JP6561868B2 - 車両用電子装置システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電子装置と第1通信線を有する車両用電子装置システムに関する。
従来では、例えば下記の特許文献1において、車載電子制御装置について発生した不具合責任を、部品工場側と車両工場側との間で切り離して明確にすることを目的とするプログラム書き込みシステムに関する技術が開示されている。このプログラム書き込みシステムは、プログラム書き込み手段と選択情報書き込み手段とを備える。プログラム書き込み手段は、基本プログラムおよび各仕様に対応した複数種類の個別プログラムを、車載電子制御装置が車両に組み込まれる車両工場での工程よりも前の工程にて書き込む。選択情報書き込み手段は、すでに書き込まれた複数種類の個別プログラムのうち、どの個別プログラムを選択して使用するかを決定する選択情報を、車両工場での工程で書き込む。
特開2005−145247号公報
しかし、特許文献1に記載された技術を適用すると、プログラム書き込み手段は部品工場側で行われ、選択情報書き込み手段は車両工場側で行われる。車両工場側は車両の仕様に応じた選択情報を書き込まなければならないので、車両の仕様と選択情報との関係を管理する必要がある。よって、管理が煩雑になるという問題点がある。
また、車両の1台ごとに選択情報を書き込まなければならないので、車両の台数が増すにつれて書き込み時間も増える。単に書き込みを行うだけでなく、書き込みを行うための準備作業もあるので、生産効率の低下を招くという問題点がある。
本開示はこのような点に鑑みてなしたものであり、管理を必要とせず、生産効率に影響を与えない車両用電子装置システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、複数の電子装置を有し、前記複数の電子装置の相互間で通信可能に第1通信線(C1)に接続される車両用電子装置システム(10)において、前記複数の電子装置は、第1電子装置(11)と、一以上の外部接続部品(EG)との間で第2通信線(C2)を介して通信可能に接続されている一以上の第2電子装置(121,122,…,12n)とを含み、前記第1電子装置は、車両(V1,V2,…,Vm)の仕様(SP)に応じたコード(CD)を記録する第1記録部(11b)と、前記第1記録部から前記コードを取得して前記第1通信線を介して前記第2電子装置に送信するコード通信部(11a)とを含み、前記第2電子装置は、前記第1電子装置から前記第1通信線を介して前記コードを受信する第1通信部(12a)と、前記仕様が異なる複数の前記車両について全ての前記仕様に対応する機能を実現する機能実現部(12g)と、前記機能実現部で実現可能な機能のうち前記第1通信部で受信した前記コードに対応する前記機能を選択して前記機能実現部に実現させる機能選択部(12f)と、前記一以上の外部接続部品と前記第2通信線を介して通信する第2通信部(12c)と、前記第2通信部と通信可能に接続されている前記外部接続部品の種類(PK)と数(PN)を判定する外部接続部品判定部(12d)と、前記第1通信部で受信した前記コードに基づく前記外部接続部品の種類と数と、前記外部接続部品判定部によって判定した前記外部接続部品の種類と数とを比較し、種類および数のうちで少なくとも一方が異なる場合には警告を行う警告部(12b)とを含む。
この構成によれば、第1電子装置が第1通信線を介して第2電子装置にコードを送信し、第2電子装置は受信したコードに対応する機能を選択して実現する。コードは車両の仕様ごとに割り当てられる固有の情報であるので、第1電子装置の第1記録部にコードを記録しておくとともに、第2電子装置に機能実現部を備えておけば、第2電子装置の機能選択部が自動的に車両の仕様に応じた機能を選択して実現する。したがって、車両の仕様と機能との管理を必要とせず、車両に第1電子装置と一以上の第2電子装置を設置するだけでよいので生産効率に影響を与えない。また、この構成によれば、コードに基づく外部接続部品の種類と数と、外部接続部品判定部によって判定した外部接続部品の種類と数とが異なる場合には、警告部が警告を行う。警告内容に応じて、車両の仕様とは異なる外部接続部品が接続されていることが判明したり、必要な外部接続部品が接続されていないことが判明したりする。よって、車両の仕様に合わせて第1電子装置,第2電子装置,外部接続部品について接続または取り外しなどの措置を適切に行える。
