JP6555028B2 - ケーブル圧着端子実装体 - Google Patents

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本発明は、ケーブル圧着端子及びプリント基板に実装された端子台を備えるケーブル圧着端子実装体に関するものである。
従来、外部接続コネクタ等のケーブルの圧着端子とプリント基板の導電パターンとを電気的に接続する場合、ケーブル圧着端子と端子台をねじで固定する方法が知られている。例えば、下記特許文献1には、図9に示すように、プリント基板20に表面実装されたねじ穴67を有する主体部63(端子台)と、リード線5の先端にかしめ装着されたケーブル圧着端子62を備え、ねじ穴67とケーブル圧着端子62をねじ4によりねじ止めすることで、固定される構造が開示されている。
特開2007−087930号公報
しかしながら、これらケーブル圧着端子と端子台の固定構造は、ケーブル圧着端子を手で端子台に保持した上でねじ締結を行う必要があるため、ねじ或いは圧着端子が適切に固定されず電気的接続が十分に確保されない懸念があった。
また、ケーブル圧着端子と端子台のねじ締結工程は、ねじロボット等でねじを自動締結するのが効率的であるが、手でケーブル圧着端子を保持した上で、ねじ仮締結工程が必要であるため、完全自動化にはならず、製造上の手間や製造コストの増加を招くおそれがあった。
或いは、手作業を回避するために圧着端子をジグで保持した上でねじ締結する方法もあるが、設備費用の増大や工程の複雑化という問題があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、ケーブル圧着端子と端子台とをねじにより固定する際に、ケーブル圧着端子を手で保持することや、固定ジグを用いることなしにねじを安定的に自動締結でき、品質の安定性、製造の手間や製造コストの増加を招くことのないケーブル圧着端子実装体を提供することを目的とする。
本発明に係るケーブル圧着端子実装体は、ケーブルを備えるケーブル圧着端子と、このケーブル圧着端子に保持される端子台とを有し、ケーブル圧着端子は、第1のねじ穴と係合部と、を備え、端子台は、第2のねじ穴と係止部と、を備え、係合部と係止部を係合させることにより、第1のねじ穴と第2のねじ穴が平面視において重なる位置に配置される。
これにより、圧着端子と端子台とをねじにより固定する際に、圧着端子を手で保持することや、固定ジグを用いることなしにねじを安定的に自動締結でき、品質の安定性、製造の手間や製造コストの増加を招くことのないケーブル圧着端子実装体を提供することができる。
また、本発明に係るケーブル圧着端子実装体は、ケーブル圧着端子は、第1のねじ穴を有する平板部と、この平板部に連結した係合壁部と、この係合壁部に設けられた係合部である係合孔と、を備え、端子台は、第2のねじ穴を有する載置部と、この載置部に直接または間接的に固定された係止部である爪部と、を備え、平板部が載置部に当接され、係合孔と爪部が係合していてもよい。
また、本発明に係るケーブル圧着端子実装体は、載置部は、平板部の位置決めをする位置決め部を備えていてもよい。
また、本発明に係るケーブル圧着端子実装体は、ケーブル圧着端子は、ケーブルを固定するケーブル固定部と、第1のねじ穴を有する平板部と、ケーブル固定部と平板部との間に設けられた係合部である棒状部と、を備え、端子台は、第2のねじ穴を有する載置部と、載置部に設けられた係止部であるL字部と、を備え、平板部が載置部に当接され、棒状部とL字部が係合していてもよい。
また、本発明に係るケーブル圧着端子実装体は、ケーブル圧着端子は、ケーブルを固定するケーブル固定部と、第1のねじ穴を有する平板部と、平板部のケーブル固定部と対向する先端側に設けられた係合部である棒状部と、を備え、端子台は、第2のねじ穴を有する載置部と、載置部に設けられた係止部であるL字部と、を備え、平板部が載置部に当接され、棒状部とL字部が係合していてもよい。
また、本発明に係るケーブル圧着端子実装体は、L字部は、平板部の位置決めをする位置決め部を兼用していてもよい。
また、本発明に係るケーブル圧着端子実装体は、ケーブル圧着端子は、第1のねじ穴を有する平板部を備え、端子台は、第2のねじ穴を有する載置部と、この載置部と電気的に接続する接続端子と、載置部に直接または間接的に固定された弾性爪部と、を備え、弾性爪部は、傾斜面を有する弾性爪先端部と、係止部である挟持部とを有し、平板部が載置部に当接され、係合部である平板部の端部と挟持部が係合していてもよい。
