JP6562046B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内に設けられる車両用表示装置に関する。
車両の旋回時において、運転者は、水平感覚、車両前方の景色の見え方、及び、遠心力の感じ方等に基づいて車両の姿勢及びローリング等の挙動を確認しながら、ステアリング操作を行う。ところが、例えば視覚情報が不足しやすくなる夜間走行時など、走行状況によっては、車両の姿勢と挙動を正確に認識し難いことがある。この場合、特にカーブを走行するときに、操舵角の過不足が生じやすくなり、スムーズな旋回を行い難くなる。
特許文献1には、車両のローリング状態を正確に認識しやすくするための技術の一例が開示されている。特許文献1の技術は、メータユニット等に設けられた表示部に、車両前方の画像と、ロール目盛及びロール指針とを重ねて表示するものである。当該表示部を備えた車両が旋回するとき、運転者は、表示部における車両前方の画像に対するロール指針の傾きと、ロール指針が指し示すロール目盛の位置とを確認することで、車両のロール状態を認識しやすくなる。
特開2017−081378号公報
しかしながら、特許文献1の技術のように車両のローリング状態に関する具体的な情報が表示部に表示されると、該表示部に運転者の注意が向くことによって、車両の進行方向に対する注意が低下する可能性がある。
そこで、本発明は、運転者が、車両の進行方向に対する注意を低下させることなく、車両の姿勢と挙動を正確に認識しやすくすることができる車両用表示装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る車両用表示装置は、次のように構成したことを特徴とする。
本願の請求項1に記載の発明に係る車両用表示装置は、
運転席の前方側に位置する車両内装部において、車体水平方向に沿うように連続的又は断続的に車幅方向に延びる水平ライン表示を行う表示部と、
車両の旋回状態を検出する旋回状態検出部と、
車両の旋回状態に応じて、前記水平ライン表示の長さを変更する制御部と、を備え
前記制御部は、前記水平ライン表示の長さを、車両の舵角が所定角度以上であるときは第1の長さに制御し、車両の舵角が前記所定角度未満であるときは、前記第1の長さよりも短い第2の長さに制御することを特徴とする。
なお、本明細書でいう「車両内装部」を構成する部材の具体例としては、インストルメントパネル、メータユニット、メータフード、及びヘッドアップディスプレイユニット等が挙げられる。
また、本明細書において、「車体水平方向に沿うように延びる」という文言は、全長に亘って車体水平方向に沿って直線状に延びる態様のみを意味するものでなく、全体的に概ね車体水平方向に沿って延びる限りは、部分的又は全体的に湾曲した態様、屈曲部を有する態様、及び、車体水平方向に対して傾斜した傾斜部を有する態様も含まれるものとする。
さらに、本明細書において、「断続的に延びる」という文言は、仮想ライン上に複数の表示区分が間隔を空けて並べて配置される態様を意味する。この場合、それぞれの表示区分の形状は限定されるものでない。
また、本明細書において、水平ライン表示の長さの「変更」には、水平ライン表示の長さをゼロまで短縮させること、すなわち、水平ライン表示を行わないことも含まれるものとする。
なお、本明細書において、「第2の長さ」にはゼロも含まれるものとし、この場合、水平ライン表示は行われないことになる。
請求項に記載の発明に係る車両用表示装置は、前記請求項に記載の発明において、
車両の舵角が前記所定角度以上であるとき、前記水平ライン表示は、前記車両内装部における少なくとも運転席前方部から助手席前方部に亘る車幅方向領域に形成されることを特徴とする。
請求項に記載の発明に係る車両用表示装置は、前記請求項または請求項に記載の発明において、
車両の舵角が前記所定角度未満であるとき、前記水平ライン表示は、車幅の中央よりも運転席側の領域のみに形成されることを特徴とする。
請求項に記載の発明に係る車両用表示装置は、前記請求項または請求項に記載の発明において、
車両の舵角が前記所定角度未満であるとき、前記水平ライン表示は行われないことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、車両の旋回時において、運転者は、車両の進行方向を見ながら、その視界に入る水平ライン表示部の傾きに基づいて、車両の姿勢及びローリング等の挙動を正確に認識しながら、ステアリング操作を行うことができる。そのため、車両の旋回走行時におけるステアリング操作の過不足が抑制されることで、スムーズな旋回を実現しやすくなる。
