JP6548559B2 - シーブ溝修正装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動シーブのシーブ溝を機上で修正加工するシーブ溝修正装置に関する。
昇降するリフトを複数のロープで吊り下げ、複数のシーブ溝を有する駆動シーブで、複数のロープを同期させて昇降させる装置(例えばエレベータ装置)では、駆動シーブの溝の偏摩耗が大きくなると、リフトが昇降路の最下部と最上部で大きく傾くことになる。
そのため、駆動シーブの溝の偏摩耗が調整可能な範囲を超えると駆動シーブを交換する必要が生じる。
しかし、駆動シーブの交換は、リフト及びロープをすべて取り外す必要があり、交換に長期間を要するため、利用者に迷惑がかかり、かつ多額の費用が発生する。
そこで、ロープを取り外すことなく駆動シーブのシーブ溝を機上で修正加工するシーブ溝修正装置が、例えば特許文献1,2に開示されている。
特許文献1の「ロープ溝アンダーカットの修正加工装置およびこの修正加工装置を用いたロープ溝アンダーカットの修正加工方法」では、ヘールバイトと、径方向駆動部と、軸方向駆動部と、制御装置とを備える。
径方向駆動部は、ヘールバイトを溝車の径方向に移動させる。軸方向駆動部は、固定部材に搭載され、径方向駆動部を溝車の軸方向に移動させる。制御装置は、径方向駆動部の移動量および軸方向駆動部の移動量を制御する。
特許文献2の「溝加工装置を備えたエレベータ装置」は、かごと、溝車と、旋削工具と、第1可動部と、第2可動部と、位置測定装置と、制御装置とを備える。
かごは、ロープで懸架される。溝車は、ロープが巻き掛けられ、径方向の位置基準となる基準面を有する。第1可動部は、旋削工具を溝車の径方向に移動する。第2可動部は、旋削工具を溝車の軸方向に移動する。位置測定装置は、溝車の基準面の位置を計測する。
制御装置は、旋削工具の送り量の基準となる基準送り設定値と位置測定装置で計測された位置測定値を記憶し、基準送り設定値と位置測定値に基づいて第1可動部と第2可動部の位置を制御する。また制御装置は、溝車の旋削開始時に計測された基準面の位置測定値と溝車の旋削中に計測された基準面の位置測定値の差と基準送り設定値から旋削工具の径方向の送り量を算出し、この算出された送り量に基づいて第1可動部を溝車の径方向に移動する。
特開2012−679号公報 特開2013−112471号公報
特許文献1,2の装置では、加工工具を溝車の軸方向に移動する軸方向移動手段(軸方向駆動部又は第2可動部)を有する。しかし、この軸方向移動手段により、加工工具を溝車の溝位置に正確に位置決めするために、特殊な制御装置を必要とする。
この制御装置は、例えば、径方向駆動部の移動量および軸方向駆動部の移動量を制御するため、制御が複雑となる。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、軸方向移動手段及び制御装置を用いることなく、駆動シーブの複数のシーブ溝を機上で修正加工することができるシーブ溝修正装置を提供することにある。
本発明によれば、駆動シーブの複数のシーブ溝を機上で修正加工するシーブ溝修正装置であって、
前記シーブ溝に当接して前記シーブ溝を切削加工する切削加工線又は研削加工する研削加工面を有する複数の加工工具と、
前記シーブ溝に当接して前記駆動シーブの径方向内方への移動を制限するガイド面を有するガイド工具と、
前記切削加工線又は前記研削加工面と前記ガイド面が複数の前記シーブ溝にそれぞれ対向し、かつ前記駆動シーブの同一の径方向位置に位置するように、前記加工工具と前記ガイド工具を位置決めする位置決め本体を有する位置決めユニットと、
