JP6557482B2 - 航空機の着水時に機能する水流入防止装置、気圧調整弁、および航空機 - Google Patents

航空機の着水時に機能する水流入防止装置、気圧調整弁、および航空機 Download PDF

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Description

本発明は、航空機の着水時に機能する水流入防止装置と、それを備えた気圧調整弁に関する。
航空機には気圧調整弁が設けられており、その弁の開度を調整することにより飛行中の機内圧力の調整が行われている。この気圧調整弁は、飛行高度が低いときには開放されている。そのため、非常時に海や河川に着水した際、気圧調整弁から機内に水が流入し得る。
非常着水するに際して、操縦士は気圧調整弁を閉じる操作を行うことができる。しかし、非常事態に対処するため、それよりも操縦士が優先させる操作がある。
そこで、気圧調整弁を閉じる操作が行われないとしても、非常着水時に気圧調整弁を介した水の流入を防止する装置が提案されている(特許文献1)。特許文献1では、着水時に水中で浮上する浮力体が付いた蓋や、水に浸漬されると膨張する膨張体により気圧調整弁を閉じることが記載されている。
特開2014−19174号公報
特許文献1に記載された装置により、機内への水の流入を防止する一定の効果が見込まれるものの、航空機の信頼性向上、重量低減、および整備性等の観点から、機内への水の流入を防止する手段の拡充が望まれる。
本発明は、そういった要求に応えることのできる航空機用の水流入防止装置およびそれを備えた気圧調整弁を提供することを目的とする。
本発明は、航空機が着水した際に、機内と機外とを連通する連通路を介した機内への水の流入を防止する装置であって、連通路に、連通路を流れる流体が通過するメッシュ部を備える。本発明の一形態では、メッシュ部が、連通路の機外側の端部または機外側の端部近傍に位置していることを特徴とする。
本発明の水流入防止装置は、着水時、水に浮遊する物体がメッシュ部に目詰りすることで、連通路を介した機内への水の流入を防止することを特徴とする。
本発明の水流入装備装置は、機内の気圧を調整する気圧調整弁の弁体が位置する流路を介した機内への水の流入を防止するために好ましく利用することができる。
本発明の他の形態の水流入防止装置は、水と共に流動可能な粒子を収容する容器を備え、容器は、着水時に開放される。
その容器が、メッシュ部に対して、着水時に連通路内と連通路の周囲との圧力差に基づいて連通路内に流入する水の上流側に位置していることが好ましい。
着水時に容器を開放させるため、容器の少なくとも一部は、水に溶解する特性、および水圧により破断する特性の少なくとも一方を有することが好ましい。
粒子として、水に対する比重が相違する2種類以上を用いることが好ましい。
粒子は、水を含むと膨張する材料を用いて形成することができる。
本発明の水流入防止装置が、メッシュ部に対して、着水時に連通路内と連通路の周囲との圧力差に基づいて連通路内に流入する水の下流側に、メッシュ部とは別のメッシュ部を備え、メッシュ部と、別のメッシュ部との間に区画された空間内に、着水時に容器内から粒子が導入されることが好ましい。
メッシュ部と別のメッシュ部とを一体に形成することもできる。
本発明において、さらに他の形態では、水を含むと膨張する材料を用いてメッシュ部を形成することができる。
本発明の気圧調整弁は、上述の水流入防止装置を備えることを特徴とする。
本発明の航空機は、上述の気圧調整弁を備えることを特徴とする。
連通路内の大気圧と連通路の周囲の水圧との圧力差に基づいて連通路内に流入する水の流れに伴って、着水した場所に浮遊している機体の破片等がメッシュ部に流れ着いてメッシュ部の目詰りを生じさせる。それによって連通路を介した機内への水の流入を防止することができるので、機内の浸水を遅らせ、乗客および乗員が機外へと脱出するために必要な時間を確保することができる。
また、粒子を収容する容器を備えていると、浮遊物に頼らずにメッシュ部をより確実に目詰りさせることができる。
