JP6561321B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Description

本開示は、入力電圧に対してスイッチング素子のスイッチング動作を制御することにより出力電圧を制御するスイッチング電源装置に関するものである。
近年、エネルギー問題が注目され、スイッチング電源装置等の電源供給装置の待機電力削減が強く望まれている。例えば、ACアダプタにおいて、負荷機器が接続されていない状態や負荷機器の動作が停止している状態等、スイッチング電源装置から電力供給が不要な場合に出力電圧を低下させて、消費電力を削減するシステムが提案されている。
特許文献1においては、スイッチング回路がメインスイッチにスイッチング動作をさせた時に、メインスイッチに接続されているトランス(メイントランス)を介して二次側回路に供給されるエネルギーによってACアダプタの出力電圧に重畳されるリップル電圧の大きさを検出している。そして、ACアダプタが携帯式コンピュータに接続状態であるか、非接続状態であるかを検出し、出力電圧を低下させる、またはスイッチング周期を長くすることで消費電力を削減する。
特開2012―178934号公報
本開示に係るスイッチング電源装置は、入力電圧が供給される第一のスイッチング素子と、負荷機器の入力端子と装脱着可能な出力端子と、第一のスイッチング素子によりスイッチングされた入力電圧を出力電圧に変換し、出力端子に出力する入出力変換回路とを備えている。さらに、第一のスイッチング素子のスイッチング動作を制御し、OFF端子に入力される信号に応じてスイッチング動作を停止するオフモードを有するスイッチング制御回路とを備えている。また、入出力変換回路と出力端子との間に接続された第一の整流回路と、出力端子に接続された第二の整流回路と、第二の整流回路に二次巻線のドット側端子が接続されたフライバック型トランスと、フライバック型トランスの一次巻線のドット側端子に接続された第二のスイッチング素子と、第二のスイッチング素子のゲート端子にパルス信号を供給するパルス発生器と、フライバック型トランスの一次巻線のドット側端子と第二のスイッチング素子との接続点である第一の接続点に接続され、第一の接続点の電圧、または電流を検出し、検出信号をOFF端子に出力する波形検出回路と、出力端子と第二の整流回路との接続点に接続され、第二のスイッチング素子の一回のスイッチングによりフライバック型トランスの二次巻線から出力されるエネルギーを蓄積する容量素子とを有し、出力端子への、入力端子に放電回路が接続された負荷機器の入力端子の装脱着による、第一の接続点の電圧値差、または電流値差を波形検出回路が検出できるように容量素子の容量値が設定されている。
本開示によれば、スイッチング電源装置と負荷機器の接続状態を確実に検出することができ、非接続状態の場合はスイッチング電源装置のスイッチング動作を停止させることで消費電力を削減することができる。
図1は、実施の形態1に係るスイッチング電源装置の一構成例を示す回路図である。 図2は、実施の形態1に係るトランスの一構成例を示す回路図である。 図3は、実施の形態1に係る波形検出回路の一構成例を示す回路図である。 図4は、実施の形態1に係るパルス発生器の一構成例を示す回路図である。 図5Aは、実施の形態1に係る負荷機器の一構成例を示す回路図である。 図5Bは、実施の形態1に係る放電回路の一構成例を示す回路図である。 図5Cは、実施の形態1に係る放電回路の一構成例を示す回路図である。 図5Dは、実施の形態1に係る放電回路の一構成例を示す回路図である。 図5Eは、実施の形態1に係る放電回路の一構成例を示す回路図である。 図5Fは、実施の形態1に係る放電回路の一構成例を示す回路図である。 図6は、実施の形態1に係るスイッチング電源装置の動作を示すタイミングチャートである。 図7は、実施の形態1の変形例1に係るスイッチング電源装置の一構成例を示す回路図である。 図8は、実施の形態1の変形例1に係るスイッチング電源装置の動作を示すタイミングチャートである。 図9は、実施の形態1の変形例2に係る負荷機器の一構成例を示す回路図である。 図10は、実施の形態1の変形例2に係る接続回路の一構成例を示す回路図である。 図11は、実施の形態2に係るスイッチング電源装置の一構成例を示す回路図である。 図12は、実施の形態2に係るトランスの一構成例を示す回路図である。 図13は、実施の形態2に係る波形検出回路の一構成例を示す回路図である。 図14は、実施の形態2に係る負荷機器の一構成例を示す回路図である。 図15は、実施の形態2に係るスイッチング電源装置の動作を示すタイミングチャートである。 図16は、実施の形態2の変形例1に係るスイッチング電源装置の一構成例を示す回路図である。 図17Aは、実施の形態2の変形例1に係る伝達回路の一構成例を示す回路図である。 図17Bは、実施の形態2の変形例1に係る伝達回路の一構成例を示す回路図である。 図18は、実施の形態2の変形例1に係るスイッチング電源装置の一構成例を示す回路図である。 図19は、実施の形態2の変形例2に係る負荷機器の一構成例を示す回路図である。 図20は、実施の形態2の変形例2に係る接続回路の一構成例を示す回路図である。
特許文献1では、ACアダプタが携帯式コンピュータと非接続状態であるときにメインスイッチの発振を止めることができないので、消費電力をさらに削減するには限界があった。
また、本発明者らが考案したシステムにおいては、スイッチング電源装置に設けられたメイントランスとは別に設けられた検出トランスを介してスイッチング電源装置の出力側にエネルギーを送り、このエネルギーがスイッチング電源装置に接続される負荷機器の入力側に設けられた容量に蓄積されるか否かを利用する。そして、スイッチング電源装置が負荷機器に接続状態であるか、非接続状態であるかを検出して、スイッチング電源装置のスイッチング動作を停止させて消費電力を削減する。このシステムにおいて、スイッチング電源装置に備えられた検出トランスがフライバック型の場合は、トランスの一次巻線に発生する反射電圧の大小で接続状態であるか、非接続状態であるかを検出する。非接続状態の時は、トランスを介して送られるエネルギーが負荷機器に備えられた容量に充電されないので反射電圧が大きくなる。また接続状態の時は、トランスを介して送られるエネルギーが負荷機器に備えられた容量に充電されるため、反射電圧が小さくなる。この反射電圧の差を検出してスイッチング電源装置が負荷機器に接続状態であるか、非接続状態であるかを検出する。また、負荷機器に備えられたトランスがフォワード型の場合は、トランスの巻線に流れる電流の差を利用して、接続状態であるか、非接続状態であるかを検出する。非接続状態の時は、トランスを介して送られるエネルギーを充電する負荷機器に備えられた容量がないため、トランスの巻線を流れる電流は小さくなる。接続状態の時は、トランスを介して送られるエネルギーが負荷機器に備えられた容量に充電されるため、トランスの巻線を流れる電流が大きくなる。このトランスを流れる電流の差を検出してスイッチング電源装置が負荷機器に接続状態であるか、非接続状態であるかを検出する。
