JP6564200B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えば放送用テレビカメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、銀塩写真用カメラ等に好適なものである。
近年、テレビカメラ、銀塩フィルム用カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置には、広画角、高ズーム比でしかも高い光学性能を有したズームレンズが要望されている。大口径比、広画角、高ズーム比のズームレンズとして、最も物体側に正の屈折力のレンズ群を配置した5つのレンズ群より成るポジティブリード型の5群ズームレンズが知られている。上記は変倍レンズ群を3つの可動レンズ群で構成し、互いに異なった軌跡で移動する。
例えば特許文献1では、合焦を行う正の屈折力の第1レンズ群、変倍時に移動する負の屈折力の第2レンズ群、変倍時に移動する正の屈折力の第3レンズ群、変倍時に移動する正の屈折力の第4レンズ群を有するテレビカメラに好適な5群ズームレンズが開示されている。ズーム比110倍程度、広角端の撮影画角60°程度のズームレンズが開示されており、硝材、レンズ構成等を適切に配置し広角、高変倍、高性能を達成している。
特開2014−038238号公報
上述のポジティブリード型のズームレンズは、高ズーム比を比較的容易に達成することができるが、高ズーム比になる程、各レンズ群の製造誤差による光学性能への影響が増大する。
製造誤差による性能への影響は、対象のレンズ群より像側に配置されたレンズ群の横倍率βiに依存する。横収差はβiに比例し、縦収差はβiに比例する。
製造誤差による性能への影響の例としては、ズーム中間における像面位置のズレがあげられる。一般に各レンズ群が製造誤差を有した場合、像面位置は、本来の設計位置に対して異なる位置となる。前記像面位置のズレは、特許文献1で開示されたように正の屈折力の第1レンズ群で合焦を行うズームレンズの場合、合焦操作により補正をすることが可能である。
特に第1レンズ群の製造誤差による像面位置のズレは、ズーム比の2乗に比例し規則性を持って発生するため、合焦操作をすることでズーム全域において補正を行うことが可能である。
しかしながら変倍可動群の製造誤差による像面位置のズレは、ズームにより不規則に発生する。そのため合焦操作をしてもズーム全域において補正することができず、あるズーム位置においては像面位置ズレが残存してしまう。合焦操作は望遠端の像面位置を補正するように実施することが一般的であり、この場合望遠端における像面位置ズレはなくなるが、ズーム中間において像面位置ズレが残存する。
像面位置ズレは縦収差と同様に、対象のレンズ群より像側に配置されたレンズ群の横倍率βiの2乗に比例する。特に望遠側において、前記βiが極端に増大する第2レンズ群の製造誤差により、ズーム中間における像面位置のズレが大きく発生する。
ズーム中間における像面位置のズレを抑制するためには、各移動レンズ群のズーム軌跡を適切に設定し、ズーム中間における各移動レンズ群の横倍率を抑制することが必要となる。
本発明は、例えば、高ズーム比、高性能製造誤差による性能の劣化少なさの点で有利なズームレンズ提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する正の屈折力の第3レンズ群、ズーミングのために移動する正の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群からなり、隣接するレンズ群どうしの間隔がいずれもズーミングにより変化するズームレンズであって、前記第2レンズ群の横倍率をβ2とし、前記第3レンズ群の横倍率をβ3とし、前記第4レンズ群の横倍率をβ4として、
|β3×β4|=1を満足するズームポジションにおいて
1.0<|β2|<4.5
なる条件式を満足し、焦点距離ftmにおける前記第2レンズ群の横倍率をβ2tmとして、
1.38<|β2tm|<3.5
なる条件式を満足することを特徴とする。ここで、ftmは、広角端の焦点距離をfwとし、ズーム比をZとして、次の式で表される焦点距離とする。
tm=fw×Z 0.85
80≦Z
本発明によれば、例えば、高ズーム比、高性能製造誤差による性能の劣化少なさの点で有利なズームレンズ提供することができる。
数値実施例1の広角端におけるレンズ断面図 数値実施例1の(A)広角端、(B)f=233.6mm、(C)f=414.7mm、(D)望遠端の物体距離15mにおける収差図 数値実施例2の広角端におけるレンズ断面図 数値実施例2の(A)広角端、(B)f=260.6mm、(C)f=485.7mm、(D)望遠端の物体距離15mにおける収差図 数値実施例3の広角端におけるレンズ断面図 数値実施例3の(A)広角端、(B)f=414.6mm、(C)f=473.3mm、(D)望遠端の物体距離15mにおける収差図 数値実施例4の広角端におけるレンズ断面図 数値実施例4の(A)広角端、(B)f=485.7mm、(C)f=822.9mm、(D)望遠端の物体距離15mにおける収差図 実施例5の撮像装置の概略図
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動せず、フォーカシングに際して移動する正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングに際して移動する正の屈折力の第3レンズ群、ズーミングに際して移動する正の屈折力の第4レンズ群、ズーミングのためには移動しない絞り、結像のための正の屈折力の第5レンズ群を有する。
図1は本発明の実施例1(数値実施例1)の広角端で、無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図2は、数値実施例1の(A)広角端、(B)f=233.6mm、(C)f=414.7mm、(D)望遠端において距離15mに合焦しているときの収差図である。但し、物体距離の値は、後述する数値実施例をmm単位で表したときの値である。物体距離は第1レンズ面からの距離である。以下、同じである。
図3は本発明の実施例2(数値実施例2)の広角端で、無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図4は、数値実施例2の(A)広角端、(B)f=260.6mm、(C)f=485.7mm、(D)望遠端において距離15mに合焦しているときの収差図である。
図5は本発明の実施例3(数値実施例3)の広角端で、無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図6は、数値実施例3の(A)広角端、(B)f=414.6mm、(C)f=473.3mm、(D)望遠端において距離15mに合焦しているときの収差図である。
図7は本発明の実施例4(数値実施例4)の広角端で、無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図8は、数値実施例4の(A)広角端、(B)f=485.7mm、(C)f=822.9mm、(D)望遠端において距離15mに合焦しているときの収差図である。
レンズ断面図において、U1はズーミングのためには不動で、正の屈折力の第1レンズ群である。第1レンズ群U1はフォーカシング用のレンズ系を有する。フォーカシング用のレンズ系は第1レンズ群U1の全体又は一部の屈折力のあるレンズ系よりなっている。