(a)は、航空機の機体を示す図である。(b)および(c)は、機体に備わる気圧調整弁のダクトに設置された第1実施形態の水流入防止装置を示す図である。(b)は、(a)の破線の円形で囲んだ範囲を示す縦断面図である。 (a)〜(c)は、着水時に水流入防止装置の金網が機体の破片等により目詰りを起こすことを説明するための図である。 (a)および(b)は、金網の変形例を示す図である。 (a)および(b)は、金網の変形例を示す図である。 (a)および(b)は、第2実施形態の水流入防止装置を示す図である。 (a)および(b)は、第2実施形態の水流入防止装置の容器から放出された粒子により金網が目詰まりを起こした状態を示す図である。 (a)〜(c)は、容器の変形例を示す図である。 (a)および(b)は、第2実施形態の変形例を示す図である。 (a)および(b)は、金網の間隙と粒子とを示す図である。(c)および(d)は、粒子の形状の例を示す図である。 第2実施形態の変形例を示す図である。 (a)は、第3実施形態の水流入防止装置の容器から放出された水膨張性の粒子により金網が目詰まりを起こした状態を示す図である。(b)は、表面に水膨張性の被膜が形成された金網を示す図である。 第4実施形態の水流入防止装置の容器から金網と金網との間の区画内に粒子が導入された状態を示す図である。 (a)および(b)は、金網かごを備えた水流入防止装置を示す図である。 (a)は、気圧調整弁の弁体よりも機内側に金網が設置された例を示す図である。(b)は、本発明の変形例を示す縦断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1(a)を参照し、各実施形態に共通する航空機100の構成について簡単に説明する。
航空機100は、胴体101と、主翼102とを備えている。
胴体101の内部に設置されたフロア103の上方の空間104(床上空間)は、客室、操縦室、貨物室等に区画されている。床上空間104および床下空間105は、航空機に搭載された図示しない空調システムにより与圧されている。
胴体101の下部には、主脚106をはじめとする種々の装備品を収容するとともに主翼102の中央部が配置されるベイ107が形成されている。ベイ107はフェアリング108により覆われている。フェアリング108の内側は与圧されていない。フェアリング108の内側と外側とは開口や間隙を介して連通している。
ベイ107は、機内の与圧空間と、与圧されていない外部空間とを隔てる圧力隔壁109(図1(b))により区画されている。
航空機100は、機内の与圧空間の気圧を調整する気圧調整弁1(図1(b))を胴体101の下部に備えている。
空調システムは、図示しない航空機のエンジンからの抽気を熱源および圧力源として、機内の空調および与圧を行う。
空調システムは、気圧調整弁1の開度を調整することにより、機内を所定の気圧範囲に保つ。図1(b)に細い矢印で示すように、気圧調整弁1を介して機内と機外とで空気が出入りする。
気圧調整弁1は、圧力隔壁109の内側(機内)と外側(機外)とを連通する円筒状のダクト2と、ダクト2の内側に配置される弁体3とを備えている。ダクト2は、圧力隔壁109を水平方向に貫通している。
気圧調整弁1は、弁体3が軸3Aを中心に回転することによりダクト2内の流路が開閉されるバタフライバルブ(butterfly valve)である。弁体3が実線で示す位置にあるとき気圧調整弁1は全開の状態にある。弁体3は、図示しないアクチュエータにより、気圧調整弁1の開度に対応する位置まで駆動される(例えば、一点鎖線で示す位置)。
気圧調整弁1として、シャッタバルブ等、公知の種々のバルブを採用することができる。
ダクト2は、適宜な形状に定めることができる。例えば、ダクト2の機内側の端部2Aをベルマウス状に形成することができる。
冗長性を確保するために、圧力隔壁109に複数の気圧調整弁1を設置することができる。
航空機100が非常着水すると、水面との衝突によりフェアリング108が破損し、胴体101の下部が水に浸かる。そのとき気圧調整弁1を介して、図1(b)に白抜きの矢印で示すように機内へと水が流入することで機内が浸水するのを避ける必要がある。
ここで、操縦士が気圧調整弁1を閉じる操作を行うことができるが、その操作が遅れることもありうる。また、非常着水に先立ち航空機100が衝撃を受けていると、気圧調整弁1の制御系が故障していて、操縦士が操作を行っても弁体3を作動させることができない場合もありうる。
以下で説明する各実施形態では、気圧調整弁1を閉じる操作が遅れたり制御系の故障により弁体3が作動しないとしても、気圧調整弁1を介した機内への水の流入を防止することが可能な装置について説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る水流入防止装置10は、図1(b)および(c)に示すように、ダクト2の機外側に突出した端部2Bに、ダクト2の開口2Cの形状に対応した円形の金網11を備えている。
なお、図1(c)は、図1(b)をIcの方向から示す図である。図1(c)では弁体3の図示を省略している。他の同様の図でも同様である。
