JP6551280B2 - 仮想操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定位置に映し出される仮想操作画像での入力操作を可能とする仮想操作装置に関するものである。
従来の仮想操作装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の仮想操作装置(投影キーボード)は、キーボードを投影する投影機器と、キーボードのひとつひとつに決められた色の光線を出力する光線出力機と、投影されたキーボードをタイピングしたときに指によって反射する各キーの光線を受信する光線受信機とを備えている。これにより、どのキーの入力があったかが分かるようになっている。
また、非特許文献1には、手の平、腕、壁、ノート、机などに操作用の画像を投影して、仮想操作画像(タッチスクリーン)として活用することが記載されている。
特開2002−333940号公報
INTERNET COM 「Microsoft、手のひらや机をタッチスクリーンにするOmniTouchを発表」 2011年10月17日
しかしながら、上記各文献における技術を、例えば、車両に用いた場合、運転操作の状況に応じては、運転に集中するためにタッチ操作ができずに、仮想操作画像への操作を中断せざるを得ない場合がある。そして、運転操作に余裕が生まれ、タッチ操作を再開する際には、必ず前の中断した状態から再開することになるので、他の操作を行うことはできない。つまり、ひとつの操作を完了するまでは、他の操作に移行することはできない。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、複数の入力操作に対して容易に操作の中断、再開を可能とする仮想操作装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
第1の発明では、操作者による入力操作を可能とする仮想操作画像(111)を、所定領域(115)に投影する投影機(110)を備える仮想操作装置において、
投影機は、複数種の機器に対応する複数の仮想操作画像を所定領域に切替え可能に投影するようになっており、
操作者の操作動作を検知する検知器(120)と、
複数の仮想操作画像に対する入力操作の中断状態を保存したことを示す保存画像(131)をそれぞれ表示する表示器(130)と、
複数の仮想操作画像を対象として、入力操作を中断して、中断状態を保存するために予め定められた操作者の第1ジェスチャを検知器が検知すると、仮想操作画像の投影を停止して、表示器によって、所定領域とは異なる他の領域(135)に仮想操作画像に対応する保存画像をそれぞれ表示させると共に、
それぞれの保存画像のうちのいずれかに対して、中断状態から入力操作を再開するために予め定められた操作者の第2ジェスチャを検知器が検知すると、保存画像の表示を停止して、投影機によって、中断状態にある仮想操作画像を所定領域に表示させる制御部(140)とを備え
第1ジェスチャは、仮想操作画像を摘まんで、他の領域に置くことを模したジェスチャであり、
第2ジェスチャは、保存画像を摘まんで、所定領域に置くことを模したジェスチャであることを特徴としている。
また、第2の発明では、所定領域は操作者の一方の手の平であり、他の領域は一方の手の指先であり、
第1ジェスチャは、手の平から指先に向けて、操作者の他方の手の指でスワイプするジェスチャであり、
第2ジェスチャは、指先から手の平に向けて、他方の手の指でスワイプするジェスチャであることを特徴としている。
この発明によれば、複数の仮想操作画像(111)に対して、入力操作を中断させたいときに、第1ジェスチャを行うことで、中断状態を保存すると共に、中断状態であることを保存画像(131)として所定領域(115)から他の領域(135)に移動させるようにして、それぞれ表示させることができる。
また、いずれかの保存画像に対して、中断した入力操作の続きを行いたいときは、第2ジェスチャを行うことで、中断状態にある仮想操作画像を所定領域に投影させることができ、入力操作の再開が可能となる。
このように、本発明では、複数の入力操作に対して容易に操作の中断、再開を行うことが可能となる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における仮想操作装置に関連する構成の全体配置を示す説明図である。 図1におけるII−II部を示す断面図である。 仮想操作装置の構成を示す説明図である。 制御部が実行する制御内容を示すフローチャート1である。 制御部が実行する制御内容を示すフローチャート2である。 制御部が実行する制御内容を示すフローチャート3である。 操作画像に対する入力操作を中断するための第1ジェスチャを示す説明図である。 入力操作が中断された保存状態(保存画像)を示す説明図である。 中断された入力操作を再開するための第2ジェスチャを示す説明図である。 