JP2005071151A - アプリケーション制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御対象の機器の増加或いは変更に容易に対応することができるアプリケーション制御装置を提供する。
【解決手段】 キーボードパネル2には複数のスイッチ11がマトリクス状に配置されており、その表面上に投影機からボタン画像が投影される。ボタン画像とスイッチとは対応しており、例えば「戻る」ボタン18がスイッチA1,B1に対応する。スイッチA1,A2の何れかがオンしたときは、「戻る」ボタン18がオンしたと判断し、「戻る」ボタン18のオンに応じた操作を実行する。従って、アプリケーションが増加或いは変更された場合は、キーボードパネルに投影するボタン画像を増加或いは変更することにより容易に対応することができる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、投影手段からボタン画像が投影された入力手段に対する操作に応じてアプリケーションを実行するアプリケーション制御装置に関する。
近年、例えば車両には各種の車載機器が搭載されており、それらに対する操作を一元管理することが望まれているものの、各車載機器に対応したスイッチの全てを設けることは困難であると共に、操作性が悪い。
特開平9−212301号公報
近年、例えば車両には各種の車載機器が搭載されており、それらに対する操作を一元管理することが望まれているものの、各車載機器に対応したスイッチの全てを設けることは困難であると共に、操作性が悪い。
特開平9−212301号公報のものでは、タッチパネルにプラントの全体のシステム画面を表示すると共に、表示画面における所定部位がタッチ操作されそうになったときは、その部位に関連した詳細項目を表示し、その詳細項目のうち最終的にタッチ操作されたときに初めてタッチ操作された項目の機能を実行することが開示されている。従って、このような機能を車載機器のスイッチに適用するには、表示器に操作可能な車載機器の名称或いは外形を表示しておき、そのうちの何れかの車載機器がタッチ操作されそうになったときは、その車載機器に関連したスイッチを表示し、最終的にタッチ操作されたスイッチに応じて車載機器を制御するというものである。
しかしながら、このような構成では、車載機器の数が増加した場合、或いは車載機器が変更となった場合は、表示画面の変更が困難であるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、制御対象の機器の増加或いは変更に容易に対応することができるアプリケーション制御装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、制御手段は、アプリケーションに対応したボタン画像を投影手段から入力手段に対して投影するので、入力手段の表面にはボタン画像が表示される。
さて、使用者がボタン画像を操作すると、ボタン画像の投影領域に位置するスイッチがオンするので、制御手段は、記憶手段に記憶された対応関係に基づいてスイッチに対応するボタンを判断し、当該ボタンがオンしたことに応じてアプリケーションを実行する。これにより、アプリケーションの増加或いは変更する場合は、投影手段からのボタン画像を増加或いは変更すると共に、記憶手段に記憶する対応関係を増加或いは変更するだけで済むので、容易に対応することができる。
請求項2の発明によれば、複数の隣接したキースイッチからなるグループを一つのボタンに対応させるようにしたので、一つのキースイッチを一つのボタンに対応させる構成に比較して、ボタンに対する操作を確実に検出することができる。
請求項3の発明によれば、スイッチ間に位置する補助スイッチがオンしたときは、制御手段は、補助スイッチに対応するボタンがオンしたと判断するので、スイッチが間欠的に設けられている場合であっても、ボタンに対する操作を確実に検出することができる。
請求項4の発明によれば、タッチパネルのスイッチの位置、大きさ、形状を任意に変更することができるので、アプリケーションにフレキシブルに対応することができる。
請求項5の発明によれば、投影手段を必要なタイミングで動作させることができるので、ボタン画像を適切なタイミングで入力手段に投影開始することができる。
請求項6の発明によれば、投影手段を必要な期間だけ動作させることができるので、ボタン画像を適切な期間だけ入力手段に投影することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図1ないし図16に基づいて説明する。