しかしながら、本発明者が考案した上記の検出トランスを用いたシステムにおいては、負荷機器の容量値が小さい(たとえば数千pF程度)と、フライバック型の場合は反射電圧の差を検出するのが困難であり、フォワード型の場合はトランスの巻線に流れる電流の差を検出するのが困難であるため、スイッチング電源装置と負荷機器が接続状態であることが検出できず誤動作が起きる可能性があった。
本開示は、上記のような課題を解決するものであり、スイッチング電源装置と負荷機器が非接続状態の時にはスイッチング電源装置のスイッチング動作を停止させ消費電力を大きく削減し、さらに負荷機器に備えられた容量の容量値が小さい場合であってもスイッチング電源装置が負荷機器と接続状態にあるか、非接続状態にあるかを検出できる電源システムを提供する。
なお、本開示において、「容量素子」は、コンデンサだけでなく、一般に電荷を蓄積できる素子を意味する。また、「容量」は、コンデンサにおける蓄電能力だけでなく、他の素子等に付随している蓄電能力(寄生容量)、及びこれらの蓄電能力を備えた構成を含む。
(実施の形態1)
本開示の実施の形態1のスイッチング電源装置を説明する。
図1は本実施の形態1のスイッチング電源装置の一構成例を示す回路図である。
図1において、商用の交流電源1からの入力交流電圧が、入力フィルタ回路2、入力整流回路3、入力平滑回路4を経て、入力直流電圧として入出力変換回路300に入力されている。
入出力変換回路300は入力された入力電圧を所望の出力電圧に変換するために配置される。例えば、図1のように電力変換用のトランス301、ダイオード302、平滑コンデンサ303から成り、トランス301は一次巻線301aと二次巻線301bを有し、一次巻線301aと二次巻線301bの極性は逆方向になっている。このスイッチング電源装置はフライバック型である。
一次巻線301aにはスイッチング素子7が接続されており、スイッチング素子7は、スイッチング制御回路100のOUT端子出力信号がスイッチング素子7の制御電極(ゲート)に入力されることで、オンオフのスイッチング制御がなされる。
また、スイッチング制御回路100はスイッチング素子7の制御を行い、出力電圧を一定にするようにスイッチング素子7の導通、非導通状態を制御する制御装置であり、外部入出力端子として、Vin端子、VDD端子、GND端子、OUT端子、及びOFF端子の5つの端子を有している。例えば、図1のように、パルス幅制御回路101、駆動回路102、オフモード検出器103、基準電圧源104、オフモードスイッチ105、レギュレータ106などから構成される制御装置である。
Vin端子は、スイッチング制御回路100の起動端子であり、入力平滑回路の入力直流電圧が出力されるラインから電力が供給される。Vin端子から入力された電力は、レギュレータ106に入力され、レギュレータ106を介して、スイッチング制御回路100内の回路に電力が供給される。
GND端子は、入力平滑回路の低電位側に接続され、一次側の電圧基準となっている。
OUT端子は、スイッチング素子7のゲートに抵抗6を介して接続される端子である。
VDD端子は、スイッチング制御回路100の電源用端子である。VDD端子にはコンデンサ17が接続され、スイッチング電源装置の起動時はVDD端子からコンデンサ17に充電電流が流れ込みコンデンサ17の電圧が上昇する。コンデンサ17の電圧が上昇するとVDD端子の電圧が一定になるようにレギュレータ106により制御される。
OFF端子は、機器接続状態検出回路200Aから出力されるオフモード信号が入力され、オフモードと通常動作を切り替えるための端子である。
出力端子16は、入出力変換回路300の出力電圧を出力する端子と、二次側GND端子の2端子で構成される。
機器接続状態検出回路200Aは、出力端子16と負荷機器400が接続状態であるか非接続状態であるかを検出するために配置され、スイッチング制御回路100のVDD端子、OFF端子、一次側GND、出力端子16に接続される。例えば図1のように、負荷機器接続端子5、波形検出回路201、トランス202、パルス発生器203、スイッチング素子204、ダイオード18、コンデンサ8から成る。
トランス202は、例えば、図2のトランス202Aのように一次巻線210aと二次巻線210bを有し、一次巻線210aと二次巻線210bの極性は逆方向になっている。トランス202Aはフライバック型である。図2の一次巻線210aと二次巻線210bに付してあるドットは、各巻線の極性を示している。図2では、スイッチング素子204に接続される一次巻線210aの一端と、ダイオード18のアノードに接続される二次巻線210bの一端にドットを付している。
ダイオード18は、コンデンサ8に蓄えられるエネルギー、およびダイオード15を介して流れる負荷電流がトランス202へ逆流することを防止する整流機能を有する。
ダイオード15は、アノード側が入出力変換回路に接続され、カソード側が出力端子16に接続され、コンデンサ8に蓄えられるエネルギーが平滑コンデンサ303へ逆流するのを防ぐ。
波形検出回路201は、例えば、図3の波形検出回路201Aのように、ツェナーダイオード209、抵抗206、コンデンサ207で構成される。
パルス発生器203は、例えば、図4のパルス発生器203Aのように、抵抗231、232、233、234、235、236、コンデンサ239、オペアンプ237、電圧比較器238で構成される。この回路は、一般的に知られているパルス発生回路であるので、動作の詳細な説明は省略する。
負荷機器400は、例えばノートパソコンや、タブレットパソコンなどの電子機器であり、出力端子16と装脱着可能である。負荷機器400の入力近傍は例えば、図5Aの400Aのように、入力端子19、放電回路450から成る。
放電回路450は、例えば図5Bの放電回路450Aように抵抗451から成る。
以上のように構成された図1に示すスイッチング電源装置の動作を説明する。
商用電源1から交流電圧が入力フィルタ回路2を介して入力されると、入力整流回路3と入力平滑回路4とにより、整流および平滑化されて、直流電圧に変換される。この直流電圧からスイッチング制御回路100へ起動電流が供給され、スイッチング制御回路100が動作可能な状態になると、スイッチング素子7をスイッチングさせる制御が開始され、入出力変換回路300から、出力端子16を介して負荷機器400に電力が供給される。
