JP6559878B2 - 無認可スペクトルにおけるジョイント送信のための技法 - Google Patents

無認可スペクトルにおけるジョイント送信のための技法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2016年7月28日に出願された「TECHNIQUES FOR JOINT TRANSMISSION IN UNLICENSED SPECTRUM」と題する米国非仮出願第15/222,731号、および2015年7月31日に出願された「TECHNIQUES FOR JOINT TRANSMISSION IN UNLICENSED SPECTRUM」と題する米国仮出願第62/199,846号の優先権を主張する。
[0002]本開示の態様は、一般に電気通信に関し、より詳細には、無認可スペクトルにおけるジョイント送信のための技法に関する。
[0003]ロングタームエボリューションネットワークは、データオフロードのために無認可無線周波数(RF)帯域における動作を拡大している。たとえば、キャリアアグリゲーション特徴を使用して、LTE(登録商標)ネットワークは、認可RF帯域と無認可RF帯域の両方を使用しながら、より高いデータレートにおいて動作することができる。ワイヤレス通信ネットワークは、ネットワークのカバレージエリア内のユーザに様々なタイプのサービス(たとえば、音声、データ、マルチメディアサービスなど)を提供するために展開され得る。いくつかの実装形態では、(たとえば、異なるセルに対応する)1つまたは複数のアクセスポイントは、(1つまたは複数の)アクセスポイントのカバレージ内で動作しているアクセス端末(たとえば、セルフォン)にワイヤレス接続性を提供する。いくつかの実装形態では、ピアデバイスが、互いと通信するためにワイヤレス接続可能に提供する。
[0004]その上、LTEネットワークが、より高い容量に集中し、より高いビットレートを与えるために、無認可RF帯域における動作を拡大するにつれて、いくつかの他の要件が満たされる必要がある。たとえば、LTEネットワークは、ピークデータレートの増加、より高いスペクトル効率、同時アクティブ加入者の数の増加、セルエッジにおける性能の改善を実現する必要がある。セルエッジにおける性能を改善するために、多地点協調動作(CoMP)が導入された。CoMPでは、いくつかの送信ポイントがダウンリンク中で協調送信を行い、いくつかの受信ポイントがアップリンク中で協調受信を行う。ダウンリンクの場合、データは、2つの送信ネットワークエンティティまたは送信ポイント(たとえば、セルまたはノードとも呼ばれる、2つのアクセスポイントまたは基地局)からの送信のために利用可能である。2つまたはそれ以上のネットワークエンティティが、同じ周波数上でおよび同じサブフレーム中で送信するとき、送信は、「ジョイント送信」と呼ばれることがある。ジョイント送信は、概して、複数の協働するアクセスポイントから(ワイヤレスデバイス、ワイヤレス端末デバイス、ワイヤレス端末、またはモバイルデバイスとも呼ばれる)ユーザ機器またはUEへの、データの同時またはコンカレント送信として説明され得る。
[0005]同様に、拡張マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(eMBMS:enhanced Multimedia Broadcast Multicast Service)サービスの効率をさらに改善するために、LTEインフラストラクチャを使用してモバイルTVなどのサービスを配信することができる、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:multicast-broadcast single-frequency network)が導入された。ネットワークデバイスは、同じデータ(同一のデータ)を複数のUEに同時に送信し得る。さらに、MBSFNモードで構成されたネットワークデバイスはまた、ダウンリンク上のジョイント送信に関与し得る。たとえば、複数のネットワークエンティティは、デバイスUEが複数のアクセスポイントから同じデータを受信し得るように、同一のデータを同時に送信し得る。
[0006]したがって、無認可スペクトルの増大する使用を仮定すれば、1つまたは複数のネットワークエンティティからのダウンリンク送信のタイプの効率的および改善された識別を与えるための技法が必要とされる。
[0007]以下は、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
[0008]一態様によれば、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するための本方法が提供される。説明される態様は、ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信することを含み、ここにおいて、フレームはプリアンブルを含む。説明される態様は、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することをさらに含む。
[0009]別の態様では、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するための本装置は、命令を記憶するように構成されたメモリと、メモリに通信可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得、ここにおいて、1つまたは複数のプロセッサおよびメモリは、UEにおいて、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信するように構成され、ここにおいて、フレームはプリアンブルを含む。説明される態様は、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかをさらに決定する。
[0010]別の態様では、本コンピュータ可読媒体は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するためのコンピュータ実行可能コードを記憶し得る。説明される態様は、UEにおいて、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信するためのコードを含み、ここにおいて、フレームはプリアンブルを含む。説明される態様は、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するためのコードをさらに含む。
[0011]別の態様では、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するための本装置は、UEにおいて、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信するための手段を含み得、ここにおいて、フレームはプリアンブルを含む。説明される態様は、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するための手段をさらに含む。
[0012]別の態様によれば、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するための本方法が提供される。説明される態様は、ネットワークエンティティにおいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することを含む。説明される態様は、競合ベース媒体上で、プリアンブルをもつフレームをUEに送信することをさらに含み、プリアンブルは、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づく。
[0013]別の態様では、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するための本装置は、命令を記憶するように構成されたメモリと、メモリに通信可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得、ここにおいて、1つまたは複数のプロセッサおよびメモリは、ネットワークエンティティにおいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するように構成される。説明される態様は、競合ベース媒体上で、プリアンブルをもつフレームをUEに送信するをさらに含み、プリアンブルは、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づく。
[0014]別の態様では、本コンピュータ可読媒体は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するためのコンピュータ実行可能コードを記憶し得る。説明される態様は、ネットワークエンティティにおいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するためのコードを含む。説明される態様は、競合ベース媒体上で、プリアンブルをもつフレームをUEに送信するためのコードをさらに含み、プリアンブルは、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づく。
[0015]別の態様では、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するための本装置は、ネットワークエンティティにおいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するための手段を含み得る。説明される態様は、競合ベース媒体上で、プリアンブルをもつフレームをUEに送信するための手段をさらに含み、プリアンブルは、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づく。
[0016]本開示の様々な態様および特徴が、添付の図面に示されているそれらの様々な例を参照しながら以下でさらに詳細に説明される。本開示が様々な例を参照しながら以下で説明されるが、本開示はそれに制限されないことを理解されたい。本明細書の教示へのアクセスを有する当業者は、追加の実装形態、変更形態、および例、ならびに本明細書で説明される本開示の範囲内に入り、それに関して本開示が著しく有用であり得る他の使用分野を認識されよう。
[0017]本開示の特徴、性質、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指し、ここで、破線が随意の構成要素またはアクションを示し得る、図面とともに、以下に記載される発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
[0018]本明細書で説明される態様による、電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 [0019]アクセスネットワークの一例を示す図。 [0020]アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 [0021]本開示の様々な態様による、通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 本開示の様々な態様による、通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 [0022]本開示の様々な態様による、競合ベース媒体上のプリアンブル送信のための例示的なフレーム構造を示す図。 [0023]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信中に無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別する例示的な方法を示す流れ図。 [0024]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信中に無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別する例示的な方法を示す別の流れ図。 [0025]本開示の様々な態様による、フレーム識別構成要素を含む、例示的な装置中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0026]本開示の様々な態様による、フレーム識別構成要素を含む、処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。 [0027]本開示の様々な態様による、フレーム識別構成要素を含む、例示的な装置中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0028]本開示の様々な態様による、フレーム識別構成要素を含む、処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
[0029]添付の図面に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明される概念が実施され得るのはこれらの構成においてのみであることを表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構成要素がブロック図の形式で示される。一態様では、本明細書で使用される「構成要素」という用語は、システムを構成する部分のうちの1つであり得、ハードウェアまたはソフトウェアであり得、他の構成要素に分割され得る。
