JP6550682B2 - 粉粒体排出装置、及び、粉粒体排出方法 - Google Patents

粉粒体排出装置、及び、粉粒体排出方法 Download PDF

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Description

本発明は、フレキシブルコンテナのバック本体に内在させた粉粒体を、前記バック本体内に連通する排出スリーブを通じて排出させるための粉粒体排出装置、及び前記粉粒体排出装置を用いた粉粒体排出方法に関する。
従来、粉粒体を扱う工場などにおいては、粉粒体を輸送や保管等に供するための袋材として、フレキシブルコンテナが用いられている。現在、前記フレキシブルコンテナは、バック本体と、前記バック本体内に連通する排出スリーブとを具備してなる形態のものが汎用されている。この種のフレキシブルコンテナは、前記排出スリーブを紐などで閉じた状態としたうえで、前記バック本体上部に設けられた投入口から粉粒体を投入して、前記バック本体内に粉粒体を内在させた後、前記投入口を閉じ、この状態で輸送や保管等に供される。
そして、このフレキシブルコンテナから粉粒体を排出するにあたっては、前記排出スリーブが存する側を下方に向けた状態で前記フレキシブルコンテナを吊り下げた後、紐を解いて前記排出スリーブを開放することによって、前記排出スリーブを通じて粉粒体を下方に排出する手段が採られている。
この際、粉粒体の周囲への飛散が無いように、接続治具を介して前記排出スリーブに払出管を接続し、前記排出スリーブから排出された粉粒体を、外界と隔離した状態で、前記払出管に導入する措置も取られる。なお、前記払出管に導入された粉粒体は、例えば、前記払出管に連結された輸送管の管路を通じて空気輸送される。
ところで、前記フレキシブルコンテナから粉粒体を排出する際に、前記バック本体下部や前記排出スリーブ内で粉粒体が、いわゆる「ブリッジ」を形成し、速やかな粉粒体の排出が困難となる場合がある。
そのため、最近では、粉粒体の排出の際に、前記排出スリーブを通じて、前記バック本体内に空気を導入してブリッジを破壊すると共に、粉粒体の流動性を高める手段が開発されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2004‐131274号公報
ところで、粉粒体の流動性を十分に高めるためには、前記排出スリーブを通じて導入した空気を、前記バック本体の深部まで勢いを保ったまま到達させる必要がある。
しかしながら、前記排出スリーブを通じて導入された空気は、前記バック本体下部や前記排出スリーブ内で形成されたブリッジの抵抗を受けて急激に勢いが減衰する。そのため、相当な圧力にて空気を導入しなければ、粉粒体の流動性を十分に高めることは困難である。その一方で、圧力の高い圧縮空気の噴射は、出力の高いエアコンプレッサー等が必要となるため、製造コストやランニングコストを増加させる原因となる。
本発明は前記技術的課題に鑑みて開発されたものであり、フレキシブルコンテナから粉粒体を排出する際に、粉粒体の流動性を効果的に高めることができる新規な粉粒体排出装置、及びこの粉粒体排出装置を用いた粉粒体排出方法を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために、本発明の粉粒体排出装置は、フレキシブルコンテナのバック本体に内在させた粉粒体を、前記バック本体内に連通する排出スリーブを通じて排出させるための粉粒体排出装置であって、前記排出スリーブに接続される払出管と、前記排出スリーブを前記払出管に接続するための接続治具と、前記払出管に接続された前記排出スリーブを通じて、前記バック本体内に圧空を噴射させる圧空噴射装置と、を具備してなり、前記圧空噴射装置のノズル孔に、噴射方向に向かって口径を拡げるテーパが付与された拡径部が設けられていることを特徴とする(以下、「本発明装置」と称する。)。
本発明装置においては、前記拡径部の二次側の口径が、一次側の口径に対し、1.2〜2倍の範囲内となされたものが好ましい態様となる。
本発明装置においては、前記拡径部に付与されたテーパが、15〜45度の範囲内のテーパ角を有する線径テーパであるものが好ましい態様となる。
本発明装置においては、前記ノズルのノズル孔に、噴射方向反対側の開口端から前記拡径部の一次側に連通する寸胴の等径部が設けられてなるものが好ましい態様となる。