スイッチング制御回路100のVDD端子から、機器接続状態検出回路200Aに電力が供給される。パルス発生器203はVDD端子から電流が供給されると、監視パルスをスイッチング素子204のゲートに出力する。監視パルスがスイッチング素子204のゲートに入力されると、スイッチング素子204は導通状態になる。
図6は図1におけるスイッチング電源装置の動作を示したタイミングチャートである。
図6を用いて、負荷機器の接続状態(図6(a))における各回路の動きを、出力端子16と負荷機器400が接続状態の期間(図6(A)の期間)、出力端子16と負荷機器400が非接続状態となりオフモードに移行する期間(図6(B)の期間)、出力端子16と負荷機器400が非接続状態の期間(図6(C)の期間)、出力端子16と負荷機器400が接続状態となりオフモードから復帰する期間(図6(D))に分けてスイッチング電源装置の動作を説明する。
まず、出力端子16と負荷機器400が接続状態の期間(図6(A)の期間)について説明する。
監視パルス(図6(i))がスイッチング素子204のゲートに入力されて、スイッチング素子204が導通している期間Tonの間は、一次巻線210aに一次側電流Id(図6(g))が流れる。そして、期間Tonの間に、一次巻線210aに励磁エネルギーEpが蓄えられる。そして、スイッチング素子204が非導通状態になると、一次巻線210aに蓄えられたエネルギーEpが二次巻線210bを介して二次側に伝達される。このとき、二次巻線210bに二次電流Ic(図6(h))が流れる。二次側電流Icは、ダイオード18を介してコンデンサ8を充電する。コンデンサ8が充電されると、図1の接続点P2の電圧Vc(図6(e))が上昇する。また、二次巻線210bに電流Icが流れている間は、図1の接続点P1の電圧Vd(図6(f))に反射電圧Vorが発生する。そして、上昇した電圧Vcは、スイッチング電源装置内部のリーク電流(例えば、ダイオード18の逆電流やコンデンサ8の漏れ電流)によって放電される。
このとき、電圧Vdは、一次巻線210aの非ドット側端子に入力される電圧をVDD、一次巻線210aの巻数をNp、二次巻線210bの巻数をNs、出力端子16間の出力電圧をVo、電圧Vcの電圧上昇分をΔVo、ダイオード18の順方向電圧をVfとすると、電圧Vc、電圧Vd、反射電圧Vorは以下の式で表すことができる。
Vd =VDD+Vor …(1)
Vor=Np/Ns・(Vc+Vf) …(2)
Vc =Vo+ΔVo …(3)
そして、ツェナーダイオード209のツェナー電圧Vzとしたとき、出力端子16と負荷機器400が接続状態の場合にVd<Vzとなるようにツェナー電圧VZ1を設定しておくと、ツェナーダイオード209にはツェナー電流Izは流れないため、OFF端子の電圧Voff(図6(d))は抵抗206によって0Vに接地され、Lレベルに維持される。OFF端子電圧がLレベルに維持されると、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を導通状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を継続し(図6(c))、図1の接続点P3の電圧VaはVo(例えば19V)で一定に保持される(図6(b))。
放電回路450Aの抵抗451は次の監視パルスが入力される前に、一つ前のパルスが入力された時にトランス202Aを介してコンデンサ8に充電された電荷よりも多く電荷を放電するように設定される(例えば数百kΩ)。
次に、出力端子16と負荷機器400が非接続状態となりオフモードに移行する期間(図6(B)と(C)の期間)について説明する。
出力端子16が負荷機器400と非接続状態になると、トランス202Aを介して、コンデンサ8に充電された電荷が、放電回路450Aの抵抗451で放電されなくなるため、図1の接続点P2の電圧Vcは保持される。そして、監視パルスがスイッチング素子204に入力されるごとに、コンデンサ8は充電され、図1の接続点P2の電圧Vcが上昇する。図1の接続点P2の電圧Vcの上昇に応じて反射電圧Vorが上昇する。反射電圧Vorが上昇し、Vd>VZ1となるとツェナーダイオード209が導通し、ツェナー電流Izが流れる。ツェナー電流Izが流れるとコンデンサ207が充電され、OFF端子電圧Voffが上昇する。コンデンサ207は充電されると抵抗206で放電されるが、次の充電がされるまでに完全に放電されないように抵抗206を設定しておけば、OFF端子電圧VoffはHレベルで保持される。OFF端子電圧Voffがオフモード検出器103の基準電圧Vref1よりも高くなると、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を遮断状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を停止し、図1の接続点P3の電圧Vaは0Vに低下し、スイッチング電源装置の消費電力が削減される。
次に、出力端子16と負荷機器400が接続状態となりオフモードから復帰する期間について説明する(図6の(D)と(E)の期間)。
出力端子16が負荷機器400と接続状態になると、コンデンサ8に充電された電荷が放電回路450Aの抵抗451を介して放電されるので、図1の接続点P2の電圧Vcは低下する。Vcが低下すると反射電圧Vorは減少するので、Vd<VZ1となるとツェナーダイオード209が非導通状態となり、ツェナー電流Izが流れなくなる。ツェナー電流Izが流れなくなるとコンデンサ207が充電されないので、抵抗206によって電荷が放電されOFF端子電圧Voffが0Vに低下し、OFF端子電圧はLレベルに維持される。OFF端子電圧がLレベルに維持されると、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を導通状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を開始し、電圧Vaは上昇する。
このように、本実施の形態のスイッチング電源装置は、スイッチング電源装置と負荷機器が接続状態が非接続状態の時にはスイッチング電源装置のスイッチング動作を停止させ消費電力を大きく削減し、さらに負荷機器に備えられた容量の容量値が数千pFと小さい場合であっても、負荷機器400の入力端子近傍に備えられた抵抗を用いることで、出力端子16と負荷機器400の接続状態を精度よく検出することができ、スイッチング電源装置のオフモード制御を行うことができる。