[0030]本態様は、一般に、ワイヤレス通信中に無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別することに関する。特に、たとえば、プリアンブル(たとえば、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)またはセル固有基準信号(CRS)、および/あるいは物理フレームフォーマットインジケータチャネル(PFFICH)または現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCH)が、データ送信の開始を示すために使用され得、したがって、UEは、サービングセルとして働くネットワークエンティティからのプリアンブルを探索するように構成され得る。一態様では、プリアンブル検出は、許可を監視することよりも少ない電力を消費する。プリアンブルは、トーンマッピングがパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)識別情報(ID)の関数であり、シーケンス生成がPLMN IDとセルIDの両方の関数である様式で構成され得る。セル固有識別子をもつプリアンブルは、セル固有送信(たとえば、ユニキャスト送信)に好適であり得るが、それらは、CoMPおよび/またはMBSFNなど、ジョイント送信を用いた利得を活用することが可能でないことがある。複数のセルが同じデータを送信する場合でも、それらの対応するプリアンブルは他セル干渉を受け得、したがって、ジョイント送信利得から恩恵を受けることができない。ユニキャスト送信(たとえば、セル固有送信)の場合、サービングセルのセルID固有シーケンスが、セル収集を通して、あらかじめUEにとって利用可能にされるので、UEは、サービングセルによって送信されたプリアンブルを容易に探索し得る。しかしながら、プリアンブルが追加の識別子を用いてスクランブルされ、プリアンブルがそれの中で送信される各フレームは、特定の送信タイプ(たとえば、ユニキャスト、CoMP、またはMBSFN)で専用化されるので、UEは、ジョイント送信に対応するプリアンブルを探索することが可能でないことがある。したがって、いくつかの態様では、ユニキャストモードで動作するUEは、ジョイント送信に対応するプリアンブルを探索することができないことがある。
[0031]したがって、いくつかの態様では、本方法および本装置は、ワイヤレス通信中に無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別することによって、現在のソリューションと比較して効率的なソリューションを提供し得る。言い換えれば、本態様では、UEは、送信がユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定し得る。したがって、本態様は、UEにおいて、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信することと、ここにおいて、フレームはプリアンブルを含む、プリアンブルに基づいて(たとえば、プリアンブルスクランブリングに基づいて)、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することとを行うための1つまたは複数の機構を提供する。その上、本態様はまた、ネットワークエンティティにおいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することと、競合ベース媒体上で、プリアンブルをもつフレームをUEに送信することとを行うための1つまたは複数の機構を提供し得、ここで、プリアンブル(たとえば、プリアンブルスクランブリングおよび/またはトーンマッピング)は、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づく。
[0032]特定の開示される態様を対象とする以下の説明および関連する図面において、本開示の態様が提供される。本開示の範囲から逸脱することなく、代替態様が考案され得る。さらに、より関連する詳細を不明瞭にしないように、本開示のよく知られている態様は詳細に説明されないことがあるか、または省略されることがある。さらに、多くの態様が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実施されるべき一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明される様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実施され得ることを認識されよう。さらに、本明細書で説明されるこれらの一連のアクションは、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明される機能を実施させるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として実施されるべきものと見なされ得る。したがって、本開示の様々な態様は、すべてが請求する主題の範囲内に入ることが企図されているいくつかの異なる形態で実施され得る。さらに、本明細書で説明される態様の各々について、任意のそのような態様の対応する形式は、本明細書では、たとえば、説明されるアクションを実施する「ように構成された論理」として説明されることがある。
[0033]最初に図1を参照すると、図は、本明細書で説明される態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、複数の基地局(たとえば、eNB、WLANアクセスポイント、または他のアクセスポイント)105と、いくつかのユーザ機器(UE)115と、コアネットワーク137とを含む。1つまたは複数のUE115は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するように構成されたフレーム識別構成要素130(たとえば、図4A参照)を含み得る。同様に、1つまたは複数の基地局105は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するように構成されたフレーム識別構成要素140(たとえば、図4B参照)を含み得る。一態様では、フレーム識別構成要素130/140は、UE115などのUEがユニキャストモードで動作しているときでも、ジョイント送信に対応するプリアンブルを探索し得る。プリアンブルは、追加の識別子を用いてスクランブルされ、プリアンブルがそれの中で送信される各フレームは、特定の送信タイプ(たとえば、ユニキャスト、CoMP、またはMBSFN)で専用化される。
[0034]したがって、たとえば、UE115は、直接メッセージベース通信を使用して、(たとえば、リソースをスケジュールするために基地局105の支援を用いてまたは用いずに)互いと通信し得る。基地局105のうちのいくつかは、様々な例ではコアネットワーク137またはいくつかの基地局105(たとえば、eNB)の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下でUE115と通信し得る。基地局105は、バックホールリンク126を通してコアネットワーク137と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。例では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク127を介して、直接的または間接的のいずれかで、互いと通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、通信リンク125の各々は、上記で説明された様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0035]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。基地局105のサイトの各々は、それぞれのカバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。基地局105はまた、セルラーおよび/またはWLAN無線アクセス技術(RAT)など、異なる無線技術を利用し得る。基地局105は同じまたは異なるアクセスネットワークまたは事業者展開に関連し得る。同じまたは異なるタイプの基地局105のカバレージエリアを含むか、同じまたは異なる無線技術を利用するか、および/あるいは同じまたは異なるアクセスネットワークに属する、異なる基地局105のカバレージエリアは重複し得る。
[0036]LTE/LTEアドバンスト(LTE−A)では、たとえば、発展型ノードB(eノードBまたはeNB)という用語は、概して、基地局105を記述するために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのアクセスポイントが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各基地局105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルなどのスモールセルは低電力ノードまたはLPNを含み得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、概して、比較的より小さい地理的エリアをカバーすることになり、たとえば、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得、無制限アクセスに加えて、スモールセルとの関連を有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスをも与え得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBはスモールセルeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
[0037]コアネットワーク137は、バックホールリンク126(たとえば、S1インターフェースなど)を介してeNBまたは他の基地局105と通信し得る。基地局105はまた、たとえば、バックホールリンク127(たとえば、X2インターフェースなど)を介して、および/またはバックホールリンク126を介して(たとえば、コアネットワーク137を通して)直接または間接的に、互いと通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は時間的に近似的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局105は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0038]UE115はワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され、各UE115は固定式または移動可能であり得る。UE115は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、時計または眼鏡などのウェアラブルアイテム、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、車両ベースUEなどであり得る。UE115は、マクロeノードB、スモールセルeノードB、リレーなどと通信することが可能であり得る。UE115はまた、セルラーまたは他のWWANアクセスネットワーク、あるいはWLANアクセスネットワークなど、異なるアクセスネットワーク上で通信することが可能であり得る。
[0039]ワイヤレス通信システム100に示されている通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、および/または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。UE115は、たとえば、多入力多出力(MIMO)、キャリアアグリゲーション(CA)、多地点協調(CoMP)、多重接続性、または他の方式を通して、複数の基地局105と共同的に通信するように構成され得る。MIMO技法は、複数のデータストリームを送信するために、基地局105上の複数のアンテナおよび/またはUE115上の複数のアンテナを使用する。
[0040]図2は、LTEネットワークアーキテクチャまたは同様のセルラーネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200はいくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスの基地局208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスの基地局208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH)であり得る。マクロ基地局204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にコアネットワーク137へのアクセスポイントを与えるように構成される。
[0041]一態様では、1つまたは複数のUE206は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するように構成されたフレーム識別構成要素130(たとえば、図4A参照)を含み得る。同様に、1つまたは複数の基地局204/208は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するように構成されたフレーム識別構成要素140(たとえば、図4B参照)を含み得る。アクセスネットワーク200のこの例には集中型コントローラはないが、代替構成では集中型コントローラが使用され得る。基地局204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびコアネットワーク137の1つまたは複数の構成要素への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。
