JP6558625B2 - 電子機器、動作制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線による遠隔操作が可能な電子機器、動作制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、カメラ装置において自動撮影を行うための技術が多数存在しており、例えば下記特許文献1には、撮影待機状態で取得しているスルー画像から人物(顔)が検出できたら、それをトリガとして撮影を自動的に開始する技術が記載されている。係る技術を用いることによりユーザーはシャッター操作を行うことなく意図した撮影を行うことができる。
また、近年においては、互いに離れた電子機器同士を近距離無線で接続する技術が一般に普及しており、係る技術をカメラ装置に用いれば、ユーザーが離れた場所からでも任意のタイミングで遠隔操作等により撮影を開始したり終了したりすることができる。
特開平2012−156822号公報
ところで、上記のように無線によって遠隔操作し連続的な撮影を実行させる場合、撮影動作中に通信環境が悪化し、通信不能に陥っていると撮影に係る制御ができない。したがってこの間はユーザーの意図を受け付けずカメラ装置は撮影を継続するので、電源や撮影した画像を記憶するメモリが無駄に消費されることとなる。
係ることから、連続的な撮影の指示検出後に通信が切断されたときには、それをトリガとしてこの撮影動作を自動的に終了することが考えられる。しかしその場合、通信の切断がユーザーの意図によらない外部環境が原因であるときには、ユーザーの意図に関係なく自動撮影が終了してしまうという問題がある。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、無線による遠隔操作で特定の動作を開始した後、通信環境が変化した場合であっても適切な動作を行うことができる電子機器、動作制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明にあっては、外部機器から無線通信により遠隔操作される電子機器であって、前記外部機器から前記無線通信により操作信号を受信することにより特定の動作状態となった後、前記無線通信の状態が、無線通信を継続している状態から切断された状態へ変化したか否かを確認する確認手段と、前記確認手段により無線通信が継続している状態から切断された状態への変化が確認される以前に通信環境が安定していたか否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段により前記通信環境が安定していたと判断されると前記特定の動作状態を終了させる一方、前記通信環境が安定してなかったと判断されると前記特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させるよう制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、無線による遠隔操作で特定の動作を開始した後、通信環境が変化した場合であっても適切な動作を行うことが可能となる。
本発明の第1の実施形態におけるカメラ装置を示すブロック図である。 インターバル撮影における撮像装置の動作を示すフローチャートである。 インターバル撮影における撮像装置の動作を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態おける撮像装置の動作の要部を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態として例示するカメラ装置の電気的構成を示すブロック図である。本実施形態のカメラ装置は、双方間において無線通信による操作信号や画像データの授受が可能な撮像装置1と操作装置2とからなり、操作装置2によって撮像装置1が遠隔操作可能な構成である。
撮像装置1は、本発明の電子機器としての機能を備えたものであって、制御部11と、撮像部12、記憶部13、無線通信部14、操作部15、電源部16の各部を有している。
制御部11は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、及びその周辺回路等や、プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)、作業用のRAM(Random Access memory)を含むとともに、電波強度検出部17を有している。そして、制御部11は、おり、ROMに記憶されているプログラムに従い撮像装置1の各部を制御するとともに、後述する各種の処理を実行する。
撮像部12は、図示しない撮影レンズを介して被写体を撮像するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Meta1 0xide Semiconductor)等の撮像素子、及びその駆動回路、AFE(Analog Front End)等から構成され、撮像素子から出力される撮像信号を増幅しデジタル信号への変換した後、制御部11へ供給する。
