JP2016523010A - 干渉物の送信パラメータの低複雑さブラインド検出 - Google Patents

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。本装置は受信信号中の推論を低減する。本装置は、複数のセルからの送信を含む信号を受信する。本装置は、複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定する。送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含む。本装置は、各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択する。本装置は、複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良する。改良することは、各セルに関連する第2のメトリックに基づいて少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータの精度を個別に改善することを含む。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年4月8日に出願された「LOW COMPLEXITY BLIND DETECTION OF TRANSMISSION PARAMETERS OF LTE INTERFERERS」と題する米国仮出願第61/809,828号、および2014年4月4日に出願された「LOW COMPLEXITY BLIND DETECTION OF TRANSMISSION PARAMETERS OF INTERFERERS」と題する米国非仮出願第14/246,022号の利益を主張する。
[0002]本開示は、一般に、通信システムに関し、より詳細には、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)干渉物(interferers)の送信パラメータの低複雑さブラインド検出に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はLTEである。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格に対する拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、およびダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO:multiple-input multiple-output)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術におけるさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置は受信信号(a received signal)中の推論を低減する。本装置は、複数のセルからの送信を含む信号を受信する。本装置は、複数のセルに関連する送信パラメータ仮説(transmission parameter hypotheses)を決定する。各送信パラメータ仮説は、複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含む。さらに、各送信パラメータ仮説は第1のメトリックに関連する。本装置は、各仮説に関連する第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択する。本装置は、次いで、少なくとも1つの選択された送信パラメータ仮説に基づいて、複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良する。本装置は、第2のメトリックに基づいて少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータの精度を改善することによって、パラメータを改良する。
[0006]ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 [0007]アクセスネットワークの一例を示す図。 [0008]LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 [0009]LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 [0010]ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 [0011]アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 [0012]異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図。 [0013]例示的な方法を示すための図。 [0014]受信信号中の推論を低減する方法のフローチャート。 [0015]例示的な装置中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念的なデータフロー図。 [0016]処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
[0017]添付の図面に関して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明される概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0018]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
[0019]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するために構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0020]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0021]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0022]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含み、マルチキャスト協調エンティティ(MCE:Multicast Coordination Entity)128を含み得る。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。MCE128は、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast Multicast Service)(eMBMS)のための時間/周波数無線リソースを割り振り、eMBMSのための無線構成(たとえば、変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme))を決定する。MCE128は別個のエンティティまたはeNB106の一部であり得る。eNB106は、基地局、ノードB、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0023]eNB106はEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ124と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC:Broadcast Multicast Service Center)126と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含み得る。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118およびBM−SC126はIPサービス122に接続される。IPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)、および/または他のIPサービスを含み得る。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、PLMN内のMBMSベアラサービスを許可し、開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールし、配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(たとえば、106、108)にMBMSトラフィックを分配するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報を収集することとを担当し得る。
[0024]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB:home eNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。eNBは1つまたは複数の(たとえば、3つの)(セクタとも呼ばれる)セルをサポートし得る。「セル」という用語は、eNBの最も小さいカバレージエリアを指すことがあり、および/またはeNBサブシステムサービングは特定のカバレージエリアである。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
