JP6555980B2 - 撮像装置、撮像システム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置、撮像システムに関する。
光電変換によって生成した電化に基づく信号を出力する有効画素と、光電変換を行わず、基準信号を出力するリファレンス画素とを有する撮像装置が知られている。
このような撮像装置として、特許文献1に記載の撮像装置がある。特許文献1には、有効画素が出力する信号と、リファレンス画素が出力する信号との差を増幅した信号を、全差動増幅回路が出力する撮像装置が記載されている。
また、撮像装置において、高光量の被写体を撮影した場合に、本来高輝度の白となるべき高光量の部分が低輝度になったり黒くなったりする黒化現象が生じることがある。
特許文献2には、画素が出力する光信号を増幅する増幅部の出力を制限する制限回路を備えることにより、黒化現象を低減する構成が記載されている。
特許文献3には、全差動増幅回路の出力を制限するリミッタを有する構成が記載されている。
特開2012−253740号公報 特開2014−212423号公報 特開2007−201550号公報
全差動増幅回路が出力する信号が飽和レベルに達すると、全差動増幅回路の消費電流が、飽和レベル到達前に対して変動する。画素の複数の列の各々に対応して、複数の全差動増幅回路の各々が設けられていることがある。この場合には、複数の全差動増幅回路が共通の電源線に接続されることがある。出力が飽和レベルに達した全差動増幅回路の消費電流の変動は、複数の全差動増幅回路で共通に接続された電源線の電位の変動を生じさせる。この電位の変動により、飽和レベルに到達した全差動増幅回路とは別の全差動増幅回路の出力に変動が生じる。これにより、撮像装置が出力した信号を用いて生成した画像に横筋上の縞が発生する、スミア現象が生じる。
このスミア現象および黒化現象で説明されるように、全差動増幅回路が出力する信号の精度の向上には課題が存在する。
本発明は、画素が出力するノイズ信号と光信号とを、全差動増幅回路が増幅する場合に、全差動増幅回路が出力する信号の精度の向上に貢献する技術を提供する。
本発明は、上記の課題を鑑みて為されたものであり、一の態様は、ノイズ信号と、光に基づく光信号とを出力する増幅トランジスタを有する画素と、前記画素から前記ノイズ信号と前記光信号が入力される全差動増幅回路とを有する撮像装置であって、前記全差動増幅回路は、第1出力ノードと第2出力ノードとを有し、前記全差動増幅回路は、前記ノイズ信号を増幅した増幅ノイズ信号を前記第1出力ノードと前記第2出力ノードから出力し、前記全差動増幅回路は、前記光信号を増幅した増幅光信号を前記第1出力ノードと前記第2出力ノードから出力し、前記撮像装置は、前記全差動増幅回路の前記第1出力ノードおよび前記第2出力ノードに出力される信号の振幅を制限する出力制限部をさらに有し、前記出力制限部は、前記増幅ノイズ信号の振幅を第1振幅範囲に制限し、前記出力制限部は、前記増幅光信号の振幅を前記第1振幅範囲よりも広い第2振幅範囲に制限することを特徴とする。
本発明により、全差動増幅回路が出力する信号の精度を向上させることができる。
撮像装置の構成の一例を示した図 有効画素とリファレンス画素の構成の一例を示した図 列回路の構成の一例を示した図 クリップ電圧制御回路の構成の一例を示した図 撮像装置の動作の一例を示した図 差動増幅器と、出力制限部と、CMFB回路の構成の一例を示した図 差動増幅器と、出力制限部と、CMFB回路の構成の一例を示した図 差動増幅器と、出力制限部と、CMFB回路の構成の一例を示した図 列回路の構成の一例を示した図と、出力制限部の構成の一例を示した図 撮像装置の動作の一例を示した図 列回路の構成の一例を示した図 撮像システムの一例を示した図
以下、図面を参照しながら各実施例を説明する。
(実施例1)
本実施例の撮像装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例の撮像装置の構成の一例を示した図である。
本実施例の撮像装置は、画素アレイ130と、列回路140とを有する。画素アレイ130は、有効画素100が複数行および複数列に渡って配された有効画素領域121と、複数列に渡って配されたリファレンス画素101とを有する。1つの画素列には、複数の有効画素100と、1つのリファレンス画素101とが配されている。有効画素100は、第1信号線102を介して列回路140に接続されている。また、リファレンス画素101は、第2信号線103を介して列回路140に接続されている。複数の列回路140の各々は、有効画素100が設けられた1つの列に対応して設けられている。
さらに撮像装置は、水平走査回路145−1、水平走査回路145−2を有している。水平走査回路145−1は、偶数列の列回路140を順次選択する水平走査を行う。また、水平走査回路145−2は、奇数列の列回路140を順次選択する水平走査を行う。水平走査回路145−1による水平走査によって選択された偶数列の列回路140の各々は、有効画素100が第1信号線102に出力した信号と、リファレンス画素101が第2信号線103に出力した信号とに基づく信号を、出力線150−1に出力する。水平走査回路145−2による水平走査によって選択された奇数列の列回路140の各々は、有効画素100が第1信号線102に出力した信号と、リファレンス画素101が第2信号線103に出力した信号とに基づく信号を、出力線150−2に出力する。
図2は、有効画素100とリファレンス画素101の詳細を示した図である。有効画素100は、光電変換部であるフォトダイオード201、トランジスタ202、トランジスタ204、トランジスタ205、トランジスタ206を有する。本実施例では、フォトダイオード201が蓄積する電荷は電子である。トランジスタ202の一方の主ノードと、トランジスタ204の一方の主ノードと、トランジスタ205のゲートは、共通のノードであるノードFDに接続されている。トランジスタ204の他方の主ノードには電圧Vddが与えられている。
トランジスタ205の一方の主ノードには、電圧Vddが与えられている。また、トランジスタ205の他方の主ノードは、トランジスタ206の一方の主ノードに接続されている。トランジスタ206の他方の主ノードは、第1信号線102に接続されている。トランジスタ205の他方の主ノードは、トランジスタ206を介して第1信号線102に接続されていると言える。
トランジスタ202のゲートには、制御線207が接続されている。トランジスタ204のゲートには制御線208が接続されている。トランジスタ206のゲートには制御線210−1が接続されている。不図示の垂直走査回路は、制御線207、制御線208、制御線210−1に、それぞれ信号PTX、信号PRES、信号PSEL1を出力する。