金網11は、アルミニウム合金等の金属細線からメッシュ状に形成されており、ダクト2の軸線と交差する向きで(本実施形態では直交する向きで)端部2Bに設置されている。例えば、金網11の周縁部に環状の枠体を取り付け、その枠体をダクト2の端部2Bにファスナ等で締結することにより、金網11をダクト2に設置することができる。金網11は、端部2Bに対して少しダクト2の内側に退いた位置に設置することもできる(図10参照)。
ダクト2を介して機内と機外とを出入りする空気は、金網11における多数の間隙を通過する。
航空機100が非常着水すると、上述したようにフェアリング108が破損し、ダクト2の機外側の開口2Cの周りに水が到達する。そのとき、ダクト2内の大気圧に対して水圧が必ず大きいので、図2(a)に矢印で示すように、周囲の水が開口2Cからダクト2内に流入する。その水の流れに伴って、水に浮遊するフェアリング108の破片等の浮遊物12もダクト2の開口2Cに向かう。それらの浮遊物12が、図2(b)および(b)に示すように金網11に捕捉されると、金網11が目詰りを起こす。
浮遊物12は、水圧により金網11に張り付く。それによって気圧調整弁1を介した機内への水の流入が防止される。
本明細書において、水の流入防止とは、水の流入が完全に阻止されることのみを意味するものではなく、水が流入したとしてもその量が軽減されることをも包含している。
金網11に捕捉される浮遊物12としては、破損した機体(フェアリング108)の他、例えば、水草や海藻、流木、ゴミ等、着水した場所に浮遊している物体を挙げることができる。
気圧調整弁1以外の箇所、例えば、非常着水時に破損した機体の一部や部材同士の接合箇所などから機内に水が流入することで、床下空間105の浸水が徐々に進行するとしても、水流入防止装置10によりダクト2の開口2Cが塞がれていることで、浸水の速度を遅らせることができる。そのため、乗客および乗員が機外へと脱出するために必要な時間を確保することができる。
本実施形態の水流入防止装置10は、着水直後に破損する機体の一部や、着水した場所に存在する物体によって目詰りを起こす金網11を備えているだけで、非常着水時における機内への水の流入を防止することができる。
したがって、同様の目的から、気圧調整弁1の付近で水を検知するセンサと、センサによる水の検知信号を受けてダクト2の開口2Cを塞ぐ電磁弁と、センサおよび電磁弁を繋ぐ配線とを備えた構成と比べて、軽量化を図ることができる。
しかも、そういった電気的な装置と比べて、本実施形態の水流入防止装置10は、衝撃を受けても故障する可能性が低いので、非常着水時に確実に作動させることができる。
さらに、電気的な装置を用いる場合は定期的な整備を必要とし、修理や交換を行うこととなるのに対して、機体に一旦水流入防止装置10を装備したならば、そのまま、整備を要することなく機体の寿命を全うすることが可能である。
本実施形態に示す気圧調整弁1が設置される機体の位置は、一例に過ぎず、与圧空間と外部空間とを隔てる適宜な隔壁(例えば、胴体101の後部に設けられる圧力隔壁)に気圧調整弁1を設置することができる。
水流入防止装置10は、設置されるダクト2の向きを問わず、ダクト2を介した機内への水の流入を防止することができる。
つまり、本実施形態ではダクト2の開口2Cは後方(尾翼側)を向いているが、それとは逆に、ダクト2の開口2Cが前方(機首側)を向いていてもよいし、ダクト2の開口2Cが上方を向いていたり、下方を向いていてもよい。いずれの場合であっても、上記で説明したのと同様に、大気圧と水圧との圧力差に基づいてダクト2内に流入する水の流れに伴って金網11に到達した浮遊物12により金網11が目詰りすることで、機内への水の流入を防止することができる。
金網11は、必ずしも平坦に形成されている必要はなく、図3(a)に示すように、ダクト2の内側に向けて凹んでいたり、それとは逆に、図3(b)に示すように、ダクト2の端部2Aを基準として機外側に凸となるように突出していてもよい。
金網11が、図1(b)、図3(a)および(b)に示すようにダクト2の機外側の端部2Bまたは端部2Bの近傍に位置していると、金網11に到達したダクト2の中には入って行き難い大きな浮遊物12と開口2Cとの隙間を、ダクト2の中に入って行き易い小さな浮遊物12が埋めるようになる。したがって、浮遊物12の大きさの違いを利用して、金網11を確実かつ迅速に目詰りさせることができる。
金網11に限らず、着水時に通過する水の力に耐え、浮遊物12を受け止めることのできる剛性を有した適宜なメッシュ部を用いることができる。そのメッシュ部を、例えば、樹脂材料や繊維強化樹脂から形成することができる。その場合は、メッシュを形成する線同士を一体に成形することができる。