本発明装置においては、前記等径部の深さが、前記拡径部の深さに対し、0.3〜1倍の範囲内となされたものが好ましい態様となる。
本発明装置においては、 更に、前記払出管に前記排出スリーブを接続させた際に、前記排出スリーブの長さ方向にわたって外装され、もって、粉粒体排出時における前記排出スリーブの膨張を抑制するスリーブ保持装置を具備してなるものが好ましい態様となる。
本発明の粉粒体排出方法は、前記本発明装置を用いて、前記フレキシブルコンテナから粉粒体を排出させる粉粒体排出方法であって、粉粒体の排出時に、前記圧空噴射装置の前記ノズル孔から、間欠的に圧空を噴出することを特徴とする(以下、「本発明方法」と称する。)。
本発明によれば、フレキシブルコンテナから粉粒体を排出する際に、粉粒体の流動性を効果的に高めることができる
図1は、実施形態1に係る本発明装置を示す斜視図である。 図2Aは、前記本発明装置の圧空噴射装置におけるノズルを示す上面図である。 図2Bは、前記本発明装置の圧空噴射装置におけるノズルを示す断面図である。 図3は、フレキシブルコンテナを一部破断状態で示す正面図である。 図4Aは、前記フレキシブルコンテナの排出スリーブを第一の紐にて閉じた状態を示す断面図である。 図4Bは、前記フレキシブルコンテナの排出スリーブを第二の紐にて閉じた状態を示す断面図である。 図5は、前記フレキシブルコンテナを前記本発明装置に載置した状態を示す断面図である。 図6は、前記フレキシブルコンテナの排出スリーブを、前記本発明装置の払出管に被せた状態を示す断面図である。 図7は、前記フレキシブルコンテナの排出スリーブを、前記本発明装置の払出管に接続した状態を示す断面図である。 図8は、前記フレキシブルコンテナから粉粒体を排出している状態を示す断面図である。 図9は、ノズルの別態様を示す断面図である。 図10は、実施形態2に係る本発明装置を示す斜視図である。 図11は、前記本発明装置を用いてフレキシブルコンテナから粉粒体を排出している状態を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態(実施形態)を図面に基づいて説明するが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
<本発明装置1>
図1に、実施形態1に係る本発明装置1を示す。本発明装置1は、払出管2と、接続治具3と、圧空噴射装置4と、を具備する。
なお、本実施形態において、前記本発明装置1は、矩形のベースフレームFと、前記ベースフレームFの四箇所の角部各々に対して取り付けられた四本の支柱フレームFと、四本の前記支柱フレームFによって下支えされた円環状のバック載置台Fと、からなるフレームFによって支持された状態となされている。
‐払出管2‐
前記払出管2は、前記払出管2の下部を構成する円筒部21と、前記円筒部21と連通し、前記払出管2の上部を構成する漏斗部22と、前記漏斗部22の周囲に設けられたダストパン23と、を具備する。
前記払出管2は、前記円筒部21の下端開口部を、前記ベースフレームFに対して固定された輸送管20に連通させた状態で取り付けられている。
‐接続治具3‐
前記接続治具3は、前記払出管2に対して取り付けられた接続治具保持台座200に固定された昇降シリンダ30と、前記昇降シリンダ30のロッド300に対して取り付けられた円環状の接続治具本体31と、前記接続治具本体31の内周縁に沿って取り付けられたチャッキングバルーン32と、を具備する。
前記昇降シリンダ30は、前記ロッド300の先端が上方に向けられた状態で、前記接続治具保持台座200に固定されている。従って、前記接続治具3は、前記ロッド300の伸縮によって、前記接続治具本体31が上下動する仕組みとなされている。
前記接続治具本体31は、前記漏斗部22の上端開口と同心円状となる位置に配されており、その内径は、前記漏斗部22の上端開口の外径より僅かに大きくなるように設定されている。
前記チャッキングバルーン32は、ドーナツ状の中空体であり、図示しないエア導出装置から内部に空気が導入されることによって膨張状態となり、前記接続治具本体31の中心部に向かって張り出す仕組みとなされている。
‐圧空噴射装置4‐