[0025]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplex)と時分割複信(TDD:time division duplex)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念はLTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを採用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
[0026]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
[0027]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0028]以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0029]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、ノーマルサイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、合計84個のリソース要素について、周波数領域中の12個の連続するサブキャリアと、時間領域中の7個の連続するOFDMシンボルとを含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、合計72個のリソース要素について、周波数領域中の12個の連続するサブキャリアと、時間領域中の6個の連続するOFDMシンボルとを含んでいる。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはDL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0030]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0031]UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bを割り当てられ得る。UEは、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bをも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical UL control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical UL shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0032]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
[0033]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0034]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0035]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
[0036]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0037]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいて、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0038]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。コーディングされ変調されたシンボルは、次いで並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルが生成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0039]UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ656に与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行し得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0040]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(deciphering)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0041]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
[0042]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0043]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0044]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントロール/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0045]図7は、異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図700である。RRH710bなどのより低い電力クラスのeNBは、RRH710bとマクロeNB710aとの間の拡張セル間干渉協調(enhanced inter-cell interference coordination)と、UE720によって実行される干渉消去とを通して、セルラー領域702から拡大された範囲拡大セルラー領域703を有し得る。拡張セル間干渉協調において、RRH710bは、マクロeNB710aからUE720の干渉状態に関する情報を受信する。この情報により、RRH710bは、範囲拡大セルラー領域703中のUE720をサービスし、UE720が範囲拡大セルラー領域703に入るとき、マクロeNB710aからのUE720のハンドオフを受け入れることが可能になる。
[0046]サービングセル復号の信頼性はUEにおける干渉処理によって向上させられ得る。干渉処理は、干渉抑制(IS:interference suppression)と、干渉消去(IC:interference cancelation)とを含む。UEが干渉セルの送信プロパティを知っている場合、UEは、干渉セルからの干渉をより効果的に消去し、抑制し、またはさもなければ低減し得る。送信プロパティは、干渉セルが送信しているかどうか、空間方式(spatial schemes)、トラフィック対パイロット比(TPR:traffic to pilot ratio)、変調オーダー(modulation order)、および他の送信プロパティを含み得る。干渉セルが送信しているかどうかは真または偽(オンまたはオフ)であり得る。空間方式はCRSベースの送信またはUE−RSベースの送信を含み得る。CRSベースの送信は、空間周波数ブロックコード(SFBC)送信、ランク1送信、ランク2送信、またはより高いランク送信、あるいは別のタイプの送信であり得る。UE−RSベースの送信は送信ランク情報であり得る。TPRは、いくつかの可能な値(たとえば−5dB、−3dB、0dB、3dB、5dB)のうちの1つであり得る。干渉セルが送信しているかどうかはTPRにグループ分けされ得る。したがって、TPRは、干渉セルが送信していないときの値−∞を含み得る。変調オーダーは、いくつかの可能な値(たとえば、BPSK、QPSK、様々なMについてのM−QAM)のうちの1つであり得る。送信プロパティはデータおよび制御チャネルについて異なり得る。干渉プロパティにおける変動のグラニュラリティ(granularity)は、送信モード、リソース割振りタイプなどいくつかのパラメータに依存し得る。同種ネットワークと異種ネットワークの両方において、複数のセルから干渉を受けながら、1つまたは複数のセルからの干渉を低減する必要がある。受信信号中の干渉を低減するための方法は図8および図9に関して以下で与えられる。
[0047]図8は、例示的な方法800を示す図である。図8では、UE802は、セル804、806、808からの送信を含む信号810を受信する。1つのセルがサービングセルであり得、残りのセルが干渉セルであり得る。たとえば、セル804がサービングセルであり得、セル806、808が干渉セルであり得る。UE802は、(1)ジョイン処理(join-processing)ステップと(2)改良ステップという2つのステップを実行することによって、干渉セル806、808からの送信プロパティを効率的に検出/推定する。