前記位置決め本体を前記駆動シーブの径方向に移動し前記切削加工線又は前記研削加工面と前記ガイド面径方向に同時に移動する移動ユニットと、を備える、シーブ溝修正装置が提供される。
前記切削加工線又は前記研削加工面と前記ガイド面は、前記シーブ溝又はこれにより駆動される紐部材の断面形状に整合する外面形状を有する。
前記ガイド工具は、前記ガイド面が最も偏摩耗した前記シーブ溝に当接するように、前記位置決めユニットに取り付けられる。
前記加工工具は、前記切削加工を有する切削バイトであり、
前記ガイド工具は、その先端に前記駆動シーブの軸方向の軸心を中心に自由に回転する接触回転部を有し、該接触回転部は、その外面に前記ガイド面を有する。
前記位置決め本体は、前記加工工具と前記ガイド工具を前記軸方向かつ前記径方向に位置決めする複数の位置決め溝を有し、
前記位置決めユニットは、さらに、前記加工工具と前記ガイド工具を前記位置決め溝にそれぞれ着脱可能に固定する工具固定具を有する
前記加工工具は、前記径方向の軸心を中心に回転可能な回転工具であり、
前記研削加工面は、前記軸心を中心とする回転面であり、
前記ガイド工具は、その先端に前記軸心を中心に自由に回転する接触回転部を有し、該接触回転部は、その外面に前記軸心を中心とする回転面である前記ガイド面を有する。
前記位置決めユニットは、前記加工工具と前記ガイド工具を、前記径方向の前記軸心を中心に同期させて回転駆動する回転駆動装置を有する。
前記回転駆動装置は、内端部に前記加工工具又は前記ガイド工具を固定可能であり、前記駆動シーブの径方向外方に延び、前記径方向の前記軸心を中心に回転可能に支持された複数の回転駆動軸と、
複数の前記回転駆動軸に固定され、互いに歯合し、前記軸心を中心に回転可能な複数の歯車と、
複数の前記歯車を回転駆動する駆動モータと、を有する。
前記位置決めユニットは、前記駆動シーブの軸方向の両端部に設けられ前記径方向に延びる1対の平行案内面と、前記軸方向及び前記径方向に延びる支持下面とを有する位置決め本体と、
1対の前記平行案内面を前記径方向に案内する1対の平行ガイドと、前記駆動シーブの固定部に固定され前記支持下面を前記径方向に案内する支持上面を有する支持本体と、を有する。
前記位置決め本体は、前記軸方向に対し一定の勾配を有する鉛直テーパ背面を有し、
前記移動ユニットは、前記鉛直テーパ背面に接触して摺動可能な鉛直テーパ前面を有するテーパ板と、前記テーパ板を前記軸方向に移動させるテーパ板移動装置と、を有する。
本発明によれば、切削加工線又は研削加工面とガイド面が複数のシーブ溝にそれぞれ対向し、かつ駆動シーブの同一の径方向位置に位置するように、位置決めユニットの位置決め本体加工工具とガイド工具を位置決めする。
また、移動ユニットが、位置決め本体を駆動シーブの径方向に移動し切削加工線又は研削加工面とガイド面径方向に同時に移動する。
従って、加工工具の切削加工線又は研削加工面とガイド工具のガイド面は、軸方向移動手段を用いることなく、位置決めユニットと移動ユニットにより、常に複数のシーブ溝に対向する整合位置に位置決めされる。
また、移動ユニットにより駆動シーブの径方向に位置決めユニットの一部を移動させるだけで、ガイド工具のガイド面が最も摩耗したシーブ溝に当接するまで切削加工線又は研削加工面とガイド面が径方向に同時に移動する。
この移動の際、ガイド工具を案内するシーブ溝以外の複数のシーブ溝を、複数の加工工具の切削加工線又は研削加工面により、最も摩耗したシーブ溝と同一位置まで同時に移動して修正加工することができる。
従って、軸方向移動手段及び制御装置を用いることなく、駆動シーブの複数のシーブ溝を機上で修正加工することができる。