また、金網11のように二次元の格子状に形成されたものに限らず、図4(a)に示すように、一方向に沿って平行に並んだ直線131からなる部材13を水流入防止装置10に用いることもできる。本明細書における「メッシュ部」にはこのような部材13も含まれる。
さらに、図4(b)に示すように、波状の線材141を用いてメッシュ状部材14を形成することもできる。波状の線材141には浮遊物12が引っ掛かって保持され易い。
〔第2実施形態〕
次に、図5および図6を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。
以下、第1実施形態とは相違する事項を中心に説明する。
第2実施形態では、金網11を目詰りさせる粒子15を着水に備えて用意しておく。
第2実施形態の水流入装置20は、図5(a)および(b)に示すように、金網11と、水中で水と共に流動可能な多数の粒子15を収容する容器16とを備えている。
粒子15の密度は、水の密度と同程度に設定されている。そのため、粒子15は水中で大きく浮いたり大きく沈んだりすることなく、水の流れに伴って流動する。
粒子15には、種々の樹脂材料を用いることができる。一例を挙げるとポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ナイロン、アクリル等、水に対する比重が少し小さいか少し大きい樹脂材料から粒子15を形成することができる。
容器16は、図5(a)および(b)に示すように、上方が開放された箱状の容器本体161と、容器本体161の開口161Aを封止する蓋162とを備えている。
容器本体161は、図示しないブラケットによりダクト2の端部2Bの下端に設置されている。容器本体161の開口161Aは金網11の直下に位置している。容器本体161の幅は、図5(b)に示すようにダクト2の開口2Cの直径と同等の寸法に設定することができる。
フィルム状に形成される蓋162は、開口161Aより粒子15を収容した状態の容器本体161内を密閉している。そのため、ダクト2の開口2Cから吹き出す空気や機体の振動により粒子15が容器16内から飛び出すことなく、容器16内に粒子15が保持される。
蓋162は容器16内を気密に保ち、空気中に含まれるガスへの暴露による粒子15の劣化(割れ等)を防止する。但し、その限りではなく、蓋162を通気性のあるメッシュ状に形成することもできる。
蓋162は、容器本体161の開口161Aの周縁部に、例えば、接着、圧着等の適宜な方法で接合されている。
蓋162は、例えば、セルロース等の水溶性のフィルムから形成されており、非常着水時に水に浸漬されると溶解する。
したがって、図6(a)および(b)に示すように、非常着水時には、容器本体161の開口161Aが開放された状態となる。
上述したように、ダクト2内の大気圧と水圧との圧力差に基づいて、周囲の水がダクト2内へと流入すると、その流れに乗って粒子15が容器本体161から放出されるとともに、開口2Cへと向かい、金網11により捕捉される。
粒子15に加えて、着水した場所に存在していた浮遊物12も金網11により捕捉される。
もし、多数の粒子15が金網11の特定の領域(例えば、中央部)に集中したとしても、ある粒子15により金網11の間隙11A(網目)が詰まり、その隣の間隙11Aを通る水に伴われた粒子15によりその間隙11Aも詰まり、といったことが続けて起こる結果、粒子15が分散する。
また、着水した水が淡水であっても海水であっても水流入防止を十分に図る観点より、淡水の流れと共に流動するために淡水と同等の密度を有する粒子15と、淡水よりも密度が大きい海水の流れと共に流動するために海水と同等の密度を有する粒子15とを用いることも好ましい。
本実施形態によれば、容器16内に用意された粒子15によって金網11を目詰りさせることができるので、着水した場所に適当な浮遊物12が存在しなかったり、存在していても金網11の全体を目詰りさせるには十分ではなかったとしても、ダクト2を介した機内への水の流入をより確実に防止することができる。
容器16の形状は適宜に定めることができる。
例えば、図7(a)および(b)に示すように、容器本体161の壁を開口2Cのより近くまで延長することで、ガイド壁165を作ることができる。ガイド壁165により、容器16内の粒子15を開口2Cまで案内することができる。
また、図7(c)に示すように、容器本体161をダクト2の外周部に沿って円弧状に形成することもできる。