また、水平ライン表示部は、車両の姿勢ないし挙動に関する具体的な表示を行うものではなく、車幅方向に延びる水平ラインを表示するだけのシンプルな構成とされているため、運転者は、車両の進行方向に対する注意を良好に維持しながら、その視界に入る水平ライン表示部の傾きを確認するだけで、感覚的に車両の姿勢と挙動を認識できる。
そのため、運転者の注意が水平ライン表示部に集中することを抑制でき、これにより、車両の進行方向に対する運転者の注意が低下することを抑制できる。したがって、車両の進行方向の視覚的変化に対する運転者の反応(以下、「運転者の視覚応答性」又は単に「視覚応答性」ともいう)を良好に確保しやすくなり、対向車線からの対向車両のはみ出し、沿道から車道への歩行者の飛び出し、及び、前方に存在する障害物等に対して、運転者が迅速に反応しやすくなる。
さらに、車両の旋回状態に応じた長さで水平ライン表示が行われることで、運転者は、水平ライン表示の傾きに基づく旋回状態の認識を正確に行いやすい。また、水平ライン表示の長さに基づいて、車両の旋回状態が運転者に認識されやすくなることで、旋回操作性の更なる向上を図ることができる。
また、車両が所定角度以上の舵角で旋回しているときは、比較的長い水平ライン表示が行われることで、水平ライン表示の傾き、ひいては車両の姿勢と挙動を運転者に正確に認識させやすくすることができ、これにより、スムーズな旋回走行を行いやすくなる。一方、舵角が所定角度未満であり、旋回操作が全く又はそれほど必要でないときは、水平ライン表示が短縮ないし全く行われないことで、水平ライン表示が車幅方向に長く形成されることによる煩わしさを乗員に感じさせることを抑制できる。
請求項に記載の発明によれば、車両の舵角が所定角度以上であるとき、車両内装部における少なくとも運転席前方部から助手席前方部に亘る車幅方向領域に水平ライン表示が長く形成されることで、水平ライン表示の傾き、ひいては車両の姿勢と挙動を運転者に正確に認識させやすくすることができる。
請求項に記載の発明によれば、舵角が所定角度未満であり、旋回操作が全く又はそれほど必要でないときは、車幅の中央よりも運転席側の領域のみに水平ライン表示が形成されることで、水平ライン表示が車幅方向に長く形成されることによる煩わしさを乗員に感じさせることを抑制できる。
請求項に記載の発明によれば、舵角が所定角度未満であり、旋回操作が全く又はそれほど必要でないときは、水平ライン表示が行われないことで、不要な水平ライン表示による煩わしさを乗員に感じさせることを抑制できる。
本発明の一実施形態に係る車両用表示装置及びその周辺部を示す斜視図。 図1に示す車両用表示装置の制御システムを示すシステム図。 図1に示す車両用表示装置の制御動作の一例を示すフローチャート。 夜間走行時における第1表示制御の一例を示す図1と同様の斜視図。 夜間走行時における第2表示制御の一例を示す図1と同様の斜視図。 第1変形例に係る車両用表示装置及びその周辺部を示す図4と同様の斜視図。 第2変形例に係る車両用表示装置及びその周辺部を示す図4と同様の斜視図。 第1走行試験の結果を示すグラフ。 第2走行試験の結果を示す図。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、「前」、「後」、「右」、「左」、「上」、「下」等の方向を示す用語は、特段の説明がある場合を除いて、車両の前進走行時の進行方向を「前」とした場合における車体の各方向を指すものとする。
[全体構成]
図1は、本実施形態における車両1の運転席から車室内の前方部を見た斜視図である。図1に示すように、車両1は、車体前後方向に延びる左右一対のサイドシル2、左右のサイドシル2間に架設されたフロアパネル3、サイドシル2の前端部から車体上方側に延びるヒンジピラー8、ヒンジピラー8の上端部から車体後上方側へ更に延びるフロントピラー9、及び、左右のフロントピラー9間に設けられたフロントウインドウ10を備えている。なお、図1において、左側のサイドシル及び左側のヒンジピラーの図示は省略されている。
フロアパネル3の車幅方向中央部には、車体上方側に膨出したフロアトンネル3aが車体前後方向に延びるように設けられている。フロアトンネル3aの上面部には、センタコンソール6が設けられている。フロアパネル3上には、運転席4と助手席5を含む複数のシートが設置されている。本実施形態において、運転席4は、フロアトンネル3aの右側に配置され、助手席5は、フロアトンネル3aの左側に配置されている。運転席4と助手席5の間には、アームレスト7が設けられている。