[0048]ジョイン処理ステップにおいて、UE802は、セル806、808に関連する送信パラメータ仮説を決定する。送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説は、セル806、808に関連する可能な送信パラメータのセットを含む。UE802は、各送信パラメータ仮説に関連する信頼性に基づいて各仮説に対する第1の確率メトリックを決定する。その後、UEは、各仮説に関連する第1の確率メトリックに基づいて、異なる送信パラメータ仮説から少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択する。実装形態に基づいて、UEは、可能性がある正確な仮説に対応する、最も高い第1のメトリック値を有する単一の仮説を選択し得る。代替的に、UEは、複数の最も高い第1のメトリック値仮説を選択し得る。
[0049]たとえば、UE802は、干渉セル806、808のためのTPRと空間方式とを決定する必要があると仮定する。UE802は、セル806のためのTPRの3つの可能な値(たとえば、TPR1_eNB1、TPR2_eNB1、TPR3_eNB1)と、セル808のためのTPRの2つの可能な値(たとえば、TPR1_eNB2、TPR2_eNB2)と、セル806(たとえば、SS1_eNB1、SS2_eNB1)、808(たとえば、SS1_eNB2、SS2_eNB2)の各々のための空間方式のための2つの可能な値と、が存在することを決定し得る。したがって、セル806、808のための値の可能な組合せの総数(3つのTPReNB1値×2つのTPReNB2値×2つのSSeNB1値×2つのSSeNB2値)に対応する、セル806、808のための送信パラメータの24個の異なる組合せがある。UE802は各仮説に第1の確率メトリックを適用し、各仮説は{TPReNB1、TPReNB2、SSeNB1、SSeNB2}として表現可能である。その後、UEは、各仮説に関連する第1の確率メトリックに基づいて、24個の異なる送信パラメータ仮説のうちの、少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択する。実装形態に基づいて、UEは、可能性がある正確な仮説に対応する、最も高い第1のメトリック値を有する単一の仮説を選択し得る。代替的に、UEは、複数の最も高い第1のメトリック値仮説を選択し得る。
[0050]別の例では、UE802は、干渉セル806、808のためのTPRを決定する必要があると仮定する。また、UE802は、干渉セル806が4つの可能なTPR値、すなわち3dB、0dB、−3dB、および−∞dB(または、干渉セル806が送信していないことによる干渉セル806からの干渉なしに対応する、極端な負の値)を有し得、干渉セル808が4つの可能なTPR値、すなわち6dB、0dB、−6dB、および−∞dB(または、干渉セル806が送信していないことによる干渉セル806からの干渉なしに対応する、極端な負の値)を有し得ると決定すると仮定する。UE802は、サービングセル804と、干渉セル806、808のうちの1つまたは複数とから信号Yを受信する。受信信号Y=f(TPR)S+f1(TPR1)I1+f2(TPR2)I2であり、ここで、Sはサービングセルからの受信信号であり、I1は干渉セル806からの受信信号であり、I2は干渉セル808からの受信信号であり、TPR1は4つの可能な値、たとえば、3dB、0dB、−3dB、および−∞dBのうちの1つを有し得、TPR2は4つの可能な値、たとえば、6dB、0dB、−6dB、および−∞dBのうちの1つを有し得る。したがって、UE802は、干渉セル806、808のためのTPRの16個の可能な組合せがあると決定する。UE802は、16個の可能な仮説のそれぞれi番目の仮説のための複数の確率p1,iを取得するために、仮説の各々に第1の確率メトリックp1を適用する。
Figure 2016523010
[0051]第1の確率メトリックp1は、受信信号Yと、TPR1と、TPR2との関数であり得る。たとえば、確率p1,1は、受信信号Yと、TPR1=3dBおよびTPR2=6dBであるとの仮定とに基づいて決定され得る。第1の確率メトリックp1は追加のパラメータの関数であり得る。16個の可能な仮説のそれぞれi番目の仮説のための確率p1,iを決定するときに、UE802は、仮説をランク付けし、最も高いランク(すなわち、最も高い確率p1,i)をもつ仮説を選択し得、または、最も高いランクをもつ仮説のセット(たとえば、しきい値Tよりも大きい確率p1,i、または最も高いランクをもつn個の仮説)を選択し得る。
[0052]改良ステップにおいて、UE802は、セル806、808のうちの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良する。UE802は、第2の確率メトリックに基づいて少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータの精度を改善することによって、改良ステップを実行し得る。改良ステップ中に、第2の確率メトリックが各セルのために個別に決定される。この第2のメトリックは、第1のメトリックと同じまたは同様であり得るが、個々のセル分析に適用される。代替的に、第2のメトリックは、第1のメトリックから著しく変化し得、個々のセルパラメータの精度を評価するように設計される。
[0053]たとえば、UE802は最も可能性があるものとして確率p1,3、p1,4、およびp1,7に関連する仮説を選択すると仮定する。改良ステップにおいて、UE802は、干渉セル806のためのTPRが3dBであるのか0dBであるのかを決定するために第2の確率メトリックp2を適用し得る。第2のメトリックに基づく場合、UE802は、干渉セル806のためのTPRが3dBであると決定する。UE802は、次いで、改良された(干渉が減じられたまたは干渉が低減された)信号Y2を取得するために、仮定された3dBのTPR1に基づいて、受信信号YからI1を減じ(たとえば、消去または抑制し)得る。受信信号Yから信号I1を減じるとき、UE802は3dBのTPR1を使用し得る。
[0054]改良ステップの後に、UEは、ジョイン処理ステップに戻るか、または他の干渉物値をさらに改良し得る。一構成では、UE802は、干渉セル808に関連するTPR2を推定するために、信号Y2を用いたジョイン処理を再び実行する。再びジョイン処理を実行するとき、UE802はTPR2のための可能な値の新しいセットを決定し得る。TPR2のための可能性がある仮説のセットを決定すると、UE802は、TPR2のための可能性がある値を決定し、TPR2のための可能性がある値に基づいて受信信号Y2からI2を減じて、受信信号Y3を生成するために、再び改良ステップを実行し得、ここで、Y3は信号I1と信号I2とを除外する。
[0055]上記で説明したように、UE802は干渉セル806、808の送信プロパティを推定/検出する。UE802がサービングセル804の送信パラメータを知らない場合、UE802はサービングセル804の送信プロパティをも推定/検出し得る。したがって、UE802は、干渉セル806、808だけでなく、セル804、806、808のすべてに対してジョイン処理および改良ステップを実行し得る。
[0056]図9は、受信信号中の推論を低減する方法のフローチャート900である。この方法は、UE802などのUEによって実行される。
[0057]ステップ902において、UEは、異なるセルのための仮定された仮説に基づいてコスト関数(すなわち、第1の確率メトリック)を計算する。コスト関数は受信信号と干渉セルの送信プロパティとの関数であり得る。上記で説明したように、送信プロパティは、TPR、オン/オフ送信、空間方式、変調オーダー、および他の送信プロパティを含み得る。オン/オフ送信はTPRの一部であり得、−∞dB(または同様)はオフ送信であり、−∞dB以外の値はオン送信であると仮定する。各セルのために送信プロパティのサブセットが選定され得る。サブセット中の各送信パラメータのために有限数の可能な値が選定される。各セルのためにパラメータ値の異なる範囲が推測/推定され得る。各個々のセルのためのすべての可能な仮説のすべてまたはサブセットが考慮に入れられる。たとえば、すべての可能な仮説のセットが法外(prohibitive)である場合、UEは、ありそうもないパラメータを有する高度に可能性が低い仮説を除外し得る。
[0058]ステップ904において、UEは、コスト関数に基づいて仮説をランク付けする。しかしながら、このステップは、UEが最上位候補を選ぶか、または上位N個の候補を選び、ここでNが比較的小さい数である実装形態の場合、またはランキングまたはソーティングが法外なコストがかかる実装形態の場合にスキップされ得る。
[0059]ステップ906において、UEは、ステップ904におけるランキング、または同様の方法に基づいて、勝った仮説を決定する。ステップ906において、UEは、セルのためのプロパティを決定するために上位N個(N≧1)の候補を選択する。