リファレンス画素101は、フォトダイオード201の代わりに容量素子211を有する点、トランジスタ206が第1信号線102ではなく第2信号線103に接続される点を除けば、有効画素100と同じ構成である。不図示の垂直走査回路は、リファレンス画素101のトランジスタ206のゲートに制御線210−2を介して、信号PSEL2を出力する。
不図示の垂直走査回路は、有効画素100を行単位で順次選択する垂直走査を行う。また、不図示の垂直走査回路は、有効画素100を選択している期間に、リファレンス画素101もまた選択する。
図3は、図1に示した撮像装置のうちの、1つの画素列と、1つの列回路140とを示した図である。
列回路140は、第1電流源104、第2電流源105を有する。第1電流源104は、第1信号線102と、有効画素100のトランジスタ206とを介して、有効画素100のトランジスタ205に電流を供給する。第2電流源105は、第2信号線103と、リファレンス画素101のトランジスタ206とを介してリファレンス画素101のトランジスタ205に電流を供給する。有効画素100のトランジスタ205と第1電流源104は、ソースフォロワ回路を構成する。また、リファレンス画素101のトランジスタ205と第2電流源105は、ソースフォロワ回路を構成する。
列回路140はさらに、信号処理回路113、全差動増幅回路180、出力制限部400を有する。全差動増幅回路180は、スイッチ110−1、スイッチ110−2、容量素子C0−1、容量素子C0−2、スイッチ112−1、スイッチ112−2、容量素子Cf−1、容量素子Cf−2、差動増幅器111を有する。出力制限部400はトランジスタ114を有する。トランジスタ114の制御ノードであるゲートは、制御線120に接続されている。制御線120は、クリップ電圧制御回路115が出力する電圧VCLIPが与えられる。1つのクリップ電圧制御回路115は、複数列の列回路140に対して、制御線120を介して共通の電圧VCLIPを出力する。また、トランジスタ114は、全差動増幅回路180の第1出力ノードである出力VOUT+が出力されるノードと、全差動増幅回路180の第2出力ノードである出力VOUT−が出力されるノードとに接続されている。全差動増幅回路180に入力VIN−が入力されるノードは、全差動増幅回路180の入力ノード(第3入力ノード)であり、入力VIN+が入力されるノードは、全差動増幅回路180の入力ノード(第4入力ノード)である。
信号処理回路113には、水平走査回路145−1あるいは水平走査回路145−2から選択信号が入力される。アクティブな選択信号が入力された列回路140の信号処理回路113は、出力線150−1あるいは出力線150−2に、全差動増幅回路180が出力した信号を処理した信号を出力する。
図4は、クリップ電圧制御回路115の構成を示した図である。クリップ電圧制御回路115は、バッファ回路301、電圧供給部302、トランジスタ304、電圧供給部305、トランジスタ308、クリップ電圧供給部309を有する。トランジスタ304、トランジスタ308のそれぞれは、不図示の制御回路から各々のゲートに入力される、信号PCLIPH、信号PCLIPLの信号レベルに応じて、ON、OFFが切り替わるスイッチである。電圧供給部302は電圧VCLIPHを供給し、電圧供給部305は電圧VCLIPLを供給する。電圧VCLIPHの振幅は、電圧VCLIPLよりも振幅が大きい。電圧VCLIPHは、出力制限部400のトランジスタ114の制御ノードであるゲートに入力される第1電圧である。また、電圧VCLIPLは、出力制限部400のトランジスタ114の制御ノードであるゲートに入力される第2電圧である。
トランジスタ304、トランジスタ308は、一方がONし他方がOFFする排他的動作と、両方がOFFする動作とを行う。バッファ回路301は、トランジスタ304、トランジスタ308の動作状態に応じて、電圧供給部302から供給される電圧VCLIPHと電圧供給部305から供給される電圧VCLIPLとの一方の電圧を、クリップ電圧供給部309に出力する。クリップ電圧供給部309は制御線120に接続されている。クリップ電圧供給部309は、制御線120に、電圧VCLIPを出力する。
図5は、図1に示した撮像装置の動作を示したタイミング図である。
図5に示した各制御信号は、図1〜図3で示した各信号に対応している。図5に示した各制御信号は、信号レベルがHighレベルとなると当該制御信号が入力されるトランジスタあるいはスイッチがONとなる。つまり、Highレベルの信号レベルである制御信号は、当該制御信号が入力されるトランジスタあるいはスイッチをアクティブとするアクティブレベルの信号である。また、図5に示した各信号は、信号レベルがLowレベルとなると当該信号が入力されるトランジスタあるいはスイッチがOFFとなる。以下、HighレベルをHiレベルと表記し、LowレベルをLoレベルと表記する。
信号PINは、不図示の制御回路が、スイッチ110−1、スイッチ110−2に出力する信号である。
信号PCRESは、不図示の制御回路が、スイッチ112−1、スイッチ112−2に出力する信号である。
時刻t1において、不図示の垂直走査回路は、信号を読み出す行として選択される行に位置する有効画素100のトランジスタ206のゲートに出力する信号PSEL1の信号レベルをHiレベルとする。これにより、有効画素100のトランジスタ205は、ノードFDに基づく電位の信号を第1信号線102に出力する。
また、時刻t1において、不図示の垂直走査回路は、信号PSEL2の信号レベルをHiレベルとする。これにより、リファレンス画素101のトランジスタ205は、ノードFDに基づく電位の信号を第2信号線103に出力する。
なお、時刻t1において、不図示の垂直走査回路は、信号を読み出す行に位置する有効画素100のトランジスタ204のゲートおよびリファレンス画素101のトランジスタ204のゲートに出力する信号PRESの信号レベルをHiレベルとしている。これにより、有効画素100およびリファレンス画素101のそれぞれのノードFDはリセットされている状態にある。
また、時刻t1において、不図示の制御回路は、信号PINの信号レベルをHiレベルとする。これにより、スイッチ110−1、スイッチ110−2がONする。スイッチ110−1がONすることにより、有効画素100のトランジスタ205が第1信号線102に出力した信号が、容量素子C0−1に入力される。また、スイッチ110−2がONすることにより、リファレンス画素101のトランジスタ205が出力する信号が容量素子C0−2に入力される。
