JP5851325B2 - 無線中継装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線中継装置および無線通信方法に関するものである。
無線端末が基地局と通信するためには、基地局からの無線電波が届く範囲(サービスエリア)に無線端末が位置する必要がある。しかし、山岳地帯や高層ビル等が建ち並ぶ市街地には障害物が多いため無線電波が届きにくい領域が存在する。このような電波が届かない領域をカバーするため、基地局と無線端末との間の無線電波を中継する無線中継装置が必要となる。
無線中継装置は、ドナーノードとサービスノードとを備える。ドナーノードは基地局と無線通信を行うブロックであり、サービスノードは無線端末と無線通信を行うブロックである。
図5に、ドナーノードと基地局との間の無線通信が、基地局の障害などの原因により切断された場合の、従来技術による処理の様子を示す。図5(a)は、ドナーノードと基地局との間の無線通信が基地局の障害などの原因により切断された様子を示す。この場合、無線中継装置は、基地局と無線端末との間の通信を中継することができなくなる。したがって、サービスノードの送信を続けることは消費電力の無駄となるため、無線中継装置の消費電力の低減などを目的として、図5(b)に示すようにサービスノードの送信を停止する。
その後、基地局の障害などが復旧し、ドナーノードと基地局との間の無線通信が再接続した場合は、再び、サービスノードは送信を再開し、サービスノードと無線端末との間の無線通信が再接続すると、無線中継装置は、基地局と無線端末との間の通信を中継できるようになる。
特開2002−77020号公報
無線中継装置が、列車のような移動する乗り物に設置されている場合、基地局の圏外であるエリア(例えば、トンネル)を通過すると、ドナーノードと基地局との間の無線通信が一時的に切断されてしまうことがある。
このような場合に図5に示したような処理が行われると、列車がトンネルを通過している間に、サービスノードと無線端末との間の無線通信は切断される。したがって、列車がトンネルを抜けてドナーノードと基地局との間の無線通信が再接続されると、その後、サービスノードの送信が再開され、サービスノードと列車内の無線端末との間の無線通信が再接続すると、無線中継装置は、無線端末へのサービスを再開できるようになる。
しかしながら、上記のような手順で、無線中継装置の無線端末へのサービスを再開するには、列車がトンネルを抜けてから、(1)ドナーノードと基地局との間の無線通信の再接続、(2)サービスノードの送信の再開、および、(3)サービスノードと無線端末との間の無線通信の再接続という多くの処理が必要である。その結果、列車がトンネルを抜けてから無線端末へのサービスが再開されるまでに長い時間を要し、ユーザがストレスを感じる場合がある。
無線中継装置と基地局との間の無線通信が切断してしまった場合における、無線中継装置から無線端末へのサービス再開までにかかる時間を短くする発明として、例えば特許文献1に、無線中継装置が基地局から制御信号を受信する周期を変更する発明が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、ドナーノードと基地局との間の無線通信が切断したときに、サービスノードの送信を停止するものであるため、ドナーノードと基地局との間の無線通信が再接続してから、無線端末へのサービスが再開するまでに、サービスノードの送信の再開、および、サービスノードと無線端末との間の無線通信の再接続という処理が必要であることに変わりはなく、やはり、無線端末へのサービスが再開するまでに長い時間を必要としてしまう。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、移動する乗り物においてドナーノードと基地局との間の無線通信が切断し、その後再接続した際に、サービスノードによる無線端末へのサービス開始までの時間を短縮することができる無線中継装置および無線通信方法を提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る無線中継装置の発明は、
基地局と無線端末との間の通信を中継する無線中継装置であって、
前記基地局と無線通信を行う基地局側通信部と、
前記無線端末と無線通信を行う端末側通信部と、
前記基地局側通信部および前記端末側通信部を制御する制御部と
前記無線中継装置が移動しているか否かを検出する移動検出部とを備え、
前記制御部は、前記基地局側通信部と前記基地局との間の無線通信が切断した場合において
前記移動検出部から前記無線中継装置が移動しているとの情報を受け取った場合は、前記端末側通信部と前記無線端末との間の無線通信を第1の期間維持し、
前記移動検出部から前記無線中継装置が移動していないとの情報を受け取った場合は、前記端末側通信部と前記無線端末との間の無線通信を、前記第1の期間より短い第2の期間維持することを特徴とする。
の観点に係る発明は、第1の観点に係る発明であって、前記制御部は、前記基地局側通信部と前記基地局との間の無線通信が切断している間、前記端末側通信部が前記無線端末にダミーデータを送信するように制御することを特徴とする。
の観点に係る発明は、第1または第2の観点に係る発明であって、前記移動検出部は加速度センサであることを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明を方法として実現させた第の観点に係る無線通信方法の発明は、
基地局と無線端末との間の通信を中継する無線中継装置の無線通信方法であって、該無線中継装置は、
前記基地局と無線通信を行う基地局側通信部と、
前記無線端末と無線通信を行う端末側通信部と
前記無線中継装置が移動しているか否かを検出する移動検出部とを備え、
前記無線通信方法は、
前記基地局側通信部と前記基地局との間の無線通信が切断した場合において前記移動検出部から前記無線中継装置が移動しているとの情報を受け取った場合は、前記端末側通信部と前記無線端末との間の無線通信を第1の期間維持し、前記移動検出部から前記無線中継装置が移動していないとの情報を受け取った場合は、前記端末側通信部と前記無線端末との間の無線通信を、前記第1の期間より短い第2の期間維持するステップを含むことを特徴とする。

