JP6522632B2 - Pdsch干渉消去を向上させるためのジョイントpdcch/pdschスケジューリング技法 - Google Patents

Pdsch干渉消去を向上させるためのジョイントpdcch/pdschスケジューリング技法 Download PDF

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関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年10月7日に出願された「JOINT PDCCH/PDSCH SCHEDULING TECHNIQUES TO ENHANCE PDSCH INTERFERENCE CANCELLATION」と題する米国仮出願第61/887,917号、および2014年10月6日に出願された「JOINT PDCCH/PDSCH SCHEDULING TECHNIQUES TO ENHANCE PDSCH INTERFERENCE CANCELLATION」と題する米国非仮出願第14/507,791号の利益を主張する。
[0002] 本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、PDSCH干渉消去を向上させるためのジョイントPDCCH/PDSCHスケジューリング技法に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004] これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、また、ダウンリンク(DL)上でOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上でSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005] 本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置は、第1の送信ポイントによってサービスされているユーザ機器(UE)のための第1のダウンリンク(DL)制御チャネルを構成することと、構成が、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEによる第1のDL制御チャネルの復号を可能にする、第1のDL制御チャネルを送信することとを行う。
ネットワークアーキテクチャの一例を示す図である。 アクセスネットワークの一例を示す図である。 LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図である。 LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図である。 ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。 アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図である。 異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図である。 通信ネットワークを示す図である。 PDSCHスケジュール拡張を示す図である。 ジョイントPDCCH/PDSCHスケジューリング拡張を示す図である。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 例示的な装置における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図である。 処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。 例示的な装置における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図である。 処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。
[0022] 添付の図面に関して以下に記載する発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形式で示される。
[0023] 次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法を、以下の発明を実施するための形態において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
[0024] 例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を行うように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0025] 従って、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定でなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0026] 図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続できるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0027] E−UTRANは発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(例えば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106は、基地局、ノードB、アクセスポイント、送信ポイント、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)フォン、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0028] eNB106はEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast Multicast Service)ゲートウェイ124と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC:Broadcast Multicast Service Center)126と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含み得る。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。全てのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振り並びに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、PLMN内のMBMSベアラサービスを許可し、開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールし、配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:Multicast Broadcast Single Frequency Network)エリアに属するeNB(例えば、106、108)にMBMSトラフィックを配信するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報を収集することとを担当し得る。
[0029] 図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200がいくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(例えば、ホームeNB(HeNB:home eNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)であり得る。マクロeNB204は各々該当するセル202に割り当てられ、セル202中の全てのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例では集中コントローラがないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、全ての無線関係機能を担当する。eNBは、1つまたは複数の(例えば、3つの)セル(セクタとも呼ばれる)をサポートし得る。「セル」という用語は、eNBの最小カバレージエリアを指すことができ、および/またはeNBサブシステムサービングは特定のカバレージエリアである。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。
[0030] アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念はLTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを採用する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、並びに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存することになる。
[0031] eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、各空間的にプリコーディングされたデータストリームのソースを識別することが可能になる。