U2、U3はズーミングに際して移動する、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群(バリエータレンズ群)である。このU2、U3は光軸上を移動することにより、広角端から望遠端への変倍を行っている。U4はズーミングに際して移動する、正の屈折力の第4レンズ群(コンペンセーターレンズ群)である。この第4レンズ群U4は、U2、U3の移動に連動して光軸上を移動して、変倍に伴う像面変動を補正している。SPは開口絞りである。U5はズーミングのためには不動の正の屈折力の第5レンズ群(リレーレンズ群R)である。開口絞りSPは第4レンズ群U4と第5レンズ群U5との間に配置されている。
IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。球面収差図において、実線はe線、二点鎖線はg線を示す。非点収差において点線はe線のメリディオナル像面、実線のe線のサジタル像面を示している。倍率色収差において二点鎖線はg線を示す。FnoはFナンバー、ωは半画角(度)である。
収差図において、球面収差は0.2mm、非点収差は0.2mm、歪曲は5%、倍率色収差は、0.05mmのスケールで描いている。
本発明のズームレンズは、望遠側のズームポジションにおける第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群の横倍率を規定することにより、高ズーム比、高性能と、製造誤差による性能の劣化、特にズーム中間における像面位置のズレが少なくするための条件を規定している。
物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動せず、フォーカシングに際して移動する正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングに際して移動する正の屈折力の第3レンズ群、ズーミングに際して移動する正の屈折力の第4レンズ群、ズーミングのためには移動しない絞り、結像のための正の屈折力の第5レンズ群からなるズームレンズにおいて、第2レンズ群の横倍率をβ2、第3レンズ群の横倍率をβ3、第4レンズ群の横倍率をβ4とするとき、条件式(1)を満足する。
|β3×β4|=1を満足するズームポジションにおいて
1.0<|β2|<4.5 ・・・(1)
また、焦点距離:ftmにおける第2レンズ群の横倍率をβ2tmとするとき、条件式(2)を満足する。
1.38<|β2tm|<3.5 ・・・(2)
ここでftmは、広角端の焦点距離をfw、ズーム比をZとしたとき、以下の式で表される焦点距離とする。
ftm=fW×Z0.85 ・・・(3)
上記構成とすることにより、高ズーム比、高性能、しかも製造誤差による性能の劣化が少ないズームレンズを得ている。
各実施例のズームレンズにおけるズーム中間における像面位置のズレについて説明する。
一般に各レンズ群が製造誤差を有した場合、像面位置は、本来の設計位置に対して異なる位置となり、両者にはズレが生じる。前記像面位置のズレは、本発明のように正の屈折力の第1レンズ群でフォーカシングを行うズームレンズの場合、合焦操作により補正をすることが可能である。
特に第1レンズ群の製造誤差による像面位置のズレは、ズーム比の2乗に比例し規則性を持って発生するため、合焦操作をすることでズーム全域において補正を行うことが可能である。
しかしながら変倍可動レンズ群の製造誤差による像面位置のズレは、ズームにより不規則に発生する。そのため合焦操作をしてもズーム全域において補正することができず、あるズーム位置においては像面位置ズレが残存してしまう。合焦操作は望遠端の像面位置を補正するように実施することが一般的であり、この場合望遠端における像面位置ズレはなくなるが、ズーム中間において像面位置ズレが残存する。
像面位置ズレは、対象のレンズ群より像側に配置されたレンズ群の横倍率βiの2乗に比例する。特に望遠側において、前記βiが極端に増大する第2レンズ群の製造誤差により、ズーム中間における像面位置のズレが大きく発生する。
具体的には、第2レンズ群の製造誤差により発生する像面位置のズレは下記の式となる。
Δsk=β32×β42×β52×
{(1−β2)2−β22×(1−β2t)2/β2t2}×Δf2 ・・・(4)
ここでΔskはズーム中間における像面位置ズレ、Δf2は第2レンズ群の焦点距離f2が製造誤差により変化した量である。
(4)式より、ズーム中間における像面位置のズレを抑制するためには、各移動レンズ群のズーム軌跡を適切に設定し、ズーム中間における第3レンズ群、第4レンズ群の横倍率を抑制することが必要となる。
また(4)式で発生するズーム中間における像面位置のズレΔskは、広角端、望遠端で最小となり、ズーム中間特に前記焦点距離ftm付近で最大となる傾向を有する。
そのためズーム全域においてΔskを抑制するためには、特に焦点距離ftmにおける第3レンズ群、第4レンズ群の横倍率を適切に設定することが重要となる。
本発明においては、ズーム中間における像面位置のズレが増大する焦点距離において、第3レンズ群、第4レンズ群の横倍率を適切に設定し、ズーム全域において製造誤差に起因する像面位置のズレΔskを抑制することを可能としている。
条件式(1)の下限を越えると、ズーム中間位置におけるβ3、β4の絶対値が増大し、ズーム中間における像面位置のズレが増大する。条件式(1)の上限を越えると、ズーム中間から望遠端にかけて、β2の絶対値が増大し、第2レンズ群のズームによる移動量が増大し、望遠側で第2レンズ群の軸上光線が低くなる。これに起因して第2レンズ群による軸上色収差の補正が不足となり望遠側で軸上色収差の2次スペクトルが増大する。
条件式(2)の下限を越えると、ズーム中間位置におけるβ3、β4の絶対値が増大し、ズーム中間における像面位置のズレが増大する。条件式(2)の上限を越えると、ズーム中間から望遠端にかけて、β2の絶対値が増大し、第2レンズ群のズームによる移動量が増大し、望遠側で第2レンズ群の軸上光線が低くなる。これに起因して第2レンズ群による軸上色収差の補正が不足となり望遠側で軸上色収差の2次スペクトルが増大する。
更に好ましくは条件式(1)、(2)を次の如く設定するのが良い。
1.05<|β2|<3.7 ・・・(1a)
1.4<|β2tm|<2.6 ・・・(2a)
本発明のズームレンズの更なる特徴として、第1レンズ群と第2レンズ群の焦点距離を規定することにより、高倍率ながらズーム全域における収差の良好な補正を達成するための条件を規定している。第1レンズ群の焦点距離をf1、第2レンズ群の焦点距離をf2、望遠端の焦点距離をftとしたとき、以下の条件式を満足する。
1.5<|ft/f1|<5.0 ・・・(5)
4.0<|f1/f2|<15.0 ・・・(6)
条件式(5)は望遠端の焦点距離ftと第1レンズ群U1の焦点距離f1の比を規定している。条件式(5)の上限を超えると、第1レンズ群U1の望遠端における拡大率が大きくなり過ぎるため、望遠側の球面収差変動や軸上色収差の補正をすることが困難となる。条件式(5)の下限を超えると、第2乃至第4レンズ群U2乃至U4の焦点距離が短くなり易く、ズームによる収差変動の抑制が困難となる。
条件式(6)は第1レンズ群U1の焦点距離f1と、第2レンズ群U2の焦点距離f2の比を規定している。条件式(6)の上限を超えると、第1レンズ群U1の焦点距離が相対的に長くなるため、第1レンズ群U1のレンズ径が大きくなり、広角化が困難となる。条件式(6)の下限を超えると、第1レンズ群U1の焦点距離が相対的に短くなるため、望遠側の球面収差変動や軸上色収差の補正をすることが困難となる。
更に好ましくは条件式(5)、(6)を次の如く設定するのが良い。
3.0<|ft/f1|<4.5 ・・・(5a)
8.0<|f1/f2|<11.0 ・・・(6a)
本発明のズームレンズの更なる特徴として、第3レンズ群のレンズ材料の分散特性の条件を規定することにより、ズーム中間から望遠端における軸上色収差の二次スペクトルを良好に補正するための条件を規定している。