[0060]ステップ908、910、912において、UEは、ステップ906からの結果を使用して個々のセルごとに検出/推定を改良する。ステップ908において、個々のセルごとに、UEは、他のセルのための勝った仮説を使用し、第2の確率メトリックに基づいて個々のセルのプロパティを決定する。第2の確率メトリックおよび第1の確率メトリックは異なるかまたは同じであり得る。
[0061]ステップ910において、UEは、個々のセルのために検出された/推定されたプロパティを使用して、受信信号から個々のセルの信号を消去し、抑制し、またはさもなければ低減する。UEは、ステップ910を実行するときに第1のメトリックを追加として使用し得る。
[0062]ステップ912において、UEは、残りの信号を使用して次の個々のセルの検出/推定を改良する。UEは、残りのセルまたは残りのセルのサブセットの間でステップ902、904、906を繰り返し得る。
[0063]したがって、UEは、複数のセルからの送信を含む信号を受信し得る。UEは、複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定し得る。送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説は、複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み得る。UEは、各仮説に適用される第1の確率メトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択し得る。UEは、複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良し得る。UEは、個別に各セルに関連する第2の確率メトリックに基づいて少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータの精度を改善することによって、改良し得る。
[0064]UEは、各仮説に関連する第1の確率メトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択し得る。UEは、改良された信号を取得するために受信信号からセルに関連する送信を減ずることによって、送信パラメータを改良し得る。減じられる送信は、第1の確率メトリックまたは第2の確率メトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定され得る。各送信パラメータ仮説は、複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み得る。UEは、複数のセルからの各セルのための第2の確率メトリックを決定することによって、送信パラメータを改良し得る。さらに、UEは、低減された受信信号を取得するために、受信信号からセルに関連する送信を減じ得る。減じられる送信は、最も高い第2の確率メトリックを有する複数のセルからのセルに基づいて決定され得る。さらに、UEは、改良された信号に基づいて、1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定し得る。さらに、UEは、1つまたは複数のセルための更新された第2の確率メトリックを決定し得る。UEは、決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返し得る。決定するステップの各後続の繰り返しは、前の改良するステップの結果を使用し得る。
[0065]送信パラメータは、変調オーダー、TPR、空間方式、または干渉送信があるかどうかのうちの少なくとも1つを含み得る。空間方式は、CRSベースの送信またはUE−RSベースの送信1つを含み得る。CRSベースの送信は、SFBC送信、ランク1送信、ランク2送信、またはより高いランク送信のうちの1つを含み得る。UE−RSベースの送信は送信ランク情報であり得る。UEは、複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、各送信パラメータ仮説のための第1の確率メトリックを決定することと、各送信パラメータ仮説に関連する第1の確率メトリックに基づいて複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることとによって、複数のセルのための送信パラメータ仮説を決定し得る。
[0066]図10は、例示的な装置1002中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念的なデータフロー図1000である。本装置はUEであり得る。本装置は、複数のセル1050、1060からの送信を含む信号Yを受信するように構成される受信モジュール1004を含む。サービングセル1050と1つまたは複数の干渉セル1060とを含む複数のセル。本装置は、複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定するように構成されるジョイン処理モジュール1006をさらに含む。送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説は、複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含む。ジョイン処理モジュール1006は、各仮説に適用される第1の確率メトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択するようにさらに構成される。本装置は、複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良するように構成される改良モジュール1008をさらに含む。改良モジュール1008は、個別に各セルに関連する第2の確率メトリックに基づいて少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータの精度を改善することによって改良するように構成され得る。
[0067]ジョイン処理モジュール1006は、各仮説に関連する第1の確率メトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づいて選択するように構成され得る。改良モジュール1008は、改良された信号を取得するために受信信号からセルに関連する送信を減ずることによって改良するように構成され得る。減じられる送信は、第1の確率メトリックまたは第2の確率メトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定され得る。一構成では、各送信パラメータ仮説は複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み、改良モジュール1008は、複数のセルからの各セルのための第2の確率メトリックを決定することと、低減された受信信号を取得するために、受信信号からセルに関連する送信を減じることと、減じられる送信が、最も高い第2の確率メトリックを有する複数のセルからのセルに基づいて決定され、改良された信号に基づいて1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定することと、1つまたは複数のセルのための更新された第2の確率メトリックを決定することと、によって改良するように構成される。本装置は、決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返し得る。決定するステップの各後続の繰り返しは、前の改良するステップの結果を使用し得る。
[0068]送信パラメータは、変調オーダー、TPR、空間方式、または干渉送信があるかどうかのうちの少なくとも1つを含み得る。空間方式はCRSベースの送信またはUE−RSベースの送信のうちの1つであり得る。CRSベース送信は、SFBC送信、ランク1送信、ランク2送信、またはより高いランク送信のうちの1つであり得る。UE−RSベースの送信は送信ランク情報であり得る。ジョイン処理モジュール1006は、複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、各送信パラメータ仮説のための第1の確率メトリックを決定することと、各送信パラメータ仮説に関連する第1の確率メトリックに基づいて複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることとによって、複数のセルのための送信パラメータ仮説を決定するように構成され得る。ジョイン処理モジュール1006は、仮説のセットを決定することによって、複数のセルの各々のための送信パラメータのための送信パラメータ仮説を決定し得る。仮説のセットは、n個の送信パラメータのための可能な値の各組合せのための仮説を含み得る。