本発明のシーブ溝修正装置を適用可能なエレベータ式駐車装置を示す概略図である。 駆動シーブの平面図である。 駆動シーブの側面図である。 駆動シーブのシーブ溝の例を示す模式図である。 本発明のシーブ溝修正装置の第1実施形態を示す平面図である。 図5の側面図である。 図5のA−A断面図(A)とB−B断面図(B)である。 本発明のシーブ溝修正装置の第2実施形態を示す平面図である。 図8の側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明のシーブ溝修正装置を適用可能なエレベータ式駐車装置100を示す概略図である。
このエレベータ式駐車装置100は、車両を載せるリフト3と、リフト3を昇降させる昇降機構1を備える。
昇降機構1は、シーブ駆動装置5、駆動シーブ7、従動滑車6、紐部材2(例えばワイヤロープ)、およびカウンターウエイト8を備える。シーブ駆動装置5は、駆動モータ5aと、駆動モータ5aの回転を減速させる減速機5bとを備える。駆動モータ5aは、減速機5bを介して駆動シーブ7を回転する。駆動シーブ7には、紐部材2の中間部が掛け渡されており、紐部材2の一端は、リフト3に固定されており、紐部材2の他端は、カウンターウエイト8に固定されている。
従って、駆動シーブ7が回転すると、駆動シーブ7に掛けられた紐部材2が、その回転方向により、リフト3に向けて繰り出され、または、リフト3側から引き上げられてカウンターウエイト8に向けて繰り出され、これにより、リフト3が昇降する。図1の例では、このような紐部材2が、4本設けられており、これら4本の紐部材2は、それぞれ、リフト3の四隅から延びて、従動滑車6、駆動シーブ7、従動滑車6にこの順で掛けられ、カウンターウエイト8まで延びている。
図2は、駆動シーブ7の平面図であり、図3は、駆動シーブ7の側面図である。
この例では、駆動シーブ7のシーブ溝7aは、図1と相違し8溝(4溝+4溝)が設けられている。すなわちこの例では、8本の紐部材2が、2本ずつ、図1のリフト3の四隅から延びて、従動滑車6、駆動シーブ7、従動滑車6にこの順で掛けられ、カウンターウエイト8まで延びている。
なお、本発明はこの構成に限定されず、図1と同様に4本のシーブ溝7aを有する駆動シーブ7であってもよい。
図2、図3において、駆動シーブ7のピッチ径は、約600〜800mmである。
また、紐部材2(例えばワイヤロープ)の直径は、約12mmである。
図4は、駆動シーブ7のシーブ溝7aの例を示す模式図である。この図において、(A)は丸底のシーブ溝7a、(B)はU形のシーブ溝7aを示している。
図4(A)において、シーブ溝7aの断面形状は、紐部材2の半径より小さい半径の丸底の底部7bと、底部7bから外周に向けて対向して広がる1対のテーパ面7cとからなるU字形である。
図4(B)において、シーブ溝7aの断面形状は、紐部材2の直径より小さい幅のU形の底部7bと、底部7bから外周に向けて対向して広がる1対のテーパ面7cとからなるU字形である。
図4(A)(B)において、1対のテーパ面7cは平面又は内側に膨らんだ円弧面に形成されている。
この例において、駆動シーブ7の軸方向のシーブ溝7aのピッチは、約20mmである。
また、駆動シーブ7の外周面におけるシーブ溝7aの幅は、紐部材2(ワイヤロープ)の直径より大きく設定されている。外周面におけるシーブ溝7aの幅は、例えば約18mmである。
なお、本発明は上述した例に限定されず、シーブ溝7aの断面形状又は断面寸法が相違してもよい。
図2、図3において、軸受ユニット9が、結合部材9a(ボルトとナット)によりエレベータ式駐車装置100の水平フレーム11に固定されている。軸受ユニット9は駆動シーブ7の回転を支持し、回転継手10がシーブ駆動装置5と駆動シーブ7を連結する。またガイド板12がシーブ溝7aから紐部材2の外れを抑制し、リミットスイッチ13がシーブ溝7aから紐部材2の外れを検出するようになっている。
