JP6557047B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は冷蔵庫に関する。
冷蔵庫内の貯蔵室の収容される収納容器の上方には、収納容器内の気密性を高める観点から、カバー部材が配置されることがある。従って、当該収納容器の上方に形成される開口は、冷蔵庫の内部において、カバー部材によって覆われた状態で配置されることになる。このような、カバー部材で覆われた収納容器を収容した冷蔵庫に関する技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1には、冷蔵庫の一の収納室の扉後方に配されて該扉の開閉に伴って収納室内に出し入れされる収納容器と、この収納容器の上部に収納され、該上部と前後方向に係合することで当該上部の正規位置から後方にスライド可能な小容器と、前記収納室の天井面に前後方向に移動不能に係止されて前記収納容器と前記小容器の上面を覆うカバー体とを備え、前記収納容器の上部左右両側部に前記小容器をスライド可能に支持するスライドレール部が設けられ、該スライドレール部に、前記正規位置に対し後方に位置する前記小容器を上方に変位させる突起が設けられ、前記小容器が前記正規位置にない状態で前記扉の閉動作を行なったとき、前記突起により上方に変位した小容器が前記カバー体を上方に押し上げて該カバー体が前記収納室の天井面に押し付けられ、これにより前記扉の後方への動きが規制される冷蔵庫が記載されている。
特許第3471210号公報
冷蔵庫の内部において収納容器がカバー部材で覆われた状態で収納扉が正面側に引かれると、カバー部材は冷蔵庫の中に残ったまま、収納容器が正面側に引き出されることになる。従って、野菜等(貯蔵物)を収納容器に出し入れする際に使用される空間は、収納容器の正面側端部と、カバー部材の正面側端部との間に形成される空間となる。
この点、特許文献1には、野菜室扉を正面側に引いて収納容器を冷蔵庫外に引き出す際、冷蔵構内で収納容器を覆っていたカバー部材は水平状態に配置されることが示されている(特許文献1の特に図9(a)参照)。また、特許文献1には、収納容器に大きな貯蔵物を入れた状態で野菜室扉を閉めると、カバー部材は斜めになって(水平方向に対して角度を有して)冷蔵庫の内部に配置されることが示されている(特許文献1の特に図1(b)参照)。
これらのように、特許文献1に記載の技術では、野菜室扉を手前側に引いて収納容器を冷蔵庫の外に出す際、カバー部材の位置は水平状態になっている。従って、特許文献1に記載の技術では、収納容器の正面側端部とカバー部材の正面側端部との間の距離が短くなり、カバー部材の正面側端部との間に形成される空間が小さくなる。そのため、野菜等を収納容器に出し入れする際に使用される空間が小さく、使用性には課題がある。
本発明はこれらの課題を解決することを目的としてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、十分な出し入れ口を確保することで使用性を向上させた冷蔵庫を提供することにある。
本発明者らは前記の課題を解決するために鋭意検討を行った。その結果、貯蔵物が貯蔵される貯蔵室と、当該貯蔵室に収容され、正面側に引き出し可能で、上部が開口しており、前記貯蔵物が収納される収納容器と、当該収納容器の開口を覆うように冷蔵庫の内部に配置されるカバー部材と、を備えた冷蔵庫において、前記収納容器は、後側下段空間と、前側空間と、後側上段空間との三つの空間に区画されており、前記収納容器が正面側に引き出される際に、前記収納容器の移動に伴って前記カバー部材も正面側に移動し、前記収納容器が正面側に引き出されたときには、前記カバー部材は、水平方向に対して傾斜を有した状態で前記冷蔵庫の内部に配置されることで前記課題を解決できることを見出した。
本発明によれば、十分な出し入れ口を確保することで使用性を向上させた冷蔵庫を提供することができる。