本発明によれば、移動する乗り物においてドナーノードと基地局との間の無線通信が切断し、その後再接続した際に、サービスノードによる無線端末へのサービス開始までの時間を短縮することができる無線中継装置および無線通信方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る無線中継装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 ドナーノードと基地局との間の無線通信が切断した場合における本発明の第1実施形態に係る無線中継装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る無線中継装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 ドナーノードと基地局との間の無線通信が切断した場合における本発明の第2実施形態に係る無線中継装置の処理を示すフローチャートである。 ドナーノードと基地局との間の無線通信が切断した場合における従来技術の処理の様子を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る無線中継装置100の概略構成を示す機能ブロック図である。無線中継装置100は、ドナーノード110とサービスノード120とを備える。
まず、ドナーノード110の機能ブロックについて説明する。ドナーノード110は、基地局側通信部112と基地局側制御部114とを備える。
基地局側通信部112は、アンテナを介して基地局と無線通信を行う。ダウンリンクデータについては、基地局側通信部112は、基地局から無線信号を受信し、ダウンコンバートしてベースバンド信号に変換してから端末側通信部122に出力する。また、アップリンクデータについては、基地局側通信部112は、端末側通信部122からベースバンド信号として受け取り、アップコンバートして無線信号に変換してから基地局へ送信する。
基地局側制御部114は、基地局側通信部112をはじめとしてドナーノード110の全体を制御する。基地局側制御部114は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることもできる。
基地局側制御部114は、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が切断されたことを検出すると、その情報を端末側制御部124に通知する。また、基地局側制御部114は、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が再接続されたことを検出すると、その情報を端末側制御部124に通知する。
続いて、サービスノード120の機能ブロックについて説明する。サービスノード120は、端末側通信部122と端末側制御部124とを備える。
端末側通信部122は、ダウンリンクデータについては、基地局側通信部112からダウンリンクデータをベースバンド信号として受け取り、アップコンバートして無線信号に変換して無線端末に送信する。
端末側通信部122は、アップリンクデータについては、無線端末からアップリンクデータを無線信号として受信し、ダウンコンバートしてベースバンド信号に変換して基地局側通信部112に出力する。
端末側制御部124は、端末側通信部122をはじめとしてサービスノード120の全体を制御する。端末側制御部124は、CPU等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP)によって構成したりすることもできる。なお、本実施形態においては、ドナーノード110が基地局側制御部114を備え、サービスノード120が端末側制御部124を備えるというように、ドナーノード110およびサービスノード120の各々が制御部を備える構成として説明したが、本発明は、この構成に限定されるわけではない。例えば、ドナーノード110とサービスノード120とを1つの制御部で制御する構成とすることもできる。
端末側制御部124は、基地局側制御部114から、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が切断したとの情報を受け取った場合、直ちにサービスノード120の送信を停止するのではなく、所定の期間サービスノード120の送信を維持する。
端末側制御部124は、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が切断している場合において、サービスノード120と無線端末との間の無線通信を維持している間、予め定めた所定のデータ、または、ダミーデータを端末側通信部122が無線端末に送信するように制御してもよい。ダミーデータは、端末側制御部124または端末側制御部124の外部に設けた記憶部に格納される。
端末側制御部124は、所定の期間が経過しても基地局側制御部114からドナーノード110と基地局との無線通信が再接続されたとの情報を受け取らなかった場合、サービスノード120の送信を停止する。
ここで、所定の期間とは、予め端末側制御部124に格納されている期間である。例えば、無線中継装置100が列車に設置されている場合、トンネルを通過するときにドナーノード110と基地局との間の無線通信が切断されることが想定される。この場合、列車がトンネルを通過する時間として想定される、数分から10数分程度の時間を所定の期間としてもよい。所定の期間は、端末側制御部124の外部に設けた記憶部に格納してもよい。
端末側制御部124は、所定の期間が経過してサービスノード120の送信を停止した後に、基地局側制御部114から、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が再接続したとの情報を受け取った場合、直ちに、サービスノード120と無線端末との無線通信を再開する。
図2のフローチャートを参照しながら、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が切断した場合における無線中継装置100の処理を示す。