非常着水時に、ダクト2内に流入する水の流れに伴って粒子15を金網11に向けて流動させることができる限りにおいて、容器16が設置される位置、容器16の開口161Aの位置、および粒子15の比重を適宜に定めることができる。
例えば、図8(a)に示す例では、ダクト2の端部2Bの上端に容器16が設置されており、容器16の開口161Aは下方に向いている。
また、図8(b)に示す例では、開口2Cを下方に向けた状態でダクト2が設置されており、容器16の開口161Aも下方に向いている。
図8(a)および図8(b)に示すいずれの場合でも、金網11に対して、着水時にダクト2内に流入する水の上流側に容器16が位置している。そうすると、ダクト2内に流入する水の流れに伴って金網11に引き寄せられるように容器16内の粒子15が流動するので、粒子15により金網11を目詰りさせることができる。
粒子15の大きさについても、ダクト2の開口2Cに入り、金網11を目詰りさせることができる限り、適宜に定めることができる。
例えば、図9(a)に示すように、金網11の間隙11Aが長方形に形成されている例では、間隙11Aの短辺の長さL1よりも粒子15の径を大きくすればよい。
また、図9(b)に示すように、金網11の間隙11Aが菱形に形成されている例では、間隙11Aの短い方の対角線の長さL2よりも粒子15の径を大きくすればよい。
粒子15の形状についても、上記で示した球体の他、図9(c)に示す円柱や、図9(d)に示すように表面に複数の突起を有する形状等、適宜に定めることができる。
容器16に収容される個々の粒子15の形状や大きさが同一である必要はない。
コストを抑えるために、樹脂成形の材料として用いられる砕いた樹脂片を粒子15として用いることもできる。
容器16の蓋162だけでなく、容器本体161を含めた容器16全体を水溶性の材料から形成することもできる。
容器16が必ずしも蓋162を備えている必要はない。例えば、水溶性の袋を容器16として用いることができる。
容器16の蓋162だけ、あるいは容器16全体に、水圧により破断するものを用いることもできる。水圧により容器16が開放されると、容器16内から粒子15が放出される。
以上より、容器16の少なくとも一部が、水に溶解する特性と、水圧により破断する特性とのいずれか一方を備えていれば足りる。具体的には、容器16の少なくとも一部に、セルロースを含む部材(例えば、紙)を用いることができる。
着水時に容器16を開放させるため、図10に示すように、板状の蓋163に、水中で浮くフロート164を付けることもできる。容器本体161に一端が取り付けられた蓋163は、平常時には、自重により容器本体161の開口161Aを塞いでいる。その蓋163が、着水時にフロート164に作用する浮力により持ち上げられることで、容器16が開放される。
〔第3実施形態〕
次に、図11(a)を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態では、図11(a)に示すように、水を含むと膨張する材料から粒子25を形成している。
粒子25としては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム系等の高吸水性高分子材料を用いることができる。
粒子25は、第2実施形態の粒子15と同様に、適切な比重が与えられているとともに、平常時には容器16内に収容されている。容器16内で粒子25が吸湿して膨張することを避けるため、容器16内が上述した蓋162(図5(b))により気密に封止されていることが好ましい。
もし容器16内が気密に封止されていないとしても、ダクト2から流出した機内の乾燥した空気が容器16の周辺を流れることにより、容器16内が乾燥した状態に保たれ易いので、容器16内における粒子25の膨張を抑えることができる。
第2実施形態と同様に、非常着水時、蓋162が水に溶解したり水圧により破断したりすると、ダクト2内に流入する水の流れに伴って容器16内の粒子25が容器16の外に出る。そして、粒子25は、自重の例えば数十倍〜1000倍もの水を吸って膨張しながら、金網11へと行き着く。
粒子25が容器16からスムーズに出た後に顕著に膨張するよう、粒子25の吸水速度を適切に設定することが好ましい。
本実施形態によれば、吸水により膨張した粒子25が金網11の間隙や粒子25間の隙間に充填されることで、金網11をより十分に目詰りさせることができる。
また、1つの粒子25が金網11に到達するだけでも金網11の複数の間隙に亘り目詰りを生じさせることができるので、容器16を出た粒子群の一部がたまたま金網11から逸れる方向に流れて行ってしまったとしても、残りの粒子25により金網11を十分に目詰りさせることができる。