上述した構成により、シーブ溝7aが摩耗していない状態において、複数の紐部材2は、駆動シーブ7のピッチ径において、1対のテーパ面7cに接触し、駆動シーブ7の回転により複数の紐部材2を同期して駆動することができる。
また、シーブ溝7aの偏摩耗は、紐部材2と接触する複数のシーブ溝7aの摩耗量が相違することにより生じる。すなわち、図1において、4本の紐部材2が吊上げる荷重は通常相違するため、荷重の大きい紐部材2に接触するシーブ溝7aの摩耗量は大きく、荷重の小さい紐部材2に接触するシーブ溝7aの摩耗量は小さくなる。
その結果、紐部材2に接触するテーパ面7cが摩耗して紐部材2がピッチ径より内側に位置するようになる。この場合、図4(A)(B)に示すように、シーブ溝7aのピッチ径より内側のテーパ面7cに、紐部材2の断面形状に相当する凹溝7d(破線で示す)が形成される。
図5は、本発明のシーブ溝修正装置20の第1実施形態を示す平面図である。
図5において、本発明のシーブ溝修正装置20は、複数の加工工具22、ガイド工具24、位置決めユニット30、及び移動ユニット40を備える。
加工工具22を以下、「切削工具22」と呼ぶ。
切削工具22は、シーブ溝7aに当接してシーブ溝7aを切削加工する切削加工線22a又は研削加工する研削加工面22aを有する。
切削加工線22a及び研削加工面22aを以下、「切削加工面22a」と呼ぶ。
ガイド工具24は、シーブ溝7aに当接して駆動シーブ7の径方向内方への移動を制限するガイド面25aを有する。
位置決めユニット30は、切削加工面22aとガイド面25aが複数のシーブ溝7aにそれぞれ対向し、かつ駆動シーブ7の同一の径方向位置に位置するように、切削工具22とガイド工具24を位置決めする。
図5において、位置決めユニット30は、位置決め本体32を有する。位置決め本体32は、この例では平板であり、1対の平行案内面32aと支持下面32b(図6参照)を有する。
1対の平行案内面32aは、駆動シーブ7の軸方向の両端部に設けられ径方向(この例で水平方向)に延びる。支持下面32bは、駆動シーブ7の軸方向及び径方向(水平方向)に延びる。
以下、「軸方向」と「径方向」は特に明記しない限り、駆動シーブ7の軸方向と径方向を意味する。なお、この例において、「径方向」は水平方向であり、支持下面32bは、水平面である。
図5において、位置決めユニット30は、さらに、1対の平行ガイド34と支持本体36を有する。
1対の平行ガイド34は、1対の平行案内面32aを径方向(水平方向)に案内する。
支持本体36は、この例では駆動シーブ7の固定部(この例で水平フレーム11)に軸受ユニット9の結合部材9aにより固定されている。また、支持本体36は、支持下面32b(図6参照)を径方向(水平方向)に案内する支持上面36aを有する。
支持本体36の固定は、図示しない位置決めピンなどにより、支持上面36aが所定の位置(高さ及び方向)に位置するように、正確に位置決めするのがよい。
上述した構成により、1対の平行案内面32aと1対の平行ガイド34との係合(摺動)により、位置決め本体32をその姿勢を維持したままで、1対の平行ガイド34に沿って位置決め本体32を駆動シーブ7の径方向(水平方向)に移動することができる。
移動ユニット40は、位置決めユニット30の一部(この例で位置決め本体32)を駆動シーブ7の径方向(水平方向)に移動し、切削加工面22aとガイド面25aを同期させて径方向に移動する機能を有する。
すなわち、切削加工面22aとガイド面25aを径方向に同時に移動する。
図5において、位置決め本体32は、軸方向に対し一定の勾配を有する鉛直テーパ背面32dを有する。
また移動ユニット40は、テーパ板42とテーパ板移動装置44とを有する。
