JP6560349B2 - 無接点圧力スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、無接点圧力スイッチに係り、特に、圧力の変化を磁力の変化に変換し、磁力の変化をホールIC、または、磁気抵抗素子などにより読み取ることにより圧力の変化を判別する無接点圧力スイッチに関する。
冷暖房、空調、自動車、及び、産業装置用のシステムの制御に際して、作動媒体の圧力を検出するダイヤフラム式の圧力スイッチが知られている。圧力スイッチのうち、接点式の圧力スイッチでは、接点間に異物(絶縁物)が噛み込むことにより導通不良が発生するという問題がある。この問題の対策のために、部品洗浄、クリーンルーム内の組立、多点接点化などの対策を行っているが、導通不良が発生する可能性を0にすることは困難であると考えられている。
このような接点式の圧力スイッチの問題点を解消するために、例えば、磁力の変化をホールIC、または、磁気抵抗素子等により判別する無接点圧力スイッチが知られている。
特開2000−173424号公報 実公平6−19071号公報 特開平9−7477号公報 特開2000−322966号公報
引用文献1には、スイッチケースにホール素子を固定し、作動軸にマグネットを取り付け、さらに、作動軸を摺動可能に軸支する軸受け体と、スイッチケースと作動軸との間を液密するOリング等を備える無接点スイッチが開示されているが、部品点数が多く大型化するためコストが高くなるという問題がある。
引用文献2には、被測定流体の圧力を受けるダイヤフラムと、このダイヤフラムの変位に従って磁石と、磁電変換素子との間の間隔を変化させる支持機構とを備える圧力センサが開示されているが、可動機構である支持機構を備える必要があるため、部品点数が多くなりコストが高くなるという問題がある。
引用文献3には、ダイヤフラムに受圧筒体あるいは作動ロッドを取り付け、その先端に永久磁石が取り付けられ、永久磁石に対向する位置にホール素子が取り付けられた圧力センサが開示されているが、受圧筒体あるいは作動ロッドを必要としており、部品点数が多く、大型化するためコストが高くなるという問題がある。
引用文献4には、一般的な接点式のダイヤフラム圧力スイッチとして、ボディに固定する導電性のジョイント内に、可動接点を備えたスイッチ部材を固定する導電性のターミナルを設け、当該ターミナルとジョイントを常時接する導電性の皿ばねを設けたことを特徴とするボディアース構造が開示されているが、無接点構造は開示されていない。
従って、本発明の目的は、磁気を利用し、汚れや汚染された環境でも確実にON−OFFを検出できる無接点圧力スイッチであって、部品点数が少なくシンプルな構造で精度の高い無接点圧力スイッチを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の無接点圧力スイッチは、管路から供給される作動媒体の圧力に応じて形状が変位するダイヤフラムと、上記ダイヤフラムの上記管路に対向する大気圧側の面に取り付けられた永久磁石と、上記ダイヤフラムの上記大気圧側に設けられたストッパーであって、上記ダイヤフラムが変位した場合に上記永久磁石が移動可能に収容されるように、形成された収容空間を有し、上記収容空間は、上記ストッパーの中央部に設けられた貫通孔である、ストッパーと、上記ストッパーの上記大気圧側の面に配置され、上記ダイヤフラムと共に変位する上記永久磁石の磁力の変化を検出することにより、上記ダイヤフラムの変位を検出する磁気検出手段とを備えることを特徴とする。
このような構成とすることにより、ダイヤフラムに永久磁石を取り付け、ストッパーの大気圧側の面に固定された磁気検出手段により、ダイヤフラムと共に変位する永久磁石の磁力の変化を検出することにより、部品点数が少なくシンプルな構成で、位置決めが正確で精度の高い圧力検出を行うことができ、さらに、ダイヤフラムの上部の内圧が安定し、結果として圧力によるダイヤフラムの変位の推移を安定させることができる
また、上記永久磁石は、上記ダイヤフラムの上記管路に対向する大気圧側の面に直接取り付けられるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、永久磁石をダイヤフラムに直接取り付けることにより、ダイヤフラムを磁化することができ、永久磁石を強固にダイヤフラムに取り付けることができ、ダイヤフラムの反転衝撃によっても外れにくくなり、また、ダイヤフラムを磁化することにより、磁気検出手段で検出する磁力を強くすることができる。
また、上記永久磁石は、上記ダイヤフラムの上記管路に対向する大気圧側の面にスペーサを介して取り付けられるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、スペーサを使用して永久磁石の位置を調整することにより磁気検出手段で検出する磁力を調整できる。
