JP6550647B2 - クッキークーヘン焼成機およびそれに用いる架棒体 - Google Patents

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Description

本発明はバウムクーヘン焼成機を応用し、クッキー生地を用いて焼成するクッキークーヘン焼成機およびそれに用いる架棒体の改良およびそれにより焼成したクッキークーヘンに関するものである。
従来のバウムクーヘン焼成に関する技術としては、例えば、特開2008−295402号公報、実公昭46−4878号、特公平8−11031号、特公平8−11032号、特開2010−046005号公報などのものが知られている。これら従来のバームクーヘン焼成機の基本構造は、焼成炉と、焼成炉の内部において間歇的に回転可能に軸架された向かい合う左右一対の円形ドラムと、その両円形ドラムの左右相互間へ着脱自在に介挿使用される円柱形の架棒体(芯棒や支持棒とも呼ばれる)とを備えた構造であり、架棒体が最下段位置へ到達した一旦停止時に、生地皿から生地を巻き付け状態に塗布されて、上記焼成炉の内部を自転しながら公転する運動中に、その生地を焼成してゆき、このような1サイクルを繰り返すことにより、上記生地が樹木の年輪状に積層されたバウムクーヘンが焼成されてゆく。焼き上がったバウムクーヘンを所要の寸法、形状、厚さに切断して商品とする。
従来のバウムクーヘン焼成機に用いられる架棒体の一例を図10に従って説明する。
図10に示すように、架棒体1は、バウムクーヘン焼成機内でバームクーヘンを焼成していく円柱形の棒であり、軸心に対して回転シャフト3を貫通して設置する構造となっている。
架棒体の材質としては、硬い木が用いられることがほとんどである。
ここで、架棒体の長さであるが、近年、長い架棒体が用いられることが多くなってきている。なぜならば、バウムクーヘン焼成機の焼成炉の容積、特に回転方向には大きさに制限があるため、一度に焼成されるバウムクーヘンの量を増大させるためには回転軸方向に長くする必要がある。そのため、架棒体1が長くなる傾向がある。
このように、長いバウムクーヘン用の架棒体1を回転シャフト3に取り付け、バウムクーヘンの生地を塗布しながら焼き上げていくことにより、一本状態の長いバウムクーヘン8を作製することができるが、焼き上がる1本のバウムクーヘンが長いものとなる。その長く焼き上がった一本状態のバウムクーヘン8を所定厚さにカットしてバウムクーヘン単体を得ることとなる。
ここで、バウムクーヘン単体の切り出し方法には2通りの方法が知られている。
第1は、長く焼き上がった一本状態のバウムクーヘン8が架棒体に巻きついている状態のままバウムクーヘンを外周方向からカッターの刃を当てつつ切断して行く方法である。つまり、中心にある架棒体に刃先が当たりつつ外周に巻きついているバウムクーヘンをカッターで切断してゆき、小分けされたバウムクーヘン単体を製品に仕上げる。架棒体は硬質の木製であり、バウムクーヘンのみがカットされる。
なお、この第1のバウムクーヘン単体の切り出し方法は最終製品のバウムクーヘンが常に小分けに切り分けられた状態で販売されるもののみに適用可能な方法である。
第2は、長く焼き上がった一本状態のバウムクーヘン8から最初に架棒体を引き抜き、その引き抜いたバウムクーヘンをカッターで切断して行く方法である。つまり、中空となったバウムクーヘンをカッターで切断してゆき、小分けされたバウムクーヘン単体を製品に仕上げる。
なお、最終製品のバウムクーヘンが小分けされていない円筒形のバウムクーヘンのまま販売される場合には上記のように、長く焼き上がった一本状態のバウムクーヘン8から架棒体を引き抜いてバウムクーヘンをそのまま取り出して製品に仕上げる。
実公昭46−4878号 特公平8−11031号 特公平8−11032号 特開2008−295402号公報 特開2010−046005号公報
近年、上記従来のバウムクーヘン焼成機により焼成されたバウムクーヘンは、しっとりと柔らかいものを焼き上げるよう指向したソフトクーヘンが広まってきた。しかし、その一方で、ドイツなどで伝統的に作られてきたしっかりとした歯ごたえの本格的なバウムクーヘンも見直されている。