テーパ板42は、鉛直テーパ背面32dに接触して摺動可能な鉛直テーパ前面42aと、軸方向に延びる鉛直背面42bとを有する。鉛直テーパ前面42aと鉛直背面42bは、鉛直平面である。
テーパ板移動装置44は、テーパ板42を駆動シーブ7の軸方向に移動する。
テーパ板移動装置44は、固定支持板45、雄ネジ棒46、及び固定雌ネジ板47を有する。
固定支持板45は、支持本体36に固定されテーパ板42の鉛直背面42bと摺動する鉛直平面45aを有する。雄ネジ棒46は、テーパ板42の軸方向端面(図5で下端面)に一端が接触し、軸方向に延びる。固定雌ネジ板47は、支持本体36に固定され雄ネジ棒46と螺合する雌ネジ部47aを有する。
また、この例において、雄ネジ棒46の端部(図5で下端)には、ハンドル48が取り付けられ、雄ネジ棒46をその軸線を中心に回転させて、テーパ板42を駆動シーブ7の軸方向に移動できるようになっている。
上述した構成により、ハンドル48によりテーパ板42を駆動シーブ7の軸方向に移動することにより、鉛直テーパ前面42aと鉛直テーパ背面32dとの摺動により、位置決め本体32を駆動シーブ7の径方向(水平方向)に移動させることができる。
なお、本発明の移動ユニット40は、切削加工面22aとガイド面25aを同期させて径方向に移動することができるかぎりで、上述した構成に限定されず、その他の周知の構造であってもよい。
図6は、図3と同様の図5の側面図である。また、図7は、図5のA−A断面図(A)とB−B断面図(B)である。
図7(A)において、ガイド工具24は、その先端に、駆動シーブ7の軸方向の軸心を中心に自由に回転する接触回転部25を有する。接触回転部25は、その外面にシーブ溝7aに当接するガイド面25aを有する。
接触回転部25は、耐摩耗性が高く、摺動抵抗の小さい材質(例えば、テフロン(登録商標)、ナイロン(登録商標)、その他のプラスチック)であることが好ましい。
またガイド工具24のガイド面25aは、最も偏摩耗したシーブ溝7aに当接するように、位置決めユニット30に取り付けられる。
図7(B)において、複数の切削工具22は、複数のシーブ溝7aを同時に切削加工する加工工具である。この例において、切削工具22は、切削バイトであり、シーブ溝7aに当接してシーブ溝7aを切削加工する切削加工面22aを有する。
さらに、切削加工面22aとガイド面25aは、この例において、シーブ溝7aにより駆動される紐部材2(例えばワイヤロープ)の断面形状に整合する同一の外面形状を有する。すなわち、この例において、切削加工面22aとガイド面25aは、紐部材2の断面に相当する半円形である。
なお、切削加工面22aとガイド面25aの外面形状は、シーブ溝7aの断面形状に整合する形状(例えば図4のU字形)であってもよい。
図5、図6において、切削加工面22aとガイド面25aは、位置決めユニット30の位置決め本体32に、駆動シーブ7の軸方向かつ径方向にシーブ溝7aの間隔で位置決めされる。
すなわち、図5、図6において、位置決めユニット30は、切削工具22の切削加工面22aとガイド工具24のガイド面25aとを、駆動シーブ7の軸方向かつ径方向にシーブ溝7aの間隔で位置決めする。
図5〜図7において、位置決め本体32は、複数の位置決め溝32cを有する。
複数の位置決め溝32cは、切削工具22又はガイド工具24が嵌合して、切削工具22とガイド工具24を軸方向かつ径方向にシーブ溝7aの間隔で位置決めする。
位置決めユニット30は、さらに、工具固定具38を有する。
工具固定具38は、複数の位置決め溝32cを跨いで両端が支持本体36に固定された水平部材である。工具固定具38は、複数の位置決め溝32cに整合する位置に鉛直に螺合する固定ボルト39を有し、固定ボルト39により切削工具22とガイド工具24を複数の位置決め溝32cに着脱可能に固定する。