本実施形態の冷蔵庫の正面図である。 冷蔵庫から野菜室扉を少し引き出したときの、野菜容器カバー及びガイド部材の様子を示す斜視図である。 野菜容器カバーの上方に配置されるガイド部材の斜視図である。 冷蔵庫に下段容器が収容されているときの、下段容器の内部を示す断面図である。 下段容器の開口を覆うように配置される野菜容器カバーの斜視図である。 下段容器の内部に配置される上段容器の斜視図である。 下段容器の斜視図である。 下段容器を冷蔵庫に完全に収容したときの、下段容器、上段容器、野菜容器カバー及びガイド部材の配置の様子を示す部分拡大斜視図である。 図8に示した状態から下段容器を正面側に少し引き出した状態を示す部分拡大斜視図である。 図9に示した状態から下段容器を正面側にさらに引き出した状態を示す部分拡大斜視図である。 下段容器を正面側に完全に引き出した状態を示す部分拡大斜視図である。
以下、図面を適宜参照しながら、本発明実施するための形態(本実施形態)を説明する。
図1は、本実施形態の冷蔵庫10の正面図である。図1に示す冷蔵庫10は、冷蔵庫本体1の正面に、冷蔵室左扉2と、冷蔵室右扉3と、製氷室扉4aと、急速冷凍室扉4bと、冷凍室扉5と、野菜室扉6とを備えている。冷蔵室左扉2は、上ヒンジ7a及び下ヒンジ8aにより、紙面手前方向に回動可能になっている。さらに、冷蔵室右扉3は、上ヒンジ7b及び下ヒンジ8bにより、紙面手前方向に回動可能になっている。即ち、冷蔵室左扉2及び冷蔵室右扉3は観音開き可能に備えられ、これらと冷蔵庫本体1とにより形成される空間に、冷蔵室(図示しない)が形成されている。
また、製氷室扉4a、急速冷凍室扉4b及び冷凍室扉5は、紙面手前方向に引き出し可能になっている。そして、これらと冷蔵庫本体1とにより形成される空間に、製氷室、急速冷凍室及び冷凍室(いずれも図示しない)がそれぞれ形成されている。野菜室扉6も同様に、紙面手前方向に引き出し可能になっている。さらに、これと冷蔵庫本体1とにより構成される空間に、野菜室100(野菜等の貯蔵物が貯蔵される貯蔵室、図4参照)が形成されている。
図2は、冷蔵庫10から野菜室扉6を少し引き出したときの、野菜容器カバー105(カバー部材)及びガイド部材130の様子を示す斜視図である。ガイド部材130は、冷蔵庫本体1(図2では図示しない)に固定されており、野菜室扉6を引き出したときには、下段容器101及び野菜容器カバー105のみが引き出されるようになっている。また、下段容器101(収納容器)の内部には、図2では図示しない上段容器102(収納容器、図4参照)等が配置されている。
下段容器101は、野菜等が収納されるものであり、使用者の操作に応じて、正面側に引き出されるものである。また、その上部は開口しており、この開口は、冷蔵庫10の内部において、野菜容器カバー105によって覆われている。そして、この野菜容器カバー105から離間して、野菜容器カバー105の上面と対向するように野菜容器カバー105の上方に、ガイド部材130が固定されている。このガイド部材130は、野菜容器カバー105とは異なり、冷蔵庫10の内部に固定されているものである。
また、下段容器101は、左右両側に一対に配置されたフレーム161により支持固定されている(図2では、左側のフレーム161は図示していない)。そして、このフレーム161は、正面側に配置された扉固定部162に接続されている。扉固定部162には、図示しないボルト及びナット等によって、野菜室扉6(図2では図示しない)が固定されている。従って、使用者が野菜室扉6を正面側に引っ張ることにより、扉固定部162及びフレーム161により支持固定された下段容器101及びその内部の上段容器102が冷蔵庫10の正面側に引き出されることになる。一方で、この状態で使用者が野菜室扉6を押しこむことで、下段容器101及びその内部の上段容器102が冷蔵庫10の内部(即ち、野菜室100の内部)に収容されるようになっている。また、詳細は後記するが、このときに、正面側に引き出されていた野菜容器カバー105も併せて元の位置に戻されることになる。
また、フレーム161には、下段容器101の正面側及び背面側への移動を生じさせるための力を与える容器駆動機構(図示しない)が接続されている。そして、使用者が図示しない開スイッチを押下等することで容器駆動機構を構成するモータやギア等(いずれも図示しない)が駆動し、下段容器101に対して正面側への力が付与され、下段容器101は上段容器102とともに正面側に引き出される。このとき、下段容器101が正面側に移動している間、容器駆動機構は下段容器101に対して常に力を付与し続けているのではなく、初めに一度のみ力を付与し、その後、下段容器101は惰性で正面側に引き出されるようになっている。