また、上記磁気検出手段は、上記ストッパーの上記管路に対向する大気圧側の面にスペーサを介して取り付けられるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、磁気検出手段の位置を調整することができ、組み立て工数を必要以上に多くすることなく、磁気検出手段で検出される永久磁石から放出される磁力を調整できる。
また、上記ストッパーの上記大気圧側に配置され、上記磁気検出手段を固定する支持部材をさらに備えるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、磁気検出手段を支持部材により容易に固定することができる。
また、上記支持部材は、上記ストッパー、及び、上記ダイヤフラムの外周を保持する形状を有するものとしてもよい。
このような構成とすることにより、ストッパー、及び、ダイヤフラムを含めて支持部材で保持することにより、部品点数が少なく強固に固定することができる。
また、上記支持部材、上記ストッパー、及び、上記ダイヤフラムの外周を他の部材で固定するものとしてもよい。
このような構成とすることにより、ストッパー、及び、ダイヤフラムを含めて他の部材で保持することにより、強固に固定することができる。
また、上記磁気検出手段は、ホールICであるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、磁気検出手段として小型化が可能なホールICを使用することにより部品点数が少なくシンプルな構成で無接点圧力スイッチを構成できる。
また、上記ダイヤフラムは、上記作動媒体の圧力に応じて反転動作、すなわち、スナップアクションするばね性を有する金属製のダイヤフラムであるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、ストロークの大きい、スナップアクションするダイヤフラムを使用することにより、無接点圧力スイッチの検出を確実に行うことができる。
また、上記ストッパーは、大気圧側の面が平坦のフラットタイプであるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、磁気検出手段を設置しやすくなり、位置出し精度を高くすることができる。
また、上記ストッパーは、大気圧側の面が凸曲面の凸タイプであるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、ダイヤフラムがストッパーに当接するまでの距離を長く取ることができ、ダイヤフラムの変位量を大きくすることができる。
また、上記磁気検出手段は、上記永久磁石の直上に配置され、上記永久磁石の鉛直方向の接近と離脱を検出する鉛直検知を行うように構成されるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、磁気検出手段で検出する磁力の強弱が大きく検出精度を高くできる。
また、上記磁気検出手段は、上記永久磁石の変位する範囲に横向きに配置され、上記永久磁石の横方向の変位を検出するスライド検知を行うように構成されるものとしてもよい。
このような構成とすることにより、磁気検出手段で広い範囲の検出を行うことができ、長いストロークの検出を行うことができる。
また、上記管路と接続され作動媒体の圧力が導かれる作動媒体通路と、上記作動媒体通路の一端から拡大して形成される受圧室と、上記ダイヤフラム、上記ストッパー、及び、上記支持部材をかしめて固定するかしめ部とを有する継手管をさらに備えるものとしてよい。
このような構成とすることにより、継手管のかしめ部でダイヤフラム、ストッパー、及び、支持部材をかしめて固定することにより、作動媒体通路を介して継手管の受圧室に導かれた作動媒体の圧力を効率よくダイヤフラムで検出することができる。
上記課題を解決するために、本発明の無接点圧力スイッチは、管路から供給される作動媒体の圧力に応じて形状が変位する金属製のダイヤフラムと、上記ダイヤフラムの外周に取り付けられた永久磁石と、上記ダイヤフラムの大気圧側に設けられたストッパーであって、上記ダイヤフラムが変位した場合に上記永久磁石が移動可能に収容されるように、形成された収容空間を有し、上記収容空間は、上記ストッパーの中央部に設けられた貫通孔である、ストッパーと、上記ストッパーの上記大気圧側の面に配置され、上記永久磁石により磁化された上記ダイヤフラムの磁力の変化を検出することにより、上記ダイヤフラムの変位を検出する磁気検出手段とを備えることを特徴とする。
このような構成とすることにより、反転動作の変動が少ないダイヤフラムの外周に永久磁石を取り付けることにより、永久磁石が外れにくくでき、さらに、ダイヤフラムを永久磁石により磁化することにより、永久磁石の取り付けを強固にすることができ、かつ、磁気検出手段で検出する磁力を強くすることができる。