ここで、本発明者は、バウムクーヘン生地に代え、クッキーに用いられるようなクッキー生地を使用してハードな焼き上がりとしつつ、生地を芯から重ねて焼き上げる「クッキークーヘン」という新たな商品ジャンルに挑戦しようと思い立った。ここで、もし従来のバウムクーヘン焼成機を用い、生地をクッキー生地に代えて焼成することを想定すると以下のような問題が発生する。
第1の問題点は、焼き菓子が全体に硬くなりすぎ、食感が悪くなるおそれである。
クッキー生地の焼き上がりは従来のバウムクーヘン生地の焼き上がりより硬く焼き上がる。従来のバウムクーヘン焼成機は、回転ドラムの公転運動により、回転ドラムに横架している棒を生地に浸漬する段階と、浸漬して棒の周囲に付いた生地を自転させながら焼成する焼成段階とを交互にしながら焼成してゆく。生地の付き具合にもよるが、一般には生地の焼成を15層から30層程度を重ねるものが多い。ここで、そのままクッキー生地に置き換えると、クッキー生地の焼き上がりは従来のバウムクーヘン生地の焼き上がりより硬く焼き上がるため、内部が密に焼き固まったものとなってしまい、歯ごたえがかなり硬くなってしまうという問題が生じる。一般に歯ごたえが良い焼き菓子とは、表面が硬く「パリッ」とした食感があるが内部は比較的柔らかいというものが良く、内部まで硬いものは却って食感を悪くする恐れがある。従来のバウムクーヘン焼成機をそのままの仕様にて使用してクッキー生地を焼成する限り、どうしても内部まで密に硬く焼き締められた焼き菓子とならざるを得なかった。
第2の問題点は、円筒体に焼き上がった状態からの単体の切り出し作業が難しい点である。
従来のバウムクーヘン焼成機を使用してクッキー生地を焼き上げた場合、大きな円筒形の焼き上がりにならざるを得ない。従来のバウムクーヘンの内部には横架している架棒体があり、周囲のクッキー生地と一体となって焼き上がっている。クッキー生地はバウムクーヘン生地とは異なり焼き上がりが硬く、比較的割れやすいため、内部までゆっくり時間をかけて焼成させると切り出し作業が困難となり、綺麗に切り出すことができないおそれがある。また、横架している架棒体が筒状に長く貫いているため、焼き菓子が一体化している中、そのまま単純に横方向に架棒体を引き抜くことが難しい。
以上の問題点に鑑み、本発明は、バウムクーヘン生地に代え、クッキー生地を使用してハードな焼き上がりとしつつ芯から生地を重ねて焼き上げる「クッキークーヘン」、およびそのクッキークーヘンを焼成することができる「クッキークーヘン焼成機」を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。なお、以下に記載の構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
本発明のクッキークーヘン焼成機は、熱源が搭載された焼成炉と、回転ドラム軸によって回転可能に支架された向かい合う左右一対の回転ドラムと、芯棒と、前記芯棒を受け入れる中空軸を持ち前記芯棒に取り付けられた麺棒を備え、前記回転ドラム間へ横架された一本または複数本の架棒体と、汲み上げたクッキー生地を糸状に落下させ、前記架棒体の前記麺棒に目掛けて垂れかけるノズル吐出口と、前記回転ドラムによる間歇回転により前記架棒体の位置を移動させる公転運動と前記回転ドラムに支架された状態で前記架棒体を自転させる自転運動を制御する駆動機構と、前記公転運動において、前記ノズル吐出口から前記クッキー生地を掛ける第1の公転位置に対して次の公転位置である第2の公転位置において、前記架棒体の麺棒にその先端が当接するように配置した1個または複数個のヘラ体を備え、前記第1の公転位置において前記麺棒に対して前記ノズル吐出口から糸状に落下する前記クッキー生地をかけ、前記第2の公転位置において、前記ヘラ体が当接している部分の前記麺棒から前記クッキー生地をこそぎ落として残ったクッキー生地を前記焼成炉の中で焼成するクッキークーヘン焼成機である。
なお、上記構成において、クッキー生地をノズル吐出口から麺棒に目掛けて垂れかける際に、ノズル吐出口を左右に揺動させることを可能とするものが好ましい。
また、回転ドラムの回転速度については、円筒形のバウムクーヘンを焼成する際の許容される回転速度の上限よりも速く、前記クッキー生地が焼成されていく際に角が立つ焼き具合となる速度に調整せしめることが好ましい。このような回転速度とすると周囲に角が立つクッキークーヘンを焼成せしめることができる。