図2は、車室内のダッシュボードを示している。この図2において、助手席側のダッシュボード1には、本発明に関連したキーボードパネル(入力手段に相当)2が設けられていると共に、投影ONボタン3及び投影OFFボタン4が設けられており、運転席或いは助手席から操作可能となっている。
図3はキーボードパネル2の平面を示し、図4はその断面を模式的に示している。これらの図3及び図4において、キーボードパネル2は、プリント配線基板或いはフレキシブル基板などの配線基板5上に複数の固定接点6を実装すると共に、その配線基板5の表面を保護シート7で被覆して構成されている。この保護シート7において固定接点6と対向する部位には凸状弾性部7aが形成され、その裏面に可動接点8(図5参照)が設けられてキースイッチ9が構成されている。本実施の形態では、キースイッチ9は、8行33列のマトリクス状に複数配設されており(図3で示す二点鎖線領域は1行のキースイッチ群を示している)、可動接点8が固定接点6に接触することによりキースイッチ9がオンするようになっている。通常においては、図5に示すように可動接点8は固定接点6から離間することによりキースイッチ9がオフしており、保護シート7の凸状弾性部7aに対して力が作用すると、図6に示すように可動接点8が湾曲して固定接点6と接触することによりキースイッチ9がオンする。
図7は、キースイッチ9のオン/オフを判断するキーボードコントローラを示している。この図7において、キーボードコントローラ10は、図7に示すように各キースイッチ9の導通状態を監視しており、導通状態でキースイッチ9がオンしたと判断し、そのことを外部に通知する。
本実施の形態では、図8に示すように横方向に隣接する3個のキースイッチ9で一つのグループ(以下、単にスイッチと称する)11を形成しており、何れかのキースイッチ9がオンしたときは、キーボードコントローラ10は、オンしたキースイッチが所属するスイッチ11がオンしたと判断するようになっている。この場合、横方向に隣接する3個のキースイッチ9で一つのスイッチ11を形成していることから、キーボードパネル2には、スイッチ11が8行11列のマトリクス状に複数配設されていることになる。
図9は、車室内を概略的に示している。この図9において、車室内の天井となる部位には投影機(投影手段に相当)12が設置されており、投影キーボードの機能がオンしている状態では、投影機12からの画像がキーボードパネル2全体に投影されるようになっている。この場合、キーボードパネル2の表面に位置する保護シート7は乱反射性が高いので、キーボードパネル2に投影された画像の視認性は高い。
図1は全体の電気的構成を概略的に示すブロック図である。この図1において、カーナビゲーション13の制御部(制御手段に相当)14は、図示しないCPU、ROM、RAM、入出力インタフェース及びそれらを接続するバスライン等からなり、そのソフトウエア的構成(プログラムの実行)により、車両の現在位置を知るロケーション機能、ユーザの指定(検索)した目的地までの経路を探索し案内する経路探索,案内機能(ルートガイダンス機能)等のナビゲーション処理を実行するようになっている。
例えばフルカラー液晶ディスプレイからなるディスプレイ16は、その表面に操作スイッチとして機能するタッチパネルが設けられており、使用者が表示される地図の指定等のコマンド入力や経路探索に係る目的地の指定(選択)等を行うことができるようになっている。
メモリー(記憶手段に相当)15には、カーナビゲーション、車載製品制御、ブラウザー、車両設定などの各メニュー画面および制御画面などの投影画像が登録されていると共に、投影画像におけるボタン画像と当該ボタン画像の投影領域に位置するスイッチ11との対応関係などの投影情報が登録されている。制御部14は、通信部17を介して車載機器との車内通信機能を有しており、メモリー15に登録されていない車載製品が車両に搭載されたときは、当該車載製品の投影情報を車内通信を用いて各車載製品から取込むことができる。また、制御部14は、図示しない携帯電話機などの通信装置を介した車外通信機能を有しており、車載製品の投影情報を車内通信を通じて取込むことができなかったときは、車外通信を通じて車載製品の販売会社が運営しているインターネットのサイトにアクセスして取込むようになっている。
次に上記構成の作用について説明する。
使用者が投影キーボードの機能を使用したい場合は、ダッシュボード1に設けられている投影ONボタン3を操作する。
図10は制御部14による投影キーボード機能の動作を示すフローチャートである。この図10において、カーナビゲーション13の制御部14は、投影ONボタン3がオンしたときは(S101:YES)、投影キーボード機能をオンする(S102)。これにより、投影機12が機能するようになる。