本発明によれば、圧着端子と端子台とをねじにより固定する際に、圧着端子を手により保持することや、固定ジグを用いることなしにねじを安定的に自動締結でき、品質の安定性、製造の手間や製造コストの増加を招くことのないケーブル圧着端子実装体を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体の組み立て後を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体の組み立て後を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体の組み立て後を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体の組み立て後を示す斜視図である。 従来の実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体を示す斜視図である。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、本発明の対象は以下の実施形態に限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれると共に、その構成要素は、適宜組み合わせることが可能である。
本発明の実施形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るケーブル圧着端子実装体1を示す斜視図である。ケーブル圧着端子実装体1は、ケーブル圧着端子2と、端子台3を備えている。
ケーブル圧着端子2は、ケーブル5を固定するケーブル固定部6と、ケーブル5の内部導体と電気的に接続するための導体接続部7と、端子台3に保持される保持部8とを備えている。ケーブル固定部6は、ケーブル5が挿入され、かしめ等によりケーブル5を固定する。導体接続部7は、ケーブル5の内部導体が挿入され、かしめやはんだ付け等により固定されることで、ケーブル5の内部導体と導体接続部7が電気的に接続される。ケーブル固定部6とケーブル5が接する部分は、ケーブル5の内部導体が露出してケーブル固定部6と電気的に接続されていても構わない。ケーブル固定部6と導体接続部7と保持部8は、金属材料で一体的に構成され、導電性を有している。
保持部8は、端子台3に載置され、ねじ4を挿入するねじ穴9(第1のねじ穴)が設けられた平板部10と、端子台3と係合する係合壁部11とを備える。係合壁部11は、平板部10の両側から端子台3方向に向かって略垂直に延びている。また、係合壁部11は、後述の爪部と係合する係合部の一実施例である係合孔12を備える。係合壁部11も、平板部10と同様に、板状部材で形成されている。係合壁部11と平板部10は、一枚の板状部材を折り曲げ加工により形成した一体物により構成されていてもよい。
端子台3は、ねじ穴17(第2のねじ穴)を備え、平板部10が当接される載置部13と、載置部13からプリント基板20方向に向かって略垂直に延びている側壁部14と、プリント基板20の導電パターンと電気的に接続し側壁部14から下方に延びる接続端子15と、略矩形の載置部13の四隅に設けられ、平板部10の位置決めをする複数の位置決め部16と、係合壁部11と係合する係止部の一実施例である爪部19を有する胴部18と、を含んで構成される。本実施例では、載置部13、側壁部14、接続端子15、位置決め部16は、金属等の導電部材で形成され、爪部19を有する胴部18は、樹脂で形成されている。載置部13、側壁部14、接続端子15、位置決め部16と、爪部19を有する胴部18とは、側壁部14に設けられた凹部21と、胴部18に設けられた凸部22が係合すること等により一体的に形成されて端子台3を構成する。側壁部14は、爪部19が設けられた面とは異なる面に形成されている。
図2は、ケーブル圧着端子2と端子台3を組み立てた後のケーブル圧着端子実装体1の斜視図を示す。