本発明のクッキークーヘン焼成機では、従来のバウムクーヘン焼成機とは異なり、クッキー生地を空中で垂れ掛けるために、多量のクッキー生地が麺棒から垂れ落ちる。そこで、綺麗に回収して再度循環させることが好ましい。そこで、第1の公転位置において垂れ落ちるクッキー生地を受け止める生地受けパンと、生地受けパンに落下したクッキー生地を吸い取り、再度ノズル吐出口に汲み上げる汲み上げ機構を備え、クッキー生地を循環させる構造とすることが好ましい。
次に、焼成されたクッキークーヘンを麺棒から、より簡単に取り出すことを可能とした工夫について述べる。
その工夫とは、麺棒を耐熱性と可撓性を備えた樹脂製の素材で形成された中空のチューブ形状とする工夫である。麺棒の中空の中に芯棒を差し入れることにより架棒体が構成される。
ここで、麺棒の硬度としては、指で押さえてへこませるように変形できる程度の硬度とすれば、焼成されたクッキークーヘンから麺棒を引き剥がす際に、指で麺棒を変形させつつ簡単に引き剥がすことができる。
ヘラ体により、クッキークーヘンは適宜の間隔を開けて焼成されているため、各々の間隙は麺棒が露出している。ここで、麺棒は簡単に変形するチューブ状のものであるので、焼成されたクッキークーヘンを引き剥がす際には、チューブ状の麺棒を内側にへこませれば、麺棒の表面がクッキークーヘンの内壁から剥離し、容易に分離することができる。
例えば、麺棒の素材としては、シリコーンゴム、その他のゴム系素材、または樹脂製素材等があり得る。
本発明のクッキークーヘン焼成機によれば、バウムクーヘン生地に代え、クッキー生地を使用してハードな焼き上がりとしつつ芯から生地を重ねて焼き上げるクッキークーヘンが焼成できる。このクッキークーヘンは、従来にはない焼き菓子であり、本発明により初めて市場に投入されるものである。形状も独特であり、周囲に角が立ち、その中が中空の略球体または略楕円球体に仕上げることができる。食感も表面が硬く「パリッ」とした食感があるが内部は比較的柔らかいという歯ごたえが良い焼き菓子となる。
本発明のクッキークーヘン焼成機200の基本的な構造をきわめて簡単に示す図である。 本発明の架棒体100の構成例を簡単に示す図である。 駆動機構240の制動による回転ドラム230に支架されている架棒体100の公転を簡単に説明する図である。 生地供給装置260からクッキー生地を架棒体100の麺棒20および成長しつつあるクッキークーヘン300をターゲットとしてかける様子を簡単に示した図である。 自転する架棒体100の麺棒20を目掛けて供給ノズル261からクッキー生地を垂れかける様子を簡単に示す図である。 こそぎヘラ270と架棒体100の麺棒20との配設関係を示す図である。 クッキークーヘンの仕上げ例を示す図である。 実施例2にかかる架棒体100Aの構成において、芯棒10に対して麺棒20を通し入れて架棒体100Aとした様子および麺棒20から芯棒10を抜き出した様子を示す図である。 実施例2にかかる架棒体100Aを用いてクッキークーヘン300を焼成した様子および芯棒10を除去後に麺棒20を変形させつつ焼成後のクッキークーヘン300を取り出す様子を示す図である。 従来のバウムクーヘン焼成機に用いられる架棒体の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明のクッキークーヘン焼成機、本発明のクッキークーヘン焼成機に用いる架棒体の実施例を説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施例に示したものに限定されるものではないことは言うまでもない。
実施例1として、本発明のクッキークーヘン焼成機200の構成例について説明する。
図1は、本発明のクッキークーヘン焼成機200の基本的な構造をきわめて簡単に示す図である。
本発明のクッキークーヘン焼成機200の構成例は、図1に示すように、架棒体100、焼成炉210、熱源220、回転ドラム230、駆動機構240、生地受けパン250、生地供給装置260、こそぎヘラ270を備えている。これらは基本構造の一例であり、それら構成要素の仕組みや働きが改良されて異なるものであっても、また、これら構成要素とは異なる他の構成要素が加わったクッキークーヘン焼成機200であっても良い。