[0069]本装置は、図9の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、図9の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0070]図11は、処理システム1114を採用する装置1002’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1100である。処理システム1114は、バス1124によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1124は、処理システム1114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1124は、プロセッサ1104によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1004、1006、1008、1010と、コンピュータ可読媒体/メモリ1106とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1124はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
[0071]処理システム1114はトランシーバ1110に結合され得る。トランシーバ1110は1つまたは複数のアンテナ1120に結合される。トランシーバ1110は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1110は、1つまたは複数のアンテナ1120から信号を受信し、受信信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1114に与える。さらに、トランシーバ1110は、処理システム1114から情報を受信し、受信した情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1120に適用されるべき信号を生成する。処理システム1114は、コンピュータ可読媒体/メモリ1106に結合されたプロセッサ1104を含む。プロセッサ1104は、コンピュータ可読媒体/メモリ1106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1104によって実行されたとき、処理システム1114に、特定の装置のための上記で説明された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1004、1006、1008、および1010のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1104中で動作するか、コンピュータ可読媒体/メモリ1106中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1104に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1114は、UE650の構成要素であり得、メモリ660および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0072]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1002/1002’は受信信号中の干渉を低減する。本装置は、複数のセルからの送信を含む信号を受信するための手段を含む。本装置は、複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定するための手段をさらに含む。送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説は、複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含む。本装置は、各仮説に適用される第1の確率メトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択するための手段をさらに含む。本装置は、複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良するための手段をさらに含む。改良することは、各セルに関連する第2の確率メトリックに基づいて少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータの精度を個別に改善することを含む。
[0073]一構成では、選択するための手段は、各仮説に関連する第1の確率メトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づいて選択することを実行する。一構成では、改良するための手段は、改良された信号を取得するために受信信号からセルに関連する送信を減ずることによって改良するように構成される。減じられる送信は、第1の確率メトリックまたは第2の確率メトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定され得る。一構成では、各送信パラメータ仮説は複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み、改良するための手段は、複数のセルからの各セルのために第2の確率メトリックを決定することと、低減された受信信号を取得するために、受信信号からセルに関連する送信を減じることと、減じられる送信が、最も高い第2の確率メトリックを有する複数のセルからのセルに基づいて決定され、改良された信号に基づいて1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定することと、1つまたは複数のセルのための更新された第2の確率メトリックを決定することと、を行うように構成される。一構成では、本装置は、決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返すための手段をさらに含む。そのような構成では、決定するステップの各後続の繰り返しは、前の改良するステップの結果を使用する。一構成では、複数のセルのための送信パラメータ仮説を決定するための手段は、複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、各送信パラメータ仮説のための第1の確率メトリックを決定することと、各送信パラメータ仮説に関連する第1の確率メトリックに基づいて複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることと、を行うように構成される。複数のセルの各々のための送信パラメータのための送信パラメータ仮説を決定するための手段は、仮説のセットを決定するように構成され得る。仮説のセットは、n個の送信パラメータのための可能な値の各組合せのための仮説を含み得る。
[0074]上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成される、装置1002、および/または装置1002’の処理システム1114の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1114は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成されるTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
[0075]開示したプロセス/フローチャートにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス/フローチャート中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0076]以上の説明は、本明細書で説明した様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えたものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利であると解釈されるべきであるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつか」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。詳細には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ここで、いかなるそのような組合せも、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含んでいることがある。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
[0076]以上の説明は、本明細書で説明した様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えたものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利であると解釈されるべきであるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつか」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。詳細には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ここで、いかなるそのような組合せも、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含んでいることがある。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 受信信号中の推論を低減する方法であって、