[0032] 空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0033] 以下の詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様が、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関して説明される。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(例えば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0034] 図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックが、周波数領域において12個の連続するサブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中にノーマルサイクリックプレフィックスがある場合、時間領域において7個の連続するOFDMシンボルを含んでおり、リソース要素は合計84個になる。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、時間領域において6個の連続するOFDMシンボルを含んでおり、リソース要素は合計72個になる。R302、304として示されるリソース要素のうちのいくつかはDL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)がマッピングされるリソースブロック上でのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。従って、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0035] 図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれない全てのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続サブキャリアの全てを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0036] UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bを割り当てられ得る。UEは、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bをも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical UL control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical UL shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0037] 初期システムアクセスを行い、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送できない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
[0038] 図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤは本明細書で物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0039] ユーザプレーンでは、L2レイヤ508が、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(例えば、IPレイヤ)と、接続の他端(例えば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含めてL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0040] PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(例えば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
[0041] 制御プレーンで、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(例えば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0042] 図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0043] 送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(例えば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。コーディングされ変調されたシンボルは、次いで並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(例えば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルが生成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、並びに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のために該当する空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0044] UE650において、各受信機654RXは、それの該当するアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656はL1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を行い得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0045] コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連付けられ得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659が、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(deciphering)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上の全てのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0046] ULでは、データソース667が、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上の全てのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、eNB610へのシグナリングとを担当する。
[0047] eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは送信のために該当する空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0048] UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それの該当するアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0049] コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連付けられ得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、制御/プロセッサ675が、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0050] 図7は、異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図700である。RRH710bなどのより低い電力クラスのeNBは、RRH710bとマクロeNB710aとの間の拡張セル間干渉協調と、UE720によって行われる干渉消去とを通して、セルラー領域702から拡大された範囲拡大セルラー領域703を有し得る。拡張セル間干渉協調において、RRH710bは、マクロeNB710aからUE720の干渉状態に関する情報を受信する。この情報により、RRH710bは、範囲拡大セルラー領域703中のUE720をサービスし、UE720が範囲拡大セルラー領域703に入るとき、マクロeNB710aからのUE720のハンドオフを受け入れることが可能になる。
[0051] (サービングeNBとも呼ばれる)サービングセルによって現在サービスされているUEは、(干渉セルまたは干渉eNBとも呼ばれる)ネイバーセルのダウンリンク制御チャネル(例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel))を復号するように構成され得る。例えば、UEは、ダウンリンク許可を決定するためにPDCCHを復号し得る。UEによるネイバーセルのPDCCHの復号はUEにとって有益であり得る。例えば、UEはネイバーセルのPDSCH干渉特性(例えば、リソースボック(RB)割振り、変調フォーマット、空間方式など)を決定し得る。UEは、様々な種類のPDSCH干渉抑圧(例えば、コードワードレベルPDSCH干渉消去(PDSCH−IC:PDSCH interference cancellation)、シンボルレベルPDSCH−ICなど)を行うために、ネイバーセルのPDCCHを復号またはブラインド検出することが必要であり得る。
[0052] ネイバーセルによって使用される無線ネットワーク一時識別子(RNTI:radio network temporary identifier)はUEに知られていないので、UEによるネイバーセルのPDCCHのブラインド復号は複雑である。ネットワーク(例えば、UEのサービングセル)がUEの干渉抑圧を支援するために追加情報(例えば、ネットワーク支援)を与える場合、そのようなブラインド復号は回避され得る。ネイバーセルによって使用されるRNTIはUEに知られていないので、ネイバーセルに関連付けられたRNTIの探索空間(候補の数)もUEに知られていない。従って、そのような追加情報がない場合、ネイバーセルのPDCCHを復号することを試みるUEによって全ての制御チャネル要素(CCE:control channel element)が考慮されるべきである。全てのCCEの評価は、(多数の可能で必要なブラインド復号による)複雑さと、潜在的に不都合なフォールスアラーム確率(FAP:false alarm probability)と、誤検出確率(MDP:misdetection probability)とを増加させる。
[0053] 図8は、通信ネットワークを示す図800である。通信ネットワークは、サービング送信ポイント802と、干渉送信ポイント804と、UE806とを含む。一態様では、サービング送信ポイント802が、UE806をサービスするセルであり得、干渉送信ポイント804は、(図8に示されていない)別のUEをサービスする干渉セルであり得る。そのような態様では、図8に示されているように、UE806が、サービング送信ポイント802からのDL信号808と、干渉送信ポイント804からの干渉DL信号810とを受信する。