なお、時刻t1において、不図示の制御回路は、信号PCRESの信号レベルをHiレベルとしている。これにより、スイッチ112−1、スイッチ112−2がONしているため、全差動増幅回路180はリセットされている状態にある。この時に全差動増幅回路180の出力VOUT−、出力VOUT+はともに電圧VMとなっている。
時刻t2に、不図示の垂直走査回路は、信号PRESの信号レベルをLoレベルにする。これにより、有効画素100およびリファレンス画素101のそれぞれのノードFDのリセットが解除される。このリセットが解除されたノードFDの電位に基づいて、有効画素100のトランジスタ205が出力する信号を有効N信号と表記する。一方、リセットが解除されたノードFDの電位に基づいて、リファレンス画素101のトランジスタ205が出力する信号を、リファレンスN信号と表記する。時刻t2において、有効N信号およびリファレンス信号の電位はともに電位V1となっている。
図5では、有効画素100のフォトダイオード201に強い光が入射している例を示している。有効画素100のフォトダイオード201に強い光が入射している場合、当該フォトダイオード201で生成した電荷は、トランジスタ202がOFFしているにも関わらず、ノードFDに漏れ出す。これにより、有効画素100のトランジスタ205が出力する有効N信号の振幅が時間の経過とともに大きくなる。このため、有効N信号の電位は、時間の経過とともに電位V1から低下する。
時刻t3に、不図示の制御回路は、信号PCRESの信号レベルをLoレベルにする。これにより、スイッチ112−1、スイッチ112−2がOFFする。よって、全差動増幅回路180のリセットが解除される。このスイッチ112−1がOFFすることによって、容量素子C0−1は、時刻t3における有効N信号をクランプする。またスイッチ112−2がOFFすることによって、容量素子C0−2は時刻t3におけるリファレンスN信号をクランプする。
また、時刻t3に、不図示の制御回路は、信号PCLIPHの信号レベルをHiレベルとする。一方、不図示の制御回路は、信号PCLIPLの信号レベルをLoレベルのままとする。これにより、クリップ電圧制御回路115は、電圧VCLIPHを電圧VCLIPとしてトランジスタ114のゲートに出力する。
これにより、有効N信号とリファレンスN信号とが入力された全差動増幅回路180の出力VOUT−と出力VOUT+との間の振幅である振幅VNは、トランジスタ114によって、所定の振幅範囲である第1振幅範囲よりも大きくならないように制限される。振幅VNは、有効N信号およびリファレンスN信号に基づいて全差動増幅回路180が出力する信号である増幅ノイズ信号の振幅である。電圧VCLIPHの値は、全差動増幅回路180の出力VOUT−と、出力VOUT+との間の振幅が制限される振幅VNの値に基づいて設定される。本実施例では、電圧VCLIPHの電位は、リセットされている全差動増幅回路180が出力する信号と同じ電圧である電圧VMとしている。トランジスタ114の閾値電圧を電圧Vthとすると、全差動増幅回路180の出力VOUT−は、電圧VM+Vthまでの範囲に制限される。また、全差動増幅回路180の出力VOUT+は、電圧VM−Vthまでの範囲に制限される。よって、全差動増幅回路180の振幅VNが制限される振幅は、電圧2Vthとなっている。
ここまで、トランジスタ114が全差動増幅回路180の出力を制限する構成を説明した。ここで、比較例として、撮像装置がトランジスタ114を有しない構成について説明する。この場合には、トランジスタ114による、全差動増幅回路180の出力の制限が行われないこととなる。有効画素100のフォトダイオード201からノードFDに電荷が漏れ続けることによって、有効N信号の振幅は、時間の経過に伴って大きくなる。これにより、全差動増幅回路180の出力する信号の振幅VNもまた、時間の経過に伴って大きくなる。その後、振幅VNは、飽和レベルである振幅Vsatに到達する。
引き続き、比較例を説明する。
その後、不図示の垂直走査回路は、時刻t4に有効画素100およびリファレンス画素101のそれぞれのトランジスタ202に出力する信号PTXの信号レベルをHiレベルとし、時刻t5に信号PTXの信号レベルをLoレベルとする。これにより、有効画素100では、フォトダイオード201が生成した電荷が、ノードFDに転送される。これにより、有効画素100のノードFDは、フォトダイオード201が蓄積した電荷に基づく電位となる。有効画素100のトランジスタ205は、このフォトダイオード201が生成した電荷に基づく電位となったノードFDの電位に基づく信号を、第1信号線102に出力する。この有効画素100のトランジスタ205が第1信号線102に出力する信号を有効S信号と表記する。有効S信号の電位は、電位V3である。
一方、リファレンス画素101のノードFDの電位は、信号PTXがHiレベルとなった後、Loレベルとなっても、顕著には変化しない。リファレンス画素101が信号PTXがLoレベルとなったことによって第2信号線103に出力する信号を、リファレンスS信号と表記する。リファレンスS信号の電位は、電位V1である。
比較例においては、信号PTXの信号レベルがHiレベルとなる時刻t4よりも前に、全差動増幅回路180の出力は飽和レベルに達している。したがって、有効S信号、リファレンスS信号が全差動増幅回路180に入力されても、全差動増幅回路180の出力である振幅VSもまた、飽和レベルである。振幅VSとは、有効S信号とリファレンスS信号とに基づいて、全差動増幅回路180が出力する増幅光信号の振幅である。
信号処理回路113には、振幅VNと振幅VSのそれぞれが全差動増幅回路180から入力される。信号処理回路は、振幅VSから振幅VNを差し引く相関二重サンプリング(CDS;Correlated Double Sampling)処理を行う。これにより、振幅VSに含まれるノイズ成分を差し引いた信号Vsigを得ることができる。しかし、フォトダイオード201に強い光が入射している図5のような場合には、比較例では、振幅VSおよび振幅VNは、ともに飽和レベルの振幅Vsatとなっている。従って、信号Vsigは、
Vsig=VS−VN=Vsat−Vsat=0
となる。したがって、強い光が入射している有効画素100であるにも関わらず、信号Vsigの値は0となる。このため、信号Vsigを用いて生成した画像では、強い光が入射したフォトダイオード201を有する有効画素100に対応する箇所が、黒く沈んで写る黒化現象が生じる。
ここまで、黒化現象が生じる比較例を説明した。ここから本実施例の説明に戻る。
時刻t4から時刻t5における信号PTXに関わる動作は、上述した比較例と同じである。これにより、有効S信号とリファレンスS信号とがそれぞれ全差動増幅回路180に入力される。