車体右側の側面には、上記のサイドシル2、ヒンジピラー8、及びフロントピラー9等からなる運転席4用の開口部と、該開口部を開閉するフロントドア11とが設けられている。同様に、車体左側の側面には、助手席5用の開口部と、該開口部を開閉するフロントドア12とが設けられている。
運転席4及び助手席5の前方には、車室の前面部を構成する車両内装部としてのインストルメントパネル20が設けられている。インストルメントパネル20は、左右のヒンジピラー8間に配置されている。より具体的には、左右のヒンジピラー8間に、車幅方向に延びる長尺の支持部材(図示せず)が架設されており、該支持部材にインストルメントパネル20が支持されている。
インストルメントパネル20には、グローブボックス21、メータユニット22、オーディオユニット23、及び空調操作部24が設けられている。グローブボックス21は、助手席5の前方に配置され、メータユニット22は、運転席4の前方に配置され、オーディオユニット23及び空調操作部24は、車幅の中央部に配置されている。空調操作部24は、車体上下方向においてグローブボックス21とオーバラップする高さ位置に配置され、オーディオユニット23及びメータユニット22は、空調操作部24よりも上側に配置されている。
さらに、インストルメントパネル20には、空調風を吹き出す複数の吹き出し口25,26,27,28が設けられている。複数の吹き出し口25,26,27,28は、インストルメントパネル20の車幅方向両端部に設けられた左右一対の外側吹き出し口25,26と、インストルメントパネル20の車幅方向中央部に設けられた左右一対の内側吹き出し口27,28とを有する。外側吹き出し口25,26は、車体上下方向においてメータユニット22と重複する高さ位置に配置されている。内側吹き出し口27,28は、外側吹き出し口25,26よりも下側に配置されており、オーディオユニット23と空調操作部24との間に配置されている。
運転席4の前方には、ステアリングホイール29を有するステアリング装置が設けられている。ステアリング装置は、ステアリングホイール29の他に、該ステアリングホイール29の回転を伝えるステアリングシャフト(図示せず)、及び、該ステアリングシャフトの回転運動を車幅方向に沿った並進運動に変換して操舵輪としての前輪に伝えるステアリングギヤボックスを備えている。
ステアリングホイール29は、メータユニット22の後方に配置されている。ステアリングホイール29は、インストルメントパネル20を貫通する前記ステアリングシャフトの後端部に連結されている。ステアリングシャフトにおけるインストルメントパネル20とステアリングホイール29との間の部分は、ステアリングコラム(図示せず)に包囲されている。
[表示装置]
車両1は、車両用表示装置としての水平ライン表示装置(以下、単に「表示装置」ともいう)30を備えている。表示装置30は、少なくとも1つの光源32と、光源32からの照射光を車室内に発することで水平ライン表示を形成する水平ライン表示部34a,34b,34cとを備えている。
本実施形態において、光源32は、車幅方向に間隔を空けて複数設けられている。より具体的に、車幅の中央よりも運転席4側及び助手席5側のそれぞれに、少なくとも2つの光源32が設けられている。各光源32は、例えばLEDからなる点光源である。各光源32は、インストルメントパネル20の車室内側の面に取り付けられている。複数の光源32は、略同じ車体上下方向位置に配置されている。
複数の光源32は、車体上下方向において内側吹き出し口27,28とオーバラップする高さ位置に配置されている。複数の光源32は、車幅方向において内側吹き出し口27,28よりも外側に配置されており、これにより、内側吹き出し口27,28との干渉が回避されている。内側吹き出し口27,28よりも車幅方向運転席4側に位置する光源32は、前記ステアリングコラムよりも車幅方向の外側及び内側に分かれて配置されており、これにより、ステアリング装置との干渉が回避されている。
本実施形態において、水平ライン表示部34a,34b,34cは、第1表示部34a、第2表示部34b、及び第3表示部34cに分割して設けられている。第1表示部34a、第2表示部34b、及び第3表示部34cのそれぞれは、少なくとも1つの光源32を車室内側から覆うカバーであり、車幅方向に延びる細長い部材で構成されている。各表示部34a,34b,34cは、透光性を有する樹脂等の材料からなり、これにより、光源32から供給された光を車室内に向けて発する照明部材として機能する。
