JP6550047B2 - 医療用液体用のアンプル及びアンプルを製造する方法 - Google Patents

医療用液体用のアンプル及びアンプルを製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の医療用液体用のアンプル及び医療用液体用のアンプルを製造する方法に関する。
この種類のアンプルは、医療用液体、例えば輸液を収納するアンプル本体と、取出し装置、例えばシリンジをアンプルに接続する接続部とを備える。
この種類のアンプルは、例えば医療用活性物質、特に薬剤又は医療目的で用いられる別の液体、例えば、マグネシウム、塩化カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、グルコース、滅菌水、非経口栄養法で用いる栄養物等の保管に利用される。
例えば特許文献1及び特許文献2から既知であるようなアンプルは、現在通例として、プラスチック製である場合はブローフィルシール(blow-fill-seal:成形同時充填)(BFS)プロセスを用いて製造される。ブローフィルシールプロセスは、特に液体を収納する容器を製造するのに用いられるプロセスである。ブローフィルシールプロセスでは、容器を、機械内部の、必要に応じて滅菌した閉鎖環境において、作業者が介入する必要なく連続プロセスで成形、充填、及び密閉する。ブローフィルシールプロセスでは、プラスチックを概ね鉛直方向に押し出して筒状部を作り出し、次にこの筒状部を金型内で成形し、充填した後密閉する。ブローフィルシールプロセスは、容器が滅菌環境において成形されるので、医療用液体を保管するアンプルの製造に特に好適である。
米国特許第4,671,763号 国際公開第2011/075798号
従来のアンプルは、アンプルが起立することができる基面を有しないことが多い。さらに、従来のアンプルから液体を取り出す場合、逆流方向のポンプ作用が働く可能性がある。逆流方向のポンプ作用は、アンプル本体の壁が復元することによって引き起こされ、液体がアンプルに吸い戻されることにつながる。
本発明の目的は、アンプル及びアンプルを製造する方法を利用可能にすることであって、それにより、アンプルの単純で費用効果的な製造を可能にするとともに、医療用液体の滅菌保管を確実にすることである。
この目的は、請求項1の特徴を有する主題によって達成される。
したがって、アンプル本体は、プラスチック射出成形によるプラスチック射出成形部品として作成される。
プラスチック射出成形法は、射出ユニットの射出成形ツールを用いてプラスチックを可塑化して射出金型内に射出する一次成形法として理解される。ここで射出金型内に設けられたキャビティにより、製造される成形部品の形状及び表面構造が決まる。成形部品が精細な構造を伴って正確に製造されることが可能になる。特に、ブローフィルシールプロセスによって製造される既知のアンプルとは対照的に、このアンプル本体の外側には実質的にバリ(flash)がない。
もはやアンプルはブローフィルシールプロセスを用いて製造されず、その代わりにアンプル本体が射出成形によって成形されるので、有利な特性を有するアンプルを製造することが可能である。また、射出成形によって、アンプル本体が容易に圧潰可能であるように非常に薄い壁を有するアンプル本体を非常に正確に製造することができる。このことに付随して液体の取出し後の復元の程度が小さくなり、そのため逆流方向のポンプ作用が(実際に起こった場合)少なくとも低減される。
アンプルは多部品構成であることが好ましく、接続部は別個の部品としてアンプル本体に結合される。ここでは、アンプル本体をプラスチック射出成形部品として作成し、同様に接続部もプラスチック射出成形によって作成することができるが、接続部とアンプル本体とは別個の部品として設計され、アンプルを利用可能にするには接続部がアンプル本体に接続される。次に、組付け状態において、接続部は、例えば、アンプル本体の首部に形状嵌合(form fit)によって保持することができ、それにより、接続部は、アンプル本体に堅固に接続されるとともにアンプル本体上に防漏状態で固定される。
有利な一実施形態において、接続部は、少なくとも1つのねじ山ターンを有し、取出し装置に対するねじ接続をもたらすねじ付きセグメントと、ねじ付きセグメントに接続される破断ピースとを含む。
ねじ付きセグメントは、例えば、接続部を取出し装置、例えばシリンジにいわゆるルアーロック方式で接続することができるルアーアタッチメントを提供することができる。このために、取出し装置は、ねじ付きセグメントと螺合することができる雌ねじ付きのスリーブナットの形態の接続部材を備えることができ、それにより、取出し装置を、ねじ付きセグメントを介してアンプルに解除可能に接続することができる。