また、時刻t4に、不図示の制御回路は、信号PCLIPHの信号レベルをLoレベルとし、信号PCLIPLの信号レベルをHiレベルとする。これにより、クリップ電圧制御回路115は、電圧VCLIPLを電圧VCLIPとしてトランジスタ114のゲートに出力する。この電圧VCLIPLは、有効S信号とリファレンスS信号との振幅によらず、振幅VSが飽和レベルの振幅Vsatに到達しない電圧に設定される。本実施例では、電圧VCLIPLの電圧を、電圧VMよりも電圧V4だけ小さい電圧VM−V4とする。
有効S信号とリファレンスS信号とが入力された全差動増幅回路180の出力VOUT−と出力VOUT+との間の振幅である振幅VSは、トランジスタ114によって、所定の振幅範囲である第2振幅範囲よりも大きくならないように制限される。したがって、全差動増幅回路180の出力する信号の振幅VSは、有効S信号、リファレンスS信号の振幅によらず、飽和レベルに達しない。トランジスタ114によって、全差動増幅回路180の出力VOUT−は電圧VM+V4+Vthまでの範囲に制限される。また、トランジスタ114によって、全差動増幅回路180の出力VOUT+は、電圧VM−V4−Vthまでの範囲に制限される。よって、トランジスタ114によって制限される、全差動増幅回路180の振幅は、電圧2V4+2Vthとなる。
信号処理回路113は、比較例と同じく、信号Vsigを、振幅VSから振幅VNを差し引くことによって得る。振幅VSおよび振幅VNがトランジスタ114によって制限された振幅である場合には、信号Vsigは、
Vsig=VS−VN=2V4+2Vth−2Vth=2V4
となる。
比較例ではVsig=0となり、黒化現象が生じていた。一方、本実施例の撮像装置では、撮像装置がトランジスタ114を備えることにより、黒化現象を生じにくくすることができる。
また、本実施例の撮像装置は、全差動増幅回路180が出力する信号の振幅VNおよび振幅VSの双方とも、飽和レベルに達しないようにすることができる。仮に全差動増幅回路180の出力する信号の振幅が飽和レベルに達すると、全差動増幅回路180の消費電流に変動が生じる。本実施例では、全差動増幅回路180の消費電流は低下している。この全差動増幅回路180の消費電流の変動は、複数の全差動増幅回路180で共通に接続されている電源線の電位の変動を生じさせる。これにより、飽和レベルに達した全差動増幅回路180の周囲の全差動増幅回路180の信号に変動が生じる。これにより、この複数の全差動増幅回路180の出力する信号を用いて生成した画像に、横筋状の縞が生じるスミア現象が発生する。
一方、本実施例の撮像装置は、トランジスタ114を備えることにより、全差動増幅回路180の出力する信号の振幅VS、振幅VNの両方とも、飽和レベルに達しないようにすることができる。これにより、全差動増幅回路180の出力が飽和レベルに達することによって生じる、全差動増幅回路180の消費電流の変動を低減することができる。よって、本実施例の撮像装置は、スミア現象を生じにくくすることができる。
このように、本実施例の撮像装置は、全差動増幅回路180の出力を制限する出力制限部であるトランジスタ114を有する。これにより、本実施例の撮像装置は、黒化現象およびスミア現象を生じにくくすることができる。
なお、本実施例では、リファレンス画素101は、同じ画素列に属する有効画素100と列回路140との間に配置されていた。この例に限定されるものではなく、他の例として、リファレンス画素101が、リファレンス画素101と列回路140との間に有効画素100が配されるように設けられていてもよい。また、有効画素100の1列において、複数のリファレンス画素101の間に、当該に属する有効画素100のすべてが含まれるように配されていてもよい。この場合には、リファレンス画素101と列回路140との間に有効画素100が配されるように設けられたリファレンス画素101は、信号を読み出すようにしてもよいし、信号を読み出さないようにしてもよい。
なお、クリップ電圧制御回路115は、本実施例では、撮像装置が有するものとして記載した。この例に限定されるものではなく、例えば、撮像装置の外部から、電圧VCLIPが入力されるようにしてもよい。
また、全差動増幅回路180の増幅率は可変であっても、固定であってもよい。また、全差動増幅回路180の増幅率が1倍の場合であっても、増幅動作の範疇に含まれる。
また、本実施例では、リファレンス画素101がフォトダイオード201の代わりに容量素子211を有する構成を説明した。本実施例は、この例に限定されるものではない。リファレンス画素101はノイズレベルの信号を出力する画素であればよく、トランジスタ204、トランジスタ205、トランジスタ206を備える構成であればよい。また、リファレンス画素101は、有効画素100と同じくフォトダイオード201、トランジスタ202、トランジスタ204、トランジスタ205、トランジスタ206を有する構成であってもよい。この場合、リファレンス画素101は、フォトダイオード201が遮光されたオプティカルブラック画素とすることができる。
また、本実施例では、有効画素100、リファレンス画素101のそれぞれがトランジスタ206を有する構成を説明した。本実施例は、この例に限定されるものではなく、有効画素100、リファレンス画素101がトランジスタ206を有しない構成とすることができる。この場合、複数の有効画素100の中から、第1信号線102に信号を出力する有効画素100の選択は、ノードFDのリセットの電位によって制御される。つまり、複数の有効画素100のうち、第1信号線102に信号を出力させない有効画素100に対しては、トランジスタ204の一方の主ノードに与えられる電源電圧Vddを、トランジスタ205がOFFの状態となる電圧とする。そして、不図示の垂直走査回路が信号PRESの信号レベルをHiレベルとして、ノードFDにトランジスタ205がOFFの状態となる電圧を与える。これにより、複数の有効画素100のうち、第1信号線102に信号を出力させない有効画素100のトランジスタ205はOFFの状態となる。一方、第1信号線102に信号を出力させる有効画素100に対しては、トランジスタ204の一方の主ノードに与えられる電源電圧Vddを、トランジスタ205がONの状態となる電圧とする。そして、不図示の垂直走査回路が信号PRESの信号レベルをHiレベルとして、ノードFDにトランジスタ205がONの状態となる電圧を与える。これにより、複数の有効画素100のうち、第1信号線102に信号を出力させる有効画素100のトランジスタ205はONの状態となる。このように、有効画素100がトランジスタ206を有しない場合においても、複数の有効画素100の中から第1信号線102に信号を出力させる有効画素100を選択することができる。各々がトランジスタ206を有しない複数のリファレンス画素101の中から第2信号線103に信号を出力させるリファレンス画素101の選択の方法もまた、上記した有効画素100の選択の方法と同じである。