なお、「電子装置」は特許文献1に記載の車載電子制御装置に相当する。「第1通信線」と「第2通信線」は、いずれも通信が行えれば有線でもよく無線でもよく、バス型,リング型,スター型等のようなネットワーク・トポロジーを問わない。「機能」は、主にソフトウェアを実行して実現する機能であるが、ハードウェアで実現する機能を含めてもよい。「第1電子装置」は、少なくとも第1記録部,コード通信部を含むことを条件として任意に構成してよい。「第2電子装置」は、少なくとも第1通信部,機能実現部,機能選択部を含むことを条件として任意に構成してよい。「仕様」は、車種を問わず車両のバリエーションに応じて設定される。「外部接続部品」は、車両に備えられるセンサやアクチュエータ等であって、第2電子装置または第1通信線に対して電気的に接続可能なものが該当する。「関係情報」は、コードと仕様との関係を規定可能な任意の情報を適用でき、例えばテーブル,マップ,データベース等が該当する。
車両用電子装置システムの第1構成例を示す模式図である。 第1電子装置の構成例を示す模式図である。 車両と仕様の関係例を示す模式図である。 第2電子装置の第1構成例を示す模式図である。 第2電子装置の第2構成例を示す模式図である。 コード送信処理の手続き例を示すフローチャート図である。 機能選択実現処理の手続き例を示すフローチャート図である。 車両用電子装置システムの第2構成例を示す模式図である。 車両用電子装置システムの第3構成例を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、特に明示しない限り、「接続する」という場合には電気的に接続することを意味する。各図は、本発明を説明するために必要な要素を図示し、実際の全要素を図示しているとは限らない。上下左右等の方向を言う場合には、図面の記載を基準とする。英数字の連続符号は記号「〜」を用いて略記する。例えば「第2電子装置121〜12n」は「第2電子装置121,122,123,…,12n」を意味する。
〔実施の形態1〕
実施の形態1は図1〜図7を参照しながら説明する。図1に示す車両用電子装置システム10は、第1電子装置11と、n(nは1以上の整数)の第2電子装置121〜12nとを含む。これらの電子装置は、例えばECUやコンピュータなどを適用する。ECUは、電子制御装置を意味する「Electronic Control Unit」の頭文字からなる略称である。本形態では、車両に備える機器に応じたECUを適用する。例えば、エンジンの制御を行うエンジンECU、回転電機の制御を行う回転電機ECU、乗員保護のためにエアバッグやシートベルトの制御を行うエアバッグECU、車両に備える電池の充放電を制御する電池ECU、ブレーキを制御するブレーキ制御ECU、車両用エアコンの制御を行うエアコンECUなどのうちで一以上を含む。回転電機はシャフトや回転軸等の回転体を有する機器であれば任意であり、例えば発電機,電動機,電動発電機等が該当する。
第1電子装置11と第2電子装置121〜12nは、いずれも通信可能に第1通信線C1に接続される。第1通信線C1は、複数の電子装置の相互間で通信が行えれば、通信方式(例えば有線や無線など)や、ネットワーク・トポロジーを問わない。本形態の第1通信線C1には、車両に構築されるLANであって、有線のバス型を適用する。
図2に示す第1電子装置11は、コード通信部11a,第1記録部11bなどを含む。第1記録部11bには、車両の仕様に応じたコードCDが記録される。具体的なコードCDの設定例は後述する。コード通信部11aは、第1通信線C1を介して第2電子装置121〜12nなどとの通信を行う。本形態のコード通信部11aは、第1記録部11bからコードCDを取得して第1通信線C1を介して第2電子装置121〜12nに送信する。コード通信部11aがコードCDを送信するタイミングについては後述する。
第1記録部11bには、少なくともコードCDを記録可能な記録媒体を適用してよい。例えば、SSDを含むフラッシュメモリ、ハードディスク、光磁気ディスク等を含む光ディスク、RAMなどのうちで一以上が該当する。なお、電源遮断後も記録内容を保持可能な不揮発性メモリを用いるとよい。
図3には、それぞれ仕様SPが異なるm(mは1以上の整数)の車両V1〜Vmを示す。仕様SPの数は、車両V1〜Vmの数に対応する。ただし、車両V1〜Vmの各生産台数は任意に設定してよい。図3の設定例では、車両V1の仕様SPが識別符号「A」であり、車両V2の仕様SPが識別符号「B」であり、…、車両Vmの仕様SPが識別符号「Q」であり、仕様SPが未定義の識別符号「ND」である。識別符号の「A」〜「Q」,「ND」には、例えば文字,記号,数字,数値などを用いて固有に設定される。数値は、2進法,10進法,16進法などの表現形式を問わない。
ここで、コードCDと仕様SPとが対応する関係例を次の表1に示す。コードCDは、仕様SPと同様に識別符号を用いて固有に設定される。コードCDと仕様SPは、同一の識別符号が無いように設定するのが望ましいが、同一の識別符号が併存してもよい。以下では、2進法の数値を用いてコードCDを設定する例について説明する。
Figure 0006561868