第2実施形態における入力操作の中断、保存、および再開するためのジェスチャを示す説明図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の仮想操作装置100について、図1〜図9を用いて説明する。仮想操作装置100は、例えば、車両用として設定されている。仮想操作装置100は、ユーザ(操作者)が希望する任意の操作領域115に、操作画像111が投影されて、ユーザが、この操作画像111に対して入力操作することで、車両に搭載される複数の機器(複数種の機器)の作動条件がそれぞれ設定され(入力操作され)、作動状態が制御される装置となっている。複数の機器は、例えば、車両用空調装置、車両用オーディオ装置、あるいはカーナビゲーション装置等である。
仮想操作装置100は、図1〜図3に示すように、投影機110、検知器120、表示器130、および制御部140等を備えており、車両天井の前端部で車両左右方向の中央位置に配置されている。また、車両のインストルメントパネル10の上面部(以下、インパネ上面部)11の左右方向の中央位置には、ディスプレイ150が配置されている。
投影機110は、後述する制御部140の選択部143からの指示により、ユーザによる入力操作を可能とする操作画像111をユーザの希望する操作領域115に投影するものである。投影機110は、複数の機器に対応する複数の操作画像111を操作領域115に切替え可能に投影することができるようになっている。操作画像111は、本発明の仮想操作画像に対応し、また、操作領域115は、本発明の所定領域に対応する。
操作画像111は、タッチスクリーン、あるいは投影パネル等と呼ばれるものであり、例えば、複数の機器に対応する複数のメニューボタンを表示するもの、あるいは複数の機器ごとに作動条件を入力するための複数の操作ボタン112を表示するもの等がある。操作画像111は、複数の機器の作動用アプリケーションを実行するための入力部(遠隔操作スイッチ)に対応する。
操作領域115は、操作画像111が表示される領域であり、ユーザが希望する位置(任意の位置)に設定される。操作領域115は、車両内において、例えば、インストルメントパネル10のセンター部(以下、インパネセンター部)12の領域、センターコンソール20のパームレスト21よりも前方側の領域、ステアリング30の中央領域、更には、ユーザの手の平50の領域等とすることができる。尚、後述する図7、図9においては、操作領域115をユーザの手の平50として説明している。
操作領域115において、操作画像111によって、いわゆるタッチパネルのような操作が可能となる。尚、操作画像111が、操作領域115として手の平50に設定される場合であると、手の平操作が可能となる。
検知器120は、ユーザの操作動作を検知するものとなっており、カメラ等によって形成されている。検知器120は、検知した検知信号(操作動作)を後述する制御部140の判定部141に出力するようになっている。検知される操作動作はユーザの手の動きであり、この手の動きには、手の平50の向き(上か下か等)、手の平50の位置、指先の位置、および予め定められた第1〜第3ジェスチャ、その他のジェスチャ等が含まれている。尚、検知器120は、上記以外の操作動作は検知の対象外として、例えば、ユーザの意図しない動作等を極力受付けないようになっている。
第1ジェスチャは、入力操作中の操作画像111に関連するアプリケーションの実行(入力操作)を中断し、中断状態を保存するためのジェスチャである。第1ジェスチャは、例えば、操作領域115における操作画像111を、あたかも摘まんで任意の保存領域135に仮置きするような動作となっている。第1ジェスチャは、複数の機器に対応するそれぞれの操作画像111を対象とすることができるようになっている。保存領域135は、本発明の他の領域に対応するものであり、ユーザの好みにより、例えば、インストルメントパネル10の右端部(以下、インパネ右端部)13、あるいはドアの前方側領域、ステアリング30の中央領域等とすることができる。尚、後述するように、保存領域135には、表示器130によって保存画像131が表示されるようになっている。
また、第2ジェスチャは、一端中断した操作画像111に関連するアプリケーションの実行(入力操作)を再開するためのジェスチャである。第2ジェスチャは、例えば、保存領域135におけるいずれかの保存画像131を、あたかも摘まんで元の操作領域115に戻すような動作となっている。第2ジェスチャは、複数の機器に対応するそれぞれの保存画像131を対象とすることができるようになっている。
また、第3ジェスチャは、現在投影されている操作画像111に関連するアプリケーションを起動させたままで、いずれかの保存画像131を操作領域115に操作画像111として投影させて、投影した操作画像111に関連するアプリケーションへ移行するためのジェスチャである。第3ジェスチャは、例えば、保存領域135におけるいずれかの保存画像131を、あたかも摘まむような動作となっている。第3ジェスチャは、複数の機器に対応するそれぞれの保存画像131を対象とすることができるようになっている。