使用するクッキー生地は、バター、砂糖、卵、小麦粉、水など一般的なクッキー生地に必要な素材の配合を適宜調合すれば良い。さらに、商品特性に合わせて、シナモン、抹茶、バニラエッセンスなどの香辛料、調味料を添加しても良い。クッキー生地は通常のバウムクーヘン生地よりも粘り気が強い生地となることが多い。
架棒体100は、図2に示すように、芯棒10および麺棒20を備えたものとなっている。芯棒10が麺棒20の中心軸に沿って差し入れられて一体化しており、芯棒10を回転ドラム230の間に取り付けることにより、架棒体100が回転ドラム230に支架できるものとなっている。
焼成炉210は耐熱性に優れた金属やセラミック素材により形成されており、内部に熱源220を備えている。通常のバウムクーヘン焼成機が備えている焼成炉であっても、設定温度などが許容範囲であるため使用することができる。
熱源220はクッキークーヘンを焼成するために十分なカロリーを供給できるものであれば特に限定されないが、例えば、焼きムラができにくく安定した熱源として、ガス燃焼機器や電気発熱機器などがある。
回転ドラム230は、回転ドラム軸231によって間歇回転可能に支架され、向かい合う左右一対のものとなっている。回転ドラム230の素材は特に限定されないが、例えば、耐熱性の高いステンレス鋼などで良い。
架棒体100は、回転ドラム230の間に抜き差し交換自在に差し込み横架され、この構成例では、全体的に放射対称分布型、つまり円周軌跡に沿っておいて所定間隔で配置され、この構成例では6本の架棒体100が配置された例となっている。もちろん、架棒体100の個数や太さは限定されず、また、架棒体100の長さは回転ドラム230間の距離によって決まってくる。
なお、この構成例は、回転ドラム230の間に架棒体100を6本支架できるものとなっており、回転ドラム軸231によって間歇回転も6段階に分かれたものとなっている。つまり6回の間歇移動を行って一周するものとなっている。
駆動機構240は、架棒体100が自転運動を行うように制動しつつ、回転ドラム230による間歇回転により回転ドラム軸231に対する公転運動を行うように制動する駆動機構となっている。この構成例では架棒体100が6本あり回転ドラム230の6か所に架けているため、公転は1ストロークごとに60度回転する例となっている。
この間歇の公転運動は、架棒体100の位置を、生地供給体260のノズル吐出口261からクッキー生地を掛ける位置と、焼成炉210内で熱源220により焼成する位置との間で移動させるものとなっている。
駆動機構240の制動による架棒体100の自転運動と回転ドラム軸231に対する公転運動の関係は限定されないが、例えば、回転ドラム軸231に対する公転運動の方向に対して同一方向に自転運動するものでも良く、逆方向へ自転運動するものでも良い。
図3は、駆動機構240の制動による回転ドラム230に支架されている架棒体100の公転を簡単に説明する図である。この図3は回転ドラム230に対して架棒体100の横架位置を簡単に図示したものとなっている。つまり、架棒体100A〜100Fは架棒体の芯棒10の断面が見えているように描かれている。
なお、右側がクッキークーヘン焼成機200の前面とする。
図3(a)に示すように、例えば、架棒体100Aは最前面の位置にある。後述するように、生地供給体260の生地供給ノズル261から麺棒20に対してクッキー生地をかけることができる位置にある。本発明ではこの位置を第1の公転位置と呼ぶ。
この間、架棒体100A〜100Fは自転しながら架棒体100に取り付けられている麺棒20表面の生地の焼成が焼成炉210内の熱により進んでいる。
次に、図3(b)に示すように、回転ドラム230が駆動機構250の駆動により回転し、所定角度回転した後に再び停止する。この例では回転ドラム軸231に対して時計回りに60度回転して停止する。つまり、架棒体100Aが移動するとともに、架棒体100Bが新たに装置前面の第1の公転位置に達する。図3(b)に示す架棒体100aが移動した先を第2の公転位置と呼ぶ。以降順に第3の公転位置、第4の公転位置、第5の公転位置、第6の公転位置と続き、第1の公転位置に戻る。
この図3(a)から図3(b)のサイクルを1サイクルとして公転運動が繰り返され、塗布されたクッキー生地が焼成炉210内の熱により焼成されていく。このように、図3(a)から図3(b)を1サイクルとして、それが6サイクル進めば、回転ドラム軸231に対する公転が1回転終了する。回転ドラム軸231に対する公転が1回転終了するたびに、年輪のように焼成されてゆくクッキークーヘンの1層の焼成ができる。