なお、各表示部34a,34b,34cとこれに対応する光源32との間には、表示部34a,34b,34cに沿って車幅方向に延びる細長い導光部材(図示せず)が設けられてもよく、これにより、各表示部34a,34b,34cの全長に亘って、均一な発光が可能になる。また、表示部34a,34b,34c自体が同様の導光部材で構成されてもよい。さらに、表示装置30では、導光部材及びカバーを省略して、光源32からの照射光を直接車室内に発するようにしてもよい。この場合、光源32自体が表示部として機能することになる。
第1表示部34aは、車体水平方向に沿うようにステアリングコラムよりも外側において車幅方向に延設されている。車幅方向において、第1表示部34aの外側端部は、インストルメントパネル20の外側端部の近傍に配置されており、第1表示部34aの内側端部は、ステアリングホイール29とオーバラップする位置に配置されている。
第2表示部34bは、車体水平方向に沿うように内側吹き出し口27,28とステアリングコラムとの間において車幅方向に延設されている。車幅方向において、第2表示部34bの外側端部は、ステアリングホイール29とオーバラップする位置に配置されており、第2表示部34bの内側端部は、右側の内側吹き出し口27の右側に隣接して配置されている。
第3表示部34cは、内側吹き出し口27,28よりも助手席5において車幅方向に延設されている。車幅方向において、第3表示部34cの外側端部は、インストルメントパネル20の外側端部の近傍に配置されており、第3表示部34cの内側端部は、左側の内側吹き出し口28の左側に隣接して配置されている。
水平ライン表示部34a,34b,34cの全体における運転席4側の端部は、第1表示部34aの車幅方向外側端部であり、車幅方向におけるステアリングホイール29よりも外側に配置されている。水平ライン表示部34a,34b,34cの全体における助手席5側の端部は、第3表示部34cの車幅方向外側端部であり、車幅方向における助手席5の中央よりも外側に配置されている。
以上のように、水平ライン表示部34a,34b,34cは、全体として、インストルメントパネル20の一端近傍部から他端近傍部にかけて車体水平方向に沿うように、内側吹き出し口27,28及びステアリングコラムが位置する各車幅方向部分で途切れながら、断続的に車幅方向に延びている。
このように、水平ライン表示部34a,34b,34cは、全体として、インストルメントパネル20における運転席4前方部から助手席5前方部に至る広範な車幅方向領域に亘って設けられている。
また、水平ライン表示部34a,34b,34cは、車体上下方向において、グローブボックス21、メータユニット22、オーディオユニット23、空調操作部24、及び外側吹き出し口25,26に対してオフセットして配置されており、これにより、これらの部品との干渉が回避されている。
ただし、水平ライン表示部34a,34b,34cは、車体上下方向においてグローブボックス21、メータユニット22、オーディオユニット23、空調操作部24、又は外側吹き出し口25,26にオーバラップして配置される場合、これらを横断するように設けられてもよい。
さらに、水平ライン表示部34a,34b,34cは、車幅方向において、内側吹き出し口27,28及びステアリングコラムが位置する部分で途切れるように設けられ、これにより、内側吹き出し口27,28及びステアリング装置との干渉が回避されている。ただし、水平ライン表示部34a,34b,34cは、内側吹き出し口27,28を横断するように設けられてもよい。
第1表示部34a、第2表示部34b、及び第3表示部34cは、それぞれに対応する光源32がオンされることで、全長に亘って発光する。これにより、各表示部34a,34b,34cは、車幅方向に延びる帯状の発光部からなる水平ライン表示を形成可能となっている(図4参照)。
各表示部34a,34b,34cは、発光によって水平ライン表示を行うため、例えば夜間走行時及びトンネル走行時など、車室内が暗い状況においても、各表示部34a,34b,34cでの水平ライン表示を視認しやすくなっている。また、各表示部34a,34b,34cに対応する光源32をオン・オフしたり、光度又は発光領域を調整したりすることで、表示部34a,34b,34c毎に水平ライン表示を制御可能となっている。
[表示制御]
図2に示すように、表示装置30による表示は、コントロールユニット50によって制御される。コントロールユニット50は、例えばマイクロプロセッサを主要部として構成されている。コントロールユニット50は、中央演算処理装置(CPU)、例えばRAM及びROMを含むメモリ、並びに、入出力インターフェース回路を備えている。
コントロールユニット50には、表示装置30の制御に用いられる外部信号が入力される。本実施形態において、コントロールユニット50には、車両1の旋回状態を検出する旋回状態検出部として機能する舵角センサ51の検出信号が入力される。舵角センサ51は、車両1の舵角を検出するものであり、例えば、前記ステアリングシャフトに設けられている。
