JP6559968B2 - 無線通信システム、中継局および無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、中継局および無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、定期監視中にアンテナ診断を行う基地局を含む無線通信システム、基地局と無線通信端末との無線通信を中継する中継局および無線通信方法に関する。
PHS(Personal Handy phone System)などの無線端末の基地局には、定期的に(たとえば1日に1回)停波して、通信網とフレームタイミングを同期させる定期監視を行うものがある。さらにアダプティブアレイアンテナを用いた基地局には、各アンテナのゲインの調整をしたり、故障を検知したりするために、アンテナ診断を行うものがある。アンテナ診断では、複数あるアンテナのうち1本から電波を出力すると共に他のアンテナによって受信し、これを出力するアンテナを切り替えながら繰り返す。
また近年は、無線通信サービスのカバーエリアを増やすために、中継局を設置することが行われている。中継局は有線の通信網が敷設されていない場所に設置され、有線のバックホールを持つ基地局に無線で接続し、無線通信をバックホールとして端末にサービスを行う基地局である。中継局は、基地局に対しては端末として接続し、端末に対しては基地局としてサービスを提供する。
上記のように基地局と中継局を備えた無線通信システムにおいて、基地局が定期監視に入るときには、中継局とのリンクがいったん切断されることになる。そのため中継局は、基地局が定期監視を終了してサービスを再開してから、再接続する必要がある。ここで従来の中継局は、リンクが切断されると停波監視を行い、停波を検出したら電波のモニタを開始し、電波がモニタされたら再接続を試みるということを行っている。
なお特許文献1には、移動通信システムにおいて無線基地局と無線基地局制御局との間で回線障害がある一定時間経過しても復旧しない場合に回線の同期外れと判断し、判断後に、無線基地局制御局との回線再同期の制御を行う回線復旧方法が記載されている。この方法では、回線再同期の制御として、無線基地局が無線基地局制御局と通信する際の回線同期用クロックのタイミングをずらすことで、無線基地局制御局との回線再同期を図る、としている。
特開2004−064451号公報
基地局が行うアンテナ診断においては、アンテナを切り替えるたびに電波の出力と停止を繰り返す。従来は中継局がこの電波の出力と停止の繰り返しによって停波検出とモニタ検出を誤検出してしまう場合があった。すると中継局は再接続を開始するのであるが、基地局はまだアンテナ診断中であるため接続要求に対して応答を返さず、接続が不可となる。接続が不可となると中継局はその基地局をブラックリストに載せて、以後再接続しようとしなくなるため、結局その中継局はバックホールを得られず孤立してしまうという問題があった。
特許文献1に記載の方法は、回線障害の原因を回線の同期外れと判断するに過ぎず、基地局のアンテナ診断が原因で、中継局が停波検出とモニタ検出を誤検出してしまう状況を想定していない。
本発明は、定期監視中にアンテナ診断を行う基地局に対して再接続を確実に行い、中継局によるサービスを再開できる無線通信システム、中継局および無線通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる無線通信システムの代表的な構成は、基地局と、基地局と無線通信端末との無線通信を中継する中継局とからなる無線通信システムにおいて、基地局は、定期監視中にアンテナ診断およびアンテナ診断の完了後に停波して通信網とフレームタイミングを同期させる定期監視部を備え、中継局は、定期監視部による定期監視中にアンテナ診断の完了を判定する完了判定部と、完了判定部によってアンテナ診断が完了したと判定された後に、基地局に対して再接続処理を開始する再接続処理部とを備えることを特徴とする。
完了判定部は、基地局から制御信号を受信すると、アンテナ診断が完了したと判定するとよい。
制御信号は、定期監視が終了する度にインクリメントされる状態番号を含み、完了判定部は、今回受信した制御信号の状態番号が、前回受信した制御信号の状態番号に比べてインクリメントされていたら、アンテナ診断が完了したと判定するとよい。
中継局は、基地局による定期監視が開始されると起動し、所定時間以上経過したらタイムアウトとなるタイマをさらに備え、完了判定部は、タイマのタイムアウトが検出されると、アンテナ診断が完了したと判定するとよい。