(実施例2)
本実施例の撮像装置について、実施例1と異なる点を中心に説明する。
本実施例の撮像装置の全体の構成は、実施例1の図1に示した撮像装置と同じである。また、本実施例の撮像装置の動作は、実施例1に示した撮像装置の動作と同じである。
図6は、本実施例の差動増幅器111と、コモンモードフィードバック回路(CMFB回路)190と、出力制限部410とを合わせて示した図である。
差動増幅器111は、PMOSトランジスタMP1〜MP4を有する。また、差動増幅器111は、NMOSトランジスタMN1〜MN4を有する。また、差動増幅器111は電流源801を有する。差動増幅器111の差動段は、PMOSトランジスタMP1、MP2、NMOSトランジスタMN1、MN2、電流源801を有する。差動増幅器111の出力段は、PMOSトランジスタMP3、MP4、NMOSトランジスタMN3、MN4を有する。出力段は、PMOSトランジスタMP3とNMOSトランジスタMN3を有するソース接地増幅回路と、PMOSトランジスタMP4とNMOSトランジスタMN4とを有するソース接地増幅回路とを備えているともいえる。CMFB回路190は、全差動増幅回路180の出力VOUT−と出力VOUT+との平均電圧が、電圧VMと一致するように動作する回路である。
また、図6に示した構成は、出力制限部410を有する。トランジスタ170−1、トランジスタ170−2である。トランジスタ170−1の一方の主ノードには電源電圧Vddが入力され、他方の主ノードには出力VOUT+が入力される。トランジスタ170−1は電圧VCLIP1が入力される。トランジスタ170−2の一方の主ノードは接地電位が入力され、他方の主ノードには出力VOUT−が入力される。トランジスタ170−2のゲートには電圧VCLIP2が入力される。電圧VCLIP1、電圧VCLIP2の値はそれぞれ、全差動増幅回路180の出力の振幅VN、振幅VSを制限する範囲に基づいて適宜設定される。
この構成においても、本実施例の撮像装置は、実施例1と同じ効果を得ることができる。
(実施例3)
本実施例の撮像装置について、実施例2と異なる点を中心に説明する。
図7は、本実施例の差動増幅器111、出力制限部、CMFB回路190の構成を示した図である。本実施例の出力制限部は、実施例1と同じく、トランジスタ114である。
実施例2にて図6として示した構成の場合、トランジスタ170−1、トランジスタ170−2が動作していない場合、NMOSトランジスタMN3とNMOSトランジスタMN4には、それぞれ電流Iaが流れている。よって、電流Iaがそれぞれ流れるソース接地増幅回路を2つ備える出力段に流れる電流は電流2Iaとなる。一方、全差動増幅回路180の出力の振幅が増加し、トランジスタ170−1、トランジスタ170−2のそれぞれが全差動増幅回路180の出力の制限を行った場合、トランジスタ170−1、トランジスタ170−2のそれぞれにも電流が流れる。具体的には、トランジスタ170−1では、電源電圧Vddからトランジスタ170−1、NMOSトランジスタMN3を経由して接地電位を供給する接地ノードに流れる電流が発生する。おなじように、トランジスタ170−2には、電源電圧VddからPMOSトランジスタMP4、トランジスタ170−2を経由して接地ノードに流れる電流が発生する。このトランジスタ170−1に流れる電流を電流Ib、トランジスタ170−2に流れる電流を電流Icとする。出力段において、トランジスタ170−1、トランジスタ170−2が動作する場合に流れる電流は、電流2Ia+Ib+Icとなる。よって、出力段の消費電流量は、トランジスタ170−1、トランジスタ170−2が動作することによって増加する。
一方、図7に示した構成では、出力制限部であるトランジスタ114が、一方の主ノードに出力VOUT+が与えられ、他方の主ノードに出力VOUT−が与えられる。この場合、トランジスタ114が動作する場合においては、トランジスタ114には、出力VOUT−から出力VOUT+に対して電流Ieが流れる。よって、NMOSトランジスタMN4に流れる電流は、電流Ia+Ieとなる。一方、NMOSトランジスタMN3に流れる電流は電流Ia−Ieとなる。よって、出力段の2つのソース接地増幅回路の消費電流は、トランジスタ114が動作を行っても、電流2Iaのまま変わらない。本実施例の撮像装置は、図7に示したように、出力制限部であるトランジスタ114の一方の主ノードが、全差動増幅回路180の一方の出力ノードに接続され、他方の主ノードが、全差動増幅回路180の他方の出力ノードに接続されている。これにより、トランジスタ114が動作する状態と非動作の状態との間での、全差動増幅回路180の消費電流量の変動を図6の構成に比べて低減することができる。よって、本実施例の撮像装置は、出力制限部が動作することによる電源電圧Vdd、接地電位の電位変動を抑制することができる。これにより、出力制限部が動作することに起因するスミア現象を生じにくくすることができる。
(実施例4)
本実施例の撮像装置について、実施例3と異なる点を中心に説明する。
図8は、本実施例の撮像装置の、差動増幅器111、出力制限部、CMFB回路190を示した図である。差動増幅器111が出力VOUT+を出力するノードと、出力VOUT−を出力するノードは、全差動増幅回路180の第1出力ノードと第2出力ノードにそれぞれ対応する。本実施例の出力制限部は、PMOSトランジスタMP5、MP6、トランジスタ114−1、114−2を有する。PMOSトランジスタMP5のゲートには、不図示の制御回路から信号VCLIP_EN1が入力される。また、PMOSトランジスタMP6のゲートには、不図示の制御回路から信号VCLIP_EN2が入力される。PMOSトランジスタMP5は、第1トランジスタであるトランジスタ114−1と全差動増幅回路180の第1出力ノードとの間に設けられた第1スイッチである。PMOSトランジスタMP6は、第2トランジスタであるトランジスタ114−2と全差動増幅回路180の第1出力ノードとの間に設けられた第2スイッチである。
トランジスタ114−1のゲートには、電圧VCLIPHが入力される。トランジスタ114−2のゲートには、電圧VCLIPLが入力される。
不図示の制御回路は、図5に示したタイミング図において、信号PCLIPHの信号レベルをアクティブレベル(Hiレベル)としていた時刻t3から時刻t4に、信号VCLIP_EN1の信号レベルをアクティブレベルとする。信号VCLIP_EN1のアクティブレベルは、PMOSトランジスタに入力される信号であるため、Loレベルである。これにより、トランジスタ114−1が時刻t3から時刻t4の期間、動作可能となる。