プリント基板20に搭載された端子台3に、ケーブル圧着端子2を組み込む場合、保持部8の平板部10の下面を端子台3の載置部13の上面と当接するように載置する。この時、平板部10の外形を保持する位置が、端子台3の位置決め部16により概略位置決めされる。その後、端子台3の平板部10の下面が、載置部13の上面と接すると、ねじ穴9とねじ穴17が平面視において重なる位置に配置され、係合壁部11の係合孔12と爪部19とが係合される。これにより、ケーブル圧着端子2と、端子台3とが仮締結される。その後、ねじ4により保持部8のねじ穴9、載置部13のねじ穴17をロボット等により自動締結する。
これにより、プリント基板20の導体パターンと、接続端子15と、側壁部14と、載置部13と、ねじ4と、平板部10と、導体接続部7と、ケーブル5の内部導体とが電気的に接続される。なお、胴部18には、ねじ4とねじ穴9、ねじ穴17を締結した時にでる金属くず(ねじの切りかす)を受け入れる受け入れ部を備えていても良い。
上述のように、ケーブル圧着端子実装体1は、ケーブル5を備えるケーブル圧着端子2と、このケーブル圧着端子2に保持される端子台3とを有し、ケーブル圧着端子2は、係合部を備え、端子台3は、係合部と係合する係止部を備える。
これにより、ケーブル圧着端子2と端子台3とをねじ4により固定する際に、係合部と係止部によりケーブル圧着端子2と端子台3が仮締結される。また、係合部と係止部を係合させることにより、ケーブル圧着端子2の平板部10に備えられたねじ穴9と、端子台3の載置部13に備えられたねじ穴17が平面視において重なる位置に配置される。これにより、ケーブル圧着端子2を手で保持することや、固定ジグを用いることなしにねじ4を安定的に自動締結でき、品質の安定性、製造の手間や製造コストの増加を招くことのないケーブル圧着端子実装体1を提供することができる。その後は、ロボット等によるねじの安定的な自動締結が可能になる。
また、ケーブル圧着端子実装体1は、ねじ穴9を有する平板部10と、平板部10に連結した係合孔12を備える係合壁部11と、を含むケーブル圧着端子2を有する。端子台3は、平板部10と当接し、ねじ穴17を有する載置部13と、載置部13と連結しプリント基板20と電気的に接続する接続端子15を備える側壁部14と、載置部13または側壁部14に固定され爪部19を備える樹脂製の胴部18とを有する。そして、係合壁部11に備えられた係合孔12と胴部18に備えられた爪部19が係合する。爪部19は、胴部18に設けたが、側壁部14側の面に設けていてもよい。つまり、爪部19は、載置部13に直接または間接的に固定された面上に備えられる。
これにより、比較的簡単な構造でケーブル圧着端子2と端子台3が仮締結されるので、品質の安定性、製造の手間や製造コストの増加を招くことのないケーブル圧着端子実装体1を提供することができる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るケーブル圧着端子実装体31を示す斜視図である。
第1の実施形態と第2の実施形態との相違点は、係合部を係合孔に変えて棒状部とし、係止部を爪部に変えてL字部にした点である。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
具体的には、ケーブル圧着端子32は、ケーブル固定部6または導体接続部7と平板部10との間に、係合部の一実施例である棒状部34を備えている。端子台33は、第1の実施形態で説明した位置決め部16の上端部に、平板部10の平面と略平行な方向に延びる延長部35を備える。この位置決め部16と延長部35により係止部の一実施例であるL字部36を構成する。そして、棒状部34とL字部36とが係合されることにより、ケーブル圧着端子32と端子台33が仮締結される。そして、図4に示すように、ねじ4によりケーブル圧着端子32と端子台33とを締結させると、ケーブル圧着端子実装体31が組み立てられる。
この第2の実施形態では、特にケーブル5が上方に押圧されている場合に有効である。ケーブル5は、一端がケーブル固定部6に固定され、他端が図示しない他の導電部と接続されるが、この導電部が上方に位置し、ケーブル5の他端側が上方に押圧される場合がある。この時、延長部35の下面と、棒状部34の上面とが係合することで、ケーブル圧着端子32と端子台33が仮締結される。
上述のように、ケーブル圧着端子32は、ケーブル5を固定するケーブル固定部6と、ねじ穴9を有する平板部10と、を有し、ケーブル固定部5と平板部10との間に係合部の一実施形態である棒状部34を備える。端子台33は、平板部10と当接し、ねじ穴17を有する載置部13を有し、載置部13は更に、係止部の一実施形態であるL字部36を有する。そして、棒状部34とL字部36が係合する。