なお、放電回路は図5Cの放電回路450Bのようにコンデンサ452でもよい。このコンデンサは負荷機器400のノイズ対策用素子にも利用できる。このとき、コンデンサ452だけでは通常動作を維持することはできないが、一般的には負荷機器に電圧が印加されると負荷機器の負荷電流が増えるので、コンデンサ8に充電された電荷は放電され続ける。
また、放電回路は図5Dの放電回路450Cのようにコンデンサ453と抵抗454が並列に接続されていてもよい。
また、放電回路は図5Eの放電回路450Dのようにコンデンサ457と抵抗456が直列に接続されていてもよい。放電回路450Dは負荷機器400への過電圧を抑制するスナバ回路としても利用できる。
また、放電回路は図5B〜図5Eを組み合わせた回路であってもよい。
また、放電回路は図5Fの放電回路450Eの抵抗458、459のように電源アダプタ接続検出回路460の電圧検出用抵抗であってもよい。
(実施の形態1の変形例1)
実施の形態1の変形例1に係るスイッチング電源装置は、実施の形態1と比較して、機器接続状態検出回路200Aの負荷機器接続端子5の接続先の構成が異なる。
図7は、実施の形態1の変形例1に係るスイッチング電源装置における一例を示したものである。
以下では、図1に示す実施の形態1のスイッチング電源装置と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明を省略し、実施の形態1と異なる点を中心に動作を説明する。
機器接続状態検出回路200Aの負荷機器接続端子5は、ダイオード18のカソードが接続されている一端がダイオード15のカソード側、すなわち出力端子16との接続点に接続され、負荷機器接続端子5のもう一端は、ダイオード15のアノード側に接続されている。すなわち、機器接続状態検出回路200Aは、ダイオード15の両端に接続されることにより、ダイオード15の両端に現れる電位差(逆方向電圧Vre)を検出する。
図8は図7における実施の形態1の変形例1のスイッチング電源装置の動作を示したタイミングチャートである。図6の実施の形態1のタイミングチャートと比較して、図6(e)の電圧Vcの代わりに図7(e)の逆電圧Vreを記載している点が異なる。
図8を用いて、負荷機器の接続状態(図8(a))における各回路の動きを説明する。
出力端子16が負荷機器400と接続状態の期間について説明する(図8(A)の期間)。
監視パルス(図8(i))がスイッチング素子204のゲートに入力されて、スイッチング素子204が導通している期間Tonの間は、一次巻線210aに一次側電流Id(図8(g))が流れる。そして、期間Tonの間に、一次巻線210aに励磁エネルギーEpが蓄えられる。そして、スイッチング素子204が非導通状態になると、一次巻線210aに蓄えられたエネルギーEpが二次巻線210bを介して二次側に伝達される。このとき、二次巻線210bに二次電流Ic(図8(h))が流れる。二次側電流Icは、ダイオード18を介してコンデンサ8を充電する。コンデンサ8が充電されると、図7の接続点P2の逆電圧Vre(図8(e))が上昇する。また、二次巻線210bに電流Icが流れている間は、図7の接続点P1の電圧Vdに反射電圧Vor(図8(f))が発生する。
このとき、電圧Vdは(式1)で同様に表され、反射電圧Vorは次式で表される。
Vor=Np/Ns・(Vre+Vf) …(4)
この式(4)が実施の形態1における式(2)との違いを表している。式(4)に示すように、実施の形態1の変形例1におけるスイッチング電源装置では、反射電圧Vorは、出力電圧Voの項を含まない。
そして、出力端子16と負荷機器400が接続状態の時に電圧Vdとツェナーダイオード209のツェナー電圧VZ1の関係が、Vd<VZ1となるようにツェナー電圧VZ1(例えば10V)を設定しておくと、ツェナーダイオード209にはツェナー電流Izは流れないため、OFF端子の電圧Voff(図8(d))は抵抗206によって0Vに接地され、Lレベルに維持される。OFF端子電圧がLレベルに維持されると、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を導通状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を継続し(図8(c))、図7の接続点P3の電圧VaはVoで一定に保持される(図8(b))。
次に、出力端子16と負荷機器400が非接続状態となりオフモードに移行する期間(図8(B)と(C)の期間)について説明する。
出力端子16が負荷機器400と非接続状態になると、トランス202Aを介して、コンデンサ8に充電された電荷が、放電回路450Aの抵抗451で放電されなくなるため、図7の接続点P2の逆方向電圧Vreは保持される。そして、監視パルスがスイッチング素子204に入力されるごとに、コンデンサ8は充電され、図7の接続点P2の逆方向電圧Vreが上昇し、それに応じて反射電圧Vorが上昇する。反射電圧Vorが上昇し、Vd>VZ1となるとツェナーダイオード209が導通し、ツェナー電流Izが流れる。ツェナー電流Izが流れるとコンデンサ207が充電され、OFF端子電圧Voffが上昇する。コンデンサ207は充電されると抵抗206で放電されるが、次の充電がされるまでに完全に放電されないように抵抗206を設定しておけば、OFF端子電圧VoffはHレベルで保持される。OFF端子電圧Voffがオフモード検出器103の基準電圧Vref1(例えば1V)よりも高くなると、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を遮断状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を停止し、図7の接続点P3の電圧Vaは0Vに低下し、スイッチング電源装置の消費電力が削減される。
次に、出力端子16と負荷機器400が接続状態となりオフモードから復帰する期間について説明する(図8(D)と(E)の期間)。
出力端子16が負荷機器400と続状態になると、コンデンサ8に充電された電荷が放電回路450Aの抵抗451を介して放電されるので、図7の逆方向電圧Vreは低下する。逆方向電圧Vreが低下すると反射電圧Vorは減少するので、Vd<VZ1となるとツェナーダイオード209が非導通状態となり、ツェナー電流Izが流れなくなる。ツェナー電流Izが流れなくなるとコンデンサ207が充電されないので、抵抗206によって電荷が放電されOFF端子電圧Voffが0Vに低下し、OFF端子電圧はLレベルに維持される。OFF端子電圧がLレベルに維持されると、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を導通状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を開始し、電圧Voは上昇する。