上記課題を解決するために本発明にかかる中継局の代表的な構成は、基地局と無線通信端末との無線通信を中継する中継局において、定期監視中の基地局によるアンテナ診断の完了を判定する完了判定部と、完了判定部によってアンテナ診断が完了したと判定された後に、基地局に対して再接続処理を開始する再接続処理部とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる無線通信方法の代表的な構成は、基地局と無線通信端末との無線通信を中継する中継局を用いた無線通信方法において、基地局は、定期監視中にアンテナ診断およびアンテナ診断の完了後に停波して通信網とフレームタイミングを同期させ、中継局は、定期監視中にアンテナ診断が完了したと判定された後に、基地局に対して再接続処理を開始することを特徴とする。
本発明によれば、定期監視中にアンテナ診断を行う基地局に対して再接続を確実に行い、中継局によるサービスを再開できる無線通信システム、中継局および無線通信方法を提供することができる。
本実施形態にかかる無線通信システムの概略構成を示す図である。 図1に示す基地局および中継局の構成を例示する機能ブロック図である。 図1に示す基地局から送信される報知用チャネル(BCCH)を説明する図である。 第1実施形態にかかる無線通信システムの動作を説明するシーケンス図である。 比較例にかかる無線通信システムの動作を説明するシーケンス図である。 第2実施形態にかかる無線通信システムの構成を例示する機能ブロック図である。 第2実施形態にかかる無線通信システムの動作を説明するシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態にかかる無線通信システムの概略構成を示す図である。かかる無線通信システム100は、図示のように基地局102と、無線端末104と、これらに無線接続する中継局106とを含んで構成されている。基地局102は、中継局106と無線によって通信を行い、有線によってバックホール回線108に接続されている。無線端末104は、PHSに代表される同時双方向通信が可能なTDMA/TDD方式を採用している端末である。
無線通信システム100では、無線通信サービスのカバーエリアを増やすために、中継局106が設置されていて、RBS(Radio Bypass System:無線エントランスシステム)が導入されている。なおRBSは、回線が敷設できないエリアや回線コストを抑えるなどの理由により回線を引いていないエリアにおいて、回線の代わりに無線によって中継を行うことができるシステムである。
中継局106は、有線の通信網が敷設されていない場所に設置され、有線のバックホールを持つ基地局102に無線で接続し、無線通信をバックホールとして無線端末104にサービスを行う基地局である。すなわち、中継局106は、基地局102に対しては無線端末として接続し、無線端末104に対しては基地局としてサービスを提供する。
図2は、図1に示す基地局102および中継局106の構成を例示する機能ブロック図である。基地局102は、図示のように、基地局制御部110、無線通信部112および有線通信部114を備える。基地局制御部110は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により基地局102全体を管理および制御する。また後述するように、本実施形態では基地局制御部110は、定期監視部116および制御信号生成部118としても機能する。
無線通信部112は、複数のアンテナ112a、112b、112c、112dからなるアダプティブアレイアンテナを有し、各アンテナ112a〜112dを介して中継局106との無線通信を行う。無線通信部112は、アダプティブアレイ機能の起動時には、かかる複数のアンテナ112a〜112dを用いて電波の位相を調整することにより電波の指向性を制御する。有線通信部114は、有線によってバックホール回線108に接続されている。
定期監視部116は、定期的に(たとえば1日に1回)停波して、通信網とフレームタイミングを同期させる定期監視を行い、さらに停波の前にアンテナ診断を行う。アンテナ診断は、基地局102のアダプティブアレイアンテナである各アンテナ112a〜112dのゲインの調整をしたり、故障を検知したりする。またアンテナ診断では、複数あるアンテナ112a〜112dのうち1本から電波を出力すると共に他のアンテナによって受信し、これを出力するアンテナを切り替えながら繰り返す。
よって無線通信システム100では、基地局102が定期監視に入るときには、中継局106とのリンクがいったん切断されることになる。また基地局102は、定期監視の終了後にサービスを再開する。