尚、その他のジェスチャとして、第1ジェスチャに代えて、操作画像111に対してあたかもフリック操作をすることで、操作画像111を任意の保存領域135に仮置きするジェスチャとして設定することも可能である。更に、その他のジェスチャとして、スワイプ動作等を含めることもできる。
尚、アプリケーション実行における中断、再開は、例えば、自動運転機能付の車両において、自動運転と通常の手動運転との間に発生し得る。また、複数のアプリケーション(空調用、オーディオ用、カーナビ用等)間で、機能の切替えを行うときに発生し得る。
表示器130は、後述する制御部140の判定部141、および記憶部142からの指示により、保存画像131を保存領域135に表示するものである。保存画像131は、複数の操作画像111(アプリケーション)に対する入力操作の中断状態を保存したことを示す画像である。保存画像131は、複数の操作画像111のそれぞれに対応して、複数種類のものが形成されるようになっており、予め定めた所定のアイコン、文字、あるいは色等によって、ユーザに識別可能に表示されるようになっている。
制御部140は、上記の投影機110、および表示器130の作動を制御すると共に、検知器120からの検出信号に基づいて、操作画像111に対応するアプリケーションの中断状態、および保存位置(保存領域135)を記憶(保存)するようになっている。制御部140は、判定部141、記憶部142、および選択部143等を有している。
判定部141は、検知器120から出力される検知信号に基づいて、ユーザの手の平50の向き(上か下か等)、手の平50の位置、指先の位置、および手の第1〜第3ジェスチャ、その他のジェスチャの有無を判定し、表示器130による保存画像131の表示、非表示を指示すると共に、判定結果を記憶部142に出力するようになっている。また、判定部141は、例えば、通信によって、検知器120から得られた検知信号をディスプレイECU151に送信するようになっている。
記憶部142は、判定部141からの判定結果に基づいて、操作画像111に対応するアプリケーションの中断状態、保存領域135における保存画像131の保存位置を記憶(保存)するようになっている。そして、記憶部142は、表示器130に対して、保存画像131の表示、非表示を指示すると共に、記憶データを選択部143に出力するようになっている。
選択部143は、記憶部142からの記憶データに基づいて、投影すべき操作画像111を選択して、投影機110に対して、操作画像111を投影させるようになっている。
ディスプレイ150は、複数の機器の作動状態を切替え可能に表示する表示装置であり、例えば、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等によって構成されている。ディスプレイ150の表示内容は、インストルメントパネル10内に配置されたディスプレイECU151によって制御されるようになっている。ディスプレイECU151は、制御部140(判定部141)と、例えば、通信によって接続されるようになっている。また、ディスプレイECU151は、複数の機器用の制御部、例えば、車両用空調装置の制御を行うエアコンECU41、車両用オーディオ装置の制御を行うオーディオECU42、およびカーナビゲーション装置の制御を行うカーナビECU43と接続されている。
本実施形態の仮想操作装置100の構成は、上記のようになっており、以下、図4〜図6に示すフローチャート、および図7〜図9に示す説明図を加えて、仮想操作装置100の作動、およびその作用効果について説明する。
図4に示すように、まず、ユーザによって、イグニッションスイッチ(IG)、あるいはアクセサリスイッチ(ACC)が投入されて、仮想操作装置100に電源がオンされると本制御がスタートする。
ステップS100で、制御部140は、仮想操作装置100を起動させ、先の制御において保存状態とされていた保存画像131のすべてを、表示器130によって、保存領域135に表示させる。保存領域135は、例えば、先にユーザが選択したインパネ右端部13、ドアの前方側領域、ステアリング30の中央領域等である(図8)
次に、ステップS110で、制御部140は、検知器120によって、ユーザの手の動き(指先の位置、ジェスチャ等)の検知を開始する。
次に、ステップS120で、制御部140(判定部141)は、検知器120から得られる検知信号から、保存領域135におけるいずれかの保存画像131を、ユーザがあたかも摘まむような動作を検知したか否かを判定する。制御部140は、ステップS120で否定判定をすると、ステップS120を繰り返し実行する。