[0054] 図8の構成では、DL信号808におけるRB割振り812中に含まれるUE806のためのPDSCHが、干渉送信ポイント804からの干渉DL信号810におけるRB割振り(例えば、RB割振り816および818)中に含まれる(1つまたは複数の)PDSCHによって干渉される。従って、PDSCHリソースの整合がない場合、複数の独立したPDSCHとの衝突があり得る。例えば、RB割振り812はPDCCH814中のダウンリンク許可から決定され得、RB割振り816および818はPDCCH820中のダウンリンク許可から決定され得る。
[0055] 一態様では、カテゴリー、すなわち、PDSCHスケジューリング拡張またはジョイントPDCCH/PDSCHスケジューリング拡張のいずれか一方に属するスケジューリング拡張が行われ得る。一態様では、そのようなスケジューリング拡張が、PDCCHスケジューリング閉ループに影響を及ぼすことも及ぼさないこともある。
[0056] 図9は、PDSCHスケジューリング拡張を示す図900である。図9は、ある送信ポイント(例えば、サービング送信ポイント)からのPDSCH902および904と、別の送信ポイント(例えば、干渉送信ポイント)からのPDSCH906および908とを含む。図9に示されているように、サービング送信ポイントからのPDSCH902は干渉送信ポイントからのPDSCH906と整合され、サービング送信ポイントからのPDSCH904は干渉送信ポイントからのPDSCH908と整合される。代替的に述べると、干渉送信ポイントからのPDSCH(例えば、PDSCH906)のために割り振られたリソースは、サービング送信ポイントからのPDSCH(例えば、PDSCH902)のために割り振られたリソースと同じであるように構成され、干渉送信ポイントからのPDSCH908のために割り振られたリソースは、サービング送信ポイントからのPDSCH904のために割り振られたリソースと同じであるように構成される。一態様では、そのような整合が、衝突し得る異なるPDSCHの数を最小限に抑える。例えば、1つのPDSCHのみが、UEに宛てられたPDSCHと衝突(例えば、干渉)する場合、1つのPDCCH許可のみが、ネイバーPDDCH復号を行うためにUEによって復号される必要がある。それと比較して、図8中の構成を参照すると、UE806に宛てられたPDSCH812は、いくつかの空のRBに加えて、2つの別個のPDSCH(例えば、PDSCH816および818)によって干渉され、これは、抑圧を行うために複数回の復号を必要とし、さらに、リソースブロックにわたって異なる信号品質を生じ得るので、問題になる。
[0057] 図10は、ジョイントPDCCH/PDSCHスケジューリング拡張を示す図1000である。図10は、サービング送信ポイント(例えば、サービングセル)からのPDSCH1002と、干渉送信ポイント(例えば、干渉セル)からのPDSCH1004および1006とを含む。図10の構成では、PDSCH1002がUEに宛てられ、干渉送信ポイントは、(全体的にまたは部分的に)衝突するPDSCH(例えば、PDSCH1004)を送信する。他のPDSCHが送信され得るが(例えば、PDSCH1006)、UEは、それらの追加の干渉信号のリソースと特性とを知ることに関心があることもないこともある。
[0058] ネイバーPDCCH復号では、UEが、干渉送信ポイントのPDCCHを復号することを試みる。PDSCH1004に対応するダウンリンク許可が正常に復号された場合、UEはPDSCH1002に対する干渉PDSCH1004の影響を抑圧し得るので、PDCCHのそのような復号は有益である。例えば、UEは、RB割振り、空間方式、プリコーディング行列インジケータ(PMI:pre-coding matrix indicator)、コードレートおよび冗長バージョンなどを含むパラメータを決定し得る。さもなければ、UEは、そのようなパラメータの1つまたは複数をブラインドで推定しなければならないことがある。
[0059] 一態様で、スケジューラは、ネイバー送信ポイントからの干渉を経験するUEが、干渉PDSCHに対応するPDCCHを正常に復号できる確率を最大にする。一態様で、干渉PDSCHに対応するPDCCHは、増加した電力(例えば、増加したトラフィック対パイロット比(TPR:traffic to pilot ratio))を用いて送信される。例えば、電力のそのような増加は、PDCCHブラインド復号性能を向上させ得る。別の態様で、干渉PDSCHに対応するPDCCHは大きいアグリゲーションレベルを用いて送信される。大きいアグリゲーションレベルはより低いコードレート(例えば、さらなるロバストネス)を暗示する。概して、TPRおよびアグリゲーションレベルは、干渉送信ポイントから考慮されたUEまでの無線状態(例えば、経路損失、RSRPなど)に関する何らかの情報(利用可能な場合)に基づいて選択され得る。
[0060] 一態様では、RNTI協調が実装され得る。RNTI協調で、干渉送信ポイントは、選択されたUEのRNTIが、それのPDCCHが被干渉UEの同じ探索空間上で送信され得ることを暗示するように、衝突するPDSCHリソース上にスケジュールすべきUEを選定する。従って、被干渉UEは、CCE空間全体を探索する必要はなく、被干渉UEがそれのDL許可と主要な(1つまたは複数の)干渉物の(1つまたは複数の)DL許可の両方をそこで見つけることになる、それ自体の探索空間のみを探索する必要がある。この手法は複雑さとFAPとを大幅に低減し得る。一態様では、送信ポイントが、2つのPDCCH間の衝突を回避するように協調し得る。サービング送信ポイントは、PDCCH許可の送信のために干渉送信ポイントによって使用されるCCE上で他のPDCCHを送信することを控え得る。
[0061] 一態様では、アグリゲーションレベル協調が実装され得る。アグリゲーションレベル協調では、干渉送信ポイント(例えば、干渉セル)が、サービング送信ポイント(例えば、サービングセル)によってサービスされているUEへの第2のPDCCHの送信のためにサービング送信ポイントによって使用されるアグリゲーションレベルに等しいかまたはそれよりも大きい、第1のPDCCHの送信のためのアグリゲーションレベルを選定する。例えば、サービング送信ポイントによってサービスされているUEは、最初にそれ自体のDL許可を復号し、アグリゲーションレベルを決定し、決定されたアグリゲーションレベルを仮定して全てのCCEにわたって探索する。この手法は複雑さとFAPとを大幅に低減し得る。
[0062] 一態様で、ネットワークは、本明細書で説明する(例えば、PDSCH/PDCCHがペアリングするための)技法のうちの1つまたは複数を選択的に適用し得る。一態様で、ネットワークは、ネットワーク中のどのUEが、ネイバーPDCCHを復号する能力を有するかを知っており、そのような能力をもつUEに宛てられたPDSCHにのみ上記のアイデアのいずれかを適用する。別の態様で、ネイバーPDCCHを復号するUEの能力が不明である場合、ネットワークは、2つまたはそれ以上の送信されたPDSCH間に強い干渉状態が発生するたびに、本明細書で説明する技法のうちの1つまたは複数を適用する。一態様で、適用可能性はアクティブUEの数を条件とし得る。例えば、所与の時間において、ごく少数のUEがアクティブである場合、(UEを選定するための自由度の欠如のために)システム性能劣化が発生し得る。様々な態様は、2つの送信ポイントが地理的に異なり得るシナリオ、またはそれらが地理的にコロケートされ(すなわち、同じロケーションにあり)得るシナリオを含む。さらに、本明細書の態様は2つの送信ポイントを備えるが、想定される態様は任意の数の送信ポイントの間の送信協調を含み得る。
[0063] PDSCH干渉は、マルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)が使用されるとき(例えば、同じリソース上で同じセルによってサービスされる2つ以上のUE)、同じセルからも来ることがあることに留意されたい。本明細書で説明する同じ技法がこのシナリオでも適用可能である。例えば、サービング送信ポイント802と干渉送信ポイント804とは、同じセルに関連付けられ得、同じセルIDを共有し得る。そのような例では、サービング送信ポイント802と干渉送信ポイントとが互いに協調するように構成され得る。さらに、上記のように、送信ポイントは、地理的に異なることも、地理的にコロケートされる(例えば、すなわち、同じロケーション中にある)こともある。例えば、そのような協調は、ファイバーバックホールをもつ多地点協調(CoMP:coordinated multipoint)クラスタ、または低レイテンシX2をもつマクロ/ピコネットワークを介して達成され得る。また、任意の数の送信ポイントが送信を協調させ得る、さらなるアペクトが想定され、ここで、いずれの送信ポイントも(1つまたは複数の)同じセルIDを採用しないか、いくつかまたは全ての送信ポイントが(1つまたは複数の)同じセルIDを採用する。
[0064] 拡張PDCCH(EPDCCH:Enhanced PDCCH)ロケーション(サブフレーム、PRB)は、UE固有であり、上位レイヤでシグナリングされる。ネイバーEPDCCHの完全ブラインド検出はUEにとって困難である。ネイバーEPDCCHの復号は、干渉送信ポイント(例えば、干渉セル)によって送信された全てのUE固有EPDCCHのためのパラメータ、すなわち、ePDCCHセットのロケーション(PRB、サブフレームパターン)、各セットが分散されているのか局所化されているのか、各セットのための仮想セル識別情報(VCID:virtual cell identification)、(TM10が構成される場合)各セットのための擬似コロケーション(QCL:Quasi Co-Location)情報、開始OFDMシンボル、干渉セルによって送信されたニアゼロ電力(NZP:near zero power)チャネル状態情報基準シンボル(CSI−RS:channel state information reference symbol)ロケーションの知識、それらがEPDCCHセットのいずれかと衝突する場合、(干渉物PDCCH復号の場合のように)RNTI、送信モード(TM:transmission mode)、アグリゲーションレベルなどの知識(または検出)を必要とする。