第3レンズ群を構成するレンズのうち、第3レンズ群を構成する正レンズのアッベ数、部分分散比の平均値をνpa、θpa、第3レンズ群を構成する負レンズのアッベ数、部分分散比の平均値をνna、θnaとしたとき、以下の条件式を満足する。
−1.4×10-3<(θpa−θna)/(νpa−νna)<−0.7×10-3
・・・(7)
ただし、アッベ数νおよび部分分散比θは、g線における屈折率をNg、F線における屈折率をNF、d線における屈折率をNd、C線における屈折率をNCとしたとき、
ν=(Nd−1)/(NF−NC) ・・・(a)
θ=(Ng−NF)/(NF−NC) ・・・(b)
で定義される。
条件式(7)の下限を越えると、第3レンズ群による二次スペクトル補正効果が不足してしまい、ズーム中間から望遠端における軸上色収差の二次スペクトルを良好に補正することが困難となってくる。条件式(7)の上限を上回ると、硝材選択が限定的となるため、第3レンズ群内の正レンズと負レンズの分散が近くなり、第3レンズ群内の各単レンズの屈折力が増大する。その結果、ズーム中間から望遠端にかけて、球面収差、コマ収差の良好な補正が困難となる。
更に好ましくは条件式(7)を次の如く設定するのが良い。
−1.15×10-3<(θpa−θna)/(νpa−νna)<−0.9×10-3
・・・(7a)
本発明のズームレンズの更なる特徴として、第2レンズ群U2の広角端と望遠端における横倍率の比Z2と、第3レンズ群U3と第4レンズ群U4の広角端と望遠端における横倍率の比Z3、Z4の比率を規定することにより、高倍率ながらズーム全域における収差の良好な補正を達成するための条件を規定している。
第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群の、広角端における横倍率の望遠端における横倍率での商をZ2、Z3、Z4としたとき、以下の条件を満足する。
2.0<Z2/(Z3×Z4)<10.0 ・・・(8)
Z2とZ3とZ4の積はレンズ全系のズーム比を表すため、条件式(8)はズーム比を担う割合を規定している。条件式(8)の上限を超えると、第3レンズ群、第4レンズ群が望遠側で収差補正に寄与する割合が小さく、望遠側の軸上色収差の補正が困難となる。条件式(8)の下限を超えると、第2レンズ群U2のズーム分担が小さくなり、レンズ全長や第3レンズU3及び第4レンズU4のレンズ径を縮小することが困難となる。
更に好ましくは条件式(8)を次の如く設定するのが良い。
2.8<Z2/(Z3×Z4)<8.0 ・・・(8a)
本発明のズームレンズの更なる特徴として、第3レンズ群U3と第4レンズ群U4の焦点距離の比を規定し、ズーム全域における収差の良好な補正と、ズーム中間における像面位置のズレを抑制するための条件を規定している。
第3レンズ群の焦点距離をf3、第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、以下の条件を満足する。
0.2<|f3/f4|<1.0 ・・・(9)
条件式(9)の上限を超えると、第4レンズ群U4の焦点距離が長くなり過ぎるため、第3レンズ群の製造誤差に起因するズーム中間における像面位置のズレを抑制することが困難となる。条件式(9)の下限を超えると、第4レンズ群U4の焦点距離が相対的に短くなり過ぎるため、ズーム中間から望遠側における球面収差、コマ収差の変動を抑制することが困難となる。
更に好ましくは条件式(9)を次の如く設定するのが良い。
0.35<|f3/f4|<0.75 ・・・(9a)
本発明のズームレンズの更なる特徴として、第4レンズ群の構成を規定している。第4レンズ群U4は正の屈折力を持ち、少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズにて構成されるのが良い。これによればズーミングに際しての諸収差変動の抑制、特に色収差の補正が容易となる。
次に各実施例の特徴について説明する。
図1の実施例1のレンズ断面図において、U1はズーミングのためには不動で、正の屈折力の第1レンズ群である。第1レンズ群U1はフォーカシング用のレンズ系を有する。フォーカシング用のレンズ系は第1レンズ群U1の全体又は一部の屈折力のあるレンズ系よりなっている。
U2、U3はズーミングに際して移動する、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群(バリエータレンズ群)である。このU2、U3は光軸上を移動することにより、広角端から望遠端への変倍を行っている。U4はズーミングに際して移動する、正の屈折力の第4レンズ群(コンペンセーターレンズ群)である。この第4レンズ群U4は、U2、U3の移動に連動して光軸上を移動して、変倍に伴う像面変動を補正している。SPは開口絞りである。U5はズーミングのためには不動の正の屈折力の第5レンズ群(リレーレンズ群R)である。開口絞りSPは第4レンズ群U4と第5レンズ群U5との間に配置されている。
f=233.6mmが前記|β3×β4|=1を満足するズームポジションであり、f=414.7mmがftm(=fW×Z0.85)に対応するズームポジションである。
本実施例は(1)から(9)までのいずれの条件式も満足しており、これにより、高ズーム比、高性能、しかも製造誤差による性能の劣化が少ないズームレンズを得ている。
図3の実施例2のズームレンズのレンズ群の数、各レンズ群の屈折力、ズーミングにおける各レンズ群の移動条件等のズームタイプは実施例1と同じである。f=260.6mmが前記|β3×β4|=1を満足するズームポジションであり、f=485.7mmがftm(=fW×Z0.85)に対応するズームポジションである。
本実施例はいずれの条件式も満足しており、これにより、実施例1と同様の効果を得ている。
図5の実施例3のズームレンズのレンズ群の数、各レンズ群の屈折力、ズーミングにおける各レンズ群の移動条件等のズームタイプは実施例1と同じである。f=473.3mmが前記|β3×β4|=1を満足するズームポジションであり、f=414.6mmがftm(=fW×Z0.85)に対応するズームポジションである。
本実施例はいずれの条件式も満足しており、これにより、実施例1と同様の効果を得ている。
図7の実施例4のズームレンズのレンズ群の数、各レンズ群の屈折力、ズーミングにおける各レンズ群の移動条件等のズームタイプは実施例1と同じである。f=822.9mmが前記|β3×β4|=1を満足するズームポジションであり、f=485.7mmがftm(=fW×Z0.85)に対応するズームポジションである。
本実施例はいずれの条件式も満足しており、これにより、実施例1と同様の効果を得ている。
このように本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以下に本発明の実施例1〜4に対応する数値実施例1〜4を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、ndi,νdiはそれぞれ第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数である。BFはバックフォーカスである。非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、kを円錐常数、A4、A6、A8、A10、A12、A14、A16をそれぞれ非球面係数としたとき、次式で表している。
Figure 0006564200
又、例えば「e−Z」は「×10-Z」を意味する。面番号の横に記載した*印はその面が非球面であることを示している。各実施例と前述した条件式との対応を表1に示す。
(数値実施例1)
単位 mm