[0042]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され得、SC−FDMAがUL上で使用され得る。当業者が以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示される様々な概念はLTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP(登録商標)2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを採用する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存することになる。
[0043]基地局204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用は、基地局204が、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することを可能にする。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データスチームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々は、そのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これは、基地局204が、各空間的にプリコーディングされたデータストリームのソースを識別することを可能にする。
[0044]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを介した送信のためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0045]以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様が説明される。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0046]図3は、アクセスネットワーク中でUE350と通信している基地局310のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ375に与えられる。コントローラ/プロセッサ375はL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ375は、様々な優先度メトリックに基づいて、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE350への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ375はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE350へのシグナリングとを担当する。
[0047]送信(TX)プロセッサ316は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE350における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。コーディングされ、変調されたシンボルは、次いで並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いで、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して互いに合成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE350によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機318TXを介して異なるアンテナ320に与えられる。各送信機318TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。さらに、基地局310は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するように構成されたフレーム識別構成要素140(たとえば、図4B参照)を含み得る。フレーム識別構成要素140はコントローラ/プロセッサ375に結合されるものとして示されているが、フレーム識別構成要素140はまた、他のプロセッサ(たとえば、RXプロセッサ370、TXプロセッサ316など)に結合され、および/または本明細書で説明されるアクションを実施するように1つまたは複数のプロセッサ316、370、375によって実装され得ることを諒解されたい。さらに、たとえば、フレーム識別構成要素140は、限定はしないが、プロセッサ316、370、および/または375を含む、プロセッサのうちのいずれか1つまたは複数によって実装され得る。同様に、フレーム識別構成要素130は、限定はしないが、プロセッサ356、359、および/または368を含む、プロセッサのうちのいずれか1つまたは複数によって実装され得る。
[0048]UE350において、各受信機354RXは、それのそれぞれのアンテナ352を通して信号を受信する。各受信機354RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ356に与える。RXプロセッサ356は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ356は、UE350に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実施する。複数の空間ストリームがUE350に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ356は、次いで高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと、基準信号とは、基地局310によって送信された可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器358によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上で基地局310によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、コントローラ/プロセッサ359に与えられる。
[0049]コントローラ/プロセッサ359はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ360に関連し得る。メモリ360はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す、データシンク362に与えられる。また、様々な制御信号が、L3処理のためにデータシンク362に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ359はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。さらに、UE350は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するように構成されたフレーム識別構成要素130(たとえば、図4A参照)を含み得る。フレーム識別構成要素130はコントローラ/プロセッサ359に結合されるものとして示されているが、通信構成要素461はまた、他のプロセッサ(たとえば、RXプロセッサ356、TXプロセッサ368など)に結合され、および/または本明細書で説明されるアクションを実施するように1つまたは複数のプロセッサ356、359、368によって実装され得ることを諒解されたい。
[0050]ULでは、データソース367は、コントローラ/プロセッサ359に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース367は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。基地局310によるDL送信に関して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、基地局310による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ359はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、基地局310へのシグナリングとを担当する。
[0051]基地局310によって送信された基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器358によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ368によって使用され得る。TXプロセッサ368によって生成される空間ストリームは、別個の送信機354TXを介して異なるアンテナ352に与えられる。各送信機354TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0052]UL送信は、UE350における受信機機能に関して説明された様式と同様の様式で基地局310において処理される。各受信機318RXは、それのそれぞれのアンテナ320を通して信号を受信する。各受信機318RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ370に与える。RXプロセッサ370はL1レイヤを実装し得る。
[0053]コントローラ/プロセッサ375はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ375は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ376に関連し得る。メモリ376はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、UE350からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ375からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ375はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0054]図4A4Aおよび図4B4Bを参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム400が、少なくともネットワークエンティティ105−aおよび105−bの通信カバレージ中に、UE115(図1)、UE206(図2)、および/またはUE350(図3)と同様の、少なくとも1つのUE115を含む。UE115は、ネットワークエンティティ105−bおよび/またはネットワークエンティティ105−aを介してネットワークと通信し得る。一例では、UE115は、限定はしないが、アップリンクデータチャネルおよび/またはダウンリンクデータチャネルなど、アップリンク通信チャネル(または単にアップリンクチャネル)とダウンリンク通信チャネル(または単にダウンリンクチャネル)とを含み得る、1つまたは複数の通信チャネル125−a、125−bを介して、ネットワークエンティティ105−a、105−bに、および/またはそれらから、ワイヤレス通信を送信および/または受信し得る。そのようなワイヤレス通信は、限定はしないが、データ、オーディオおよび/またはビデオ情報を含み得る。
[0055]図4Aを参照すると、本開示によれば、UE115は、メモリ44と、1つまたは複数のプロセッサ20と、トランシーバ60とを含み得る。メモリと、1つまたは複数のプロセッサ20と、トランシーバ60とは、バス11を介して内部で通信し得る。いくつかの例では、メモリ44と1つまたは複数のプロセッサ20とは、同じハードウェア構成要素の一部であり得る(たとえば、同じボード、モジュール、または集積回路の一部であり得る)。代替的に、メモリ44と1つまたは複数のプロセッサ20とは、互いと連携して働き得る別個の構成要素であり得る。いくつかの態様では、バス11は、UE115の複数の構成要素および副構成要素間でデータを転送する通信システムであり得る。いくつかの例では、1つまたは複数のプロセッサ20は、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサ、デジタル信号プロセッサおよび/または送信プロセッサのうちのいずれか1つまたはそれらの組合せを含み得る。追加または代替として、1つまたは複数のプロセッサ20は、本明細書で説明される1つまたは複数の方法またはプロシージャを行うためのフレーム識別構成要素130を含み得る。フレーム識別構成要素130は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。