本発明によれば、小型、軽量、薄型の永久磁石をダイヤフラムに取りつけ、ホールIC等の小型の磁気検出手段をストッパー及び支持部材により固定することにより、永久磁石の変位をホールIC等の磁気検出手段で読み取ることができ、汚れや汚染された環境でも確実に圧力のON−OFFを検出でき、部品点数が少なくシンプルな構成で、位置決めが正確で精度の高い圧力検出を行うことができる無接点圧力スイッチを提供できる。
本発明の一実施形態に係る無接点圧力スイッチを示す概略構成図である。 ストッパーの代替形状であって、フラットタイプのストッパーを示す断面図である。 ストッパーの代替形状であって、凸タイプのストッパーを示す断面図である。 ストッパーの収容空間の代替形状であって、ストッパーに設けられた凹部を収容空間とする断面図である。 ストッパーの収容空間の代替形状であって、ストッパーに設けられた貫通孔を収容空間とする断面図である。 ストッパーの収容空間の代替形状であって、ストッパーに凸形状を設け、その対向する位置に設けられた凹部を収容空間とする断面図である。 ホールICを支持する支持部材の代替形状であって、ストッパー及びダイヤフラムの外周を保持する形状の支持部材を示す図である。 ホールICを支持する支持部材の代替形状であって、支持部材、ストッパー、及び、ダイヤフラムの外周を併せて他の部材で固定する固定方法を示す図である。 ホールICを支持する支持部材の代替形状であって、ストッパーに凸部を設け、支持部材に凹部を設けて位置決めする形状の固定方法を示す図である。 ホールICを支持する支持部材の代替形状であって、ストッパーに凹部を設け、支持部材に凸部を設けて位置決めする形状の固定方法を示す図である。 ホールICの検知方法の代替方法であって、鉛直検知を示す図である。 ホールICの検知方法の代替方法であって、スライド検知を示す図である。 図2A、図3A、図4B、図5Aに示す形態を組み合わせた第1の変形例を示す図である。 図2B、図3B、図4A、図5Bに示す形態を組み合わせた第2の変形例を示す図である。 図2A、図3C、図4B、図5Aに示す形態を組み合わせた第3の変形例を示す図である。 図1に示す無接点圧力スイッチの変形例を示す図であって、永久磁石がスペーサを介してダイヤフラムに取り付けられる変形例の要部の断面図である。 永久磁石の取り付け方法の代替方法であって、永久磁石がダイヤフラムの外周に取り付けられる形態を示す図である。 ホールICの取り付け方法の代替方法であって、ホールICがスペーサを介してストッパーに取り付けられる形態を示す図である。 ホールICの取り付け方法の代替方法であって、ホールICが支持部材に取り付けられる形態を示す図である。 ホールICの取り付け方法の代替方法であって、ホールICが回路基板に取り付けられる形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無接点圧力スイッチ100を示す概略構成図である。
図1において、無接点圧力スイッチ100は、冷暖房、空調、自動車、及び、産業装置用の作動媒体の圧力を供給する管路11と、作動媒体をシールするOリング12を有する作動媒体供給アセンブリ10に取り付けられて使用されるものである。無接点圧力スイッチ100は、ダイヤフラムアセンブリ110と、磁気検出部120と、ダイヤフラムアセンブリ110及び磁気検出部120を保持し、作動媒体供給アセンブリ10に固定する固定部130とを備える。
ダイヤフラムアセンブリ110は、管路11から供給された作動媒体をOリング12と共にシールするキャップ111と、キャップ111の管路11に対向する大気圧側に設けられ管路11から供給された作動媒体の圧力の変化に従い変位するダイヤフラム112と、ダイヤフラム112の大気圧側に設けられ、キャップ111と共にダイヤフラム112を狭持し、ダイヤフラム112の周囲を溶接等により固定するストッパー113とを備える。
キャップ111は、管路11に対応した径を有し、ダイヤフラム112のストロークに合わせてダイヤフラム112に接する側に向い径が広くなる開口を有する。キャップ111は、プレス成形、切削加工、ダイキャスト、鍛造等により、例えば、金属材料で成形される。
ダイヤフラム112は、ここでは、管路11から供給された作動媒体の圧力に応じて反転動作、すなわち、スナップアクションするばね性を有する金属製のものを使用するが、作動媒体の圧力の変化に従いダイヤフラム112の形状が変位するものであれば、これには限定されない。ダイヤフラム112は、管路11からの作動媒体の圧力が設定値未満である場合には、下側に膨らんだ形状をなし、管路11からの作動媒体の圧力が設定値以上になると、この作動媒体の圧力により下側に膨らんだ形状から上側に膨らんだ形状に可逆的に反転する。このように、スナップアクションするダイヤフラム112は、ON―OFFのストロークが大きく、圧力スイッチに適している。