水を吸って膨張する粒子25を用いることにより、金網11を全体的に目詰りさせるために必要な粒子25の総数が、粒子25が膨張しないと仮定した場合と比べて少ない。したがって、平常時における乾燥した状態の粒子25の総重量と、粒子25を収容するために必要な容積を持つ容器16の重量とを抑えて、航空機の重量低減に寄与することができる。
粒子25に水を含むと膨張する特性(以下、水膨張性)を与えるために、水膨張性を有する材料から粒子25を形成する他、任意の材料から形成された粒子に水膨張性を有する材料による被膜を形成することもできる。
粒子25に水膨張性を与えることに代えて、あるいはそれに加えて、メッシュ部に水膨張性を与えることもできる。
図11(b)に示す金網21の表面には、水膨張性を有する樹脂材料による被膜211(例えば塗膜)が形成されている。着水時に金網21が水に浸漬されると、被膜211が水を含んで膨張するため金網21の間隙21Aが塞がれるか、少なくとも狭められる。
間隙21Aが狭められていると、金網21に目詰まりを生じさせ易い。
メッシュ部に水膨張性を与えるために、水膨張性を有する材料からメッシュ部を形成することもできる。
〔第4実施形態〕
次に、図12を参照し、本発明の第4実施形態について説明する。
第4実施形態の水流入防止装置30は、ダクト2の端部2Bに対してダクト2の内側に少し退いた位置に設置される金網11と、ダクト2の端部2Bに設置される金網31と、金網11,31間に区画された空間S内に着水時に導入される粒子15を収容する容器16とを備えている。
容器16は、ダクト2の端部2B付近における外周部の下部に設置されている。
容器16は、ダクト2の外周部に沿って円弧状に形成されている(図7(c)参照)。
ダクト2には、金網11,31間で肉厚方向に貫通する開口2Dが、容器16の開口161Aに対応した長さの分だけダクト2の周方向に沿って形成されている。この開口2Dを通じて着水時に容器16内と空間Sとが連通する。
着水により容器16の蓋162が水に溶解したり水圧で破断したりすると、ダクト2内に流入する水の流れにより粒子15が容器16内から金網11,31間の空間Sへと放出される。このとき、金網31の存在により、粒子15が金網11から離れる方向へと流出せずに空間S内に留められるので、容器16内の粒子15を無駄なく使用して金網11をより十分に目詰りさせることができる。
金網31は、金網11と同様に構成することもできるし、材料や間隙の大きさが金網11とは異なっていてもよい。
金網11と金網31とが別体である必要はなく、これらを一体に形成することもできる。
粒子15を捕捉する金網11に対して、金網31が、ダクト2内へと流入する水の流れの上流に位置していればよく、その位置関係の下、金網11,31を適宜な箇所に設置することができる。
図13(a)および(b)に示す例では、上記の金網11に相当する部分321と、上記の金網31に相当する部分322とを備えた金網かご32を用いている。
図13(a)に示すように、金網かご32はダクト2の機外側の端面に設置されており、図13(b)に示すように、容器16の上端に接続されている。別の形態として、容器16全体を収容するように金網かごを下方に延長することもできる。
着水により容器16の蓋162(図13(b))が水に溶解したり水圧で破断したりすると、上述したのと同様に、金網かご32により区画された空間S内に容器16内の粒子15が放出される。そのため、金網かご32により空間S内に留められる粒子15を無駄なく使用して金網11をより十分に目詰りさせることができる。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
上記各実施形態とは異なり、図14(a)に示すように、ダクト2の機内側の端部2Aに金網11を設置することもできる。その場合は、ダクト2内に水と共に流入した浮遊物12や粒子15が弁体3を通り越して金網11へと到達することにより、金網11を目詰りさせることができる。
ところで、図14(b)に示すように、ダクト2が圧力隔壁109の機外側には突出していない場合もある。図14(b)の例では、圧力隔壁109に形成された通気開口110にダクト2が機内側から接続されている。この例では、ダクト2および通気開口110により、機内と機外とを連通し、気圧調整弁1の弁体3が位置する流路111が構成されている。
その場合は、流路111の機外側の端部を形成する部材である圧力隔壁109に、金網11や容器16を設置することができる。
上記各実施形態で説明した水流入防止装置は、気圧調整弁の他にも、航空機の着水時に水が流入する可能性のある弁や開口に広く適用することができる。