続いて、メモリー15から図示しないトップメニュー画面を読出して投影機12からキーボードパネル2に投影する(S103)。このトップメニュー画面では、制御対象を示すボタン画像を投影するようになっている。この制御対象とは、カーナビゲーション、車載製品、ブラウザー、車両設定などであり、スイッチ11がオンしたときは、キーボードコントローラ10は、オンしたスイッチ11をカーナビゲーション13へ通知する。
使用者がキーボードパネル2に投影されている制御対象を押圧操作すると、カーナビゲーション13の制御部14は、キーボードコントローラ10からの通知に応じて操作されたと判断し(S104:YES)、オンしたスイッチ11に応じて各操作を実行する(S110)。具体的には、使用者が例えば「カーナビゲーション」ボタンに対応したスイッチを押圧操作したときは、カーナビゲーション13の制御部14は、メモリー15に記憶されている投影情報に基づいてオンしたスイッチ11がカーナビゲーションを示していると判断し、カーナビゲーション13用のアプリケーション画面をキーボードパネル2に投影する。
図11は、カーナビゲーション13用のアプリケーション画面の一つである登録地点の名称入力モードの50音入力画面を示している。この図11において、50音入力画面には、「戻る」ボタン18、「修正」ボタン19、「完了」ボタン20がキーボードパネル2の所定領域に投影されると共に、50音ボタン21が所定領域に投影される。この場合、カーナビゲーション13は、50音入力画面をキーボードパネル2に投影したときは、メモリー15に記憶されている情報に基づいて図12に示すような関係となるように各ボタン画像と各スイッチとを対応させる。つまり、「戻る」ボタン18をスイッチA1,B1に対応させ、「修正」ボタン19をスイッチD2,E2に対応させ、「完了」ボタン20をスイッチA8,B8に対応させると共に、「あ行」ボタンをスイッチA3〜A7に対応させ、「か行」ボタンをスイッチB3〜B7に対応させ、「わ」、「を」、「ん」ボタンをスイッチJ3〜J5に対応させ、「゛」、「゜」、「−」ボタンをスイッチK3〜K5に対応させる。
また、図11に示すように「名称を入力してください」というメッセージをキーボードパネル2の所定領域に投影すると共に、現在の登録件数を示す数字を所定領域に表示する。これらのメッセージおよび数字は押圧操作されることがないから、カーナビゲーション13は、それらをスイッチ11と対応させることはない。
さて、使用者が登録地点の名称を入力するために、所望の50音ボタン21を押圧操作すると、押圧操作された50音ボタン21に対応したスイッチ11がオンするので、キーボードコントローラ10は、オンしたスイッチ11をカーナビゲーション13の制御部14に通知する。
カーナビゲーション13の制御部14は、50音ボタン21に対応してスイッチがオンしたときは、当該スイッチ11に対応した文字を図11に示す「名称を入力してください」の投影領域に順に表示する。このとき、入力文字を間違えたときは、「修正」ボタン19の投影領域を押圧操作すると、「修正」ボタン19に対応したスイッチD2,E2の何れかがオンするので、制御部14は、直前に入力した文字を削除して新規な文字の入力待機状態となる。
以上のようにして登録地点の文字入力が終了したときは、「完了」ボタン20の投影領域を押圧操作する。すると、「完了」ボタン20に対応したスイッチA8,B8の何れかがオンするので、制御部14は、元のメニュー画面を投影するようになる。
また、メニュー画面に対する押圧操作により登録地点の住所入力モードにおいて番地入力が必要となったときは、制御部14は、図13に示すテンキー入力画面を投影機12からキーボードパネル2に投影する。これにより、「戻る」ボタン18、「修正」ボタン19、「完了」ボタン20がキーボードパネル2の所定領域に投影されると共に、テンキーの数字ボタン22が所定領域に投影される。この場合、制御部14は、テンキー入力画面をキーボードパネル2に投影したときは、図14に示すような関係となるように各ボタン画像と各スイッチとを対応さえる。つまり、「戻る」ボタン18をスイッチA1,B1に対応させ、「修正」ボタン19をスイッチA3、B3に対応させ、「完了」ボタン20をスイッチB7〜D7に対応させ、テンキーの数字ボタン22をスイッチ「H4〜J4」、「E4〜G4」、……「E7〜G7」に対応させる。