面データ
面番号 ri di ndi vdi 有効径
1 9597.430 6.00 1.83400 37.2 190.46
2 340.004 1.84 190.29
3 339.332 27.86 1.43387 95.1 191.31
4 -502.825 26.88 192.05
5 320.053 20.18 1.43387 95.1 194.70
6 -7923.257 0.25 194.01
7 250.423 20.93 1.43387 95.1 189.42
8 2491.766 1.20 187.76
9 189.198 14.21 1.49700 81.5 175.95
10 340.671 (可変) 173.29
11* 415.211 2.35 1.88300 40.8 49.36
12 43.074 12.79 42.83
13 -51.732 1.45 1.77250 49.6 40.69
14 75.937 8.85 1.80809 22.8 41.05
15 -64.129 2.91 41.84
16 -51.999 2.00 1.69680 55.5 41.88
17 -430.050 (可変) 44.00
18* 293.516 11.17 1.60311 60.6 74.48
19 -165.712 1.56 75.75
20 173.007 13.12 1.43875 94.9 77.24
21 -175.313 0.71 77.06
22 241.497 2.50 1.74950 35.3 74.98
23 87.513 7.63 1.43875 94.9 72.84
24 234.956 (可変) 72.46
25 124.179 2.50 1.84666 23.8 71.70
26 81.386 14.02 1.59349 67.0 70.06
27 -324.333 (可変) 69.12
28(絞り) ∞ 4.91 33.11
29 -72.135 1.80 1.81600 46.6 31.53
30 60.431 5.14 1.80809 22.8 31.21
31 -237.282 7.56 31.06
32 -28.781 1.50 1.81600 46.6 30.27
33 72.496 10.08 1.54814 45.8 33.59
34 -28.553 16.01 34.90
35 194.319 9.08 1.53172 48.8 38.36
36 -44.351 1.49 38.47
37 -104.494 1.50 1.88300 40.8 36.24
38 50.244 8.70 1.51823 58.9 35.65
39 -42.763 0.49 35.75
40 151.551 6.51 1.49700 81.5 33.60
41 -36.614 1.50 1.88300 40.8 33.04
42 -449.269 1.00 32.79
43 79.392 5.73 1.52249 59.8 32.33
44 -95.633 10.00 31.66
45 ∞ 33.00 1.60859 46.4 40.00
46 ∞ 13.20 1.51633 64.1 40.00
47 ∞ (可変) 50.00
像面 ∞