制御信号生成部118は、基地局102のサービス再開後、すなわちアンテナ診断の完了後に、制御信号としての論理制御チャネル(LCCH)を送信する。論理制御チャネル(LCCH)は、基地局が通常のサービスを提供するために継続的に送信する制御信号であって、アンテナ診断の完了を報知するための信号ではない。なお制御信号生成部118は、アンテナ診断中にはLCCHを送信しない。
中継局106は、図示のように、制御部120、回線通信部122、端末通信部124および状態番号記憶部126を備える。制御部120は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により中継局106全体を管理および制御する。また後述するように、本実施形態では制御部120は、モニタ部128、完了判定部(状態番号確認部130)および再接続処理部132としても機能する。
回線通信部122は、通信アンテナ122aを介して、基地局102との無線通信を行う。端末通信部124は、通信アンテナ124aを介して、無線端末104との無線通信を行う。状態番号記憶部126は、基地局102から送信された制御信号としてのLCCHのうち報知用チャネル(BCCH)に含まれる状態番号を記憶する(図3参照)。モニタ部128は、中継局106を電波の受信待ちとし、基地局102から送信された制御信号を受信可能とする。
図3は、図1に示す基地局102から送信される報知用チャネル(BCCH)を説明する図である。報知用チャネル140は、図3(a)に示すように予めビット毎に各種情報が定義されている。特に、報知用チャネル140には、オクテット「7」の4ビット目から6ビット目に対し、状態番号すなわち「報知メッセージ状態番号m2」という情報が定義されている。状態番号は、図3(b)に示すように、定期監視のたびにインクリメント(値を1つ増加すること)される。
そこで状態番号確認部130は、制御信号のうち報知用チャネル140の中の状態番号を監視し、状態番号がインクリメントされたことを判断することにより、アンテナ診断が完了して定期監視が終了したことを判定する。再接続処理部132は、状態番号確認部130によってアンテナ診断が完了したと判定された後に、基地局102に対して再接続処理を開始する。
図4は、第1実施形態にかかる無線通信システム100の動作を説明するシーケンス図である。まず、無線通信システム100では、基地局102が定期監視を開始すると(ステップS100)、中継局106とのリンクがいったん切断「BH(バックホール)リンク切断」される(ステップS102)。つぎに、中継局106は、BHリンク切断が生じると、モニタ部128により基地局102からの電波のモニタを開始する(ステップS104)。
一方基地局102は、定期監視部116により定期監視中にアンテナ診断を行い(ステップS106)、アンテナ診断の完了後に停波して(ステップS108)、通信網とフレームタイミングを同期させる。このようにして基地局102は、定期監視を終了してサービスを再開する(ステップS110)。ここで基地局102では、サービス再開後すなわちアンテナ診断の完了後に、制御信号生成部118によって制御信号が送信される。
中継局106のモニタ部128は、基地局102からの電波をモニタしているため、サービス再開後に基地局102からの制御信号をモニタ検出する(ステップS112)。つぎに、状態番号確認部130は、今回受信した制御信号の状態番号と、前回受信した制御信号の状態番号とを状態番号記憶部126から読み出して、前回の状態番号に比べて今回の状態番号がインクリメントされていたら、アンテナ診断が完了したと判定する(ステップS114)。
中継局106の再接続処理部132は、アンテナ診断が完了したと判定された後に、基地局102に対して再接続処理を開始する(ステップS116)。すなわち再接続処理部132は、基地局102にBH−LCH(リンクチャネル)応答要求信号を送信し、基地局102に対して接続要求をする(ステップS118)。
基地局102は、サービスを再開しているため、中継局106からの接続要求に対して応答し、BH−LCH応答信号を中継局106に送信する(ステップS120)。このようにして、無線通信システム100では、中継局106と基地局102との再接続が可能となる。
図5は、比較例にかかる無線通信システムの動作を説明するシーケンス図である。比較例では、中継局200は、基地局102が定期監視を開始し(ステップS200)、BHリンク切断が生じると(ステップS202)、まず停波監視を行う(ステップS204)。つぎに、中継局200は、停波を検出したら電波のモニタを開始し(ステップS206)、電波がモニタされたら再接続処理を行う(ステップS208)。