制御部11は、撮像部12から供給されたデジタルの撮像信号に複数段の信号処理を施すことによって被写体を表す画像データを生成したり、その画像データをJPEG(Joint Photographic Expert Group)方式等により記録用の画像データとして圧縮し、圧縮後の画像データを記憶部13に記憶させたりする。
記憶部13は、フラッシュメモリ等の内蔵の半導体メモリであり、制御部11において圧縮された画像データ、つまり撮影画像のデータを記憶する。
無線通信部14は、操作装置2との間でBluetooth(登録商標)による近距離無線通信を行うための通信回路等により構成され、操作装置2から送信される操作信号を受信する。無線通信部14は、制御部11において生成された画像データや、記憶部13から読み出された画像データを操作装置2に送信する。無線通信部14が操作装置2と無線通信を行っている間には、制御部11の電波強度検出部17により通信電波の受信強度が逐次検出される。
操作部15は、電源スイッチや、ユーザーが操作装置2との間の通信準備や、撮像装置1の動作モードの設定に使用する複数の操作スイッチとから構成される。
電源部16は、電源電池(例えばニッケル水素電池等の充電池)、及びDC/DCコンバータ等で構成され、上記の各部に対して各々が必要とする電力を供給する。
一方、操作装置2は、制御部21と、表示部22、無線通信部24、操作部25、電源部26を有している。
無線通信部24は、撮像装置1との間でBluetooth(登録商標)による近距離無線通信を行う通信回路により構成され、撮像装置1からスルー画像のデータや、記録済みの撮影画像のデータを受信する。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、及びその周辺回路等や、プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)、作業用のRAM(Random Access memory)を含み、ROMに記憶されているプログラムに従い操作装置2の各部を制御する。
表示部22は、液晶モニターと、その駆動回路とから構成され、無線通信部24を介して撮像装置1から受信画像データに基づくスルー画像や撮影画像を表示したり、撮像装置1との間の通信準備や、撮像装置1の遠隔操作に必要な各種情報を表示したりする。
操作部25は、電源スイッチや、ユーザーが操作装置2との間の通信準備や、撮像装置1の動作モードの設定に際して使用する複数の操作スイッチから構成される。
電源部26は、電源電池(例えばニッケル水素電池等の充電池)、及びDC/DCコンバータ等で構成され、上記の各部に対して各々が必要とする電力を供給する。
以上の構成からなるカメラ装置においては、撮像装置1と操作装置2とがBluetooth(登録商標)におけるペアリング(相互に登録)された状態において各々が以下のように動作する。すなわち撮像装置1においては、制御部11が、撮影待機状態で撮像部12を駆動させている間に生成した撮像画像のデータを無線通信部14を介して操作装置2へ送信する。また、制御部11が、無線通信部14によって受信した操作信号、つまり操作装置2から無線で送られるユーザーからの操作に応じて撮像装置1の動作を制御する。
また、操作装置2においては、制御部21が操作部25の操作スイッチの操作状態を逐次確認し、操作スイッチによるユーザーからの指示内容を無線通信部24を介して撮像装置1へ送信したり、無線通信部24を介して撮像装置1から受信した画像データに基づく画像を表示部22に表示させたりする。
また、撮像装置1には、撮影モードとして、一定時間毎の自動撮影を行うインターバル撮影を行う撮影モードが設けられており、例えば任意の場所からユーザーが操作装置2を操作して撮像装置1にインターバル撮影を開始させた後には、撮像装置1において制御部11が以下の処理を実行する。
図2は、撮像装置1においてインターバル撮影が行われている間、制御部11が前記ROMに記憶されているプログラムに従い実行する処理の内容を示したフローチャートである。
インターバル撮影を行っている間、制御部11は、操作装置2からの撮影終了指示の受信の有無を逐次確認する(ステップSA1)。そして、制御部11は、撮影終了指示を受信すると(ステップSA1:YES)、その時点で撮影動作(一定時間毎の撮影動作)、つまりインターバル撮影を終了し(ステップSA2)、電源をオフにして(ステップSA3)、全ての処理を終了する。
また、制御部11は、撮影終了指示を受信しない場合は、これを受信するまでの間、電波強度検出部17によって電波強度、すなわち無線通信部14における通信電波の受信強度を随時確認し(ステップSA4)、そのデータを作業用のRAM内に記憶する(ステップSA5)。なお、制御部11が記憶する受信強度のデータは直前における予め決められている所定時間分のデータであり、例えば直前3分間の受信強度である。
また、制御部11は、撮影終了指示を受信するまで間、操作装置2との間の通信が切断されたか否か、つまり通信状態が通信可能状態から通信不能状態に変化したか否かを随時確認する(ステップSA6)。つまり、制御部11は、操作装置2と通信不能となったか否かを確認する。
そして、制御部11は、上記通信状態の変化が確認できなければ、つまり通信が切断されなければ(ステップSA6:NO)、ステップSA1の処理に戻り前述した処理を繰り返す。