非球面データ
第11面
K =-5.67138e+002 A 4= 1.56516e-006 A 6=-1.23853e-009 A 8= 8.25025e-013

第18面
K =-2.65823e+001 A 4=-6.58701e-008 A 6=-8.31623e-012 A 8= 3.09607e-016

各種データ
ズーム比 80.00

焦点距離 10.00 233.64 414.68 799.99
Fナンバー 1.80 1.80 2.18 4.20
画角 28.81 1.35 0.76 0.39
像高 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 656.91 656.91 656.91 656.91
BF 14.80 14.80 14.80 14.80

d10 3.00 164.88 173.24 179.61
d17 278.73 67.99 40.36 2.84
d24 14.30 5.03 8.23 16.53
d27 3.95 62.09 78.16 101.00
d47 14.80 14.80 14.80 14.80

入射瞳位置 141.25 2282.15 4169.99 10463.45
射出瞳位置 8181.76 8181.76 8181.76 8181.76
前側主点位置 151.26 2522.47 4605.73 11341.80
後側主点位置 4.80 -218.83 -399.88 -785.19

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 247.00 119.35 67.07 -20.92
2 11 -28.17 30.35 6.88 -15.12
3 18 117.41 36.70 3.82 -20.78
4 25 182.26 16.52 2.62 -7.66
5 28 60.17 139.20 60.62 7.44

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -420.10
2 3 470.52
3 5 707.78
4 7 638.26
5 9 827.83
6 11 -54.27
7 13 -39.45
8 14 43.83
9 16 -84.71
10 18 176.55
11 20 200.27
12 22 -183.18
13 23 312.11
14 25 -283.85
15 26 110.66
16 29 -39.85
17 30 59.45
18 32 -24.95
19 33 38.54
20 35 68.49
21 37 -38.03
22 38 45.87
23 40 59.85
24 41 -44.96
25 43 83.64
26 45 0.00
27 46 0.00
(数値実施例2)
単位 mm