上述した位置決めユニット30により、切削加工面22aとガイド面25aとが、複数のシーブ溝7aにそれぞれ対向し、かつ駆動シーブ7の同一の径方向位置に位置するように、切削工具22とガイド工具24が位置決めされる。
また、移動ユニット40により、位置決めユニット30の一部(この例で位置決め本体32)が駆動シーブ7の径方向に移動し、切削加工面22aとガイド面25aを同期させて径方向に移動する。
従って、駆動シーブ7を正方向(図6で右回転)に回転駆動し、移動ユニット40により位置決め本体32を径方向内方に移動させることにより、複数の切削加工面22aがそれぞれのシーブ溝7aに接触し、複数のシーブ溝7aを同時に切削することができる。
また、ガイド工具24のガイド面25aは、最も偏摩耗したシーブ溝7aに当接するように、位置決めユニット30に取り付けられており、シーブ溝7aを切削しない。そのため、ガイド面25aが最も偏摩耗したシーブ溝7aに当接すると、位置決めユニット30の一部(この例で位置決め本体32)をそれ以上径方向に移動できなくなる。
従って、この状態を移動ユニット40の作動負荷の上昇などにより検知することで、修正加工を終了させることができる。
図8は、本発明のシーブ溝修正装置20の第2実施形態を示す平面図である。また、図9は、図3と同様の図8の側面図である。
図8において、雄ネジ棒46の端部(図8で下端)に、減速機付モータ49が取り付けられ、雄ネジ棒46をその軸線を中心に回転駆動できるようになっている。
その他の移動ユニット40の構成は、第1実施形態と同様である。
上述した構成により、減速機付モータ49により雄ネジ棒46を回転させてテーパ板42を軸方向に移動し、鉛直テーパ前面42aと鉛直テーパ背面32dとの摺動により、位置決め本体32を径方向(水平方向)に移動させることができる。
図8において、複数の切削工具22は、径方向の軸心を中心に回転可能な回転工具である。この回転工具は、軸心を中心とする回転面である切削加工面22aを有する。
切削加工面22aは、例えば研削面又は砥石面である。
図8において、ガイド工具24は、その先端に径方向の軸心を中心に自由に回転する接触回転部25を有する。この接触回転部25は、その外面にシーブ溝7aに当接し軸心を中心とする回転面であるガイド面25aを有する。
接触回転部25は、耐摩耗性が高く、摺動抵抗の小さい材質(例えば、テフロン、ナイロン、その他のプラスチック)であることが好ましい。
図8において、位置決めユニット30は、切削工具22とガイド工具24を軸方向かつ径方向にシーブ溝7aの間隔で位置決めする。
すなわち、図8において、位置決めユニット30は、切削工具22の切削加工面22aとガイド工具24のガイド面25aとを、駆動シーブ7の軸方向かつ径方向にシーブ溝7aの間隔で位置決めする。
この例において、切削工具22とガイド工具24の形状は同一であり、切削加工面22aとガイド面25aの形状は同一である。従って、切削工具22とガイド工具24は駆動シーブ7の軸方向かつ径方向にシーブ溝7aの間隔で、自由な配列で位置決めできるようになっている。
なお、この際、ガイド工具24のガイド面25aは、最も偏摩耗したシーブ溝7aに当接するように、位置決めユニット30に取り付けられる。
図8、図9において、位置決めユニット30は、径方向の軸心を中心に切削工具22とガイド工具24を同期させて回転駆動する回転駆動装置50を有する。
図9において、回転駆動装置50は、複数の回転駆動軸52、複数の歯車54、及び駆動モータ56を有する。
複数の回転駆動軸52は、内端部に切削工具22又はガイド工具24を固定可能であり、径方向外方に延び、径方向の軸心を中心に回転可能に支持されている。