一方で、下段容器101及び上段容器102を冷蔵庫10の内部に収容する際も同様には、使用者が野菜室扉6を少しの力で押し込むことで、容器駆動機構を構成するセンサ(図示しない)が押し込まれた力を検出する。そして、容器駆動機構は、引き出す際と同様にして、背面側への力を下段容器101に一度のみ付与することで、惰性で、下段容器101が冷蔵庫10の内部に収容される。
なお、下段容器101が正面側に引き出されるときの、下段容器101、野菜容器カバー105及びガイド部材130のそれぞれの作用については、図8〜図11を参照しながら後記する。
図3は、野菜容器カバー105の上方に配置されるガイド部材130の斜視図である。野菜容器カバー105の左右側両端部(図3では右側のみを示している)には、野菜容器カバー105の左右側両端部に形成された係止突起142(図5参照)を係止する山状突起131が形成されている。詳細は後記するが、この係止突起142が、ガイド部材130の上面と、山状突起131との間に形成される空間132の内部を、正面側と背面側との方向に移動することで、野菜容器カバー105が正面側と背面側との方向に移動するようになっている。
なお、正面側と背面側とを結ぶ方向のことを、以下、「前後方向」ということがある。
図4は、冷蔵庫10に下段容器101が収容されているときの、下段容器101の内部を示す断面図である。なお、図4には、図1において示した野菜室扉6も併せて示している。下段容器101は、後側下段空間101Aと、前側空間101Bと、後側上段空間101Cとの三つの空間に区画されている。これらのうち、後側下段空間101Aは、下段容器101の内部に配置された仕切り103と、上段容器102の下面とにより下段容器101を区切って形成されている。また、前側空間101Bは、上段容器102の正面側の側面と仕切り103と野菜容器カバー105とにより下段容器101を区切って形成されている。後側上段空間101Cは、上段容器102と野菜容器カバー105とにより下段容器101を区切って形成されている。
これらの各空間は、ロックハンドル106に形成された連通孔(図示しない)、及び、上段容器102の底面に形成された連通孔171により連通している。そして、後側下段空間101Aの背面側には、下段容器101の内部の各空間(即ち、後側下段空間101Aと、前側空間101Bと、後側上段空間101Cとの三つの空間内)の湿度を制御する蒸散カセット112が配置されている。
図5は、下段容器101の開口を覆うように配置される野菜容器カバー105の斜視図である。野菜容器カバー105の左右両側には、上面とほぼ同じ高さの位置に、図3を参照しながら説明した山状突起131により係止される係止突起142が形成されている。係止突起142は、野菜容器カバー105の前後方向中央近傍よりもやや正面側に形成されている。そして、この係止突起142は、図3を参照しながら説明したように、ガイド部材130の側面に形成された空間132の内側を、野菜容器カバー105とともに前後方向に移動するようになっている。
また、野菜容器カバー105の正面側端部であって左右両側には、下方向に延在する支持突起141が形成されている。この支持突起141は、下段容器101の外側面であって前側に形成された係止突起164(図7参照)に接触し、これにより、野菜容器カバー105の背面側への移動が制限されるようになっている。
また、野菜容器カバー105の左右両側には、それぞれの端部から下方向に向かって延在する、前記の支持突起141を含む側部の下端面144が形成されている。この下端面144は、野菜容器カバー105の正面側から背面側まで全域に亘って延在するものであり、下端面144には、支持突起141の下端面が含まれる。