一方、基地局102は停波の前にアンテナ診断を行い(ステップS210)、アンテナを切り替えるたびに電波の出力と停止を繰り返す。このため、中継局200は、この電波の出力と停止の繰り返しによって、アンテナ診断動作を「停波」と誤検出したり(ステップS212)、「サービス再開」とモニタ検出を誤検出したりする場合がある(ステップS214)。
このような場合、中継局200は、ステップS208により再接続を開始し、基地局102に対して接続要求をする(ステップS216)。しかし基地局102は、図示のように未だアンテナ診断中であるため、中継局200からの接続要求に対して応答を返さない。その結果、中継局200は、基地局102との接続が不可となり再接続が失敗してしまう(ステップS218)。
中継局200は、再接続が失敗すると、その基地局102をブラックリストに登録し(ステップS220)、以後再接続を試行しない。このため、中継局200は、基地局102がアンテナ診断の完了後に停波し(ステップS222)、サービスを再開した状況においても(ステップS224)、停波して(ステップS226)、バックホールを得られず接続不能となってしまう(ステップS228)。
これに対して本実施形態にかかる無線通信システム100によれば、中継局106は停波監視を行わず、基地局102による定期監視中のアンテナ診断が完了した後に、基地局102に対して再接続処理を開始する。したがって、中継局106と基地局102との再接続が確実に行われて、中継局106によるサービスを再開できる。
また中継局106は、状態番号確認部130が制御信号の中の状態番号を監視し、状態番号がインクリメントされたことを判断するため、アンテナ診断が完了して定期監視が終了したことを確実に判定できる。
ただし制御信号は、サービス再開後、すなわちアンテナ診断の完了後に送信される一方で、アンテナ診断中には送信されない。そこで、制御信号の中の状態番号を監視するのではなく、単に、基地局102から制御信号を受信するとアンテナ診断が完了したと判定するようにしてもよい。このような場合であっても、中継局106は、アンテナ診断の信号をサービス再開後の信号と誤検出しないため、中継局106と基地局102との再接続が確実に行われる。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態にかかる無線通信システム100Aの構成を例示する機能ブロック図である。無線通信システム100Aは、中継局106Aを含んで構成されている。中継局106Aは、タイマ142を備えていて、制御部120Aが完了判定部(タイマ監視部144)としても機能する点で、第1実施形態にかかる中継局106と異なる。
タイマ142は、基地局102による定期監視が開始されると起動し、所定時間以上経過したらタイムアウトとなる。なお所定時間とは、基地局102のアンテナ診断に要する時間以上とされる。タイマ監視部144は、タイマ142のタイムアウトを監視し、タイマ142のタイムアウトを検出すると、アンテナ診断が完了したと判定する。
図7は、第2実施形態にかかる無線通信システム100Aの動作を説明するシーケンス図である。まず、無線通信システム100Aでは、基地局102が定期監視を開始すると(ステップS300)、中継局106Aとのリンクがいったん切断される(ステップS302)。つぎに、中継局106Aは、BHリンク切断が生じると、タイマ142を起動する(ステップS304)。
一方基地局102は、アンテナ診断(ステップS306)の完了後に停波して(ステップS308)、定期監視を終了しサービスを再開する(ステップS310)。ここでタイマ142がタイムアウトとなる時間は、図示のように基地局102のアンテナ診断に要する時間以上に予め設定されている。
中継局106Aでは、タイマ監視部144がタイマ142のタイムアウトを検出すると(ステップS312)、モニタ部128が基地局102からの電波のモニタを開始する(ステップS314)。なお基地局102は、タイマ142がタイムアウトとなった時点で図示のようにアンテナ診断を既に完了し停波している。そしてモニタ部128は、基地局102のサービス再開後すなわちアンテナ診断の完了後に、基地局102からの制御信号を検出する(ステップS316)。
中継局106Aの再接続処理部132は、アンテナ診断が完了したと判定された後に再接続処理を開始し(ステップS318)、基地局102に対してBH−LCH応答要求信号を送信する(ステップS320)。基地局102は、サービスを再開しているため、中継局106Aからの接続要求に対してBH−LCH応答信号を中継局106Aに送信する(ステップS322)。このようにして、無線通信システム100Aでは、中継局106Aと基地局102との再接続が可能となる。