表1は、後述する第2記録部12eにコードテーブルCTとして記録される一例である。表中において、コードCDとして設定する数値は、後述する外部接続部品EGの有無に対応する。本形態では正論理を適用し、外部接続部品EGが接続されて有る場合を「1」とし、外部接続部品EGが未接続のために無い場合を「0」とする。当該「未接続」には、外部接続部品EGが接続されていない場合や、第2通信線C2の不具合(例えば断線等)によって外部接続部品EGを認識できない場合、第2通信線C2は正常であるものの外部接続部品EGに不具合(例えば故障や不動作等)がある場合などがある。
例えば、仕様SPの「A」に対応するコードCDは数値「111111111…」である。具体的には、外部接続部品EGに含まれるセンサS11,S12,S13,S14,S15、アクチュエータA11、センサS21,S22などが全て有るような仕様である。仕様SPの「B」に対応するコードCDは数値「111111110…」である。具体的には、センサS11,S12,S13,S14,S15、アクチュエータA11、センサS21,S22などが有り、アクチュエータA21が無いような仕様である。以下同様である。一方で仕様SPの「Q」に対応するコードCDは数値「000000000…」である。センサS11,S12,S13,S14,S15、アクチュエータA11、センサS21,S22、アクチュエータA21などが全て無いような仕様である。表1における仕様SPである「A」〜「Q」のいずれにも該当しない仕様は、例えば「ND」を設定する。「ND」は未設定を意味する「Not Definition」の頭文字からなる略称である。なお、表1はあくまで一例であり、外部接続部品EGの種類や数に応じて表1以外の設定もある。
同一に構成される第2電子装置121〜12nについて、図4、図5を参照しながら説明する。図4には第2電子装置121の構成例を示し、図5には第2電子装置122の構成例を示す。第2電子装置121,122は、それぞれが第1通信部12a,警告部12b,第2通信部12c,外部接続部品判定部12d,第2記録部12e,機能選択部12f,機能実現部12gなどを有する。図示を省略した第2電子装置123〜12nについても同じ構成である。第2電子装置121〜12nが相違するのは、仕様SPに応じて第2電子装置に含まれる機能実現部12gが実現する機能や、第2通信部12cに接続される一以上の外部接続部品EGにかかる種類や数である。
第1通信部12aは、第1通信線C1を介して第1電子装置11などとの通信を行う。本形態の第1通信部12aは、第1電子装置11から第1通信線C1を介してコードCDを受信する。第1通信部12aがコードCDを受信するタイミングは後述する。
第2通信部12cは、一以上の外部接続部品EGと第2通信線C2を介して通信する。第2通信線C2は、外部接続部品EGとの間で通信が行えれば有線でもよく無線でもよい。本形態の第2通信線C2には有線の専用通信線を適用する。
外部接続部品EGは、個々の第2電子装置121〜12nが所要の機能を実現するにあたって用いる部品であって、例えばセンサやアクチュエータなどが該当する。
センサは、車両V1〜Vmに備えられる任意のセンサが該当する。例えば、開度センサ,ストロークセンサ,操舵角センサ,ポジションセンサ,回転センサ,加速度センサ,速度センサ,温度センサ,圧力センサ,舵角センサ,ヨーレートセンサ,ジャイロスコープ,カメラ,距離センサ,角度センサのうちで一以上を含む。開度センサはアクセルの開度を検出する。ストロークセンサは、アクセルペダルやブレーキペダル等の操作部材が操作される際のストローク量を検出する。操舵角センサはステアリングの操舵角を検出する。ポジションセンサは変速操作等によるポジションを検出する。回転センサは、内燃機関や回転電機等に含まれる回転体の回転情報(例えば回転数,回転角,角速度など)を検出する。加速度センサは車両の加速度を検出する。速度センサは車両の速度を検出する。温度センサは気温や対象物等の温度を検出する。圧力センサは気圧や対象物等の圧力を検出する。舵角センサは車輪の舵角を検出する。ヨーレートセンサは車両のヨーレートを検出する。ジャイロスコープは車両の回転角や角速度を検出する。カメラは画像または映像を撮像する。距離センサは対象となる物体との相対距離を検出する。角度センサは車両のロール角やピッチ角等の角度を検出する。
アクチュエータは、車両V1〜Vmに備えられる任意のアクチュエータが該当する。例えば、ソレノイド,シリンダ,モータ等が該当する。シリンダには、油圧シリンダ,空圧シリンダ,水圧シリンダ,電動シリンダなどのうちで一以上を含む。
図4に示す第2電子装置121は、例えばエアバッグECUである。この第2電子装置121は、外部接続部品EGとしてセンサS11,S12,S13,S14,S15やアクチュエータA11などを接続している。説明の都合上、図4に示すセンサS11と、センサS12,S14と、センサS13,S15とは、種類が異なるセンサであると仮定する。センサS12,S14は同じ種類のセンサであり、センサS13,S15は同じ種類のセンサである。