そして、下段容器101が正面側に移動する(引き出される)ときには、野菜容器カバー105の正面側が持ち上がった状態で、下段容器101が正面側に移動するようになっている。そのため、野菜容器カバー105の支持突起141の部分の下端面144と、係止突起164からみて背面側のガイド面163(図7参照)とは接触せずに、これらが対向しながら下段容器101が正面側に移動するようになっている。一方で、下段容器101が背面側に移動する(押し込まれる)ときには、支持突起141の部分の下端面144は、係止突起164からみて背面側のガイド面163(図7参照)の上を摺動しながら、下段容器101が背面側に移動するようになっている。
さらに、野菜容器カバー105の背面側端部であって左右両側には、外側に突き出して形成された支持突起143が形成されている。なお、図5では、右側の支持突起143のみを図示し、左側の支持突起は図示していない。この左右の支持突起143は、左右内側面に前後方向に延在して形成されたガイド溝(図示しない)に挿入されている。これにより、野菜容器カバー105は、下段容器101が引き出された際にも、内箱124の内部で支持されるようになっている。
図6は、下段容器101の内部に配置される上段容器102の斜視図である。上段容器102の正面側には、ロックハンドル106が配置されている。ロックハンドル106は、通常時には下段容器101の内部に支持固定された上段容器102を、使用者によって操作されることで上段容器102を前後方向への移動を可能にするものである。ロックハンドル106は、押下されることで上段容器102の正面側への移動を可能にする押下部106aを備えて構成される。使用者が押下部106aを押下することで、下段容器101内での上段容器102の支持固定が解除される。そして、これにより、上段容器102が背面側方向に移動可能になる。
また、上段容器102の左右両側面であってその正面側の端部には、それぞれ、下方向に突き出すようにして突起151が形成されている(図6では、右側の突起151のみが示されており、左側の突起は図示していない)。左右両側の突起151は、下段容器101の開口部端面に形成された凹部161(図7参照)に載置されるようになっている。これにより、上段容器102は、下段容器101の内部に配置されるようになっている。
図7は、下段容器101の斜視図である。下段容器101の外側面には、正面側に、係止突起164及びガイド面163が設けられている。ここでいう「ガイド面163」は、係止突起164からみて正面側のガイド面163と、係止突起164からみて背面側のガイド面163との双方を表している。
前記のように、野菜容器カバー105の支持突起141(図5参照)は、係止突起164によって、その正面側のガイド面163の上で係止されている。そして、この状態で下段容器101が正面側に引き出されると、支持突起141は、下段容器101の正面側への移動に伴って係止突起164を乗り越えることになる。その後は、この支持突起141は、係止突起164の背面側にあるガイド面163とは接触せずにガイド面163に対向しながら、下段容器101が正面側に引き出されることになる。これにより、野菜容器カバー105が冷蔵庫10の内部に残ったまま、下段容器101が引き出されるようになっている。
また、背面側のガイド面163のさらに背面側は、上段容器102の突起151が載置される凹部161を境にして、下段容器101の開口端面165になっている。そのため、図6に示したロックハンドル106を解除すれば、凹部161に載置されていた突起151(図6参照)は開口端面165を背面側に摺動する。これにより、上段容器102は、下段容器101の内部を背面側に移動し、下段容器101の内部の空間(図4を参照しながら説明した後側下段空間101A)が解放されるようになっている。
図8は、下段容器101を冷蔵庫10に完全に収容したときの、下段容器101、上段容器102、野菜容器カバー105及びガイド部材130の配置の様子を示す部分拡大斜視図である。なお、図8では上段容器102は示されておらず、図8では、上段容器102の正面側両側面の端部に形成された突起151のみが示されている(図6も併せて参照)。
下段容器101が冷蔵庫10に完全に収容されているとき、即ち、野菜室扉6(図1参照)が完全に閉じられているとき、野菜容器カバー105の正面側下方に形成された支持突起141は、下段容器101の外側面に形成された係止突起164からみて正面側に位置している。そして、野菜容器カバー105の支持突起141の下端面144は、下段容器101の係止突起164からみて正面側のガイド面163の上に載置(接触)されている状態になっている。