前記圧空噴射装置は、ダイヤフラム弁ユニット40と、フローチューブ41と、ノズル42と、を具備する。
前記ダイヤフラム弁ユニット40は、前記払出管2の側壁を貫通して取り付けられた前記フローチューブ41の一次側開口端に接続された状態で、前記払出管2の外側に位置されている。
前記フローチューブ41は、二次側の開口端が前記払出管2の中央部に至っており、曲管部410を介して前記フローチューブ41の二次側の開口端が、上部に向けられている。
前記ノズル42は、前記フローチューブ41の二次側の開口端に対して取り付けられている。図2A、図2Bに示すように、前記ノズル42のノズル孔420には、噴射方向側の開口端において、噴射方向に向かって口径を拡げるテーパ(線径テーパ)が付与された拡径部421が設けられている。本実施形態において、前記拡径部421の二次側(噴射方向側の開口端)の口径(R2)は、一次側の口径(R1)に対して1.5倍となされている。又、前記拡径部421のテーパ角(θ)は、30度となされている。
更に、前記ノズル42のノズル孔420には、噴射方向反対側の開口端から前記拡径部421に連通する寸胴の等径部422が設けられている。本実施形態において、前記等径部422の深さ(T1)は、前記拡径部421の深さ(T2)に対し、0.6倍となされている。
<本発明方法>
前記本発明装置1は、図3に示すフレキシブルコンテナ100のバック本体101に内在させた粉粒体を、排出スリーブ102を通じて排出させるために用いられる。以下、前記本発明装置1を用いた本発明方法の実施を、図面を参照しながら説明する。
‐フレキシブルコンテナ100‐
前記フレキシブルコンテナ100は、バック本体101と、前記バック本体101内に連通する排出スリーブ102と、を具備する。
前記バック本体101は、円筒状の外袋1011と、前記外袋1011内に存する内袋1012と、を具備する。又、前記バック本体101には、上部に前記バック本体101内に通じる開閉可能な投入口1010が設けられている。
前記排出スリーブ102は、前記バック本体101より細身の円筒形状を有してなり、前記外袋1011の底壁を通じて、前記内袋1012に連通している。
前記フレキシブルコンテナ100に粉粒体を内在させるにあたっては、まず、図4Aに示すように、前記バック本体101から垂れ下がる前記排出スリーブ102の根元を第一の紐1013で縛ったうえで、前記排出スリーブ102を折り返し、図4Bに示すように、前記排出スリーブ102の重ね合わせた部分を更に第二の紐1014で縛ることによって、前記排出スリーブ102を閉塞させる。
次いで、前記投入口1010を開き、前記投入口1010を通じて前記バック本体101内に投入する。これにより、前記バック本体(前記内袋1012)101に粉粒体が内在される。
粉粒体を内在させた前記フレキシブルコンテナ100は、前記投入口1010が閉じられ、前記排出スリーブ102側を下方に向けた状態で吊り下げられて、前記本発明装置1上に輸送された後、図5に示すように、前記本発明装置1における前記バック載置台F上に載置される。
‐チャッキング工程‐
前記バック載置台F上に載置された前記フレキシブルコンテナは、前記排出スリーブ102を前記本発明装置1における前記払出管2に接続するチャッキング工程に供される。
前記チャッキング工程を実行するにあたっては、まず、前記第二の紐1014を解き、折り返された前記排出スリーブ102を伸ばす。伸ばされた前記排出スリーブ102は、前記接続治具3における円環状の前記接続治具本体31の環内を通じて、前記払出管2まで導かれる。
次いで、図6に示すように、前記排出スリーブ102の開放端を、前記払出管2における前記漏斗部22の周囲に被せた後、前記昇降シリンダ30を作動させて、前記接続治具本体31を下降させる。前記接続治具本体31の下降は、前記接続治具本体31の内周に存する前記チャッキングバルーン32が前記漏斗部22の周壁に面する位置まで行われる。
最後に、図7に示すように、前記チャッキングバルーン32内に空気を導入して膨張させれば、膨張によって前記接続治具本体31の中心部に向かって張り出した前記チャッキングバルーン32によって、前記排出スリーブ102が前記払出管2に向かって押し付けられる。これにより、前記排出スリーブ102が前記払出管2に接続される。
‐排出工程‐