破断ピースは、ねじ付きセグメントに接続された状態ではアンプル本体の開口を防漏状態で閉鎖するのに利用される。開口を開放するために、破断ピースをねじ付きセグメントから除去できる、特に破断することができる。このために、破断ピースとねじ付きセグメントとの間に規定される所定の破断点を設けることができ、この所定の破断点において、破断ピースをねじ付きセグメントから規定の様式で分離することができる。破断ピースを破断すると、アンプル本体の開口が開放され、アンプル内の液体にアクセスすることができるようになる。さらに、破断ピースを破断すると、ねじ付きセグメントは、アンプルから取出し装置、例えばシリンジを介して液体を取り出すことができるように、取出し装置に接続することができる。
述べたように、接続部は、別個の部品として設計し、アンプル本体の首部に装着することができる。接続部とアンプル本体との間の移行部が防漏状態でシールされることを確実にするために、接続部とアンプル本体との間に挟持される膜部材を設けることができる。この膜部材は、アンプルからの液体の取出しが好適な取出し装置によってのみ可能である一方で、破断ピースを破断した後、液体がアンプルから容易に流れ出ることができるように設計されていることが好ましい。膜は、特に再密閉可能な膜である。膜部材は、例えば弁のように、取出し装置によって吸引力を印加した場合は開き、したがって液体がアンプルから取出し装置内、例えばシリンジ内へ流れ出ることを可能にする一方で、そのような吸引力が印加されていない場合は液体がアンプルから流れ出ることができないように閉じる開口を有することができる。一代替形態として又は加えて、膜は、取出し装置によって、例えば針なしシリンジの先端部によって、膜を少なくとも局所的に穿孔する取出し装置によって、及び/又は、膜を少なくとも局所的に変形させる取出し装置によって開くことができる。
プラスチック射出成形によって作成されるアンプル本体は、薄壁を有し、したがって、医療用液体をアンプル本体から取り出す場合に、特に大きい力を用いることなく容易に圧潰可能であるように可撓性であることが好ましい。また、アンプル本体の可撓性及び圧潰性により、アンプル本体の壁に作用する復元力が低いため、アンプルの逆流方向のポンプ作用を最小限とすることができ、このようにして、取り出した液体がアンプル内に吸い戻されるリスクが最小限になる。1つの実施形態において、アンプル本体の壁の壁厚(W1)は、0.5mm以下である。例えば、壁厚は0.01mm〜0.5mm未満の範囲である。
アンプル本体は、射出成形部品として作成され、接続部を保持する。アンプル本体は、接続部とは面しない側に基底部材を有することができ、この基底部材は、例えば別個の部材として、特に密接接合(cohesively bonded connection)によって、アンプル本体に結合することができる。この意味において、基底部材は、例えばアンプル本体に接着又は溶接され、したがってアンプル本体をその基底領域において防漏状態で閉鎖するフィルムとして設計することができる。
アンプル本体が別個の基底部材によって閉鎖されるので、液体を、基底を閉鎖する前に基底を介してアンプル本体内に導入し、次に基底部材、例えばフィルムを、特に接着又は溶接によってアンプル本体に結合することが可能である。代替的な一充填方法において、まず好適な基底部材によって、例えばフィルムによってアンプル本体の基底を閉鎖し、このとき初めて、接続部に接続されるアンプル本体の首部にある開口を介してアンプル本体を充填することも、当然ながら可能である。
別の変形形態において、基底部材は、プラスチック射出成形及びブロー成形によってアンプル本体とワンピースとして作成することもできる。したがって、アンプル本体は、好適な射出成形ツールにおいてその基底部材とともにワンピースとして作成される。そのため、射出成形後に得られた成形部品により、アンプル本体の首部にある開口を除き閉鎖され、したがって充填手順後に接続部を取り付けることで容易に完成することができるアンプル本体が利用可能になる。
有利な一実施形態において、基底部材はアンプル本体内部の方にアーチ状になっている。したがって、基底部材はアンプル本体の内部に向かうアーチを有し、そのため基底部材は、基底部材に隣接するアンプル本体の外縁部から少なくとも部分的に後退している。これは、アンプル本体を、特にその下側外縁部を下にして置くことが可能であることにより、アンプル本体が高度な安定性を有することができるという効果を有する。したがって、アンプル本体の下側外縁部は、アンプル本体がしっかりと起立することができる規定された起立面を提供する。
さらに、アンプル本体の下側外縁部の基底部材の領域において、スタンドリング(stand ring)を取り付けることができる。スタンドリングは、アンプル本体から径方向外側に突出することが好ましいが、径方向内側にも突出することができ、ひいてはアンプル本体の底の起立面を拡大する。さらに、そのようなスタンドリングにより、基底部材、特にフィルムの形態の基底部材をアンプル本体に確実に接着又は溶接して結合させることができる。ここで、そのようなスタンドリングは、フィルムをアンプル本体のスタンドリング上に規定されたように溶接することを可能にする、溶接ツール用の確実な接触部を提供することもできる。