面データ
面番号 ri di ndi vdi 有効径
1 14858.185 6.00 1.83400 37.2 213.38
2 356.511 1.94 202.45
3 358.152 29.18 1.43387 95.1 201.65
4 -518.663 25.18 199.30
5 336.999 18.34 1.43387 95.1 196.03
6 -10969.733 0.25 195.54
7 257.354 19.21 1.43387 95.1 191.36
8 1884.237 1.20 190.13
9 201.561 14.11 1.49700 81.5 179.73
10 411.871 (可変) 177.92
11* -3468.598 2.20 2.00330 28.3 49.56
12 46.174 10.15 43.03
13 -69.413 1.45 1.88300 40.8 41.90
14 58.351 8.58 1.95906 17.5 41.58
15 -91.149 1.24 41.42
16 -69.393 1.80 1.88300 40.8 41.09
17 -2467.288 (可変) 41.02
18* 675.120 7.49 1.64000 60.1 75.20
19 -170.429 0.81 75.96
20 196.093 11.52 1.43875 94.9 78.08
21 -170.560 0.46 78.19
22 249.228 2.70 1.73800 32.3 76.93
23 102.901 9.16 1.43875 94.9 75.40
24 1519.025 (可変) 75.13
25 120.794 3.50 1.84666 23.8 74.10
26 76.436 14.98 1.59349 67.0 71.69
27 -389.892 (可変) 70.54
28(絞り) ∞ 4.80 33.78
29 -78.896 1.80 1.81600 46.6 32.07
30 44.994 7.25 1.80809 22.8 31.49
31 -308.255 5.88 31.13
32 -27.699 1.50 1.81600 46.6 30.72
33 160.278 9.74 1.54814 45.8 33.89
34 -29.267 16.02 35.52
35 -175.257 5.25 1.53172 48.8 37.78
36 -40.073 4.31 37.99
37 -994.412 1.50 1.88300 40.8 34.65
38 35.363 8.40 1.51823 58.9 33.60
39 -54.836 0.50 33.65
40 221.015 7.54 1.49700 81.5 32.56
41 -28.923 1.50 1.88300 40.8 32.06
42 -605.470 0.09 32.60
43 80.721 6.91 1.52249 59.8 32.85
44 -43.411 10.00 32.72
45 ∞ 33.00 1.60859 46.4 40.00
46 ∞ 13.20 1.51633 64.1 40.00
47 ∞ (可変) 50.00
像面 ∞

非球面データ
第11面
K =-6.51194e+003 A 4= 4.72206e-007 A 6=-6.70638e-011 A 8=-2.95271e-014

第18面
K =-1.66645e+002 A 4=-5.21436e-008 A 6=-6.33646e-012 A 8= 1.53927e-016

各種データ
ズーム比 120.00

焦点距離 8.30 260.56 485.71 996.01
Fナンバー 1.80 1.80 2.54 5.20
画角 33.53 1.21 0.65 0.32
像高 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 658.49 658.49 658.49 658.49
BF 14.81 14.81 14.81 14.81

d10 2.65 181.15 188.94 195.30
d17 298.79 69.69 41.22 2.57
d24 7.71 1.61 3.88 15.31
d27 3.89 60.59 79.00 99.85
d47 14.81 14.81 14.81 14.81

入射瞳位置 128.98 2674.02 5085.15 14292.00
射出瞳位置 4022.65 4022.65 4022.65 4022.65
前側主点位置 137.30 2951.51 5629.72 15535.53
後側主点位置 6.51 -245.74 -470.90 -981.20

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 253.98 115.41 66.48 -18.34
2 11 -25.70 25.42 5.10 -12.22
3 18 108.88 32.14 5.81 -15.97
4 25 192.92 18.48 2.10 -9.33
5 28 61.09 139.19 62.03 11.48

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -435.28
2 3 492.04
3 5 752.06
4 7 682.82
5 9 774.63
6 11 -45.03
7 13 -35.50
8 14 37.67
9 16 -80.42
10 18 212.52
11 20 209.39
12 22 -237.62
13 23 250.45
14 25 -252.63
15 26 108.60
16 29 -34.71
17 30 48.54
18 32 -28.69
19 33 45.75
20 35 95.94
21 37 -38.42
22 38 42.68
23 40 51.83
24 41 -34.24
25 43 54.86
26 45 0.00
27 46 0.00
(数値実施例3)
単位 mm

面データ
面番号 ri di ndi vdi 有効径
1 9822.463 6.00 1.83400 37.2 190.41
2 340.304 1.78 190.24
3 338.246 27.80 1.43387 95.1 191.26
4 -507.089 26.71 192.00
5 321.104 20.31 1.43387 95.1 194.65
6 -5916.095 0.25 193.97
7 253.053 20.75 1.43387 95.1 189.34
8 2599.027 1.20 187.69
9 187.914 14.21 1.49700 81.5 175.78
10 336.457 (可変) 173.12
11* 415.982 2.35 1.88300 40.8 49.61
12 43.838 11.77 43.10
13 -51.837 1.45 1.77250 49.6 41.83
14 84.611 8.62 1.80809 22.8 42.01
15 -63.358 2.25 42.03
16 -52.599 2.00 1.69680 55.5 41.00
17 -400.162 (可変) 41.13
18* 302.039 9.11 1.60311 60.6 67.31
19 -178.123 1.52 68.06
20 168.173 10.24 1.43875 94.9 68.54
21 -211.855 1.62 68.19
22 199.329 2.50 1.74950 35.3 66.23
23 88.859 6.66 1.43875 94.9 64.49
24 332.904 (可変) 64.06
25 133.873 2.50 1.84666 23.8 59.24
26 85.580 8.93 1.59349 67.0 57.89
27 -652.642 (可変) 57.07
28(絞り) ∞ 5.00 32.86
29 -67.716 1.80 1.81600 46.6 31.37
30 76.038 5.13 1.80809 22.8 31.22
31 -198.413 7.90 31.13
32 -29.693 1.50 1.81600 46.6 30.34
33 80.976 9.65 1.54814 45.8 33.47
34 -28.946 16.01 34.72
35 245.313 8.98 1.53172 48.8 37.88
36 -44.756 2.10 38.03
37 -102.884 1.50 1.88300 40.8 35.71
38 53.947 8.16 1.51823 58.9 35.24
39 -44.228 0.50 35.35
40 166.224 6.46 1.49700 81.5 33.50
41 -37.233 1.50 1.88300 40.8 32.94
42 -295.464 1.01 32.78
43 74.832 5.78 1.52249 59.8 32.27
44 -104.099 10.00 31.55
45 ∞ 33.00 1.60859 46.4 40.00
46 ∞ 13.20 1.51633 64.1 40.00
47 ∞ (可変) 50.00
像面 ∞