図5に示す第2電子装置122は、例えばブレーキ制御ECUである。この第2電子装置122は、外部接続部品EGとしてセンサS21,S22やアクチュエータA21,A22などを接続している。説明の都合上、図5に示すセンサS21,S22は種類が異なるセンサであり、アクチュエータA21,A22は種類が異なるアクチュエータであると仮定する。
外部接続部品判定部12dは、第2通信部12cを介して外部接続部品EGとアクセス可能に構成されている。この外部接続部品判定部12dは、第2通信部12cと通信可能に接続されている外部接続部品EGの種類PKと数PNを判定する。
第2記録部12eには、上述した表1の関係がコードテーブルCTとして記録される。コードテーブルCTは「関係情報」に相当する。第2記録部12eには、少なくともコードテーブルCTを記録可能な記録媒体を適用してよい。第1記録部11bと第2記録部12eは同じの記録媒体を適用してもよく、異なる記録媒体を適用してもよい。
機能実現部12gは、仕様SPが異なる車両V1〜Vmについて、全ての仕様SPに対応する一以上の機能を実現する。機能は、主にCPUがソフトウェアを実行して実現する機能であるが、ハードウェアで実現する機能を含めてもよい。また機能には、上述した全てのECU(すなわちエンジンECU,回転電機ECU,エアバッグECU,エアコンECUなど)で実現する全ての機能を含めてもよく、車両V1〜Vmに備えられるECUごとに実現する全ての機能を含めてもよい。
機能選択部12fは、機能実現部12gで実現可能な機能のうち第1通信部12aで受信したコードCDに対応する機能を選択して実現する。すなわち、上述したコードテーブルCTを参照して、コードCDに対応する仕様SPを特定し、特定した仕様SPに応じた一以上の機能を選択して実現する。
警告部12bは、第1通信部12aで受信したコードCDに基づく外部接続部品EGの種類PKと数PNと、外部接続部品判定部12dによって判定した外部接続部品EGの種類PKと数PNとを比較し、種類PKおよび数PNのうちで少なくとも一方が異なる場合には警告を行う。また、前回と今回で外部接続部品EGの種類PKや数PNが異なる場合には、問い合わせを行ってもよい。前回に外部接続部品判定部12dによって判定した外部接続部品EGの種類PKと数PNは、第2記録部12eなどに記録しておく。
警告や問い合わせは、車両V1〜Vmにおける任意の伝達方法を適用してよい。例えば、表示器による表示や、音声を含めて音響装置による音などが該当する。問い合わせに対する回答は、車両V1〜Vmにおける任意の入力方法を適用してよい。例えば、ハンドル等に設けられたスイッチや、表示器に備えられたタッチパネルなどで行うとよい。
警告や問い合わせは、第2電子装置自体が行ってもよく、第1通信線C1を介して警告情報を伝達することによって他の装置で行ってもよい。他の装置は、第2電子装置121〜12nに限らない。例えば、車両V1〜Vmに備えられる装置や、診断用機器などが該当する。車両V1〜Vmに備えられる装置には、インストルメントパネル,カーナビゲーションシステム,オーディオ装置などを含む。診断用機器は、第1電子装置11や第2電子装置121〜12nなどに接続して診断や計測等を行う機器である。
図6に示すコード送信処理は、第1電子装置11で繰り返し実行される手続き例である。図6において、ステップST11はコード通信部11aに相当する。
まずステップST10では、コードCDを送信するための送信条件を満たすか否かを判断する。送信条件は、一以上で任意の条件を設定してよい。例えば、電源スイッチやイグニッションスイッチなどのスイッチ類がオンになること、一定間隔や不定間隔などの所要の時間間隔を経過すること、第2電子装置121〜12nのうちで一以上の第2電子装置から送信要求があることなどが該当する。もし、送信条件を満たせばYESになり、ステップST11に進む。一方、送信条件を満たさなければNOになり、コード送信処理を終了(もしくはリターン)する。
ステップST11では、図2に示す第1記録部11bからコードCDを取得して第1通信線C1を介して第2電子装置121〜12nなどに送信する。第2電子装置121〜12nのうちで一以上の第2電子装置から送信要求があった場合には、送信要求があった第2電子装置にコードCDを送信する。コードCDを送信した後は、コード送信処理を終了(もしくはリターン)する。
図7に示す機能選択実現処理は、第2電子装置121〜12nでそれぞれ繰り返し実行される手続き例である。図7において、ステップST20,ST21は外部接続部品判定部12dに相当する。ステップST26は第1通信部12aに相当する。ステップST22,ST23,ST27,ST28,ST40は機能選択部12fに相当する。ステップST24,ST25,ST30,ST31は警告部12bに相当する。