更なる一実施形態において、アンプル本体は、例えば酸素バリアを提供するのに利用されるコーティングを有することもできる。そのようなコーティングは、例えばアンプル本体の内面又は外面に塗布することができ、例えば、メタロセン、EVOH、又は酸化物(例えばSiOx)等の物質を用いて生成することができる。
アンプル本体にコーティングを塗布する代わりに、所望のバリア、特に酸素バリアを提供することができる好適な物質をアンプル本体の材料に既に組み込んでおき、プラスチック射出成形によって作成された実際のアンプル本体自体が好適なバリア特性を有するようにすることも可能である。
上記に対する一代替形態として、ここに記載したタイプのアンプルを酸素が通らない(oxygen-tight)外部パッケージに入れ、そのような外部パッケージによって酸素バリアを提供するようにすることも可能である。
アンプル本体は、その形状に関して、好適に圧潰することができるようになっていることが好ましい。このために、アンプル本体は、断面中央部において最大アンプル広さを有するので、例えば断面が小船の形態である(いわゆる船状本体)ことができる。最大アンプル広さは、中央部を起点として両側でアンプル本体の両端部に向かって狭まる。したがって、アンプル本体は、中央部を起点として両端部に向かって概ね先端までテーパー状になる。これが船殻の形状に略相当するので、船状本体と表現される。ここで、接続部をアンプル本体に結合する際に沿う取付け方向に対して横断方向の断面を参照する。アンプル本体は、2つの鏡映面に関して鏡面対称であることが好ましい。当該断面の断面平面は、2つの鏡映面に対して垂直である。
アンプルの更なる一実施形態において、アンプル本体は、アンプル本体の首部への移行領域において、少なくとも2つの対向辺上にベベル状肩部を有する。これらの少なくとも2つの対向辺は、アンプル幅Eを提供する長い方の辺であることが好ましい。アンプル本体は、アンプル本体の首部への移行領域において、4つ全ての辺上にベベル状肩部を有することが好ましい。液体取出し時のアンプル本体の圧潰性は、該肩部によって向上する。1つの実施形態において、肩部は、アンプル本体の鏡映面に対して約30度〜60度、特に40度〜50度の角度で延びる。特に、肩部は、略平坦面によってそれぞれ提供される。
更なる一実施形態において、アンプル本体は、アンプル本体の中央部において、アンプル幅Eを提供するアンプル本体の2つの対向辺に略直線部を有する。したがって、アンプル本体の下側の平面図において、アンプル本体の側壁は、アンプル本体の全周について完全には湾曲していない。直線部は、アンプル幅E全体にわたって延びていない。鉛直方向において、直線部は、スタンドリングから肩部まで延びることが好ましい。これにより、液体を取り出す場合のアンプル本体の圧潰性が更に向上する。直線部又は略直線部は、以下で平坦部とも称される。
本発明に係るアンプルは、容量がおおよそ30mlまでのサイズを有することが好ましい。様々なサイズ、例えば容量が5ml、10ml、20ml、又は30mlのアンプルを提供することができる。一般に、アンプル本体の全高Hは60mm以下である。アンプル本体の最大アンプル広さDは25mm以下であり、及び/又は、最大アンプル幅Eは45mm以下である。基底の平面図では、アンプル本体は略楕円形である。アンプル幅Eは、アンプル広さDよりも大きい。D/E比は、0.33〜7の範囲であることが好ましい。これは、アンプルの安定性にとって特に有利である。本発明に係るアンプルは、優れた表面/容量比を有する。これは、アンプルの内容物の耐久性にとって特に重要である。1つの実施形態において、アンプルは、表面/容量比が50cm−1未満、好ましくは30cm−1未満、特に好ましくは20cm−1以上〜30cm−1以下である。
上記目的は、医療用液体用のアンプルを製造する方法によっても達成される。アンプルは、医療用液体を収納するアンプル本体と、取出し装置をアンプルに接続する接続部とを備える。アンプル本体は、プラスチック射出成形によるプラスチック射出成形部品として作成されることが考慮される。
利点及び有利な実施形態に関しては、本方法にも同様に当てはまるアンプルの上記説明を参照するものとする。
アンプル本体は、プラスチック、例えばポリマー若しくはコポリマーから又は合成ゴムからも作成される。プラスチックは、溶接可能であることが好ましい。例えば、アンプル本体は、ポリプロピレン又はポリエチレンから作成することもできるし、アンプル本体は、プロピレン、エチレン、ブチレン、ブタジエン、スチレン、及び/又はイソプレン等のモノマーを用いてコポリマーから作成することもできる。アンプル本体のプラスチックは、好ましくは透明である。