また、メニュー画面に対する押圧操作により電話帳のメニュー選択が選択されたときは、制御部14は、図15に示すメニュー選択画面を投影機12からキーボードパネル2に投影する。これにより、「JAF」ボタン23、「道路交通情報センター」ボタン24、「メモリー地点」ボタン25、「目的地」ボタン26がキーボードパネル2の所定領域に投影されると共に、丸1〜丸5ボタン27〜31がキーボードパネル2の所定領域に投影される。この場合、制御部14は、メニュー選択画面をキーボードパネル2に投影したときは、図16に示すような関係となるように各ボタン画像と各スイッチとを対応させる。つまり、「JAF」ボタン23をスイッチA3〜J3に対応させ、「道路交通情報センター」ボタン24をスイッチA4〜J4に対応させ、「メモリー地点」ボタン25をスイッチA5〜J5に対応させ、「目的地」ボタン26をスイッチA6〜J6に対応させ、「丸1」ボタン27をスイッチI8,J8に対応させ、「丸2」ボタン28をスイッチG8,H8に対応させ、「丸3」ボタン29をスイッチE8,F8に対応させ、「丸4」ボタン30をスイッチC8,D8に対応させ、「丸5」ボタン31をスイッチA8,B8に対応させる。
尚、制御部14は、図10に示すように使用者により投影OFFボタン4が操作されたときは(S109:YES)、投影キーボードの機能をオフする(S108)。また、キーボードパネル2に対して操作されていない場合において(S104:NO)、タイマーがオンしていないときは(S105:NO)、タイマーをオンし(S111)、次の操作が行われることなく設定時間が経過したときは(S106:YES)、タイマーをオフしてから(S107)、投影キーボードをオフする(S108)。
このような実施の形態によれば、車室内の所定部位に設けられたキーボードパネル2に対して投影機12からアプリケーションに応じたボタン画像を投影し、使用者による押圧操作に応じてスイッチ11がオンしたときは、当該スイッチ11に対応したボタンがオンしたと判断し、オンしたボタンに応じてアプリケーションの各操作を実行するようにしたので、制御対象の車載製品の増加或いは変更する場合は、車載製品に応じて投影機12から投影するボタン画像を増加或いは変更すると共に、メモリー15に記憶する対応関係を増加或いは変更するだけで済み、容易に対応することができる。
また、隣接した複数のキースイッチ9から一つのスイッチ11を構成し、何れかのキースイッチ9がオンしたときは、当該キースイッチ9が所属するスイッチ11に対応するボタンがオンしたと判断するようにしたので、一つのキースイッチを一つのボタンに対応させる構成に比較して、キースイッチに対する操作を確実に検出することができる。
また、キーボードパネル2に対する操作が所定時間行われることがないときは、投影キーボードの機能をオフするようにしたので、投影機12から無駄な投影を行ってしまうことを防止できる。
さらに、タッチパネルのように付着した指紋が見えてしまうことはないので、使用者が不快感を覚えることはない。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を図17ないし図23に基づいて説明する。この第2の実施の形態は、キーボードパネル2のスイッチ11の補助として補助スイッチを設けたことを特徴とする。
図17は、スイッチ11の配置を示している。この図17において、図示横方向に隣接するスイッチ間に第1の補助スイッチ32が設けられ、図示縦方向に隣接するスイッチ間に第2の補助スイッチ33が設けられ、斜めに対向するスイッチ間に第3の補助スイッチ34が設けられている。この場合、第1ないし第3の補助スイッチ32〜34を図17に示すように一緒に設けるようにしてもよいし、独立して設けるようにしてもよい。第1の補助スイッチ32のみを設けたときは図18に示すようなスイッチ配置となり、第2の補助スイッチ33のみを設けたときは図19に示すようなスイッチ配置となり、第3の補助スイッチ34のみを設けたときは図20に示すようなスイッチ配置となる。また、第1ないし第3の補助スイッチ32〜34を任意に組合せて設けることも可能である。
この場合、メモリー15にはアプリケーションに応じたボタン画像とスイッチ11との対応関係に加えて、アプリケーションに応じてボタン画像の投影領域と当該ボタン画像の投影領域に位置する補助スイッチ32〜34との対応関係が記憶されている。
50音入力の対応関係を示す図21において、「戻る」ボタン18、「修正」ボタン19、「完了」ボタン20は、基本的なスイッチ11に加えて、それらのスイッチ11に挟まれた第1の補助スイッチ32も各ボタンに対応するようになっている。