なお、駆動機構240による回転ドラム230に支架された架棒体100の自転運動は、後述するようにその回転速度が調整されている。
生地受けパン250は、架棒体100の麺棒20に対してかけられて落下したクッキー生地を下方で受け止めるものである。本発明のクッキークーヘン焼成機は、従来のバウムクーヘン焼成機と異なり、架棒体100の麺棒20および成長しつつあるクッキークーヘン300をターゲットとして、クッキー生地を上からかけ落としてゆくものであり、一部のクッキー生地が下方に落下する。その落下したクッキー生地をそのままにしておくとクッキー生地が無駄になりコストが増大する上、焼成炉210内部を汚してしまうこととなる。生地受けパン250を設けることにより、落下したクッキー生地を受け止めることができ、焼成炉210内部を汚すことなく、クッキー生地を回収することができる。
なお、クッキー生地を回収する方法は限定されないが、例えば、生地受けパン250の底面にテーパーを付けておき、その底面に孔を開け、後述する生地供給装置260へ導通する仕組みなどでも良い。
生地供給装置260は、クッキー生地を供給する装置であり、架棒体100の麺棒20および成長しつつあるクッキークーヘン300をターゲットとして、クッキー生地を上からかけ落としてゆくものである。この構成例では、生地供給装置260は、ノズル吐出口261、供給チューブ262、供給ポンプ263、回収チューブ264を備えている。
ノズル吐出口261は、供給ポンプ263で汲み上げたクッキー生地を吐出し糸状に落下させる口を備えたノズルである。この例では5つの口が設けられた例となっているが、口数、その径、配置などは多様なパターンが可能である。
なお、ノズル吐出口261にクッキー生地吐出の開閉機構と開閉スイッチを備えることも好ましい。クッキー生地吐出の開閉が制御できれば、必要なときにクッキー生地を吐出し、不要なときにクッキー生地を止めることができるからである。このノズル吐出口261の操作は、手作業で行っても良く、また、制御プログラムと連動するアクチュエータを備えて自動化することも可能である。
供給チューブ262は、ノズル吐出口261へクッキー生地を供給する経路である。供給ポンプ263との間をつなぐものである。
供給ポンプ263は、クッキー生地に所定圧力をかけてクッキー生地を汲み上げる装置である。なお、クッキー生地を傷めないよう熱がクッキー生地に伝わりにくいポンプを採用することが好ましい。
回収チューブ264は、ノズル吐出口261から吐出して生地受けパン250に落下したクッキー生地を循環させるため、生地受けパン250から供給ポンプ263へクッキー生地を戻す経路である。
なお、必要に応じて、供給チューブ262、供給ポンプ263、回収チューブ264などを冷却することが好ましい。
図4は、生地供給装置260からクッキー生地を架棒体100の麺棒20および成長しつつあるクッキークーヘン300をターゲットとしてかける様子を簡単に示した図である。
図4(a)に示すように、公転運動が終わって次の公転運動までのインターバルに入れば、生地供給装置260からクッキー生地を架棒体100の麺棒20および成長しつつあるクッキークーヘン300に吐出する。
本発明のクッキークーヘンは、麺棒20の形状に合わせて外形がたわら形となるが、自然な手作りの風合いも出すことも良い。そこで、手作業にてノズル吐出口261を麺棒20の上に持って行き、左右に揺らしながらクッキー生地をかけてゆくと手作りの風合いが増す。
もちろん、全自動の機械化も可能である。ノズル吐出口261を装置前面の所定位置に取り付けておき、ノズル吐出口261の開閉も自動制御し、ノズル吐出口261の揺動も再現するようすることが可能である。また、クッキー生地をかけ終わると次の公転のまでのインターバルの間、ノズル吐出口261を焼成炉210の外に自動退避させて焼成炉210の窯の蓋を閉じて温度の低下を防止するという制御も可能である。
所定量のクッキー生地をかければ、生地供給ノズル261からクッキー生地かけのストロークが終了する。図4(b)は、ノズル吐出口261からのクッキー生地の吐出を停止している状態を示している。この間も、焼成炉210内部にある他の架棒体100は自転しながら麺棒20の表面にあるクッキー生地の焼成が同時並行で進んでいる。