非球面データ
第11面
K =-5.67163e+002 A 4= 1.55036e-006 A 6=-1.19805e-009 A 8= 7.74808e-013

第18面
K =-2.65827e+001 A 4=-1.29449e-008 A 6=-1.18841e-011 A 8= 2.41788e-016

各種データ
ズーム比 80.00

焦点距離 10.00 414.57 473.26 799.99
Fナンバー 1.80 2.18 2.49 4.20
画角 28.81 0.76 0.67 0.39
像高 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 657.43 657.43 657.43 657.43
BF 14.81 14.81 14.81 14.81

d10 3.00 176.70 177.87 181.67
d17 287.54 50.95 42.18 2.82
d24 18.41 31.37 37.13 65.14
d27 3.97 53.90 55.74 63.29
d47 14.81 14.81 14.81 14.81

入射瞳位置 141.59 4705.39 5497.79 11632.82
射出瞳位置 2834.76 2834.76 2834.76 2834.76
前側主点位置 151.63 5180.91 6050.48 12659.76
後側主点位置 4.81 -399.76 -458.45 -785.18

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 247.00 119.00 66.83 -20.87
2 11 -29.32 28.44 6.25 -14.39
3 18 110.82 31.65 4.28 -17.48
4 25 234.24 11.43 0.53 -6.45
5 28 58.89 139.18 60.15 4.71

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -420.12
2 3 471.18
3 5 700.92
4 7 642.82
5 9 827.57
6 11 -55.34
7 13 -41.22
8 14 45.57
9 16 -86.75
10 18 186.39
11 20 214.91
12 22 -214.59
13 23 273.30
14 25 -284.23
15 26 127.60
16 29 -43.43
17 30 67.90
18 32 -26.33
19 33 39.95
20 35 71.61
21 37 -39.67
22 38 48.08
23 40 61.68
24 41 -48.10
25 43 83.92
26 45 0.00
27 46 0.00
(数値実施例4)
単位 mm

面データ
面番号 ri di ndi vdi 有効径
1 8363.473 6.00 1.83400 37.2 213.33
2 351.107 1.94 202.99
3 352.775 28.99 1.43387 95.1 202.33
4 -546.264 25.16 200.20
5 337.475 18.71 1.43387 95.1 196.10
6 -6301.444 0.25 195.61
7 254.363 19.03 1.43387 95.1 191.28
8 1630.342 1.20 190.04
9 202.341 14.18 1.49700 81.5 179.89
10 417.653 (可変) 178.08
11* 2855.098 2.20 2.00330 28.3 49.48
12 45.045 10.51 42.88
13 -64.416 1.45 1.88300 40.8 41.72
14 59.528 8.50 1.95906 17.5 41.58
15 -90.511 1.04 41.47
16 -73.294 1.80 1.88300 40.8 41.18
17 -1789.058 (可変) 41.12
18* 545.119 5.85 1.64000 60.1 68.24
19 -216.336 0.92 68.72
20 236.224 7.75 1.43875 94.9 69.73
21 -219.462 0.46 69.78
22 286.212 2.70 1.73800 32.3 69.17
23 106.514 10.54 1.43875 94.9 68.13
24 -287.296 (可変) 67.94
25 105.776 3.50 1.84666 23.8 63.42
26 70.221 11.91 1.59349 67.0 61.19
27 -534.228 (可変) 59.96
28(絞り) ∞ 4.79 36.28
29 -92.675 1.80 1.81600 46.6 34.45
30 48.617 5.14 1.80809 22.8 33.65
31 -897.996 12.10 33.40
32 -29.258 1.50 1.81600 46.6 31.41
33 100.359 9.50 1.54814 45.8 34.60
34 -29.976 12.20 35.78
35 625.995 8.82 1.53172 48.8 37.92
36 -42.396 4.62 38.14
37 -108.176 1.50 1.88300 40.8 34.25
38 44.204 8.08 1.51823 58.9 33.63
39 -45.366 0.48 33.74
40 176.263 6.38 1.49700 81.5 32.31
41 -33.470 1.50 1.88300 40.8 31.87
42 -284.030 0.09 31.95
43 93.099 5.52 1.52249 59.8 31.82
44 -59.598 10.00 31.49
45 ∞ 33.00 1.60859 46.4 40.00
46 ∞ 13.20 1.51633 64.1 40.00
47 ∞ (可変) 50.00
像面 ∞

非球面データ
第11面
K =-8.11568e+003 A 4= 5.21906e-007 A 6=-3.93777e-011 A 8=-1.26715e-013