複数のセルからの送信を含む信号を受信することと、
前記複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定することと、前記送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み、
各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択することと、
前記複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良することと、前記改良することが、各セルに関連する第2のメトリックに基づいて前記少なくとも1つのセルに関連する前記送信パラメータの精度を個別に改善することを含み、
を備える、方法。
[C2] 前記選択することが、各仮説に関連する前記第1のメトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づく、C1に記載の方法。
[C3] 前記改良することが、改良された信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じることをさらに備え、前記減じられる送信が、前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C1に記載の方法。
[C4] 各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み、前記改良することが、
前記複数のセルからの各セルのための前記第2のメトリックを決定することと、
低減された受信信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じることと、前記減じられる送信が、最も高い第2のメトリックを有する前記複数のセルからのセルに基づいて決定され、
前記改良された信号に基づいて、1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定することと、
前記1つまたは複数のセルのための更新された第2のメトリックを決定することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C5] 決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返すことをさらに備え、ここにおいて、前記決定することの各後続の繰り返しが、前の改良するステップの結果を使用する、C1に記載の方法。
[C6] 前記送信パラメータが、変調オーダー、トラフィック対パイロット比(TPR)、空間方式、または干渉送信があるかどうかのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記空間方式が、セル固有基準信号(CRS)ベースの送信またはユーザ機器(UE)固有基準信号(UE−RS)ベースの送信のうちの1つを備える、C6に記載の方法。
[C8] 前記CRSベースの送信が、空間周波数ブロックコード(SFBC)送信、ランク1送信、ランク2送信、またはより高いランク送信のうちの1つを備える、C7に記載の方法。
[C9] 前記UE−RSベースの送信が送信ランク情報を備える、C7に記載の方法。
[C10] 前記複数のセルのための前記送信パラメータ仮説を前記決定することが、
前記複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、
各送信パラメータ仮説のための前記第1のメトリックを決定することと、
各送信パラメータ仮説に関連する前記第1のメトリックに基づいて前記複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることと、
を備える、C1に記載の方法。
[C11] 前記複数のセルの各々のための前記送信パラメータのための前記送信パラメータ仮説を前記決定することが、仮説のセットを決定することを備え、仮説の前記セットが、n個の送信パラメータのための可能な値の各組合せのための仮説を含む、C10に記載の方法。
[C12] 受信信号中の推論を低減するための装置であって、
複数のセルからの送信を含む信号を受信するための手段と、
前記複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定するための手段と、前記送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み、
各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択するための手段と、
前記複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良するための手段と、前記改良することが、各セルに関連する第2のメトリックに基づいて前記少なくとも1つのセルに関連する前記送信パラメータの精度を個別に改善することを含み、
を備える、装置。
[C13] 選択するための前記手段が、各仮説に関連する前記第1のメトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づいて前記少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択するように構成される、C12に記載の装置。
[C14] 改良するための前記手段が、改良された信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じるように構成され、前記減じられる送信が、前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C12に記載の装置。
[C15] 各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み、改良するための前記手段が、
前記複数のセルからの各セルのための前記第2のメトリックを決定することと、
低減された受信信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じることと、前記減じられる送信が、最も高い第2のメトリックを有する前記複数のセルからのセルに基づいて決定され、
前記改良された信号に基づいて、1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定することと、
前記1つまたは複数のセルのための更新された第2のメトリックを決定することと、を行うように構成される、C12に記載の装置。
[C16] 決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返すための手段をさらに備え、ここにおいて、前記決定することの各後続の繰り返しが、前の改良するステップの結果を使用する、C12に記載の装置。
[C17] 前記送信パラメータが、変調オーダー、トラフィック対パイロット比(TPR)、空間方式、または干渉送信があるかどうかのうちの少なくとも1つを備える、C12に記載の装置。
[C18] 前記空間方式が、セル固有基準信号(CRS)ベースの送信またはユーザ機器(UE)固有基準信号(UE−RS)ベースの送信のうちの1つを備える、C17に記載の装置。
[C19] 前記CRSベースの送信が、空間周波数ブロックコード(SFBC)送信、ランク1送信、ランク2送信、またはより高いランク送信のうちの1つを備える、C18に記載の装置。
[C20] 前記UE−RSベースの送信が送信ランク情報を備える、C18に記載の装置。
[C21] 前記複数のセルのための前記送信パラメータ仮説を決定するための前記手段が、
前記複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、
各送信パラメータ仮説のための前記第1のメトリックを決定することと、
各送信パラメータ仮説に関連する前記第1のメトリックに基づいて前記複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることと、
を行うように構成される、C12に記載の装置。
[C22] 前記複数のセルの各々のための前記送信パラメータのための前記送信パラメータ仮説を決定するための前記手段が、仮説のセットを決定するように構成され、仮説の前記セットが、n個の送信パラメータのための可能な値の各組合せのための仮説を含む、C21に記載の装置。
[C23] 受信信号中の推論を低減するための装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合され、
複数のセルからの送信を含む信号を受信することと、
前記複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定することと、前記送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み、
各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択することと、