一方、ステップS120で、肯定判定すると、制御部140は、ステップS130で、検知器120から得られる検知信号から、ユーザの手が操作領域115に戻されて、あたかも保存画像131を操作領域115に置くような動作を検知したか否かを判定する(図9)。制御部140は、ステップS130で否定判定をすると、ステップS130を繰り返し実行する。
そして、ステップS120、S130で共に肯定判定すると、ユーザによる第2ジェスチャがあったものとして、ステップS140で、制御部140は、摘ままれた保存画像131に対応する操作画像111を投影機110によって、ユーザの選択した操作領域115(置かれた位置)に投影する。図9は、操作領域115として、例えば、ユーザの手の平50が選択された場合を示している。この場合、検知器120は、置かれた位置がユーザの手の平50であることを検知しており、投影機110は、この手の平50の位置に操作画像111を投影するのである。そして、制御部140は、投影した操作画像111に対応するアプリケーションを起動すると共に、このアプリケーションをディスプレイ150に表示させる。
次に、ステップS150で、制御部140は、操作画像111を投影させながら、操作画像111に対するユーザの手の動き(指先の位置等)の検知を行う。
次に、ステップS160で、制御部140は、ユーザの手の動き(指先の位置、ジェスチャ等)、および電源状態の判定を行う。
ステップS160で、指先が操作画像111を操作する動作(操作ボタンへのタッチ操作等)であると判定すると、制御部140(判定部141)は、ステップS170で、操作ボタンへのタッチ操作に基づく表示をディスプレイECU151に指示する。ディスプレイECU151は、タッチ操作に基づくディスプレイ150の表示内容を制御する。そして、制御部140は、ステップS160に戻る。
また、ステップS160で、手の動きが保存領域135における他の保存画像131(ステップS120とは異なる保存画像131)をあたかも摘まむような動きであると判定すると、第3ジェスチャがあったものとして、制御部140は、ステップS180〜S200に移行する。ステップS180〜S200では、制御部140は、起動中のアプリケーション(現在投影中の操作画像111)から他の保存画像131に対応するアプリケーションに移行させる。
つまり、制御部140は、ステップS180で、起動中のアプリケーション(現在投影中の操作画像111)の中断を確定して、起動中のアプリケーションの入力操作状態(作業状態)を保存(記憶)して、操作画像111を元の保存領域135に保存画像131として表示させる。
更に、ステップS190で、制御部140は、新しく選択された他の保存画像131に対応するアプリケーションを起動する。
そして、ステップS200で、制御部140は、新しく選択された他の保存画像131に対応する操作画像111を操作領域115に投影すると共に、ディスプレイ150に操作画像111に対応するアプリケーションを表示させる。そして、制御部140は、ステップS150に戻る。
一方、ステップS160で、中断操作、あるいはフリック動作、あるいは電源オフ動作があると判定すると、ステップS210に移行する。
ステップS210では、制御部140は、ステップS160と同様にユーザの手の動き(指先の位置、ジェスチャ等)の判定を行うと共に、電源状態の判定を行う。
ステップS210で、手の動きが操作領域115における操作画像111をあたかも摘まんで保存領域135に置くような動きであると判定すると、第1ジェスチャがあったものとして、制御部140は、ステップS220で、起動中のアプリケーション(現在投影中の操作画像111)の中断を確定する。加えて、制御部140は、起動中のアプリケーションの入力操作状態(作業状態)を保存(記憶)し、中断するアプリケーションの保管場所(手を置いた位置)を記憶し、その保管場所(保存領域135)に保存画像131として表示させる。そして、制御部140は、中断状態にあるとして、ステップS120に移行する。
また、ステップS210で、手の動きがフリック操作の動きであると判定すると、第1ジェスチャに代わるその他のジェスチャがあったものとして、制御部140は、ステップS230で、起動中のアプリケーション(現在投影中の操作画像111)の中断を確定する。そして、制御部140は、操作画像111における入力操作状態(作業状態)を保存(記憶)して、元の(初期の)保管場所(保存領域135)に保存画像131として表示させる。そして、制御部140は、中断状態にあるとして、ステップS120に移行する。
また、ステップS210で、電源がオフされたと判定すると、制御部140は、ステップS240で、起動中のアプリケーション(現在投影中の操作画像111)の中断を確定する。そして、制御部140は、操作画像111における入力操作状態(作業状態)を保存(記憶)して、元の(初期の)保管場所(保存領域135)に保存する。そして、制御部140は、スタートに戻る。