一方、その間に操作装置2との間の通信が切断された場合(ステップSA6:YES)、制御部11は、その時点で操作検出を一旦中止して、操作部15による撮像装置1の直接の操作(本体操作)を無効とする(ステップSA7)。
引き続き、制御部11は、それまで記憶していた直前における所定時間分の電波強度に基づき、直前の所定時間内において電波強度が安定していたか否か、つまり通信環境が安定していたか否かを判断する(ステップSA8)。
係る処理に際して制御部11は、直前の所定時間分の電波強度の変動幅を確認し、それが予め決められている閾値未満であれば、電波強度(通信環境)が安定していたと判断し、逆に閾値以上であれば、電波強度(通信環境)が安定していなかったと判断する。
ここで、直前の所定時間内において電波強度が安定していたと判断した場合(ステップSA8:YES)、制御部11は、その時点で撮影動作(一定時間毎の撮影動作)を自動的に停止する(ステップSA2)。しかる後、制御部11は電源をオフにして(ステップSA3)、全ての処理を終了する。つまりインターバル撮影を自動的に終了する。
一方、上記とは逆に、直前の所定時間内において電波強度が安定していなかったと判断した場合(ステップSA8:NO)、制御部11はタイマーをスタートさせる(ステップSA9)。すなわち制御部11は、自己が有する時計機能を使用して、操作装置2との間の通信が切断されてからの経過時間の計測を開始する。
引き続き、制御部11は、上記経過時間が予め決められている撮影継続時間となるまでは(ステップSA10:NO)、操作装置2との間の通信が復帰したか否かを逐次確認する(ステップSA11)。
ここで、上記の撮影継続時間は、インターバル撮影における撮影動作間隔よりも長い時間であり、例えばインターバル撮影における撮影動作間隔が15秒である場合には1分程度である。また、この撮影継続時間は、通信環境が何らかの要因によって一時的に悪化した後、それが良好な状態に復帰するまでに要する一般的な時間を考慮して予め決められる時間である。
その後、制御部11は、操作装置2との間の通信が復帰することなく(ステップSA11:NO)、上記の経過時間が待ち時間に達した場合においては(ステップSA10:YES)、その時点でインターバル撮影を自動的に終了し(ステップSA2)、電源をオフにして(ステップSA3)、全ての処理を終了する。
これに対して、上記の経過時間が待ち時間に達する以前に(ステップSA10:NO)、操作装置2との間の通信が復帰した場合(ステップSA11:YES)、制御部11は、ステップSA7の処理で一旦中止していた操作検出を再開し、操作部15による撮像装置1の本体操作を有効とする(ステップSA12)。
しかる後、制御部11はステップSA1の処理に戻り、操作装置2から撮影終了指示を受信するまでの間(ステップSA1:NO)、ステップSA4〜ステップSA12の処理を繰り返す。
以上説明したように撮像装置1においては、インターバル撮影を行っている間に操作装置2との間の通信が切断された際、直前の所定時間内において通信環境が安定していなかった場合、つまり通信の切断原因が通信環境の悪化に伴う一時的なものである可能性が大きいと判断できる場合には、その時点から規定の撮影継続時間については撮影動作が継続される。そして、図3(a)に示したように、その間に操作装置2との間の通信が復帰すれば、引き続き撮影動作が継続される。
したがって、ユーザーにおいては、通信環境が一時的に悪化して操作装置2との間の通信が切断された場合であっても、ユーザーが意図する撮影期間内にインターバル撮影を支障なく継続して行うことができる。
また、図3(b)に示したように、規定の撮影継続時間が経過するまでの間に操作装置2との間の通信が復帰しない場合、つまりユーザーによる操作が不能な状態となっている蓋然性が高い場合には、撮影継続時間が経過した時点で撮影動作が自動的に終了される。
したがって、操作装置2との間の通信が切断された直後の一定時間については被写体の変化を確実に記録することができ、インターバル撮影を開始したユーザーの意図を尊重することができる。同時に、撮影動作が徒に継続されることによる無駄な電力消費を防止することができる。
以上のように、操作装置2との間の通信が切断されたときには、一定時間が経過するまでは撮影動作(インターバル撮影)が継続されることから、撮像装置1を遠隔操作する場合において最適な自動撮影をより確実に行うことができる。つまり、撮像装置1においては、無線による遠隔操作でインターバル撮影を開始した後、通信が切断された場合であっても適切な動作を行わせることができる。
また、操作装置2との間の通信が切断された際、直前の所定時間内において通信環境が安定していた場合、つまり通信の切断原因が通信環境の悪化に伴う一時的なものである可能性が小さいと判断できる場合には、その時点で撮影動作が自動的に終了される。
これにより、例えば操作装置2(ユーザー)が通信圏外へ移動してしまいユーザーによる操作が不能な状態となったような場合は、撮影動作が徒に継続されることによる無駄な電力消費を確実に防止することができる。