また、上段容器102(図8では図示しない)の突起151が、下段容器101の外側面に形成された凹部161に載置されることで、上段容器102は、下段容器101の内部に配置されている。このとき、上段容器102の開口は、野菜容器カバー105によって、下段容器101の開口とともに覆われている。また、野菜容器カバー105は、下段容器101及び上段容器102のそれぞれの内部の空間が略密閉になるように、これらの開口を覆っている。
さらに、ガイド部材130の左右両端に形成された空間132(図8では右側の空間132のみ図示している)には、野菜容器カバー105の係止突起142が配置されている。即ち、この係止突起142は、ガイド部材130の山状突起131の背面側に配置されるようになっている。ただし、係止突起142は、下段容器101が冷蔵庫10に収容されているときには、山状突起131には接触していない。
また、この時点では、野菜容器カバー105の背面側の両端に形成された支持突起143は、内箱124の内側面に形成されたガイド溝には接触していない。よって、野菜容器カバー105は、冷蔵庫10の内部において、正面側では支持突起141の部分の下端面144によって、また、背面側では野菜容器カバー105の支持突起143近傍での下端面144によって、上段容器102を介して下段容器101に支持されていることになる。
図9は、図8に示した状態から下段容器101を正面側に少し引き出した状態を示す部分拡大斜視図である。即ち、使用者が野菜室扉6(図1参照)を正面側に少し引き出すと、扉固定部162及びフレーム161(いずれも図2参照)を介して、フレーム161に支持固定された下段容器101が正面側に少し引き出されることになる。
このとき、図8を参照しながら説明したように、野菜容器カバー105の正面側に形成された支持突起141は、下段容器101の外側面に形成された係止突起164からみて正面側に位置している。従って、下段容器101が引き出されると、その外側面に形成された係止突起164に支持突起141が引っかかるため、下段容器101の引き出しに伴って、野菜容器カバー105も正面側に移動することになる。
そして、このとき、ガイド部材130は冷蔵庫10の内部に固定されているから、野菜容器カバー105の係止突起142は、ガイド部材130の空間132の内部を正面側に移動することになる。従って、下段容器101及び上段容器102は、その開口を野菜容器カバー105によって覆われることで内部の空間が略密閉状態に維持されながら、正面側に移動することになる。
図10は、図9に示した状態から下段容器101を正面側にさらに引き出した状態を示す部分拡大斜視図である。前記の図9を参照しながら説明したように、野菜容器カバー105の係止突起142は、ガイド部材130の空間132の内部を正面側に移動する。そのため、係止突起142は、野菜容器カバー105が移動してその位置が所定の位置に達すると、空間132の正面側に配置された滑らかな傾斜を有した山状突起131に接触する(図10に示す状態)。そして、この状態から、下段容器101がさらに正面側に引き出されると、野菜容器カバー105の係止突起142は、ガイド部材130の山状突起131の斜面を摺動して登ることになる。
そして、野菜容器カバー105の係止突起142が山状突起131の斜面を摺動しながら登ると、係止突起142と一体に形成された野菜容器カバー105は上方向に回動する。即ち、当初は水平状態であった野菜容器カバー105が、水平方向に対して徐々に角度を有することになる。ここで、前記のように、係止突起142は、野菜容器カバー105の前後方向中央近傍よりもやや正面側に形成されている。そのため、係止突起142が山状突起131の斜面を摺動しながら登ると、野菜容器カバー105の正面側が上方向に持ち上がることになる。