[0056]いくつかの例では、UE115は、本明細書で使用されるデータ、ならびに/あるいはアプリケーションのローカルバージョン、あるいは1つまたは複数のプロセッサ20によって実行されているフレーム識別構成要素130および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数との通信を記憶するためなどのメモリ44を含み得る。メモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータまたはプロセッサ20によって使用可能な任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むことができる。一態様では、たとえば、UE115がフレーム識別構成要素130および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を実行するようにプロセッサ20を動作させているとき、メモリ44は、フレーム識別構成要素130および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を定義する1つまたは複数のコンピュータ実行可能コード、ならびに/あるいはそれに関連するデータを記憶するコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、非一時的媒体)であり得る。いくつかの例では、UE115は、ネットワークエンティティ105−aおよび/または105−bを介して、ネットワークに/から1つまたは複数のデータおよび制御信号を送信および/または受信するためのトランシーバ60をさらに含み得る。トランシーバ60は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。トランシーバ60は、モデム165を備える第1のRAT無線機160と、モデム175を備える第2のRAT無線機170(たとえば、LTE無線機)とを含み得る。第1のRAT無線機160および第2のRAT無線機170は、ネットワークエンティティ105−aおよび/または105−bに信号を送信するための、およびそれらから信号を受信するための1つまたは複数のアンテナ64を利用し得る。一例では、第1のRAT無線機160は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)に関連し得、第2のRAT無線機170は、無認可スペクトル上でのワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)に関連し得る。
[0057]UE115(またはシステム400中の他のデバイス)が所与のリソース上で通信するために第1のRATを使用するとき、この通信は、そのリソース上で通信するために第2のRATを使用する近くのデバイスからの干渉を受けることがある。たとえば、特定の無認可RF帯域上での第2のRAT無線機170を使用するLTEを介したUE115による通信は、その帯域上で動作しているWi−Fiデバイスからの干渉を受けることがある。便宜上、無認可RF帯域上のLTEは、本明細書では、無認可スペクトルにおけるLTE/LTEアドバンスト、または周囲のコンテキストにおいて単にLTEと呼ばれることがある。
[0058]ネットワークエンティティ105−b(および/またはネットワークエンティティ105−a)がダウンリンク送信をUE115に送るとき、ダウンリンク周波数帯域上の割り当てられたリソースが利用される。たとえば、無認可RF帯域において動作するネットワークエンティティ105−bは、ダウンリンクデータ送信が送られ得る、RBのインターレースを割り当てられ得る。競合ベースダウンリンクチャネル中で他のアクセスポイントとの衝突を回避するために、ネットワークエンティティ105−bは、プリアンブルを送り得る。便宜上、無認可RF帯域上のLTEは、本明細書では、無認可スペクトルにおけるLTE/LTEアドバンスト、または周囲のコンテキストにおいて単にLTEと呼ばれることがある。その上、無認可スペクトル上で動作するLTEが、共有媒体を使用する競合ベース通信システム中で動作するために、LTEの使用または変更を参照し得る。
[0059]いくつかのシステムでは、無認可スペクトルにおけるLTEは、すべてのキャリアがワイヤレススペクトルの無認可部分で排他的に動作する、スタンドアロン構成で採用され得る(たとえば、LTEスタンドアロン)。他のシステムでは、無認可スペクトルにおけるLTEは、ワイヤレススペクトルの認可部分で動作するアンカー認可キャリアと併せて、ワイヤレススペクトルの無認可部分で動作する1つまたは複数の無認可キャリアを与えることによって、認可帯域動作を補足する様式で採用され得る(たとえば、LTE補足ダウンリンク(SDL:Supplemental DownLink))。いずれの場合も、1つのキャリアが、対応するUEのために1次セル(PCell)として働き(たとえば、LTE SDLにおけるアンカー認可キャリア、またはLTEスタンドアロンにおける無認可キャリアのうちの指定されたキャリア)、残りのキャリアがそれぞれの2次セル(SCell)として働く、異なるコンポーネントキャリアを管理するために、キャリアアグリゲーションが採用され得る。このようにして、PCellは、FDDのペアのダウンリンクおよびアップリンク(認可または無認可)を与え得、各SCellは、必要に応じて、追加のダウンリンク容量を与え得る。
[0060]概して、LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、Kは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHzをカバーし得、1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅に対してそれぞれ1、2、4、8または16個のサブバンドがあり得る。
[0061]LTEは、キャリアアグリゲーションをも使用し得る。UE(たとえば、LTEアドバンスト対応UE)は、送信および受信のために使用される最高合計100MHz(5つのコンポーネントキャリア)のキャリアアグリゲーションにおいて割り振られた、最高20MHz帯域幅のスペクトルを使用し得る。LTEアドバンスト対応ワイヤレス通信システムのために、2つのタイプのキャリアアグリゲーション(CA)方法、すなわち、連続CAおよび非連続CAが提案されている。連続CAは、複数の利用可能なコンポーネントキャリアが互いに隣接するときに生じる。一方、非連続CAは、複数の隣接しない利用可能なコンポーネントキャリアが周波数帯域に沿って分離されたときに生じる。非連続CAと連続CAの両方が、LTEアドバンストUEの単一ユニットにサービスするために複数のコンポーネントキャリアをアグリゲートし得る。
[0062]システム400などのブレンドされた無線環境では、異なるRATが、異なる時間に異なるチャネルを利用し得る。異なるRATがスペクトルを共有し、部分的に他のRATとは無関係に動作しているので、1つのチャネルへのアクセスは、別のチャネルへのアクセスを意味しないことがある。したがって、複数のチャネルを使用して送信することができるデバイスは、送信する前に、各チャネルが利用可能であるかどうかを決定する必要があり得る。帯域幅およびスループットを増大させるために、いくつかの状況では、現在利用可能な(1つまたは複数の)チャネルを使用して送信するよりも、追加のチャネルが利用可能になるのを待つことが有利であることがある。
[0063]同様に、図4Bに関して、ネットワークエンティティ105−bは、メモリ45と、1つまたは複数のプロセッサ21と、トランシーバ61とを含み得る。メモリ45、1つまたは複数のプロセッサ21およびトランシーバ61は、図4Aで説明されたUE115のメモリ44、1つまたは複数のプロセッサ20およびトランシーバ60と同じおよび/または同様の様式で動作し得る。さらに、メモリ45と、1つまたは複数のプロセッサ21と、トランシーバ61とは、限定はしないが、モデム166をもつ第1のRAT無線機161と、モデム176をもつ第2のRAT無線機171と、アンテナ65とを含む、同じおよび/または同様の構成要素を動作させ得る。その上、メモリ45と、1つまたは複数のプロセッサ21と、トランシーバ61とは、バス12を介して内部で通信し得る。
[0064]再び図4Aを参照すると、上述のように、UE115は、ネットワークエンティティ105−aおよび/または105−bのいずれかまたは両方からの無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するためのフレーム識別構成要素130を含み得る。ジョイント送信を識別することは、ユニキャスト送信とジョイント送信とを識別または区別すること、ならびにジョイント送信のタイプ(たとえば、CoMPまたはMBSFN送信)を識別することを伴い得る。フレーム識別構成要素130は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するためのハードウェアまたは手段を含み得る。フレーム識別構成要素130は、プリアンブル132を含み得るフレーム131と、決定構成要素133とを含み得る。フレーム識別構成要素130およびまたは受信機(図示せず)は、競合ベーススペクトル上で1つまたは複数のアクセスポイント(たとえば、ネットワークエンティティ105−aおよび/または105−b)からフレーム131を受信するように構成され得、フレーム131はプリアンブル132を含む。決定構成要素133は、プリアンブル132に基づいて、フレーム131がユニキャスト送信134に対応するのかジョイント送信135に対応するのかを決定し、フレームがジョイント送信135である場合、どのタイプのジョイント送信がフレーム131に関連するかを決定し得る。たとえば、決定構成要素133は、プリアンブル132をスクランブルするためにおよび/またはプリアンブル132のためのトーンマッピングを取得するために使用される識別子に基づいて、フレームがユニキャスト送信134に対応するのかジョイント送信135に対応するのかを決定し得る。一態様では、ユニキャストモードで構成されたUE115は、セル識別子(ID)を使用してプリアンブルをデスクランブルするためにおよび/またはセルIDを使用してプリアンブルのためのトーンマッピングを抽出するために、デスクランブリング構成要素136を実行し得る。さらに、CoMPモードで構成されたUE115は、セルIDと仮想セル識別子とを使用してプリアンブルをデスクランブルするためにおよび/またはそれらのためのトーンマッピングを抽出するために、デスクランブリング構成要素136を実行し得る。さらに、MBSFNモードで構成されたUE115は、セル識別子とMBSFNエリア識別子とを使用してプリアンブルをデスクランブルするためにおよび/またはそれらのためのトーンマッピングを抽出するために、デスクランブリング構成要素136を実行し得る。その結果、ユニキャストモードのために構成された、UE115など、UEは、それがジョイント送信を復号しないので、許可を監視する代わりに、プリアンブルの探索によって電力消費を低減し得る。詳細には、UE115は、セル識別子を用いてスクランブルされたプリアンブルを探索し得、これは、許可を監視することよりも少ない電力を消費する。
[0065]さらに、UE115は、仮想セル識別子またはMBSFN識別子のいずれかを用いてスクランブルされたプリアンブルを探索し、プリアンブルが見つけられた場合、スリープモードをトリガし得る。たとえば、UE115がCoMPモードにあるが、MBSFN識別子をもつプリアンブル132を検出した場合、UE115は、フレームがMBSFN送信に専用であると仮定し得、次のフレームが受信されるまでスリープモードをトリガする。同様に、UE115が、MBSFN送信のみを監視しているが、CoMPモードで構成されず、MBSFN送信のために構成されない仮想セル識別子をもつプリアンブル132を検出した場合、UE115は、次のフレームが受信されるまでスリープモードをトリガし得る。したがって、UE115は、フレームがどんな送信タイプに専用であるかを決定するために、それ自体のプリアンブル132を探索するだけでなく、他の可能な識別子をもつプリアンブルをも探索する。UE115は、ネットワークエンティティ105−bなど、ネットワークエンティティからの1つまたは複数のシステム情報ブロック(SIB)を介して、またはRRC構成メッセージを介して、1つまたは複数の識別子(たとえば、セル識別子、仮想セル識別子、および/またはMBSFN識別子)を受信し得る。その上、ネットワークエンティティ105−bおよびUE115は、フレーム131上で、ユニキャスト送信およびジョイント送信(たとえば、CoMPまたはMBSFN)の間で時分割多重(TDM)動作を実施し得る(たとえば、図2参照)。
[0066]図4Bを参照すると、ネットワークエンティティ105−bは、送信されるべきフレームがジョイント送信に対応するかどうかを識別するためのフレーム識別構成要素140を含み得る。フレーム識別構成要素140は、(たとえば、競合ベース媒体にアクセスすることによって)無認可または共有スペクトル上で送信されるべきフレーム(たとえば、フレーム142)のための送信タイプを識別するためのハードウェアまたは手段を含み得る。フレーム識別構成要素140は決定構成要素141を含み得る。決定構成要素141は、フレーム142がユニキャスト送信144に対応するのかジョイント送信145に対応するのかを決定するためのハードウェアまたは手段を含み得る。一態様では、スクランブリング構成要素146は、ユニキャスト送信144の場合にセル識別子、CoMPなどのジョイント送信145の場合に仮想セル識別子、またはMBSFNなどのジョイント送信145の場合にMBSFN識別子を用いて、プリアンブル143を構成し得る。さらに、フレーム識別構成要素140は、フレーム142がユニキャスト送信144に対応するのかジョイント送信145に対応するのかを決定することに基づいて、競合ベーススペクトル上で、プリアンブル143をもつフレーム142をUE115に送信するように構成されたトランシーバ60を含み得る。その上、フレーム識別構成要素140は、1つまたは複数の識別子を備える1つまたは複数のSIBを、ネットワークエンティティ105−bによってサービスされるUEに送信するように、ネットワークエンティティ105−bを構成し得る。たとえば、ネットワークエンティティ105−bは、ユニキャストモードUEが、受信フレームがどんな送信タイプに対応するかを決定するために、セル識別子をもつプリアンブルと仮想セル識別子をもつプリアンブルの両方を探索するように構成され得るように、ユニキャストモードUEのために仮想セル識別子をシグナリングし得る。