ストッパー113は、ダイヤフラム112のストロークを制限するために、ダイヤフラムに接する面に、凹曲面113aを有する。なお、ストッパー113の形状は、後述するように、本実施形態には限定されない。ストッパー113は、ダイヤフラム112が変位した場合にダイヤフラム112に取り付けられた後述する永久磁石121が収容される収容空間113bを有する。なお、収容空間113bは、ストッパー113の中央部に設けられた貫通孔としたが、後述するようにこれには限定されない。収容空間113bを設けることにより、ダイヤフラム112と共に変位する永久磁石121を少ない部品点数で収容することができ、また、後述するホールIC122との位置関係も正確に設定できるため、精度の良い圧力検出が行える。ストッパー113は、プレス成形、切削加工、ダイキャスト、鍛造等により、例えば、金属材料で成形される。
なお、ダイヤフラムアセンブリ110は、上述の例に限定されず、例えば、キャップ111およびストッパー113が一体に形成される一つの支持部材にダイヤフラム112の外周が支持される構成であってもよい。また、ダイヤフラムアセンブリ110は、例えば、ダイヤフラム112の外周を支持する支持部材としてのキャップ111およびストッパー113が、他の装置の一部(例えば、図8に示す継手管801)として構成されてもよい。また、ストッパー113とダイヤフラム112のみで構成されてもよい。
磁気検出部120は、ダイヤフラム112と共に変位する永久磁石121と、永久磁石121の変位による磁力の変化を電圧の変化に変換するホールIC122と、ホールIC122にリード線124を介して接続されホールIC122を駆動する駆動回路が実装される回路基板123とを備える。
永久磁石121は、ここでは、ダイヤフラム112に直接取り付けられることとしたため、小型、軽量、薄型の、例えばサマリウムコバルト磁石等を使用したが、これには限定されない。ダイヤフラムの変位を妨げず、ダイヤフラムの変位と共に磁力が変位する材料及び固定方法であればよく、直接取り付けなくてもよい。但し、ダイヤフラム112の変位を妨げないため、永久磁石121は、小型、軽量のものを使用することが望ましい。例えば、ここでは、永久磁石121として、例えば1mm×0.8mm×0.5mmのものを使用したが、これには限定されない。なお、永久磁石121をダイヤフラム112に直接取り付けることにより、ダイヤフラム112を磁化させることができ、永久磁石121を強固にダイヤフラム112に取り付けることができ、ダイヤフラム112の反転衝撃によっても外れにくくできる。また、ダイヤフラム112を磁化させることにより、ホールIC122で検出する磁力を強くすることができる。
ここで、図9に、永久磁石921がスペーサ926を介してダイヤフラム112に取り付けられる無接点スイッチの変形例900を示す。無接点スイッチ900は、永久磁石921がスペーサ926を介して取り付けられており、それ以外の構成は、図1に示す無接点圧力スイッチ100と同じである。スペーサ926は、永久磁石921の高さ方向の位置の調整に使用される非磁性体材料の部品である。このように、スペーサ926を使用して永久磁石921の位置を調整することによりホールIC122にかかる磁力を調整できる。なお、後述する図10Bに示すように、永久磁石921にスペーサ926を取り付ける代わりに、ホールIC122とストッパー913の間に配置されるスペーサ1026を設けるものとしてもよい。このような構成によっても、同様の効果が得られる。
ホールIC122は、ストッパー113の大気圧側の面に配置され、後述する支持部材131のIC固定部131eに固定される。ホールIC122は、ここでは、永久磁石121の直上ではなく、永久磁石121とずれた位置に配置されるが、固定方法は、後述するように本実施形態の形状に限定されず、ダイヤフラム112の変位と共に変位する永久磁石121の磁力の変位を検出できる方法であればよい。また、ここではダイヤフラム112の変位と共に変位する永久磁石121の磁力を検出する磁気検出装置として、ホールIC122を使用したが、これには限定されない。例えば、磁気抵抗効果素子、磁気インピーダンス素子などを使用することも可能である。なお、本実施形態のホールIC122として、3.0mm×1.6mm×1.1mmのものを使用したが、これには限定されない。
回路基板123は、後述する支持部材131の大気圧側の基板収容部131dに配置され、封止材132により封止される。回路基板123は、ここではホールIC122を駆動するために、プルアップ抵抗、コンデンサ等を含む駆動回路が実装されるが、ホールIC122の代わりに他の磁気検出装置が使用された場合には、それに合わせた駆動回路が実装される。回路基板123には、外部に接続される電源線、GND線、Vout線を含む外部接続線125が接続される。
固定部130は、ダイヤフラムアセンブリ110及び磁気検出部120を作動媒体供給アセンブリ10に固定すると共に、ホールIC122を固定する支持部材131と、回路基板123、リード線124、外部接続線125を封止する封止材132と、ストッパー113と支持部材131の間に挟まれ、大気圧側をシールするOリング133と、支持部材131と作動媒体供給アセンブリ10とを固定する複数の固定ネジ134と、複数の固定ネジ134のそれぞれの緩みを防止する複数のワッシャー135とを備える。