第18面
K =-1.33666e+002 A 4= 2.00184e-008 A 6=-1.54387e-011 A 8= 5.42200e-016

各種データ
ズーム比 120.00

焦点距離 8.30 485.67 822.92 996.00
Fナンバー 1.80 2.54 4.30 5.20
画角 33.53 0.65 0.38 0.32
像高 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 658.46 658.46 658.46 658.46
BF 13.78 13.78 13.78 13.78

d10 2.65 192.86 196.70 197.89
d17 306.10 52.45 17.68 2.85
d24 7.23 30.21 57.42 72.42
d27 3.87 44.32 48.05 46.69
d47 13.78 13.78 13.78 13.78

入射瞳位置 129.15 5495.36 10653.87 14383.76
射出瞳位置 10724.05 10724.05 10724.05 10724.05
前側主点位置 137.46 6003.06 11540.02 15472.38
後側主点位置 5.48 -471.89 -809.14 -982.22

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 253.98 115.46 66.43 -18.47
2 11 -25.77 25.50 5.08 -12.45
3 18 110.32 28.23 6.67 -12.84
4 25 181.61 15.41 0.64 -8.80
5 28 65.94 140.23 66.35 13.90

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -436.80
2 3 497.67
3 5 737.07
4 7 690.01
5 9 770.53
6 11 -45.26
7 13 -34.64
8 14 38.01
9 16 -86.09
10 18 241.76
11 20 260.00
12 22 -229.68
13 23 178.12
14 25 -255.94
15 26 104.97
16 29 -38.66
17 30 56.63
18 32 -27.48
19 33 43.00
20 35 74.66
21 37 -35.17
22 38 44.40
23 40 57.01
24 41 -42.84
25 43 70.14
26 45 0.00
27 46 0.00
Figure 0006564200
図9は、実施例1乃至4のズームレンズを撮影光学系として用いた第5の実施例である撮像装置の概略図である。本発明の撮像装置125は、実施例1乃至4のいずれかのズームレンズ101、カメラ124から構成される。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能であり、焦点調整用レンズ群を含む第1レンズ群F、変倍レンズ群LZ、結像用レンズ群Rを有する。SPは開口絞りである。各々第1レンズ群F、変倍レンズ群LZは、ヘリコイドやカム等の駆動機構114,115によって光軸方向に駆動される。駆動機構114、115及び開口絞りSPはモーター(駆動手段)116〜118によって電動駆動される。第1群レンズFや変倍レンズ群LZの光軸上の位置や、開口絞りSPの絞り径は、エンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器119〜121によって検出される。カメラ124は、光学フィルタや色分解光学系に相当するガラスブロック109、ズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)110を含む。また、CPU111、122はカメラ124及びズームレンズ101の各種の駆動を制御する。このように本発明のズームレンズをテレビカメラ等に適用することにより高い光学性能を有する撮像装置を実現することができる。
U1:第1レンズ群 U2:第2レンズ群 U3:第3レンズ群
U4:第4レンズ群 U5:第5レンズ群

Claims (8)

  1. 物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する正の屈折力の第3レンズ群、ズーミングのために移動する正の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群からなり、隣接するレンズ群どうしの間隔がいずれもズーミングにより変化するズームレンズであって、
    前記第2レンズ群の横倍率をβ2とし、前記第3レンズ群の横倍率をβ3とし、前記第4レンズ群の横倍率をβ4として、
    |β3×β4|=1を満足するズームポジションにおいて
    1.0<|β2|<4.5
    なる条件式を満足し、
    焦点距離ftmにおける前記第2レンズ群の横倍率をβ2tmとして、
    1.38<|β2tm|<3.5
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
    ここで、ftmは、広角端の焦点距離をfwとし、ズーム比をZとして、次の式で表される焦点距離とする。
    tm=fw×Z 0.85
    80≦Z
  2. 前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間にズーミングのためには移動しない絞りを備えることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、望遠端の焦点距離をftとして、
    1.5<|ft/f1|<5.0
    4.0<|f1/f2|<15.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1また請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第3レンズ群は、負レンズを含み、前記第3レンズ群を構成する正レンズのアッベ数の平均値および部分分散比の平均値をそれぞれνpaおよびθpaとし、前記第3レンズ群を構成する負レンズのアッベ数の平均値および部分分散比の平均値をそれぞれνnaおよびθnaとして、
    −1.4×10−3<(θpa−θna)/(νpa−νna)<−0.7×10−3
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載のズームレンズ。
    但し、アッベ数νおよび部分分散比θは、g線における屈折率をNgとし、F線における屈折率をNFとし、d線における屈折率をNdとし、C線における屈折率をNCとして、
    ν=(Nd−1)/(NF−NC)
    θ=(Ng−NF)/(NF−NC)
    なる式で定義される。
  5. 角端における前記第2レンズ群の横倍率の望遠端における前記第2レンズ群の横倍率での商をZ2とし、広角端における前記第3レンズ群の横倍率の望遠端における前記第3レンズ群の横倍率での商をZ3とし広角端における前記第4レンズ群の横倍率の望遠端における前記第4レンズ群の横倍率での商をZ4として、
    2.0<Z2/(Z3×Z4)<10.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4として、
    0.2<|f3/f4|<1.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第4レンズ群は正の屈折力を有し、少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズとを含むことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載のズームレンズと、
    前記ズームレンズからの光を受ける撮像素子と、
    を含むことを特徴とする撮像装置。
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