[0065] 一態様では、UEによるネイバーePDCCHの復号が簡略化され得る。一態様では、サービングセルと干渉セルとの間の探索空間が一致され得る。例えば、サービングセルと干渉セルとは同じ物理リソースブロック(PRB)とサブフレームパターンとを構成し得る。そのような構成は、全てのUEのために、または結局共同スケジュールされることになり得るUEのために行われ得る(PDSCHスケジューラとePDCCHスケジューラとの間の相互作用を暗示する)。例えば、UE{i,0}およびUE{j,0}がセットA、Bで構成され、UE{i,1}およびUE{j,1}がセットC、Dで構成された場合(i、jはセルインデックスを示す)、UE{i,0}のためのPDSCHはUE{j,1}のためのPDSCHと衝突しないことになる(PDSCHスケジューリング制限)。分散/局所属性、および/または開始OFDMシンボルも、サービングePDCCHと干渉ePDCCHとの間で同じであるように強制され得る。一態様では、両方の送信ポイントから、それらの該当するePDCCHのために同じVCIDが使用される場合、1つのチャネル推定値のみが必要とされる。同じVCIDの使用は、全てのUE、または結局共同スケジュールされることになり得るUEのみに適用可能であり得る。
[0066] 上で論じられたように、サービング送信ポイント(例えば、サービングセル)によってサービスされているUEは干渉送信ポイント(例えば、干渉セル)からのPDCCHを復号し得る。一態様では、UE固有探索空間のみがUEによって探索される。従って、スケジューラは、干渉送信ポイントによって共同スケジュールされたUEのためのDL許可が同じ探索空間に入ることを保証し得る。一態様では、干渉送信ポイントの電力および/またはアグリゲーションレベル制御ループが被干渉UEを考慮に入れ得る。干渉送信ポイントは、それ自体のUEと、他のeNBに関連付けられた他のUEの両方に制御チャネル(例えば、PDCCHまたはEPDCCH)を復号させることを試みる。一態様では、干渉送信ポイントの制御チャネルを復号することが、UEの能力であり、UEとeNBとの間でシグナリングを交換し得る。例えば、スケジューラは、本明細書で説明する技法を適用すべきかどうかと、どのUEに適用すべきかとを決定するとき、UEが干渉送信ポイントのPDCCHを復号することが可能であるかどうかを考慮に入れ得る。一態様では、スケジューラが、PDSCH関係メトリック(例えば、サブバンドごとのCQI)とPDCCH関係メトリック(アグリゲーションレベル、RNTI/探索空間など)の両方を考慮に入れる。
[0067] 図11は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1100である。本方法は(干渉eNBまたは干渉基地局とも呼ばれる)第1の送信ポイントによって行われ得る。例えば、第1の送信ポイントは図8中の干渉送信ポイント804であり得る。図11において点線によって示されたステップは随意のステップを表すことを理解されたい。
[0068] ステップ1102において、第1の送信ポイントは、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEが、第1の送信ポイントによってサービスされているUEのための第1のDL制御チャネルを復号する能力を備えると決定する。例えば、図8を参照すると、第2の送信ポイントはサービング送信ポイント802であり得、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEはUE806であり得る。一態様では、第1の送信ポイントと第2の送信ポイントとが別個の基地局であり得る。別の態様では、第1の送信ポイントと第2の送信ポイントとが、同じセルに関連付けられ得、同じセルIDを有し得る。これらの様々な態様は、送信ポイントが地理的に異なり得るシナリオ、または送信ポイントが地理的にコロケートされ得るシナリオを含む。一態様では、第1のDL制御チャネルが、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEのための第2のPDSCHに干渉する第1のPDSCHに対応するPDCCHである。
[0069] ステップ1104において、第1の送信ポイントは、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEが、第1の送信ポイントによってサービスされているUEの第1のPDSCHからの干渉を受けるかどうかを決定する。
[0070] ステップ1106において、第1の送信ポイントは、第1の送信ポイントによってサービスされているUEのための第1のDL制御チャネルを構成し、構成は、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEによる第1のDL制御チャネルの復号を可能にする。一態様で、第1の送信ポイントは、少なくとも1つのUEによるDL制御チャネルの検出を可能にするために、少なくとも1つのUEの1つまたは複数の無線状態に基づいて第1のDL制御チャネルの送信電力を増加させることによって、第1のDL制御チャネルを構成する。一態様で、第1の送信ポイントは、第1のDL制御チャネルのために、少なくとも1つのUEによって監視される探索空間中に含まれるリソースを割り振ることによって、第1のDL制御チャネルを構成する。例えば、そのような割振りは、対応する制御情報が選択された探索空間中で割り振られることを可能にするパラメータを備えるスケジュール可能なUEうちのUEを選択することを伴い得る。
[0071] 一態様で、第1の送信ポイントは、第1のDL制御チャネルのために第1の数のリソースを割り振ることによって第1のDL制御チャネルを構成し、リソースの第1の数は、第2のDL制御チャネルのために第2の送信ポイントによって少なくとも1つのUEに割り振られたリソースの第2の数に等しいかまたはそれよりも大きい。一態様で、第1の送信ポイントは、第1の送信ポイントによってサービスされているUEのための第1のPDSCHを構成し、第1のPDSCHは、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースを備える。
[0072] 一態様で、第1のDL制御チャネルはEPDCCHであり、第1の送信ポイントは、第1の送信ポイントによってサービスされているUEの第1の探索空間を、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEの第2の探索空間と同じであるように構成する。一態様で、第1のDL制御チャネルはEPDCCHであり、第1の送信ポイントは、第2の送信ポイントによって使用される第2の仮想セル識別情報(VCID)と同じである第1のVCIDを用いて送信されるようにEPDCCHを構成する。
[0073] ステップ1108において、第1の送信ポイントは、第1の送信ポイントによってサービスされているUEのための第1のPDSCHを構成し、第1のPDSCHは、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースを含む。
[0074] ステップ1110において、第1の送信ポイントは第1のDL制御チャネルを送信する。一態様で、第1の送信ポイントは、増加した送信電力を用いて第1のDL制御チャネルを送信する。
[0075] 最終的に、ステップ1112において、第1の送信ポイントは第1のPDSCHを送信する。
[0076] 図12は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1200である。本方法は、図8中のUE806など、UEによって行われ得る。ステップ1202において、UEは、(サービング基地局とも呼ばれる)サービング送信ポイントと通信する。例えば、図8を参照すると、サービング送信ポイントはサービング送信ポイント802であり得る。例えば、UEは、サービング送信ポイントにUL送信を送ることと、サービング送信ポイントからDL送信を受信することとによって、サービング送信ポイントと通信し得る。一態様では、干渉送信ポイントからの1つまたは複数の送信が、サービング送信ポイントからのDL送信(例えば、DL送信中のPDSCH)への干渉を引き起こし得る。例えば、図8を参照すると、干渉送信ポイントは干渉送信ポイント804であり得る。一態様では、サービング送信ポイントと干渉送信ポイントとが別個の基地局であり得る。別の態様では、サービング送信ポイントと干渉送信ポイントとが、同じセルに関連付けられ得、同じセルIDを有し得る。一態様で、UEは、UEが、干渉送信ポイントによってサービスされている別のUEの第1のPDSCHからの干渉を受けるかどうかをサービング送信ポイントに示し得る。一態様で、UEは、UEが、干渉送信ポイントによってサービスされている別のUEのための第1のDL制御チャネルを復号する能力を有するかどうかをサービング送信ポイントに通信し得る。
[0077] ステップ1204において、UEは、干渉送信ポイントからの第1のDL制御チャネルを復号し、第1のDL制御チャネルは、UEによる第1のDL制御チャネルの復号を可能にするように構成される。一態様で、第1のDL制御チャネルは、UEによるDL制御チャネルの検出を可能にするために、UEの1つまたは複数の無線状態に基づいて増加した送信電力を有するように構成される。一態様で、第1のDL制御チャネルは、UEによって監視される探索空間中に含まれるリソースを割り振られる。一態様で、第1のDL制御チャネルは第1の数のリソースを割り振られ、ここで、リソースの第1の数は、第2のDL制御チャネルのためにサービング送信ポイントによってUEに割り振られたリソースの第2の数に等しいかまたはそれよりも大きい。一態様で、サービング送信ポイントによってサービスされているUEは第1のPDSCHを受信する。第1のPDSCHは、干渉送信ポイントによってサービスされている別のUEに宛てられ、サービング送信ポイントによってサービスされているUEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースで構成される。一態様で、第1のDL制御チャネルはEPDCCHであり、干渉送信ポイントによってサービスされている別のUEの探索空間は、サービング送信ポイントによってサービスされているUEの探索空間と同じであるように構成される。一態様で、第1のDL制御チャネルは、サービング送信ポイントによって使用される第2のVCIDと同じである第1のVCIDを用いて送信されるEPDCCHである。
[0078] ステップ1206において、UEは、復号された第1のDL制御チャネルに基づいて、干渉送信ポイントによって引き起こされた干渉を消去する。例えば、UEは、干渉送信ポイントの復号された第1のDL制御チャネルから決定され得る干渉特性(例えば、リソースボック(RB)割振り、変調フォーマット、空間方式など)を使用し、そのような干渉特性を使用して干渉消去を行い得る。