コントロールユニット50は、舵角センサ51からの入力信号に基づき、表示装置30に制御信号を出力する。これにより、表示装置30は、車両1の旋回状態に応じた表示を行うように制御される。具体的には、表示装置30の各光源32のオン・オフが、コントロールユニット50によって制御される。表示装置30のより具体的な制御動作については後に説明する。
なお、コントロールユニット50には、舵角センサ51以外の機器からの外部信号が入力されてもよい。例えば、ヘッドランプ及びスモールランプのオン・オフを検出するランプスイッチ52からの信号がコントロールユニット50に更に入力されてもよい。この場合、コントロールユニット50は、ヘッドランプ又はスモールランプがオンされているときのみ、表示装置30による表示を行うように制御可能である。また、車両1の走行速度を検出する車速センサ53からの信号がコントロールユニット50に更に入力されてもよい。この場合、コントロールユニット50は、車両1が走行しているときのみ、表示装置30による表示を行うように制御可能である。
さらに、旋回状態検出部としては、舵角センサ51に代えて、カーナビゲーションシステム54、又は、車両1の前方の景色を撮像するカメラ55が用いられてもよい。この場合、コントロールユニット50は、カーナビゲーションシステム54又はカメラ55から入力される道路情報の信号に基づいて、車両1の旋回状態ないし舵角を推定可能である。
図3に示すフローチャートを参照しながら、表示装置30の制御動作の流れの一例を説明する。図3に示す一連の制御は、パワースイッチ(エンジン自動車の場合におけるイグニッションスイッチ)がオンである間、コントロールユニット50によって繰り返し実行される。
ただし、図3に示す制御は、ヘッドランプ又はスモールランプがオンであるときのみ実行されてもよいし、車両1が走行しているときのみ実行されてもよいし、ヘッドランプ又はスモールランプがオンである状態で車両1が走行しているときのみ実行されてもよい。
図3に示すように、先ず、ステップS1では、舵角センサ51によって検出された車両1の舵角が読み込まれる。次のステップS2では、ステップS1で読み込まれた舵角に基づいて、車両1の旋回状態が判定される。続いて、ステップS2における旋回状態の判定結果に応じて、ステップS3又はステップS4のうちいずれか一方において、表示装置30による表示が制御される。本実施形態では、車両1の旋回状態に応じて、第1表示制御(ステップS3)又は第2表示制御(ステップS4)のうちいずれか一方が選択的に実行される。
具体的に、ステップS2では、車両1の舵角が、予め設定された所定角度以上であるか否かが判定される。ここでいう所定角度は、仮に水平ライン表示を行わない場合に操舵角を適切な角度に速やかに定めることが困難になるような角度領域の下限値または該下限値よりも小さな値であることが好ましく、例えば10°程度に設定される。
ステップS2の判定の結果、車両1が所定角度以上の舵角で旋回している場合には、ステップS3の第1表示制御が実行され、車両1の舵角が所定角度未満である場合には、ステップS4の第2表示制御が実行される。
第1表示制御(図3のステップS3)では、例えば図4に示すような態様で水平ライン表示が行われる。なお、図4には、夜間にヘッドランプが点灯された状態で車両1が旋回走行している状態が示されている。
図4に示す例に係る第1表示制御では、表示装置30の第1表示部34a、第2表示部34b、及び第3表示部34cの全てに対応する光源32がオンされ、これにより、全ての表示部34a,34b,34cから発光される。つまり、図4に示す第1表示制御では、第1表示部34a、第2表示部34b、及び第3表示部34cの全てにおいて、上述した水平ライン表示が行われる。
これにより、水平ライン表示部34a,34b,34cは、その全長に亘って断続的に車幅方向に延びる水平ライン表示を行う。このとき、運転者から見た水平ライン表示は、内側吹き出し口27,28及びステアリングホイール29が位置する車幅方向部分において途切れているが、運転者には、水平ライン表示部34a,34b,34cの全長に亘って連続する仮想ラインを認識させることができる。
また、図4に示す表示態様では、車幅方向に関して、水平ライン表示の運転席4側の端部は、ステアリングホイール29よりも外側に、助手席5側の端部は、助手席5の中央よりも外側にそれぞれ配置されており、水平ライン表示の両端部は、ステアリングホイール29等によって隠されることなく、運転者から視認可能となっている。