支持部材131は、略円板形状で、例えば樹脂材料で成形される。支持部材131には、管路11側の面の中央に、作動媒体供給アセンブリ10の管路11の周囲に設けられた凹部10aに、ダイヤフラムアセンブリ110及び磁気検出部120を押し込んで保持する突出部131aと、突出部131aの周囲に広がり固定ネジ134が挿入されるネジ穴131cを有し作動媒体供給アセンブリ10と接触する外周部131bと、大気圧側の面の中央に、回路基板123を収容する基板収容部131dと、突出部131aの一部から基板収容部131dに通じる貫通孔であってホールIC122を固定するIC固定部131eが形成される。支持部材131にIC固定部131eを形成し、ホールIC122を固定することにより、部品点数が少なくシンプルな構成で、位置決めが正確で精度の高い圧力検出を行うことができる。なお、支持部材131の形状は、後述するように本実施形態の形状に限定されない。例えば、後述する図10Cに示す支持部材1031cのように、ホールIC122を直接取り付ける形状などとしてもよい。
本発明の無接点圧力スイッチ100の取り付け方法の一例として、先ず、支持部材131のIC固定部131e及び基板収容部131dに、ホールIC122、回路基板123、リード線124、及び、外部接続線125が取り付けられ、その後、支持部材131の基板収容部131dに封止材132が取り付けられる。支持部材131は、この状態で、永久磁石121が取り付けられたダイヤフラムアセンブリ110と共に、作動媒体供給アセンブリ10の凹部10aに配置され、複数の固定ネジ134及び複数のワッシャー135により作動媒体供給アセンブリ10に固定される。なお、支持部材131の形状は、後述するように、本実施形態の形状に限定するものではなく、取り付け方法もこれには限定されない。
次に、本発明の無接点圧力スイッチ100の作用について説明する。作動媒体供給アセンブリ10から供給された作動媒体の圧力が設定値を超えると、スナップアクションするダイヤフラム112が管路11側に膨らんだ形状から大気圧側に膨らんだ形状に反転する。これに伴い、ダイヤフラム112に直接取り付けられた永久磁石121が管路11側から大気圧側に変位する。回路基板123に実装された駆動回路は、外部接続線125のうち、電源線、及び、GND線から電源供給を受け、ホールIC122を駆動する。ホールIC122は、管路11側から大気圧側に変位する永久磁石121から放出される磁力の変化により磁力による起電力が変化し、この変化を電圧の変化として読み取り、外部接続線125のうちVout線を介して外部に出力する。出力されたVout線の電圧の変化からダイヤフラム112の変位量を読み取り、無接点圧力スイッチ100は圧力スイッチとして動作する。
以上のように、本実施形態の無接点圧力スイッチによれば、小型、軽量、薄型の永久磁石をダイヤフラムに取りつけ、ホールIC等の小型の磁気検出手段をストッパー及び支持部材により固定することにより、永久磁石の変位をホールIC等の磁気検出手段で読み取ることができ、汚れや汚染された環境でも確実に圧力のON−OFFを検出でき、部品点数が少なくシンプルな構成で、位置決めが正確で精度の高い圧力検出を行うことができる。つまり、ダイヤフラムの動きが、ストッパーにより制限され、すなわち、永久磁石の鉛直方向の動きは、ストッパーにより制限され、毎回同じ位置に停止し、ホールICは、ストッパーの大気圧側の面に設置されるので、鉛直方向に対して位置決めが正確にでき、これにより、部品点数が少なくシンプルな構成で位置決めが正確で精度の高い圧力検出を行うことができる。
次に本発明の代替形状について説明する。なお、同一の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
図2A、図2Bは、ストッパー113の代替形状を示す図である。
図1に示すストッパー113の代わりに、図2Aに示すような、大気圧側に平面210bを有するフラットタイプのストッパー210を使用しても、あるいは、図2Bに示すような、ダイヤフラム112に接する側の凹曲面220aに対応した大気圧側の凸曲面220bを有する凸タイプのストッパー220を使用してもよい。図2Aに示すフラットタイプのストッパー210を使用した場合には、ホールIC122を設置しやすくなり、位置出し精度を高くしやすくなるという効果を奏する。図2Bに示す凸タイプのストッパー220を使用した場合には、ダイヤフラム112がストッパー220に当接するまでの距離を長く取ることができ、ダイヤフラム112の変位量を大きくすることができるという効果を奏する。
図3A、図3B、図3Cは、ストッパー113の収容空間113bの代替形状を示す図である。