まずステップST20では、第2通信部12cと通信可能に接続されている一以上の外部接続部品EGの種類PKと数PNを判定する。例えば図4に示す第2電子装置121では、3種類のセンサと1種類のアクチュエータであるので種類PK=4になり、5つのセンサと1つのアクチュエータであるので数PN=6になる。また図5に示す第2電子装置122では、2種類のセンサと2種類のアクチュエータであるので種類PK=4になり、2つのセンサと2つのアクチュエータであるので数PN=4になる。
ステップST21では、ステップST20の判定によって一以上の外部接続部品EGが接続されているか否かを判別する。もし、一以上の外部接続部品EGが接続されていればYESになり、ステップST22に進む。一方、一つも外部接続部品EGが接続されていなければNOになり、ステップST40に進む。なお第2電子装置121〜12nにおいて機能を実現するにあたって、必ず一以上の外部接続部品EGを接続しなければ実現できない場合には、二点鎖線で示すようにステップST31に進んでもよい。
ステップST22では、第2記録部12eに記録されているコードテーブルCTを参照する。すなわち、上述した表1のように設定されたコードテーブルCTを参照する。
ステップST23では、ステップST20で判定した外部接続部品EGが関係情報としてのコードテーブルCTにあるか否かを判別する。例えば、ステップST20で判定した外部接続部品EGを、比較コードで表す。識別符号に含まれる比較コードは、例えば上述したコードCDと同様の数値である。そして、比較コードがコードテーブルCTに記録されているコードCDと一致するものがあるか否かで判別する。もし、ステップST20で判定した外部接続部品EGがコードテーブルCTにあればYESになり、ステップST24に進む。一方、ステップST20で判定した外部接続部品EGがコードテーブルCTになければNOになり、ステップST31に進む。
ステップST24では、ステップST20で判定した外部接続部品EGに関する情報が前回と今回で同じか否かを判別する。外部接続部品EGに関する情報は、任意に設定してよい。例えば、ステップST23と同様にして今回判定した外部接続部品EGを比較コードで表し、後述するステップST25で第2記録部12eに記録した前回の比較コードと一致か否かで判別する。もし、ステップST20で判定した外部接続部品EGが前回と今回で同じならばYESになり、ステップST25に進む。一方、ステップST20で判定した外部接続部品EGが前回と今回で異なればNOになり、ステップST30に進む。
ステップST25では、ステップST20で判定した外部接続部品EGに関する情報を前回の情報として第2記録部12eに記録する。記録後はステップST26に進む。
ステップST26では、第1電子装置11から第1通信線C1を介して伝達されるコードCDを受信する。もし、コードCDを受信したらYESになり、ステップST27に進む。一方、コードCDを受信しなければ、ステップST26を繰り返す。言い換えると、コードCDを受信するまで待機する。
ステップST27では、第2記録部12eに記録されているコードテーブルCTを参照して、ステップST26で受信したコードCDがあるか否かを判別する。もし、ステップST26で受信したコードCDがコードテーブルCTにあればYESになり、ステップST28に進む。一方、ステップST26で受信したコードCDがコードテーブルCTに無ければNOになり、ステップST31に進む。
ステップST28では、機能実現部12gで実現可能な全ての機能のうちで、ステップST26で受信したコードCDに対応する機能を選択して実現する。一般的に、第2電子装置121〜12nでは、選択して実現される機能が異なる。コードテーブルCTの設定によっては、異なる第2電子装置121〜12nでも同じ機能が実現され得る。ステップST28で機能を実現した後は、機能選択実現処理を終了(もしくはリターン)する。
ステップST30では、ステップS20で判定した外部接続部品EGの種類PKと数PNが前回と今回と異なるので、確認のために問い合わせを行う。第2通信部12cに接続される外部接続部品EGは、修理や改修等によって変化する場合や、第2通信線C2や外部接続部品EGの不具合によって変化する場合などがあるためである。もし、問い合わせに対する回答によって外部接続部品EGの増減が適正であればYESになり、ステップST26に進む。一方、問い合わせに対する回答によって外部接続部品EGの増減が適正でなければNOになり、ステップST31に進む。
ステップST31では、状況に合わせて所要の警告を行う。例えば、ステップST23でNOの場合は、第2通信部12cに接続されている外部接続部品EGの種類PKと数PNがコードテーブルCTと異なることを警告する。ステップST27でNOの場合は、受信したコードCDがコードテーブルCTに無いことを警告する。ステップST30でNOの場合は、外部接続部品EGの種類PKや数PNが前回と今回で異なることを警告する。警告後は、機能選択実現処理を終了(もしくはリターン)する。