また、住所入力モードにおけるテンキー入力の対応関係を示す図22において、50音ボタン21は、スイッチ11に加えて第1の補助スイッチ32に対応するようになっている。
また、電話帳モードにおけるメニュー選択の対応関係を示す図23において、各メニューボタンは、スイッチ11に加えて第1の補助スイッチ32に対応するようになっている。
そして、カーナビゲーション13の制御部14は、キーボードコントローラ10から補助スイッチ32〜34がオンしたことが通知されたときは、メモリー15に記憶されているボタン画像と補助スイッチ32〜34との対応関係に基づいてオンしたボタンを判断し、当該ボタンに応じてアプリケーションを実行する。
このような実施の形態によれば、基本的なスイッチ11間に補助スイッチ32〜34を設け、これらの補助スイッチ32〜34に対する押圧操作でも対応するボタンがオンしたと判断するようにしたので、スイッチ11が間欠的に設けられている構成であっても、使用者による操作を確実に検出することができる。
尚、基本的なスイッチ11に加えて第1ないし第3の補助スイッチ32〜34を一緒に設け、アプリケーションに応じて所定の補助スイッチ32〜34の何れかを有効にしてもよい。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態を図24ないし図26に基づいて説明する。この第3の実施の形態は、キーボードパネルに代えてタッチパネルを用いたことを特徴とする。
本実施の形態のタッチパネルとしては、投影機12からの投影画像を乱反射させるものが望ましい。
登録地点モードの50音入力画面を示す図24、住所入力モードのテンキー入力画面を示す図25、電話帳モードのメニュー選択画面を示す図26において、タッチパネル(入力手段に相当)41は、スイッチ領域を任意に設定することができることから、投影機12から投影するボタン画像の位置、大きさ、形状に応じてスイッチの位置、大きさ、形状を任意に設定することができる。
このような実施の形態によれば、キーボードパネルに代えてタッチパネル41を設け、そのタッチパネル41に投影機12からのボタン画像を投影するようにしたので、ボタン画像に合わせてスイッチの位置、大きさ、形状を任意に設定することができる。従って、アプリケーションとして投影するボタン画像の位置、大きさ、形状に変化を持たせることができるので、多様なアプリケーションに対応することができる。
(第4の実施に形態)
次に本発明の第4の実施の形態を図27及び図28に基づいて説明する。この第4の実施の形態は、投影キーボードの機能のオンをタッチパネルに対するタッチ操作で行うようにしたことを特徴とする。
タッチパネル41を示す図27において、投影ONボタンは省略されており、投影OFFボタン4のみが設けられている。
カーナビゲーション13の制御部14の動作を示す図28において、制御部14は、タッチパネル41がタッチ操作された際に(S201:YES)、投影キーボードがオンしていないときは(S202:NO)、投影キーボードをオンし(S205)、トップメニューを表示する(S206)。また、タッチパネル41がタッチ操作されることなく(S201:NO)、投影キーボードオンの状態が設定時間継続したときは(S209:YES)、タイマーをオフしてから(S210)、投影キーボードをオフする(S211)。
このような実施の形態によれば、使用者がタッチパネル41にタッチ操作したときは、投影キーボードの機能をオンするようにしたので、投影ONボタンを廃止することができ、構成を簡単化することができると共に、操作勝手を良好とすることができる。
また、使用者がタッチパネル41にタッチ操作しない状態が所定時間継続したときは、投影キーボードの機能をオフするようにしたので、タッチパネル41に対するタッチ操作により投影キーボードの機能を容易に継続することができ、使い勝手が良好である。
尚、タッチパネル41に代えてキーボードパネル2を設けるようにしてもよく、この場合は、何れかのキースイッチがオンしたときに、投影キーボードの機能をオンする。
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態を図29に基づいて説明する。この第5の実施の形態は、投影ONボタンに加えて投影OFFボタンも省略したことである。
ボタン画像とスイッチとの対応関係を示す図29において、タッチパネル41には「投影OFF」ボタン51が投影されており、カーナビゲーション13の制御部14は、「投影OFF」ボタンの投影領域に位置するスイッチがタッチ操作されたときは、投影キーボードの機能をオフするようになっている。
