JP6562801B2 - モータ装置およびヘッドアップディスプレイ - Google Patents
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Description
しい。かかる構成によれば、マグネットや樹脂部分において特定箇所に応力が集中しにくいので、マグネットや樹脂部分に割れ等が発生することを抑制することができる。
タ軸線方向に対して交差する方向に付勢する付勢部材を有することを特徴とする。かかる構成によれば、出力軸のガタつきを抑制することができる。
、ロータと出力軸とを各々、別体に構成した場合より部品点数が少ない。また、ロータと出力軸とを各々、別体に構成した場合と違って、ロータと出力軸とをカップリング等を介して機構的に接続する必要がないので、部品点数が少ない。また、部品点数が少ないので、モータ装置を効率よく組み立てることができる。それ故、モータ装置のコストを低減することができる。
(モータ装置1の概略構成)
図1は、本発明を適用したモータ装置1の説明図であり、図1(a)、(b)は、モータ装置1の斜視図、およびモータ装置1を用いたヘッドアップディスプレイ100の概略構成図である。図2は、本発明を適用したモータ装置1をモータ軸線Lに沿って切断したときの断の断面図である。
(モータ10の構成)
図3は、本発明を適用したモータ装置1のモータ10等を出力側L1からみた分解斜視図である。図4は、本発明を適用したモータ装置1のモータ10等を反出力側L2からみた説明図であり、図4は、モータ10等を反出力側L2からみた斜視図、およびモータ10等を反出力側L2からみた分解斜視図である。
図5は、本発明を適用したモータ装置1のロータ2を出力側L1からみた説明図であり、図5(a)、(b)は、ロータ2を出力側L1からみた斜視図、およびロータ2を出力側L1からみた分解斜視図である。図6は、本発明を適用したモータ装置1のマグネット3の説明図であり、図6(a)、(b)は、マグネット3を出力側L1からみた平面図、およびマグネット3をモータ軸線Lに沿って切断した断面図である。なお、図6(b)には、ロータ2の樹脂部分20を二点鎖線で示してある。
旋溝51が形成されていない軸部52になっている。
(軸受部材7の構成)
図7は、本発明を適用したモータ装置1においてステータ4の反出力側L2に配置された軸受部材7の説明図であり、図7(a),(b)、(c)は、外ステータコア44Bとホルダ6の底部62との間に軸受部材7を配置した状態を出力側L1からみた斜視図、外ステータコア44Bを外した状態を出力側L1からみた分解斜視図、および軸受部材7をホルダ6から外した状態を出力側L1からみた分解斜視図である。
(フレーム8とステータ4との位置決め構造)
図8は、本発明を適用したモータ装置1のフレーム8の第1板部81を反出力側L2からみた斜視図である。
5からなる。従って、フレーム8の第3凸部88は、隣り合う極歯45の根元に形成された切り欠き445(穴455)に嵌っている。それ故、ステータ4は、極歯45を基準にフレーム8に位置決めされる。また、フレーム8に位置決めするための穴455を別途、ステータ4に設ける必要がない。
(付勢部材95の構成)
図1(a)に示すように、モータ装置1では、出力軸5をモータ軸線L方向に対して交差する方向に付勢する付勢部材95が設けられている。本形態において、付勢部材95は、フレーム8に基端側が保持された板状バネ96であり、先端側がモータ軸線L方向に対して交差する方向から出力軸5の軸部52に当接している。このため、出力軸5が回転して歯車90を駆動した際、出力軸5に5をモータ軸線L方向に対して交差する方向の力が加わっても、出力軸5のガタつきを抑制することができる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のモータ装置1では、出力軸5が樹脂製であるため、出力軸5を製作する際、出力軸5の外周面に螺旋溝51を同時に形成することができる。また、ロータ2は、外周面に螺旋溝51が設けられた樹脂製の出力軸5を含む樹脂部分20がインサート成形によってマグネット3と一体となった樹脂成形品からなるため、ロータ2と出力軸5とを各々、別体に構成した場合より部品点数が少ない。また、ロータ2と出力軸5とを各々、別体に構成した場合と違って、ロータ2と出力軸5とをカップリング等を介して機構的に接続する必要がない。また、部品点数が少ないので、モータ装置1を効率よく組み立てることができる。それ故、モータ装置1のコストを低減することができる。よって、モータ装置1を用いたヘッドアップディスプレイ100のコストを低減することができる。