ステップST40では、機能実現部12gで実現可能な全ての機能のうちで、ステップST26で受信したコードCDに対応し、かつ、外部接続部品EGが全く接続されていない場合に対応する機能を選択して実現する。ステップST40で機能を実現した後は、機能選択実現処理を終了(もしくはリターン)する。
上述した実施の形態1,21によれば、以下に示す各作用効果を得ることができる。
(1)車両用電子装置システム10は、図1に示すように、第1電子装置11と、一以上の第2電子装置121〜12nとを含む。第1電子装置11は、図2に示すように、車両V1〜Vmの仕様SPに応じたコードCDを記録する第1記録部11bと、コードCDを取得して送信するコード通信部11aとを含む。第2電子装置121〜12nは、図4,図5に示すように、コードCDを受信する第1通信部12aと、仕様SPが異なる複数の車両V1〜Vmについて全ての仕様SPに対応する機能を実現する機能実現部12gと、機能実現部12gで実現可能な機能のうち第1通信部12aで受信したコードCDに対応する機能を選択して実現する機能選択部12fとを含む。この構成によれば、第1電子装置11が第1通信線C1を介して第2電子装置121〜12nにコードCDを送信し、第2電子装置121〜12nは受信したコードCDに対応する機能を選択して実現する。コードCDは車両V1〜Vmの仕様SPごとに割り当てられる固有の情報であるので、第1電子装置11の第1記録部11bにコードCDを記録しておくとともに、第2電子装置121〜12nに機能実現部12gを備えておけば、第2電子装置121〜12nの機能選択部12fが自動的に車両V1〜Vmの仕様SPに応じた機能を選択して実現する。したがって、車両V1〜Vmの仕様SPと機能との管理を必要とせず、車両V1〜Vmに第1電子装置11と一以上の第2電子装置121〜12nを設置するだけでよいので生産効率に影響を与えない。従来では書き込みに誤りがあった場合には修正を行う必要があるが、車両用電子装置システム10はコードCDに基づいて自動的に機能を実現できる。
(2)第2電子装置121〜12nは、図4,図5,図7に示すように、一以上の外部接続部品EGと第2通信線C2を介して通信する第2通信部12cと、第2通信部12cと通信可能に接続されている外部接続部品EGの種類PKと数PNを判定する外部接続部品判定部12dと、第1通信部12aで受信したコードCDに基づく外部接続部品EGの種類PKと数PNと、外部接続部品判定部12dによって判定した外部接続部品EGの種類PKと数PNとを比較し、種類PKおよび数PNのうちで少なくとも一方が異なる場合には警告を行う警告部12bとを有する。この構成によれば、コードCDに基づく外部接続部品EGの種類PKと数PNと、外部接続部品判定部12dによって判定した外部接続部品EGの種類PKと数PNとが異なる場合には、警告部12bが警告を行う。警告内容に応じて、車両V1〜Vmの仕様SPとは異なる外部接続部品EGが接続されていることが判明したり、必要な外部接続部品EGが接続されていないことが判明したりする。よって、車両V1〜Vmの仕様SPに合わせて第1電子装置11,第2電子装置121〜12n,外部接続部品EGについて接続または取り外しなどの措置を適切に行える。
(3)第2電子装置121〜12nは、図4,図5,図7に示すように、コードCDと仕様SPとの関係を示すコードテーブルCTを記録する第2記録部12eを有する。機能選択部12fは、第2記録部12eに記録されているコードテーブルCTを参照して、第1通信部12aで受信したコードCDに対応する仕様SPの有無を判別する。この構成によれば、第2電子装置121〜12nはコードテーブルCTを参照することで、車両V1〜Vmの仕様SPに合わせて第2電子装置121〜12nが一以上の機能を実現する。そのため、第2電子装置121〜12nを共通化することができるので、車両用電子装置システム10全体のコストを低減できる。
(5)警告部12bは、図4,図7に示すように、外部接続部品判定部12dによって判定した外部接続部品EGの種類PKと数PNについて、前回と今回を比較し、種類PKおよび数PNのうちで少なくとも一方が異なる場合には問い合わせを行う。この構成によれば、前回と今回で外部接続部品EGの種類PKや数PNが異なれば、警告部12bが問い合わせを行う。問い合わせによって、通信線や外部接続部品EGについて障害や故障等が発生した場合などに対応することができる。
〔実施の形態2〕
実施の形態2は図4,図5,図7,図8を参照しながら説明する。なお図示と説明を簡単にするため、特に明示しない限り、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。よって、主に実施の形態1と相違する点を説明する。