1 気圧調整弁
2 ダクト(連通路)
2A 端部
2B 端部
2C 開口
2D 開口
3 弁体
3A 軸
10 水流入防止装置
11,31 金網(メッシュ部)
11A 間隙
12 浮遊物
13 部材
14 メッシュ状部材(メッシュ部)
15 粒子
16 容器
20 水流入装置
21 金網
21A 間隙
25 粒子
30 水流入防止装置
31 金網
32 金網かご
100 航空機
101 胴体
102 主翼
103 フロア
104 床上空間
105 床下空間
106 主脚
107 ベイ
108 フェアリング
109 圧力隔壁
110 通気開口
111 流路(連通路)
131 直線
141 線材
161 容器本体
161A 開口
162 蓋
163 蓋
164 フロート
165 ガイド壁
211 被膜
321 部分(メッシュ部)
322 部分(メッシュ部)
S 空間

Claims (12)

  1. 航空機が着水した際に、機内と機外とを連通する連通路を介した前記機内への水の流入を防止する装置であって、
    前記連通路に、前記連通路を流れる流体が通過するメッシュ部を備えるとともに
    前記メッシュ部が、前記連通路の前記機外側の端部または前記端部の近傍に位置している、
    ことを特徴とする航空機の水流入防止装置。
  2. 着水時、水に浮遊する物体が前記メッシュ部に目詰りすることで、
    前記連通路を介した前記機内への水の流入が防止される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の航空機の水流入防止装置。
  3. 前記連通路は、前記機内の気圧を調整する気圧調整弁の弁体が位置する流路である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の航空機の水流入防止装置。
  4. 航空機が着水した際に、機内と機外とを連通する連通路を介した前記機内への水の流入を防止する装置であって、
    前記連通路に、前記連通路を流れる流体が通過するメッシュ部と、
    水と共に流動可能な粒子を収容する容器と、を備え、
    前記容器は、着水時に開放される、
    ことを特徴とする航空機の水流入防止装置。
  5. 前記容器は、
    前記メッシュ部に対して、
    着水時に前記連通路内と前記連通路の周囲との圧力差に基づいて前記連通路内に流入する水の上流側に位置している、
    ことを特徴とする請求項4に記載の航空機の水流入防止装置。
  6. 前記容器の少なくとも一部は、
    水に溶解する特性、および水圧により破断する特性の少なくとも一方を有し、
    前記特性が働くことで前記容器が開放される、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の航空機の水流入防止装置。
  7. 前記粒子として、
    水に対する比重が相違する2種類以上を用いる、
    ことを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の水流入防止装置。
  8. 前記粒子は、
    水を含むと膨張する材料を用いて形成される、
    ことを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の水流入防止装置。
  9. 前記メッシュ部に対して、着水時に前記連通路内と前記連通路の周囲との圧力差に基づいて前記連通路内に流入する水の下流側に、前記メッシュ部とは別のメッシュ部を備え、
    前記メッシュ部と、別の前記メッシュ部との間に区画された空間内に、
    着水時に前記容器内から前記粒子が導入される、
    ことを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の航空機の水流入防止装置。
  10. 航空機が着水した際に、機内と機外とを連通する連通路を介した前記機内への水の流入を防止する装置であって、
    前記連通路に、前記連通路を流れる流体が通過するメッシュ部を備え、
    前記メッシュ部は、
    水を含むと膨張する材料を用いて形成される、
    ことを特徴とする水流入防止装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の水流入防止装置を備えることを特徴とする気圧調整弁。
  12. 請求項11に記載の気圧調整弁を備えることを特徴とする航空機。
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