[0067]さらに、限定はしないが、ワイヤレス通信システム400のネットワークエンティティ105−aおよび105−aを含む、本明細書で使用される1つまたは複数のワイヤレスノードは、基地局またはノードB、リレー、ピアツーピアデバイス、認証、許可およびアカウンティング(AAA)サーバ、モバイルスイッチングセンター(MSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)などを含む、ネットワークエンティティなど、任意のタイプのネットワーク構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。さらなる態様では、ワイヤレス通信システム400の1つまたは複数のワイヤレスサービングノードは、限定はしないが、マクロ基地局と比較して比較的小さい送信電力または比較的小さいカバレージエリアを有するフェムトセル、ピコセル、マイクロセル、または他の基地局など、1つまたは複数のスモールセル基地局を含み得る。
[0068]図5を参照すると、図500は、無認可または共有スペクトル上でジョイント送信に関与する1つまたは複数のネットワークエンティティまたはノード(たとえば、ネットワークエンティティ105−aまたはネットワークエンティティ105−b)による例示的なダウンリンク送信を示している。一態様では、図500は、フレームのシーケンスの一部である第1のフレーム、第2のフレーム、第3のフレーム、および第4のフレームが、ネットワークエンティティ(たとえば、図4Aのネットワークエンティティ105−b)からUE(たとえば、図4AのUE115)に無認可または共有スペクトル上で送信されるシナリオを示す。たとえば、UE115は、第1のフレームを受信し、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するために、フレーム識別構成要素130を実行し得る。この例では、第1のフレームはCoMPプリアンブルで識別され、したがって、UE115は、第1のフレームがジョイント送信に対応すると決定する。したがって、ユニキャストモードで動作している、UE115など、UEは、それがジョイント送信データを処理しないので、電力を節約するために、フレームの残りについて(および次のフレームが受信されるまで)スリープモードをトリガし得る。UE115が第2のフレームを受信すると、それはアクティブモードに戻り、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを再び決定し得る。この例では、第2のフレームはユニキャストプリアンブルで識別され、したがって、UE115は、第2のフレームがユニキャスト送信に対応すると決定する。したがって、UE115は、第2のフレーム上で受信された残りのデータを復号することになる。第3および第4のフレームについて、UE115は、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを再び決定することになる。この例では、第3および第4のフレームはMBSFNプリアンブルで識別され、したがって、UE115は、第3および第4のフレームがジョイント送信に対応すると決定する。したがって、UE115は、電力を節約するために、各フレームの残りについて(および次のフレームが受信されるまで)スリープモードをトリガし得る。
[0069]図6を参照すると、本装置および本方法による、フレーム識別構成要素130(図4A)の一態様の、1つまたは複数の動作の一例ならびに/またはアーキテクチャレイアウトおよび構成要素および副構成要素(図4A)の一例が、1つまたは複数の方法と、これらの方法のアクションを実施し得る1つまたは複数の構成要素とに関して説明される。以下で説明される動作は、特定の順序でおよび/または例示的な構成要素によって実施されるものとして提示されるが、アクションの順序およびアクションを実施する構成要素は、実装形態に応じて変更され得ることを理解されたい。また、フレーム識別構成要素130はいくつかの副構成要素を有するものとして示されるが、図示される副構成要素のうちの1つまたは複数は、フレーム識別構成要素130および/または互いとは別個であるが、それらと通信していることがあることを理解されたい。その上、フレーム識別構成要素130および/またはそれの副構成要素に関して説明される以下のアクションまたは構成要素は、特別にプログラムされたプロセッサ、特別にプログラムされたソフトウェアまたはコンピュータ可読媒体を実行するプロセッサによって、あるいは説明されるアクションまたは構成要素を実施するために特別に構成されたハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素の任意の他の組合せによって実施され得ることを理解されたい。
[0070]一態様では、ブロック610において、方法600は、UEにおいて、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信することを含み、ここにおいて、フレームはプリアンブルを含む。一態様では、たとえば、UE115は、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティ(ネットワークエンティティ105−aおよび/または105−b)からフレーム131を受信するために、フレーム識別構成要素130(図4A)および/またはトランシーバ60を実行し得、ここにおいて、フレーム131はプリアンブル132を含む。さらに、プリアンブルは、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)またはセル固有基準信号(CRS)を備え得る。プリアンブルは、物理フレームフォーマットインジケータチャネル(PFFICH)、または現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHをも備え得る。さらなる態様では、処理システム1114(図11)、プロセッサ1104、および/またはメモリ1106は、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレーム131を受信するために、受信構成要素1004を実行し得るか、または受信構成要素1004の機能のうちの少なくともいくつかを実施し得る。
[0071]一態様では、ブロック620において、方法600は、プリアンブルのスクランブリングを識別することを随意に含む。一態様では、たとえば、UE115は、プリアンブル132のスクランブリングを識別するために、フレーム識別構成要素130(図4A)および/またはデスクランブリング構成要素136を実行し得る。たとえば、プリアンブル132は、セル識別子、仮想セル識別子、またはMBSFN識別子など、特定の送信タイプに関連する識別子によってスクランブルされ得る。さらなる態様では、処理システム1114(図11)、プロセッサ1104、および/またはメモリ1106は、プリアンブル132のスクランブリングを識別するために、フレーム識別構成要素1020を実行し得るか、またはフレーム識別構成要素1020の機能のうちの少なくともいくつかを実施し得る。
[0072]一態様では、ブロック630において、方法600は、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することを含む。一態様では、たとえば、UE115は、プリアンブル132に基づいて、フレーム131がユニキャスト送信134に対応するのかジョイント送信135に対応するのかを決定するために、フレーム識別構成要素130(図4A)および/または決定構成要素133を実行し得る。たとえば、フレーム識別構成要素130および/または決定構成要素133は、プリアンブル132のスクランブリングに基づいて、フレーム131がユニキャスト送信134に対応するのかジョイント送信135に対応するのかを決定し得る。一態様では、フレーム識別構成要素130および/または決定構成要素133は、プリアンブル132がセル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、フレーム131がユニキャスト送信134に対応すると決定し得る。したがって、方法600はブロック640に進み得る。その上、フレーム識別構成要素130および/または決定構成要素133は、プリアンブル132が仮想セル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、フレーム131がCoMP送信に関連するジョイント送信135に対応すると決定し得る。したがって、方法600はブロック650に進み得る。同様に、フレーム識別構成要素130および/または決定構成要素133は、プリアンブル132がMBSFN識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、フレーム131がMBSFN送信に関連するジョイント送信135に対応すると決定し得る。この場合も、方法600はブロック650に進み得る。方法600がブロック650に進む事例では、UE115がユニキャストモードで動作していた場合、UE115は、フレーム131の残りについてスリープモードにトリガされ得る。UE115は、次のフレームが受信されるまで、スリープモードのままであり得る。さらに、UE115および/またはフレーム識別構成要素130は、スケジューリングフレームがジョイント送信135に対応することを識別することに応答して、仮想セル識別子とMBSFN識別子とを使用して、PFFICHのトーンマッピングを実施するように構成され得、ここで、ノードにわたるジョイントPFFICH送信は、さらに、ジョイント送信に参加しているノードにわたって同じPFFICHコンテンツを送信することを暗示する。さらなる態様では、処理システム1114(図11)、プロセッサ1104、および/またはメモリ1106は、プリアンブル132に基づいて、フレーム131がユニキャスト送信134に対応するのかジョイント送信135に対応するのかを決定するために、フレーム識別構成要素1020を実行し得るか、またはフレーム識別構成要素1020の機能のうちの少なくともいくつかを実施し得る。
[0073]図7を参照すると、本装置および本方法による、フレーム識別構成要素140(図4B)の一態様の、1つまたは複数の動作の一例ならびに/またはアーキテクチャレイアウトおよび構成要素および副構成要素(図4B)の一例が、1つまたは複数の方法と、これらの方法のアクションを実施し得る1つまたは複数の構成要素とに関して説明される。以下で説明される動作は、特定の順序でおよび/または例示的な構成要素によって実施されるものとして提示されるが、アクションの順序およびアクションを実施する構成要素は、実装形態に応じて変更され得ることを理解されたい。また、フレーム識別構成要素140はいくつかの副構成要素を有するものとして示されるが、図示される副構成要素のうちの1つまたは複数は、フレーム識別構成要素140および/または互いとは別個であるが、それらと通信していることがあることを理解されたい。その上、フレーム識別構成要素140および/またはそれの副構成要素に関して説明される以下のアクションまたは構成要素は、特別にプログラムされたプロセッサ、特別にプログラムされたソフトウェアまたはコンピュータ可読媒体を実行するプロセッサによって、あるいは説明されるアクションまたは構成要素を実施するために特別に構成されたハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素の任意の他の組合せによって実施され得ることを理解されたい。
[0074]一態様では、ブロック710において、方法700は、ネットワークエンティティにおいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することを含む。一態様では、たとえば、ネットワークエンティティ105−bは、フレーム142がユニキャスト送信144に対応するのかジョイント送信145に対応するのかを決定するために、フレーム識別構成要素140(図4B)および/または決定構成要素141を実行し得る。たとえば、フレーム142がジョイント送信145に対応する場合、それはCoMPまたはMBSFN送信に対応し得る。さらなる態様では、処理システム914(図9)、プロセッサ904、および/またはメモリ906は、フレーム142がユニキャスト送信144に対応するのかジョイント送信145に対応するのかを決定するために、フレーム識別構成要素820を実行し得るか、またはフレーム識別構成要素820の機能のうちの少なくともいくつかを実施し得る。
[0075]一態様では、ブロック720において、方法700は、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づいて、フレームのプリアンブルを構成することを随意に含む。一態様では、たとえば、ネットワークエンティティ105−bは、フレーム142がユニキャスト送信144に対応するのかジョイント送信145に対応するのかを決定することに基づいて、フレーム142のプリアンブル143を構成するために、フレーム識別構成要素140(図4B)および/または決定構成要素141を実行し得る。たとえば、フレーム識別構成要素140および/または決定構成要素141は、フレーム142がユニキャスト送信144に対応することが決定された場合、セル識別子を用いてプリアンブル143を構成し得る。その上、フレーム識別構成要素140および/または決定構成要素141は、フレーム142がCoMPなどのジョイント送信145に対応することが決定された場合、仮想セル識別子を用いてプリアンブル143を構成し得る。同様に、フレーム識別構成要素140および/または決定構成要素141は、フレーム142がMBSFNなどのジョイント送信145に対応することが決定された場合、MBSFN識別子を用いてプリアンブル143を構成し得る。さらなる態様では、処理システム914(図9)、プロセッサ904、および/またはメモリ906は、フレーム142がユニキャスト送信144に対応するのかジョイント送信145に対応するのかを決定することに基づいてフレーム142のプリアンブル143を構成するために、フレーム識別構成要素820を実行し得るか、またはフレーム識別構成要素820の機能のうちの少なくともいくつかを実施し得る。