このように、本実施の形態のスイッチング電源装置は、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
さらには、実施の形態1に比べ、機器接続状態検出回路200Aが入出力変換回路300から出力される電圧の影響を受けないために、より高精度に負荷機器400の接続、非接続状態を検出することができる。
(実施の形態1の変形例2)
実施の形態1の変形例2に係るスイッチング電源装置は、実施の形態1と比較して、負荷機器400の構成が異なる。
以下では、図1に示す実施の形態1のスイッチング電源装置と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明を省略し、実施の形態1と異なる点を中心に動作を説明する。
図9は、負荷機器400Bの一例を示したもので、入力端子19と放電回路470と接続回路480で構成される。
放電回路470は図5B〜図5F、またはそれを組み合わせた回路構成でよい。
接続回路480は、例えば図10の接続回路480Aのようにツェナーダイオード481、コンデンサ482、抵抗483で構成される。
通常時は負荷機器400Bの内部回路からスイッチング電源装置オフ信号として電圧Vpc(例えば15V)は印加されていない。出力端子16間の電圧Vout(例えば23V)がツェナーダイオード481のツェナー電圧VZ2(例えば10V)よりも大きい場合は、ツェナーダイオード481は導通状態となる。このとき、放電回路470は接続回路480を介して入力端子19のもう一端に接続されている状態となる。
出力端子16と負荷機器400Bが接続状態の時に、ツェナーダイオード481が導通状態の場合は、スイッチング電源装置の動作は図6(A)の期間と同様の挙動となる。
出力端子16と負荷機器400Bが接続状態の時に、電圧Vpcが入力され、電圧Voutと電圧Vpcの差がツェナー電圧VZ2よりも小さくなると、ツェナーダイオード481は非導通状態となり、放電回路470は入力端子19の一端から切り離された状態となる。このとき、トランス202Aを介して、コンデンサ8に充電された電荷が、放電回路450Aの抵抗451で放電されなくなるため機器接続状態検出回路200Aは非接続状態を検出し、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を遮断状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を停止し、図6(C)の期間と同様の挙動となるのでスイッチング電源装置の消費電力が削減される。
本構成によれば、電力を効率的に使用するために、電力需要が高まる時間帯の電力消費を、他の時間帯にシフトする「ピークシフト」に応用することができる。例えば、負荷機器をノートパソコン、スイッチング電源装置をACアダプタすると、昼間の一部の時間帯は、ノートパソコンはACアダプタの動作を停止させ、ノートパソコンに備えられたバッテリーからの電力供給のみで動作し、ACアダプタはオフモードとなり消費電力を削減する。夜間の間は、ACアダプタを動作させ、バッテリーを充電することで、電力消費の時間帯をシフトさせることができる。
また、本構成は実施の形態1の変形例1に適用しても、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るスイッチング電源装置は、実施の形態1と比較して、機器接続状態検出回路200Bの構成と負荷機器接続端子5の接続先、及び負荷機器400の構成が異なる。
図11は、実施の形態2に係るスイッチング電源装置における一例を示したものである。
機器接続状態検出回路200Bは、例えば図11のように、負荷機器接続端子5、波形検出回路212、トランス202、パルス発生器203、スイッチング素子204、抵抗205から成る。
トランス202は、例えば、図12の202Bのように一次巻線211aと二次巻線211bを有し、一次巻線211aと二次巻線211bの極性は順方向になっている。トランス202Bはフォワード型である。図12の一次巻線211aと二次巻線211bに付してあるドットは、各巻線の極性を示している。図12では、抵抗205に接続される一次巻線211aと反対側の一端と、負荷機器接続端子5を介してダイオード15のカソードに接続される二次巻線211bの一端にドットを付している。
波形検出回路212は、例えば、図13の波形検出回路212Aのように、コンパレータ243、基準電圧源244、ダイオード242、抵抗241、コンデンサ240で構成される。
負荷機器400の入力近傍は例えば、図14の400Dのように、入力端子19、容量性インピーダンス素子490から成る。
容量性インピーダンス素子490は例えば、図5Cのコンデンサ452で構成される。
以下では、図1に示す実施の形態1のスイッチング電源装置と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明を省略し、実施の形態1と異なる点を中心に動作を説明する。
図15は図11における実施の形態2のスイッチング電源装置の動作を示したタイミングチャートである。
図15を用いて、負荷機器の接続状態(図15(a))における各回路の動きを説明する。
出力端子16が負荷機器400と接続状態の期間について説明する(図15(A)の期間)。
監視パルス(図15(h))が印加されて、スイッチング素子204が導通すると、トランス202Bの一次巻線211aには一次側電流Ip(図15(f))が流れると同時に、二次巻線211bを介して二次側電流Is(図15(g))が流れる。このとき、一次側電流Ipは抵抗205によって調整されるが、抵抗205は例えば数百Ω程度であれば良い。
二次側電流Isは出力端子16間の寄生容量(図には示していない)を充電し、さらに、出力端子16を介して負荷機器400Dに流れて、コンデンサ452を充電する。
出力端子16間の寄生容量をCl、コンデンサ452の容量値をCpcとすると、トランス202Bの一次巻線211aと二次巻線211bの巻数比が等しい時は、スイッチング素子204が導通すると、一次巻線211aの両端には容量(Cl+Cpc)が接続されていると等価的に見なすことができる。容量(Cl+Cpc)が二次側電流Isで充電されて上昇する電圧をΔVo、トランス202Bの一次巻線211aに印加される電圧をVDDとすると、図11の接続点P1の電圧Vp(図15(e))はVDD−ΔVoとなる。