不図示の制御回路は、図5に示したタイミング図において、信号PCLIPLの信号レベルをアクティブレベル(Hiレベル)としていた時刻t4から時刻t6に、信号VCLIP_EN2の信号レベルをアクティブレベルとする。信号VCLIP_EN2のアクティブレベルは、PMOSトランジスタに入力される信号であるため、Loレベルである。これにより、トランジスタ114−2が時刻t4から時刻t6の期間、動作可能となる。
実施例1の撮像装置では、クリップ電圧制御回路115のバッファ回路301は、複数の列回路140に対して共通に接続された制御線120を介して、電圧VCLIPL、電圧VCLIPHを出力していた。制御線120は、複数の列回路140に対して接続されているため、列回路140の数が数千に及ぶと、制御線120の寄生容量は大きなものとなる。この寄生容量のため、バッファ回路301が、制御線120に供給する電圧VCLIPを、電圧VCLIPLと電圧VCLIPHとで切り替え始めてから静定するまでに、長い時間を要する。あるいは、電圧VCLIPLと電圧VCLIPHとを高速に切り替えようとすれば、バッファ回路301の駆動力を大きなものにする必要がある。
一方、本実施例の撮像装置では、信号VCLIP_EN1と、信号VCLIP_EN2とを制御することにより、出力制限部が制限する振幅を、実施例1のクリップ電圧制御回路115の構成に比べて高速に切り替えることができる効果を有する。
(実施例5)
本実施例の撮像装置について、実施例4と異なる点を中心に説明する。
図9(a)は、本実施例の撮像装置の列回路140の構成を示した図である。図9(a)では、図3で付した符号と同じ機能を有する部材については、図9(a)でも図3で付した符号と同じ符号を付して表している。本実施例の撮像装置の列回路140は、第1全差動増幅回路300、第2全差動増幅回路310を有する。さらに列回路140は、出力制限部500、第2出力制限部510を有する。
第1全差動増幅回路300の構成は、図3に示した全差動増幅回路180と同じである。また、第2全差動増幅回路310の回路の構成は、第1全差動増幅回路300と同じである。信号処理回路113には、第2全差動増幅回路310の出力が入力される。第2全差動増幅回路310の出力VOUT2+が出力されるノードは第3出力ノードである。第2全差動増幅回路310の出力VOUT2−が出力されるノードは第4出力ノードである。第1全差動増幅回路300の第1出力ノードである、出力VOUT+が出力されるノードに、第2全差動増幅回路310の入力ノード(第1入力ノード)が接続される。また、第1全差動増幅回路300の第2出力ノードである、出力VOUT−が出力されるノードに、第2全差動増幅回路310の入力ノード(第2入力ノード)が接続される。
第2全差動増幅回路310には、第1全差動増幅回路300が出力する増幅ノイズ信号と増幅光信号がそれぞれ入力される。第2全差動増幅回路310は、増幅ノイズ信号を増幅した第2増幅ノイズ信号を、第3出力ノードと第4出力ノードから出力する。また、第2全差動増幅回路310は、増幅光信号を増幅した第2増幅光信号を、第3出力ノードと第4出力ノードから出力する。
図9(b)は、出力制限部500の構成を示した図である。図9(b)に示した出力制限部500は、図8に示した、出力制限部420と同じである。
図9(c)は、第2出力制限部510の構成を示した図である。第2出力制限部510は、PMOSトランジスタMP7、PMOSトランジスタMP8、トランジスタ114−3、トランジスタ114−4を有する。
出力制限部500のPMOSトランジスタMP5のゲートには、不図示の制御回路から信号VCLIP_EN1が入力される。また、出力制限部500のPMOSトランジスタMP6のゲートには、不図示の制御回路から信号VCLIP_EN2が入力される。
第2出力制限部510のPMOSトランジスタMP7のゲートには、不図示の制御回路から信号VCLIP_EN3が入力される。また、第2出力制限部510のPMOSトランジスタMP8のゲートには、不図示の制御回路から信号VCLIP_EN4が入力される。
出力制限部500のトランジスタ114−1のゲートには、電圧VCLIPHが入力される。出力制限部500のトランジスタ114−2のゲートには、電圧VCLIPL1が入力される。電圧VCLIPL1は、実施例1で説明した電圧VCLIPLと同じ電圧である。
第2出力制限部510のトランジスタ114−3のゲートには、電圧VCLIPHが入力される。トランジスタ114−1とトランジスタ114−3には、共通の電圧VCLIPHが入力される。これにより、第1増幅ノイズ信号と第2増幅ノイズ信号はともに第1振幅範囲に制限される。第2出力制限部510のトランジスタ114−4のゲートには、電圧VCLIPL2が入力される。本実施例では、電圧VCLIPL2は、電圧VMから電圧V8だけ小さい電圧VM−V8である。
第2出力制限部510のPMOSトランジスタMP7は、第3トランジスタであるトランジスタ114−3と、第2全差動増幅回路310の第3出力ノードとの間に設けられた第3スイッチである。第2出力制限部510のPMOSトランジスタMP8は、第4トランジスタであるトランジスタ114−4と、第2全差動増幅回路310の第3出力ノードとの間に設けられた第4スイッチである。
第3トランジスタであるトランジスタ114−3の制御ノードであるゲートに入力される電圧VCLIPHは、第3電圧である。また、第4トランジスタであるトランジスタ114−4の制御ノードであるゲートに入力される電圧VCLIPL2は、第4電圧である。
図10は、本実施例の撮像装置の動作を示した図である。図10に示した信号PIN2は、図9に示したスイッチ910−1、スイッチ910−2を制御する信号である。
また、信号PCRES2は、スイッチ911−1、スイッチ911−2を制御する信号である。
時刻t3に、不図示の制御回路が信号PCRESの信号レベルをLoレベルとし、信号VCLIP_EN1の信号レベルをHiレベルとする。
時刻t4に、不図示の制御回路が信号PCRES2の信号レベルをLoレベルとし、信号VCLIP_EN3の信号レベルをHiレベルとする。
時刻t5に、不図示の垂直走査回路が信号PTXの信号レベルをHiレベルとする。また時刻t5に、不図示の制御回路が、信号VCLIP_EN1と信号VCLIP_EN3の信号レベルをLoレベルとし、信号VCLIP_EN2と信号VCLIP_EN4の信号レベルをHiレベルとする。
時刻t7に、不図示の制御回路は、信号VCLIP_EN2、信号VCLIP_EN4の信号レベルをLoレベルとする。
本実施例の撮像装置は、第1全差動増幅回路300、第2全差動増幅回路310のそれぞれに対応して、出力制限部が設けられている。これにより、第1全差動増幅回路300と第2全差動増幅回路310の両方の出力は、それぞれ飽和レベルに達しないように制限される。これにより、第1全差動増幅回路300、第2全差動増幅回路310のそれぞれの出力が飽和レベルに達することによって生じる電源電圧の変動に起因するスミア現象を生じにくくすることができる。