アンプル本体の基底を閉鎖するのに用いるフィルムは、例えば溶接可能フィルムとすることができる。1つの実施形態において、フィルムは、少量の熱可塑性ポリマー、例えばSEBS及び/又はSISを含むホモポリプロピレン及び/又はコポリプロピレンをベースとする。1つの実施形態において、フィルムは複数の層を有する。
接続部とアンプル本体との間の移行部をシールする膜を、例えばポリイソプレン製とすることができる。
接続部も射出成形によって射出成形部品として作成することができる。このために、ポリマー及びコポリマー等のプラスチックを用いることができる。例えば、ポリプロピレン又は熱可塑性エラストマーを用いることができる。あるいは、プロピレン、エチレン、ブタジエン、スチレン、及び/又はイソプレン等のモノマーを用いたコポリマーを用いることが可能である。接続部のプラスチックは透明でないことが好ましい。接続部は、全高が1cm〜5cmとすることができる。接続部の取付けピースは、高さが0.1cm〜2cm及び/又は広さが0.2cm〜1.5cmとすることができる。接続部のねじ付きセグメントは、高さが0.2cm〜1cmとすることができる。接続部の破断ピースは、高さが0.2cm〜2cmとすることができる。
本発明の基礎となる構想は、図に示す例示的な実施形態に基づき、以下でより詳細に説明される。
1Aは、分離状態にあるアンプル本体及び接続部を備えるアンプルの図である。1Bは、接続部がアンプル本体に結合されているアンプルの図である。 フィルムの形態の基底部材を備えるアンプル本体の図である。 3Aは、アンプルの正面図である。3Bは、アンプルの側面図である。3Cは、3Aの線A−Aに沿ったアンプルの断面図である。 4Aは、接続部の図である。4Bは、4Aの線A−Aに沿った接続部の断面図である。 接続部に結合される前の、シリンジの形態の取出し装置の図である。 6Aは、アンプルの更なる例示的な一実施形態におけるアンプル本体の斜視図である。6Bは、下方から斜めに見た6Aのアンプル本体の斜視図である。 7Aは、7Bの線C−Cに沿ったアンプル本体の断面図である。7Bは、7Aの線D−Dに沿ったアンプル本体の断面図である。7Cは、アンプル本体の上面図である。 アンプルの更なる例示的な一実施形態におけるアンプル本体の斜視図である。
図1A及び図1B〜図5は、第1の例示的な実施形態のアンプル1を示している。アンプル1は、医療用液体を収納するアンプル本体10と、アンプル本体10の内部へのアクセス及びアンプル本体10の内部に収容されている医療用液体へのアクセスを可能にする接続部11とを備える。
アンプル本体10は、開口102及び係止用突出部101を有する首部100を含む。接続部11は、取付けピース111によって首部100に装着されるものであり、装着状態(例えば図1B及び図4Bを参照)では、首部100の係止用突出部101は、取付けピース111の内面にある溝状の窪みの形態の係止用凹部119に形状嵌合によって係合する。首部100の係止用突出部101は、高さが0.01mm〜3mm(アンプル1の長手軸方向)である。係止用突出部101の下の窪みは、高さが0.05mm〜4mm(アンプル1の長手軸方向)とすることができる。首部100の上端部にあるこれらの溝は、この場合は鉛直であることが好ましく、具体的には首部100に装着される接続部11の回転防止手段として機能する。
接続部11の取付けピース111にはねじ付きセグメント112が隣接し、ねじ付きセグメント112は、2つのねじ山ターン113を有し、ルアーアタッチメントを提供する。破断ピース110は、所定の破断点117(図4Aを参照)を介してねじ付きセグメント112に接続され、所定の破断点117に沿ってねじ付きセグメント112から分離することができる。取付けピース111とねじ付きセグメント112と破断ピース110とを含む接続部11はワンピース設計である。ここでは、初期状態において、破断ピース111はねじ付きセグメント112に接続されており、このようにして、アンプル本体10の首部100に装着されている場合の接続部11は、アンプル本体10の開口102を閉鎖する。
図4Bに示すように、接続部11と首部100の上縁との間には膜部材13が配置され、この膜部材13は、首部100と接続部11の周囲の接触部118との間に挟持され、接続部11とアンプル本体10の首部100との間の移行部を防漏状態で密封する。
膜部材13は開口130を有する。開口130は、無負荷状態において、特にアンプル本体10から医療用液体を取り出す吸引力が作用していない場合又は破断ピース110が破断されても液体がアンプル本体10からすぐに流出する可能性がないように膜部材13が穿孔されていない場合、弁のように首部100の開口102を閉鎖する。
アンプル本体10は、好適な射出成形ツールにおいてプラスチック射出成形部品として作成される。アンプル本体10は薄い壁を有する設計であり、またその形状に起因して比較的容易に圧潰可能であり、液体をアンプル本体10から好適な取出し装置、例えば図5に示すシリンジ2を用いて容易に取り出すことができるようになっている。