この場合、カーナビゲーション13の制御部14の動作は、第4の実施の形態を示す図28と同一である。つまり、タッチパネル41にタッチ操作されたときに投影キーボードの機能をオンし、タッチ操作されない状態が設定時間以上継続するか、「投影OFF」ボタン51がタッチ操作されたときに投影キーボードの機能をオフする。
このような実施の形態によれば、「投影OFF」ボタン51をタッチパネル41に投影し、その「投影OFF」ボタン51に対応したスイッチがタッチ操作されたときは、投影キーボードの機能をオフするようにしたので、投影ONボタンに加えて投影OFFボタンも省略することができ、全体構成を簡単化することができると共に、操作性も良好とすることができる。
(第6の実施の形態)
次に本発明の第6の実施の形態を図30ないし図34に基づいて説明する。この第6の実施の形態は、タッチパネル41をステアリングに設けた点である。
図30はステアリングを示している。この図30において、ステアリング61の中央にはタッチパネル41が設けられており、車室内の天井に設けられた投影機12からタッチパネル41にボタン画像を投影するようになっている。
カーナビゲーション13の電気的構成を概略的に示す図31において、カーナビゲーション13は、ステアリング61との間で車内通信することによりステアリング61の操作角度を検出するようになっている。
図32は、カーナビゲーション13の制御部14の動作のうち投影角度変更動作を示している。この図32において、制御部14は、投影キーボードの機能がオンの状態では(S301:YES)、ステアリング角度を検出し(S302)、投影機12による投影回転角を変更する(S303)。つまり、投影機12からキーボードパネル2に投影されるボタン画像は、ステアリング61の角度に同期して回転するようになっている。
図33は、ステアリング61が中立位置での50音入力画面を示し、図34は、ステアリング61が所定角度回転した状態での50音入力画面を示している。
このような実施の形態によれば、タッチパネル41をステアリング61に設けるようにしたので、運転者による操作性を良好としながら、ステアリング61の回転操作に対応することができる。
(その他の実施の形態)
本発明は、上記各実施の形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
図35に示すようにキーボードパネル2(或いはタッチパネル41)を車室内の天井に設け、そのキーボードパネル2に投影機12からの画像を投影したり、図36に示すようにキーボードパネル2を前席のシート71の背面またはヘッドレスト72に設け、それらに投影機12からのボタン画像を投影したりするようにしてもよい。
アプリケーションに応じて自動で投影が開始および終了するように設定可能な自動投影手段を設けるようにしてもよい。
新たな車載機器を車両に搭載したときは、外部機器との通信によりスイッチ操作に関する情報を取込むことにより新たな車載機器にも対応可能な情報入手手段を設けるようにしてもよい。
キーボードパネル2(或いはタッチパネル41)に投影したボタンが操作された場合に、操作されたボタンの色や形状などを変化させて強調したり、確認音を報知したりする認識手段を設けるようにしてもよい。
本発明を車両に限らず、工場のシステム制御或いはプラント制御に適用するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態における電気的構成を示すブロック図 車両のダッシュボードを示す図 キーボードパネルの正面図 キーボードパネルの断面を示す模式図 オフ状態のキースイッチを示す模式図 オン状態のキースイッチを示す模式図 キースイッチとキーボードコントローラとの接続を示す図 キースイッチとスイッチとの対応関係を示す平面図 投影機からの投影領域を示す図 カーナビゲーションの制御部の動作を示すフローチャート キーボードパネルに投影された50音入力画面を示す図 50音入力画面のボタン画像とスイッチとの関係を示す図 キーボードパネルに投影された住所入力画面を示す図 住所入力画面のボタン画像とスイッチとの関係を示す図 キーボードパネルに投影された電話帳画面を示す図 電話帳画面のボタン画像とスイッチとの関係を示す図 本発明の第2の実施に形態におけるスイッチと補助スイッチとの配列を示す図 第1の補助スイッチを用いた構成を示すスイッチの配列図 第2の補助スイッチを用いた構成を示すスイッチの配列図 第3の補助スイッチを用いた構成を示すスイッチの配列図 第1の補助スイッチを用いた構成を示す図12相当図 第1の補助スイッチを用いた構成を示す図14相当図 第1の補助スイッチを用いた構成を示す図16相当図 本発明の第3の実施の形態を示す図12相当図 図14相当図 図16相当図 本発明の第4の実施の形態におけるキーボードパネル及び投影OFFボタンを示す図 図10相当図 本発明の第5の実施の形態を示す図12相当図 本発明の第6の実施の形態を示す図2相当図 図1相当図 カーナビゲーションの制御部による投影角度変更動作を示すフローチャート 投影機からの投影状態で示す図30相当図 ステアリングの回転操作状態で示す図30相当図 本発明のその他の実施の形態を示す図9相当図 本発明のその他の実施の形態を示す図9相当図