また、図10に示した動作では、第1全差動増幅回路300の出力の振幅VNが、出力制限部500による制限のレベルに達してから第2全差動増幅回路310のリセットが解除されていた。例えば、第1全差動増幅回路300の出力の振幅VNが変化している場合に、第2全差動増幅回路310のリセットが解除されると、第2全差動増幅回路310に入力される信号もまた、時刻t4から時刻t5の期間、変化する。これにより、第2全差動増幅回路310が時刻t4から時刻t5に出力する信号の振幅VN2が大きくなる。第2全差動増幅回路310の設定された増幅率によっては、第2出力制限部510による出力の制限が掛からなければ、振幅VN2が飽和レベルに達することがある。一方、本実施例の撮像装置では、第2出力制限部510により、振幅VN2もまた飽和レベルに達しないように制限される。よって、本実施例の第1全差動増幅回路300、第2全差動増幅回路310を有する撮像装置は、出力制限部500、第2出力制限部510を備えることによって、黒化現象を生じにくくすることができる。
なお、本実施例では電圧VCLIPL1と電圧VCLIPL2は異なる電圧として説明したが、同じ電圧であってもよい。この場合には、第1増幅光信号と第2増幅光信号はともに第2振幅範囲に制限される。
また、第1全差動増幅回路300、第2全差動増幅回路310のそれぞれの増幅率は可変であっても、固定であってもよい。また、全差動増幅回路180の増幅率は可変であっても、固定であってもよい。また、第1全差動増幅回路300の増幅率が1倍であっても増幅動作の範疇に含まれる。また、第2全差動増幅回路310の増幅率が1倍の場合であっても、増幅動作の範疇に含まれる。
(実施例6)
本実施例の撮像装置について、実施例1と異なる点を中心に説明する。
図11は、本実施例の撮像装置の構成の一例を示した図である。図11では、図3に示した部材と同じ機能を有する部材については、図3で付した符号と同じ符号を図11でも付している。
列回路140は、出力制限部600を有する。出力制限部600は、不図示の制御回路から、設定情報VNmax、設定情報VSmaxが撮像装置に外部から入力される。設定情報VNmax、設定情報VSmaxはそれぞれ、全差動増幅回路180の出力の飽和レベルVsatよりも小さい振幅である。また、不図示の制御回路から信号PINが入力される。出力制限部600は、全差動増幅回路180の出力VOUT+、出力VOUT−が入力される。出力制限部600は、有効N信号とリファレンスN信号とに基づいて出力された振幅VNと、設定情報VNmaxとを比較する。出力制限部600は、振幅VNと、設定情報VNmaxとを比較した結果と、信号PINとに基づいて信号PINctrlをスイッチ110−1、スイッチ110−2に出力する。具体的には、振幅VNが設定情報VNmaxに達したとき、出力制限部600は信号PINctrlの信号レベルをLoレベルとする。これにより、スイッチ110−1、スイッチ110−2がOFFとなる。よって、振幅VNは、設定情報VNmaxの値に制限される。
また、出力制限部600は、有効S信号とリファレンスS信号とに基づいて出力された振幅VSと、設定情報VSmaxとを比較する。出力制限部600は、振幅VSと、設定情報VSmaxとを比較した結果と、信号PINとに基づいて信号PINctrlをスイッチ110−1、スイッチ110−2に出力する。具体的には、振幅VSが設定情報VSmaxに達したとき、出力制限部600は信号PINctrlの信号レベルをLoレベルとする。これにより、スイッチ110−1、スイッチ110−2がOFFとなる。よって、振幅VSは、設定情報VSmaxの値に制限される。
このように本実施例の撮像装置においてもまた、全差動増幅回路180の出力は、出力制限部によって制限される。従って、本実施例の撮像装置においても、実施例1と同じ効果を得ることができる。
(実施例7)
本実施例は、実施例1〜6の撮像装置を有する撮像システムに関する。
撮像システムとして、デジタルスチルカメラやデジタルカムコーダーや監視カメラなどがあげられる。図12に、撮像システムの例としてデジタルスチルカメラに撮像装置を適用した場合の模式図を示す。
図12に例示した撮像システムは、レンズの保護のためのバリア1501、被写体の光学像を撮像装置1504に結像させるレンズ1502、レンズ1502を通過する光量を可変にするための絞り1503を有する。レンズ1502、絞り1503は撮像装置1504に光を集光する光学系である。また、図12に例示した撮像システムは撮像装置1504より出力される出力信号の処理を行う出力信号処理部1505を有する。出力信号処理部1505は必要に応じて各種の補正、圧縮を行って信号を出力する動作を行う。
図12に例示した撮像システムはさらに、画像データを一時的に記憶する為のバッファメモリ部1506、外部コンピュータ等と通信する為の外部インターフェース部1507を有する。さらに撮像システムは、撮像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体1509、記録媒体1509に記録または読み出しを行うための記録媒体制御インターフェース部1508を有する。さらに撮像システムは、各種演算とデジタルスチルカメラ全体を制御する全体制御・演算部1510、撮像装置1504と出力信号処理部1505に各種タイミング信号を出力するタイミング供給部1511を有する。ここで、タイミング信号などは外部から入力されてもよく、撮像システムは少なくとも撮像装置1504と、撮像装置1504から出力された出力信号を処理する出力信号処理部1505とを有すればよい。
以上のように、本実施例の撮像システムは、撮像装置1504を適用して撮像動作を行うことが可能である。
なお、上記実施例は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。また、これまで述べた各実施例を種々組み合わせて実施することができる。
100 有効画素
101 リファレンス画素
102 第1信号線
103 第2信号線
140 列回路
145 水平走査回路
150 出力線
400、410、420、500、510、600 出力制限部

Claims (11)

  1. ノイズ信号と、光に基づく光信号とを出力する増幅トランジスタを有する画素と、
    前記画素から前記ノイズ信号と前記光信号が入力される全差動増幅回路とを有する撮像装置であって、
    前記全差動増幅回路は、第1出力ノードと第2出力ノードとを有し、
    前記全差動増幅回路は、前記ノイズ信号を増幅した増幅ノイズ信号を前記第1出力ノードと前記第2出力ノードから出力し、