二次側電流Isは、コンデンサ452を充電するため、ΔVoの上昇はゆるやかになる。そのため、電圧Vpの降下は緩やかになる。出力端子16と負荷機器400が非接続状態のとき、コンパレータ243の基準電圧Vref2(例えば1V)を電圧Vpよりも低く設定しておくとコンパレータ243の出力はLレベルとなる。
コンデンサ240の電荷は抵抗241で放電されているため、OFF端子電圧(図15(d))はLレベルとなる。OFF端子電圧がLレベルに維持されると、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を導通状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を継続し(図15(c))、図11の接続点P3の電圧VaはVoに保持される(図15(b))。
次に、出力端子16と負荷機器400が非接続状態となりオフモードに移行する期間(図15(B)と(C)の期間)について説明する。
出力端子16が負荷機器400と非接続状態になると、出力端子16間の容量は寄生容量Clのみになる。
スイッチング素子204が導通すると、二次側電流Isは出力端子16間の寄生容量Clのみを充電する。寄生容量Clが充電されて上昇する電圧ΔVoは負荷機器400が接続されていたときと比べて、立ち上がりが急になるので、図11の接続点P1の電圧Vpの立ち下がりも急と成る。
その結果一定期間だけ、電圧Vpがコンパレータ243の基準電圧Vref2よりも低くなる。電圧Vpがコンパレータ243の基準電圧Vref2よりも低くなるとコンパレータ243の出力はHレベルとなる。コンパレータ243の出力はHレベルになると、コンパレータ243の出力からダイオード242を介して電流が流れ、コンデンサ240が充電される。
コンデンサ240が充電されて、OFF端子の電圧が、オフモード検出器103の基準電圧Vref1をよりも大きくなると、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を非導通状態にし、スイッチング素子7のスイッチング動作を停止するように制御する。その結果、スイッチング電源装置の消費電力が削減される。
次に、出力端子16と負荷機器400が接続状態となりオフモードから復帰する期間(図15(D)と(E)の期間)について説明する。
出力端子16に負荷機器400が接続されると、出力端子16間の容量値は容量(Cl+Cpc)となる。
スイッチング素子204が導通すると、二次側電流Isは容量(Cl+Cpc)を充電するので、二次側電流Isで充電されて上昇する電圧をΔVoの立ち上がりは緩やかになり、図11の接続点P1の電圧Vpの電圧の立ち下がりも緩やかとなる。その結果、電圧Vpはコンパレータ243の基準電圧Vref2よりも高くなり、コンパレータ243の出力はLレベルとなる。
コンパレータ243の出力はLレベルとなると、コンデンサ240はコンパレータ243から充電されなくなるので、コンデンサ240の電荷は、抵抗241を介して放電されOFF端子電圧はLレベルに維持される。
その結果、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を導通状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を開始するように制御する。
また、抵抗205は出力端子16と負荷機器400の接続状態を精度よく検出するための調整部品の役割を果たす。抵抗205の抵抗値を調整することで寄生容量Cl、負荷機器の容量性インピーダンス素子を充電する速度を調整することができる。これより、スイッチング電源装置と負荷機器の接続状態であるか、非接続状態であるかの差をより明確に検出することができる。
このように、本実施の形態のスイッチング電源装置は、スイッチング電源装置と負荷機器が非接続状態の時にはスイッチング電源装置のスイッチング動作を停止させ消費電力を大きく削減し、さらに負荷機器に備えられた容量の容量値が小さい場合であっても、機器接続状態検出回路200Bに備えられた抵抗205を調整することで、出力端子16と負荷機器400の接続状態を検出することができ、スイッチング電源装置のオフモード制御を行うことができる。
また、実施の形態2の変形例1で説明する図18の構成例と比べ、機器接続状態検出回路200Bが入出力変換回路300から出力される電圧の影響を受けないために、より高精度に負荷機器400の接続、非接続状態を検出することができる。
負荷機器400は、例えばノートパソコンであり、ノートパソコンには通常、電磁波ノイズ対策として数千pF〜数μF程度のコンデンサがノートパソコンの入力端子近傍に供えられている。このコンデンサを利用することで、部品を追加することなく負荷機器とスイッチング電源の接続状態を検出することができる。
なお、容量性インピーダンス素子490は図5Cだけでなく、図5D、図5Eの構成でもよく、また各構成の組み合わせでもよい。
(実施の形態2の変形例1)
実施の形態2の変形例1に係るスイッチング電源装置は、実施の形態2と比較して、機器接続状態検出回路200Cの構成が異なる。
図16は、実施の形態2の変形例1に係るスイッチング電源装置における一例を示したものである。
以下では、図11に示す実施の形態2のスイッチング電源装置と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明を省略し、実施の形態2と異なる点を中心に動作を説明する。
機器接続状態検出回路200Cは機器接続状態検出回路200Bと比較して、伝達回路208が備えられている点が異なる。
伝達回路208は、ダイオード15を介して流れる負荷電流がトランス202へ逆流することを防止する整流機能を有する。
伝達回路208は例えば、図17Aの伝達回路208Aのようにコンデンサ250で構成される。
コンデンサ250はトランス202Bの二次巻線211bのドット側端子に接続され、もう一端は負荷機器接続端子5を介して、ダイオード15のカソード端子に接続されている。
図16における実施の形態2の変形例1のスイッチング電源装置の動作は図15のタイミングチャートと同様であるので、図15を用いて動作の説明をする。
出力端子16が負荷機器400と接続状態の期間について説明する(図15(A)の期間)。