各セルに関連する第2のメトリックに基づいて前記少なくとも1つのセルに関連する前記送信パラメータの精度を個別に改善することによって、前記複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良することと、
を行うように構成される、
少なくとも1つのプロセッサと、
を備える、装置。
[C24] 前記少なくとも1つのプロセッサが、各仮説に関連する前記第1のメトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づいて前記少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択するように構成される、C23に記載の装置。
[C25] 前記少なくとも1つのプロセッサが、改良された信号を取得するために前記受信信号からセルに関連する送信を減じることによって、前記送信パラメータを改良するように構成され、前記減じられる送信が、前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C23に記載の装置。
[C26] 各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記複数のセルからの各セルのための前記第2のメトリックを決定することと、
低減された受信信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じることと、前記減じられる送信が、最も高い第2のメトリックを有する前記複数のセルからのセルに基づいて決定され、
前記改良された信号に基づいて、1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定することと、
前記1つまたは複数のセルのための更新された第2のメトリックを決定することと、によって前記送信パラメータを改良するように構成される、C23に記載の装置。
[C27] 前記少なくとも1つのプロセッサが、決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返すようにさらに構成され、ここにおいて、前記決定することの各後続の繰り返しが、前の改良するステップの結果を使用する、C23に記載の装置。
[C28] 前記送信パラメータが、変調オーダー、トラフィック対パイロット比(TPR)、空間方式、または干渉送信があるかどうかのうちの少なくとも1つを備える、C23に記載の装置。
[C29] 前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、
各送信パラメータ仮説のための前記第1のメトリックを決定することと、
各送信パラメータ仮説に関連する前記第1のメトリックに基づいて前記複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることと、によって前記複数のセルのための前記送信パラメータ仮説を決定するように構成される、C23に記載の装置。
[C30] 受信信号中の推論を低減するためのコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ可読媒体は、
複数のセルからの送信を含む信号を受信することと、
前記複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定することと、前記送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み、
各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択することと、
前記複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良することと、前記改良することが、各セルに関連する第2のメトリックに基づいて前記少なくとも1つのセルに関連する前記送信パラメータの精度を個別に改善することを含み、
を行うためのコードを備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (30)

  1. 受信信号中の推論を低減する方法であって、
    複数のセルからの送信を含む信号を受信することと、
    前記複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定することと、前記送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み、
    各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択することと、
    前記複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良することと、前記改良することが、各セルに関連する第2のメトリックに基づいて前記少なくとも1つのセルに関連する前記送信パラメータの精度を個別に改善することを含み、
    を備える、方法。
  2. 前記選択することが、各仮説に関連する前記第1のメトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 前記改良することが、改良された信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じることをさらに備え、前記減じられる送信が、前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  4. 各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み、前記改良することが、
    前記複数のセルからの各セルのための前記第2のメトリックを決定することと、
    低減された受信信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じることと、前記減じられる送信が、最も高い第2のメトリックを有する前記複数のセルからのセルに基づいて決定され、
    前記改良された信号に基づいて、1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定することと、
    前記1つまたは複数のセルのための更新された第2のメトリックを決定することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返すことをさらに備え、ここにおいて、前記決定することの各後続の繰り返しが、前の改良するステップの結果を使用する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記送信パラメータが、変調オーダー、トラフィック対パイロット比(TPR)、空間方式、または干渉送信があるかどうかのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記空間方式が、セル固有基準信号(CRS)ベースの送信またはユーザ機器(UE)固有基準信号(UE−RS)ベースの送信のうちの1つを備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記CRSベースの送信が、空間周波数ブロックコード(SFBC)送信、ランク1送信、ランク2送信、またはより高いランク送信のうちの1つを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記UE−RSベースの送信が送信ランク情報を備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記複数のセルのための前記送信パラメータ仮説を前記決定することが、
    前記複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、
    各送信パラメータ仮説のための前記第1のメトリックを決定することと、
    各送信パラメータ仮説に関連する前記第1のメトリックに基づいて前記複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記複数のセルの各々のための前記送信パラメータのための前記送信パラメータ仮説を前記決定することが、仮説のセットを決定することを備え、仮説の前記セットが、n個の送信パラメータのための可能な値の各組合せのための仮説を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 受信信号中の推論を低減するための装置であって、
    複数のセルからの送信を含む信号を受信するための手段と、
    前記複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定するための手段と、前記送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み、
    各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択するための手段と、