以上のように、本実施形態では、複数の操作画像111に対して、入力操作を中断させたいときに、第1ジェスチャを行うことで、中断状態を保存すると共に、中断状態であることを保存画像131として操作領域115から保存領域135に移動させるようにして、それぞれ表示させることができる(ステップS210、S220)。
また、いずれかの保存画像131に対して、中断した入力操作の続きを行いたいときは、第2ジェスチャを行うことで、中断状態にある操作画像111を操作領域115に投影させることができ、入力操作の再開が可能となる(ステップS120〜S140)。
このように、本実施形態では、複数の入力操作に対して容易に操作の中断、再開を行うことが可能となる。
ここで、第1ジェスチャを、操作画像111を摘まんで、保存領域135に置くことを模したジェスチャとしており、第2ジェスチャを、保存画像131を摘まんで、操作領域115に置くことを模したジェスチャとしているので、ユーザにとって、直感的に分かりやすい動作とすることができる。
また、それぞれの保存画像131のうちのいずれかの保存画像131を摘まむような第3ジェスチャを行うことで、今まで操作領域115に投影していた操作画像111から、いずれかに対応する操作画像111に移行させることができ(ステップS160〜S200)、簡単な操作でアプリケーションの移行が可能となる。
また、表示器130は、複数の保存画像131を、所定のアイコン、文字、あるいは色によって識別表示するようにしているので、ユーザは、中断している複数の保存画像131(アプリケーション)を明確に識別することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態を図10に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、操作領域115、および保存領域135をユーザの手に設けるようにしたものである。
本実施形態では、操作領域115として、ユーザの一方の手における手の平50としている。また、保存領域135として一方の手の各指先の位置としている。保存領域135は、親指から小指まで、最大5つの領域が設定可能となっている。
ユーザは、操作画像111に対する入力操作を中断させるときに、第1ジェスチャとして、他方の手の指を、一方の手における手の平50から、希望する指先へスライドするように移動させることで対応する。このとき希望する指先に保存画像131が保存され、表示されることになる。スライドする指先を変えることで、別の操作画像111に対応する別の保存画像131を表示させることができる。
また、ユーザは、中断状態を再開させるときには、第2ジェスチャとして、他方の手の指を、一方の手の指先から、一方の手における手の平50に向けて、スライドするように移動させることで対応する。
これにより、入力操作の中断、保存、再開を、指先を含む手の平50の領域で完結することが可能となり、操作の身体的負荷を軽減することができる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態に対して、制御部140は、保存領域135において保存画像131を移動させるために予め定められたユーザの移動のためのジェスチャを、検知器120が検知すると、表示器130による保存画像131の表示位置を変更させるようにしてもよい。移動のためのジェスチャは、例えば、保存画像131に指先でタッチして、所望の位置へスライドさせるようなジェスチャ(スワイプ操作等)とすることができる。
これにより、保存画像131が複数ある場合等、ユーザの好みや使い勝手に応じて、各保存画像131の表示位置を整理して配置することができ、複数の保存画像131を容易に識別して、操作性を向上させることができる。
また、制御部140は、表示器130によって、保存画像131を表示させた後に、時間経過と共に、保存画像131の目立ち具合を低下させるようにしてもよい。保存画像131の目立ち具合とは、具体的には、保存画像131の大きさを小さくする、あるいは輝度を低くする等によって対応することができる。
これにより、保存状態の過度な表示が、ユーザの目にいつまでも残るような煩わしさを低減することができる。
また、ユーザが複数人いる場合に、制御部140は、第1ジェスチャを行うユーザに対して、第2ジェスチャを行うユーザが異なる場合を許容するようにしてもよい。
これにより、同乗者間の情報共有のツールとして活用が可能となる。
100 仮想操作装置
110 投影機
111 操作画像(仮想操作画像)
115 操作領域(所定領域)
120 検知器
130 表示器
131 保存画像
135 保存領域(他の領域)
140 制御部

Claims (8)

  1. 操作者による入力操作を可能とする仮想操作画像(111)を、所定領域(115)に投影する投影機(110)を備える仮想操作装置において、
    前記投影機は、複数種の機器に対応する複数の前記仮想操作画像を前記所定領域に切替え可能に投影するようになっており、
    前記操作者の操作動作を検知する検知器(120)と、