図8に示す車両用電子装置システム10は、第1電子装置11と、第2電子装置121〜12nと、一以上の外部接続部品13とを含む。一以上の外部接続部品13は、上述した実施の形態1における外部接続部品EGに相当する。外部接続部品13が外部接続部品EGと相違するのは、実線で示すセンサS3または二点鎖線で示すアクチュエータA3とともに、第1通信部13aを含む点である。第1通信部13aは、上述した実施の形態1における第1通信部12aと同様に、第1通信線C1を介して第1電子装置11や第2電子装置121〜12nなどとの通信を行う。
図4に示す第2電子装置121と図5に示す第2電子装置122とに含まれる外部接続部品判定部12dは、いずれも二点鎖線で示すように第1通信部12aおよび第1通信線C1を介して、図8に示す外部接続部品13とアクセス可能に構成されている。この外部接続部品判定部12dは、第2通信部12cと通信可能に接続されている外部接続部品EGの種類PKと数PNだけでなく、第1通信線C1と通信可能に接続されている外部接続部品13の種類PKと数PNを判定する。
図7に示す機能選択実現処理では、ステップST20の処理内容が実施の形態1と相違する。本形態のステップST20では、第2通信部12cと通信可能に接続されている一以上の外部接続部品EGの種類PKと数PNを判定するとともに、第1通信線C1と通信可能に接続されている一以上の外部接続部品13の種類PKと数PNを判定する。なお、第2電子装置121〜12nのそれぞれが実現する機能に応じて、一以上の外部接続部品13の種類PKと数PNを判定するか否かを個々に設定してよい。
上述した実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができるとともに、次の作用効果を得ることができる。
(4)一以上の外部接続部品は、図7,図8に示すように、第1通信線C1と通信可能に接続される外部接続部品13を含む。外部接続部品判定部12dは、さらに第1通信線C1と通信可能に接続されている外部接続部品13の種類PKと数PNを判定する。この構成によれば、第1通信線C1と通信可能に接続される外部接続部品13についても、コードCDに基づく外部接続部品13と異なる場合には、警告部12bが警告を行う。したがって、外部接続部品13の接続可能な範囲が広がる。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための形態について実施の形態1,2に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
上述した実施の形態1では、図1に示すように、第1電子装置11と、第2電子装置121〜12nとを含む構成とした。この形態に代えて、図9に示す車両用電子装置システム10のように、第1電子装置11と、第2電子装置121〜12nと、一以上の第3電子装置14とを含む構成としてもよい。図示を省略するが、図8に示す車両用電子装置システム10に対して、一以上の第3電子装置14を含む構成としてもよい。第3電子装置14は、一以上であれば任意の数を接続してもよい。
一以上の第3電子装置14は、第2電子装置121〜12nと比べて、機能選択部12fを有しない。そのため、第1電子装置11からコードCDを受信する必要もなく、機能実現部12gが有する全ての機能を実現する。言い換えると、第3電子装置14は車両V1〜Vmの仕様SPにかかわらず所要の機能を実現する電子装置である。第3電子装置14の有無が相違するに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
上述した実施の形態1,2では、図1,図8に示すように、第1電子装置11と、第2電子装置121〜12nとを別個に構成した。この形態に代えて、第1電子装置11と一以上の第2電子装置121〜12nとを一つの装置で構成してもよく、複数の第2電子装置121〜12nを一つの装置で構成してもよい。例えば、第1電子装置11や第2電子装置121〜12nがそれぞれ一つの基板や半導体チップなどで実現される場合が該当する。この場合には、複数の基板や半導体チップなどを一つの装置に収容して構成する。装置の構成が相違するに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
上述した実施の形態1,2では、第1通信線C1として有線でバス型のLANを適用し、第2通信線C2として有線の専用通信線を適用する構成とした。この形態に代えて、第1通信線C1は、他のネットワーク・トポロジー(例えばリング型やスター型など)を適用してもよく、無線を適用してもよく、専用通信線を適用してもよい。同様に第2通信線C2は、ネットワーク・トポロジーを問わずにLANを適用してもよく、無線を適用してもよい。通信を行うための接続形態が相違するに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