前記チャッキング工程の実行後、前記第一の紐1013を解いて、前記排出スリーブ102を開放すれば、前記バック本体101に内在させた粉粒体が前記排出スリーブ102を通じて排出される。
排出された粉粒体は、前記払出管2を通じて、前記輸送管20に至る。前記輸送管20の管路内には、輸送先に配した空気輸送装置(図示せず)によって、輸送先に向かう空気の流れが形成されており、粉粒体は、係る空気の流れに乗って輸送先に空気輸送される。
なお、この排出工程時に、前記バック本体101の下部や前記排出スリーブ102内で粉粒体が、いわゆる「ブリッジ」を形成し、速やかな粉粒体の排出が困難となる場合がある。
この点につき、本発明装置1においては、図8に示すように、排出工程時に、前記圧空噴射装置4を作動させて、前記排出スリーブ102を通じて、前記バック本体101内に空気を導入してブリッジを破壊すると共に、粉粒体の流動性を高める。排出工程時における前記バック本体101内への空気の導入は、連続的に行っても良いが、一定の間隔(例えば、1〜10秒(好ましくは2〜5秒)の間隔)をもって間欠的に圧空を打込む方が、ブリッジの破壊が効率良く行えることが確認されている。
そして、本発明装置1のように、前記圧空噴射装置4のノズル孔420に、噴射方向に向かって口径を拡げるテーパが付与された拡径部421を設けると、噴出された圧空につき、前記バック本体101の内部に向かう到達距離が長くなることが確認されている。
係る形状のノズル孔420を通じて噴射される圧空が、前記バック本体101の内部に向かう到達距離が長くなるメカニズムは明らかではないが、おそらく、前記ノズル孔420を通じて噴射される圧空の一部ないし全部が前記拡径部421に沿って放射状に方向付けられた結果、ブリッジに衝突する際に生じる抵抗が緩和されているものと考えられる。
なお、本実施形態においては、前記ノズル孔420に、前記拡径部421に加えて、前記等径部422を設けているが、前記ノズル孔420は、図9に示すような、前記拡径部421のみを有する形状(即ち、前記等径部422の無い形状)としても良い。
又、本実施形態においては、前記ノズル孔420に設けた前記拡径部421につき、二次側の口径(R2)が、一次側の口径(R1)に対し2倍としているが、前記拡径部421の二次側の口径(R2)は、一次側の口径(R1)に対し、1.2〜2倍の範囲内(より好ましくは、1.3〜1.7倍の範囲内)とすることが好ましい。
更に、本実施形態においては、前記拡径部421に線径テーパを付与しているが、前記拡径部421に付与するテーパは線径テーパに限られず、例えば、指数関数テーパや放物線テーパであっても良い。本実施形態のように、前記拡径部421に線径テーパを付与する場合にあっては、そのテーパ角(θ)につき、15〜45度の範囲内(より好ましくは、20〜40度の範囲内)とすることが好ましい。
加えて、本実施形態においては、図2に示すように、前記等径部422の深さ(T1)を、前記拡径部421の深(T2)さに対し、0.6倍としているが、前記等径部422の深さ(T1)は、前記拡径部421の深さ(T2)に対し、0.3〜1倍の範囲内(より好ましくは、0.5〜0.8倍の範囲内)とすることが好ましい。
[実施形態2]
<本発明装置1>
図10に、実施形態2に係る本発明装置1を示す。前記本発明装置1は、払出管2と、接続治具3と、圧空噴射装置4と、を具備してなり、更に、スリーブ保持装置5を具備する。
本実施形態に係る本発明装置1は、前記実施形態1と同様のフレームFによって支持された状態となされており、又、前記払出管2、前記接続治具3、及び、前記圧空噴射装置4も前記実施形態1と同様のものである。
‐スリーブ保持装置5‐
前記スリーブ保持装置5は、円筒を縦半分に切断した全体形状を有する右半円筒体51Rと、左半円筒体51Lと、を具備してなる。
前記右半円筒体51R、及び前記左半円筒体51Lは、蝶番を介して前記フレームFに取り付けられており、前記スリーブ保持装置5は、前記払出管2上で、各半円筒体(51R、51L)がそれぞれ前記蝶番を回転中心にして回動する仕組みとなされている。又、各半円筒体(51R、51L)を回動させて各半円筒体(51R、51L)同士を接近させれば、前記右半円筒体51Rと前記左半円筒体51Lとが合体した中空の円筒体が形成される仕組みとなされている。