その後、回転ドラム230の公転運動により、装置の前面に位置していた架棒体100は、焼成炉210の内部へ移動してゆくが、この例では回転ドラム230が6回公転すれば、再び同じ架棒体100が装置の前面に戻ってくる。そして再び、図4(a)に示すように、クッキー生地を垂れかけるストロークとなる。
クッキークーヘン300が所定の厚さに達するまで、このサイクルを繰り返しながらクッキークーヘン300が焼成されてゆく。
次に、架棒体100の自転の回転速度について述べる。
従来技術のバウムクーヘン焼成機と同様、本発明のクッキークーヘン焼成機200でも熱を万遍なくクッキー生地に与えてムラのない焼き上げを行うため、架棒体100を自転させる。この際、従来技術のバウムクーヘン焼成機ではバウムクーヘンの焼き上がりの表面を整然と整えるために適した回転速度で回転させるのが当業者の常識である。バウムクーヘンの焼き上がりの表面を整然と整えるためには、回転速度が低速すぎると垂れかけたバウムクーヘン生地が重力で下方に垂れてしまい、表面がだんだんと歪な形になってしまう。一方、回転速度が高速すぎるとバウムクーヘン生地が遠心力で飛んでしまい、こちらも表面が歪な形になってしまう。比較的低速で回転させるとバウムクーヘンが綺麗な表面に焼き上がるとされている。
しかし、本発明のクッキークーヘン焼成機200では、敢えて焼き上がりの表面に角を立てるような独特な形状を作り上げる。そのためには比較的高速に回転させることが良い。もし、比較的低速であれば、同じ箇所に多くの生地がかかってしまい、表面の変化が小さい。もし、比較的高速であれば、同じ時間に多く回転移動するため、生地のかかり方に変化が多くなる。さらに左右に揺動しながらクッキークーヘンの生地を掛けるとさらに変化が大きくなる。この変化が焼き上がり表面の形状に変化として現れる。また、架棒体100の自転速度を比較的高速にすると遠心力で麺棒20上のクッキークーヘンの生地が外周方向へ引き伸ばされて角が立ちやすくなる。
図5は、自転する架棒体100の麺棒20を目掛けて供給ノズル261からクッキー生地を垂れかける様子を簡単に示す図である。この場合は人手で供給ノズル261を持って左右に揺動しながら垂れかける例となっている。架棒体100が比較的高速で自転しながら、操作者が供給ノズル261を持って左右に揺動しながら垂れかけるとクッキークーヘンの表面に多様な変化が生まれ、表面に凹凸が成長してやがて一部において角が立ったような状態になる。
次に、クッキークーヘンを幅方向にわたって所定の長さとし、クッキークーヘンの間に間隙部分を設けて独立させる工夫について述べる。本発明のクッキークーヘン焼成機200で焼成するクッキークーヘンは、麺棒20の周囲でたわら形に焼成されるものであり、隣接するクッキークーヘン300同士の間の架棒体100にはクッキー生地が付着しない方が良い。もし付着したまま焼成するとクッキークーヘンが麺棒20全体にわたって形成されてしまうため、所定の長さに切り分けるために、最終的に焼成されたクッキークーヘンの一部を除去しなければならない。その除去のための工程が生じてしまうと無駄である。そこで、最初から麺棒20同士の間の架棒体100にはクッキー生地が付着しないように工夫をする。
そこで、この構成例では、こそぎヘラ270を設ける工夫を施している。
こそぎヘラ270は、第2の公転位置において、前記架棒体の麺棒にその先端が当接するように配置されたものであり、麺棒20に付着したクッキー生地をこそぎ落とすヘラの役割を果たすものである。こそぎヘラ270の幅にわたってクッキー生地がこそぎ落とされる。つまり、第1の公転位置で供給ノズル261からクッキー生地を麺棒20に目掛けて垂れかける際にはある程度自由にかけるが、第2の公転位置に移動したあと、クッキークーヘン生地が焼成される前の生地の状態で不要部分をこそぎ落として除去してしまう。