端末側制御部124は、基地局側制御部114から、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が切断したとの情報が通知されるか否かを継続して監視する(ステップS101)。
ステップS101において、基地局側制御部114から、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が切断したとの情報を受け取ると、端末側制御部124は、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が再接続するか否かを所定の期間監視する(ステップS102)。
ステップS102において、所定の期間内に、基地局側制御部114から、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が再接続したとの情報を受け取った場合、端末側制御部124は、サービスノード120と無線端末との無線通信を維持する(ステップS103)。
ステップS102において、所定の期間内に、基地局側制御部114から、ドナーノード110と基地局との間の無線通信が再接続したとの情報を受け取らなかった場合、端末側制御部124は、サービスノード120の送信を停止する(ステップS104)。
このように、本実施形態によれば、移動する乗り物においてドナーノードと基地局との間の無線通信が一時的に切断し、その後再接続した場合、サービスノードと無線端末との無線通信は維持されたままであるため、無線端末へのサービス開始までの時間を短縮することができる。
また、本実施形態によれば、トンネル通過直後においても、サービスノードと無線端末との間の無線通信は維持されている。したがって、トンネル通過直後に無線端末が遠方の基地局に無線通信してしまい、低速のデータ通信しか行えないような状況になってしまうことを防ぐことができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る無線中継装置200の概略構成を示す機能ブロック図である。無線中継装置200は、ドナーノード210、サービスノード220、および、移動検出部230を備える。
ドナーノード210は、基地局側通信部212と基地局側制御部214とを備える。基地局側通信部212および基地局側制御部214は、それぞれ、第1実施形態の基地局側通信部112および基地局側制御部114と同様の機能であるため説明を省略する。
サービスノード220は、端末側通信部222と端末側制御部224とを備える。端末側通信部222は、第1実施形態の端末側通信部122と同様の機能であるため説明を省略する。
端末側制御部224は、端末側通信部222をはじめとしてサービスノード220の全体を制御する。端末側制御部224は、CPU等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP)によって構成したりすることもできる。なお、本実施形態においては、ドナーノード210が基地局側制御部214を備え、サービスノード220が端末側制御部224を備えるというように、ドナーノード210およびサービスノード220の各々が制御部を備える構成として説明したが、本発明は、この構成に限定されるわけではない。例えば、ドナーノード210とサービスノード220とを1つの制御部で制御する構成とすることもできる。
端末側制御部224は、基地局側制御部214からドナーノード210と基地局との間の無線通信が切断したとの情報を受け取った場合、直ちにサービスノード220の送信を停止するのではなく、所定の期間サービスノード220の送信を維持する。
端末側制御部224は、移動検出部230から無線中継装置100が移動しているか否かの情報を受け取る。端末側制御部224は、無線中継装置100が移動しているか否かに応じて、基地局側制御部214からドナーノード210と基地局との間の無線通信が切断したとの情報を受け取っ多場合に、サービスノード220の送信を維持する期間を決定する。
端末側制御部224が、移動検出部230から無線中継装置100が移動しているとの情報を受け取った場合は、無線中継装置100が列車などに設置されており、トンネルを通過するときにドナーノード210と基地局との間の無線通信が切断されることが想定される。この場合、列車がトンネルを通過する時間として想定される、数分から10数分程度の時間を第1の期間としてもよい。
端末側制御部224が、移動検出部230から無線中継装置100が移動していないとの情報を受け取った場合は、ドナーノード210と基地局との間の無線通信の切断が一時的なものでない可能性が高い。したがって、数秒から数分程度の短めの第2の期間だけサービスノード220の送信を維持するか、直ちにサービスノード220の送信を停止する。
端末側制御部224は、第1の期間または第2の期間が経過しても基地局側制御部214からドナーノード210と基地局との無線通信が再接続されたとの情報を受け取らなかった場合、サービスノード220の送信を停止する。
ここで、第1の期間および第2の期間は、予め端末側制御部224に格納されている期間である。第1の期間および第2の期間は、端末側制御部224の外部に設けた記憶部に格納してもよい。
端末側制御部224は、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が切断している場合において、サービスノード220と無線端末との間の無線通信を維持している間、予め定めた所定のデータ、または、ダミーデータを端末側通信部222が無線端末に送信するように制御してもよい。ダミーデータは、端末側制御部224または端末側制御部224の外部に設けた記憶部に格納される。
端末側制御部224は、第1の期間または第2の期間が経過してサービスノード220の送信を停止した後に、基地局側制御部214から、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が再接続したとの情報を受け取った場合、直ちに、サービスノード220と無線端末との無線通信を再開する。