図1に示すストッパー113の収容空間113bの代わりに、図3Aに示すような、ストッパー310の管路11側に設けられた凹部を収容空間310aとしても、図3Bに示すような、ストッパー320の中央部に設けられた貫通孔を収容空間320aとしても、図3Cに示すような、ストッパー330の大気圧側に凸形状330bを設け、その対向する位置に設けられた凹部を収容空間330aとしてもよい。なお、図3A、図3Bでは、図1に示す永久磁石121よりも小型、薄型の永久磁石121´を使用しており、また、図3Cでは、永久磁石121´より背の高い永久磁石121″を使用している。なお、背の高い永久磁石121″を使用した場合には、後述する図5Bに示すスライド検知を行いやすくなる。また、図3Aに示す収容空間310aを使用した場合には、ダイヤフラム112に異物が入らなくなり、異物が内部にないため、作動不良等を起こしにくくなるという効果を奏する。図3Bに示す収容空間320aを使用した場合には、貫通しているため、ダイヤフラム112の上部の内圧が安定し、結果として圧力によるダイヤフラム112の変位の推移が安定するという効果を奏する。図3Cに示す収容空間330aを使用した場合には、支持部材131の位置出しが安定するので、結果としてホールIC122の収容位置がばらつかず、作動値が安定するという効果を奏する。
図4A、図4B、図4C、図4Dは、ホールIC122を支持する支持部材131の代替形状を示す図である。
図1に示すホールIC122を支持する支持部材131の代わりに、図4Aに示すような、ストッパー113及びダイヤフラム112の外周を保持する形状の支持部材410を使用しても、図4Bに示すような、支持部材420、ストッパー113、及び、ダイヤフラム112の外周を併せて他の部材10Aで固定する固定方法を使用しても、図4Cに示すような、ストッパー113´の大気圧側の面に凸部113´aを設け、支持部材430の管路11側の面に凹部430aを設けて位置決めする形状の固定方法を使用しても、図4Dに示すような、ストッパー113″の大気圧側の面に凹部113″aを設け、支持部材440の管路11側の面に凸部440aを設けて位置決めする形状の固定方法を使用してもよい。
図5A、図5Bは、ホールIC122の検知方法の代替方法を示す図である。
図1に示す永久磁石121をホールIC122で検出する方法の代わりに、図5Aに示すような、永久磁石121´の直上にホールIC122を配置し、永久磁石121´の鉛直方向の接近と離脱を検出する鉛直検知を行っても、図5Bに示すような、永久磁石121´の変位する範囲に横向きにホールIC122を配置し、永久磁石121´の横方向の変位を検出するスライド検知を行ってもよい。なお、図5Aに示す鉛直検知の場合には、検出する磁力の強弱が大きく検出精度が高くなるという効果があり、図5Bに示すスライド検知の場合には、広い範囲の検出を行うことができ、長いストロークの検出が行えるという効果がある。
図6は、第1の変形例600を示す図である。
図6において、第1の変形例600は、図2Aに示すようなフラットタイプのストッパー613を使用し、図3Aに示すような凹部を収容空間613aとし、図4Bに示すような支持部材631、ストッパー613、及び、ダイヤフラム112の外周を併せて他の部材である作動媒体供給アセンブリ10´で固定する固定方法を使用し、図5Aに示すような、永久磁石121´の鉛直方向の接近と離脱をホールIC122で検出する鉛直検知を組み合わせた形態を有する。なお、図6において、第1の変形例600はキャップ111がなく、ダイヤフラム112は、ストッパー613のみに支持され、ダイヤフラム112のストロークは、作動媒体供給アセンブリ10´により制限される。
図7は、第2の変形例700を示す図である。
図7において、第2の変形例700は、図2Bに示すような凸タイプのストッパー713を使用し、図3Bに示すような貫通孔を収容空間713aとし、図4Aに示すようなストッパー713及びダイヤフラム112の外形を保持する支持部材731bを使用し、図5Bに示すような永久磁石121″の横方向の変位を検出するスライド検知を組み合わせた形態を有する。なお、図7において、支持部材731は、ダイヤフラムアセンブリ710及び磁気検出部720を保持する支持部材731Aと、支持部材731Aを上から保持し、固定ネジ134及びワッシャー135により作動媒体供給アセンブリ10″に固定する支持部材731Bの2つの支持部材により構成されている。
図8は、第3の変形例800を示す図である。