また、前記のように、下段容器101が引き出されているときには、下段容器101の外側面に形成された係止突起164には支持突起141が引っかかっていた。しかし、野菜容器カバー105の正面側が上側に持ち上がることで、その正面側に形成された支持突起141が係止突起164を乗り越えることができるようになる。即ち、野菜容器カバー105の正面側が上側に持ち上がることで、図10のA部に示すように、支持突起141の下端面144はガイド面163から離間することになる。そして、このとき、野菜容器カバー105は、冷蔵庫10の内部において、やや正面側に形成された係止突起142によってガイド部材130に、また、背面側では野菜容器カバー105の支持突起143近傍での下端面144によって、上段容器102を介して下段容器101に支持されていることになる。
なお、この時点でも、野菜容器カバー105の支持突起143は、内箱124の内側面に形成されたガイド溝には接触していない。
これらのように、下段容器101が正面側に引き出されると、野菜容器カバー105の位置は変わらずに冷蔵庫10の内部に残ったまま、下段容器101が引き出されることになる。即ち、野菜容器カバー105は、下段容器101が引き出されると、水平方向に対して傾斜を有した状態で、冷蔵庫10の内部に配置される(留まる)ことになる。そのため、下段容器101の正面側端部と野菜容器カバー105の正面側端部との間の距離を長くすることができ、野菜等を収納容器に出し入れする際に使用される空間を大きく確保することができる。これにより、下段容器101の内部や上段容器102の内部での野菜等の出し入れがし易くなり、使用性が向上する。
図11は、下段容器101を正面側に完全に引き出した状態を示す部分拡大斜視図である。前記の図10に示す状態からさらに下段容器101を正面側に引き出すと、前記のように、野菜容器カバー105の支持突起141は、下段容器101の係止突起164を乗り越えることになる。これとともに、上段容器102も下段容器101と共に正面側に引き出され、支持突起143が下側に下がることで、内箱124のガイド溝に接触し始める。従って、野菜容器カバー105の背面側での支持点が、下段容器101を介した上段容器102ではなく、内箱124のガイド溝に変化することになる。これにより、野菜容器カバー105は、内箱124の内部において野菜容器カバー105の正面側が持ち上がった状態で、下段容器101から独立して支持されることになる。そして、その後は、前記のように下段容器101のみが正面側に引き出され、使用者が後側上段空間101Cの内部に野菜等を出し入れすることができるようになる。
このとき、前記のように、野菜容器カバー105は冷蔵庫10の内部に残ったままで、下段容器101が正面側に引き出される。即ち、また、野菜容器カバー105の正面方向への移動距離は、下段容器101の正面方向への移動距離よりも短くなる。これにより、使用者が野菜室扉6を開くだけで、他に特別な操作をすることなく、下段容器101及び上段容器102の双方を解放することができる。
また、野菜容器カバー105は、前記の図10に示す状態まで下段容器101及び上段上記102の双方の開口を、その内部の空間が略密閉状態になるように覆っている。そのため、野菜室扉6がわずかにのみ開いた場合には、これらの内部の空間は略密閉状態に維持されたままとなり、過度の開放を抑制することができる。これにより、野菜等の鮮度を高めることができる。
なお、図11に示す状態では、下段容器101の前側空間101B、及び、上段容器102の内部である後側上段空間101Cが解放されている。一方で、上段容器102の下方に位置する後側下段空間101A(図4参照)は、図11に示す状態では解放されていない。そこで、使用者が後側下段空間101Aに野菜等を出し入れする際には、ロックハンドル106を使用者が操作することで、図示しない容器駆動機構により上段容器102の突起151が凹部161から開口端面165(図7参照)の上に移動して摺動し、上段容器102が背面側に移動する。これにより、後側下段空間101Aが解放される。