図3および図4に示すように、ドラム230の公転軌道におけるこそぎヘラ270の位置は、第2の公転位置に配設されている。こそぎヘラ270と架棒体100の配設関係は、図6に示すように、架棒体100の麺棒20に対してこそぎヘラ270の先端が当接するように配設されている。このこそぎヘラ270の先端が麺棒20の表面に触れつつ垂れ掛かっているクッキー生地をこそぎ落とすように取り除くことができる。こそぎヘラ270は第2の公転位置にあるため、まだ、垂れ掛かったクッキー生地はまだ十分に焼成されておらず、柔らかい状態である。架棒体100に対してこそぎヘラ270が当接すれば、クッキー生地がこそぎ落とされて簡単に除去される。
このようにこそぎヘラ270を架棒体100の麺棒20に当接させておけば、こそぎヘラ270が当接されている箇所にはクッキー生地が付着せずに除去され、クッキークーヘンが焼成されてしまうことを防止できる。
次に、麺棒20の周囲に焼成されたバウムクーヘンの取り出し方について説明する。
図7は、焼成されたクッキークーヘン300の仕上げを示した図である。図7(a)では内部が分かりやすいように断面図となっている。
図7に示すように、クッキークーヘンの焼き上がりは、中空のたわら形の形状となっているので、その内部に生クリームやカスタードクリームなどを詰め込むことができる。内部にフルーツ砂糖菓子などを詰め込むことも可能である。
また、表面には、図7(b)に示すように、シュガーコーティングやチョコレートコーティング、蜂蜜コーティングなどを施しても良い。
このように焼成されたクッキークーヘンは、従来には風合いで仕上がっており、新しいジャンルの美味しいお菓子として得られる。
実施例2にかかる本発明の第2の架棒体100Aの構成例について説明する。
本発明のクッキークーヘン焼成機に用いられる架棒体の構成例は幾つかのバリエーションがあり得るが、ここでは、架棒体100の麺棒20が、耐熱性のある柔らかいシリコーンゴム素材など可撓性の大きな素材で形成され、かつ内部が中空である例である。
第2の架棒体100Aは、麺棒20Aを串刺しするように芯棒10Aを差し通す。麺棒20Aの中空の内径と芯棒10Aの外径が対応するものとなっており、装着後は芯棒10Aと麺棒20Aが一体化して自転、公転を行うことできるよう適度な摩擦が働くものとなっている。
図8は、本発明の第2の架棒体100Aの構成例を簡単に示す図である。
図8(a)および図8(b)に示すように、本発明の第2の架棒体100Aは、芯棒10A、麺棒20Aを備えたものとなっている。麺棒20Aはチューブ状の形状をしており、芯棒10Aをその中に差し入れることにより一体化し、逆に芯棒10Aを麺棒20Aから引き抜くことで両者を分離することができる。
麺棒20Aは耐熱性と可撓性を備えた素材で形成されている。つまり、クッキーの焼成に耐える程度の耐熱性を持つとともに、指でつまむと簡単に曲がって撓る程度の可撓性と硬度を有している。なお、余りに柔らか過ぎるとクッキー生地を垂れ掛けて焼成する際に変形してしまうので、ある程度の剛性も必要である。
麺棒20Aの素材は、上記の耐熱性と可撓性の条件を満たすものであれば特に限定されないが、例えば、シリコーンゴム素材がある。シリコーンゴムは、その成分構成に毒性の物質を持たず、化学的に安定で生理的にも不活性ない素材であり、かつ、耐熱性に優れている性質を有している。製作時にシリカ系粉体充填剤の添加量を調整し、シリコーン系のオイルを添加するなどの方法により簡単に可撓性、剛性を調整したシリコーンゴム成型品を得ることができる。なお、シリコーンゴムは一例であり、他のゴム素材でも上記条件を満足するものであれば良い。
麺棒20Aは柔らかく、指でつまむと簡単に曲がって撓る程度の可撓性を持つが、図8(a)に示すように、麺棒20Aが芯棒10Aに装着された状態であれば、内側から芯棒10Aが支えるため、麺棒20Aが撓ったり曲がったりすることがなく、架棒体100Aとしての役割を果たすことできる。
しかし、図8(b)に示すように、麺棒20Aから芯棒10Aを引き抜いた状態では、麺棒20Aを支えるものがなく、可撓性により指でつまむと簡単に撓ったり曲がったりする状態となる。
次に、麺棒20Aの取扱いについて説明する。
図9は、第2の架棒体100Aの上に焼成されたクッキークーヘン300を抜き出す様子を簡単に示す図である。
図9(a)に示すように、こそぎヘラ270が設けられている箇所はクッキークーヘン270が焼成されず、その間隙にはクッキークーヘン270が焼成される。
この状態において、図9(b)に示すように、チューブ型の麺棒部20Aの中空部分から芯棒10を引き抜くと、中空を持つ柔らかいチューブの麺棒20Aの外側に焼成されたクッキークーヘン300が巻き付いている状態となる。