よって、操作装置2との間の通信が切断されたとき、直前の所定時間内において通信環境が安定していたことを条件として、一定時間が経過するまで撮影動作を継続することにより、無線による遠隔操作でインターバル撮影を開始した後、通信が切断された場合において、より一層適切な動作を行わせることができる。
また、操作装置2との間の通信が切断されたときには、撮像装置における本体操作を無効とした。したがって、例えばインターバル撮影における撮影間隔が先に一例として説明した時間(15秒)よりも長い場合(例えば1〜5分)等において、第三者の本体操作によってユーザーの意図に反してインターバル撮影が停止されてしまうことがない。これによっても、通信が切断された場合において、より一層適切な動作を行わせることができる。
ここで、本実施形態においては、操作装置2との間の通信が切断された際、直前の所定時間内において通信環境が安定していなかったことを条件として、通信が切断された直後の一定時間(撮影継続時間)だけ撮影動作を継続するようにした。しかし、操作装置2との間の通信が切断された際には、無条件で一定時間(撮影継続時間)だけ撮影動作を継続するようにしてもよい。
その場合においても、操作装置2との間の通信が切断された直後の一定時間については被写体の変化を記録することから、インターバル撮影を開始したユーザーの意図を尊重することができる。したがって、無線による遠隔操作でインターバル撮影を開始した後、通信が切断された場合であっても適切な動作を行わせることができる。同時に、撮影動作が徒に継続されることによる無駄な電力消費を防止することができる。
また、ここでは、操作装置2を用いた遠隔操作で撮像装置1にインターバル撮影を行わせる場合、つまり本発明における特定の動作がインターバル撮影である場合について説明した。しかし、遠隔操作で撮像装置1に行わせる特定の動作はインターバル撮影に限らず、例えば動画撮影であっても構わない。
(実施形態2)
ここで、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、遠隔操作で撮像装置1に動画撮影を行わせる場合において本発明を実施するものであり、前記撮像部12にタイマー回路を設け、前記撮像部12と前記無線通信部14に、撮像装置1が動画撮影を行っている間に図4に示した以下の動作を行う構成を確保したものである。
すなわち図4は、撮像装置1が動画撮影を行っている間の撮像部12と無線通信部14との動作であって、本発明に係る部分のみを示したフローチャートである。
本実施形態においては、撮像装置1が動画撮影を行っている間、無線通信部14は、操作装置2との間の通信が切断されると(ステップSB1:YES)、撮像部12に通信切断信号を出力する(ステップSB2)。その後、無線通信部14は、操作装置2との間の通信の復帰待ち状態となり(ステップSB3)、通信が復帰すると(ステップSB3:YES)、撮像部12に通信復帰信号を出力する(ステップSB4)。その後も、無線通信部14は、操作装置2との間の通信が切断される毎に(ステップSB1:YES)、前述した動作を繰り返す。
一方、動画撮影中において撮像部12は、所定のフレームレートに応じたタイミングで撮像動作を行う一方、無線通信部14から通信切断信号が入力したら(ステップSC1:YES)、それをトリガとしてタイマー回路により経過時間のカウントを開始する(ステップSC2)。そして、撮像部12は、その経過時間が予め決められている所定の撮影継続時間に達するまでは上記の撮像動作を継続するとともに、その一方で無線通信部14からの通信復帰信号の入力待ちとなる(ステップSC3)。そして、その間に経過時間が上記撮影継続時間に達したら(ステップSC4:YES)、その時点で上記撮影動作を停止する(ステップSC5)。また、経過時間が所定の撮影継続時間に達するまでの間に(ステップSC4:NO)、通信復帰信号の入力があったときには(ステップSC3:YES)、上記の撮像動作を継続したまま再び通信復帰信号の入力待ちとなり(ステップSC1)、前述した動作を繰り返す。
係る実施形態においては、操作装置2との間の通信が切断された直後の一定時間(撮影継続時間)については被写体の変化を記録することから、動画撮影を開始したユーザーの意図を尊重することができる。したがって、無線による遠隔操作で動画撮影を開始した後、通信が切断された場合であっても適切な動作を行わせることができる。同時に、撮影動作が徒に継続されることによる無駄な電力消費を防止することができる。
(他の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について説明する。前述した第1及び第2の実施形態においては、本発明を撮像装置に適用する場合について説明した。しかし、本発明は、外部機器を用いて無線による遠隔操作が可能な物であれば撮像装置以外の他の電子機器にも適用することができる。他の電子機器として、例えば映像や音声を再生する再生装置がある。その場合、本発明における特定の動作は継続的な動作であればよく、映像や音声の再生動作である。
また、本発明において外部機器と電子機器との間の無線通信方式は、外部機器によって電子機器を遠隔操作する際の使用環境(双方間の距離等)に応じた方式であれば任意の方式を採用することができる。