そのため、運転者は、車幅方向の広範囲に亘って断続的に形成された水平ライン表示に基づいて、車幅方向の広範囲に亘って連続する前記仮想ラインを認識しやすくなっている。これにより、運転者は、その前方の視界において、車幅方向に長く延びる前記仮想ラインと、路面60の白線61,62,63等を含む車両1前方の景色とを対比しながら、水平ライン表示部34a,34b,34cの傾きを正確に確認しやすくなっている。
したがって、車両1が旋回走行しているとき、運転者は、車両1の進行方向を見ながら、その視界に入る水平ライン表示部34a,34b,34cの傾きに基づいて、車両1の姿勢及びローリング及びヨーイング等の挙動を高精度で認識しながら、ステアリング操作を行うことができる。よって、車両1の旋回走行時におけるステアリング操作の過不足が抑制されることで、スムーズな旋回を実現しやすくなる。
また、水平ライン表示部34a,34b,34cは、車両1の姿勢ないし挙動に関する具体的な表示を行うものではなく、車幅方向に延びる水平ラインを表示するだけのシンプルな構成とされているため、運転者は、車両1の進行方向に対する注意を良好に維持しながら、その視界に入る水平ライン表示部34a,34b,34cの傾きを確認するだけで、感覚的に車両1の姿勢と挙動を認識できる。
したがって、車両1の旋回走行中における運転者の視覚応答性を良好に確保しやすくなり、対向車線からの対向車両のはみ出し、沿道から車道への歩行者の飛び出し、及び、前方に存在する障害物等に対して、運転者が迅速に反応しやすくなる。
第2表示制御(図3のステップS4)では、例えば図5に示すような態様で水平ライン表示が行われる。なお、図5には、夜間にヘッドランプが点灯された状態で車両1が直線走行している状態が示されている。
図5に示す例に係る第2表示制御では、表示装置30の第1表示部34a及び第2表示部34bに対応する光源32がオンされ、第3表示部34cに対応する光源32はオフされる。これにより、車幅の中央よりも運転席4側に位置する第1表示部34a及び第2表示部34bからの発光は行われるが、車幅の中央よりも助手席5側に位置する第3表示部34cからの発光は行われない。
つまり、図5に示す第2表示制御において、表示装置30による水平ライン表示は、車幅の中央よりも運転席4側の領域のみに形成され、図4に示す第1表示制御に比べて、全体的な水平ライン表示の長さが短くなる。
このように、旋回操作が必要でない直線走行時、及び、大きな旋回操作を必要としないような旋回走行時には、水平ライン表示が短縮されることで、車幅方向に長い水平ライン表示が行われることによる煩わしさを乗員に感じさせることを抑制できる。
なお、第2表示制御において、図5に示す例では、第1表示部34a及び第2表示部34bにおける水平ライン表示が行われているが、第1表示部34a又は第2表示部34bのうちいずれか一方のみで水平ライン表示が行われるようにしてもよい。
また、第2表示制御では、全ての表示部34a,34b,34cからの発光が停止されてもよい。この場合、水平ライン表示が全く行われないことで、不要な水平ライン表示による煩わしさを乗員に感じさせることを抑制できる。
[変形例]
上述した表示装置30の構成は、本発明に係る車両用表示装置の一例に過ぎず、表示装置の構成には、種々の変更を加えることが可能である。
図6は、第1変形例に係る表示装置130を示している。図6に示す表示装置130は、水平ライン表示部として、上記の表示装置30と同様の第1表示部34a及び第2表示部34bと、上記の表示装置30の第3表示部34cとは長さが異なる第3表示部134cとを備えている。
図6に示す例において、第3表示部134cは、左側の内側吹き出し口28の左側に隣接する位置から車幅方向外側に向かって、助手席5の中央まで又は助手席5の中央よりも僅かに外側部分まで延びている。
図6に示す表示装置130によれば、第1表示制御(図3のステップS3参照)によって全ての表示部34a,34b,134cでの表示が行われるとき、車幅方向において運転席4側から助手席5の中央部まで延びる十分な長さの水平ライン表示が形成される。そのため、上述の表示装置30と同様、車両1の旋回走行時における水平ライン表示の傾きを、運転者に精度よく認識させることができる。
一方、第2表示制御(図3のステップS4参照)が行われるときは、上記の表示装置30と同様、第1表示部34a及び第2表示部34bのみで水平ライン表示が行われたり、第1表示部34a又は第2表示部34bのうちいずれか一方のみで水平ライン表示が行われたり、水平ライン表示が全く行われなかったりすることで、車幅方向に長い水平ライン表示が行われることによる煩わしさを抑制できる。