これにより、ケーブル5が上方に押圧されている場合、簡単な構造でケーブル圧着端子32と端子台33が仮締結されるので、品質の安定性、製造の手間や製造コストの増加を招くことのないケーブル圧着端子実装体1を提供することができる。
また、L字部36は、平板部10の位置決めをする位置決め部16と延長部35を含んでいる。つまり、L字部36は、平板部10の位置決めをする機能と、係止部と係合する係合部としての機能を兼用している。これにより、簡単な構造でケーブル圧着端子32と端子台33が仮締結されると共に、載置部13と平板部10との位置合わせを容易にできる。
図5は、本発明の第3の実施形態に係るケーブル圧着端子実装体41を示す斜視図である。
本発明の第2の実施形態と第3の実施形態との相違点は、棒状部およびL字部に位置を変更した点である。その他の構成は、第2の実施形態と同様である。
具体的には、ケーブル圧着端子42は、ケーブル固定部6、導体接続部7、平板部10、棒状部34と、この順番でケーブル5側から構成されている。つまり係合部の一実施形態である棒状部44は、ケーブル固定部6と対向した先端側に、平板部10と連結して備えられている。端子台43は、位置決め部16と延長部45により構成される係止部の一実施例であるL字部46を有する。L字部46は、棒状部44と係止する載置部13の四隅の内の2箇所に形成されている。そして、棒状部44とL字部46とが係合されることにより、ケーブル圧着端子42と端子台43が仮締結される。
この第3の実施形態では、特にケーブル5が下方に押圧されている場合に有効である。ケーブル5の他端と接続される導電部が下方に位置し、ケーブル5が下方に押圧される場合がある。この時、延長部45の下面と、棒状部44の上面とが係合することで、ケーブル圧着端子42と端子台43が仮締結される。そして、図6に示すように、ねじ4によりケーブル圧着端子42と端子台43とを締結させると、ケーブル圧着端子実装体41が組み立てられる。
上述のように、ケーブル圧着端子42は、ケーブル5を固定するケーブル固定部6と、ねじ穴9を有する平板部10と、を有し、ケーブル固定部6と対向した先端側に平板部10と連結して設けられた係合部の一実施形態である棒状部44を備える。端子台43は、平板部10と当接し、ねじ穴17を有する載置部13を備える。載置部13は、係止部の一実施形態であるL字部46を有する。そして、棒状部44とL字部46が係合する。
これにより、ケーブル5が下方に押圧されている場合、簡単な構造でケーブル圧着端子42と端子台43が仮締結されるので、品質の安定性、製造の手間や製造コストの増加を招くことのないケーブル圧着端子実装体41を提供することができる。
図7は、本発明の第4の実施形態に係るケーブル圧着端子実装体51を示す斜視図である。
第1の実施形態と第4の実施形態との相違点は、係合部を係合孔に変えて平板部の一部とし、係止部を爪部に変えて弾性爪部にした点である。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
具体的には、端子台53は、平板部10と係合する係止部の一実施例である弾性爪部54を有する胴部55を含んで構成される。載置部13、側壁部14、接続端子15、位置決め部16は、金属等の導電部材で形成され、弾性爪部54を有する胴部55は、樹脂で形成されている。載置部13、側壁部14、接続端子15、位置決め部16と、弾性爪部54を有する胴部55とは、側壁部14に設けられた凹部21と、胴部55に設けられた凸部22が係合すること等により一体的に形成されて端子台53を構成する。側壁部14は、弾性爪部54が設けられた面とは異なる面に形成されている。
弾性爪部54は、胴部55から平板部10方向に延びる上伸部56と、この上伸部56の先端に設けられている弾性爪先端部57を有している。弾性爪先端部57は、上方向に末広がり形状になるよう所定の角度を持って傾斜している傾斜面58を有している。また、弾性爪先端部57の下側であって、上伸部56の載置部13方向には、挟持部59を有している。
ケーブル圧着端子52は、ケーブル5を固定するケーブル固定部6と、ケーブル5の内部導体と電気的に接続するための導体接続部7と、平板部10を備えている。ケーブル固定部6と導体接続部7と平板部10は、金属材料で一体的に形成され、導電性を有している。