    前記全差動増幅回路は、前記光信号を増幅した増幅光信号を前記第1出力ノードと前記第2出力ノードから出力し、
    前記撮像装置は、前記全差動増幅回路の前記第1出力ノードおよび前記第2出力ノードに出力される信号の振幅を制限する出力制限部をさらに有し、
    前記出力制限部は、前記増幅ノイズ信号の振幅を第1振幅範囲に制限し、
    前記出力制限部は、前記増幅光信号の振幅を前記第1振幅範囲よりも広い第2振幅範囲に制限することを特徴とする撮像装置。
  2. ノイズ信号と、光に基づく光信号とを出力する増幅トランジスタを有する画素から、前記ノイズ信号と前記光信号が入力される全差動増幅回路を有する撮像装置であって、
    前記全差動増幅回路は、第1出力ノードと第2出力ノードとを有し、
    前記全差動増幅回路は、前記ノイズ信号を増幅した増幅ノイズ信号を前記第1出力ノードと前記第2出力ノードから出力し、
    前記全差動増幅回路は、前記光信号を増幅した増幅光信号を前記第1出力ノードと前記第2出力ノードから出力し、
    前記撮像装置は、前記全差動増幅回路の前記第1出力ノードおよび前記第2出力ノードに出力される信号の振幅を制限する出力制限部をさらに有し、
    前記出力制限部は、前記増幅ノイズ信号の振幅を第1振幅範囲に制限し、
    前記出力制限部は、前記増幅光信号の振幅を前記第1振幅範囲よりも広い第2振幅範囲に制限することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記出力制限部は第1トランジスタを有し、
    前記第1トランジスタの一方の主ノードが前記第1出力ノードに接続され、
    前記第1トランジスタの他方の主ノードが前記第2出力ノードに接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記全差動増幅回路が前記増幅ノイズ信号を出力する期間に、前記第1トランジスタの制御ノードに第1電圧が入力されることによって、前記増幅ノイズ信号の振幅が前記第1振幅範囲に制限され、
    前記全差動増幅回路が前記増幅光信号を出力する期間に、前記第1トランジスタの制御ノードに前記第1電圧とは異なる値の第2電圧が入力されることによって、前記増幅光信号の振幅が前記第2振幅範囲に制限されることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記出力制限部は、さらに第2トランジスタを有し、
    前記第2トランジスタの一方の主ノードが前記第1出力ノードに接続され、
    前記第2トランジスタの他方の主ノードが前記第2出力ノードに接続され、
    前記全差動増幅回路が前記増幅ノイズ信号を出力する期間に、前記第1トランジスタの制御ノードに第1電圧が入力されることによって、前記増幅ノイズ信号の振幅が前記第1振幅範囲に制限され、
    前記全差動増幅回路が前記増幅光信号を出力する期間に、前記第2トランジスタの制御ノードに前記第1電圧とは異なる値の第2電圧が入力されることによって、前記増幅光信号の振幅が前記第2振幅範囲に制限されることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記第1トランジスタと前記第1出力ノードとの間に第1スイッチを有し、
    前記第2トランジスタと前記第1出力ノードとの間に第2スイッチを有することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置はさらに第1入力ノードおよび第2入力ノードを有する第2全差動増幅回路と、前記第2全差動増幅回路が出力する信号の振幅を制限する第2出力制限部とを有し、
    前記第1入力ノードは前記第1出力ノードに接続され、前記第2入力ノードは前記第2出力ノードに接続され、
    前記第2全差動増幅回路は、第3出力ノードと第4出力ノードとを有し、
    前記第2出力制限部は、第3トランジスタと第4トランジスタとを有し、
    前記第3トランジスタの一方の主ノードが前記第3出力ノードに接続され、
    前記第3トランジスタの他方の主ノードが前記第4出力ノードに接続され、
    前記第4トランジスタの一方の主ノードが前記第3出力ノードに接続され、
    前記第4トランジスタの他方の主ノードが前記第4出力ノードに接続され、
    前記第2全差動増幅回路は、前記増幅ノイズ信号を増幅した第2増幅ノイズ信号を前記第3出力ノードと前記第4出力ノードから出力し、
    前記第2全差動増幅回路は、前記増幅光信号を増幅した第2増幅光信号を前記第3出力ノードと前記第4出力ノードから出力し、
    前記第2全差動増幅回路が前記第2増幅ノイズ信号を出力する期間に前記第3トランジスタの制御ノードに第3電圧が入力されることによって、前記第2増幅ノイズ信号の振幅が制限され、
    前記第2全差動増幅回路が前記第2増幅光信号を出力する期間に前記第4トランジスタの制御ノードに前記第3電圧とは異なる値の第4電圧が入力されることによって、前記第2増幅光信号の振幅が制限されることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第1電圧と前記第3電圧とが同じ値であることによって、前記第2増幅ノイズ信号の振幅が前記第1振幅範囲に制限され、
    前記第2電圧と前記第4電圧とが同じ値であることによって、前記第2増幅光信号の振幅が前記第2振幅範囲に制限されることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像装置は、ノイズ信号を出力するリファレンス画素をさらに有し、
    前記全差動増幅回路は、第3入力ノードと第4入力ノードとを有し、
    前記第3入力ノードは前記画素に接続され、
    前記第4入力ノードは前記リファレンス画素に接続されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記画素は、光を光電変換することによって電荷を生成するフォトダイオードと、前記フォトダイオードに基づく信号を前記第3入力ノードに出力するトランジスタとを有し、前記リファレンス画素は、前記フォトダイオードの代わりに設けられた容量と、前記容量に接続され、前記ノイズ信号を出力するトランジスタとを有することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置と、前記撮像装置が出力する信号を処理することによって画像を生成する信号処理部とを有することを特徴とする撮像システム。
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