図7は、第2変形例に係る表示装置230を示している。図7に示す表示装置230は、水平ライン表示部として、車体上下方向の略同じ高さ位置において車幅方向に分散して配置された複数の表示部234を備えている。
各表示部234は、車幅方向に短く形成されている。各表示部234は、単独でライン状の表示を行うように構成されたものでなく、複数の表示部234からの発光が行われることで、これらの表示部234を繋ぐ仮想ライン上に、車体水平方向に沿うように断続的に車幅方向に延びる水平ライン表示が形成される。
図7に示す例において、最も右側の表示部234は、ステアリングホイール29よりも右側で、且つ、インストルメントパネル20の右端近傍部に配置されている。最も左側の表示部234は、助手席5の中央部よりも左側で、且つ、インストルメントパネル20の左端近傍部に配置されている。
図7に示す表示装置230によれば、第1表示制御(図3のステップS3参照)によって全ての表示部234での表示が行われるとき、インストルメントパネル20の概ね全長に亘って断続的に延びる水平ライン表示が形成され、全ての表示部234を繋ぐように連続する仮想ラインを運転者に認識させることができる。そのため、上述の表示装置30と同様、車両1の旋回走行時における水平ライン表示の傾きを、運転者に精度よく認識させることができる。
一方、第2表示制御(図3のステップS4参照)が行われるときは、上記の表示装置30と同様、運転席4側の1つ又は複数の表示部234のみで表示が行われたり、いずれの表示部234での表示も行われなかったりする。これにより、水平ライン表示が全体的に短縮されたり、全く行われなかったりするため、車幅方向に長い水平ライン表示が行われることによる煩わしさを抑制できる。
以下、本発明の効果を確認するために行われた第1走行試験及び第2走行試験について説明する。
[第1走行試験]
第1走行試験の準備として、簡易な車両用表示装置が自動車に装備された。具体的には、車両用表示装置として、長さ方向に等間隔を空けて配置された複数のLEDを有するテープLEDが用いられた。テープLEDは、車体水平方向に沿ってインストルメントパネルの略全幅に亘って貼り付けられた。このようにして作製された表示装置では、全てのLEDが点灯されることで、インストルメントパネルの略全幅に亘って水平ライン表示が形成される。
第1走行試験では、実施例に係る走行試験、及び、比較例に係る走行試験が行われた。実施例及び比較例の走行試験は、同じ周回コースで夜間に行われた。周回コースは、大きく緩やかに曲がる複数のコーナ部と、コーナ部間を繋ぐ複数の直線部とで構成されている。実施例及び比較例のいずれにおいても、被験者の運転によって、上記の自動車が周回コースを反時計回りで1周走行した。
自動車が周回コースを走行している間、実施例では、上記の表示装置による水平ライン表示が終始行われ、比較例では、水平ライン表示が一切行われなかった。実施例及び比較例のいずれにおいても、被験者によって操作されるステアリングの操舵角が継続的に測定された。
図8(A)は、比較例における操舵角の測定結果を示し、図8(B)は、実施例における操舵角の測定結果を示している。
図8(A)の符号C1,D1に示すように、水平ライン表示が行われない比較例では、自動車が周回コースのコーナ部での旋回を始めるとき、直線走行時に比べて大きな操舵角の増大と減少が交互に繰り返されるようなステアリングの修正操作が確認された。
これに対して、図8(B)の符号C2,D2に示すように、水平ライン表示が行われる実施例では、自動車が同じコーナ部での旋回を始めるとき、操舵角が速やかに適切な角度に定まり、スムーズな旋回走行が行われたことが確認された。
以上の結果から、車室内の前方部において水平ライン表示が行われる場合、運転者は、水平ライン表示の傾きを視認しながら、感覚による車両の姿勢及び挙動の認識を精度よく行いやすくなり、これにより、車両の旋回操作の精度が向上するものと推測される。
[第2走行試験]
第2走行試験では、第1走行試験と同様の車両用表示装置を搭載した自動車が用いられた。第2走行試験でも、実施例に係る走行試験、及び、比較例に係る走行試験が行われた。実施例及び比較例のいずれの走行試験も、第1走行試験とは異なる周回コースで夜間に行われた。
第2走行試験が行われた周回コースは、大きく緩やかに曲がる複数のコーナ部に加えて、コーナ部間にS字カーブを備えている。実施例及び比較例のいずれにおいても、被験者の運転により、上記の自動車が周回コースを反時計回りで1周走行した。