スイッチング素子204が導通状態となると、二次側電流Isが二次巻線211bを介して流れる。二次側電流Isはパルス電流であるので交流電流と見なすことができる。コンデンサ250は交流電流を通す機能を有するので、二次側電流Isはコンデンサ250を介して流れ、容量(Cl+Cpc)を充電する。このとき、コンデンサ250の容量値は容量(Cl+Cpc)と同程度以上であればよい。
二次側電流Isは容量(Cl+Cpc)を充電するので、図16の接続点P1の電圧降下ΔVoは緩やかになり(図15(e))、機器接続状態検出回路200Cは出力端子16と負荷機器400が接続状態であると検出する。
出力端子16が負荷機器400と非接続状態の期間について説明する。
スイッチング素子204が導通状態となると、二次側電流Isはコンデンサ250を介して、寄生容量Clを充電するので、図16の接続点P1の電圧降下ΔVoは急になり、機器接続状態検出回路200Cが出力端子16と負荷機器400が非接続状態であると検出する。
次に、負荷機器400の入力端子にトランス202Bの二次巻線211b間に発生する二次側電圧Vsよりも高い電圧Vpoが残っている時に、出力端子16が負荷機器400と非接続状態から接続状態に移行する期間について説明する(図15(B)の期間)。
出力端子16と負荷機器400が接続されると、コンデンサ250の負荷機器接続端子5に接続されている一端には電圧Vpoが印加されるが、コンデンサ250は直流電流を通さないので、負荷機器400の入力端子から、コンデンサ250を介して二次巻線211bに逆電流が流れることはない。二次側電流Isは交流成分であるためコンデンサ250を介して容量(Cl+Cpc)に流れるので、図16の接続点P1の電圧降下ΔVoは緩やかになり、機器接続状態検出回路200Cは出力端子16と負荷機器400が接続状態であると検出する。
本構成によれば、負荷機器400の入力端子19に二次巻線211bに発生する電圧よりも高い電圧が残った状態で、出力端子16と負荷機器400が接続されても、接続状態を確実に検出することができる。
なお、伝達回路208は、例えば、図17Bの伝達回路208Bのようにダイオード251で構成されてもよい。
また、伝達回路208があれば、図18のようにトランス202Bの二次巻線211bのドット側端子が出力端子16のもう一端に接続されている構成でも同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2の変形例2)
実施の形態2の変形例2に係るスイッチング電源装置は、実施の形態2と比較して、負荷機器400の構成が異なる。
以下では、図11に示す実施の形態2のスイッチング電源装置と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明を省略し、実施の形態2と異なる点を中心に動作を説明する。
図19は、負荷機器400Cの一例を示したもので、入力端子19と容量性インピーダンス素子500と接続回路510で構成される。
容量性インピーダンス素子500は図5C〜図5E、またはそれを組み合わせた回路構成でよい。
接続回路510は、例えば図20の接続回路510Aのように、コンデンサ414、抵抗415、NchMOS416、NPNトランジスタ417で構成される。
コンデンサ414の容量値は容量性インピーダンス素子500の容量値に比べ十分小さい、例えば数十pFであることが望ましい。
以下、接続回路510Aの動作について説明する。
出力端子16と入力端子19が接続状態の時、二次側電流Isは入力端子19を介して容量性インピーダンス素子500に流れる。容量性インピーダンス素子500はコンデンサとみなせるので、交流電流成分の二次側電流Isは容量性インピーダンス素子500を通過し、さらに二次側電流Isの一部はコンデンサ414を通過してNPNトランジスタ417のベース端子へ流れる。二次側電流Isの一部がNPNトランジスタ417のベース端子に流れると、NPNトランジスタ417は瞬時に導通状態となり、二次側電流IsはNPNトランジスタ417を流れる。このとき二次側電流Isの一部は抵抗415を介してNPNトランジスタ417のベースに流れるのでNPNトランジスタ417は導通状態を継続する。その結果、容量性インピーダンス素子500は入力端子19間に接続されていると見なすことができるので、スイッチング電源装置は図15(A)の期間と同様の挙動となる。
スイッング電源装置オフ信号VpcがNchMOS416のゲートに入力されて、NchMOS416が導通状態になると、NPNトランジスタ417は非導通状態となり、コンデンサ414の一端が入力端子19の一端に接続されていると見なすことができる。
その結果、容量性インピーダンス素子500とコンデンサ414が直列に接続されていると見なせる。このとき、容量性インピーダンス素子500とコンデンサ414の合成容量値は、コンデンサ414の容量値を容量性インピーダンス素子500よりも十分小さく設定してあるので、コンデンサ414に近い値となる。
コンデンサ414は出力端子16の寄生容量Clと容量性インピーダンス素子500の容量値Cpcよりも十分小さいので、出力端子16と入力端子19が接続状態であっても、機器接続状態検出回路200Bは非接続状態と検出し、スイッチング制御回路100はオフモードスイッチ105を遮断状態に制御するので、スイッチング素子7はスイッチング動作を停止し、スイッチング電源装置の消費電力が削減される。
本構成によれば実施の形態1の変形例2と同様に「ピークシフト」に応用することができる。
本開示のスイッチング電源装置は、スイッチング電源装置と負荷機器が非接続状態の時にはスイッチング電源装置のスイッチング動作を停止させ消費電力をさらに削減し、負荷機器の入力端子近傍に備えられた容量値が小さい場合でも、スイッチング電源装置と負荷機器の接続状態を検出することができる。
1 商用電源
2 入力フィルタ回路
3 入力整流回路
4 入力平滑回路
5 負荷機器接続端子
6,205,206,231,232,233,234,235,236,241,415,451,454,456,458,459,483 抵抗
7,204 スイッチング素子
15,18,242,251,302 ダイオード(整流回路)
16 出力端子
8,17,207,239,240,250,414,452,453,457,482 コンデンサ(容量、容量素子)
19 入力端子
100 スイッチング制御回路
101 パルス幅制御回路
102 駆動回路
103 オフモード検出器
104,244 基準電圧源
105 オフモードスイッチ
106 レギュレータ
200A,200B,200C 機器接続状態検出回路
201,201A,212,212A 波形検出回路
202,202A,202B,301 トランス
203,203A パルス発生器