    複数の前記仮想操作画像に対する前記入力操作の中断状態を保存したことを示す保存画像(131)をそれぞれ表示する表示器(130)と、
    複数の前記仮想操作画像を対象として、前記入力操作を中断して、中断状態を保存するために予め定められた前記操作者の第1ジェスチャを前記検知器が検知すると、前記仮想操作画像の投影を停止して、前記表示器によって、前記所定領域とは異なる他の領域(135)に前記仮想操作画像に対応する前記保存画像をそれぞれ表示させると共に、
    それぞれの前記保存画像のうちのいずれかに対して、前記中断状態から前記入力操作を再開するために予め定められた前記操作者の第2ジェスチャを前記検知器が検知すると、前記保存画像の表示を停止して、前記投影機によって、前記中断状態にある前記仮想操作画像を前記所定領域に表示させる制御部(140)とを備え
    前記第1ジェスチャは、前記仮想操作画像を摘まんで、前記他の領域に置くことを模したジェスチャであり、
    前記第2ジェスチャは、前記保存画像を摘まんで、前記所定領域に置くことを模したジェスチャである仮想操作装置。
  2. 車両に搭載され、
    前記所定領域は、インストルメントパネル、ステアリング、センターコンソール、あるいは前記操作者の手の平のいずれかである請求項1に記載の仮想操作装置。
  3. 操作者による入力操作を可能とする仮想操作画像(111)を、所定領域(115)に投影する投影機(110)を備える仮想操作装置において、
    前記投影機は、複数種の機器に対応する複数の前記仮想操作画像を前記所定領域に切替え可能に投影するようになっており、
    前記操作者の操作動作を検知する検知器(120)と、
    複数の前記仮想操作画像に対する前記入力操作の中断状態を保存したことを示す保存画像(131)をそれぞれ表示する表示器(130)と、
    複数の前記仮想操作画像を対象として、前記入力操作を中断して、中断状態を保存するために予め定められた前記操作者の第1ジェスチャを前記検知器が検知すると、前記仮想操作画像の投影を停止して、前記表示器によって、前記所定領域とは異なる他の領域(135)に前記仮想操作画像に対応する前記保存画像をそれぞれ表示させると共に、
    それぞれの前記保存画像のうちのいずれかに対して、前記中断状態から前記入力操作を再開するために予め定められた前記操作者の第2ジェスチャを前記検知器が検知すると、前記保存画像の表示を停止して、前記投影機によって、前記中断状態にある前記仮想操作画像を前記所定領域に表示させる制御部(140)とを備え
    前記所定領域は前記操作者の一方の手の平であり、前記他の領域は前記一方の手の指先であり、
    前記第1ジェスチャは、前記手の平から指先に向けて、前記操作者の他方の手の指でスワイプするジェスチャであり、
    前記第2ジェスチャは、前記指先から前記手の平に向けて、前記他方の手の指でスワイプするジェスチャである仮想操作装置。
  4. 前記制御部は、現在の前記仮想操作画像から、それぞれの前記保存画像のうちのいずれかに対応する前記仮想操作画像に移行するために予め定められた前記操作者の第3ジェスチャを検知すると、今まで前記所定領域に投影していた現在の前記仮想操作画像に対する前記入力操作を中断させて、前記表示器によって前記保存画像として前記他の領域に表示させると共に、前記投影機によって、いずれかの前記中断状態にある前記仮想操作画像を前記所定領域に表示させる請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の仮想操作装置。
  5. 前記制御部は、前記検知器が前記保存画像を移動させるために予め定められた前記操作者の移動のためのジェスチャを検知すると、前記表示器によって、前記保存画像の表示位置を変更させる請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の仮想操作装置。
  6. 前記制御部は、前記表示器によって、前記保存画像を表示させた後に、時間経過と共に、前記保存画像の目立ち具合を低下させる請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の仮想操作装置。
  7. 前記表示器は、複数の前記保存画像を、所定のアイコン、文字、あるいは色によって識別表示する請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の仮想操作装置。
  8. 前記操作者は、複数人おり、
    前記制御部は、前記第1ジェスチャを行う操作者に対して、前記第2ジェスチャを行う操作者が異なる場合を許容する請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の仮想操作装置。
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