移動検出部230は、無線中継装置200が移動しているか否かを検出し、その情報を端末側制御部224に通知する。移動検出部230は、例えば、加速度センサやGPS(Global Positioning System)センサとすることができる。
図4のフローチャートを参照しながら、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が切断した場合における無線中継装置200の処理を示す。
端末側制御部224は、基地局側制御部214から、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が切断したとの情報が通知されるか否かを継続して監視する(ステップS201)。
ステップS201において、基地局側制御部214から、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が切断したとの情報を受け取ると、端末側制御部224は、移動検出部230から受け取った情報を基に無線中継装置200が移動しているか否かを判定する(ステップS202)。
ステップS202において、無線中継装置200が移動していると判定した場合、端末側制御部224は、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が再接続するか否かを第1の期間監視する(ステップS203)。
ステップS203において、第1の期間内に、基地局側制御部214から、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が再接続したとの情報を受け取った場合、端末側制御部224は、サービスノード220と無線端末との無線通信を維持する(ステップS204)。
ステップS203において、第1の期間内に、基地局側制御部214から、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が再接続したとの情報を受け取らなかった場合、端末側制御部224は、サービスノード220の送信を停止する(ステップS205)。
ステップS202において、無線中継装置200が移動していないと判定した場合、端末側制御部224は、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が再接続するか否かを第2の期間監視する(ステップS206)。
ステップS206において、第2の期間内に、基地局側制御部214から、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が再接続したとの情報を受け取った場合、端末側制御部224は、サービスノード220と無線端末との無線通信を維持する(ステップS207)。
ステップS206において、第2の期間内に、基地局側制御部214から、ドナーノード210と基地局との間の無線通信が再接続したとの情報を受け取らなかった場合、端末側制御部224は、サービスノード220の送信を停止する(ステップS208)。
このように、本実施形態によれば、移動する乗り物においてドナーノードと基地局との間の無線通信が一時的に切断し、その後再接続した場合、サービスノードと無線端末との無線通信は維持されたままであるため、無線端末へのサービス開始までの時間を短縮することができる。
また、無線中継装置が移動しているか否かに応じて、サービスノードの送信を維持する期間を変えることにより、効果的に消費電力を低減することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
100、200 無線中継装置
110、210 ドナーノード
112、212 基地局側通信部
114、214 基地局側制御部
120、220 サービスノード
122、222 端末側通信部
124、224 端末側制御部
230 移動検出部

Claims (4)

  1. 基地局と無線端末との間の通信を中継する無線中継装置であって、
    前記基地局と無線通信を行う基地局側通信部と、
    前記無線端末と無線通信を行う端末側通信部と、
    前記基地局側通信部および前記端末側通信部を制御する制御部と
    前記無線中継装置が移動しているか否かを検出する移動検出部とを備え、
    前記制御部は、前記基地局側通信部と前記基地局との間の無線通信が切断した場合において
    前記移動検出部から前記無線中継装置が移動しているとの情報を受け取った場合は、前記端末側通信部と前記無線端末との間の無線通信を第1の期間維持し、
    前記移動検出部から前記無線中継装置が移動していないとの情報を受け取った場合は、前記端末側通信部と前記無線端末との間の無線通信を、前記第1の期間より短い第2の期間維持することを特徴とする無線中継装置。
  2. 請求項1に記載の無線中継装置であって、前記制御部は、前記基地局側通信部と前記基地局との間の無線通信が切断している間、前記端末側通信部が前記無線端末にダミーデータを送信するように制御することを特徴とする無線中継装置。
  3. 請求項1または2に記載の無線中継装置であって、前記移動検出部は加速度センサであることを特徴とする無線中継装置。
  4. 基地局と無線端末との間の通信を中継する無線中継装置の無線通信方法であって、該無線中継装置は、
    前記基地局と無線通信を行う基地局側通信部と、
    前記無線端末と無線通信を行う端末側通信部と
    前記無線中継装置が移動しているか否かを検出する移動検出部とを備え、
    前記無線通信方法は、
    前記基地局側通信部と前記基地局との間の無線通信が切断した場合において前記移動検出部から前記無線中継装置が移動しているとの情報を受け取った場合は、前記端末側通信部と前記無線端末との間の無線通信を第1の期間維持し、前記移動検出部から前記無線中継装置が移動していないとの情報を受け取った場合は、前記端末側通信部と前記無線端末との間の無線通信を、前記第1の期間より短い第2の期間維持するステップを含むことを特徴とする無線通信方法。
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