この状態であれば、図9(c)に示すように、チューブ型の麺棒20Aを適宜、指でつまんで内側にへこませれば、外側に焼成されたクッキークーヘン300が剥離し、簡単に抜き取ることができる。
このように、麺棒20Aの素材が指で簡単に曲がって撓る程度の可撓性を有したものであれば、クッキークーヘン300を崩すことなく、短い時間で要領よく麺棒20Aから取り外すことができる。
以上、本発明のクッキークーヘン焼成機200、それに用いる架棒体100の好ましい実施例を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明のクッキークーヘン焼成機200、それに用いる架棒体100は、新しい焼き菓子を製造する機器および部材として広く適用することができる。また、本発明のクッキークーヘン焼成機200で焼き上げた焼き菓子は、美味しい焼き菓子として広く適用することができる。
10 芯棒
20 麺棒
100 架棒体
200 クッキークーヘン焼成機
210 焼成炉
220 熱源
230 回転ドラム
240 駆動機構
250 生地受けパン
260 生地供給装置
270 こそぎヘラ
300 クッキークーヘン

Claims (7)

  1. 熱源が搭載された焼成炉と、
    回転ドラム軸によって回転可能に支架された向かい合う左右一対の回転ドラムと、
    芯棒と、前記芯棒を受け入れる中空軸を持ち前記芯棒に取り付けられた麺棒を備え、前記回転ドラム間へ横架された一本または複数本の架棒体と、
    汲み上げたクッキー生地を糸状に落下させ、前記架棒体の前記麺棒に目掛けて垂れかけるノズル吐出口と、
    前記回転ドラムによる間歇回転により前記架棒体の位置を移動させる公転運動と、前記回転ドラムに支架された状態で前記架棒体を自転させる自転運動とを制御する駆動機構と、
    前記公転運動において、前記ノズル吐出口から前記クッキー生地を掛ける第1の公転位置に対して次の公転位置である第2の公転位置において、前記架棒体の麺棒にその先端が当接するように配置した1個または複数個のヘラ体を備え、
    前記第1の公転位置において前記麺棒に対して前記ノズル吐出口から糸状に落下する前記クッキー生地をかけ、前記第2の公転位置において、前記ヘラ体が当接している部分の前記麺棒から前記クッキー生地をこそぎ落とし、残ったクッキー生地を前記焼成炉の中で焼成せしめるクッキークーヘン焼成機。
  2. 前記クッキー生地を前記ノズル吐出口から前記麺棒に目掛けて垂れかける際に、前記ノズル吐出口を左右に揺動させることを可能とした請求項1に記載のクッキークーヘン焼成機。
  3. 前記回転ドラムの回転速度が、円筒形のバウムクーヘンを焼成する際の許容される回転速度の上限よりも速く、前記クッキー生地が焼成されていく際に角が立つ焼き具合となる速度に調整せしめ、周囲に角が立つクッキークーヘンを焼成せしめることができる請求項1または2に記載のクッキークーヘン焼成機。
  4. 前記公転運動の前記第1の公転位置において、前記ノズル吐出口から吐出され、落下する前記クッキー生地を受け止める生地受けパンと、
    前記生地受けパンに落下した前記クッキー生地を吸い取り、前記ノズル吐出口に汲み上げる汲み上げ機構を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のクッキークーヘン焼成機。
  5. 前記麺棒が、耐熱性と可撓性を備えた樹脂製の素材で形成された中空のチューブ形状をしたものであり、前記中空の中に芯棒を差し入れることにより前記架棒体が構成されるものである請求項1から4のいずれかに記載のクッキークーヘン焼成機。
  6. 可撓性あるチューブ状の前記麺棒の硬度が、指で押さえてへこませるように変形できる程度の硬度であり、焼成された前記クッキークーヘンから前記麺棒を引き剥がす際に、指で前記麺棒を変形させつつ引き剥がすことを可能としたことを特徴とする請求項5に記載のクッキークーヘン焼成機。
  7. 前記麺棒の素材がシリコーンゴムその他のゴム系素材または樹脂製素材である請求項6に記載のクッキークーヘン焼成機。
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