図8は、本発明の第4の実施形態に係わるケーブル圧着端子実装体51の組み立て後を示す斜視図である。平板部10を載置部13に当接するように、弾性爪部54の弾性爪先端部57の傾斜面58から下方へ押圧すると、平板部10の両側辺部分と傾斜面58が接しながら平板部10が下方へ移動する。弾性爪部54は、平板部10が傾斜部58を通過する間、弾性爪部54の弾性力により載置部13に対して外側へ弾性変形する。その後、平板部10は、載置部13に当接すると、平板部10の両側辺部分が、挟持部59に挟み込まれてケーブル圧着端子52と端子台53とが仮固定される。また、位置決め部16は、平板部10が載置部13の平面方向に動いてしまうことを規制することができるので、精度よくケーブル圧着端子52と端子台53とが仮固定することができる。
第4の実施形態の場合、平板部10の端部が係合部の一実施例であり、弾性爪部54が係止部の一実施例となる。平板部10が係合部の機能を兼用することで、ケーブル圧着端子52に特別な係合部を設けることなく、より簡単な構成でケーブル圧着端子52と端子台53を仮固定することができる。
上述のように、ケーブル圧着端子51は、ねじ穴9を有する平板部10を有する。端子台53は、平板部10と当接しねじ穴17を有する載置部13と、この載置部13と連結しプリント基板20と電気的に接続する接続端子15を備える側壁部14と、載置部13または側壁部14に固定される胴部55とを有する。また、係止部は胴部55に備えられた弾性爪部54であり、この弾性爪部54は、傾斜面58を有する弾性爪先端部57と、挟持部59とを含む。そして、係合部の一実施形態である平板部10と係止部の一実施形態である挟持部59とが係合することにより、簡単な構成でケーブル圧着端子52と端子台53を仮固定することができる。
以上、本発明の一実施形態のケーブル圧着端子実装体について説明したが、上記実施の形態の説明に限定されず、種々の変形実施が可能である。
例えば延長部は、棒状部と係合する部分に設けたが、これに限らず延長部を四隅すべてに付けてL字部とし、第2の実施形態および第3の実施形態で述べた端子台を共通の部材としても構わない。
1・・・ケーブル圧着端子実装体(第1実施形態)、2・・・ケーブル圧着端子(第1実施形態)、3・・端子台(第1実施形態)、4・・・ねじ、5・・・ケーブル、6・・・ケーブル固定部、7・・・導体接続部、8・・・保持部、9・・・ねじ穴、10・・・平板部、11・・・係合壁部、12・・・係合孔、13・・・載置部、14・・・側壁部、15・・・接続端子、16・・・位置決め部、17・・・ねじ穴、18・・・胴部、19・・・爪部、20・・・プリント基板、21・・・凹部、22・・・凸部、31・・・ケーブル圧着端子実装体(第2実施形態)、32・・・ケーブル圧着端子(第2実施形態)、33・・・端子台(第2、3実施形態)、34・・・棒状部、35・・・延長部、36・・・L字部、41・・・ケーブル圧着端子実装体(第3実施形態)、42・・・ケーブル圧着端子(第3実施形態)、44・・・棒状部、51・・・ケーブル圧着端子実装体(第4実施形態)、52・・・ケーブル圧着端子(第4実施形態)、53・・・実装端子台(第4実施形態)、54・・・弾性爪部、55・・・胴部、56・・・上伸部、57・・・弾性爪先端部、58・・・傾斜部、59・・・狭持部、62・・・ケーブル圧着端子(従来の実施形態)、63・・・プリント基板実装ねじ端子台(従来の実施形態)、67・・・ねじ穴

Claims (1)

  1. ケーブルを備えるケーブル圧着端子と、このケーブル圧着端子に保持される端子台と、を有するケーブル圧着端子実装体であって、
    前記ケーブル圧着端子は、第1のねじ穴を有する平板部係合部と、を備え、
    前記端子台は、第2のねじ穴を有する載置部と、この載置部と電気的に接続する接続端子と、前記載置部に直接または間接的に固定された弾性爪部係止部と、を備え、
    前記弾性爪部は、傾斜面を有する弾性爪先端部と、前記係止部である挟持部とを有する弾性爪部と有し、
    前記平板部が前記載置部に当接され、前記係合部である前記平板部の端部と前記係止部である挟持部を係合させることにより、前記第1のねじ穴と前記第2のねじ穴が平面視において重なる位置に配置されることを特徴とするケーブル圧着端子実装体。
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