[0076]一態様では、ブロック730において、方法700は、競合ベース媒体上で、プリアンブルをもつフレームをUEに送信することを含み、プリアンブルは、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づく。一態様では、たとえば、ネットワークエンティティ105−bは、競合ベース媒体上で、プリアンブル143をもつフレーム142をUE(たとえば、UE115)に送信するために、フレーム識別構成要素140(図4B)および/またはトランシーバ61を実行し得、プリアンブル143は、フレーム142がユニキャスト送信144に対応するのかジョイント送信145に対応するのかを決定することに基づく。さらなる態様では、処理システム914(図9)、プロセッサ904、および/またはメモリ906は、競合ベース媒体上で、プリアンブル143をもつフレーム142をUE(たとえば、UE115)に送信するために、送信構成要素812を実行し得るか、または送信構成要素812の機能のうちの少なくともいくつかを実施し得る
[0077]図8は、フレーム識別構成要素140と同じまたは同様であり得るフレーム識別構成要素820を含む、例示的な装置802中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図800である。装置802は、図1および図4Bの基地局105を含み得る基地局であり得る。装置802は、一態様では、ネットワークエンティティにおいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するフレーム識別構成要素820を含む。装置802は、競合ベース媒体上で、プリアンブルをもつフレームをUE115などのUEに送信する送信構成要素812をさらに含み、プリアンブルは、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づく。さらに、装置802は、1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つから1つまたは複数の信号を受信する受信構成要素804を含む。
[0078]本装置は、図8の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実施する追加の構成要素を含み得る。したがって、図8の上述のフローチャート中の各ブロックは、1つの構成要素によって実施され得、本装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実施するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0079]図9は、フレーム識別構成要素140(図4B)と同じまたは同様であり得るフレーム識別構成要素820(図8)を含む、処理システム914を採用する装置802’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図900である。処理システム914は、バス924によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス924は、処理システム914の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス924は、(1つまたは複数の)プロセッサ375(図3)および/または21(図4B)と同じまたは同様であり得るプロセッサ904によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素804、812、および820と、メモリ376(図3)および/または45(図4B)と同じまたは同様であり得るコンピュータ可読媒体/メモリ906とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス924はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。
[0080]処理システム914はトランシーバ910に結合され得る。トランシーバ910は1つまたは複数のアンテナ920に結合される。トランシーバ910は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ910は、1つまたは複数のアンテナ920から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム914、特に受信構成要素804に与える。さらに、トランシーバ910は、処理システム914、特に送信構成要素812から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ920に適用されるべき信号を生成する。処理システム914は、コンピュータ可読媒体/メモリ906に結合されたプロセッサ904を含む。プロセッサ904は、コンピュータ可読媒体/メモリ906に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ904によって実行されたとき、処理システム914に、特定の装置のための上記で説明された様々な機能を実施させる。コンピュータ可読媒体/メモリ906はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ904によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システム914は、構成要素804、812、および820のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ904中で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ906中に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素であるか、プロセッサ904に結合された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0081]一構成では、ワイヤレス通信のための装置902/802’は、無認可スペクトルにおけるジョイント送信を識別するための手段を含む。本装置は、ネットワークエンティティにおいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するための手段を含む。さらに、別の構成では、ワイヤレス通信のための装置902/802’は、競合ベース媒体上で、プリアンブルをもつフレームをUEに送信するための手段を含み、プリアンブルは、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することに基づく。
[0082]上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実施するように構成された、装置902、および/または装置802’の処理システム914の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明されたように、処理システム914は、TXプロセッサ316と、RXプロセッサ370と、コントローラ/プロセッサ375とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実施するように構成された、TXプロセッサ316と、RXプロセッサ370と、コントローラ/プロセッサ375とであり得る。
[0083]図10は、フレーム識別構成要素130と同じまたは同様であり得るフレーム識別構成要素1020を含む、例示的な装置1002中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1000である。装置1002は、図1および図4AのUE115を含み得るUEであり得る。装置1002は、一態様では、UEにおいて、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信する受信構成要素1004を含み、ここにおいて、フレームはプリアンブルを含む。装置1002は、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するフレーム識別構成要素1020を含む。一態様では、装置1002は、1つまたは複数の信号を1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つに送信する送信構成要素1012をさらに含む。
[0084]本装置は、図10の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実施する追加の構成要素を含み得る。したがって、図10の上述のフローチャート中の各ブロックは、1つの構成要素によって実施され得、本装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実施するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0085]図11は、フレーム識別構成要素130(図4A)と同じまたは同様であり得るフレーム識別構成要素1020(図10)を含む、処理システム1114を採用する装置1002’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1100である。処理システム1114は、バス1124によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1124は、処理システム1114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1124は、(1つまたは複数の)プロセッサ20(図4A)と同じまたは同様であり得るプロセッサ1104によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素1004、1010、および1012と、メモリ44(図4A)と同じまたは同様であり得るコンピュータ可読媒体/メモリ1106とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1124はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。
[0086]処理システム1114はトランシーバ1110に結合され得る。トランシーバ1110は1つまたは複数のアンテナ1120に結合される。トランシーバ1110は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1110は、1つまたは複数のアンテナ1120から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1114、特に受信構成要素1004に与える。さらに、トランシーバ1110は、処理システム1114、特に送信構成要素1112から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1120に適用されるべき信号を生成する。処理システム1114は、コンピュータ可読媒体/メモリ1106に結合されたプロセッサ1104を含む。プロセッサ1104は、コンピュータ可読媒体/メモリ1106に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1104によって実行されたとき、処理システム1114に、特定の装置のための上記で説明された様々な機能を実施させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システム1114は、構成要素1004、1010、および1012のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ1104中で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1106中に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素であるか、プロセッサ1104に結合された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0087]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1102/1002’は、UEにおいて、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信するための手段を含み、ここにおいて、フレームはプリアンブルを含む。本装置は、プリアンブルに基づいて、フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するための手段を含む。