[0079] 図13は、例示的な装置1302における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1300である。本装置は第1の送信ポイント(例えば、干渉送信ポイント)であり得る。本装置は、第2の送信ポイント(例えば、サービング送信ポイント)によってサービスされている少なくとも1つのUE1360が、第1の送信ポイントによってサービスされているUE1350のための第1のDL制御チャネル1320を復号する能力を有することを示す、ネットワーク情報1312を受信する受信モジュール1304を含む。本装置は、ネットワーク情報1312に基づいて、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUE1360が、第1の送信ポイントによってサービスされているUE1350のための第1のDL制御チャネル1320を復号する能力を有すると決定する、決定モジュール1306をさらに含む。決定モジュール1306は、さらに、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUE1360が、第1の送信ポイントによってサービスされているUE1350の第1のPDSCH1330からの干渉を受けるかどうかを決定する。本装置は、決定1316に基づいて、第1の送信ポイントによってサービスされているUE1350のための第1のDL制御チャネル1320を構成する構成モジュール1308をさらに含み、構成は、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUE1360による第1のDL制御チャネル1320の復号を可能にする。構成モジュール1308は、さらに、第1の送信ポイントによってサービスされているUE1350のための第1のPDSCH1330を構成し、第1のPDSCHは、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースを含む。本装置は、構成モジュール1308からの構成1318に基づいて第1のDL制御チャネル1320および/または第1のPDSCH1330を送信する送信モジュール1310をさらに含む。
[0080] 本装置は、図11の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を行う追加のモジュールを含み得る。従って、図11の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって行われ得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0081] 図14は、処理システム1414を採用する装置1302’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1400である。処理システム1414は、バス1424によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1424は、処理システム1414の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1424は、プロセッサ1404によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1304、1306、1308、および1310と、コンピュータ可読媒体/メモリ1406とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1424はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、従って、これ以上説明しない。
[0082] 処理システム1414はトランシーバ1410に結合され得る。トランシーバ1410は1つまたは複数のアンテナ1420に結合される。トランシーバ1410は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1410は、1つまたは複数のアンテナ1420から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1414、特に受信モジュール1304に与える。さらに、トランシーバ1410は、処理システム1414、特に送信モジュール1310から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1420に適用されるべき信号を生成する。処理システム1414は、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に結合されたプロセッサ1404を含む。プロセッサ1404は、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1404によって実行されたとき、処理システム1414に、特定の装置のための上述された様々な機能を行わせる。コンピュータ可読媒体/メモリ1406はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1404によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1304、1306、1308、および1310のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1404中で動作するか、コンピュータ可読媒体/メモリ1406中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1404に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1414は、送信ポイント610の構成要素であり得、メモリ676、および/またはTXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0083] 一構成では、ワイヤレス通信のための装置1302/1302’が、第1の送信ポイントによってサービスされているUEのための第1のDL制御チャネルを構成するための手段と、構成が、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEによる第1のDL制御チャネルの復号を可能にする、第1のDL制御チャネルを送信するための手段と、第1の送信ポイントによってサービスされているUEのための第1のPDSCHを構成するための手段と、第1のPDSCHが、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースを備える、第1のPDSCHを送信するための手段と、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEが、第1の送信ポイントによってサービスされているUEの第1のPDSCHからの干渉を受けるかどうかを決定するための手段と、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEが、第1の送信ポイントによってサービスされているUEのための第1のDL制御チャネルを復号する能力を備えると決定するための手段とを含む。上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を行うように構成された、装置1302、および/または装置1302’の処理システム1414の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上述されたように、処理システム1414は、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675を含み得る。従って、一構成で、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を行うように構成された、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とであり得る。
[0084] 図15は、例示的な装置1502における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1500である。本装置はUEであり得る。本装置は、干渉送信ポイント1560から第1のDL制御チャネル1514と第1のPDSCH1516とを受信し、サービング送信ポイント1550から第2のDL制御チャネル1518と第2のPDSCH1520とをさらに受信する、受信モジュール1504を含む。本装置は、サービング送信ポイント1550と通信する通信モジュール1506をさらに含む。一態様で、通信モジュール1506は、サービング送信ポイント1550からのDL信号(例えば、第2のDL制御チャネル1518および第2のPDSCH1520)を処理し、送信モジュール1512を介したサービング送信ポイント1550への送信1534のためにUL情報1532を生成する。
[0085] 本装置は、干渉送信ポイント1560からの第1のDL制御チャネル1514を復号する復号モジュール1508をさらに含み、ここで、第1のDL制御チャネル1514は、本装置による第1のDL制御チャネルの復号を可能にするように構成される。復号モジュール1508は、復号された第1のDL制御チャネル1524を消去モジュール1510に与える。消去モジュール1510は、復号された第1のDL制御チャネル1524に基づいて、干渉送信ポイント1560からの第1のPDSCH1516によって引き起こされたサービング送信ポイント1550からの第2のPDSCH1520への干渉を消去する。消去モジュール1510は、干渉消去された第2のPDSCH1530を通信モジュール1506に与え、通信モジュール1506は、サービング送信ポイント1550から送られたデータを取得するために第2のPDSCHを処理する。
