を挙げて説明したが、例えば、鍔部に刻印するなどして、螺合開始部の位置を明確に示してもよい。
上記実施形態及び変形例では、把持部となる貫通孔の形状(軸方向から見た平面視)が円形である例を挙げて説明したが、形状を問うものではなく、例えば楕円、六角形、八角形であってもよい。同様に、上記変形例4の把持部となる凹部の形状(軸方向から見た平面視)も、例えば楕円、六角形、八角形であってもよい。
本発明は、上記実施形態及びその他の変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…食器洗浄機(洗浄機)、2…本体部、3…洗浄室、6A…上側配管ユニット、6B…下側配管ユニット、11A…上側ノズルユニット、11B…下側ノズルユニット、12A…上側洗浄ノズル、12B…下側洗浄ノズル、13A…上側すすぎノズル、13B…下側すすぎノズル、22…上側ノズルヘッダ(ノズルヘッダ)、26…下側ノズルヘッダ(ノズルヘッダ)、40,140、240,340,440,540…上側ノズルナット(ノズルナット)、41,141、241,341,441,541…流通部、43,143、243,343,443,543…鍔部、45,145、245,345,445,545…支持部、47,147、247,347,447,547…雄ねじ形成部(螺合部)、47a,147a…螺合開始部、49,149,249,349、449,549…外縁部、51,55,151,155,251,255,343a,451,455,551,555…把持部、343b,451a,455a,551a,555a…フランジ部。

Claims (4)

  1. 水が流通可能な流通管の端部に設けられたノズルヘッダに対して洗浄ノズルが回転自在に取り付けられ、前記洗浄ノズルを回転自在に支持するノズルナットが前記ノズルヘッダに対して着脱自在に螺合されている洗浄機において、
    前記ノズルナットは、
    軸方向に前記水が流通可能な流通部と、
    前記流通部の軸方向における一端側に形成される前記ノズルヘッダとの螺合部と、
    前記軸方向において前記螺合部に隣接して形成され、前記洗浄ノズルを支持する支持部と、
    前記軸方向において前記支持部に隣接して形成され、前記支持部から前記軸方向に交差する方向に張り出す鍔部と、を備え、
    前記鍔部には、張り出し方向における端部である外縁部と前記流通部との間に、指を差し込み可能な把持部が形成されると共に、前記流通部の円周方向に沿って連続的に複数の前記把持部が配置された第1領域と、一の前記把持部が配置された第2領域と、を有し、
    前記螺合部における前記ノズルヘッダと螺合させる際の螺合開始部は、前記軸方向から見た平面視において、前記第1領域又は前記第2領域と一致する位置に形成されている、洗浄機。
  2. 前記鍔部における前記第1領域と前記第2領域との間が、前記円周方向に沿って切り欠かれており、
    前記第1領域及び前記第2領域は、前記流通部を挟んだ状態で互いに対向するように配置されている、請求項記載の洗浄機。
  3. 前記把持部は、前記鍔部を前記軸方向に貫通する貫通孔、又は前記鍔部において前記軸方向に凹んだ凹部である、請求項1又は2記載の洗浄機。
  4. 前記把持部の縁部には、前記鍔部から前記軸方向に突出するフランジ部が形成されている、請求項記載の洗浄機。
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