、45 極歯、46 コイル線、51 螺旋溝、62 底部、64 第2凸部、71 軸穴、72 第1凸部、90 歯車、95 付勢部材、96 板状バネ、100 ヘッドアップディスプレイ、110 画像生成装置、120 光学系、130 切り換え機構、140 ミラー、150 被投射部材、441、444 円環部、442、445 切り欠き、450、455 穴、510 螺旋溝が形成されている部分、L モータ軸線、L1
出力側、L2 反出力側
Claims (10)
- ステータと、
前記ステータに対向するマグネット、および前記ステータからモータ軸線方向の一方側である出力側に突出し、外周面に螺旋溝が設けられた樹脂製の出力軸を備えたロータと、
を有し、
前記ロータは、前記出力軸を含む樹脂部分が前記マグネットと一体となった樹脂成形品からなり、
前記出力側とは反対側の反出力側で前記ロータを支持する軸受部材を有し、
前記軸受部材は、前記ステータの前記反出力側の端面で開口する穴に嵌った第1凸部を備え、
前記軸受部材を前記反出力側から支持するホルダを有し、
前記ホルダにおいて前記軸受部材と重なる底部には、前記出力側に突出して前記軸受部材の前記反出力側の面に当接する第2凸部が設けられていることを特徴とするモータ装置。 - ステータと、
前記ステータに対向するマグネット、および前記ステータからモータ軸線方向の一方側である出力側に突出し、外周面に螺旋溝が設けられた樹脂製の出力軸を備えたロータと、
を有し、
前記ロータは、前記出力軸を含む樹脂部分が前記マグネットと一体となった樹脂成形品からなり、
前記ステータの前記出力側の端面に重なるフレームを備え、
前記フレームは、前記ステータの前記出力側の端面で開口する穴に嵌った第3凸部を備えていることを特徴とするモータ装置。 - ステータと、
前記ステータに対向するマグネット、および前記ステータからモータ軸線方向の一方側である出力側に突出し、外周面に螺旋溝が設けられた樹脂製の出力軸を備えたロータと、
を有し、
前記ロータは、前記出力軸を含む樹脂部分が前記マグネットと一体となった樹脂成形品からなり、
前記出力軸を前記モータ軸線方向に対して交差する方向に付勢する付勢部材を有することを特徴とするモータ装置。 - 前記マグネットには、前記モータ軸線方向で前記樹脂部分と係合した抜け止め部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のモータ装置。
- 前記抜け止め部は、前記モータ軸線周りの全周に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のモータ装置。
- 前記マグネットには、前記モータ軸線周りの方向で前記樹脂部分と係合した周り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のモータ装置。
- 前記樹脂部分の内側には、前記出力側とは反対側の反出力側の端部から前記出力側に延在して前記螺旋溝が形成されている部分の内側を空洞とする肉盗み部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のモータ装置。
- 前記ステータは、前記反出力側に、円環部の内縁から前記出力側に複数の極歯が屈曲したステータコアを備え、
前記穴は、前記内縁において、前記複数の極歯のうち、周方向で隣り合う極歯の間に設けられた切り欠きからなることを特徴とする請求項1に記載のモータ装置。 - 前記ステータは、前記出力側に、円環部の内縁から前記出力側とは反対側の反出力側に複数の極歯が屈曲したステータコアを備え、
前記穴は、前記内縁において、前記複数の極歯のうち、周方向で隣り合う極歯の間に設けられた切り欠きからなることを特徴とする請求項2に記載のモータ装置。 - 請求項1乃至9の何れか一項に記載のモータ装置を備えたヘッドアップディスプレイであって、
画像生成装置と、
前記画像生成装置によって生成された画像を投射する光学系と、
前記モータ装置によって前記画像の投射位置を切り換える切り換え機構と、
を有することを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
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