アンプル本体10は、図3A及び図3Bに関する像面に対して平行に延びる2つの鏡映面に関して鏡面対称である。ここでは、アンプル本体10は小船の形態に構成されている。すなわちアンプル本体10はいわゆる船状本体を有する。これは、図3Cにおいてその鏡映面を横断する断面で示すように、アンプル本体10が中央部104の領域で最大アンプル広さDを有し、中央部104を起点として両側で端部105、106に向かって狭まり、端部105、106の先端にかけて多少テーパー状になることを意味するものとして理解される。図に示すように、端部105、106は丸みを帯びている。アンプル本体10はその首部100の領域にベベル状肩部107、108(図3Aを参照)を加えて有するので、アンプル本体10の壁は圧潰するために大きい力を印加する必要なく圧潰することができ、これは、アンプル本体10から好適な取出し装置2を用いて液体を簡単容易に取り出すことを可能にする。
図1A及び図1B〜図5の例示的な実施形態では、アンプル本体10は、フィルムの形態の基底部材12によってその基底の領域が閉鎖されている。別個の部材である基底部材12は、アンプル本体10に例えば接着又は溶接によって取り付けられ、ここでは、フィルム状基底部材12は、アンプル本体10の下側周縁にある、径方向外側に突出するスタンドリング103を介してアンプル本体10に結合される。
したがって、フィルム状基底部材12は、スタンドリング103を介してアンプル本体10に確実に結合することができる。さらに、スタンドリング103は、アンプル1の有利な安定性を提供する。なぜならアンプル1がそのスタンドリング103を支点として、転倒しないように比較的しっかりと起立することが可能であるからである。
アンプル1を製造するには、まず、アンプル本体10、接続部11、及び基底部材12を互いとは別個に作成する。アンプル1を充填するには、まず、フィルム状基底部材12をアンプル本体10に固定し、次に医療用液体をアンプル本体10の首部100にある開口102を通してアンプル本体10内に導入し、その後、取付け方向A(図1Aを参照)において接続部11を首部100に取り付けることにより、アンプル本体10を防漏状態で閉鎖することができる。次に、閉鎖状態において、アンプル1を例えばオートクレーブ内で、例えば100℃を超える温度で高温滅菌することができる。
代替的な一充填方法においては、まず、接続部11が首部100に形状嵌合によって防漏状態で保持されるように接続部11を首部100に結合し、その後、次にアンプル本体10をその基底を介して充填し、このとき初めて、フィルム状基底部材12を取り付けることにより基底を閉鎖することもできる。最後に、例えばオートクレーブ内で滅菌を行う。
ねじ付きセグメント112を有する接続部11は、好適な取出し装置2に対するルアーロック接続(図5を参照)をもたらすルアーアタッチメントを構成する。このために、ねじ付きセグメント112は、1つ又は複数のねじ山ターン113(図示の例示的な実施形態では2つのねじ山ターン113)を有する。1つ又は複数のねじ山ターン113は、破断ピース110が破断された場合、取出し装置2に設けられた、ねじ溝200を有するスリーブナットの形態の接続部材20と螺合することができる。
アンプル1から液体を取り出すには、使用者は、破断ピース110を2本の指に挟んで把持する。ここでは、把持リミッター116が接続部11のねじ付きセグメント112の範囲に及ぶ把持を防止し、したがって使用者が破断ピース110を破断する際にねじ付きセグメント112に触れることが不可能であり、ひいてはアンプル本体10の内部へのアクセスを得ることができないことを確実にする。破断ピース110は、所定の破断点117に沿って規定の様式で破断することができる。所定の破断点117は、破断ピース110とねじ付きセグメント112との間の壁の計画的なノッチ状の弱化部によって形成され、破断ピース110の破断後、接続部材20を含むシリンジの形態の取出し装置2をねじ付きセグメント112に装着することができるとともにねじ付きセグメント112と螺合することができるようになっている。そうする際に、シリンジコーン21をねじ付きセグメント112の内部に挿入し、ねじ付きセグメント112とシール状態で接触させる。次に、取出し装置2のプランジャー23を引き抜くことにより、液体をアンプル1から取出し装置2のシリンジ本体22内に吸い出すことができる。
プランジャー23を引き抜くことにより、アンプル1から液体を取り出す吸引力を開口102において有効にすることができ、この吸引力はまた、膜部材13の開口130が弁のように開き、結果として液体が膜部材13を通り抜けることが可能になるという効果を有する。一代替形態として、シリンジチップが膜部材13を穿孔することにより膜を開くこともできる。
カットアウト(指示要素114)の形態又は隆起部(指示要素115)の形態及び矢印の形態の指示要素が、破断ピース110上及び取付けピース111上に配置される。図では、例としてアンプル本体10の方向を指す矢印が示されているが、矢印は、図では示されていないが反対の方向を指すこともできる。