[0086] 本装置は、図12の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を行う追加のモジュールを含み得る。従って、図12の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって行われ得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0087] 図16は、処理システム1614を採用する装置1502’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1600である。処理システム1614は、バス1624によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1624は、処理システム1614の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1624は、プロセッサ1604によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1504、1506、1508、1510、および1512と、コンピュータ可読媒体/メモリ1606とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1624はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、従って、これ以上説明しない。
[0088] 処理システム1614はトランシーバ1610に結合され得る。トランシーバ1610は1つまたは複数のアンテナ1620に結合される。トランシーバ1610は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1610は、1つまたは複数のアンテナ1620から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1614、特に受信モジュール1504に与える。さらに、トランシーバ1610は、処理システム1614、特に送信モジュール1512から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1620に適用されるべき信号を生成する。処理システム1614は、コンピュータ可読媒体/メモリ1606に結合されたプロセッサ1604を含む。プロセッサ1604は、コンピュータ可読媒体/メモリ1606に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1604によって実行されたとき、処理システム1614に、特定の装置のための上述された様々な機能を行わせる。コンピュータ可読媒体/メモリ1606はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1604によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1504、1506、1508、1510、および1512のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1604中で動作するか、コンピュータ可読媒体/メモリ1606中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1604に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1614は、UE650の構成要素であり得、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0089] 一構成で、ワイヤレス通信のための装置1502/1502’は、サービング送信ポイントと通信するための手段と、干渉送信ポイントからの第1のDL制御チャネルを復号するための手段と、第1のDL制御チャネルが、UEによる第1のDL制御チャネルの復号を可能にするように構成された、復号された第1のDL制御チャネルに基づいて、干渉送信ポイントによって引き起こされた干渉を消去するための手段とを含む。上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を行うように構成された、装置1502、および/または装置1502’の処理システム1614の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上述されたように、処理システム1614は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含み得る。従って、一構成で、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を行うように構成された、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
[0090] 開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものでない。
[0091] 以上の説明は、当業者が本明細書で説明された様々な態様を実践できるようにするために提供される。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。従って、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものでなく、特許請求の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものでなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書で「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利なものと解釈すべきでない。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、並びに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、Aのうちの複数個、Bのうちの複数個、またはCのうちの複数個を含み得る。詳細には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ただし、いずれのそのような組合せも、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含み得る。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素の全ての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書で開示されたいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものでない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきでない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 第1の送信ポイントのためのワイヤレス通信の方法であって、
前記第1の送信ポイントによってサービスされているユーザ機器(UE)のための第1のダウンリンク(DL)制御チャネルを構成することであって、この構成が、第2の送信ポイントによってサービスされる少なくとも1つのUEによる前記第1のDL制御チャネルの復号を可能にするものである、構成することと、
前記第1のDL制御チャネルを送信することとを備える、方法。
[C2] 前記第1の送信ポイントは第1の基地局であり、前記第2の送信ポイントは第2の基地局である、C1に記載の方法。
[C3] 前記第1の送信ポイントと前記第2の送信ポイントとは同じセル識別子(CID)を共有する、C1に記載の方法。
[C4] 前記第1のDL制御チャネルを前記構成することは、前記少なくとも1つのUEによる前記DL制御チャネルの検出を可能にするために、前記少なくとも1つのUEの1つまたは複数の無線状態に基づいて前記第1のDL制御チャネルの送信電力を増加させることを備え、
前記送信することは、前記増加した送信電力を用いて前記DL制御チャネルを送信することを備える、C1に記載の方法。
[C5] 前記第1のDL制御チャネルを前記構成することは、前記第1のDL制御チャネルのために、前記少なくとも1つのUEによって監視される探索空間中に含まれるリソースを割り振ることを備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記第1のDL制御チャネルのためにリソースを前記割り振ることは、選択された探索空間を監視するように割り当てられ得るUEを選択することをさらに備える、C5に記載の方法。
[C7] 前記第1のDL制御チャネルを前記構成することは、前記第1のDL制御チャネルのために第1の数のリソースを割り振ることを備え、リソースの前記第1の数は、第2のDL制御チャネルのために前記第2の送信ポイントによって前記少なくとも1つのUEに割り振られたリソースの第2の数に等しいかまたはそれよりも大きい、C1に記載の方法。
[C8] 前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEのための第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を構成することであって、前記第1のPDSCHは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースを備える、構成することと、
前記第1のPDSCHを送信することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記第1のDL制御チャネルは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEのための第2の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に干渉する第1のPDSCHに対応する、C1に記載の方法。
[C10] 前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEが、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEの第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)からの干渉を受けるかどうかを決定することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C11] 前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEが、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEのための前記第1のDL制御チャネルを復号する能力を備えると決定することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C12] 前記第1のDL制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、前記構成することは、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEの第1の探索空間を、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEの第2の探索空間と同じであるように構成することを備える、C1に記載の方法。