複数の歯車54は、複数の回転駆動軸52に固定され、互いに歯合し、径方向の軸心を中心に回転可能に支持されている。
駆動モータ56は、複数の歯車54を回転駆動する。
上述した回転駆動装置50の構成により、切削工具22とガイド工具24を径方向の軸心を中心にそれぞれ回転駆動することができる。
また、駆動シーブ7を正方向又は逆方向に回転駆動し、移動ユニット40により位置決め本体32を径方向内方に移動させることにより、複数の切削加工面22aがそれぞれのシーブ溝7aに接触し、複数のシーブ溝7aを同時に切削することができる。
また、ガイド工具24のガイド面25aは、最も偏摩耗したシーブ溝7aに当接するように、位置決めユニット30に取り付けられており、シーブ溝7aを切削しない。そのため、ガイド面25aが最も偏摩耗したシーブ溝7aに当接すると、位置決めユニット30の一部(位置決め本体32)をそれ以上径方向に移動できなくなる。
従って、この状態を位置決めユニット30の移動負荷の上昇などにより検知することで、修正加工を終了させることができる。
上述した本発明によれば、切削加工面22aとガイド面25aが複数のシーブ溝7aにそれぞれ対向し、かつ駆動シーブ7の同一の径方向位置に位置するように、位置決めユニット30が切削工具22とガイド工具24を位置決めする。
また、移動ユニット40が、位置決めユニット30の一部(位置決め本体32)を駆動シーブ7の径方向に移動し切削加工面22aとガイド面25aを同期させて径方向に移動する。
従って、切削工具22の切削加工面22aとガイド工具24のガイド面25aは、軸方向移動手段を用いることなく、位置決めユニット30と移動ユニット40により、常に複数のシーブ溝7aに対向する整合位置に位置決めされる。
また、移動ユニット40により位置決めユニット30の一部(位置決め本体32)を径方向に移動させるだけで、ガイド面25aが最も摩耗したシーブ溝7aに当接するまで切削加工面22aとガイド面25aが同期して径方向に移動する。
この移動の際、ガイド工具24を案内するシーブ溝以外の複数のシーブ溝7aを、複数の切削工具22の切削加工面22aにより、最も摩耗したシーブ溝7aと同一位置まで同期して修正加工することができる。
従って、軸方向移動手段及び制御装置を用いることなく、駆動シーブ7の複数のシーブ溝7aを機上で修正加工することができる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 昇降機構、2 紐部材(ワイヤロープ)、3 リフト、5 シーブ駆動装置、
5a 駆動モータ、5b 減速機、6 従動滑車、7 駆動シーブ、7a シーブ溝、
7b 底部、7c テーパ面、7d 凹溝、8 カウンターウエイト、
9 軸受ユニット、9a 結合部材(ボルトとナット)、10 回転継手、
11 水平フレーム、12 ガイド板、13 リミットスイッチ、
20 シーブ溝修正装置、22 切削工具、22a 切削加工面、24 ガイド工具、
25 接触回転部、25a ガイド面、30 位置決めユニット、32 位置決め本体、
32a 平行案内面、32b 支持下面、32c 位置決め溝、
32d 鉛直テーパ背面、34 平行ガイド、36 支持本体、36a 支持上面、
38 工具固定具、39 固定ボルト、40 移動ユニット、42 テーパ板、
42a 鉛直テーパ前面、42b 鉛直背面、44 テーパ板移動装置、
45 固定支持板、45a 鉛直平面、46 雄ネジ棒、47 固定雌ネジ板、
47a 雌ネジ部、48 ハンドル、49 減速機付モータ、
50 回転駆動装置、52 回転駆動軸、54 歯車、
56 駆動モータ、100 エレベータ式駐車装置

Claims (10)