図6A、図6B、図7A、図7B、及び図7Cに示す更なる例示的な一実施形態において、アンプル本体10は、射出成形プロセスを用いることにより基底部材12とワンピースとして作成される。したがってアンプル本体10及び基底部材12は、同じ射出成形ツールにおいてワンピースとして作成される。これは、基底部材12をアンプル本体10に接続する更なる製造工程が必要とされないことを意味する。
図7A及び図7Bの断面図からわかるように、基底部材12は、アンプル本体10の内部の方にアーチ状になり、基底部材12とアンプル本体10の壁との間の移行部においてスタンドリングが有効であるようになっている。このスタンドリングは、アンプル本体10が転倒しないように比較的しっかりと確実に起立することが可能である起立面を提供する。
アンプル本体10は、その形状及び機能に関して他の点では図1A及び図1B〜図5に基づき説明した例示的な実施形態と同様であるので、上記説明を参照するものとする。
さらに、図6A、図6B、図7A、図7B、及び図7Cに係る例示的な実施形態のアンプル本体10は、図4A、図4B、及び図5に基づき説明した種類の接続部11に接続されるので、この点でも同様に上記の説明を参照するものとする。
図6A、図6B、図7A、図7B、及び図7Cに係る例示的な実施形態では、アンプル本体10はその中央部104の領域が平坦になっている。これは特に図7Cの平面図から見て取ることができる。さらに、アンプル本体10の短辺端部105、106に隣接する肩部107、108に加えて、アンプル本体の長辺部を首部100に向かってベベル状にする更なる肩部109が設けられる。肩部107、108、及び109により、船形状のアンプル本体10から略円筒状に延びる首部100にかけて、首部100に向かってテーパー状になる移行部を形成することができる。
また、肩部107、108、及び109は、アンプル本体10の有利な圧潰性に寄与する。肩部107、108、及び109は、アンプル本体10の鏡映面に対して約30度〜60度、例えば約45度の角度でそれぞれ延びる。
図8は、アンプル1の更なる一実施形態を示している。このアンプル1は、図6A〜図7Cに示す実施形態に大部分が対応しているので、これに関して上記説明を参照するが、このアンプル1はここではスタンドリング103が外側に位置するという差異がある。
本明細書に記載の種類のアンプル1は、例えば容量(receiving volume)が5ml、10ml、20ml、又は30mlの様々なサイズで提供することができ、アンプル本体10のサイズは相応して増減する。このとき、アンプル本体10の機能及び形状は大幅に変わらない。
したがって、公称容積(nominal capacity)が20mlのアンプル1の場合、アンプル本体10の全高H(首部100を含む、図7Aを参照)は、例えば40mm〜60mm、好ましくは約51.6mmとすることができる。首部長さH1は、この場合、約9.5mmとすることができる。最大広さDは、例えば15mm〜25mm、例えば約20.5mmとすることができ、アンプル幅E(図7Cを参照)は、35mm〜45mm、例えば約38.4mmである。平坦部104は、幅E1が5mm〜15mm、例えば8.0mmとすることができる。この結果、図7Cによる断面においてアンプル本体10が少なくとも略楕円形となる。この形状は、アンプル広さD対アンプル幅Eの比によって説明することができる。D/E比は、例えば0.33〜0.7の範囲、例えば約0.53であることができる。
アンプル本体10の壁の壁厚W1(図7Aを参照)は、例えば0.2mm〜0.5mm、例えば0.3mmとすることができる。アンプル本体10はまた、基底12へのその移行領域では対応する壁厚W2を有するのに対し、基底12における壁厚W3は、基底の中心に向かって増大することができる。基底の中心において、壁厚W3は、例えば0.3mm〜0.7mm、例えば約0.5mmとすることができる。アンプル本体10の外側リング上方における基底の中央の高さBは、例えば1mm〜2mm、例えば1.6mmとすることができる。
別の公称容積を有するアンプル1については、それらの値は相応して増減することができる。このことは、以下の表において、例として公称容積が20ml、10ml、及び5mlのアンプル1について示されている。アンプル広さD対アンプル幅Eの比は、おおよそ一定である。
アンプル本体10は、断面が略楕円形であるとともに広さD対幅Eの比が1に等しくない、特に、公称容積に関係なく少なくともおおよそ一定である基本形状を有する。
例えば図1〜図3に係る例示的な実施形態のように、外側に突出するスタンドリング103が存在する場合、そのスタンドリング103は、例えば、0.5mm〜1.5mmだけ、例えば0.7mmだけ突き出ることができる。壁厚W1が約0.3mmであるとき、例えば広さが約1mmのスタンドリングを作成し、それにより、フィルム状基底部材12のしっかりした起立と、適切な場合には確実な溶接とが可能になる。