図8において、第3の変形例800は、図2Aに示すようなフラットタイプのストッパー813を使用し、図3Cに示すようなストッパー813の大気圧側に凸形状813bを設け、その対向する位置に設けられた凹部を収容空間813aとし、図4Bに示すような、支持部材831、ストッパー813、及び、ダイヤフラム112の外周を併せて他の部材である継手管801で固定する固定方法を使用し、図5Aに示すような、永久磁石121´の鉛直方向の接近と離脱をホールIC122で検出する鉛直検知を組み合わせた形態を有する。なお、図8において、継手管801は、作動媒体の圧力が導かれる配管に連通する作動媒体通路801aと、作動媒体通路801aの一端から円錐状に拡大して形成される受圧室801bと、ダイヤフラムアセンブリ810と支持部材831をかしめて固定するかしめ部801cとを有する。なお、継手管801は、上述の形状に限定されず、様々な形状に適用可能である。また、継手管801は、プレス成形、切削加工、ダイキャスト、鍛造等により、例えば、金属材料で成形される。
図10Aは、永久磁石121の取り付け方法の代替方法であって、永久磁石1021がダイヤフラム112の外周に取り付けられる形態を示す図であり、図10Bは、ホールIC122の取り付け方法の代替方法であって、ホールIC122がスペーサ1026を介してストッパー1013bに取り付けられる形態を示す図であり、図10Cは、ホールIC122が支持部材に取り付けられる形態を示す図であり、図10Dは、ホールIC1022が回路基板1023´に取り付けられる形態を示す図である。
図10Aに示すように、図1に示す永久磁石121の代わりに、ダイヤフラム112の外周に永久磁石1021を取り付けるものとしてもよい。この場合、ホールIC122は、永久磁石1021により磁化されたダイヤフラム112の磁力の変化を検出し、これによりダイヤフラム112の変位を検出する。なお、ここでは、永久磁石1021がダイヤフラム112の外周に取り付けるものとしたが、これには限定されず、ダイヤフラム112を磁化できる位置であればよい。なお、永久磁石1021をダイヤフラム112の外周に取り付けることにより、ダイヤフラム112の反転動作の変動が少なく、永久磁石1021が外れにくいという効果がある。また、ホールIC122をストッパー113の大気圧側の中央に配置されるものとしたが、これには限定されず、永久磁石1021により磁化されたダイヤフラム112の磁力の変化を検出できればよい。
また、図10Bに示すように、図9に示すような永久磁石921とダイヤフラム112の間にスペーサ926を設ける代わりに、ホールIC122とストッパー1013bの間にスペーサ1026を設けるものとしてもよい。このような構成により、ホールIC122の位置を調整することができ、組み立て工数を必要以上に多くすることなく、ホールIC122で検出される永久磁石1021´から放出される磁力を調整できる。
また、図10Cに示すように、図4A乃至図4D、図6に示す支持部材410、420、430、440、631等のようにストッパー113、113´、113″、613等に取り付けられたホールIC122を固定するだけではなく、ホールIC122が直接取りつけられる支持部材1031cを設けるものとしてもよい。このように、ストッパー1013cに接触させずに、樹脂等の絶縁材で形成された支持部材1031cに直接取り付けることにより、ホールIC122がショートしにくくなるとともに、ノイズによる誤作動を起こしにくくなる等、信頼性を高く保つことができる。
また、図10Dに示すように、図6等に示すように、ホールIC122をストッパー613に取り付ける構成の代わりに、ホールIC1022を回路基板1023´に直接実装するものとしてもよい。このような構成とすることにより、ホールIC1022の接続信頼性が高くなるとともに、リード線124を使用する必要がないため、コストダウンも見込むことができる。
以上説明したように、本発明の無接点圧力スイッチによれば、小型、軽量、薄型の永久磁石をダイヤフラムに取りつけ、ホールIC等の小型の磁気検出手段をストッパー及び支持部材により固定することにより、永久磁石の変位をホールIC等の磁気検出手段で読み取ることができ、汚れや汚染された環境でも確実に圧力のON−OFFを検出でき、部品点数が少なくシンプルな構成で、位置決めが正確で精度の高い圧力検出を行うことができる。
10、10´、10″ 作動媒体供給アセンブリ
11、11´、11″ 管路
12、133 Oリング
100、600、700、800、900 無接点圧力スイッチ
110、610、710、810、910、1010b、1010c、1010d ダイヤフラムアセンブリ
111、911、1011b キャップ
112 ダイヤフラム
113、113´、113″、210、220、713、913、1013b、1013c、1013d ストッパー
113b、310a、320a、330a 収容空間
120、620、720、820 磁気検出部
121、121´、121″、921、1021、1021´、1021″ 永久磁石
122、1022 ホールIC
123、623、723、823、1023、1023´ 回路基板
124 リード線
125 外部接続線
130、630、730、830、1030c、1030d 固定部
131、410、420、430、440、631、731A、731B、1031c、1031d 支持部材