符号の説明
2はキーボードパネル(入力手段)、3は投影ONボタン、4は投影OFFボタン、9はキースイッチ、11はスイッチ、12は投影機(投影手段)、13はカーナビゲーション、14は制御部(制御手段)、15はメモリー(記憶手段)、41はタッチパネル(入力手段)である。

Claims (6)

  1. 複数のスイッチを有した面状の入力手段と、
    この入力手段の表面に所定のボタン画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段から前記入力手段に投影されたボタン画像と当該ボタン画像の投影領域に位置するスイッチとの対応関係を記憶した記憶手段と、
    実行するアプリケーションに応じて所定のボタン画像を前記投影手段から前記入力手段に投影すると共に、前記入力手段のスイッチがオンしたときは、前記記憶手段に記憶されているボタン画像の投影領域とスイッチとの対応関係に基づいてオンしたボタンを判断し、当該ボタンがオンしたことに応じてアプリケーションを実行する制御手段とを備えたことを特徴とするアプリケーション制御装置。
  2. 前記スイッチは、複数の隣接したキースイッチから構成され、
    前記制御手段は、キースイッチがオンしたときは、当該キースイッチが所属するスイッチに対応したボタンがオンしたと判断することを特徴とする請求項1記載のアプリケーション制御装置。
  3. 前記スイッチ間に補助スイッチを設け、
    前記記憶手段は、前記入力手段に投影されるボタン画像と当該ボタン画像の投影領域に位置する前記補助スイッチとの対応関係を記憶し、
    前記制御手段は、前記補助スイッチがオンしたときは、前記記憶手段に記憶されているボタン画像と前記補助スイッチとの関係に基づいてオンしたボタンを判断し、当該ボタンがオンしたことに応じてアプリケーションを実行することを特徴とする請求項2記載のアプリケーション制御装置。
  4. 前記入力手段はタッチパネルであり、
    前記制御手段は、前記タッチパネルの所定領域をスイッチに設定することを特徴とする請求項1記載のアプリケーション制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記入力手段の何れかのスイッチがオンしたときに前記投影手段を動作させることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のアプリケーション制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記入力手段のスイッチのオフ状態が所定時間継続したときは前記投影手段の動作を停止することを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のアプリケーション制御装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025810A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Sony Corp 操作端末、この端末の処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2008542856A (ja) * 2005-05-04 2008-11-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 制御グラフィックを投影するシステム及び方法
JP2016151896A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 グンゼ株式会社 タッチ入力装置
JP2017182492A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社デンソー 仮想操作装置

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