本発明の基礎となる概念は、上記で説明した例示的な実施形態に限定されず、その代わりに非常に多様に実施することができる。
接続部は、ルアーロック接続用のルアーアタッチメントとして設計する必要はない。原則的には、他のタイプの接続用の接続部も可能かつ想定可能である。
アンプル本体並びに同様に接続部及び基底部材は、原則的には、本文中に述べた材料以外の材料から作成することもできる。この範囲で、医療用液体用の容器設計に好適な全ての材料を用いることができる。
アンプル本体を充填した後であって、接続部又は適切な場合には好適な基底部材を取り付けた後、アンプルを滅菌することができる。これは、アンプルを密閉して、例えば100℃を超える温度で、例えば121℃で行うことができる。
1 アンプル
10 アンプル本体
100 首部
101 係止用突出部
102 開口
103 スタンドリング
104 中央部又は平坦部
105、106 端部
107、108、109 肩部
11 接続部
110 破断ピース
111 取付けピース
112 ねじ付きセグメント
113 ねじ山ターン
114、115 指示要素
116 把持リミッター
117 所定の破断点
118 接触部
119 係止用凹部
12 基底部材
13 膜部材
130 開口
2 取出し装置(シリンジ)
20 接続部材
200 ねじ溝
21 シリンジコーン
22 シリンジ本体
23 プランジャー
A 取付け方向
B 基底高さ
D アンプル広さ
E アンプル幅
E1 幅
H 高さ
H1 首部長さ
W1、W2、W3 壁厚

Claims (11)

  1. 医療用液体を収納するアンプル本体(10)であって、プラスチック射出成形によってプラスチック射出成形部品として作成されるアンプル本体(10)と、
    取出し装置(2)を該アンプル(1)に接続する接続部(11)と、
    を備える、医療用液体用のアンプル(1)であって、
    該アンプル(1)は多部品構成であり、該接続部(11)は別個の部品として該アンプル本体(10)に結合され、
    該接続部(11)は該アンプル本体(10)の首部(100)に形状嵌合によって保持され、
    該アンプル本体(10)と該接続部(11)との間には、該アンプル本体(10)と該接続部(11)との間の移行部をシールする膜部材(13)が配され、
    該膜部材(13)は、該取出し装置(2)によって吸引力を印加した場合は開き、吸引力が印加されていない場合は閉じる開口を有するか、あるいは、該取出し装置(2)によって、少なくとも局所的に穿孔すること及び/又は膜を少なくとも局所的に変形させることによって開くことができ、
    該アンプル本体(10)は、該医療用液体を該アンプル本体(10)から取り出す場合に圧潰可能であるように可撓性であり、
    該アンプル本体(10)は、該接続部(11)を該アンプル本体(10)に結合する際に沿う取付け方向(A)に対して横断方向の断面において、最大アンプル広さ(D)を有する中央部(104)を有し、該アンプル広さ(D)は、該中央部(104)を起点として該中央部(104)の両側で前記アンプル本体(10)の端部(105、106)に向かって狭まり、
    該アンプル本体(10)は、該アンプル本体(10)の該首部(100)への移行領域において、少なくとも2つの対向辺上にベベル状肩部を有するか、及び/又は、該アンプル本体(10)の中央部において、アンプル幅(E)を提供する該アンプル本体(10)の2つの対向辺は略直線部を有し、
    該ベベル状肩部が、該アンプル本体(10)の鏡映面に対して30度〜60度の角度で延びているか、及び/又は、D/E比が、0.33〜0.7の範囲内であり、
    該アンプル本体は、0.01mm〜0.5mmの壁厚を有する、医療用液体用のアンプル。
  2. 請求項1に記載のアンプル(1)であって、前記接続部(11)は、取出し装置(2)に対するねじ接続をもたらす少なくとも1つのねじ山ターン(113)を有するねじ付きセグメント(112)を含むとともに、該ねじ付きセグメント(112)に接続される破断ピース(110)を含み、該破断ピース(110)は、該ねじ付きセグメント(112)に接続された状態では前記アンプル本体(10)の開口(102)を閉鎖し、該開口(102)を開放するように該ねじ付きセグメント(112)から取外し可能であることを特徴とする、請求項1に記載のアンプル。
  3. 請求項2に記載のアンプル(1)であって、前記ねじ付きセグメント(112)及び前記破断ピース(110)はワンピース設計であり、該ねじ付きセグメント(112)と該破断ピース(110)との間には、該ねじ付きセグメント(112)から該破断ピース(110)を破断するための所定の破断点(117)が配されることを特徴とする、請求項2に記載のアンプル。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のアンプル(1)であって、前記アンプル本体(10)は、前記接続部(11)に面しない側に、別個の部材として該アンプル本体(10)に結合される基底部材(12)を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のアンプル。