132、632、832 封止材
134 固定ネジ
135 ワッシャー
801 継手管
926、1026 スペーサ

Claims (15)

  1. 管路から供給される作動媒体の圧力に応じて形状が変位するダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムの前記管路に対向する大気圧側の面に取り付けられた永久磁石と、
    前記ダイヤフラムの前記大気圧側に設けられたストッパーであって、前記ダイヤフラムが変位した場合に前記永久磁石が移動可能に収容されるように、形成された収容空間を有し、前記収容空間は、前記ストッパーの中央部に設けられた貫通孔である、ストッパーと、
    前記ストッパーの前記大気圧側の面に配置され、前記ダイヤフラムと共に変位する前記永久磁石の磁力の変化を検出することにより、前記ダイヤフラムの変位を検出する磁気検出手段と
    を備えることを特徴とする無接点圧力スイッチ。
  2. 前記永久磁石は、前記ダイヤフラムの前記管路に対向する大気圧側の面に直接取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  3. 前記永久磁石は、前記ダイヤフラムの前記管路に対向する大気圧側の面にスペーサを介して取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  4. 前記磁気検出手段は、前記ストッパーの前記管路に対向する大気圧側の面にスペーサを介して取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  5. 前記ストッパーの前記大気圧側に配置され、前記磁気検出手段を固定する支持部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  6. 前記支持部材は、前記ストッパー、及び、前記ダイヤフラムの外周を保持する形状を有することを特徴とする請求項5に記載の無接点圧力スイッチ。
  7. 前記支持部材、前記ストッパー、及び、前記ダイヤフラムの外周を他の部材で固定することを特徴とする請求項5に記載の無接点圧力スイッチ。
  8. 前記磁気検出手段は、ホールICであることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  9. 前記ダイヤフラムは、前記作動媒体の圧力に応じて反転動作、すなわち、スナップアクションするばね性を有する金属製のダイヤフラムであることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  10. 前記ストッパーは、大気圧側の面が平坦のフラットタイプであることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  11. 前記ストッパーは、大気圧側の面が凸曲面の凸タイプであることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  12. 前記磁気検出手段は、前記永久磁石の直上に配置され、前記永久磁石の鉛直方向の接近と離脱を検出する鉛直検知を行うように構成されることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  13. 前記磁気検出手段は、前記永久磁石の変位する範囲に横向きに配置され、前記永久磁石の横方向の変位を検出するスライド検知を行うように構成されることを特徴とする請求項1に記載の無接点圧力スイッチ。
  14. 前記管路と接続され作動媒体の圧力が導かれる作動媒体通路と、前記作動媒体通路の一端から拡大して形成される受圧室と、前記ダイヤフラム、前記ストッパー、及び、前記支持部材をかしめて固定するかしめ部とを有する継手管をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の無接点圧力スイッチ。
  15. 管路から供給される作動媒体の圧力に応じて形状が変位する金属製のダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムの外周に取り付けられた永久磁石と、
    前記ダイヤフラムの大気圧側に設けられたストッパーであって、前記ダイヤフラムが変位した場合に前記永久磁石が移動可能に収容されるように、形成された収容空間を有し、前記収容空間は、前記ストッパーの中央部に設けられた貫通孔である、ストッパーと、
    前記ストッパーの前記大気圧側の面に配置され、前記永久磁石により磁化された前記ダイヤフラムの磁力の変化を検出することにより、前記ダイヤフラムの変位を検出する磁気検出手段と
    を備えることを特徴とする無接点圧力スイッチ。
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