JP6556619B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
また、前記特許文献1の筆記具は、ペン体の周囲を密な海綿体部で覆っているため、空気の浸入を防止できるとしても、密な海綿体部にインキが満たされた状態にあると、ペン体の後方に十分に空気が行き渡らず、ペン体及び海綿体部に含浸されたインキをペン体先端から円滑に吐出させることができず、筆跡が途切れたり掠れたりすることがある。
前記突起部65は、インキ吸収体10の後端部の径方向外側に没入されることが好ましい。それにより、突起部65の径方向内側にインキ流通路が確保され、ペン体3及びインキ吸収体10に弁装置4からのインキをスムーズに供給することができる。前記突起部65は、周状に分散配置された複数の突起、または環状の突起が挙げられる。
前記本体2は、前端が開口され且つ後端が閉鎖された有底筒状体により形成され、合成樹脂のブロー成形により得られる。前記本体2の前端部は、縮径され、その外面に螺合部21が形成される。
前記本体2内には、インキと撹拌部材12が収容される。
前記ペン体3は、棒状の繊維束の樹脂加工体である。前記ペン体3の両端部が先細状に形成される。前記ペン体3の先細状の両端部の頂部に凸曲面が形成される。
前記インキ吸収体10は、合成樹脂の連続気孔体(弾性を有するスポンジ)であり、環状に形成される。前記インキ吸収体10はペン体3が貫通する中心孔を備える。
前記弁装置4は、ペン体3の後端に当接される弁体5と、前記弁体5との密接離間作動により開閉自在の弁孔64を備える弁座部材6と、前記弁体5を前方に付勢する弾発体7と、前記弁体5、前記弁座部材6及び前記弾発体7を収容する弁収容筒8とからなる、
前記弁体5は、棒状の前部51と、前記棒状の前部51より後方に一体に形成され且つ径方向外方に環状に突出される弁部52と、前記弁部52より後方に一体に形成される棒状の後部53とからなる。前記弁体5は合成樹脂の射出成形により得られる。
前記弁座部材6は、両端が開口された円筒体であり、合成樹脂の射出成形により得られる。前記弁座部材6は、前端に径方向外方に突出された環状の鍔部61が一体に形成される。前記鍔部61より後方に筒状部62が一体に形成される。前記筒状部62の後端内面には、径方向内方に突出する座部63が一体に形成される。前記座部63の中心には弁孔64が前後方向に貫設される。前記座部63に、前記弁体5の弁部52が密接離間可能である。前記弁座部材6の前面には、複数の周状に分散配置された突起部65が一体に形成される。前記突起部65は、鍔部61より前方に突出される。
前記弾発体7は圧縮コイルスプリングよりなる。前記弾発体7の内部に、弁体5の棒状の後部53が挿通される。前記弾発体7の前端が、前記弁体5の弁部52の後面に係止され、前記弁体5が前方に付勢される。前記弾発体7の後端は、弁収容筒8の係止壁部83に係止される。
前記弁収容筒8は、両端が開口された円筒体であり、合成樹脂の射出成形により得られる。前記弁収容筒8は、前端に径方向外方に突出された環状の鍔部81が一体に形成される。前記鍔部81より後方に筒状部82が一体に形成される。前記筒状部82の後端内面には、径方向内方に突出する係止壁部83が一体に形成される。前記係止壁部83の中心には、ガイド孔84が前後方向に貫設され、前記ガイド孔84に弁体5の棒状の後部53が挿通される。前記筒状部82の後部側壁には、複数のインキ流通孔85が径方向に貫設される。前記弁収容筒8の筒状部82の前端開口部内面には、前記弁座部材6の筒状部61の外面が圧入固着される。前記弁収容筒8の鍔部81前面は、前記弁座部材6の鍔部61後面に密接される。前記弁収容筒8の鍔部81前面は本体2の前端に密接される。前記弁収容筒8の筒状部82の前端部外面は本体2の前端開口部内面に圧入固着される。前記弁収容筒8内には、弁体5、弁座部材6及び弾発体7が収容され、ユニット化された弁装置4を得る。
前記先体9は、両端が開口された先細円筒体であり、合成樹脂の射出成形により得られる。前記先体9の前端部内面には、前後方向に延びる複数本の縦リブ91が形成され、縦リブ91によりペン体3が摺動可能に保持される。前記先体9の後端部内面には、螺合部92が形成される。前記先体9の後端部内面の螺合部92が、前記本体2の前端部外面の螺合部21と螺着される。前記先体9の螺合部92の前方の内面には環状段部93が形成される。前記環状段部93が、前記弁座部材6の鍔部61前面に密接される。前記先体9と前記本体2との螺着により、先体9の環状段部93と本体2の前端との間で、弁座部材6の鍔部61と弁収容筒8の鍔部81が前後方向に挟持される。
2 本体
21 螺合部
3 ペン体
4 弁装置
5 弁体
51 棒状の前部
52 弁部
53 棒状の後部
6 弁座部材
61 鍔部
62 筒状部
63 座部
64 弁孔
65 突起部
7 弾発体
8 弁収容筒
81 鍔部
82 筒状部
83 係止壁部
84 ガイド孔
85 インキ流通孔
9 先体
91 縦リブ
92 螺合部
93 環状段部
94 係止段部
10 インキ吸収体
10a 高密度部
11 キャップ
12 撹拌部材
Claims (2)
- 内部にインキが貯留された本体と、前記本体の前端部に前後方向に移動可能に配置されるペン体と、前記ペン体の後方に配置され且つ前記ペン体の後方への押圧によって開口する弁装置と、前記ペン体の周囲に配置される多孔質材料からなる環状のインキ吸収体とを備えた筆記具であって、前記弁装置の前側に突起部が形成され、前記突起部が前記インキ吸収体の後端部に前方に没入され、前記インキ吸収体の後端部に高密度部が形成されることを特徴とする筆記具。
- 前記弁装置が、ペン体の後端に当接された弁体と、前記弁体との密接離間作動により開閉自在の弁孔を備える弁座部材と、前記弁体を前方に付勢する弾発体と、前記弁体、前記弁座部材及び前記弾発体を収容する弁収容筒とからなり、前記弁座部材の前面に前記突起部が形成される請求項1記載の筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015253308A JP6556619B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015253308A JP6556619B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 筆記具 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019127727A Division JP6719013B2 (ja) | 2019-07-09 | 2019-07-09 | 筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017114040A JP2017114040A (ja) | 2017-06-29 |
JP6556619B2 true JP6556619B2 (ja) | 2019-08-07 |
Family
ID=59232764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015253308A Active JP6556619B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6556619B2 (ja) |
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2015
- 2015-12-25 JP JP2015253308A patent/JP6556619B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2017114040A (ja) | 2017-06-29 |
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