[C13] 前記第1のDL制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、前記構成することは、前記第2の送信ポイントによって使用される第2の仮想セル識別情報(VCID)と同じである第1のVCIDを用いて送信されるように前記EPDCCHを構成することを備える、C1に記載の方法。
[C14] ユーザ機器(UE)のためのワイヤレス通信の方法であって、
サービング送信ポイントと通信することと、
干渉送信ポイントからの第1のダウンリンク(DL)制御チャネルを復号することであって、前記第1のDL制御チャネルは、前記UEによる前記第1のDL制御チャネルの前記復号を可能にするように構成されている、復号することとを備える、方法。
[C15] 前記サービング送信ポイントは第1の基地局であり、前記干渉送信ポイントは第2の基地局である、C14に記載の方法。
[C16] 前記サービング送信ポイントと前記干渉送信ポイントとは同じセル識別子(CID)を共有する、C14に記載の方法。
[C17] ワイヤレス通信のための第1の送信ポイントであって、
メモリと、
前記メモリに結合され、
前記第1の送信ポイントによってサービスされているユーザ機器(UE)のための第1のダウンリンク(DL)制御チャネルを構成することであって、この構成は、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つのUEによる前記第1のDL制御チャネルの復号を可能にするものである、構成することと、
前記第1のDL制御チャネルを送信することと
を行うように構成される少なくとも1つのプロセッサとを備える、第1の送信ポイント。
[C18] 前記第1の送信ポイントは第1の基地局であり、前記第2の送信ポイントは第2の基地局である、C17に記載の方法。
[C19] 前記第1の送信ポイントと前記第2の送信ポイントとは同じセル識別子(CID)を共有する、C17に記載の方法。
[C20] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのUEによる前記DL制御チャネルの検出を可能にするために、前記少なくとも1つのUEの1つまたは複数の無線状態に基づいて前記第1のDL制御チャネルの送信電力を増加させることによって、前記第1のDL制御チャネルを構成するように構成され、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記増加した送信電力を用いて前記DL制御チャネルを送信することによって前記第1のDL制御チャネルを送信するように構成される、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C21] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のDL制御チャネルのために、前記少なくとも1つのUEによって監視される探索空間中に含まれるリソースを割り振ることによって、前記第1のDL制御チャネルを構成するように構成される、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C22] 前記少なくとも1つのプロセッサは、選択された探索空間を監視するように割り当てられ得るUEを選択することによって、前記第1のDL制御チャネルのためにリソースを割り振るように構成される、C21に記載の第1の送信ポイント。
[C23] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のDL制御チャネルのために第1の数のリソースを割り振ることによって前記第1のDL制御チャネルを構成するように構成され、リソースの前記第1の数は、第2のDL制御チャネルのために前記第2の送信ポイントによって前記少なくとも1つのUEに割り振られたリソースの第2の数に等しいかまたはそれよりも大きい、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C24] 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEのための第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を構成することであって、前記第1のPDSCHが、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースを備える、構成することと、
前記第1のPDSCHを送信することとを行うようにさらに構成される、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C25] 前記第1のDL制御チャネルは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEのための第2の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に干渉する第1のPDSCHに対応する、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C26] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEが、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEの第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)からの干渉を受けるかどうかを決定するようにさらに構成される、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C27] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEが、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEのための前記第1のDL制御チャネルを復号する能力を備えると決定するようにさらに構成される、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C28] 前記第1のDL制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、前記構成することは、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEの第1の探索空間を、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEの第2の探索空間と同じであるように構成することを備える、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C29] 前記第1のDL制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、前記構成することは、前記第2の送信ポイントによって使用される第2の仮想セル識別情報(VCID)と同じである第1のVCIDを用いて送信されるように前記EPDCCHを構成することを備える、C17に記載の第1の送信ポイント。
[C30] ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに結合されて、
サービング送信ポイントと通信し、
干渉送信ポイントからの第1のダウンリンク(DL)制御チャネルを復号するように構成され、前記第1のDL制御チャネルは、前記UEによる前記第1のDL制御チャネルの前記復号を可能にするものである、少なくとも1つのプロセッサとを備える、UE。

Claims (15)

  1. 第1の送信ポイントのためのワイヤレス通信の方法であって、
    スケジューラによって、前記第1の送信ポイントによってサービスされているユーザ機器(UE)のためのダウンリンク(DL)許可を含む第1のDL制御チャネルを構成することであって、この構成が、第2の送信ポイントによってサービスされる少なくとも1つの被干渉UEによる前記第1のDL制御チャネルに含まれる前記DL許可の復号を可能にするものである、構成することと、
    前記第1のDL制御チャネルを送信することと
    を備え、
    前記第1のDL制御チャネルを前記構成することは、前記第1のDL制御チャネルのために第1の数のリソースを割り振ることを備え、リソースの前記第1の数は、第2のDL制御チャネルのために前記第2の送信ポイントによって前記少なくとも1つの被干渉UEに割り振られたリソースの第2の数よりも大きい、方法。
  2. 前記第1の送信ポイントと前記第2の送信ポイントとは同じセル識別子(CID)を共有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のDL制御チャネルを前記構成することは、前記少なくとも1つの被干渉UEによる前記第1のDL制御チャネルの検出を可能にするために、前記少なくとも1つの被干渉UEの1つまたは複数の無線状態に基づいて前記第1のDL制御チャネルの送信電力を増加させることを備え、
    前記送信することは、前記増加した送信電力を用いて前記第1のDL制御チャネルを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のDL制御チャネルを前記構成することは、前記第1のDL制御チャネルのために、前記少なくとも1つの被干渉UEによって監視される探索空間中に含まれるリソースを割り振ることを備え、
    特に、前記第1のDL制御チャネルのためにリソースを前記割り振ることは、選択された探索空間を監視するように割り当てられ得るUEを選択することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEのための第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を構成することであって、前記第1のPDSCHは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つの被干渉UEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースを備える、構成することと、