第2実施形態にかかる無線通信システム100Aによれば、中継局106Aは、タイマ142がタイムアウトとなる時間をアンテナ診断に要する時間以上に予め設定するだけで、タイマ監視部144によりアンテナ診断が完了したことを判定できる。よって、中継局106Aは、アンテナ診断の信号をサービス再開後の信号と誤検出することがなくなる。したがって、無線通信システム100Aによれば、中継局106Aと基地局102との再接続が確実に行われる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、定期監視中にアンテナ診断を行う基地局を含む無線通信システム、基地局と無線通信端末との無線通信を中継する中継局および無線通信方法に利用することができる。
100、100A…無線通信システム、102…基地局、104…無線通信端末、106、106A…中継局、108…バックホール回線、110…基地局制御部、112…無線通信部、112a、112b、112c、112d…アダプティブアレイアンテナ、114…有線通信部、116…定期監視部、118…制御信号生成部、120…制御部、122…回線通信部、122a、124a…通信アンテナ、124…端末通信部、126…状態番号記憶部、128…モニタ部、130…状態番号確認部、132…再接続処理部、140…報知用チャネル、142…タイマ、144…タイマ監視部、m2…状態番号

Claims (4)

  1. 基地局と、該基地局と無線通信端末との無線通信を中継する中継局とからなる無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、定期監視中にアンテナ診断を行い、該アンテナ診断の完了後に停波して通信網とフレームタイミングを同期させる定期監視部を備え、
    前記中継局は、
    前記基地局から制御信号を受信すると、前記アンテナ診断が完了したと判定する完了判定部と、
    前記完了判定部によって前記アンテナ診断が完了したと判定された後に、前記基地局に対して再接続処理を開始する再接続処理部とを備え、
    前記制御信号は、定期監視が終了する度にインクリメントされる状態番号を含み、
    前記完了判定部は、今回受信した前記制御信号の状態番号が、前回受信した前記制御信号の状態番号に比べてインクリメントされていたら、前記アンテナ診断が完了したと判定することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記中継局は、
    前記基地局による定期監視が開始されると起動し、所定時間以上経過したらタイムアウトとなるタイマをさらに備え、
    前記完了判定部は、前記タイマのタイムアウトが検出されると、前記アンテナ診断が完了したと判定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 基地局と無線通信端末との無線通信を中継する中継局において、
    前記基地局から制御信号を受信すると、前記基地局が定期監視中に行うアンテナ診断が完了したと判定する完了判定部と、
    前記完了判定部によって前記アンテナ診断が完了したと判定された後に、前記基地局に対して再接続処理を開始する再接続処理部とを備え、
    前記制御信号は、定期監視が終了する度にインクリメントされる状態番号を含み、
    前記完了判定部は、今回受信した前記制御信号の状態番号が、前回受信した前記制御信号の状態番号に比べてインクリメントされていたら、前記アンテナ診断が完了したと判定することを特徴とする中継局。
  4. 基地局と無線通信端末との無線通信を中継する中継局を用いた無線通信方法において、
    前記基地局は、定期監視中にアンテナ診断を行い、アンテナ診断の完了後に停波して通信網とフレームタイミングを同期させ、
    前記中継局が前記基地局から受信する制御信号は、定期監視が終了する度にインクリメントされる状態番号を含み、
    前記中継局は、今回受信した前記制御信号の状態番号が、前回受信した前記制御信号の状態番号に比べてインクリメントされていたら、前記アンテナ診断が完了したと判定し、前記アンテナ診断が完了したと判定された後に、前記基地局に対して再接続処理を開始することを特徴とする無線通信方法。
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