[0088]上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実施するように構成された、装置1102、および/または装置1002’の処理システム1114の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明されたように、処理システム1114は、TXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実施するように構成された、TXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とであり得る。
[0089]開示されるプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0090]いくつかの態様では、装置または装置の構成要素は、本明細書で教示される機能を与えるように構成され得る(またはそのように動作可能であるかまたは適応され得る)。これは、たとえば、その機能を与えるように装置または構成要素を製造する(たとえば、作製する)ことによって、その機能を与えるように装置もしくは構成要素をプログラムすることによって、または何らかの他の好適な実装技法の使用によって、達成され得る。一例として、集積回路は、必須の機能を与えるために作製され得る。別の例として、集積回路は、必須の機能をサポートするために作製され、次いで、必須の機能を与えるように(たとえば、プログラミングによって)構成され得る。また別の例として、プロセッサ回路は、必須の機能を与えるためのコードを実行し得る。
[0091]本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つまたはそれ以上の要素またはある要素の複数の事例を区別する便利な方法として使用され得る。したがって、第1の要素および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段に記載されていない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を備え得る。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」または「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」または「A、B、およびCからなるグループのうちの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはCあるいはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。たとえば、この用語は、A、またはB、またはC、またはAおよびB、またはAおよびC、またはAおよびBおよびC、または2A、または2B、または2Cなどを含み得る。
[0092]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は諒解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0093]さらに、本明細書で開示される態様に関して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能に関して上記で説明された。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
[0094]本明細書で開示される態様に関して説明された方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。
[0095]したがって、本開示の態様は、無認可スペクトルにおける送信に対する動的な帯域幅管理のための方法を具現化するコンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって、本開示は図示の例に限定されない。
[0096]上記の開示は、例示的な態様を示すが、様々な変更および修正が、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の範囲から逸脱することなく本明細書において作成可能であることに留意されたい。本明細書で説明された本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実施されなくてもよい。さらに、いくつかの態様は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信することと、ここにおいて、前記フレームがプリアンブルを含む、
前記プリアンブルに基づいて、前記フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することと
を備える、通信の方法。
[C2]
前記プリアンブルのスクランブリングを識別することをさらに備え、ここにおいて、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定することは、前記プリアンブルの前記スクランブリングに基づく、C1に記載の方法。
[C3]
前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定することは、前記プリアンブルがセル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応すると決定することを備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定することは、前記プリアンブルが仮想セル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームが多地点協調(CoMP)送信に関連するジョイント送信に対応すると決定することを備える、C2に記載の方法。
[C5]
前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定することは、前記プリアンブルがマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームがMBSFN送信に関連するジョイント送信に対応すると決定することを備える、C2に記載の方法。
[C6]
セル識別子、仮想セル識別子およびマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子のうちの少なくとも1つまたは複数に基づいて、前記プリアンブルのトーンロケーションを識別することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C7]
前記フレームが前記ジョイント送信に対応すると決定することと、前記UEがユニキャストモードにあることとに応答して、前記フレームの残りについて、前記UEをスリープモードにトリガすることをさらに備え、ここにおいて、前記UEは、次のフレームが受信されるまで、前記スリープモードのままである、C1に記載の方法。
[C8]
前記プリアンブルが、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)またはセル固有基準信号(CRS)を備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記プリアンブルが、物理フレームフォーマットインジケータチャネル(PFFICH)、または現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHをさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
スケジューリングフレームが前記ジョイント送信に対応することを識別することに応答して、仮想セル識別子とマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子とを使用して、前記PFFICHまたは前記現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHのトーンマッピングを実施することをさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記ジョイント送信に参加している前記1つまたは複数のネットワークエンティティにわたって、前記PFFICHまたは前記現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHの前記ジョイント送信を実施することをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記競合ベース媒体が、無認可または共有スペクトルに関連する、C1に記載の方法。
[C13]
命令を記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに通信可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサは、
ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信すること、ここにおいて、前記フレームがプリアンブルを含む、
前記プリアンブルに基づいて、前記フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定すること
を行うために前記命令を実行するように構成された、ワイヤレス通信のための装置。
[C14]
前記1つまたは複数のプロセッサが、前記プリアンブルのスクランブリングを識別するようにさらに構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記プリアンブルの前記スクランブリングに基づいて、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するように構成された、C13に記載の装置。
[C15]
前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するように構成された前記1つまたは複数のプロセッサは、前記プリアンブルがセル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応すると決定するようにさらに構成された、C14に記載の装置。
[C16]
前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するように構成された前記1つまたは複数のプロセッサは、前記プリアンブルが仮想セル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームが多地点協調(CoMP)送信に関連するジョイント送信に対応すると決定するようにさらに構成された、C14に記載の装置。
[C17]
前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するように構成された前記1つまたは複数のプロセッサは、前記プリアンブルがマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームがMBSFN送信に関連するジョイント送信に対応すると決定するようにさらに構成された、C14に記載の装置。
[C18]
前記1つまたは複数のプロセッサが、セル識別子、仮想セル識別子およびマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子のうちの少なくとも1つまたは複数に基づいて、前記プリアンブルのトーンロケーションを識別するようにさらに構成された、C14に記載の装置。
[C19]
前記1つまたは複数のプロセッサは、前記フレームが前記ジョイント送信に対応すると決定することと、前記UEがユニキャストモードにあることとに応答して、前記フレームの残りについて、前記UEをスリープモードにトリガするようにさらに構成され、ここにおいて、前記UEは、次のフレームが受信されるまで、前記スリープモードのままである、C13に記載の装置。
[C20]
前記プリアンブルが、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)またはセル固有基準信号(CRS)を備える、C13に記載の装置。
[C21]
前記プリアンブルが、物理フレームフォーマットインジケータチャネル(PFFICH)、または現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHをさらに備える、C20に記載の装置。
[C22]
前記1つまたは複数のプロセッサは、スケジューリングフレームが前記ジョイント送信に対応することを識別することに応答して、仮想セル識別子とマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子とを使用して、前記PFFICHまたは前記現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHのトーンマッピングを実施するようにさらに構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサが、前記ジョイント送信に参加している前記1つまたは複数のネットワークエンティティにわたって、前記PFFICHまたは前記現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHの前記ジョイント送信を実施するようにさらに構成された、C21に記載の装置。
[C23]
トランシーバをさらに備え、ここにおいて、前記UEにおいて、前記競合ベース媒体上で前記1つまたは複数のネットワークエンティティから前記フレームを前記受信、C13に記載の装置。
[C24]
前記競合ベース媒体が、無認可または共有スペクトルに関連する、C13に記載の装置。
[C25]
ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信するための手段と、ここにおいて、前記フレームがプリアンブルを含む、