また、本発明において外部機器と電子機器との間の無線通信方式は、外部機器によって電子機器を遠隔操作する際の使用環境(双方間の距離等)に応じた方式であれば任意の方式を採用することができる。
また、以上の説明においては、主として操作装置等の外部機器との通信状態が接続状態から切断状態に変化した場合に、撮像装置等の電子機器におけるそれまでの特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させるものについて説明した。しかし、本発明の実施に際しては、操作装置等の外部機器との通信が切断状態から接続状態に変化した場合に、撮像装置等の電子機器におけるそれまでの特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させるようにしてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態、及びその変形例について説明したが、これらは本発明の作用効果が得られる範囲内であれば適宜変更が可能であり、変更後の実施形態も特許請求の範囲に記載された発明、及びその発明と均等の発明の範囲に含まれる。以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
外部機器から無線通信により遠隔操作される電子機器であって、
前記外部機器との通信状態が変化したか否かを確認する確認手段と、
当該電子機器が特定の動作状態にある間に前記確認手段により通信状態の変化が確認された後、当該電子機器における特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させる制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
[請求項2]
前記一定時間が経過する前に前記確認手段が確認する以前の状態に前記通信状態が戻ったか否かを判断する判断手段を更に備え、
前記判断手段により前記確認手段が確認する以前の状態に前記通信状態が戻ったと判断されると、前記制御手段は当該電子機器を前記特定の動作状態にすることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
[請求項3]
前記確認手段が確認する通信状態の変化は、前記外部機器と無線通信が可能な接続状態から無線通信が不能である切断状態への変化であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
[請求項4]
前記制御手段は、前記一定時間が経過する以前に前記確認手段によって通信状態が元の状態に変化したことが確認されなかった場合、前記一定時間が経過した時点で当該電子機器の動作状態を特定の動作状態とは異なる他の状態に変更することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子機器。
[請求項5]
前記外部機器との間の通信環境が安定しているか否かを判断する判断手段を更に備え、
前記制御手段は、当該電子機器が特定の動作状態にある間に前記確認手段により通信状態の変化が確認された時点で、前記判断手段により無線通信が安定していないと判断されていたことを条件として、当該電子機器における特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させる
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子機器。
[請求項6]
当該電子機器を直接操作するための操作手段を更に備え、
前記制御手段は、当該電子機器が特定の動作状態にある間に前記確認手段により通信状態の変化が確認された後、前記操作手段による当該電子機器の操作を無効とする
ことを特徴とする請求項4又は5記載の電子機器。
[請求項7]
撮像手段を更に備え、
当該電子機器における前記特定の動作状態は、前記撮像手段を用いた自律による1又は複数回の撮影を行う自動撮影を行っている状態である
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電子機器。
[請求項8]
前記自動撮影は一定の時間間隔で撮影を行うインターバル撮影であることを特徴とする請求項7記載の電子機器。
[請求項9]
外部機器から無線通信により遠隔操作される電子機器の動作制御方法であって、
前記外部機器との通信状態が変化したか否かを確認する確認処理と、
当該電子機器が特定の動作状態にある間に前記確認処理により通信状態の変化が確認された後、当該電子機器における特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させる制御処理と
を含むことを特徴とする動作制御方法。
[請求項10]
外部機器から無線通信により遠隔操作される電子機器が有するコンピュータに、
前記外部機器との通信状態が変化したか否かを確認する確認機能と、
当該電子機器が特定の動作状態にある間に前記確認機能により前記通信状態の変化が確認された後、当該電子機器における特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させる制御機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