  5. 請求項4に記載のアンプル(1)であって、前記基底部材(12)は、前記アンプル本体(10)に結合されたフィルムによって形成されることを特徴とする、請求項4に記載のアンプル。
  6. 請求項1から3のいずれか1項に記載のアンプル(1)であって、前記アンプル本体(10)は、前記接続部(11)には面しない側に、プラスチック射出成形によって該アンプル本体(10)とワンピースとして作成された基底部材(12)を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のアンプル。
  7. 請求項4から6のいずれか1項に記載のアンプル(1)であって、前記基底部材(12)は、前記アンプル本体(10)内部の方にアーチ状になっていることを特徴とする、請求項4から6のいずれか1項に記載のアンプル。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のアンプル(1)であって、前記アンプル本体(10)は、前記接続部(11)に面しない側に、該アンプル本体(10)から突出するスタンドリング(103)を有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のアンプル。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のアンプル(1)であって、前記アンプル本体(10)は、コーティングを有することを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載のアンプル。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のアンプル(1)であって、
    前記アンプル本体(10)は、前記アンプル本体(10)の前記首部(100)への移行領域において、少なくとも2つの対向辺上にベベル状肩部を有し、
    前記ベベル状肩部が、前記アンプル本体(10)の鏡映面に対して30度〜60度の角度で延びており、
    前記D/E比が、0.33〜0.7の範囲内であることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載のアンプル。
  11. 医療用液体用のアンプル(1)を製造する方法であって、
    該アンプル(1)は、医療用液体を収納するアンプル本体(10)であって、プラスチック射出成形によってプラスチック射出成形部品として作成されるアンプル本体(10)と、取出し装置(2)を該アンプル(1)に接続する接続部(11)と、を有し、
    該アンプル(1)は多部品構成であり、該接続部(11)は別個の部品として該アンプル本体(10)に結合され、
    該接続部(11)は該アンプル本体(10)の首部(100)に形状嵌合によって保持され、
    該アンプル本体(10)と該接続部(11)との間には、該アンプル本体(10)と該接続部(11)との間の移行部をシールする膜部材(13)が配され、
    該膜部材(13)は、該取出し装置(2)によって吸引力を印加した場合は開き、吸引力が印加されていない場合は閉じる開口を有するか、あるいは、該取出し装置(2)によって、少なくとも局所的に穿孔すること及び/又は膜を少なくとも局所的に変形させることによって開くことができ、
    該アンプル本体(10)は、該医療用液体を該アンプル本体(10)から取り出す場合に圧潰可能であるように可撓性であり、
    該アンプル本体(10)は、該接続部(11)を該アンプル本体(10)に結合する際に沿う取付け方向(A)に対して横断方向の断面において、最大アンプル広さ(D)を有する中央部(104)を有し、該アンプル広さ(D)は、該中央部(104)を起点として該中央部(104)の両側で前記アンプル本体(10)の端部(105、106)に向かって狭まり、
    該アンプル本体(10)は、該アンプル本体(10)の該首部(100)への移行領域において、少なくとも2つの対向辺上にベベル状肩部を有するか、及び/又は、該アンプル本体(10)の中央部において、アンプル幅(E)を提供する該アンプル本体(10)の2つの対向辺は略直線部を有し、
    該ベベル状肩部が、該アンプル本体(10)の鏡映面に対して30度〜60度の角度で延びているか、及び/又は、D/E比が、0.33〜0.7の範囲内であり、
    該アンプル本体は、0.01mm〜0.5mmの壁厚を有する、方法。
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