  1. 駆動シーブの複数のシーブ溝を機上で修正加工するシーブ溝修正装置であって、
    前記シーブ溝に当接して前記シーブ溝を切削加工する切削加工線又は研削加工する研削加工面を有する複数の加工工具と、
    前記シーブ溝に当接して前記駆動シーブの径方向内方への移動を制限するガイド面を有するガイド工具と、
    前記切削加工線又は前記研削加工面と前記ガイド面が複数の前記シーブ溝にそれぞれ対向し、かつ前記駆動シーブの同一の径方向位置に位置するように、前記加工工具と前記ガイド工具を位置決めする位置決め本体を有する位置決めユニットと、
    前記位置決め本体を前記駆動シーブの径方向に移動し前記切削加工線又は前記研削加工面と前記ガイド面径方向に同時に移動する移動ユニットと、を備える、シーブ溝修正装置。
  2. 前記切削加工線又は前記研削加工面と前記ガイド面は、前記シーブ溝又はこれにより駆動される紐部材の断面形状に整合する外面形状を有する、請求項1に記載のシーブ溝修正装置。
  3. 前記ガイド工具は、前記ガイド面が最も偏摩耗した前記シーブ溝に当接するように、前記位置決めユニットに取り付けられる、請求項1に記載のシーブ溝修正装置。
  4. 前記加工工具は、前記切削加工を有する切削バイトであり、
    前記ガイド工具は、その先端に前記駆動シーブの軸方向の軸心を中心に自由に回転する接触回転部を有し、該接触回転部は、その外面に前記ガイド面を有する、請求項1に記載のシーブ溝修正装置。
  5. 前記位置決め本体は、前記加工工具と前記ガイド工具を前記軸方向かつ前記径方向に位置決めする複数の位置決め溝を有し、
    前記位置決めユニットは、さらに、前記加工工具と前記ガイド工具を前記位置決め溝にそれぞれ着脱可能に固定する工具固定具を有する、請求項4に記載のシーブ溝修正装置。
  6. 前記加工工具は、前記径方向の軸心を中心に回転可能な回転工具であり、
    前記研削加工面は、前記軸心を中心とする回転面であり、
    前記ガイド工具は、その先端に前記軸心を中心に自由に回転する接触回転部を有し、該接触回転部は、その外面に前記軸心を中心とする回転面である前記ガイド面を有する、請求項1に記載のシーブ溝修正装置。
  7. 前記位置決めユニットは、前記加工工具と前記ガイド工具を、前記径方向の前記軸心を中心に同期させて回転駆動する回転駆動装置を有する、請求項6に記載のシーブ溝修正装置。
  8. 前記回転駆動装置は、内端部に前記加工工具又は前記ガイド工具を固定可能であり、前記駆動シーブの径方向外方に延び、前記径方向の前記軸心を中心に回転可能に支持された複数の回転駆動軸と、
    複数の前記回転駆動軸に固定され、互いに歯合し、前記軸心を中心に回転可能な複数の歯車と、
    複数の前記歯車を回転駆動する駆動モータと、を有する、請求項7に記載のシーブ溝修正装置。
  9. 前記位置決めユニットは、前記駆動シーブの軸方向の両端部に設けられ前記径方向に延びる1対の平行案内面と、前記軸方向及び前記径方向に延びる支持下面とを有する位置決め本体と、
    1対の前記平行案内面を前記径方向に案内する1対の平行ガイドと、前記駆動シーブの固定部に固定され前記支持下面を前記径方向に案内する支持上面を有する支持本体と、を有する、請求項1に記載のシーブ溝修正装置。
  10. 前記位置決め本体は、前記軸方向に対し一定の勾配を有する鉛直テーパ背面を有し、
    前記移動ユニットは、前記鉛直テーパ背面に接触して摺動可能な鉛直テーパ前面を有するテーパ板と、前記テーパ板を前記軸方向に移動させるテーパ板移動装置と、を有する、請求項9に記載のシーブ溝修正装置。
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