1 撮像装置
2 操作装置
11 制御部
12 撮像部
13 記憶部
14 無線通信部
15 操作部
16 電源部
17 電波強度検出部

Claims (8)

  1. 外部機器から無線通信により遠隔操作される電子機器であって、
    前記外部機器から前記無線通信により操作信号を受信することにより特定の動作状態となった後、前記無線通信の状態が、無線通信を継続している状態から切断された状態へ変化したか否かを確認する確認手段と、
    前記確認手段により無線通信が継続している状態から切断された状態への変化が確認される以前に通信環境が安定していたか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段により前記通信環境が安定していたと判断されると前記特定の動作状態を終了させる一方、前記通信環境が安定していなかったと判断されると前記特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させるよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記一定時間が経過する前に前記確認手段が確認する以前の状態に前記無線通信の状態が戻ったか否かを判断する第2の判断手段を更に備え、
    前記第2の判断手段により前記確認手段が確認する以前の状態に前記無線通信の状態が戻ったと判断されると、前記制御手段は前記特定の動作状態を継続するよう制御することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記確認手段は、更に、前記無線通信の状態が、前記切断された状態から前記無線通信を継続している状態へ変化したか否かを確認し、
    前記制御手段は、前記一定時間が経過する以前に前記切断された状態から前記無線通信を継続している状態へ変化したことが確認されなかった場合、前記一定時間が経過した時点で当該電子機器の動作状態を特定の動作状態とは異なる他の状態に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 当該電子機器を直接操作するための操作手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記確認手段により無線通信が継続している状態から切断された状態への変化が確認された後、前記操作手段による当該電子機器の操作を無効とすることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子機器。
  5. 撮像手段を更に備え、
    当該電子機器における前記特定の動作状態は、前記撮像手段を用いた自律による1又は複数回の撮影を行う自動撮影を行っている状態であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子機器。
  6. 前記自動撮影は一定の時間間隔で撮影を行うインターバル撮影であることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 外部機器から無線通信により遠隔操作される電子機器の動作制御方法であって、
    前記外部機器から前記無線通信により操作信号を受信することにより特定の動作状態となった後、前記無線通信の状態が、無線通信を継続している状態から切断された状態へ変化したか否かを確認する確認処理と、
    前記確認処理により無線通信が継続している状態から切断された状態への変化が確認される以前に通信環境が安定していたか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理にて前記通信環境が安定していたと判断されると前記特定の動作状態を終了させる一方、前記通信環境が安定していなかったと判断されると前記特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させるよう制御する制御処理と、
    を含むことを特徴とする動作制御方法。
  8. 外部機器から無線通信により遠隔操作される電子機器が有するコンピュータに、
    前記外部機器から前記無線通信により操作信号を受信することにより特定の動作状態となった後、前記無線通信の状態が、無線通信を継続している状態から切断された状態へ変化したか否かを確認する確認機能、
    前記確認機能により無線通信が継続している状態から切断された状態への変化が確認される以前に通信環境が安定していたか否かを判断する判断機能、
    前記判断機能により前記通信環境が安定していたと判断されると前記特定の動作状態を終了させる一方、前記通信環境が安定していなかったと判断されると前記特定の動作状態を一定時間が経過するまで継続させるよう制御する制御機能、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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