前記プリアンブルに基づいて、前記フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するための手段と
を備える、通信のための装置。
[C26]
前記プリアンブルのスクランブリングを識別するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するための前記手段は、前記プリアンブルの前記スクランブリングに基づく、C25に記載の装置。
[C27]
前記フレームが前記ジョイント送信に対応すると決定することと、前記UEがユニキャストモードにあることとに応答して、前記フレームの残りについて、前記UEをスリープモードにトリガするための手段をさらに備え、ここにおいて、前記UEは、次のフレームが受信されるまで、前記スリープモードのままである、C25に記載の装置。
[C28]
ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信するためのコードと、ここにおいて、前記フレームがプリアンブルを含む、
前記プリアンブルに基づいて、前記フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するためのコードと
を備える、通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体。
[C29]
前記プリアンブルのスクランブリングを識別するためのコードをさらに備え、ここにおいて、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するための前記コードは、前記プリアンブルの前記スクランブリングに基づく、C28に記載のコンピュータ可読媒体。
[C30]
前記フレームが前記ジョイント送信に対応すると決定することと、前記UEがユニキャストモードにあることとに応答して、前記フレームの残りについて、前記UEをスリープモードにトリガするためのコードをさらに備え、ここにおいて、前記UEは、次のフレームが受信されるまで、前記スリープモードのままである、C28に記載のコンピュータ可読媒体。

Claims (26)

  1. ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信することと、ここにおいて、前記フレームがプリアンブルを含む、
    前記プリアンブルに基づいて、前記フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することと
    前記フレームが前記ジョイント送信に対応すると決定することと、前記UEがユニキャストモードにあることとに応答して、前記フレームの残りについて、前記UEをスリープモードにトリガすることと、ここにおいて、前記UEは、次のフレームが受信されるまで、前記スリープモードのままである、
    を備える、通信の方法。
  2. 前記プリアンブルのスクランブリングを識別することをさらに備え、ここにおいて、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定することは、前記プリアンブルの前記スクランブリングに基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定することは、前記プリアンブルがセル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応すると決定することを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定することは、前記プリアンブルが仮想セル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームが多地点協調(CoMP)送信に関連するジョイント送信に対応すると決定することを備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定することは、前記プリアンブルがマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームがMBSFN送信に関連するジョイント送信に対応すると決定することを備える、請求項2に記載の方法。
  6. セル識別子、仮想セル識別子およびマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子のうちの少なくとも1つまたは複数に基づいて、前記プリアンブルのトーンロケーションを識別することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  7. 前記プリアンブルが、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)またはセル固有基準信号(CRS)を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記プリアンブルが、物理フレームフォーマットインジケータチャネル(PFFICH)、または現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHをさらに備える、請求項に記載の方法。
  9. スケジューリングフレームが前記ジョイント送信に対応することを識別することに応答して、仮想セル識別子とマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子とを使用して、前記PFFICHまたは前記現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHのトーンマッピングを実施することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  10. 前記ジョイント送信に参加している前記1つまたは複数のネットワークエンティティにわたって、前記PFFICHまたは前記現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHの前記ジョイント送信を実施することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  11. 前記競合ベース媒体が、無認可または共有スペクトルに関連する、請求項1に記載の方法。
  12. 命令を記憶するように構成されたメモリと、
    前記メモリに通信可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信すること、ここにおいて、前記フレームがプリアンブルを含む、
    前記プリアンブルに基づいて、前記フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定することと、
    前記フレームが前記ジョイント送信に対応すると決定することと、前記UEがユニキャストモードにあることとに応答して、前記フレームの残りについて、前記UEをスリープモードにトリガすることと、ここにおいて、前記UEは、次のフレームが受信されるまで、前記スリープモードのままである、
    を行うために前記命令を実行するように構成された、ワイヤレス通信のための装置。
  13. 前記1つまたは複数のプロセッサが、前記プリアンブルのスクランブリングを識別するようにさらに構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記プリアンブルの前記スクランブリングに基づいて、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するように構成された、請求項12に記載の装置。
  14. 前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するように構成された前記1つまたは複数のプロセッサは、前記プリアンブルがセル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応すると決定するようにさらに構成された、請求項13に記載の装置。
  15. 前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するように構成された前記1つまたは複数のプロセッサは、前記プリアンブルが仮想セル識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームが多地点協調(CoMP)送信に関連するジョイント送信に対応すると決定するようにさらに構成された、請求項13に記載の装置。
  16. 前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するように構成された前記1つまたは複数のプロセッサは、前記プリアンブルがマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子によってスクランブルされたことを識別することに応答して、前記フレームがMBSFN送信に関連するジョイント送信に対応すると決定するようにさらに構成された、請求項13に記載の装置。
  17. 前記1つまたは複数のプロセッサが、セル識別子、仮想セル識別子およびマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子のうちの少なくとも1つまたは複数に基づいて、前記プリアンブルのトーンロケーションを識別するようにさらに構成された、請求項13に記載の装置。
  18. 前記プリアンブルが、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)またはセル固有基準信号(CRS)を備える、請求項12に記載の装置。
  19. 前記プリアンブルが、物理フレームフォーマットインジケータチャネル(PFFICH)、または現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHをさらに備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記1つまたは複数のプロセッサは、スケジューリングフレームが前記ジョイント送信に対応することを識別することに応答して、仮想セル識別子とマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子とを使用して、前記PFFICHまたは前記現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHのトーンマッピングを実施するようにさらに構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサが、前記ジョイント送信に参加している前記1つまたは複数のネットワークエンティティにわたって、前記PFFICHまたは前記現在のフレームフォーマットを示す共通PDCCHの前記ジョイント送信を実施するようにさらに構成された、請求項19に記載の装置。
  21. トランシーバをさらに備え、ここにおいて、前記UEにおいて、前記競合ベース媒体上で前記1つまたは複数のネットワークエンティティから前記フレームを前記受信、請求項12に記載の装置。
  22. 前記競合ベース媒体が、無認可または共有スペクトルに関連する、請求項12に記載の装置。
  23. ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信するための手段と、ここにおいて、前記フレームがプリアンブルを含む、
    前記プリアンブルに基づいて、前記フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するための手段と
    前記フレームが前記ジョイント送信に対応すると決定することと、前記UEがユニキャストモードにあることとに応答して、前記フレームの残りについて、前記UEをスリープモードにトリガするための手段と、ここにおいて、前記UEは、次のフレームが受信されるまで、前記スリープモードのままである、
    を備える、通信のための装置。
  24. 前記プリアンブルのスクランブリングを識別するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するための前記手段は、前記プリアンブルの前記スクランブリングに基づく、請求項23に記載の装置。
  25. ユーザ機器(UE)において、競合ベース媒体上で1つまたは複数のネットワークエンティティからフレームを受信するためのコードと、ここにおいて、前記フレームがプリアンブルを含む、
    前記プリアンブルに基づいて、前記フレームがユニキャスト送信に対応するのかジョイント送信に対応するのかを決定するためのコードと
    前記フレームが前記ジョイント送信に対応すると決定することと、前記UEがユニキャストモードにあることとに応答して、前記フレームの残りについて、前記UEをスリープモードにトリガするためのコードと、ここにおいて、前記UEは、次のフレームが受信されるまで、前記スリープモードのままである、
    を備える、通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
  26. 前記プリアンブルのスクランブリングを識別するためのコードをさらに備え、ここにおいて、前記フレームが前記ユニキャスト送信に対応するのか前記ジョイント送信に対応するのかを決定するための前記コードは、前記プリアンブルの前記スクランブリングに基づく、請求項25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
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