また、前記の例では、下段容器101を冷蔵庫10から引き出す場合の機構を説明したが、冷蔵庫10の内部に下段容器101を収容する際には、前記の例とは逆の機構で下段容器101が収容される。即ち、野菜室扉6(図1参照)を押し込むことで下段容器101が冷蔵庫10に収容される。このとき、野菜室扉6が野菜容器カバー105の正面側端部に接触して野菜容器カバー105が押し込まれることで、野菜容器カバー105が元の位置に戻される。野菜容器カバー105が戻される際、野菜容器カバー105の支持突起141の部分の下端面144は、係止突起164の背面側に形成されたガイド面163に接触する。即ち、係止突起164の背面側に形成されたガイド面163の上を支持突起141が摺動しながら、下段容器101とともに、野菜容器カバー105が元の位置に戻されることになる。
さらに、前記のように、下段容器101を支持固定するフレーム161には、下段容器101の前後方向の移動をサポートする容器駆動機構が接続されている。この容器駆動機構は電動式のものであり、使用者が開スイッチ(図示しない)を押下することで、下段容器101が正面側又は背面側に移動するために必要な力を、フレーム161を介して下段容器101に与えるものである。
特に、この容器駆動機構は、下段容器101等が移動中全ての区間で下段容器101に力を付与するのではなく、使用者が開スイッチを押下等した後一度のみ、下段容器101に正面側又は背面側に移動する力を付与するようになっている。即ち、野菜容器カバー105の支持突起141が下段容器101の係止突起164を乗り越えるとともに、野菜容器カバー105の係止突起142がガイド部材130の山状突起131の摺動することできる程度の力が、一度のみ、下段容器101に与えられることになる。これにより、下段容器101が引き出されている途中で使用者が所望の位置で下段容器101を止めやすくなる。ただし、容器駆動機構による力の付与は、下段容器101が正面側に移動する際にのみ付与されるようにしてもよい。
なお、前記の例では、収納容器は野菜室100に収容される下段容器101等としたが、冷蔵庫10に収容される収納容器であればどのようなものであってもよい。
6 野菜室扉
10 冷蔵庫
101 下段容器
102 上段容器
105 野菜容器カバー
106 ロックハンドル
130 ガイド部材
131 山状突起
132 空間
141 支持突起
142 係止突起
143 支持突起
144 支持突起の下端面
161 フレーム
161 凹部
162 扉固定部
163 ガイド面
164 係止突起

Claims (4)

  1. 貯蔵物が貯蔵される貯蔵室と、
    当該貯蔵室に収容され、正面側に引き出し可能で、上部が開口しており、前記貯蔵物が収納される収納容器と、
    当該収納容器の開口を覆うように冷蔵庫の内部に配置されるカバー部材と、
    を備えた冷蔵庫において、
    前記収納容器は、後側下段空間と、前側空間と、後側上段空間との三つの空間に区画されており、
    前記収納容器が正面側に引き出される際に、前記収納容器の移動に伴って前記カバー部材も正面側に移動し、
    前記収納容器が正面側に引き出されたときには、前記カバー部材は、水平方向に対して傾斜を有した状態で前記冷蔵庫の内部に配置されることを特徴とする、冷蔵庫。
  2. 前記収納容器の移動に伴う前記カバー部材の正面側への移動の際、
    前記カバー部材の正面側への移動距離は、前記収納容器の正面側への移動距離よりも短くなっていることを特徴とする、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記カバー部材は、前記冷蔵庫の内部において、前記収納容器の内部が略密閉になるように前記収納容器の開口を覆って配置され、
    前記収納容器の移動に伴う前記カバー部材の正面側への移動の際、前記カバー部材は、前記収納容器の内部を略密閉状態に維持しながら正面側に移動することを特徴とする、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記収納容器を少なくとも正面側に移動させるための力を前記収納容器に付与する容器駆動機構を備え、
    当該容器駆動機構が前記収納容器に正面側への力を付与することで前記収納容器の正面側への移動が開始され、当該開始後、惰性によって前記収納容器が正面側に引き出されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
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