自動車が周回コースを走行している間、実施例では、水平ライン表示が終始行われ、比較例では、水平ライン表示が一切行われなかった。実施例及び比較例のいずれにおいても、視線測定装置によって被験者の視線が継続的に測定された。
図9(A)は、比較例における視線停留点の軌跡を示し、図9(B)は、実施例における視線停留点の軌跡を示している。
図9(A)の符号Q1及び図9(B)の符号Q2に示すように、被験者の視界の消失点P0と概ね同じ高さ領域における視線停留点は、被験者がフロントウインドウ越しに自動車前方の景色を見ているときに生じたものであると考えられ、図9(A)の符号R1及び図9(B)の符号R2に示すように、消失点P0から下側に離間した領域における視線停留点は、車室内に設けられたスピードメータ等の表示部を被験者が見ているときに生じたものであると考えられる。
図9(A)の符号Q1に示すように、水平ライン表示が行われない比較例では、被験者の視線が消失点P0よりも左側に偏る傾向が確認された。これは、自動車が周回コースを反時計回りで走行する場合、左側へのカーブが多くなることによるものと推測される。
これに対して、図9(B)の符号Q2に示すように、水平ライン表示が行われる実施例では、被験者の視線が、消失点P0の左側と右側に比較的バランスよく分散する傾向が確認された。これは、運転者が水平ライン表示を視認することで、旋回走行時においても運転者の水平感覚が損なわれ難くなり、これにより、運転者の視線が左右にバランスよく向けられやすくなるものと推測される。
また、第1走行試験の結果と第2走行試験の結果を総合的に分析すると、水平ライン表示を視認しながら車両を運転する運転者は、車両前方の景色を左右バランスよく見ることで、車両前方の景色と水平ライン表示との対比がしやすくなり、これにより、車両の姿勢及び挙動を正確に認識しやすくなるものと考えられる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、インストルメントパネルに水平ライン表示部が設けられる例を説明したが、本発明において、水平ライン表示部は、例えば、メータユニット、メータフード、又はヘッドアップディスプレイユニット等、インストルメントパネル以外の車両内装部に設けられてもよい。
さらに、上述の実施形態では、水平ライン表示部が車幅方向に断続的に延びる例を説明したが、本発明において、水平ライン表示部は、全長に亘って連続して延びるように設けられてもよい。
以上のように、本発明によれば、運転者が、車両の進行方向に対する注意を低下させることなく、車両の姿勢と挙動を正確に認識しやすくすることが可能となるから、車両内装部に設けられる車両用表示装置、及びこれを備えた自動車の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
1 車両
4 運転席
5 助手席
20 インストルメントパネル(車両内装部)
27,28 吹き出し口
29 ステアリングホイール
30 水平ライン表示装置
32 光源
34a,34b,34c 水平ライン表示部
50 コントロールユニット(制御部)
51 舵角センサ(旋回状態検出部)

Claims (4)

  1. 運転席の前方側に位置する車両内装部において、車体水平方向に沿うように連続的又は断続的に車幅方向に延びる水平ライン表示を行う表示部と、
    車両の旋回状態を検出する旋回状態検出部と、
    車両の旋回状態に応じて、前記水平ライン表示の長さを変更する制御部と、を備え
    前記制御部は、前記水平ライン表示の長さを、車両の舵角が所定角度以上であるときは第1の長さに制御し、車両の舵角が前記所定角度未満であるときは、前記第1の長さよりも短い第2の長さに制御することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 車両の舵角が前記所定角度以上であるとき、前記水平ライン表示は、前記車両内装部における少なくとも運転席前方部から助手席前方部に亘る車幅方向領域に形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 車両の舵角が前記所定角度未満であるとき、前記水平ライン表示は、車幅の中央よりも運転席側の領域のみに形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 車両の舵角が前記所定角度未満であるとき、前記水平ライン表示は行われないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
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