上述した実施の形態1,2では、図4,図5に示すように、第2電子装置121〜12nの第1通信部12aは第1電子装置11において送信条件を満たすと送信されるコードCDを受信する構成とした。この形態に代えて、第1通信部12aは受信したコードCDを記録する受信バッファを備える構成としてもよい。受信バッファには記録媒体を用いる。また、コードCDを2回以上受信した場合は、受信バッファに記録するコードCDを更新する構成としてもよい。さらに、複数のコードCDを受信バッファに記録でき、外乱ノイズ等によって誤ったコードCDを受信した場合でも正しいコードCDを選択する構成としてもよい。第1電子装置11が任意のタイミングでコードCDを送信しても、第1通信部12aで確実に受信して受信バッファに記録される。よって、第2電子装置121〜12nは確実にコードCDに対応する機能を実現できる。その他は受信バッファの有無が相違するに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
上述した実施の形態1,2では、図4,図5に示すように、コードCDと仕様SPとの関係をコードテーブルCTとして第2記録部12eに記録する構成とした。この形態に代えて、コードCDと仕様SPとの関係を他の関係情報(例えばマップやデータベースなど)で第2記録部12eに記録する構成としてもよい。さらに、関係情報には機能との関係を含める構成としてもよい。関係情報をどのような情報形態で実現するかの相違に過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
上述した実施の形態2では、図8に示すように、外部接続部品13が一つのセンサS3または一つのアクチュエータA3を備える構成とした。この形態に代えて、同種か異種かにかかわらず、複数のセンサS3を備えてもよく、複数のアクチュエータA3を備えてもよく、一以上のセンサS3と一以上のアクチュエータA3を備えてもよい。外部接続部品13が備えるセンサS3やアクチュエータA3の数が相違するに過ぎないので、実施の形態2と同様の作用効果が得られる。
10 車両用電子装置システム
11 第1電子装置
11a コード通信部
11b 第1記録部
121〜12n 第2電子装置
12a 第1通信部
12f 機能選択部
12g 機能実現部
C1 第1通信線
C2 第2通信線
EG,13 外部接続部品

Claims (4)

  1. 複数の電子装置を有し、前記複数の電子装置の相互間で通信可能に第1通信線(C1)に接続される車両用電子装置システム(10)において、
    前記複数の電子装置は、第1電子装置(11)と、一以上の外部接続部品(EG)との間で第2通信線(C2)を介して通信可能に接続されている一以上の第2電子装置(121,122,…,12n)とを含み、
    前記第1電子装置は、車両(V1,V2,…,Vm)の仕様(SP)に応じたコード(CD)を記録する第1記録部(11b)と、前記第1記録部から前記コードを取得して前記第1通信線を介して前記第2電子装置に送信するコード通信部(11a)とを含み、
    前記第2電子装置は、前記第1電子装置から前記第1通信線を介して前記コードを受信する第1通信部(12a)と、前記仕様が異なる複数の前記車両について全ての前記仕様に対応する機能を実現する機能実現部(12g)と、前記機能実現部で実現可能な機能のうち前記第1通信部で受信した前記コードに対応する前記機能を選択して前記機能実現部に実現させる機能選択部(12f)と、前記一以上の外部接続部品と前記第2通信線を介して通信する第2通信部(12c)と、前記第2通信部と通信可能に接続されている前記外部接続部品の種類(PK)と数(PN)を判定する外部接続部品判定部(12d)と、前記第1通信部で受信した前記コードに基づく前記外部接続部品の種類と数と、前記外部接続部品判定部によって判定した前記外部接続部品の種類と数とを比較し、種類および数のうちで少なくとも一方が異なる場合には警告を行う警告部(12b)とを含む車両用電子装置システム。
  2. 前記第2電子装置は、前記コードと前記仕様との関係を示す関係情報(CT)を記録する第2記録部(12e)を有し、
    前記機能選択部は、前記第2記録部に記録されている前記関係情報を参照して、前記第1通信部で受信した前記コードに対応する前記仕様の有無を判別する請求項1に記載の車両用電子装置システム。
  3. 前記一以上の外部接続部品は、前記第1通信線と通信可能に接続される外部接続部品(13)を含み、
    前記外部接続部品判定部は、さらに前記第1通信線と通信可能に接続されている前記外部接続部品の種類と数を判定する請求項1または2に記載の車両用電子装置システム。
  4. 前記警告部は、前記外部接続部品判定部によって繰り返し判定した前記外部接続部品の種類と数について、前回と今回を比較し、種類および数のうちで少なくとも一方が異なる場合には警告を行う請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用電子装置システム。
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