    前記複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良するための手段と、前記改良することが、各セルに関連する第2のメトリックに基づいて前記少なくとも1つのセルに関連する前記送信パラメータの精度を個別に改善することを含み、
    を備える、装置。
  13. 選択するための前記手段が、各仮説に関連する前記第1のメトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づいて前記少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択するように構成される、請求項12に記載の装置。
  14. 改良するための前記手段が、改良された信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じるように構成され、前記減じられる送信が、前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項12に記載の装置。
  15. 各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み、改良するための前記手段が、
    前記複数のセルからの各セルのための前記第2のメトリックを決定することと、
    低減された受信信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じることと、前記減じられる送信が、最も高い第2のメトリックを有する前記複数のセルからのセルに基づいて決定され、
    前記改良された信号に基づいて、1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定することと、
    前記1つまたは複数のセルのための更新された第2のメトリックを決定することと、
    を行うように構成される、請求項12に記載の装置。
  16. 決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返すための手段をさらに備え、ここにおいて、前記決定することの各後続の繰り返しが、前の改良するステップの結果を使用する、請求項12に記載の装置。
  17. 前記送信パラメータが、変調オーダー、トラフィック対パイロット比(TPR)、空間方式、または干渉送信があるかどうかのうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載の装置。
  18. 前記空間方式が、セル固有基準信号(CRS)ベースの送信またはユーザ機器(UE)固有基準信号(UE−RS)ベースの送信のうちの1つを備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記CRSベースの送信が、空間周波数ブロックコード(SFBC)送信、ランク1送信、ランク2送信、またはより高いランク送信のうちの1つを備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記UE−RSベースの送信が送信ランク情報を備える、請求項18に記載の装置。
  21. 前記複数のセルのための前記送信パラメータ仮説を決定するための前記手段が、
    前記複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、
    各送信パラメータ仮説のための前記第1のメトリックを決定することと、
    各送信パラメータ仮説に関連する前記第1のメトリックに基づいて前記複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることと、
    を行うように構成される、請求項12に記載の装置。
  22. 前記複数のセルの各々のための前記送信パラメータのための前記送信パラメータ仮説を決定するための前記手段が、仮説のセットを決定するように構成され、仮説の前記セットが、n個の送信パラメータのための可能な値の各組合せのための仮説を含む、請求項21に記載の装置。
  23. 受信信号中の推論を低減するための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    複数のセルからの送信を含む信号を受信することと、
    前記複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定することと、前記送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み、
    各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択することと、
    各セルに関連する第2のメトリックに基づいて前記少なくとも1つのセルに関連する前記送信パラメータの精度を個別に改善することによって、前記複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良することと、
    を行うように構成される、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    を備える、装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサが、各仮説に関連する前記第1のメトリックに基づく送信パラメータ仮説のランキングに基づいて前記少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択するように構成される、請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサが、改良された信号を取得するために前記受信信号からセルに関連する送信を減じることによって、前記送信パラメータを改良するように構成され、前記減じられる送信が、前記第1のメトリックまたは前記第2のメトリックのうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項23に記載の装置。
  26. 各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからの各セルのためのセル固有送信パラメータを含み、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記複数のセルからの各セルのための前記第2のメトリックを決定することと、
    低減された受信信号を取得するために、前記受信信号からセルに関連する送信を減じることと、前記減じられる送信が、最も高い第2のメトリックを有する前記複数のセルからのセルに基づいて決定され、
    前記改良された信号に基づいて、1つまたは複数のセルのための更新されたセル固有送信パラメータを決定することと、
    前記1つまたは複数のセルのための更新された第2のメトリックを決定することと、
    によって前記送信パラメータを改良するように構成される、請求項23に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサが、決定するステップ、選択するステップ、および改良するステップを反復的に繰り返すようにさらに構成され、ここにおいて、前記決定することの各後続の繰り返しが、前の改良するステップの結果を使用する、請求項23に記載の装置。
  28. 前記送信パラメータが、変調オーダー、トラフィック対パイロット比(TPR)、空間方式、または干渉送信があるかどうかのうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記複数のセルの各々のための送信パラメータ仮説を決定することと、
    各送信パラメータ仮説のための前記第1のメトリックを決定することと、
    各送信パラメータ仮説に関連する前記第1のメトリックに基づいて前記複数の送信パラメータ仮説をランク付けすることと、
    によって前記複数のセルのための前記送信パラメータ仮説を決定するように構成される、請求項23に記載の装置。
  30. 受信信号中の推論を低減するためのコンピュータプログラム製品であって、
    コンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ可読媒体は、
    複数のセルからの送信を含む信号を受信することと、
    前記複数のセルに関連する送信パラメータ仮説を決定することと、前記送信パラメータ仮説からの各送信パラメータ仮説が、前記複数のセルからのすべてのセルに関連する送信パラメータのセットを含み、
    各仮説に適用される第1のメトリックに基づいて少なくとも1つの送信パラメータ仮説を選択することと、
    前記複数のセルからの少なくとも1つのセルに関連する送信パラメータを改良することと、前記改良することが、各セルに関連する第2のメトリックに基づいて前記少なくとも1つのセルに関連する前記送信パラメータの精度を個別に改善することを含み、
    を行うためのコードを備える、コンピュータプログラム製品。
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