    前記第1のPDSCHを送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のDL制御チャネルに含まれる前記DL許可は、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つの被干渉UEのための第2の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に干渉する第1のPDSCHに対応する、請求項1に記載の方法、
    または、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つの被干渉UEが、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEの第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)からの干渉を受けるかどうかを決定することをさらに備える、請求項1に記載の方法、
    または、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEが、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEのための前記第1のDL制御チャネルを復号する能力を備えると決定することをさらに備える、請求項1に記載の方法、
    または、前記第1のDL制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、前記構成することは、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEの第1の探索空間を、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つのUEの第2の探索空間と同じであるように構成することを備える、請求項1に記載の方法、
    または、前記第1のDL制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、前記構成することは、前記第2の送信ポイントによって使用される第2の仮想セル識別情報(VCID)と同じである第1のVCIDを用いて送信されるように前記EPDCCHを構成することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)のためのワイヤレス通信の方法であって、
    サービング送信ポイントと通信することと、
    干渉送信ポイントによってサービスされる第2のUEのための前記干渉送信ポイントからのダウンリンク(DL)許可を含む第1のDL制御チャネルを復号することであって、前記第1のDL制御チャネルは、スケジューラによって、前記UEによる前記第1のDL制御チャネルに含まれる前記DL許可の前記復号を可能にするように構成されている、復号することと、ここにおいて前記第1のDL制御チャネルは、前記第1のDL制御チャネルのための第1の数のリソースの割り振りを備え、リソースの前記第1の数は、第2のDL制御チャネルのために前記サービング送信ポイントによって前記UEに割り振られたリソースの第2の数よりも大きい、
    前記復号された第1のDL制御チャネルに基づいて、前記DL許可による前記干渉送信ポイントから前記第2のUEへの送信のための干渉抑圧を行うことと
    を備える、方法。
  8. ワイヤレス通信のための第1の送信ポイントであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    前記第1の送信ポイントによってサービスされているユーザ機器(UE)のためのダウンリンク(DL)許可を含む第1のDL制御チャネルを構成するように構成されたスケジューラを実装することであって、この構成は、第2の送信ポイントによってサービスされている少なくとも1つの被干渉UEによる前記第1のDL制御チャネルに含まれる前記DL許可の復号を可能にするものである、実装することと、
    前記第1のDL制御チャネルを送信することと
    を行うように構成される少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、
    前記第1のDL制御チャネルを前記構成することは、前記第1のDL制御チャネルのために第1の数のリソースを割り振ることを備え、リソースの前記第1の数は、第2のDL制御チャネルのために前記第2の送信ポイントによって前記少なくとも1つの被干渉UEに割り振られたリソースの第2の数よりも大きい、第1の送信ポイント。
  9. 前記第1の送信ポイントと前記第2の送信ポイントとは同じセル識別子(CID)を共有する、請求項8に記載の第1の送信ポイント
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの被干渉UEによる前記DL制御チャネルの検出を可能にするために、前記少なくとも1つのUEの1つまたは複数の無線状態に基づいて前記第1のDL制御チャネルの送信電力を増加させることによって、前記第1のDL制御チャネルを構成するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記増加した送信電力を用いて前記第1のDL制御チャネルを送信することによって前記第1のDL制御チャネルを送信するように構成される、請求項8に記載の第1の送信ポイント。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のDL制御チャネルのために、前記少なくとも1つの被干渉UEによって監視される探索空間中に含まれるリソースを割り振ることによって、前記第1のDL制御チャネルを構成するように構成され、
    特に、前記少なくとも1つのプロセッサは、選択された探索空間を監視するように割り当てられ得るUEを選択することによって、前記第1のDL制御チャネルのためにリソースを割り振るように構成される、請求項8に記載の第1の送信ポイント。
  12. 記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEのための第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を構成することであって、前記第1のPDSCHは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つの被干渉UEのための第2のPDSCHのリソースと実質的に整合されたリソースを備える、構成することと、
    前記第1のPDSCHを送信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項8に記載の第1の送信ポイント。
  13. 前記第1のDL制御チャネルに含まれる前記DL許可は、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つの被干渉UEのための第2の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に干渉する第1のPDSCHに対応する、請求項8に記載の第1の送信ポイント、または、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つの被干渉UEが、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEの第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)からの干渉を受けるかどうかを決定するようにさらに構成される、請求項8に記載の第1の送信ポイント、または、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つの被干渉UEが、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEのための前記第1のDL制御チャネルを復号する能力を備えると決定するようにさらに構成される、請求項8に記載の第1の送信ポイント、または、
    前記第1のDL制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、前記構成することは、前記第1の送信ポイントによってサービスされている前記UEの第1の探索空間を、前記第2の送信ポイントによってサービスされている前記少なくとも1つの被干渉UEの第2の探索空間と同じであるように構成することを備える、請求項8に記載の第1の送信ポイント、または、
    前記第1のDL制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、前記構成することは、前記第2の送信ポイントによって使用される第2の仮想セル識別情報(VCID)と同じである第1のVCIDを用いて送信されるように前記EPDCCHを構成することを備える、請求項8に記載の第1の送信ポイント。
  14. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合されて、
    サービング送信ポイントと通信することと
    干渉送信ポイントによってサービスされる第2のUEのための前記干渉送信ポイントからのダウンリンク(DL)許可を含む第1のDL制御チャネルを復号することであって、前記第1のDL制御チャネルは、スケジューラによって、前記UEによる前記第1のDL制御チャネルに含まれる前記DL許可の前記復号を可能にするように構成され、前記第1のDL制御チャネルは、前記第1のDL制御チャネルのための第1の数のリソースの割り振りを備え、リソースの前記第1の数は、第2のDL制御チャネルのために前記サービング送信ポイントによって前記UEに割り振られたリソースの第2の数よりも大きい、復号することと、
    前記復号された第1のDL制御チャネルに基づいて、前記DL許可による前記干渉送信ポイントから前記第2のUEへの送信のための干渉抑圧を行うことと
    をするように構成される、少なくとも1つのプロセッサと
    を備える、UE。
  15. コンピュータ上で実行されたとき、請求項1〜請求項7のうちのいずれか一項に記載の方法を行うためのコンピュータ可読命令を備えるコンピュータプログラム。
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