なお、各半円筒体(51R、51L)によって形成される円筒体は、係止部材(54、55)によって連結できるようになされている。又、各半円筒体(51R、51L)によって形成される円筒体の内径は、前記払出管2の前記漏斗部22の上端開口の外径とほぼ同じサイズ(例えば、前記漏斗部22の上端開口の外径に対し100±20%)となるように設定されている。
<本発明方法>
本実施形態に係る前記本発明装置1は、前記実施形態1と同様の工程を経て、フレキシブルコンテナ100のバック本体101に内在させた粉粒体を、排出スリーブ102を通じて排出させることができる。
但し、本実施形態に係る前記本発明装置1によって本発明方法を実行するにあたっては、前記チャッキング工程の後、前記スリーブ保持装置5によって、前記排出スリーブ102を長さ方向にわたって支えるスリーブ保持工程を実行することが好ましい。
‐スリーブ保持工程‐
前記チャッキング工程の後、前記スリーブ保持装置5の各半円筒体(51R、51L)を回動させて円筒体を形成するスリーブ保持工程を実行すれば、図11に示すように、前記払出管2上において、前記排出スリーブ102が前記円筒体51によって囲まれる。
本実施形態においては、この状態下、前記排出工程を実行する。前記スリーブ保持工程を実行し、前記払出管2上で、前記排出スリーブ102を円筒体によって囲めば、図11に示すように、前記排出工程の実行時、前記排出スリーブ102の過剰な膨張を抑制することができ、もって、より速やかな粉粒体の排出を実現することができる。
その余は、前記実施形態1と同様のため、繰り返しを避けるべく、ここでは説明を省略する。
なお、本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、フレキシブルコンテナから粉粒体を排出するための手段として好適に用いられる。
1 粉粒体排出装置(本発明装置)
2 払出管
20 輸送管
21 円筒部
22 漏斗部
23 ダストパン
200 接続治具保持台座
3 接続治具
30 昇降シリンダ
300 ロッド
31 接続治具本体
32 チャッキングバルーン
4 圧空噴射装置
40 ダイヤフラム弁ユニット
41 フローチューブ
410 曲管部
42 ノズル
420 ノズル孔
421 拡径部
422 等径部
5 スリーブ保持装置
51L 左半円筒体
51R 右半円筒体
100 フレキシブルコンテナ
101 バック本体
102 排出スリーブ
1010 投入口
1011 外袋
1012 内袋
F フレーム

Claims (3)

  1. フレキシブルコンテナのバック本体に内在させた粉粒体を、前記バック本体内に連通する排出スリーブを通じて排出させるための粉粒体排出装置であって、
    前記排出スリーブに接続される払出管と、
    前記排出スリーブを前記払出管に接続するための接続治具と、
    前記払出管に接続された前記排出スリーブを通じて、前記バック本体内に圧空を噴射させる圧空噴射装置と、
    を具備してなり、
    前記圧空噴射装置のノズル孔に、噴射方向に向かって口径を拡げるテーパが付与された拡径部と、噴射方向反対側の開口端から前記拡径部の一次側に連通する寸胴の等径部が設けられてなり、
    前記拡径部の二次側の口径が、一次側の口径に対し、1.2〜2倍の範囲内となされ、且つ、前記拡径部に付与されたテーパが、15〜45度の範囲内のテーパ角を有する線径テーパであり、
    前記等径部の深さが、前記拡径部の深さに対し、0.3〜1倍の範囲内となされたことを特徴とする粉粒体排出装置。
  2. 請求項1に記載の粉粒体排出装置において、
    更に、前記払出管に前記排出スリーブを接続させた際に、前記排出スリーブの長さ方向にわたって外装され、もって、粉粒体排出時における前記排出スリーブの膨張を抑制するスリーブ保持装置を具備してなる粉粒体排出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の粉粒体排出装置を用いて、前記フレキシブルコンテナから粉粒体を排出させる粉粒体排出方法であって、
    粉粒体の排出時に、前記圧空噴射装置の前記ノズル孔から、間欠的に圧空を噴出することを特徴とする粉粒体排出方法。
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