208,208A,208B 伝達回路
209,481 ツェナーダイオード
210a,211a,301a 一次巻線
210b,211b,301b 二次巻線
237 オペアンプ
238 電圧比較器
243 コンパレータ
300 入出力変換回路
303 平滑コンデンサ
400,400A,400B,400C,400D 負荷機器
416 NchMOSFET
417 NPNトランジスタ
450,450A,450B,450C,450D,450E,470 放電回路
460 電源アダプタ接続検出回路
480,480A,510,510A 接続回路
490,500 容量性インピーダンス素子

Claims (11)

  1. 入力電圧が供給される第一のスイッチング素子と、
    負荷機器の入力端子と装脱着可能な出力端子と、
    前記第一のスイッチング素子によりスイッチングされた前記入力電圧を出力電圧に変換し、前記出力端子に出力する入出力変換回路と、
    前記第一のスイッチング素子のスイッチング動作を制御し、OFF端子に入力される信号に応じてスイッチング動作を停止するオフモードを有するスイッチング制御回路とを備えるスイッチング電源装置において、
    前記入出力変換回路と前記出力端子との間に接続された第一の整流回路と、
    前記出力端子に接続された第二の整流回路と、
    前記第二の整流回路に二次巻線のドット側端子が接続されたフライバック型トランスと、
    前記フライバック型トランスの一次巻線のドット側端子に接続された第二のスイッチング素子と、
    前記第二のスイッチング素子のゲート端子にパルス信号を供給するパルス発生器と、
    前記フライバック型トランスの一次巻線のドット側端子と前記第二のスイッチング素子との接続点である第一の接続点に接続され、前記第一の接続点の電圧を検出し、検出信号を前記OFF端子に出力する波形検出回路と、
    前記出力端子と前記第二の整流回路との接続点に接続され、前記第二のスイッチング素子の一回のスイッチングにより前記フライバック型トランスの二次巻線から出力されるエネルギーを蓄積する容量素子とを有し、
    前記波形検出回路は、前記第の接続点の電圧値とあらかじめ設定された基準値とを比較し、放電回路が接続された前記入力端子と、前記出力端子とが非接続状態となったことを検出すると前記オフモードに移行するように前記検出信号を出力することを特徴とする、スイッチング電源装置。
  2. 前記出力端子は、前記出力電圧の基準となるGND電圧を出力するGND端子を有し、
    前記フライバック型トランスの二次巻線の非ドット側端子が、前記GND端子に接続されている、請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記フライバック型トランスの二次巻線の非ドット側端子が、前記入出力変換回路と前記第一の整流回路との接続点に接続されている、請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記放電回路は、前記負荷機器が前記入力端子近傍に有する電源アダプタ接続検出用抵抗である、請求項1から3のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記負荷機器は、前記入力端子と前記放電回路との間に接続回路を有し、
    前記負荷機器で生成されるスイッチング電源装置オフ信号により、前記接続回路が前記入力端子と前記放電回路とを切断すると前記オフモードとなる、請求項1から4のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
  6. 入力電圧が供給される第一のスイッチング素子と、
    負荷機器の入力端子と装脱着可能な出力端子と、
    前記第一のスイッチング素子によりスイッチングされた前記入力電圧を出力電圧に変換し、前記出力端子に出力する入出力変換回路と、
    前記第一のスイッチング素子のスイッチング動作を制御し、OFF端子に入力される信号に応じてスイッチング動作を停止するオフモードを有するスイッチング制御回路とを備えるスイッチング電源装置において、
    前記入出力変換回路と前記出力端子との間に接続された第一の整流回路と、
    前記出力端子に二次巻線のドット側端子が接続されたフォワード型トランスと、
    前記フォワード型トランスの一次巻線の非ドット側端子に接続された抵抗素子と、
    前記抵抗素子に接続された第二のスイッチング素子と、
    前記第二のスイッチング素子のゲート端子にパルス信号を供給するパルス発生器と、
    前記フォワード型トランスの一次巻線の非ドット側端子と前記抵抗素子との接続点である第一の接続点に接続され、前記第一の接続点の電圧を検出し、検出信号を前記OFF端子に出力する波形検出回路とを有し、
    前記波形検出回路は、前記第の接続点の電圧値とあらかじめ設定された基準値とを比較し、容量性インピーダンス素子が接続された前記入力端子と、前記出力端子とが非接続状態となったことを検出すると前記オフモードに移行するように前記検出信号を出力することを特徴とする、スイッチング電源装置。
  7. 前記フォワード型トランスの二次巻線の非ドット側端子が、前記入出力変換回路と前記第一の整流回路との接続点に接続されている、請求項6に記載のスイッチング電源装置。
  8. 前記出力端子と前記フォワード型トランスの二次巻線のドット側端子の間に整流機能を有する伝達回路を有し、
    前記出力端子は、前記出力電圧の基準となるGND電圧を出力するGND端子を有し、
    前記フォワード型トランスの二次巻線の非ドット側端子が、前記GND端子に接続されている、請求項6記載のスイッチング電源装置。
  9. 前記伝達回路は容量である、請求項8に記載のスイッチング電源装置。
  10. 前記容量性インピーダンス素子は前記負荷機器が前記入力端子近傍に有するノイズ対策用容量素子である、請求項6から8のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
  11. 前記負荷機器は、前記入力端子と前記容量性インピーダンス素子との間に接続回路を有し、
    前記負荷機器で生成されるスイッチング電源装置オフ信号により、
    前記接続回路が前記入力端子と前記容量性インピーダンス素子とを切断すると、前記オフモードとなる、請求項6から8のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
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